2019年06月の記事


アップデートに時間がかかりすぎだ
浮いて10のアップデートしたら、3時間もかかってしまいました。
おかげでこの時間に出ています。
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茶人の千利休は、客人のもてなしに小麦粉を薄く焼いた菓子を出すことがあった。文献には「フノヤキ」とある。
漢字で麩焼。鉄板で粉ものを焼く食文化の源流の一つになった。
「もちっとした食感に『なんですのん』と客が感激する。そんな様子を利休は楽しんだのでは」。2003年に日本コナモン協会を設立した熊谷真菜さんは想像をめぐらす。卒業論文のテーマがたこ焼き。その後も研究を重ねて本を著した。協会長として粉もん文化の普及を目指す。
小麦は1万年前、中央アジアで栽培が始まったとされる。東で麺、餃子に。西ではピザ、パン、パスタへと発展をとげた。日本ではフノヤキ以来、鉄板で焼く文化文化が広まり、「世界でもまれに見る粉もん大国になりました」。
中でも本場として知られるのは関西圏だ。独自のだし文化があり、古くは大阪城の建設中からうどん屋が?盛した。昭和の初め、たこ焼きが生まれ、戦後はお好み焼きが大阪名物として定着したという。
粉もん文化がいま以上に世界に知られる好機になるだろうか。あすから大阪で始まるG20。過去の国際会議でも沖縄のミミガー、伊勢エビなど地元の食材が首脳らの舌を楽しませた。「大阪の粉もん文化を体験してもらいたい」と吉村洋文・府知事は生き込む。
会議が始まれば緊迫や対立の場面もあるだろう。そろって粉もんをほおばる一幕を想像してみる。感激する客人とそれを楽しんだ利休のように、緊張をほぐすにはうってつけかもしれない。

 天声人語より
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筋肉とアミノ酸。高齢者はたんぱく質を意識して摂取しょう。
加齢に伴う筋肉量と筋力の低下を防ぐためには、日々の食事でたんぱく質を十分に摂取することが鍵を握っています。最近では、たんぱく質を構成するアミノ酸のうち、筋肉を作るのに重要な役割を果たす種類も分かってきました。
 筋肉は合成と分解が繰り返され、そのバランスで筋肉量が維持される。だが、高齢者は筋肉を合成する力が低下するため、バランスが崩れて筋肉量が減ってしまう。一般成人が1日に必要なたんぱく質の量は、体重一㌔グラム当たり0.8㌘。だが、高齢者の場合は1㌘程度を取った方が良いそうだ。
BCAAと呼ばれる、ロイシン、イソロイシン、バリンというアミノ酸が重要だ。特に、体内でロイシンの濃度が高まると、筋肉の元になるたんぱく質の合成が進むことも分かってきた。
筋肉量と筋力が低下した「サルコペニア」の状態にある80歳ぐらいの高齢者155人を対象に、アミノ酸と運動の効果を検証した。運動に加えてロイシンを高配合したアミノ酸をサプリメントで取る群、運動だけ群、アミノ酸を取るだけ群、座学の健康教育だけ実施した群、の4群に分けて3カ月後に効果をみた。すると、健康教育群以外では下肢の筋肉量が有意に増加。ただし、運動をした2群では筋力も高まったが、アミノ酸を取るだけの群では高まらなかった。
高齢者は、歩行が不自由になると社会活動が低下するなどの悪循環に陥るため、特に筋力の低下予防が重要だ。「アミノ酸を取るだけではだめ」、運動を心がけるように勧める。
 ロイシンは
牛肉の赤身や鶏のむね肉、納豆などに多く含まれ、食事で十分摂取できる。ただし、「若い時より食べる量が減っている高齢者は、意識してたんぱく質を取るひつようがある」。
サプリメントで補うことも効果的だ。

 続・元気のひけつより
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ロタール・マイナーなるドイツ人化学者の名を知る人があれば、よほどの科学史通だろう。
19世紀の後半、元素の持つ周期性を発見しながら、惜しくもロシアの化学者メンデレーエフに敗れた人である。
当時、欧州の化学界は元素の分類法を競い合った。「薬や油など化学合成で先んじれば巨利につながるとわかったころ。国と国の競争も激化しました」と大阪市立科学館の小野昌弘学芸員は話す。
存在のわかっていた元素は60余り、マイヤーは1868年夏、これらを体系立てて並べると規則性が生じることに気づく。だがその「元素表」草稿は、なぜか印刷されぬまま同僚の手もとに眠った。メンデレーエフはドイツに留学して研究に目覚め、帰国後は独力で元素の分類に打ち込む。自前の周期表を翌年2月に完成させると、すばやく刊行した。
小野さんによれば、メンデレーエフは自負心が強く、論争好き。われこそが発見者であって「マイヤーの研究から得た者は何もない」と切り捨てた。マイヤーは争わず、ライバルの功績を認めている。潔い人だったらしい。
後年、新たな元素が見つかるたび、メンデレーエフは先見性をたたえられ、名は各国で理科の教科書に記載された。対してマイナーには、母国を除けば評伝らしい評伝がない。境石を知る人もわずかだ。
メンデレーエフの周期表が世に出て150年という節目の年である。歴史に深く名を刻む科学者と、忘れ去られる科学者を隔てる薄紙のような差を思う。

 天声人語より
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大阪のサミット
自国第一続々。
海千山千の舞台が開幕。
いがみ合う今だから、会うだけでも意義がある。
あす、米中首脳会談。
で、日韓は?

素粒子より
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女子学生の服装史をさかのぼると、ちょうど1世紀前、1919年が大きな節目だった。
その年を境に通学服の流れが和装から洋装へと切り替わったからだ。東京の弥生美術館で今月末まで開催中の「ニッポン制服百年史」展を見て学んだ。
内田静枝学芸員によると、明治の初め、女子の通学服と言えば着物だった。官立学校は袴を勧めたが、生徒には不評。政府が欧化を急いだ鹿鳴館の時代には一転、ドレスが推奨されるが、浸透しなかった。
1919年夏、画期的な制服を考案したのは私立の女学校長だった山脇房子氏だ。紺色のワンピースと白のエリ。斬新すぎて恥ずかしいとためらう生徒も少なくなかったが、校長自ら率先して着用した。
着物より安くて動きやすい。これを皮切りに洋装が広がる。昭和に入るとセーラー服が優勢に。戦時下には、もんぺ姿を強いられ、嘆く声が聞かれた。戦後の成長期にはセーラー服に加えブレザーも人気をひろげた。
80年代以降、制服のデザインを一新した高校で受験者が急増するなど、制服は学校の経営にも影響を及ぼした。「明治以来、いくら政府や学校、親たちが強制しても、着る本人たちに愛されないと女子の制服はすぐ廃れました」と内田さん。
「女子でもスラックス制服を選べます」---。性的少数者への配慮などから、近年は性別を超えて制服の選択を認める自治体も出てきた。新旧の展示品を見て回りながら、制服は時代の制約と変化の縮図のように感じた。

 天声人語より
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国の税収
昨年度の税収はバブル期超えの史上最高。
株の配当収入増で所得税収が膨らむ。
一方で、無料や安い食事を振る舞う子ども食堂が、1年で1.6倍の3718カ所に。

