危機克服へ向け一体感を
G20の中期的な課題としては、世界的な金融規制の立て直しが重要だ。
これまで監視の目が届かなかったヘッジファンドなどの市場参加者をどう
網羅して世界的な監督体制を構築するか。論点を早く詰める必要がある。
存在感を増す新興国や途上国は、先進国主導の議論に加わる見返りに、IM
Fなど国際機関での発言力の拡大を強く望んでいる。これも進展させないと
、G20の一体感をつくれない。
G20が国際経済の問題解決の場として機能するには、新興国などが求めるI
MFへの出資比率アップを早く実現するといった条件整備が欠かせない。
日本は米国に次ぐ第2位の出資国として、調整に奔走すべきだ。

 社説より