2016年05月の記事


4月の有効求人倍率
初の全都道府県1倍超え。
前月より0.04㌽上がり、1.34倍。
上昇は2カ月連続で、1991年11月にならぶ24年5カ月ぷ゛りの高水準となった。
また、就業地別の求人倍率が初めて全都道府県で1倍を超えた。
4月の完全失業率は前月と同水準の3.2%。

 紙面より
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すべて破壊されたのが、1945年8月6日朝だった
原爆の悲劇を繰り返さない、そんな願いが込められた平和記念公園をオバマ米大統領が訪れた。
現職大統領として初の訪問ではあるが、どこまで意味があるのか正直迷うところもある。「核なき世界」でノーベル平和賞が決まった6年半前、「彼はまだ、何もしていないじゃないか」との声があった。核はいまも世界にあり、彼の任期は残り8カ月である。
それでも米国が世界が、核を見つめ直す道のりの大きな一歩になると信じたい。かつて原爆投下にかかわり、罪を悔やんだ元パイロットが書いている。「広島の廃墟の下に眠っている人びとが泣きながら、平和を求めてさけんでいる声がきこえてきます」
被爆者たちがぜひにと求めた平和記念資料館にも、オバマシは訪れた。焼けただれた人たちの姿があり、原爆症に倒れた少女の物語がある。滞在時間は短くても、学ぼうとする人には訴えかけるものがあるはずだ。
オバマ氏は演説で「記憶」について語った。私たちが慢心と戦うための力になると。語り継ぎ、未来への糧にする。容易ではないが、けっして不可能ではない。

天声人語より
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広島
自ら作った4羽の折り鶴。
オバマ氏が原爆資料館に。
頭を下げられないことが面目ないと思っていたかもしれぬ。

素粒子より
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縮む政治
国の政治の根幹は、税を取り、使うことにある。税を取られる主権者の声を国に届けるのが民主主義のしくみである。どちらのプロセスも、国の中で閉じている。
グローバル化は、その外側に、制御不能な巨大領域を作ってしまった。象徴的なのが、1日あたりの為替取引高であろう。2013年の平均値は、約5兆3千億円に上る。今世紀に入っておよそ4倍に膨れ上がり、日本のGDPをしのぐ。
グローバル化がサンドバックのように叩かれて久しいが、それでもそれは止まらない。資本移動の自由化というパンドラの箱を開けてしまったのだ。大量の資本が高速で越境するなか、課税と民主主義は、基本的な国のなかでしか作動しない。その裂け目は、ますます広がりゆく。
政治の閉塞はここにかかわる。そこに右も左もないのだ。グローバルな主体は、政権が保守でもリベラルでも勝ち組。穏健政党はコップの中で争い、選択肢が摩耗する一方、小トランプや小サンダースがあちこちで苛立ち、両極化が進む。そのうち、コップ自体を割りかねない。
かといって、パンドラの箱を開けた以上、グローバル化以前には容易に戻れない。メキシコ国境に約された壁はまるで現代のマジノ線だ。
もう一度、政治を構想しなおさねばならない。古代ギリシャ以来、それは、自然に対し、人為によって善なる秩序を作る共同の営みであった。なのに、グローバル資本は自然的実在かのように、政治的営為の対象外に留めおかれる。
各国あるいは国際協調でできることはまだまだ多い。よく見ると、EUにおける金融取引税など、円滑過ぎる資本移動の管理に向けて、「車輪に砂をまく」試みも散見される。
必ずしも常にうまく行くわけではないそうした動きをリアルに見つめ、積み上げながら、グローバル化した領域や主体の共同制御を、まるごと政治の課題に引き戻すことだ。
さもなければ、政治の営みは縮みゆく。

 あすを探るより----北海道大教授・遠藤乾
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夏こそお風呂でリフレッシュ、むくみ解消、快眠効果も。入り方次第でダイエット効果も
夏にお風呂? 暑いし、シャワーだけという人もいるだろう。これからの季節こそ、お風呂が大事。
入浴すると毛穴が開いて汚れが落ちやすくなるし、冷房で冷えた体もリセットできる。肩まで湯船につかると、腹回りが数㌢縮むほどの水圧がかかるため、足にたまった血液や体液が心臓に戻り、むくみの解消につながる。
お風呂は温度をたった1度変えるだけで、体への効果は大きく変わる。例えばダイエットしたい人は「食前に40度でのべ15分間と覚えよう。体の表面に血液が回って一時的に胃腸の働きが抑制されることで、食欲を抑えられるという。夏場なら30度くらいのかなりぬるい湯に入り、足を曲げ伸ばすなどの運動をすれば、ダイエットに良い。
寝つきの悪い人は就寝1~2時間前に、40度のお湯でのべ20分間の入浴がおおすめだ。人間は、体温が下がる時に眠くなるようにできている。いったんお風呂で体を温めることで、ちょうど寝る時間に体温が下がるという。足のむくみが気になる人は、40度のお湯でのべ20~30分、足先から心臓に向かってマッサージすると良い。
注意点は、入浴前後の水分補給だ。お風呂に入ると、約800㍉リットルの水分を失うというデーターもある。麦茶やイオン飲料がお勧めだが、利尿作用のあるビールは逆効果。入浴後は30分以上休むことも大切。お風呂で亡くなる人の9割はひう礼者というデーターもあるので、気を付けて欲しい。入浴中に眠くなったら、湯船から出ることも呼びかける。
疲れている人には、38~40度のゆるめのお湯でのべ15分。最近疲れがたまりやすい34歳の私も、自宅で試してみた。肩までつかって、目をつぶって深呼吸すると、体が浮いたような感覚になった。寝つきも良く、翌朝ぱっちり目が覚めた。
こんなデーターもある。静岡県民約3千人を対象にしたアンケートによると、毎日入浴している人の方が「良質な睡眠がとれている」と答える傾向があった。
「幸福だ」と答えた割合は、毎日入浴している人が、そうでない人の1.35倍だった。一方シャワーだけと答えた人では、日々の生活が幸福と感じる人が少ない傾向もあった。
お風呂も食事や運動のように、大事な生活習慣。正しく入れば、心も体も健康になる。シャワーだけで済ませている皆さん、今日からお風呂に入ってみては。

