^壽々愛^^World^
ひとりだけで
がんばり過ぎないでね
ひとりぼっちに馴れちゃダメだよ !(^^)!
☆ 祈りこむ千代に世界の安かれと日々に願いの鶴よ羽ばたけ ☆
<* 折鶴の祈り *>
神の理想を持ちながらも
動物の生理に支配されている人間は
矛盾を抱えて生きてゆくことが当然の宿命なのか
否! 断じて 断じて 否!
*狂わねば生きるも難き悲しみに狂えば花の笑むも哀しき*
* 狂 夏 生 *
また・・鎮魂追悼の季節が来る
今年も暑い! あの・・夏の日のように
ピカッ! ド~ン! あの日放たれた号砲から
今もなお 果てし無い 核兵器のレースは続いている
この暑い夏は 人類が絶え果てる 其の日まで終わらない
「神よ! 神よ! なんぞ我を見棄て給ひし」 我ら今以って応ふを知らず
*声高に 平和を叫ぶ平和惚け希む平和は 戦いの果て*
*桃太郎 正義の味方ヒーローも鬼から見れば憎き盗賊*
*沸き返る焦熱地獄を逃げ惑う夢去り遣らず半世紀余を*
*エノラ・ゲイ悪魔の翼今もなお 地獄の業火煽り羽撃く*
*禍き種子 撒き散らしつつ陸続と 屍の道をひた走るサル*
*辛酸も 時に醸されまろやかな美酒と熟れかし靖国に在り*
*けだものと神のはざまに揺れ惑ふ人こそぞ知るあはれ諸共*
*語り部は 日々消え逝くも 孫生の 平和の種子の いや栄かし*
*祈りこむ 千代に世界の安かれと 日々に願いの 鶴よ羽ばたけ*
+朱鴉の詩+
詩 心 歌 衣 (朱 鴉)
* 夢 恋 歌 *
•夢や夢 浮世儚き春の夢ふれなば消ゆる淡雪の如 *
•白き花 連理の枝に結ぶ文 風に揺らめく夢ぞはかなし *
•花白く異界にまどう春の宵 はらはらと舞う転生の夢 *
•夢ひとよ せめて一筆恋草子 露とながるるあしたこぬまに *
•めぐりきて刹那あやなす流れ星またはなき世ぞ夢咲かすべし *
•君が許 想いとどけと恋花火せめて咲けかし夢のひとよに *
•あすを待つあすはなに待つ虹の橋 君へとつづく夢の浮橋 *
•咲く花に夢も現もあらざらん出会いあやなす縁しひとえに *
•月明かり君の在りしは彼の辺りせめてありなむ夢の通い路 *
•現し世に醒めぬ夢こそなかりけり笑むも嘆くも一炊の夢 *
•移し世の 縁しを紡ぐ糸車 織りなす夢も君在ればこそ *
•星見れば君が煌めく眸みゆ咲く花見れば君が笑み見ゆ *
•旅果つる 彼岸かなたに佇めば夢も現も川霧の翳げ *
•ただよいて夕の汀にあらわるる何処いずれが夢のあとさき *
•夢に咲き 夢と散るかも遠花火 闇に透けゆく名残り儚し *
•夢ひとよ朝の露ときゆるともなお焦がるるや恋の蛍火 *
•あの頃の君と語らう蝉の宿 夢はめぐれど刻はかえらず *
•たまゆらの命を謳い舞う光り むすぼほれゆく恋模様かな *
•夢をおい ひとよに咲きぬ花ならば なにを嘆くや つゆのあしたを *
•さめやらぬ夢の残り香ききながら君の足跡辿りてはゆく *
•染み付きし 幾千幾夜の君が声 移ろう刻を止めて夢中 *
•夢ならむ 幻ならむ 現し世のいま腕中にきみが柔肌 *
•涙川あやめも知れぬ逢瀬かなかえすはあらぬ恋のみちゆき *
•果てしなく君が腕中さまよいてやがてゆきゆく深き闇かも *
•よせかえす夏の残り香ききながら忘れし夢を拾い集めり *
•笑みて佇つ地蔵にそなう言の葉の 谺をききぬ夢のさなかに *
•幾千の浮世の関の難ければせめてわたらむ夢の浮橋 *
•うつし夜をなぞれば花のつゆなして名残り埋火いだき夢路へ *
•咲き狂い人世のかぎり 夢かぎり 今をかぎりと君が腕中 *
•夢ひとよ紅に真藍に君が侭 乱れ咲きなむ あした知らずに *
•寄せ返す喜悦の波に漂いて 夢も現も君に透けゆく *
•染み付きし幾千幾夜の君が声 移ろう刻を止めて夢中 *
•現し世は寝ても醒めても一炊の夢にしあれば何か嘆かむ *
•あらざらん夢に縋りてかえり花 今を春よと狂い咲くかも *
•ふりゆける想いひとひら たなごころ夢にもあらむ現にもまた*
•紅散らす花も歌いぬ鳥達も君の在らずば春は告げまじ *
•萌え出ずる季のかなわば君が許 雪の褥に紅ぞ散らさむ *