素粒子より
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今月初め、ある映画編集者の訃報を目にした。岸宝子さん98歳。
記事にあった共著『満映とわたし』に心ひかれ、手にとってみる。
戦中戦後とも波乱につぐ波乱で、ページを繰りつつ時を忘れた。
撮影の仕事をしていた兄に勧められ、19歳で大陸へ。満洲映画協会でフィルム編集の仕事に就いた。李香蘭こと山口淑子さんの主演作など多くの映画に携わった。
だが1945年、終戦の混乱で満映は中国の手にわたる。国共内戦が激化すると、岸さんら日本人スタッフは共産党から過激な扱いを受ける。凍結した炭鉱で働かされ、命を落とした仲間も一人や二人ではなかった。
内戦の砲火がやむと、撮影や音響など各専門家とともに党のプロパカ゜ンダ映画作りに駆り出される。ためらいを覚えつつも、編集の技を中国人スタッフに教えた。帰国は53年春。だがレッドパージ渦中の邦画大手からは門戸を閉ざされる。小規模な独立プロの映画を編集して暮らした。
東京都内の長女眞理さん宅で、岸さんの残した草稿を拝見した。晩年、「歩んだ道をわが子に伝えたい」とチラシの裏紙やノートの切れ端に鉛筆でつづった。細かい文字が熱い思いを伝える。数年前、同じ草稿を読んだ作家石井妙子さんが刊行を勧めた。
携わった中国映画で岸さんは「安芙梅」という仮名で終幕に表示される。「それでも不満を口にすることはありませんでした」と眞理さん。日中の双方で国策に翻弄されたが、映画人としての誇りを失わず、毅然と生きた。

 天声人語より
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心愛ちゃん事件
母親の判決が言い渡された。
執行猶予のついた実刑である。
保護観察のついた執行猶予5年。

紙面より
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「体育館にはいつも一番乗りだった」。
ドラフト指名を受けて米プロバスケットのNBA入りを果たした八村塁選手について中学のコーチだった坂本穣治さんはこう答えた。その姿を忘れないのには理由がある。
進学した米ゴンザガ大での生活を八村選手が話してくれた。日本での日々と同じように早く体育館に行くと、驚くほどうまいおじさんがいた。高度な技術を次々教えてくれた。ジョン・ストットンさん。大学の卒業生でアシスト数などNBAの記録に名を残す名手だ。
ふらりと訪れたOBの振る舞いを聞いて、教え子のバスケットに取り組む姿勢は理解され、受け入れられると確信した。そもそも、「最高峰のNBAを目指せ」と繰り返し進めたのは坂本さんである。
西アフリカのペナン人の父と日本人の母のもとに生まれた八村選手には、思春期の心をえぐられる経験も少なからずあつた。NBA挑戦には、自己を存分に発揮できる実力本位の世界を目指せという激励もこめられていた。
地元の富山で外装工事会社を営む坂本さんは、外部指導員として30年近く部活動に携わる。そこでは「牙を抜かないように」心がけてきた。大人の都合のよい枠にはめこむのではなく、思春期の反発を当然と受け止める。将来の姿を想像しながら、一人一人と向き合ってきた。
アスリートとしてのたくましさ、豊かさは、この個性を重んじる環境に育まれ、203㌢、104㌔と体も追いついた。成長物語の次章が待ち遠しい。

 天声人語より
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G20で厳戒態勢
大阪のみでなく、名古屋でも厳戒態勢をひくという。
ごみ箱はどこも使えないし、ロッカーももちろんダメ。
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英語でファイアマンは消防士だが、
SF作家ブラッドベリの『華氏451度』に出てくるファイアマンたちは、本を焼き払うのが仕事だ。読書してあれこれ考えるのは有害無益だと、本の所有が禁じられた未来社会である。
本を隠している家に踏み込み、火炎放射器を向ける。任務を遂行しながら、彼らは考えてしまうことがある。本にはいったい何が書いてあるのだろう? その一人が何冊かをひそかに持ち帰ったことで物語が動き出す。
話は、金融庁審議会の報告書である。麻生財務・金融相が受け取りを拒否し、なかったことにした。完全な焼却処分はできなかったようで、ネットで検索すると原案が見つかる。票抜けする内容だ。
年金水準の低下が「中長期的に見込まれる」と書かれたのか問題にされたが、今の年金制度を直視したにすぎない。全体は資産形成の勧めをやさしく書いた印象だ。年金の額に見合った暮らしを、という発想が全くないところに金融業界臭さを感じるが。
などとあれこれ考える材料とするには悪くない。にもかかわらず「民は知らしむべからず」とでも思ったのか。かえって視線が集まったのは皮肉であろう。同じことは財務省の審議会の意見書から「年金水準低下」が削除された件でも言える。
先の小説では本の害悪がこう語られる。「いかにばかげたものか、いかに人を落ち着かない気分にさせるか」。そういえば我が首相は、「金融庁は大バカ者だな。こんなことを書いて」と漏らしたそうな。

 天声人語より
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国会の終焉か
じたばたする話でもない。
野党が内閣不信任案提出へ。

素粒子より
効き目のない案を出しても時間の無駄と思うのは私だけか。
もっと前向きの審議を期待していたのに。
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梅をつける季節である。かつては梅売りがやつてきて、「つけ梅! つけ梅!」と声をあげるのが初夏の風物詩だった。
それがいつのころからか聞かれなくなり-----と、40年余り前にかかれた『季節のうた』にある。
著者の主婦、佐藤雅子さんは売り声を合図に梅干しをつけ始めた時分を、懐かしそうに書いている。それがないと、うつかり時期を逃がしそうになるのだと。風情のある声は遠い昔、いまはスーパーの売り場に並ぶのが会津だろうか。
梅干しとはいかないまでも、梅酒をつくるのが恒例となっている方は多いだろう。我が家でも一袋買い、まずはつまようじでヘタを取り始めた。ぽこつと外れると青い実がつるんとした顔になるようで、ちょっと楽しい。
青梅は夏の季語でもある。小さく丸い実は、どこか幼子を思わせるかわいらしさがある。〈梅の実の子と露の子と生れ合う〉中川宋淵。梅雨の時期の雨のつぶと、梅の実が、きょうだいであるかのような絵が浮かぶ。
焼酎と氷砂糖にひたされた梅は、身軽に浮かんでいたかとおもうと、いつの間にか底の方にいる。気ままに動き回っているようにも思えてくる。びんの中の梅を写真に収め、インスタ映えを競うという楽しみ方も最近はあるそうだ。
1年を通してさまざまな野菜や果物が売り場に並び、季節感を失いそうになる。梅酒も、涼やかな飲み口ゆえに夏の季語なのだと初めて室田。<青より出でて琥珀の梅酒かな>福井まさ子。氷を浮かべる日が楽しみである。

 天声人語より
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紫外線から肌を守る。シミやシワ、炎症を防ぐ。日焼け止めを活用し、ビタミンD不足にも注意を
日焼け止めの対策で重要なのは「量」と「塗るタイミング」だ。
量は、顔全体では、乳液状ならば500円玉ぐらいの量が必要。また、角層に浸透するまでの時間が必要で、外出する15~20分前には塗り終えたほうがいい。さらに汗で流れるだけでなく、汗と混じるだけでも効果は下がるといい、通常の屋外の環境下では2時間ほどしかもたないという。
だから、日焼け止めだけで完璧に肌をガードするのは現実的ではない。帽子や日傘、衣類、UV手袋、サングラスなどを補助的に使って保護することが大切だ。顔はパウダーファンデーションを塗れば、長袖の服を着るのと同じような効果があり、肌を紫外線からブロックしてくれる。
 一方、紫外線は「悪者」というわけでもない。紫外線は皮膚でビタミンDをつくり、骨を強くする。過剰な紫外線対策をすると、ビタミンD不足に陥るおそれがある。成長期の子どもや、骨粗鬆症のリスクのある高齢者らには、両手のひらほどの面積で一日20分くらい紫外線にあたることが進められる。
その意味でも、紫外線対策をするならば、食事でビタミンDをとることを意識したい。魚やキノコ類に多く含まれている。
サバやイワシなどの缶詰。保存がきいて簡単に摂取でき、小骨もあるのでカルシウムも一緒にとれる。キノコは2~3時間以上、半干しの状態にしてから調理すると、エルゴステロールという成分がビタミンDに変わって豊富になる。干しシイタケやキクラゲもおすすめという。

