歴史は動き始めた
本来なら「人間のための経済」であるのに、現実は「経済のための人間」と
、主客逆転している不条理。また、そのような流れの中で、利己主義、唯物
主義、刹那主義のはびこり、自然に対する畏敬の念や他に尽くす喜び、事態
に誠実に応える素直さなど、人間として最も大切な心は衰弱している。
食糧や資源エネルギー価格の高騰も市場原理とは言え、「マネー」の徹底し
た利己主義で増幅されている。地球環境の保全では、新興国も含め全体の足
並みがそろわないことは危機的である。
この転換には人間と経済の関係を元ら戻すという根本からの意識変革が必要
となるが、それなくしては21世紀の希望は開けない。動き始めた歴史の力学
を読み、先手を打つ必要がある。

 経済気象台より---瞬