揺らぐ製造業、主戦場はアジア
日本の製造業はいま、大きな岐路に立たされている。
日本の製造業はこれまで、多少値段が高くても、高品質で付加価値が高い製
品を買ってくれた北米市場の存在を前提に成り立っていた。その米国市場が
縮小。より価格競争が厳しく、急成長するアジア市場で勝てる体制を急いで
整える必要に迫られている。
中国や韓国、タイといったアジアの新興国の技術力向上が、競争を激しくし
ている。人件費の安さを武器に、あまり技術を必要としない汎用品分野で圧
倒してきたてが、最近は高品質が求められる自動車部品などでも評価が高ま
る。リチウムイオン電池などの政調が見込まれる環境分野ででも存在感を増
す。
ら本の製造業は、人件費の安さに加え、技術力を増したアジアに徐々に移っ
ている。最近の急速な円高が、その流れを加速させる。
日本の成長を支え続けてきた製造業の現場で何が起き、どこに向かおうとし
ているのか。

 紙面より