 元気にキレイにより
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昭和の初めの東京に「説教強盗」なるものが出没した。家に忍び込んで、寝ている人の枕元に立つ。
目を覚ました人に「この家は用心が悪い。犬を飼った方がいい」「街灯をつけた方がいい」などと説教を始める。
そうやって相手を落ち着かせてから、お金を奪う手口である。よほど話術にたけていたか、親身になったふりをするのがうまかったか。その説教強盗こと妻木松吉さんは、捕まるまでに100件近い犯行を重ねたという。
先日起きたこちらの事件も、相手の心を開かせ、お金をせしめたのか。容疑者は何しろ現職の警察官である。京都府山科署の38歳の巡査長が、詐欺の疑いで逮捕された。70代の男性に「お金を預かって保管しておく」と言い、計1180万円を受け取ったという。
かつて男性が特殊詐欺に遭いそうになつているとの通報があったとき、駆けつけたのがこの巡査長だった。資産があることも難なく知ったはずだ。お金を受け取った後も、電話で「体は大丈夫?」などと言葉をかけていたらしい。
振り込め詐欺などの特殊詐欺は、警察や役所、金融機関を装うなど手口が多様化している。それにしても、本物の警察官が出て来るとは---。いやいや盗みや誘拐未遂など警察官の立場を利用した事件が、ときおり目につく昨今である。
妻木さんは服役して仮釈放された後、各地の警察署を回り防犯講演をしていたという。警察官にも気を付けようなどという防犯の呼びかけが、今後必要にならなければいいが。

 天声人語より
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夏に向けて汗腺トレーニング。いい汗をかく
この時期、暑い夏への備えとしていい汗をかくための汗腺トレーニングを。じつはいい汗はにおいがほとんどしない。汗腺を鍛えることがにおい対策にも熱中症予防にもなる。
いい汗とは「限りなく水に近い汗」。小粒でサラサラ。無味無臭で乾きやすい。
もともと人が汗をかくのは体温調節のため。蒸発する汗が皮膚の熱を奪い、体温を下げる。100㍉リットルの汗で体重70㌔のひとは体温を1度下げることができる。夏場に真価を発揮する冷却装置だ。
「しかし、現代人の汗はしょぱくて、べとべとしがち。大粒で流れ落ちてしまう無駄汗が多い」。
なぜか、汗の素材は血液の液体成分である血漿。これを汗腺が毛細血管から取り込み、皮膚に送り出す。ふだんから汗をかく生活をしていると、血液中のえんぶんやミネラルは途中で血液に再吸収され、体はほぼ水分だけを出すようになる。
ところが汗をあまりかかずにいると汗腺機能が衰え、塩分やミネラルが再吸収されないまま汗として出てしまう。これが悪い汗。乾燥しづらく、流れ落ちた分、余計に汗をかかないといけない。汗にまじるアンモニアや乳酸が汗臭さのもとにもなる。悪い汗をいい汗に変えるために勧めるのは入浴トレーニングだ。
まず43~44度ほどの熱めのお湯をはり、両腕のひじから先、両足のひざから下を10~15分ほど温める。最も衰えやすい手足の汗腺を刺激するためで、5~10分ほどで全身から汗が出てくる。皮膚が弱い人や温度感覚が衰えている年配の人は、ややぬるめの40~41度の湯がいい。
この手足高温浴のあとは、少し水を足した37~38度ほどのぬるめのお湯で半身浴。体をリラックスさせる。「これを毎日続けると2~3週間で、いい汗がかけるようになる」という。

 元気にキレイにより
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生れた時からいつも一緒の双子には「ふた語」という言語があるらしい。
周りには通じなくても二人だけでわかり合える言葉である。本紙の元記者でフリージャーナリストの川村真貴子さんの著書『双子ザウルス奮闘記』で読んだ。
川村さんの双子の息子も、おしゃべりする前から顔を見合わせては何か音声を発し、うなずきあっていた。双子ならではの絆の始まりだが、一方で病気は別々だ。一人がかかると2、3日後にもう一人の調子が悪くなる。
「地獄の時間差攻撃」と川村さんは表現する。見る句もうんちも時間差でやってくるのを想像すると、夫婦で手分けしても大変だろう。だから三つ子の子育てで不幸な事件が起きたとき、やりきれない気持ちになった。
愛知県豊田市で昨年、母親が11カ月の次男を雪にたたきつけて死なせた。市の外部検証委員会による報告書が先日まとまり、母親の負担への気配りが行政に足りなかったと結論づけた。行政と医療機関の連携も不十分だったと。
相次ぐ悲しい出来事に引っ張られながら、行政や政治が動き出している。これ以上子どもの命が失われぬよう連携や情報共有の大切さが言われる。形だけにおわらせないために、どうすべきか。
川村さんの別の著書には双子の育児経験者による座談会がある。「行政は声をあげれば助けてもらえる、声をあげていいんだ、ということを広く知らせることが必要だ。声をあけ゜ること。あがらない声を聞き取ること。両方が、求められている。

 天声人語より
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トランプ氏次にも立候補
つまり「俺様が大統領である米国」でしょ。
「偉大な米国」って。
世界をリードする「偉大な米国」は今はない。

素粒子より
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漫画『進撃の巨人』を初めて読んだ時のざわっとした感じを覚えている。
高い壁に守られ、かろうじて平和な暮らしを営む街がある。しかし壁の外へ一歩出れば、人間を食らう巨人がうようよいる荒野なのだ。
その壁がやがて破られ、人ひどは襲い来る巨人たちとの戦いを決意する。これはまさしく香港のことだ。そう思った若者たちが多かったのだろう。2014年、中国にのみ込まれるのを危惧し、民主化を求めた「雨傘運動」のさなか、漫画が詠まれ引き合いに出された。
催涙弾よけの雨傘をシンボルに、大通りを占拠した運動である。それから約5年、雨傘運動の再来といわれる大規模なデモが香港で起きている。いま人びとが怒っているのは、刑事事件の容疑者を中国本土に引き渡すことができる「逃亡犯条例」改正案だ。
運動家でも市民でも、中国当局ににらまれた者が別件で逮捕され、本土の裁判所に送られるのではと懸念されている。漫画になぞらえるなら巨人のいる荒野へと連れ去られるイメージか。
「一国二制度」のもと、香港には表現の自由があり、政治から独立した司法がある。そんな壁の一角が崩されようとしている。壁は、中国当局からすればたんなる障害物であろう。しかしほんとうは、中国の独裁体制のおかしさを映し出す鏡でもあるはずだ。
デモのうねりは政府を動かしつつある。香港の行政長官はきのう、条例改正案の審議を延期すると発表した。しかし人びとが求めているのは、あくまで撤回である。

 天声人語より
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G20
米中首脳が大阪G20で会談へ。
問題が困難なほど語り合うべし。
日韓も見習っては。
対話なき外交はありえない。

 素粒子より
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「なにっ、ピストルをすれた?」。黒澤明監督の1949年の映画「野良犬」は、そんなセリフから始まる。
警視庁の若い警部が、バスの中で何者かに拳銃を盗まれた。やがてその銃を使った強盗事件が起き始める。
銃と犯人を必死に追うのが、三船敏郎演じる刑事である。そのぎらぎらしたまなこは、まさに野良犬のようだ。拳銃の中にあった実弾は7発。1発、2発----と使用され、残るは3発となった。これ以上藩校が続く前に逮捕できるか。
今回の実弾は5発だった。大阪府吹田市の交番前で警察官が刺され、拳銃を奪われた事件である。1発の銃声が付近にとどろいたらしい。それでも銃が殺傷に使われる事態は避けることができた。事件から丸1日、住宅地に近い山中で容疑者が逮捕された。
外出をやめ、雨戸を閉ざす。周辺の地域では眠れぬ夜を過ごした方も多かったろう。「子どもがまだ不安がっていて。落ち着くまではなるべく一緒にいてあげたい」。容疑者が逮捕された後も、そう語る母親の声が本紙夕刊にあった。
市民を守るための身近な交番と、そこにある拳銃。しかし警官が襲われ、銃が奪われる事件が散見されるようになった。対策の一つがカギの外しにくい新型の拳銃入れだったが、吹田の交番ではまだ導入されていなかった。対応の遅さは、どこから来るのか。
黒澤のえいがは、犯罪を描くとともに、動機の背景にある社会のひずみも描いている。今回の容疑者は何ゆえ警官に刃物を向けたのだろうか。

