景気「政府頼み」
日本の製造業の賃金は、世界でもトップクラスにある。日本経済連によると
、06年の日本の製造業の1時間あたりの労働コストを100とすると、経済協力
開発機構の加盟国平均で106.バブル景気だった米国の118には及ばないが、韓
国73、台湾32、香港28などアジア諸国と比較すると高い。足元では円高が進
んでおり「日本を離れて外国から見たら大変な賃上げになっている」との見
方が一般的だ。
定期昇給の一時凍結まで相次いだことで、個人消費の拡大による景気回復の
シナリオもますます厳しくなる。経済界には「政府頼み」の見方も広がる。

 紙面より