越年国会は大ばくち
福田首相は政局が見えていない。新テロ対策法案の成立に、頭がコリ固まっ
てしまっている。"越年国会"のリスクが、計算されていないということだ。
成立のためには、舛添厚労相の引責辞任もやむを得ないかもしれない。
与党内でも、そういう声は意外と多い。一方で、民主党は年金問題や防衛省
スキャンダルで攻め立ててくる。ヘタをすると、与党にとっては"火ダルマ国
会"になりかねない。解散・総選挙どころの話じゃなくなった。
現在でも福田内閣の支持率はジリジリ下落、不支持率は上昇傾向をみせてい
る。年明け、政権は一気に「危険水域」突入もあり得る。
政権にとっては、新テロ対策法案の成立と引き換えに退陣という悪夢の初夢
が、頭をよぎっているかもしれない。

 ズバリ核心より---小林吉弥