ラフサンジャニ師 不気味な沈黙・・・
 2009年7月12日、イランの大統領選挙ではアフマディネジャド大統領が再選されたが、対立候補であるハビビ元首相側の改革派が抗議デモを起こし、1979年のイラン革命に似たような状況になっている。現在のイラン体制はハメネイ師の強硬保守派の支配であり、イラン革命で倒されたシャー(国王)時代と同じような構図である。しかし、影の改革派寄り実力者が存在しているようだ。その影の実力者は、ラフサンジャニ師である。ラフサンジャニ師は2005年、最高指導者の任免権を持つイスラム法学者の集団「専門家会議」(定員86)の議長に就任している。議長の権限を行使し、ハメネイ師の最高指導者としての資格を問うことも技術的に不可能ではないようだ。しかし、同会議は保守派が多数派を占め、どれだけのメンバーが最高指導者に“反旗”を翻すことに賛同するのか、ラフサンジャニ師も慎重にならざるを得ないのが現状である。さて、イランの今後はどうなるのか注目される・・・※ この記事は、企業・団体等に対して誹謗・中傷を行ってはいません。正当な活動によって制作しています・・・(佐々木和夫)