 元気のひみつより
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想像してみよう。伊勢志摩サミット出席のために日本にやってきたのが、オバマ大統領ではなくトランプ氏だったら
欧州の首脳たちに、難民受け入れなんかやめてしまえ、壁を築けばいいと説教を始めるだろうか。
日本企業に乗り込み、米国人の職を奪っていると非難するだろうか。安倍首相に、何なら核武装すればいいとささやくだろうか。
米国内で人気の言動が、もしもそのまま国際社会に持ち込まれたらと考えると、ぞっとする。
G7サミットと呼ばれる主要7か国首脳会議が開催した。一時は新興国も含めたG20に押されて影が薄かったが、最近見直されている。民主主義や人権、自由な経済といった価値を共有しており、話し合いを持つ意味が大きいと言われる。
問題は、その価値が各国の足元でぐらつき始めたことだ。欧州では移民を排除する動きが広がる。トランプ現象は、貿易相手の外国にも矛先が向かう。余裕を失った人たちに、わかりやすい敵を示す政治が入り込む。
トランプ氏の言う「アメリカ・ファースト」は、支持者の心をくすぐるのかもしれない。自国第一主義は、欧州手背も目立った来た。しかし、内向きになれば嵐がやりすごせるほど、グローバル化の現実は甘くない。
例えばタックスヘイブンでの税逃れは、国と言う存在をあざ笑うかのようだ。そしてこれほど、対策に国際協調が求められるものはない。サミットという偉そうな名前の会議にも、まだ存在価値はあるのだ。

 天声人語より
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がん予防も運動から
日本人のがんによる死亡は1960年代から増え続けています。がん統計によると、
2005年の患者数は67万人、死亡数が34万人と、約半数の方が亡くなっている。
74歳までにがんになる確率は47%で、74歳までにがんで死亡する確率は21%。
2人に人のはがんになるということだ。
米ハーバード大の有名な研究では、がんの要因はたばこが30%を占め、食事や肥
満など生活習慣による影響も大きい。日本人では、たばこによるがんは、年間約
9万人に上る。そして肥満もがんのリスクになる。私も14年ほど前は、不摂生で
体重が85㌔ぐらいあった。血圧も180ぐらいで、コレステロール値も300近く。
思い立ってダイエットを開始。約半年間で25㌔減らし、今もその体重を維持して
いる。
その方法は、低炭水化物ダイエット。海外の論文を読んでこれだと考えた。徐々
にご飯、パン、麺類を減らしておかずをメーンにするもの。カロリーはタンパク
質で取った。自分で自分を褒めながら続けた。ジョッキングを始め、マラソンに
も挑戦している。
がんを防ぐにはまず、適度な運動に加えて、禁煙、健康な食事、検診だ。日本の
がん検診受診率は2割を切る状況で、先進国で最低だと言われている。
ただ、それでもがんになってしまう人は多い。その時は、医師とコミュニケーシ
ョンをよくとって信頼できる情報を得て、自分を責めず、頑張りすぎず、あきら
めないで欲しい。

 紙面より---勝俣範之
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多数の快適へ革新を
都知事の金銭感覚に、批判がやまない。昨秋の欧州視察での航空運賃は、ファーストクラスを利用して262万円とのことだ。法外な支出には腹が立つが、視点を移してみると、往復24時間のフライトと「プリウス」の新車がほぼ同じ価格なのは、実に不可解だ。
ある航空会社のホームページで、往復5月30日東京発、復路6月2日パリ発の運賃を、1カ月前に予約した場合で検索してみた。エコノミークラスの最安値は10万4500円で、ファーストクラスの普通運賃は250万8千円だ。
当然だが、空の旅に最も重要な安全性と飛行時間は、どの席も?。違うのは、座席の広さや設備、食事や飲み物、搭乗前のラウンジ利用や予約変更の可否などだ。これらの違いで、約24倍の「価格差」は妥当なのか。
思うに、ファーストクラスとビジネスクラスの乗客の大半は、経費で航空券を高2有する「社用族」ゆえ、高額が維持されているのではないか。航空会社は、上級クラスでは一流料理人の食事や希少な焼酎が賞味できると宣伝する。しかし、高額な運賃に占める「過剰サービス相当分」が算出できるなら、その分は旅費ではなく交際費で会計処理すべきだ、と税務当局が指摘しても不思議ではないほど異常に感じる。
グローバル時代、空の旅は特別なものではない。
男女別のトイレや洗浄便座は一部の機材にしかないが、これが居酒屋ならば女性客がけいえんしてもおかしくはない。「少数の贅沢」から「多数の快適」に、経営の力点をシフトしてはどうだろう。窮屈さの代名詞「エコノミー症候群」なる不名誉な言葉の返上につながるような革新が、そう難しいこととは思えない。

 経済気象台より------玄
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消費者物価指数下落
4月の消費者物価指数は、科学の変動が大きい生鮮食品を除く指数が102.9となり、前年同月と比べ0.3%下落した。
下落は2カ月連続。

紙面より
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オバマ氏の演説、日米の関係強化に言及を
核なき世界を掲げるオバマ大統領にとつて、広島訪問は、最終局面にある自らの遺産で最重要事項の一つだろう。
大統領は原爆投下の判断について触れないとみられる。振れれば「正当化されるのか」などあらゆる疑問が噴き出すことになるだろう。政治的な議論を非常に呼び、うまくいかない。
オバマ氏は明らかに、世界での核兵器の役割を減らしたいと考えている。一方で、米国と日本の同盟関係を今まで以上に強化することに言及する必要がある。
中国は急速に拡大路線を進めている。特に南シナ海では攻撃的だ。また北朝鮮は核・ミサイル開発を進める。それらを前にして、ただ消極的にいるのではないという、強固な同盟関係を確認する必要がある。
日本は高い科学技術力を持ちながら、核を持たない道を選んだ。米国は、日本が直面する核の脅威が強まっていることに応えなければいけない。核抑止力を含めた同盟関係の信頼性、日本の難題、日本が核を持たない決意。これらを共有することが重要。それこそが、オバマシが広島で話すことだ。