•ふり仰ぐ君の笑顔に春の雪 口づけよとや露とけぬ間に *
•たそかれの庭に辛夷の咲くみれば君が翳やと心さわぎぬ *
•春まだき胸元眩し笑み眩し花咲き鳥の謳う季きぬ *
•花満ちて風に散り染み空に染み君が瞳に春の色染む *
* 浮 世 歌 *
•露のよを嘆く袖こそ濡れもして明けぬあしたをなお想うかも *
•風雪に後ろは見せぬ風見鶏 過ぎし事ども振り向くもなし *
•たゆとうてときもあらなくうつりける月も日もこそはげしかるらむ *
•ふりつもる過ぎし想いにとどまれば花咲く春も遠くあらまし *
•移し世にかたき何をか希むべきふれなば消ゆる雪のひとひら *
•現し世は己が紡ぎし物語 在るも有らぬも見るも見えぬも *
•触れも得ず あるを見も得ぬ闇に在り明けぬ朝のなきを願いつ *
•移ろえば 胸乳に忍ぶ秋の風 藍も褪めゆく濃衣かな *
•寄り添えど千草の色の交わらずとりどりに咲き散りゆけるかも *
•群雲の 添いつ離れつ様々に うつす姿に我もあるかな *
•雲居なる 峰のしずくの儚しを誰か知るらむ海原にいて *
•儚くも 朝日を宿す露の如 唯ひと刻の煌めきもあれ *
•君とえば 尚ふりしきる奔り雨 堰も敢ねば流れゆくまま *
•寂びしきは孤高の峰の花ならず 群れ咲きおれば尚に寂しく *
•寄り添えばそよと砕ける水面月ふれも敢ずと唯うつりける *
•深海に 真白き雪の降る如く 万古の命 還りゆくかな *
•何処より来たりて今にあるやらむ奇跡かさねし命の我は *
•満天に星降る夜はもの想う 我が身刹那の瞬きを見つ *
•果てもなき輪廻の渦に君と在り彼岸の世にも亦然るべし *
•ふりしきる憂いの雨も君あれば 歩みはやまじ共に濡れなん *
•ゆきゆけば うしろ消えゆく浮き世かな急かれ追われてとどまるは無し *
•露なして ただに落ちゆく浮世かな未練にとどむ刻はあらまし *
•果てしなく君が腕中さまよいて やがてゆきゆく深き闇かも *
•報われぬ 恋もありなむ 浮世なら 流れ流さる 涙川かも *
•ときふれば色の移るもさりぬべき なにか奥無きもの想うらむ *
•争いの種は人の数ほどに 神仏正義も願う数だけ *
•ふたたびの心は知らず咲く花は なにを惜しむや なにを嘆くや *
•世の事は おもいの外の御業なり 風に向かうは人の業かな *
•憂き事も愛き事も皆な夢の夢 己が紡し夢ぞ真よ *
•浮世川 立つ瀬もあらぬ逆流れかかる情けの はしもありませ *
•山戸辺に彩なす花や春の色 雛のにぎわい瀬の音もまた *
•水清く鳥啼く郷に影もなし花も哀しや誰が為に笑む *
•現し世に幽き蝶の羽ばたきも野分とならむ渡り渉りて *
•青春も 赤夏も遠く過ぎ去りて 白秋も早や指呼に玄冬 *
•年をおい 歳におわれて彼岸花 天を仰ぎて うそぶくもなし *
•夏の色ひとはひと葉と褪せゆきて君と在りしも一片の莫 *
•紅葉燃え郷を彩なす秋の色 季は巡りぬ君のあらずも *
•すすき原 露をはらいつ風の径 なお去り遣らぬ名残り揺れおり *
•寄り添いて花譜奏でる風の詩 さやぐ花野をそよと渡りぬ *
•華やげど なじか寂しき秋の暮れ夕に染まるは我が身なるかも *
•現し世に久しきものも あらざれど露に晄の宿りもぞせむ *
•渡りゆく風の便りもあらなくばただに待つ身のはかなかりけり *
•刻うつり季は巡りぬ人も亦 縁し儚く愛しかりけり *
•新玉の歳を祝うも哀しいけりありてあるべき君の在らねば *
•吹き抜ける林の風は冷くも 春の蕾をあやす揺り籠 *
•ふたたびの心は知らず花の咲き鳥も謳いぬ浮世夢中 *
•違わずに季は巡り来往くものを徒にとどまる身こそ哀しき *
•径の端に石割り萌る小さき花ときめぐり来て夢ぞ実らむ *
•はらはらと なごりの花を散らしける 風やあわれに そよと吹けかし *
•月も日も入るや出やおぼつかな 行方も知れず常もあらなく *
•ゆきゆきて ふとかえりみる故郷に想いぞかける虹の浮橋 *
•想いでの刻に佇む廃れ家に きこえけるかも雛の賑わい *
•幾歳と異土に流せしこの涙きょう故郷の土に滲みゆく *