 天声人語より
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また地震が
新潟、山県で激しい揺れ。
ただでさえ地盤が緩みやすい梅雨の時期に。
余震に、土砂災害に、くれぐれもご注意を。

 素粒子より
自身の地域は雨打倒、太平洋側の晴れを分けてあげたい。
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心臓手術で長い経験を持つ、ある外科医の話である。手術の成功率は99.5%というから、大変な名医であろう。
しかし彼は、「残り0.5%の亡くなった患者さんのことは忘れられない」と話す。
彼の机のガラス板の下には紙があり、命を落とした患者全員の名前と、その原因についてのメモが記されている。いつでも見えるようにしてあるのだという。インタビューをした木村俊介さんの著書『仕事の話』に出てくる。
たしかな腕を持ち、患者と真摯に向き合う医師。たとえ彼らが遠くにいても、通信とロボットを使って手術を受けられる。そんな時代が近いのだろうか。遠隔手術を数年以内に始められるよう、日本外科学会が動き出したと先日の本紙にあった。
人間の手ではなくロボットアームによる手術は、すでに始まってる。将来は例えば、東京にいる医師が北海道の患者にメスを入れることなどが想定される。万が一手術中に通信が途絶えた場合、地元の医師にどう引き継ぐのか。様々な対応策についての指針を作るという。
通信の進歩が、少し前なら想像もできなかった世界を可能にする。しかし空間を隔てることで心配になることもある。医師同士のチームワークは大丈夫か。患者でなく人間として向き合ってくれるか。そもそも会ったことのない人に命を委ねるというのは、どういう感覚か。
いずれは国の垣根を超えた手術も可能になるかも、と想像してみる。そのとき医師と患者のつながりは、どう変わるのだろう。

 天声人語より
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人口問題
国力も存在感も風前の灯火。
日本の人口は2058年には1億人を下回る、と国連。
2年前の推計より7年前倒しで。

素粒子より
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無造作な髪、伸びたひげ、よれた仕事着---。
東京都美術館で来月10日まで開催中のクリムト展を見て、何より意外だったのは、画家本人の肖像写真だ。金色を大胆にあしらった妖艶な女性像との落差にとまどった。
「外見には無頓着。生涯独身でしたが、女性関係は多方面にわたったようです」と担当の小林明子学芸員。超のつく有名画家の工房には、裕福な貴婦人や若い女性モデルが幾人も出入りした。隠し子騒動は十数件にのぼるという。
「私は自分に関心がない。他の人間、とりわけ女性に関心がある」「私について知りたい人は、私の絵を注意深く観察して」。自分について語ることの少なかったクリムトは、自画像をほとんど描いていない。多いのは女性たちの絵である。
19世紀末、保守的な画壇と決別し、人物描写に新たな地平を切り開く。若くして画名は高かったが、身をくねらせる裸像を多用したその画風は、ときに検閲に触れ、ときに批判を招いた。
たとえば、政府から発注された名門ウィーン大学の天井画。「哲学」「医学」「法学」の主要学部を象徴する3枚の絵を描いた。ところが完成作品にはいずれも一糸まとわぬ男女が描かれ、「醜悪」「不道徳」と非難を浴びる。絵は大学に飾られることのないまま、戦災で焼失した。
「ユディトI」「女の三世代」「裸の真実」など代表作を見ながら、想像をたくましくした。この画家は生涯にどれだけの女性を描いたのだろう。胸を焦がす恋は何度あったのだろう。

 天声人語より
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雨傘運動の再来
香港も、中国も読み誤ったか。
人びとの怒りは収束せず。
両政府に臨む。
「第二の天安門事件」は起こさぬ賢慮を。

素粒子より
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観客席も更衣室もないグランドで試合をし、木陰で着替えることも。
20年ほど前、女子サッカーの選手はそんな環境に耐えた。遠征費は支給されず、試合をあきらめる選手も多かった。
開催中のW杯で「なでしこジャパン」を率いる高倉健麻子監督も、選手時代は途方に暮れた経験をもつ。移籍先のチームが半年で廃部に。バブル崩壊で撤退する企業が相次いだころだ。「五輪出場も逃し、女子サッカーの氷河期でした」と自著でふりかえる。
なでしこと言えば、2011年W杯の優勝がなお記憶に新しい。震災に沈む日本中を勇気づけた。あの時代に輝いたベテラン勢が引退し、なでしこはいま世代交代の途上にある。
福島市育ちの高倉さんは小4から男子チームでボールを追った。中学以降、地元にはなかった女子チームに参加するため、週末に片道3時間かけて東京に通った。上野駅では家で少女に間違われる。説明ると「どうして女の子がサッカーを」と不思議がられた。中3で日本代表に選ばれ、2度のW杯と五輪で活躍した。
監督して臨んだ今大会、初戦は無念の引き分けに。現地で取材中の同僚によると、翌日には「サッカーの神様は簡単には勝たせてくれないなあ」とふつきれた様子で、選手ともにこやかに接したという。
第2戦は今夜。欧州の厳しい予選を勝ち上がったスコットランドが相手だ。女子サッカーの最前線をずっと疾走してきた高倉さんの会心の笑顔が見られるか。

 天声人語より
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シニア世代は筋トレを、今こそ筋肉を鍛えて強く。
筋肉は30歳を過ぎた頃から年約1%のペースで減っていく。筋肉が減れば、基礎代謝が落ちてエネルギーを使う量も減少し、脂肪がたまって肥満につながりやすくなる。筋肉がやせ細れば、介護が必要な状態につながりやすい転倒や骨折のリスクも高まる。
 一方、高齢になっても、筋肉は鍛えれば強くすることができる。筋肉を動かすには酸素が必要。酸素を取り込もうとすることで、心臓や肺も元気な状態を維持できる。筋肉は脳からの指令で動くので、脳機能も刺激することができる。これが、筋トレによる「好循環」だ。
筋トレの効果を上げるためには、食事にも気をつけたい。最低でも「体重グラム」分のタンパク質をとる必要がある。体重67㌔なら67㌘のタンパク質が必要だ。豆類や乳製品、肉類とバランスよく食べることが大切だ。「筋肉は24時間『成長』する。朝食を抜くと、たんぱく質不足になりがち」。

 元気にキレイにより
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2007年の夏、各地の社会保険事務所に不安げな人々が列をなした。
5千万件もの年金記録が宙に浮いていることが表面化。「私の年金返して」「社保庁に怒り心頭」といった投書が相次いだ。
その3年前の夏の年金の嵐が吹いた。当時の小泉純一郎首相が、自身の厚生年金の加入問題で野党に追及される。「人生いろいろ、会社もいろいろ、社員もいろいろ」と開き直り、火に油を注いだ。両年とも直後の参院選で自民党は議席を減らしている。
その敗北の記憶がまだ新しいのだろう。金融庁の有識者報告書が物議をかもすと、諮問をした麻生太郎金融相が受け取りを拒むという拳に出た。「選挙を控えておるわけで」。与党幹事長は下心も打算も隠さない。
「諮問」の諮のもとになった咨の字には、「祝詞を唱え、神になげきながら訴える」という意味がある。神のごとき識見をとお願いしておきながら、最後にはしごを外す。お粗末な喜劇にしか見えない。
「世界でいち早く長寿化が進んでいる日本は、ほかの国々のお手本になれる」。長寿社会研究の第一人者である英国のリンダ・グラットン氏は、かねて日本の動向を注視してきた。おととし、安倍晋三首相肝いりの「人生100年会議」初会合にも招かれている。
有識者報告書をめぐるこんかいのドタバタ劇は世界の目にいったいどう映るのか。そして今夏の参院選で年金問題はどんな風を吹かせるのだろう。

