いちにち
なんとなく 朝がくる
いちにちが はじまる
まったく 変わらない
そうでなければならない
時のながれに ゆだねられて
昼になり 夕べをむかえる

夜になれば 酒をのみ
自分の 来し方行く末を
ぼんやり 想ったり
すこし文字をおいかけ
音楽に耳をふるわせ
そうして すべてを放り投げて

わけもなく 眠りにおちる
狂乱のまぼろしをむさぼるように
恐ろしい闇の谷間に
いとおしいいのちを触る
おもいのときのなかに
ひたすらたゆたいながら
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