雪 凍 夜 6
俺は 己の心臓がどうかしちまったんじゃないか?と
思うくらいに、早鐘を聞いた。

 「 どくんどくん 」

 「 どく どく  」

今、まさに、あの
蒼白い球体が
俺に向かって降りてきている。

 「 どくどく、、どくどく 」

柔らかそうな蒼白い球体
ぶよぶよとは違うが、表面は波打つかのやうな、、、
よく見ると透き通った感じの眼が
俺を見つめている。。。

 「 どくどく どくんどくん 」

生き物なのか?
なんの生命体なんだ?
懐かしいような感覚に見舞われる。
怖さは、これっぽっちもない。

蒼白い球体の一箇所が
す~~~~~っと薄くなり
俺を取り囲むやうに中へ中へ
包み込まれた。。。

 「 うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ 」

声にならない声をあげた。。。

 熱い、、、、

 身体 が 熱い、、、、

 燃えるように 熱い、、、、

 目の前が 真っ赤に染まる

一瞬 もがいた が

すぐに 其の 熱さは 消えて
温かさに包まれた。。。

 声 が 聞こえた。

 「あたし の あなた ? 」

ん???

確か、、この声は、、、

遠い遠い 昔に 聞き覚えがあるような??

そんな事を思いながら
すこしづつ、、すこしづつ
意識が遠のいていった。。。

編集 katsumi : 姉さんのカワイイ顔が、傷つかなくて本当によっかた。
編集 katsumi : 顔じゃなくて、よっかた。
編集 katsumi : さすが姉さん 半端じゃないっす
編集 katsumi : 何か?リクエストは、ありますか?
編集 katsumi : 消毒を送ります
編集 katsumi : マジ すごいっす