三たび仕えて令尹となるも喜色なく、三たびこれを已めらるとも慍色なし。
三度、宰相に任じられても得意な顔はせず、三度、失脚してもいやな顔はし
ない。

どんな境遇にあっても平常心を失わないという生き方を示すことばである。
ちょっと調子がいいと有頂天になり、逆に少しでも落ち目になるとガッカリ
する、こういう態度では見も心ももたないばかりか、人々の侮蔑を招くので
ある。状況に流されない平常心の必要なことには変わりがない。

 論語一日一言より--村山孚