見習い期間はもう過ぎた
民主党は準備不足からのスタートだった。鳩山政権で日米安保の現実を、菅
政権で消費税の重みを、党代表選で政権運営の難しさを、それぞれに知ると
いうふうに学習しながら、この1年を進んできた。
この寛大な1年を与えられたのは、国民がよりまともな政治を切実に求めた
故だ。
しかし昨今の世界情勢、経済情勢を考えれば、これ以上の見習いは長すぎる
。一日も早く挙党態勢を築くことこそ、政権党の責務だ。
泥仕合の権力闘争をした後だけに融和は容易ではない。しかし、党内対立が
もとで菅政権も行き詰まれば、政権交代を選んだ昨年夏の民意は無駄遣いに
終わってしまう。

 紙面より