喫茶店「トレド」・・・
 2009年7月25日、神楽坂・小栗横丁で営業を続けた1972年創業の老舗喫茶店「トレド」が2009年7月4日で現店舗での最後の営業を終えた。この店は「37年継ぎ足しカレー」で有名なお店であった。一時閉店を前に同店は、7月2日~4日の3日間限定で、創業当時の価格で提供する「カレー」(200円)をはじめとする人気メニュー数種類を200~400円の特別価格で提供することを決めていたが、営業最終週となる6月29日以降多くの客が詰め掛け、「37年つぎ足しカレー」は早々に売り切れる事態が連日続いのであった。そして、最後の「つぎ足しカレー」を食べたのは常連客の男性と女性の若いカップルであったが、営業が終了すると、店にいた客や取材に訪れていたメディアのスタッフらとビールで乾杯した。「みんなに『寂しいですね』とよく言われるが、一つの区切りだと思っているから悲観的にはならない。10坪もないような小さな店が閉店するのに、こんなかたちで営業を終えられるとは。最後に花火が打ち上げられた」と矢留さんはホッとした様子で振り返っていたようだった。老舗喫茶店「トレド」のオーナーさん、お疲れ様でした・・・そして37年間ありがとう・・・(佐々木和夫)