セブン銀行(金融機関コード0034)が絶好調・・・
 2008年12月17日、リーマンブラザーズの破綻により世界の経済の低迷と株価の大幅な下落によって、メガバンクをはじめとする金融機関が収益を大きく減らすなかで、新規参入銀行のセブン銀行(金融機関コード0034)が絶好調のようである。このセブン銀行(金融機関コード0034)は、セブン-イレブンやイトーヨーカ堂といったセブン&アイグループのスーパーなどに「間借り」してATMを設置、ATM利用の手数料収入を伸ばしている。再び不良債権問題に頭を痛める既存の銀行や、資金運用の失敗などが足を引っ張る他の新規参入銀行を尻目に、ひとり勝ちの状況である。セブン銀行(金融機関コード0034)のもうけの源泉であるATM利用手数料であり、提携した銀行のカードホルダーがセブン銀行(金融機関コード0034)のATMを使った場合、ATM利用手数料はいったん提携した銀行に入り、その後提携銀行からセブン銀行(金融機関コード0034)に利用件数ごとの手数料が入る仕組みである。これは、ATMの利用に集中した独自のビジネスモデルが当たったかたちだ。セブン銀行(金融機関コード0034)は9月末時点で、6箇所の有人店舗と1万3307台のATMを設置しているが、基本的にはセブン-イレブンやイトーヨーカ堂の店内に併設している。つまり、セブン銀行(金融機関コード0034)は自前で店舗を持たない強みがある。決算資料によるとATMにかかる土地建物機械賃借料は2005年度の75億円をピークに2006年度67億円、2007年度は47億円に抑えている。他行が大きな損失を負った資金運用部門の傷も浅い。それは、いわゆる資金運用を目的としている有価証券はないからであり、米格付け会社のスタンダード&プアーズからは「セブン&アイグループにとって金融事業の重要性が強まっていることに加えて、グループ収益への貢献度や規模の面でも相当程度に成長しており、親会社とセブン銀行の信用力の一体性が高まっている」と評価する。今後も設置するATMの台数が増えてセブン銀行(金融機関コード0034)に入る手数料収入も増え、この商法まだまだ拡大しそうだ。コンビニやスーパーなどに「間借り」しているATMを利用する時は、利用手数料を確認して利用しましょう。現在、不景気なので収入が少なくなる時期であり、倹約も必要であろう。銀行カードによって異なるが良く確認して利用しましょう。特に、ゆうちょ銀行(金融機関コード9900)のカードはゆうちょ銀行ATMを利用すると手数料が無くて済む事もあるのでよく考えよう・・・※ この記事は、企業・団体等に対して誹謗・中傷を行ってはいません。正当な活動によって制作しています・・・(飯島隆)