 天声人語より
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夏に向けて汗腺トレーニング。いい汗をかく
いい汗は熱中症予防にもなる。日本生気象学会や環境省はインターバル速歩を紹介している。3分間の早歩きをし、次の3分はゆっくり歩く。夏前の5~6月にこれを一日5回(30分)以上。中高年や体力のない人でもでき、血液や汗の量を増やし、体温調節機能の向上が期待できる。
年齢による発汗機能の変化などを研究する井上芳光教授によると、汗をかく能力は50~60代から落ち始める。衰えは足や手から始まり背中や胸へと広がっていく。衰え方は、もともとの発汗能力の高い男性のほうが大きく、やがて男女の差がなくなってくる。よく年をとって、かく汗が増えたという男性がいますが、足から汗をかけなくなった分、頭の汗が増えているだけだ。
汗をかく能力は個人差が大きいが「筋肉と同様、基本は60歳からでも鍛え直せる。自分にあう有酸素運動に取り組めば、いい汗をかける体にできる。
かきすぎた汗を拭くときは肌に湿り気を残すようにする。ぬれタオルを使えば、塩分などもぬぐい取れる。汗腺の穴をふさぐタイプの制汗剤は、わきの下や足裏など、体温調節に影響しない場所だけで使うように。
シニアのなかには汗腺機能が衰えたまま回復せず、汗をかけなくなった人もいる。
「手足高温浴で汗が出ないひとは、暑さに弱い体質だと自覚してほしいと。「エアコンでの部屋の温度管理に気をくばり、外出の際は保冷剤を持ち歩くなど、いつでも体を冷やせるようにしておくことが必要という。

 元気にキレイにより
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梅雨の訪れとともに、千葉県の銚子漁港には年間を通じ最も脂ののったマイワシがやってくる。
旬は6月末から7月半ば。地元では「入梅いわし」と呼ぶ。
銚子市水産課に聞くと、江戸後期の文献でも言及されているという。「銚子では誰もが知っている言葉です」と長谷川正代さん。銚子駅前で飲食店を営む。「背中の薄い皮をむくと3㍉ほどの白い脂が見えます。とろりとした甘さが絶品です」。
自慢の魚を広めようと、長谷川さんたちは「銚子うめぇもん研究会」を立ち上げ、4年前に「入梅いわし祭」を始めた。6月と7月に限って、刺し身に天ぷら、漬け丼、つみれ汁とイワシを存分に堪能してもらう試みだ。参加しているのは6店舗だが、当初1千人だった客足が昨年は2倍に伸びた。
漁の歴史を記した『大船頭の銚子イワシ話』によれば、漁の始まりは江戸初期。昭和の初めの大豊漁ぶりはいまに語り継がれる。「イワシが取れすぎて困った」「大群で海面が浮き上がり、水の上を歩けるようだった」。
極上の味をうむのは栄養たっぷりの海。銚子沖は親潮と黒潮がぶつかる絶好の漁場だ。国内随一の水揚げを誇る銚子漁港には1600隻もの船が所狭しと並び、飲食店が軒を連ねる。
マイワシの漁獲は平成に入って各地で落ち込み、銚子でも最盛期の5分の1に満たない。それでも岸に人々が行き交い、駅には祭を告げるのぼりがはためく。イワシとともに盛衰を刻んだ街は梅雨時もにぎわう。

 天声人語より
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安倍外交は
イラン訪問の成果は大阪で問われる。
G20で、核合意した各国に首相は何を語るか。

タンカー被弾。
日本を狙ったのか。だれが何のために。

素粒子より
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37歳で作家の田辺聖子さんは結婚している。相手は40代の開業医で子どもが4人。
危ぶむ友人らが「いつまで持つか」と賭けをした。最多は1年、次が半年。長くて3年との声もあった。
予想はすべて外れる。夫婦は「おっちャん」「あんた」と呼び交わし、よく飲み、よく話した。苦楽をともにした相方は「カモカのおっちゃん」として作品に登場する。カモカとは関西の言葉で、化け物や怖いものを指すそうだ。
田辺さんが91歳て亡くなった。恋愛や結婚をめぐる金言が多く残された。「家庭円満のコツは見て見ぬフリ」「結婚とは外交。駆引と謀略に尽きる」。平易にして鋭い言葉が胸にしみる。
夫を見送った翌年に刊行した随筆集『人生は、だましだまし』にこんな一説がある。「夫婦円満に至る究極の言葉はただ一つ、『そやな』である。夫からでも妻からでもよい。これで世の中は按配よく回る」。言いたいことは多々あれど、あえて腹に収めておく。夫婦の知恵だろう。
「源氏物語」「伊勢物語」など古典を次々と現代によみがえらせた。焦点を当てたのはやはり恋や愛の悩みだ。この人の手にかかると、王朝文芸の高貴な男女が、まるで学校や職場の知り合いのように身近に感じられるから不思議である。
「おもしろい恋愛小説を書いてやろうと思ったの。恋愛小説って淋しい、哀しいのが多い。恋愛こそおもしろいのに」。千年たっても変わらぬ男女の機微を語り、夫婦の妙を教えてくれた。

 天声人語より
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安倍外交は
これでは仲介役の顔はできまい。
首相がハイネイ氏に会う直前、米国があらたな制裁。

素粒子より
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紫外線から肌を守る。シミやシワ、炎症を防ぐ。
晴天の日は、日差しの強さを感じる季節になった。そこで気になるのが、紫外線。紫外線には波長の長い順にA、B、Cの3種類あるが、Cはオゾン層などにさえぎられ、ほとんど地表には届かない。問題になるのは、AとBだ。
Aは肌の奥の「真皮」まで到達し、シミやシワ、たるみなどを引き起こす。BはAに比べエネルギー量が大きく、屋外での日焼けの主な原因となり、肌に炎症を起こすほか、シミなどの原因にもなる。Bは浴びると肌がひりひりしてわかりやすいが、Aは浴びている感覚がわかりにくく、気付かぬうちに浴びてしまうため注意が必要だ。
 対策の一つは、日焼け止めクリームやスプレーを使うことだ。日焼け止めには「PA+」や「SPF30」などと表示されている。PAはA、SPFはBに対する効果を示す目安で、+の数が多かったり、数字が高かったりするほど高い効果がある。ただ、汗をかいたら塗り直すなど、正しく使わないと効果は発揮できない。曇りや雨の日でも紫外線は降り注ぐので、日焼け止めを使うこと。眉間やまぶた、小鼻の脇、唇、髪の生え際、耳、首の後ろなどは塗り忘れやすく、意識してほしい。
数字が高いものを塗っていれば大丈夫と、過信している人は少なくない。紫外線を浴び続けてダメージが蓄積された肌は、皮膚の構造が変化してしまい、残念ながらもとに戻らない。だから「予防」が肝心。

 元気にキレイにより
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安倍外交は
仲介者になれるか、ただのパシリか。
首相、イランへ。

素粒子より
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東京・渋谷の映画館で「ずぶぬれて犬ころ」という作品が上映されている。
描かれたのは、自由律俳句の世界に彗星のごとく現れ、わずかに句集2冊を残して早世した住宅顕信。短くも壮絶な生涯に迫った労作である。
「取りつかれたように句を作ったのは2年半。多くは白血病の治療中に詠まれた。短くて青くさい句なのにグッと来ます」。そう語る本田孝義監督は、顕信と同じ岡山県の出身。映像作家として壁にぶつかたとき、読んで胸が震えたという。だが今年三十三回忌を迎え、地元でも知る人は減りつつある。
〈若さとはこんな淋しい春なのか〉。五七五の定型や季語にとらわれず、簡素な言葉に思いを注ぎ込む。実生活では市の清掃の職に就き、僧侶となり、離婚して男児を育てた。山あり谷ありの日々を送ったようだ。
病床で詠んだ句がひときわ切ない。〈レントゲンに淋しい胸のうちのぞかれた〉。治したい、もっと詠みたいと祈るが、病魔は容赦しない。〈病んでこんなにもやせた月を窓に置く〉。1987年、25歳で旅立った。
映画のなかでは、男子中学生の目を通して顕信像が描かれる。少年は陰湿ないじめに耐え、無力感に沈んだ夜につぶやく。〈気の抜けたサイダーが僕の人生〉。蹴られて雨に打たれる弱い自分はまるで〈ずぶぬれて犬ころ〉。顕信の句を支えに少年は立ち上がる。
一切のむだをそぎ落とした句から、20代の情熱がほとばしる。残された281の作品がどれも辞世の句のように胸に響く。