 考/論より------ジョンズ・ポプキンス大 ライシャワー東アジア研究所:ケント・カルダー所長
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伊勢志摩サミット
主要7か国の首脳会議が開幕した。
世界経済やテロ対策を協議。
各国が足並みをどこまでそろえれるかが最大の焦点だ。

紙面より
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元広島市長の平岡敬さんは新聞記者時代、被爆者たちの体験を記事にするたびに「あんたはわかつていない」といわれたという。
阿鼻叫喚の地獄図、原爆症の苦しみ。実態を表外科することがいかに困難かを、著書で述べている。「もういっぺん原爆が落ちりやあ、ようわかるんよ」と言われたことも。
国際法が禁じるどの兵器よりも「残酷で、非人道的なものだ」と違法性を訴えた。広島を訪れるオバマ大統領がどんな発言をするのか、注目されている。「戦争を早く終わらせ、多くの命を救った」という米国に根強い見方から、どこまで距離を置くのかと。
たしかに米国は原爆の「加害」を直視してこなかった。しかし向き合わせる努力を、日本はどこまで真剣にしてきただろう。日米安全保障体制にあっても、原爆投下の意味を理解佐せようとしたか。
米軍の加害を問うなら、旧日本軍の加害から目を背けるわけにはいかない。作家の赤坂真理さんが日本の戦後を問う小説「東京プリンス」で、主人公に語らせている。「自分たちの過ちを認めつつ、他人の罪を問うのは、エネルギーの要ることです」。それでもしなければいけないことだと。

 天声人語より
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伊勢志摩サミット
厳戒下首脳ら訪日。
これだけ人手をかけても開催すると黒字なのか?
試算は陣形日抜きか?
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弊害の多い財政出動
中国はじめ世界経済の景気低迷を受け、先進諸国が協調して財政面からのてこ入れで景気浮揚を図ろうとするのが、その狙いである。
しかしながら、財政健全化を志向する欧州では独英を中心都市すべてが賛同しているわけではない。安倍首相は、事前の準備段階から参加国の説得に当たるなど前のめりで財政出動の要請をし、国際協調の下でその発動を実現し、サミット主要国の成果にしようとしている。
だが、先進国最悪の財政赤字累積を抱える日本が、そのような立場にあるか甚だ疑問である。この話を聞いたとき、私は1978年7月にボン・サミットにおいて世界同時不況を回避するために、日米独の3か国による「機関車論」が打ち出され財政出動が国際協調の下で実施されたことを思い出す。
具体的には日本の場合、香気用投資拡大による総需要喚起で、その財源はすべて国債発行であり、それ以降財政赤字累増の元凶となっている。そもそも参加各国で経済・財政事情も異なるのに、同じように財政出動を強要するのは無理であろう。
財政出動は一時期、気休め的に景気浮揚の効果を示すかもしれない。
しかし中長期的に見ればその効果は持続せず、財政赤字を増加させるだけてかえって財政運営上大きな弊害をもたらす、リーマン・ショックの折、中国は4兆元もの財政出動をし、世界の景気低迷を救ったとされるが数年後のいま深刻な過剰供給を抱え不況にあえいでいる。政府は財政しゆっ道の弊害を認め、財政に過度の景気てこ入れの効果を期待すべきではあるまい。

 経済気象台より--------安曇野
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アイドル
握手ができる。
SNSがくる。
手が届くと錯覚させるアイドルシステム。
独りよがりの物語に浸る愚か者を生む。

素粒子より
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何だかわからないけど面白いというものが世の中にある。
三島由紀夫賞に選ばれた蓮實重彦さんの記者会見もそうだった。まったく喜んではおりません。はた迷惑な話だと思っていますと語っている。
三島賞は新鋭作家に贈られる省だが、蓮實さんは80歳。評論家としては高名ながら小説は3作目で「新鋭」の扱いのようだ。この賞をこの年齢の人に与えるのは「日本の文化にとって非常に嘆かわしいことだと思っております」とまで述べた。
嫌なら辞退すればよさそうなものだが、その質問には「お答えいたしません」。めでたい席では心境を聞くのが定石だが、「ご心境」という言葉は、私の中には存在しておりません。サービス精神のかけらもない。
大人げない気もするが、一方で深?にも聞こえる。う思うにそれは、最近どこでも求められる「わかりやすさ」の対極にあるからではないか。書店では平易さをうたった本が並び、職場では上司が部下にいちから教えることが求められる。そんな風潮の対極に。
文芸、映画、スポーツと幅広い蓮實さんの評論だが、難解な文が多い。読みかじって感じるのは、安易な「物語」に寄りかかることへの戒めだ。例えばスポーツは「人生の成功物語」ではないと著書で説く。
あの不機嫌な返答も、受賞がわかりやすい物語にまとめられるのを嫌ってのことだったか。そんな忖度も、ご本人から「違っています」と言われるかもしれないが。

 天声人語より
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貿易黒字3カ月連続
4月の貿易統計によると、貿易収支は8234億円の黒字。
原油安の影響が、輸入額を引き続き押し下げた結果、貿易黒字に。
黒字額は2010年3月以来の水準になった。

