G20の勝者は米国
今回のG20は、中国包囲網を作るための舞台装置として機能した。
そう考えると、今回のG20の勝者は米国だったといえる。
しかも「強いドル」声明は、単なるレトリックではなく、景気に好影響を及
ぼすレベルまで、ドルが十分下落したことを確認した上での戦術転換である
。やはり、米国はしたたかだった。一方で米国は、大幅な金融緩和によって
、新興国のバブルを引き起こしていると批判されている。
米国が早く経済を立て直して、政策を正常化することができなければ、今度
は米国が非難の矢面に立つことになる。世界の経済・金融・通貨戦争は終わ
ってはいない。

 経済気象台より---山人