 天声人語より
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田辺聖子さん亡くなる
ひらがなで、やわらかく伝える。
あの大阪弁が好きやってン。

素粒子より
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個人的に最近どきっとしたニュースは、血圧の目標値の見直し゛。
今までは「上が140、下が90」未満に抑えるのが望ましいとされたが、日本高血圧学会による海底で「130/80」未満となった。かろうじて正常値だった我が血圧も高すぎることになる。
もう少し生活に気を付けねば。ラーメンはなるだけ控えるか。血圧の数字はまだ分かりやすいが、世の中には判然としない基準もある。防災情報もそのひとつで、洪水警報と大雨特別警報、どちらが怖いのか字面だけではぴんと来ない。
分かりにくさは昨年の西日本豪雨でも問題視された。梅雨入り前に気象庁や自治体の情報を整理し、1~5の数字で危険度を表すことになった。最も危ないレベル5はすでに災害が発生した段階で、各人が何とかして身を守らねばならない。
とくに注意を要するのは「全員避難」のレベル4だろう。そんな重大な警鐘がきのう、早くも広島県や愛媛県などで鳴らされた。「去年のこともあるから----」と避難所で話す人がテレビに映っていた。自分ならどうする、と考えておきたい。
雨続きで家にいることを「梅雨籠」という。雨音を聞きながら、静かに本を読む。そんな風情のある日本の梅雨は、どこへ行ってしまったのか。露という字面に、猛々しさを感じてしまう昨今である。
血圧は運動や体調により変化する。そのときどきの数値に一喜一憂している方もおられよう。空の危険度も刻々と変わる。気が抜けない季節がまたやってきた。

 天声人語より
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虐待死
こんどは札幌市で。
2歳女児が暴行されて衰弱死。
児相も警察も把握していたのに。

素粒子より
こういう問題こそ、予算委員会で取り上げどうすべきか考えるべきだ。
自治体まかせにせず、国会で議論せよ。
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長きにわたり、欧米の女性たちの体を絞めつけていたのが、コルセットである。
その苦痛からの解放に、20世紀のデザイナー、ココ・シャネルが一役買っている。伸び縮みする素材ジャージでつくった服は、服装の文化を変えた。
「ジャージーを使うことで、私はまず締めつけられた肉体を解放した」とは彼女が残した言葉だ。現代の日本にも、いまだ解放されない苦痛がある。ヒールの高い靴が職場で強制されるのはおかしい。そう訴える運動が広がっている。
呼びかけた石川優実さんは、葬儀社の仕事で靴の指示を受け、「なぜ女性だけが」と疑問を持った。職場で就活で足の負担を感じる人が多いのだろう。1万8千超の書名が集まり、厚生労働省に提出するに至った。
国会で問われた根本厚労相は、靴の強制がパワハラにあたる可能性に言及した。ただし社会通念に照らして業務上必要な範囲を超えた場合は、との条件付きである。いったい前向きなのか、後ろ向きなのか。
一つ言えるのは社会通念は変えられるということだ。暑くても背広にネクタイではなければという通念が、少し前までこの国にはあった。ハイヒールの強制を見直す動きは海外でも起きている。
「新しい世紀の児である私は、新しい世紀を服装で表現しようとしたのだ」とシャネルは述べた。前の時代の常識が続かねばならない理屈はない。通念も常識も元をただせば、一人ひとりの頭の中にしかないのだから。

 天声人語より
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スロージョギングのススメ。鼻歌を楽しめるほどのペースで
健康のために体を動かしたいけれど、きつい運動はちょっと苦手。そんな人にお勧めなのが「スロージョギング」です。息切れしないペースでゆっくりと走るジョギング方法で、並走する人どうしが笑顔で会話できる速度が目安。
「足の指の付け根から着地するように」かかとから着地するのに比べて衝撃が3分の1になり、体の負担が少なく走れる。
スロージョギングは、小刻みな走り方が特徴。20~30㌢の歩幅で走る練習をした。ただ、頭では分かっていても、慣れないとつい大股になり、スピードが出てしまう。「歩幅を小さく」「もう少し上を向きましょう」とコツを伝授した。
実際にやってみて、長い時間走っても疲れないことに気づいた。「こんなに楽な運動でいいのかな?」というのが正直な感想だ。体力をつけ、減量をめざすなら1日に計30~60分が目安。初心者の場合は、スロージョギングの合間にウォーキングをはさのも良いという。継続することで、高齢者なら加齢に伴う筋肉量の減少を抑える効果も期待できる。
スロージョギングの消費エネルギーは、通常のウォーキングの約2倍。ウォーキングに比べて多くの筋肉を使う体。
生活習慣病の対策にスロージョギングを活用しましょう。息が上がらず、鼻歌を楽しめるくらいのペースで続けると良い。

 続・元気のひけつより
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「朝寝」には、どこかふてくされたような響きがある。それに対して「昼寝」という言葉は快く、おおらかだ。
昼寝と聞くだけで、からだがとろけてくる---。そんなふうに詩人の谷川俊太郎さんがエッセーに書いていた。
昼食を終えると眠気に抗しきれなくなる。「その気持ちの底に一抹の後ろめたさもひそんでいて、それが『昼寝』に欠くことのできない隠し味だ----」。読んでいるだけで眠くなってくる。
谷川さんからすれば、やや違和感があるだろうか。昼寝は後ろめたくない、前向きに取り入れようという動きが少しずつ広がっている。最近では福岡市が寝具メーカーと組み、企業に昼寝の勧めを説き始めた。15~20分と睡眠は午後の仕事を効率化するのだと。
英語で「充電中」書かれた毛布を配ろうとしたところ、応募が殺到したという。職場で眠ることに大義名分を求めていた会社や社員が多かったか。昼寝のできるカフェも各地に生まれているそうだ。
昔から職人や大工には、仕事場で昼寝をする習慣があり、「三尺寝」という俳句の言葉もある。一説には、日陰が三尺すなわち約90㌢動く時間だけ、寝るのを許されたのが語の由来という。<三尺寝覚めて胡座の老鍛冶師>大島鋸山。目覚めて仕事にかかろうとする職人の姿が浮かぶ。
会社での三尺寝は、谷川さんの言うおおらかさにはほど遠いかもしれない。それでも目覚めると、遠い所から戻ってきたような気がして、心が軽くなっている。

 天声人語より
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スマホ老眼を防ぐには? 目を休め、筋肉の疲労回復を
メールやネット検索などに便利なスマートフォン。ただ、長時間使うと目の焦点が合わなくなることがある。そんな症状を「スマホ老眼」として、注意を呼びかける医師らに対策を聞きました。
「老眼」と言っても、中高年がなる老眼とは異なる。老眼は、ピント調整の役割を果たす水晶体が加齢によつて硬くなることが原因だ。通常、水晶体は弾力性があり、厚さを変えることで遠近を調節しているが、硬くなると調節できない。
一方のスマホ老眼は、目の使いすぎによる疲労が原因だ。通常、水晶体の厚さは毛様体筋が緊張したり緩んだりすることで変わる。だがその筋肉が疲れると、遠近調節ができなくなる。そのため、目を休めれば回復する。
医者が進める対策は「チラ見エクササイズ」。オフィスなどで仕事をするとき、窓からようやく判断できる距離にある目印を決め、1時間に1~2回、じっと見る。毛様体筋が緩み、休まる。
風呂に入ったとき、40度ほどのお湯で温めたタオルを目に当てるのも良い。毛様体筋の疲労が回復し、ドライアイの防止にも役立つ。

