北朝鮮にとって大きな外交得点を稼ぐためのものであろう・・・
 2010年7月3日、韓国哨戒艦撃沈事件をめぐり、韓国からの問題提起を受けて協議を行っている国連安全保障理事会に対し、北朝鮮が自国を被害者と位置づけたうえで協議を求める書簡を提出した。2010年6月11日、国連外交筋が明らかにした。形式上、国連加盟国である北朝鮮からの協議要請を理由なしに却下はできず、各理事国は対応に苦慮しているそうだ。これは北朝鮮に対する非難決議や議長声明を求める、韓国の外交攻勢に対抗する意図は明らかであろう。北朝鮮の今回の動きに対し、外交筋は「国連加盟国としての北朝鮮が安保理に対応を求めたとなると、安保理は理由もなしに無視することはできない」と指摘している。この行為は、北朝鮮にとって大きな外交得点を稼ぐためのものであろう。北朝鮮はしたたかである・・・(佐々木和夫)