密室
某月某日
場所は 都内のとある場所
そこに 少なくとも三人の男が
某政党の前代表と総理を務めた男
現代表と 現総理を務めている男
某政党の 現幹事長
話の中身は いかに政権政党として 分裂させずに事を済ませるか
そして元総理は 現総理を いかに退陣させるか

●Kさん やっと政権政党に成り得た今 党を壊すわけにはいかない
 総理の座を降りてください お願いしますだ~

▲俺が降りて 後は誰がするんだ 俺は国会の総意で選ばれて 総理になった
 だから 簡単に降りるわけにはいかないよ
 国民は 俺に大きな期待を寄せている

■しかし総理 このまま総理の座に踏みとどまると表明するのは まずいです
 党内で造反するものは 私が処分をちらつかせて 押さえますから 

●そんな事言ってる場合じゃないでしょう 我が党が分裂するかもしれないのですよ
 何年もかけて そして私がお金を出して やっとここまで育てた党なんです

▲俺が辞意を表明すれば 不信任案が否決されて 党内を抑える事が出来るのか

■総理 そのように発表していただければ 党内の反主流派を抑える事ができます
 そうしないと 不信任案が可決される恐れがあります

▲そんなに造反者が出そうなのか

■はい 総理の不人気は相当なものです

●だから ここで身を引いて 私が作った党を守ってください
 (涙目でポッポーと訴える)

▲では 代議士会でそのように言いましょう
 (時期さえ言わなければ このまま総理を続けられるな)

●だったら ここで「私は辞めます」と一筆書いてもらえますか

▲いやだなぁ~ あなたと私の中ではないですか トラスト・ミー なんちゃって
 (何言うてるねん このポッポは甘いからなぁ~ 簡単に騙せる)

■そうですよ 元代表 同じ党の仲間で そこまで書かせる事はないでしょう
 (ただのぼっちゃんだぜ こいつは)

●う~ん それもそうだね 僕は貴方を信じます 信じちゃいます
 (良かった これで僕の政党は守れるぞ)

こうして 「国民のために」との言葉は一言も無く 党と立場を守る事に明け暮れた談合が行われたのでした

ご出演の皆様

●まどぎわのポッポちゃん
▲往生際の悪い痔も悪いスッカラカンさん
■原理原則それが生きがいのイオンオカダさん

名前は全てHNです

編集 テラマチ : この続きは 喜劇として書き下ろす必要がありそうですね いや扱き下ろすと言うべきか^^
編集 ペン : 蚊帳の外に置かれた壊しやさんは慌てたのしょうなぁ。逆襲やいかに^^