紙面より
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オバマ大統領の広島訪問は、日米関係の深化示す
日米関係を見る上で非常に重要な指標だ。広島や長崎といった場所を訪れることが不可能でなくなった。もはやタブーではないのだ。両国関係の深化がすばらしい地点まで来たことを意味する。大統領が広島に立つ光景だけでも、強力なメッセージになるだろう。
オバマ氏が世界情勢を見る上で、核不拡散は中心的なものだ。同時に日本との関係では、貿易、安全保障協力などで前進してきた。すべての要素が広島訪問へとつながった。
米国民、特に高齢の世代は、「謝罪」や「原爆投下は間違いだった」とされることとに非常に敏感だ。オバマ氏はその人たちの心を落ち着かせるはずだ。一方で一般市民は、日本に非常に好意的だ。平和を愛し、信頼できる友だと。それも重要な要素だ。
存命の被爆者は多くない。面会は今回が最後のチャンスだと思う。
広島訪問に対する反発が米国内で起きないと考えるのはまだ早い。ただ、現在のところ否定的な反応が目立たないのは、オバマ政権が訪問の根拠を慎重に準備してきたことが理由の一つに挙げられる。
ローズ大統領補佐官が謝罪の否定や、第2次大戦中に国に尽くした人たちへの思いを記した点も影響しているだろう。

 考/論より------米ブルッキングス研究所日本部長・ミレヤ・ソリス氏
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老いを遅らせるには--心がけが大切
「アンチエイジング」という言葉が注目を集めている。アンチエイジングと
は、できる限り老いを遅らせて若さを保とうという試みだ。
若さ、アンチエイジングというと、スキンケアやサプリメントなどを思い浮
かべる人は多いが、一番大切なのは「気持ち」だ。やりたいことをやること
。無理をし過ぎないことを心掛けると良い。自分を責めないで、いい加減に
、気ままに生活することがお薦めだという。
また、適度な緊張感、ストレスも刺激につながる。ある程度の年齢を過ぎた
ら仕事をしないで家の中で閉じこもっている人は少なくない。だが、ボラン
ティアでも良いので「誰かの役に立っている」という実感を感じられること
を意識的に行うことが大切だ。
そして「きれいになりたい」と願い、行動を起こすことは、世界を広げ自分
を内面からも輝かせる。
たばこと紫外線はなるべく避けよう。特にたばこは肌に悪く、体の循環に悪
影響を与える。
アンチエイジング5カ条
◆いくつになっても男と女
  「美しさ」に磨きをかけよう
◆肌の若返りは心の若返り
   メークアップは外見、心も若返らせる
◆バランスの良い食事と適度な運動
   アンチエイジングの効果は食事と運動が9割
◆よく笑い、よく話し、よくかむ
   笑いは免疫力を高め、かむことは脳の活性化になる
◆長生きこそ最大の誇り
   いくつになっても積極的に社会貢献を
 
 北里大名誉教授・塩谷信幸
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米大統領選 トランプ現象。破壊願望 民主主義の毒
これは共和党の、いや、アメリカのデモクラシーの危機なのではないか。不動産王のドナルド・トランプ氏が共和党予備選挙で勝ち続け、ついに事実上の候補者に決まった。
トランプ氏の躍進は、共和党内の「民意」が危険なほど暴走しつつあることを示している。
なにしろ、トランプ氏が民族差別や宗教差別、女性軽視の発言をしても、人気を下げるどころか高めてきた。口にする政策がコロコロ変わっても、支持率が下がらない。これまでのアメリカでは考えられない展開である。彼の発言や行動は「政治的自殺行為」と呼ばれるようなタブーだからだ。
では、彼の人気を支えているのはいったい何であろうか。テレビタレントとして活躍した圧倒的な知名度? 言ってはならないことも平気で言ってしまう「ぶっちゃけ」トークの快感? ビジネスマンとしての成功神話? 実際には何度も会社を倒産させている。
それらはすべて、人気を支える要素だ。だが、一番の理由は明らかだ。彼が既得権益をぶっ潰してくれるだろうという期待である。
彼は大富豪なので選挙資金を自分でまかなう。業界団体からヒモ付きのカネを受け取っていないらしい。だから「しがらみ」がなく、思い切って「改革」ができるはずだ------。こういう理屈は、トランプ支持者からよく聞かれる。要は既成政治の「破壊者」として待望されているのである。小泉純一郎氏や橋下徹氏に熱狂した少し前の日本と、面白いように重なる。
期待された役割が「破壊者」であるならば、彼が政治的自殺行為をいくらしても、支持率が下がらず逆に上がるのも頷ける。彼の振る舞いや問題発言が醜悪であればあるほど、破壊者としての期待値が高まるのは当然の理だからである。トランプ氏の支持者たちは、氏に一票を投じることで、彼の破壊行動に参加しているのである。
トランプ氏に乗じて日頃の鬱憤を晴らそうとしている米国民を見ていると、この国の閉塞感や不公平感に改めて思いが及ぶ。私立大学の授業料が平均年間30万円以上に及び、学業のために軍隊に入る若者が多いという事実ひとつ取ってみても、この超大国には何か根本的な狂いが生じつつあるように感じる。
だからトランプ氏が「ヘッジファンドに税金を払わせろ」などとウオール街を攻撃するのを見ると、思わず応援したくなるのもわかるのだ。トランプ氏自身が、この国のシステムで富を築いた富裕層であることは忘れながら。
いずれにせよ「トランプ現象」が示しているのは、デモクラシーの根源的な難しさだ。民主社会で権力者は「民意」に基づいて選ばれるが、ナチス政権が選挙で誕生したように、民意が破壊的なまでに間違っていることがある。そのことを私は近年の日本で思い知らされているが、やはり怒りや破壊願望を持ち込むことは、デモクラシーには猛毒でしかない。

