視聴者目線から言えば当然の措置・・・
 2010年7月27日、「悩まずには決められなかったが、視聴者目線から言えば当然の措置だ」―。大相撲名古屋場所の生中継中止を決めたNHKの福地茂雄会長は2010年7月6日の記者会見で、視聴者から寄せられた意見のうち、7割近くが中継に反対だったことが決め手となったことを明らかにしたそうだ。約1時間に及んだ会見の冒頭、福地会長は立ち上がったまま今回の措置について説明。日本相撲協会に対して「100年に1度の危機という緊張感を持って、待ったなしの改革に取り組んでほしい」と厳しい口調で注文を付けたそうだ。これは当然の行動であろう。一方、福地会長は「相撲の灯は消したくない」とも語っている。今後の日本相撲協会の改革を期待するかのようである。国民も同じ気持ちであろう。NHKの相撲中継は1928年からラジオで、1953年からはテレビで続けてきたそうだが、今回の行動は史上初めてである。放送中継がなくなると返って相撲チケットが売れるかもしれない・・・(佐々木和夫)