 続・元気のひけつより
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最近の統計によれば、日本の殺人事件の約5割は、親子間や夫婦間など親族のなかで起きている。
そんな事実から、以下のような結論を導けるだろうか。「家族は、殺人に手を染かねない犯罪予備軍である」。
何をばかな、と思われるか。いやいや案外まともな議論かもしれない。たった1人の容疑者のイメージから、犯罪とひきこもりを結び付けることに比べれば。1週間前に川崎市で児童らが殺傷された事件で、自ら命を絶った男の暮らしぶりに注目が集まった。
事件の後すぐ、ひきこもり経験者の団体が声明を出している。先入観で事件と関連づけるような報道は「無関係なひきこもり当事者を深く傷つけ、誤解と偏重を助長する」。しっかりと胸に刻みたい。
やりきれないのは、その後に起きた東京都練馬区の事件である。70代の父親が40代の息子を殺害したとされる。父親は「長男が子どもに危害を加えてはいけないと思った」との内容の説明をしているという。
1980年代末の連続幼女誘拐殺人事件を覚えているだろうか。容疑者の趣味嗜好が「おたく」の特徴だとされ、アニメやマンガの熱心なファンたちが白い目で見られた。しかしいま、おたくが犯罪予備軍だと考える人はいないだろう。
社会から孤立した人への支援が、この国にはまだまだ足りない。相談の仕組みや居場所をどう広げていくか。だれか危険人物扱いすることとは全く違う話である。

 天声人語より
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老後の資金
かたや「年金は100年安心」。
こなた「年金では足りぬ。2千万円蓄えを」。
同じ政府がいう。
どっちやねん。

素粒子より
2千万円は不適切だったと、また取り消しだそうだ。
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悪名高い中国の検閲は、政府だけでなく企業も一端を担っているようだ。
当局の逆鱗に触れるような内容をネット上から消すため、目を光らせるIT企業がある。今年1月の米紙ニューヨーク・タイムズが報じていた。
若い従業員たちが検閲を担当するのだが、一つ問題がある。検閲すべき対象について彼らが何も知らないのだ。例えば天安門事件。民主化を求めて集まった人々を軍が弾圧した事件は、学校でも社会でも徹底的に隠されてきた。何があつたのかを学ぶところから検閲の仕事が始まるという。
事件から4日で30年になる。力を使い時間をかければ、社会から記憶を消し去ることができる。それを証明した30年なのだろうか。
中国は急速に経済的な豊かさを得た。引き換えに人々は政治的な自由をあきらめたようにも見える。独裁のまま経済大国になるのは許さないとの圧力が、米国からかかり始めた。天安門事件はいまの米中貿易戦争の遠因でもある。
「写真を通じて多くの人に真相を知ってもらい、考えてほしい」。そんな言葉とともに数枚の写真が先日載った。事件当時、中国紙カメラマンが撮り、未公表のまま大切に保管していたものだ。大勢の兵士の前で1人の市民がひざまずかされる瞬間がある。倒れた学生が救助される場面も。
カメラマンは名前を明かすことができず、写真は人々の顔が特定できないよう加工されていた。弾圧を危惧することなく、事件に向き合える。そんな日はいつ来るのだろうか。

 天声人語より
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出店ラッシュで
価格競争、人手不足で人件費高騰。
ニッポン消費社会の「今」を映すドラッグストア業界の再編。
大量出店のさきがけ、コンビニ業界を公取委が調査へ。
脱24時間営業をめぐり、本部の「優越的地位」の実態は。

素粒子より
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恥ずかしながら、無人で運転している列車がこんなにあるとは知らなかった。
「日暮里・舎人ライナー」や「ゆりかもめ」など、全国7路線にのぼるという。そのうちの一つ、横浜市の「シーサイドライン」がおととい(1日)の夜、事故を起こした。
始発の新杉田駅を発車するはずが、自動運転の列車が逆走を始めた。26㍍先にあった車止めに衝突して止まる。14人がけがを負い、何げない列車内の風景が流血の場に転じた。どうにも気持ちが悪いのは、原因がまだ判然としないことだ。
人間に例えるなら、脳が「走り出せ」という指令を出したところ、体がなぜか逆の方向に走ってしまった。脳の指令が手足に誤って伝わったのか。それとも手足が、指令を無視して動いたのか。
高齢化や人手不足を背景に自動運転には期待が高まっている。列車に限らず乗用車やバスなどの実験が進んでいる。原因究明が大事なのはいつも同じだが、中途半端に終われば自動運転への信頼も揺らぐ。「「システムの不具合」というあいまいな言葉では絶対にすませられない。
人も間違うが、機械も間違う。それを前提にした安全網は、どう作ればいいのだろう。機械の脳と手足。人間の脳と手足。その二つが補い合えるような仕組みがいる。
事故のあった新杉田駅に行ってみると、職員たちが忙しそうに代替バスの案内をしていた。本日はバスが用意できましたが明日はまだわかりません、などと説明しながら。人の手だけに頼った応急措置がなされていた。

 天声人語より
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仮想通貨
そうだろうなあという大方の予感を、税務調査がようやく裏付けた形。
暗号資産が税逃れの温床に。

 素粒子より
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春の七草はよく知られているが、「夏の七草」というのもある。いや、あった、というべきか。
第2次大戦末期の1945年6月、内閣情報局が「新選・夏の七草」として発表した。空襲の焼け跡にもたくましく育ち、食べられる野草が選ばれた。
「衣食住、すべて焼け残った僅かの物で間に合わせる----これが戦災都市における市民の生活である」。悲壮な感じの文章とともに、アカザ、シロツメクサ、ツユクサなどがあげられたち木村陽二郎著『私の植物散歩』にある。
おいしかったかどうかはともかく、繁殖力の強いのは間違いない。その七草のひとつ、ヒメジョオンをあちこちで見かける季節になった。道端に空き地に、小さな菊のような白い花が咲いている。春告草が梅ならば、こちらは「夏告草」と名付けたくなる。
漢字で姫女?と書くこの草は、雑草として扱われることが多い。ただ、もともとは観賞用として19世紀に北米から渡ってきたそうだ。あの可憐さに魅せられ、持ち込んだ人がいたのだろう。
人の世の6月は衣替えだが、とっくにすませた方も多かろう。春が短く夏が長くなるかのような日本である。5月にもかかわらず連続した真夏日に、感覚が狂ってしまう。たからこそ季節を告げる草木に触れると、少し落ち着く。紫陽花も、ほころんできた。
<ひめぢよん美しければ雨降りぬ>星野麥バク丘人。もうすぐ訪れる梅雨は人をけだるくし、草木をたくましくする。どうか雨の量が、度を超すことのなきよう。

 天声人語より
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レジ袋の有料化
まだ世間には有料でないスーパーがあるとは?
中部地区では考えられない。
遅れている地域はすぐにでも実施すべきだ。
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中国大陸で死線をくぐり抜けた兵士2人が、東京の闇市で再会する。
天地が入れ替わったかのような世間の急変に惑う元軍曹と一等兵。今年の手塚治虫文化賞の受賞が決まった漫画『あれよ星屑』は、焼け跡の空気感を濃く伝える。
戦中戦後を知る世代の漫画家なのかと思いつつ読んだが、作者の山田参助さんは高度成長の末期に生まれた46歳。「子どものころ、松谷みよ子さんなどの児童文学に書かれた戦中戦後の描写に触れました。その後、当時を描いた映画を多く見て、田中小実昌さんや野坂昭如さんの小説を愛読しました」と話す。
描写は丹念である。当時の軍装を調べ、部隊の人数などは元自衛官に確かめた。必要なセリフには中国語やハングルを添えた。街並みを描くのには当時の報道写真が役に立ったという。
描き出されるのは、人々が背負ったそれぞれの業である。戦地で捕虜を処刑した男は、手に残る感触にさいなまれる。夫に先立たれた妻は窮乏のあまり売春に走る。なりふり構わず必死に生き抜いた世情が浮かぶ。
しばしば敗戦により価値観が一夜で逆転したと語られるが、やはり人の心はそれほど軽くはない。当時はだれもが「戦中」をひきずり、あえぎながら「戦後」を生きたのだろう。読後感は重くて深い。
単行本全7巻。各章各ページから占領下の怒声や泣き声、笑い声が聞こえる。復員兵の葛藤を軸に実写化されそうな気がするものの、できればこの漫画の質感のまま作品世界に浸かり続けたい。