 思考のプリズムより------想田和弘
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「健康づくりのための身体活動基準2013」は身体活動を「運動+生活活動」と定義
日々のちょつとした動きもスポーツ並みの健康効果があり、ちょっと体を動かすことを増やす「プラス10」を推奨。そうすれば、がんや認知症を減らせるという。
では、どうすれば生活活動を増やせるのか。まず起床から就寝までに、どこで体を動かせるか1日を振り返ることだ。
通勤時に早歩きしたり、掃除や洗濯でキビキビと動いたり。そんな小さな動きが「ちりも積もれば山」。1日10分でも、1週間で合計1時間でもいいし、途中でやめても三日坊主を繰り返すつもりでも構わない。
自分の身体活動レベルを知るときには活動量計が役に立つ。
歩数計の機能に加え、家事などの生活活動で1日に体を動かして消費したカロリーが示される。活動量が基準や目標に対して十分なのか下なのか客観的に教えてくれる。
いわば自分の現在地を示すナビ。最近は結果をパソコンやスマホに送って確認できる。
注意点は、体を動かす次官は一気に増やさず、体調が悪いときには無理をしない。痛みが出たら、医師や運動の専門家に相談を。夏場などは炎天下を避け、熱中症に気をつけよう。

 元気のひけつより
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実質賃金5年連続で減少
2015年度の毎月勤労統計で、物価の伸びを越えて賃金が上がっているかを示す実質賃金指数が前年度より0.1%減。14年4月の消費増税の影響が薄まり、下げ幅は前年度の3.0%より縮んだが、5年連続のマイナスとなった。
一人平均の月間の現金給与総額は、前年度比0.2%増の31万4089円。業績が好転した企業でベアが相次ぎ、基本給などは0.3%増と10年ぶりにブラスに転じた。ただボーナスなどが0.5%減った。賃金の低いパート労働者の比率も上がったため、現金給与総額の上げ幅は前年度の0.5%幅より縮んだ。

 紙面より
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やっと衆院選挙改革成立
小選挙区の定数を6減、比例区を4減する衆院の選挙制度改革が成立した。
衆院の総定数は戦後最少の465になる。

紙面より
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ふるさと納税、富裕層ほど節税の恩恵
ふるさと納税は、菅官房長官が第1次安倍政権で総務相当時、「都会の人もふるさとに恩返ししたい思いがある」と創設を求めた。しかし、菅氏が2007年に設けた研究会で返礼品競争への懸念はすでにあった。豪華な返礼品を贈る自治体ばかりに寄付が集まる半面、節度を保つ自治体では、地方の都市でも税収が失われてしまう。
本来、「寄付」は見返りを求めない。実際、熊本地震後、熊本県南阿蘇村には、返礼品を贈れないのにふるさと納税による寄付は数週間で15年度の4倍の額が集まった。見返りが前提の今の制度はこうした寄付の理念をゆがめる。
一部の高所得者の「節税対策」の形で利用されている。国や地方に納められ、福祉や子育てなどに充てられるべき税は、返礼品に化けて目減りする。街づくり専門家の木下斉氏は「返礼品頼みのふるさと納税は財源のほしい自治体にとって麻薬。業者も返礼品を買い集めてくれる役所に依存する。地方経済のためにならない」と話す。

 紙面より
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日本総活躍
財源もなしに踊れるか。
皆の衆。
増税の延期は先に言って。
同一労働同一賃金では抱きついて。
お互いに相手の行く手をふさぐ永田町流盤面の攻防。

素粒子より
民進党の党首は選挙目当ての消費増税の先送りを言い。
今国会会期末に内閣不信任案を提出すると。
これも選挙対策なのだろう。
もっと実のある討論をしてほしい。
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1~3月期のGDP2期ぶりプラスに
2016年1~3月期の国内総生産の1次速報は、物価の変動の影響を除いた実質成長率が、前期に比べて0.4%増。
この状況が1年間続いた場合の年率換算は1.7%増。2四半期ぶりのプラス成長となった。
ただ、民間エコノミストの間では、うるう年で2月が1日多かった影響を除くと、実質的にはほぼゼロ成長にとどまったとの見方がある。
GDPの6割を占める個人消費が前期比で0.5%増えた。テレビの売れ行きや外食などが前期から持ち直し、2四半期ぶりに増加した。
輸出も0.6%増と、こちらも2四半期ぶりのプラス。石油製品や船舶などが伸びたほか、訪日中国客の爆買いなど外国人観光客の好調な国内消費が押し上げた面もある。
一方、企業の設備投資は1.4%減で、3四半期ぶりに減った。船舶や電子通信機器などで減少が目立つ。住宅投資も2四半期連続でマイナス。

 紙面より
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一億総活躍プラン
保育・介護職の処遇改善。
保育士は月平均6千円、介護職員は月平均1万円引き上げ。
はたして保育や介護の受け皿作りはうまくいくのか。

紙面より
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参院選心揺さぶる物語はあるか
神話学者ジョーゼフ・キャンベル氏の著書の「千の顔をもつ英雄」で、英雄神話には「出立→イニシェーション→帰還」という共通の構造があると唱えた。巻末の春野春樹氏の解説によると、この普遍的に人類の心をとらえる英雄物語の基本パターンの発見は多くの作家や映画製作者らに影響を与えたという。
日本でも選挙で物語が力を持った例は少なくない。09年の政権交代は、行き詰まった自民党政権から2大政党へと成長した民主党への権力交代の物語であった。その後の自民党の政権復帰は、かつて挫折を味わった安倍総裁の再起劇が、民主党政権の失敗から「日本を取り戻す」という物語とともに有権者の心をつかんだのだろう。
さて、夏に迫る参院選で、強い物語が首相にはあるか。憲法改正の発議に必要な3分の2議席をもたらすような。
消費増税を先送り、失速が指摘されるアベノミクスに再挑戦する物語化。あるいは祖父・岸伸介元首相から続く憲法改正への執念の物語か。
先のキャンベル氏は別の著作でこうも言っている。
「自我や自己保存を第一に考えるのをやめたとき、私たちは、真に英雄的な意識変革を遂げる」
アベノミクス再挑戦の物語は強い引力に欠けるし、憲法改正の訴えには首相自身のこだわりが色濃く見える。
物語の不足を置きせなぅには、突然の衆院解散で奇襲を仕掛け、与党の強い組織力が生きる衆参同日選で野党を押し切るという方法もあるだろう。
永田町でもいまも同日選観測がくすぶるのは、心揺さぶる物語の不在ゆえかもしれない。

