君は民を似て体と為す
ビジネスが富めば万民にも恩恵が行き渡ると割り切るロムニー候補に米国民の多数はくみしなかった。医療保険改革は無理やり食べさせられる嫌いな野菜ブロッコリーだと切り捨て、連邦緊急事態管理庁は無用の長物と叫んでいたロムニー氏の主張もハリケーン「サンディ」が吹き飛ばしてしまった。
君主は人民全体を考えねばならない。「君は民を持って体と為す」だ。
政治は思いやりというオバマ哲学は再確認されたが、政府支出削減と増税が同時に来る「財政の崖」がすぐ迫る。国民に痛みも共有してもらう説得力が試される。
オバマ再選は、超大国米国が円熟していく道を示唆しているように思う。

 経済気象台より---昴