 天声人語より
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自国第一主義
無知や偏狭の壁を壊そう。
メルケル独首相が米ハーバード大でトランプ氏に釘。
自国第一ではなく多国間で、と。

多国間に意義あり。
シンガポールでのアジア安保会議で日韓防衛相が久々に対話。
次は、大阪G20で首脳会談を。

勧告で日本旅行ブーム、日本では「第3次韓流ブーム」が。
政治の壁を、市民の交流が乗り越える。
しなやかに。

素粒子より
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水族館で泳ぐ魚を見て、食欲をそそられる瞬間がある。けれど言葉にはしない。不謹慎な気がするからだ。
「水族館でおいしそうと言っていいんです」。青森県の県営浅虫水族館はそう呼びかける展示コーナーを設けた。
「おいしそうに見えるのは魚が健康な証拠。飼育員には誉め言葉です」「おいしい生き物なら食用になり、ずつと食べていきたいから守りたくなりますよね」。子ども向けの短文ながら、パネルは命の連鎖を正面から説いて過不足がない。
発案者は飼育展示部の久保真司さん。きっかけは、陸奥湾など近海でとれるアジやサバ、ホタテを見た見学者がふいに発する本音だ。「新鮮そう」「食べたい」。話はたいてい同行者にたしめられて終わる。似たやりとりを幾度も耳にし、食育の好機を見いだしたという。
館内を歩くと、食欲を刺激するしかけがあちこちに。メバルの水槽には「いまが旬」「煮ても焼いても刺身でも」。調理済みの写真も添えた。ピラニア水槽には「食べると淡泊な味わい」。そんな解説を見て回るのが楽しい。
「もちろん海や川の生き物の生態を理解してもらうのが水族館の務め。でも関心を持ってもらうきっかけとして食べることはとても大きい」と久保さん。ゆくゆくは「日本一おいしい水族館」をめざしたいそうだ。
海の幸、川の幸は食べてこそ命の尊さを実感できる。見る魚と食べる魚の間に頭の中で勝手に境界線を引き、長年、疑いすらはさまずに来た自分に気づかされた。

 天声人語より
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熱中症。運動開始30分で重症化も。
熱中症の症状が出た場合には、まず呼びかけに応じるかを確認する。言動がおかしい。意識がないなどの場合はすぐに救急隊を呼ぶ。到着までの間、涼しい場所で首やわきの下、太ももの付け根などを冷やす。呼びかけに応じる場合は自力で水分摂取ができるかをチェツク。(教育テレビではペットボトルを渡して自分でキャップを開けて飲めるかを確認と言っていた)
出来ない場合や、できても症状が改善しない場合も医療機関に連れて行く。(地力で飲めない時は飲ませないのが原則。無理に飲ませると誤嚥で大変なことになる場合もある)
熱中症による死亡者は入院初日が多い。入院しても、翌日までには回復し退院できる場合がほとんどだ。「熱中症はある一線を越えると声明に関わる。そうなる前に予防と早期治療が大切だ。

 患者を生きるより---スポーツの情報編より
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初恋の女性を救えず悩む居酒屋店主、生き残った身を恥じる特攻隊員、少年時代の罪をひきずる刑事。
先週84歳で亡くなった降籏康男監督の映画の主人公はそれぞれに屈折を抱える。
どんな主題でもこなせる器用な監督かと思っていたが、発注されてきっぱり断った作品がある。企業の創業者を主人公に据えた成功物語だ。「偉い人、立派な人は撮りたくない。世の中からはじき出された人の中にある美しさ、尊さを描いてこそ映画だとおもう」。映画人生を貫く哲学である。
長野県松本市の生まれ。軍国主義を全身に浴びて育つが、ある日、教師から「この戦争は負ける。少年志願兵に決して手を挙げるな」と告げられ、衝撃を受ける。投獄覚悟の教えに、社会を見る目が一変したと語っている。
「映画人9条の会」の主要メンバーの一人。「昨今の政治家の勇ましい言葉には危機感が募る」「日々醸成される空気が怖い」と折々に発言。安全保障関連法案の審議が進んだ4年前の夏は、高畑勲さんらとともに法案反対の先頭に立った。
訃報に接して久々に代表作を見てみる。「駅、STATION」の主人公は、先輩の命を救えずに苦悩する刑事。「鉄道員」の駅員は、妻子を顧みずに生きて悔いに沈む。どちらも高倉健さんが静かに深く演じた。
いわゆる巨匠然とした映画人ではなかった。それでも弱く、はかなく、寂しい人間たちに寄せる共感は限りなく深い。ごく普通の人々の胸にしみわたる作品が数多く残された。

 天声人語より
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熱中症。運動開始30分で重症化も。
暑い環境で体温を保つために汗をかいて体の中の水分や塩分が減ったり、体温の平衡が保てずに体温が上昇したりして起きる。運動をすると筋肉で大量の熱が生まれ、危険性が増す。
「体力のない人が暑い環境で激しい運動をすると、運動開始から30分程度でも命にかかわるほどの熱中症になる例がある」。持久走やダッシュの繰り返しで起きやすい。野球やラクビー、サッカー、屋内でも柔道着を着る柔道、防具をつける県道で患者が多い。激しい運動では頻繁に休憩をとるようにする。
個人の体力や体調にも考慮する。同じ環境で同じ運動をしていても、体力のない人、肥満の人、暑さになれていない人などは熱中症になりやすい。寝不足など体調が悪いときもリスクが高まる。体力のない低学年は我慢して運動を続けている場合がある。指導者らが目配りし、不調を訴えやすい環境作りを心がける。
水分は好きな時にとれるようにし、のどが渇く前から積極的にとるとよい。運動の前後に体重を量り、2%以上減らないようにする。スポーツドリンクなどで塩分も補給する。1㍑あたり1~2㌘の食塩が適量だ。服装は吸水速乾性の高い合成繊維が適している。防具やユニホームが重装備な種目は、休憩時間に装備を外し、風に当たったり、氷嚢を使ったりして体を冷やす。

 患者を生きるより---スポーツの情報編より
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「あの日、駅で『行ってきます』って笑顔で言ってくれたよね。あの笑顔が最後だった。もうお話しできないんだね」。
大阪・付属池田小事件で亡くなった小2女児、山下玲奈さんの遺族が翌年、そんな手記を寄せた。
感情を抑え、思い出を淡々とつづる。「車の中で宇多田ヒカルさんの歌、よく歌ってくれたよね」「小学生の作文コーナーに応募したいと言って、作文用紙を買ったね」。普段着のように自然な口調が哀しみを誘う。
手記に胸を打たれた音楽家らが、鎮魂の楽曲「子守歌」を作る。「もう一度会いたいよ」「何のためにこの世に出てきたのでしょうか」「ずっと一緒だからね」。母の想いがメロディーに乗り、人々の胸に届けられてきた。
多くの小学生らが刃物で襲われるという凄惨な事件がまたしても起きた。犠牲者の一人は小6の女児である。いつもと変わらぬ朝を迎え、いつものバス停に立った。スクールバスに乗り込む直前に未来が絶たれるなど、だれに予測できただろう。
川崎市内の現場には28日、雨の中、住民らが次々に献花に訪れた。白いユリ、紅のガーベラ、黄色のヒマワリ----。登下校中の子どもをあらゆる悲劇から守る手立てはないものか。花々を見ながら考え込んだ。
〈逆縁の花の別れでありにけり〉山崎美代子。かつて本紙の俳壇に載った句である。病気であれ事故であれ、子に先立たれた親の苦しみは海より深い。時がたっても遺族の悲しみが消えることはない。

 天声人語より
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