太り気味の人が最も長命であることが・・・
 2009年6月28日、40歳時点の体格によってその後の余命に大きな差があり、太り気味の人が最も長命であることが、厚生労働省の研究班(研究代表者=辻一郎東北大教授)の大規模調査で分かったようだ。最も短命なのはやせた人で、太り気味の人より6~7歳早く死ぬという、衝撃的な結果になったようだ。今までの常識では太り気味のほうが循環器の病気などで短命になるとされていたが、この結果では今までの常識を覆ることになる。ただし太り気味の人が長命という今回の結果について、研究を担当した東北大の栗山進一准教授は「無理に太れば寿命が延びるというものではない」とくぎを刺している。適度に太っていればの話である。医療費の負担については太っているほど重くなることも研究でわかっている。肥満の人が40歳以降にかかる医療費の総額は男性が平均1521万円、女性が同1860万円。どちらもやせた人の1・3倍かかっていたといわれる。太っていると、生活習慣病などで治療が長期にわたる例が多く、高額な医療費がかかる脳卒中などを発症する頻度も高い可能性があるからであろう。皆さん、適度な太り方をしましょう・・・(佐々木和夫)