賽銭の外貨が世界各地の援助に変えている・・・
 2010年5月17日、海外からの観光客の社寺参拝が増える中、京都府内の神社で外国通貨のさい銭も増えている。米国のドルや中国の人民元、欧州のユーロ、韓国のウォンをはじめ、インドのルピーやインドネシアのルピアなど各国の硬貨や紙幣を合わせると、年間100キロ近くになるといい、外国人も日本の神様にさまざまな願い事をしているようだ。外国通貨のさい銭は府神社庁(京都市西京区)を通じて、日本ユニセフ協会(東京都)に寄付しているようだ。京都は国際観光都市だからね。京都府内の1579社が加盟する府神社庁によると、外国通貨のさい銭は2005年ごろから目立ち始めた。少額の硬貨は換金できず、日本円に交換できる通貨も限られているため、各神社は外国通貨を保管したままだった。そこで、外国人の気持ちを大切にしつつ、有効な活用法を話し合い、日本ユニセフの「外国コイン募金」への協力を決めた。2006年から、府神社庁が各神社の外国通貨を集め、全額を寄付しているのだ。京都府神社庁の参事は「あまりに多種多様なので総額はつかんでいない。毎年キロ単位で寄付しており、数十キロから100キロ近くになる。国際貢献につながってほしい」と期待している。日本ユニセフによると、全国から寄せられる外国通貨は年間8~9トンに上る。アジア、アフリカをはじめ世界各地で、感染症の予防接種や井戸の設営、教育施設の拡充に役立てているのだ。賽銭の外貨が世界各地の援助に変えている・・・(佐々木和夫)