 政治断簡より----円満亮太
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原油高を好感、ダウ大きく反発
原油の先物価格が上昇したことを好感し、ダウ工業株平均が大きく反発・
終値は先週末より175.39㌦高い1万7710.71㌦。
東証も買いが優勢で値上がりしている。

紙面より
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東京都庭園美術館で「メディチ家の至宝」展を見た。
先祖は眼光鋭く、次世代は目におごりが浮かび、退廃のはてに緩みゆく。
ルネサンス黄金期を築いたメディチ家300年の当主の肖像を見比べて、目の力が歳月とともに衰えるさまに驚いた。
主役はむろん絢爛たる宝飾品だが、なぜか当主のまなざしの変化に魅入られた。
15世紀の当主ロレンツォは、いかにも開拓者然とした目つき。野心と自信がみなぎる。快活で外交にたけ、一門の威信を高めた人ならではの顔貌である。
16世紀のコジモ一世は宝冠をかぶり、過剰なまでの威光を放つ。自らの容姿に陶酔したのか、肖像画や彫刻を作らせては客に贈る癖があった。家運は17世紀に傾く。最後の大公ジャン・ガストーネは投げやりな目が印象的だ。放蕩があごをたるませせ、瞳に陰をもたらす。国事には無関心だった。
メディチ家の没落は、そのままフィレンツェの衰退を意味した。金貸しからのしあがり、法王を出すほど栄えたが、浪費と醜聞の海に沈んだ。美術館を出るとき、近代日本の歩みを思った。富国強兵で国力を増し、敗戦からも再起した。だが近年は人口が減り、地方はさびれ、名門企業が勢いを失う。
右肩上がりの時代が去ったことはいまさら疑いようもない。もし国に相貌というものがあるのなら、いまの日本はどんな顔つきをしているのだろう。目に輝きはあるか。首にたるみはないか。欧州名家の肖像画を見すぎたせいで、妙なことを考えた。

 天声人語より
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企業物価指数4.2%減
4月の企業物価指数は、前年同月より4.2%下落して99.3となり、2009年11月以来の低水準となった。

紙面より
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財源含め少子化対策議論を
保育士の待遇改善について積極的に発言し始めている。保育園不足に怒りの声を上げる育児ママの声が政治を動かした。
そのこと自体は画期的ですが、現状もろ手を挙げて、というわけにもゆかない。それは、国民の側にも、政治家の側にも財源についての意識が足りないからだ。子育て世代の人たちに取材すると、自分たちの保育料が税金で補助されているという事実をあまり認識していない、と思うことがある。実際、保育の費用がいくらかかっているが見てみよう。
現在、保育園と幼稚園の運営費などには約1.6兆円の公費(国・地方)が投じられ、この公費が運営費全体の6割弱を占めます。つまり保護者が支払う保育料などは実際にかかった費用の4割強に過ぎません。
子ども1人当たりでみると、0~5歳児平均では月7.8万円ですが、年齢が低くなるほど高くなり、0~2歳児では11.5万円になります。これに対して、保護者が払う保育料の相場は3万~6万円程度ですから、その差額が税金の補助ということになる。
安倍政権が検討中の保育士の給与増や、子育て世代が要望する保育園の増設は当然、公費負担の増加に直結する。その財源をどう調達するかを含めて議論しなければ責任ある議論とは言えない。高級財源の裏付けのない政策は急に終わる恐れがある。せっかくの政策を場当たり的にしないためにも、視野を広げる必要がある。

 東洋経済の眼より
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脂肪肝、毎日汗ばむ程度の運動を毎日30分続けることで改善
食べ過ぎなどによる脂肪肝は、早歩き程度の少し強めの運動を毎日30分以上続けると改善する、との研究結果を筑波大の研究チームが発表した。体重は減らなくても効果があるという。
取り組んだ時間別にグループ分けして、脂肪肝の改善状況を比較した。
運動時間が長いほど、内臓脂肪面積や血中の中性脂肪濃度などが減少。特に週250分以上の運動をしたグループは、肝臓の炎症を防ぐ物質や善玉コレステロールが増え、細胞を傷つける物質は減っていた。血液の遺伝子解析でも、肝臓の脂肪蓄積を抑える働きが活発になっていることが分かったという。改善が期待できるのは、過度の飲酒が原因ではない非アルコール性脂肪肝疾患。心臓血管系の障害や糖尿病にもつながる病気で、食事・運動療法が有効だ。

 紙面より
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同一労働同一賃金へ関連3法案一括改正へ
政府は労働契約法、パートタイム労働法、労働者派遣法の関連3法を一括で改正し、2019年度の施行を目指す方針を固めた。「ニッポン1億総活躍プラン」の政府案に盛り込み、5月末に閣議決定する。
労働契約法はいまも、有期労働者の労働条件を合理的でない理由で低くすることを禁じている。しかし、どんな場合がそれに当たるのかが明確でないため、より分かりやすく規定する方向で検討する。パートタイム労働法では、正規労働者と職務内容などが?パート労働者の差別的取り扱いが禁止されているが、対象となる労働者が少ないため対象範囲を広げる方向だ。
労働者派遣法では派遣労働者と派遣先の労働者との不合理な格差を禁じる規定がないため、そうした規定を盛り込むことを検討する。日本ではパート労働者の賃金水準がフルタイムの6割弱にとどまっており、法改正により賃金水準を欧州並みの7~9割に引き上げたい考えだ。
また、同プランには若者雇用の安定化策や長時間労働を防ぐ対策も盛り込む。終業と始業の間に一定の休息をとらせる「勤務間インターバル」の導入企業も支援する。

