G20で、米国と欧州の考えの違いが明らかに
ブッシュ大統領は金融市場と世界経済について、金融機関の監督強化などの
改革は不可欠だが「政府による介入は万能薬ではない」と資本主義の利点を
強調し、過剰な規制に反対する考えを示した。
金融規制の一層の強化を求める欧州や米国内の野党民主党などを牽制する狙
いがある。「自由市場は天然資源の少ない日本を戦後復興させ、世界2位の
経済に成長させた」「自由市場の資本主義はアメリカンドリームへの近道」
などと指摘し、「繁栄への脅威は政府による過剰な市場関与だ」「過去の60
年間の成功をたった数カ月の危機でむしばむのは大変な間違いだ」と述べた
。金融市場の制度改革や監督強化などを盛り込んだ原則と対策づくりで合意
する見通しだ。

 紙面より