無期懲役が実質的に、仮釈放のない終身刑に近づいている・・・
 2008年12月11日、法務省は調査の中で無期懲役刑の服役中に死亡した受刑者は、98~07年の10年で計120人に上り、仮釈放者数の計79人を上回っていることが分かった。07年末の無期受刑収容者は戦後最多の1670人。無期懲役が実質的に、仮釈放のない終身刑に近づいている現状が明らかになった。「終身刑」と「無期懲役」どう違うかについて、無期懲役は無期といっても日本の刑法で10年以上たつと一定の条件で仮釈放が認められています。一方、終身刑には仮釈放がありません。最近、死刑と無期懲役には実態として差があるため、そのギャップを埋める刑罰として終身刑の導入論が起きているようだ。それは、2009年5月から始まる裁判員制度で、市民から選ばれる裁判員が死刑を選択するのは負担が大き過ぎるというのが、議論のきっかけであり、2008年5月に死刑廃止派と賛成派の国会議員が「量刑制度を考える超党派の会」を結成。死刑について意見の分かれる議員も「死刑と無期のギャップを埋める必要がある」という点で一致し、秋の臨時国会に刑法の改正案を提出したいとしている。しかし、与野党が補正予算で対立している中でどうなるか注目される・・・※この記事は、企業・団体等に対して誹謗・中傷を行ってはいません。正当な活動によって制作しています・・・(飯島隆)