 紙面より
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春の熱中症、真夏の炎天下で起きるという先入観はだめ。寒暖の差が激しい春も要注意です。
対策はまず、天気予報に気を付けよう。気温だけでなく湿度も重要だ。湿度が高いと脱水状態になる危険が高い。
「夏日」「真夏日」「蒸し暑い日」といった予報が出たら、「春ではなく夏だと思って過ごすのがコツ」。夏のような脱ぎやすい服装にする。また、お盆の季節に外を何時間も歩くようなことをしないと同じで、ゴールデンウイーク中なども気温が上がりそうなら無理な計画は立てない。
こまめな水分補給も心がける。水だけ取ると体液の塩分濃度が薄まり、塩分濃度を上げるため余計に汗をかく悪循環に陥りやすい。塩気のものを一緒に取るといい。塩分や糖分の濃度を体液に合わせてある経口補水液も有効だ。
お酒は脱水を助長するのでかえってよくない。
もしも、熱中症で倒れた人がいたら、救急車が来るまでに体温を下げる工夫をする。服をゆるめ、首の両脇やわきの下などをぬれタオルなどで冷やすと体温を下げやすい。太い血管が体の表面近くを通っている場所だからだ。「保冷剤をハンカチでくるんで当てるのもいい」。

 続・元気のひけつより
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スマホの通信量節約。無線LANの活用を
携帯電話の通信費が政府レベルで問題になるこのごろ。長男が驚くようなことを言った。「すまをほ家でWi-Fiにつないでいない友達、けっこう多いと」。
動画や音楽のストリーミングなど、スマートフォンで人気のサービスの多くは、大量のデータ通信を必要とする。例えば国内最大規模の動画サービスdTVの場合、4段階中2番目によい画質を選ぶと、1時間ドラマを12話見たら約7?バイトの通信料になる。スマホの1カ月の通信料の一般的な上限だ。このためdТVやアマゾン・プライム・ビデオなどでは、作品を事前にスマホにダウンロードし、出先では通信をほとんど使わず視聴できる機能を備えている。その前提となるのが、家庭に無線LANがあることだ。
だが総務省の通信利用動向調査によれば、2014年末のブロードバンド回線接続世帯の無線LAN利用率は73.7%、これがスマホ保有世帯では68.9%に下がる。また家庭に無線LANがあっても、家族全員がスマホを接続しているとは限らない。「自分の家族はスマホで無線LANの設定をしない。携帯電話の通信量上限も知らないらしく、『スマホが遅くなる』と言っている」と嘆く人もいる。パソコンと違い、スマホは家庭内回線なしでネットに接続できてしまうためだろう。だがそれでは、スマホの通信量は天井知らずになる。
スマホの無線LAN接続は難しくない。
すでに無線LANルーター(親機)がある場合は、スマホの設定画面で「Wi-Fi」の項目をタッチすると、SSIDと呼ばれる親機の識別記号が表示されるので、それを選んでパスワードを入力する。SSIDとパスワードは親機のマニュアルなどに書いてある。これだけで家の中でスマホが通信し放題だ。無線LANがなくても、家にネット回線があれば、無線LAN親機を購入して回線に接続、同様の操作をすればいい。3~4部屋以上の家庭なら、1万数千円の高性能のものがよい。「11ac」という最新の高速通信規格に対応した製品がおすすめだ。
スマホの通信費の高さや通信料がすぐに上限に達することが問題になるが、無線LANを使っていないことが、その隠れた原因の一つかもしれない。この際、家族が自宅でスマホを無線LANに接続しているか、点検してみてはいかがだろうか。

 ネット点描より
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三菱自動車
拾うにはわけがあるのだろう。
三菱自の焼け栗。
皮をむき腐ったところをそいで。
腕に覚えのゴーン氏のさばき。

素粒子より
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オバマ氏広島訪問正式に決定
米政権内には、オバマ大統領の広島訪問への積極論と慎重論が交錯していた。
慎重論は主に、米国内で、大統領の広島訪問がどう受け止められるかという懸念から生じていた。
原爆投下で戦争の終結が早まり、むしろ多くの命が救われたと考える米国人は多い。昨年の世論調査でも、原爆投下が「正当化される」とみる人が。まだ56%もいた。
大統領が取材の言葉を述べなくても、訪問そのものが謝罪的だと受け止められれば、反発が予想される。大統領選で、共和党候補などに攻撃されるリスクもある。
慎重論を押し切ってでも、オバマ氏が広島訪問を決断したのは、核軍縮に向けたメッセージを、再度、世界に発信したいという熱意からだろう。任期切れを控え、「遺産」を作りたいという思いも感じられる。
日本政府は米政府に対して、オバマ氏の広島訪問を要請することはなかった。訪問が決定すれば「歓迎」ではあるが、日本から要請すると、米国内の議論はさらに複雑さを増す。広島訪問は、あくまで、オバマ大統領自身の決断である必要があった。

 解/説より------アメリカ総局長・山脇岳志
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アベノミクスは
全国津々浦々に届く前に風はやむ。
金融緩和でくつられていた円安。
トヨタの最高益すら追い風参考だったとは。

