野球賭博、現役力士や親方らが関与・・・
 2010年7月14日、大関、琴光喜関(34)=本名・田宮啓司=から野球賭博関与の口止め料として現金約350万円を脅し取ったとして、警視庁組織犯罪対策3課は2010年6月24日、恐喝の疑いで、元力士の古市満朝容疑者(38)を逮捕した。同課は恐喝事件を契機に、多くの現役力士や親方らが関与し、暴力団の資金源ともされる野球賭博の実態解明を急ぐようである。逮捕容疑は、琴光喜関が野球賭博の「勝ち金」約500万円を、仲介者を通じて古市容疑者の弟の現役幕下力士(34)に求めた際、「賭博をばらされたくなければ口止め料を支払え」などと脅し、今年1月、現金約350万円を脅し取ったとされるものである。捜査関係者によると、古市容疑者は中学卒業後に押尾川部屋(閉鎖)に入門し、平成9年に引退した。以降は九州地方で風俗店を経営するなどし、周囲には地元の暴力団関係者を名乗っていたようだ。一方、琴光喜関は阿武松(おうのまつ)部屋の床山(29)と元力士(34)の2人の仲介で野球賭博を始めたとされる。同課は琴光喜関を賭博容疑で立件する方針を固めており、この床山から事情聴取を重ねるなど裏付け捜査を急いでいる。一方、仲介役の元力士と、別の力士との仲介役とされるトレーナー(42)は所在不明というが、逃げたのか・・・(佐々木和夫)