富士山静岡空港開港・・・
 2009年7月7日、日本にはたくさんの空港がある。その数について2009年6月20日現在98であるが、98個目の空港が2009年6月4日に開港した。その空港名は富士山静岡空港である。開港後、連日、大にぎわいを見せているようでターミナルビル内は行き交う人びとでごった返し、そこかしこに長い行列があったようだ。苦難のすえにやっと開港した最後の地方空港であるが、開港後関係者も大喜びかと思いきや、現実はやはりそう甘くないようだ。6月4日の開港から6月8日までで約4万6800人が空港ビルに入館したのに対し、搭乗客は約6800人であった。ものめずらしさで富士山静岡空港に来た人がほとんどであろう。しかし、富士山静岡空港は山を削り、谷を埋めて造られたものであり、天候が変わりやすく、濃霧や低い雲が発生しやすいようだ。早くも開港2日目に懸念していたことが起きた。夕方に到着予定の2便が視界不良で着陸できず、中部国際空港への着陸を余儀なくされたためだ。結局、静岡空港発の2便が欠航になった。富士山静岡空港はパイロットから見れば視界良好とはとても言いがたいものであり、今後の前途が多難になることが予想されよう。日本中に空港を採算を考えずにどんどんと作っても赤字になるだけのように感じる・・・(佐々木和夫)