政治とカネの問題、真相解明と改革、国会の出番だ
今回の疑惑は不起訴、幹事長続投となったが、政治活動に億単位の金をつぎ
込むやり方には「いつか見た光景」との思いを抱く。
自民党時代には田中派、竹下派に所属していた鳩山首相の巨額税逃れも深刻
だ。7年で12億円にも上る母親からの贈与を「全く知らなかった」という鳩
山氏の金銭感覚にはあきれるし、この資金の多くが、民主党内の「鳩山グル
ープ」の活動に充てられたことは間違いない。鳩山氏は、その「数」に乗っ
て首相の座を手にしたのである。
政権党のトップ2人が、収支報告書に記載されていない不明朗な億単位の金
を政治力の源泉にしていた。民主党は、その事実を重く受け止めて、一連の
疑惑の真相解明や企業・団体献金の全面禁止に取り組むべきだ。
もし、鳩山首相が真相解明などに向けて指導力を発揮できず、民主党にも自
浄能力がないなら、国権の最高機関としての国会が乗り出すしかないだろう
。証人喚問などを通じて真相を明らかにし、政治資金の制度改革も進める必
要がある。

政態拝見より----星 浩