素粒子より
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マイナス金利で上昇に弾み
1月末に日本銀行が導入を発表したマイナス金利政策は、円安、株価上昇を狙ったものでした。ところが株式相場が急落し、デフレマインドが強まるなど、かえってマイナスの影響が目立つ状況です。ただ、こうした中で対照的に好反応を見せいるのが不動産投資信託(REIТ)だ。東証REIТ指数はマイナス金利導入をきっかけに上昇に弾みがつきました。
REIТは、多くの投資家から集めた資金と借入金を原資としてオフィスビルや商業施設など複数の不動産に投資する仕組みであり、投資信託の一種です。賃貸収入や売買益として得られた利益の大半は、分配金として投資家に還元する決まりだ。
マイナス金利導入によって、借入金利が低下して利益、分配金が増える期待が高まったこと、REIТの配当利回りと預金の金利差が拡大したことを主な理由として、REIТの人気は高くなった。
とくに、金利低下、地域経済の停滞で資金運用に苦しむ地方銀行が、マイナス金利をきっかけにこぞってREIТに投資している。さらに海外投資家も、欧州がマイナス金利導入で不動産バブルの様相を見せていることから、日本の不動産支持要は相対的に割安と感じ、注目している。
REIТの投資先はほとんど国内不動産であり、収益が為替相場や海外景気の影響を受けにくいのも特徴だ。
めいがらによって割高感も出ていますが、マイナス金利も追い風に、堅調な相場が続きそうだ。

 東洋経済の眼より
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核廃絶
焼け焦げた女学生の制服を見てなにを思うか。
オバマ大統領の声が聞きたい。
そして被爆者の声も聞いてほしい。

では真珠湾に花を手向けなくていいのか。
中国とはどうか。
無念の死を遂げた異国の魂の声には耳を傾けないか。

隣国には核にすがる指導者と声を出せない人々がいて。
海の向こうに罵声で売る大統領候補もいて。
非核の現実。

素粒子より
日本も真珠湾で花ぐらい手向けるべきだ。
それを官房長官が検討したこともないとは。
これこそ日本のエゴだ。
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異端児トランプ氏本線へ
足元の混乱を尻目に、トランプ氏の視線は早くも民主党のクリントン氏との直接対決に向いている。各種世論調査では、直接対決ではクリントン氏がトランプ氏を10?前後上回り、現段階で優位だ。
ただ、クリントン氏の脆弱性も浮き彫りになってきた。今回の予備選でも、30歳未満の若者の74%、男性の57%、無党派層の72%がサンダース上院議員に投票。「若者・男性・無党派層」の3層に依然としてクリントン氏の支持は広がらない。
現在の政治・経済システムへの強烈な批判や、イラク戦争・ТPP反対など、トランプ氏とサンダース氏の主張のきょうつうてんがあるのも、クリントン氏にとっては不安材料だ。サンダース氏との論争で守勢に回っている争点が、本選挙でもそのまま引き継がれる可能性がある。
各種世論調査によると、サンダース氏支持者の3人に1人は「本選でクリントン氏に投票しない」と回答している。そんな足元を見透かし、トランプ氏は最近の集会で「サンダース氏を支持する若者はこちらへ来て、私に投票してほしい」と揺さぶりをかけている。

 紙面より
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扇動家躍進
不平等がつくる地割れにあだ花が咲く。
フィリピンでまず一例。
世界の亀裂に妙な花が次々咲かないか。

素粒子より
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小選挙区制 乏しい選択肢
有権者はさながら、選挙の時だけ読んでもらえるお客様です。政策や実績を見て「商品」を選び、評価は次の選挙で下してね、と。いい商品は売れる。悪い商品は淘汰される。一見フェアだが、実際は、小選挙区制では「商品」の選択肢が少ない上に、死票が多い。マーケットがゆがんでいるのだ。
小選挙区制は結局、A党がB党かを選ぶのではなく、政権政党に○か×をつける戦いになる。×をつけられたくない政権党は、優れた政策で支持を広げる「正攻法」より、報道に圧力をかけたり、野党を分断して李、自分たちに有利なように民主主義の「土俵」を作りかえた方が手軽で早いと考えがちだ。安倍首相がここまでひりっけい的な振る舞いをしているのも、そういう理由だと思う。
小選挙区制導入には、二大政党が政権交代を繰り返すことでチェック・アンド・バランスをきかせるという発想があったが、民主党が壊れたら見事に何もなくなった。二大政党ありきで進んだ政治改革をもう一度見直し、多様な言論や政治的オプションを維持できる制度に変えていく必要がある。

 立憲VS非立憲より-------上智大教授・中野晃一
日本では二大政党制なんて育たないのだ。小選挙区がいいと変えたのにまた昔に戻るのか。評論家はいい加減なものだ。
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北朝鮮
言葉ばかりが踊っている。
賓客も王冠もなく。
せめて先の2代が眠る宮殿の屋根を金箔で飾る。

素粒子より
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作家の落合恵子さんにとって介護は、「母との再会」を意味していた。
お互いに愛情表現が下手で、何となく距離を取ってきたが、「もうベタベタしよう」と考えた。認知症の母と、これからは手をつないで歩こうと。
介護を始めて4年ほどてった頃、母から「お母さん」と呼ばれた。症状が進んで、娘だということもわからないようだった。ショックで泣いた。それでも「母が私を『お母さん』と呼ぶなら、とびっきりのお母さんをやろうじゃないか」と気持ちを切り替えたと、インタビュー集で語っている。
世に季節があるように、親との関わり方も移り変わる。お母さんがすべてだと感じる幼いときは、それほど長くない。
〈オムレツを焼く母がいてこの人をいつより"ママ"と呼ばなくなりしか〉森本平。
気持ちに距離が生まれる青年期があり、最後は看取りの時も来る。母の日のきょう、「ありがとう」と言いたいお母さんは、近くにおられるだろうか。
人生の季節が巡るのを切に感じるのは、親も同じだろう。歌人の故・河野裕子さんはこう詠んだ。〈さびしいよ息子が大人になることも こんな青空の日にきつと出て行く〉。歌ができた数年後に息子は家を去ったと、評伝にある。
カーネーションはいずれ、母の日の主役を譲ることになるかもしれない。そう思わせるほどアジサイやバラが花屋さんの軒先にあふれていた。感謝の仕方も、多様であっていい。あえて言葉にしなくてもいい。でも言葉にできるなら、もっといい。

 天声人語より
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現実と幻想との境界で--千の風に、千の風になって 
私のお墓の前で
 泣かないでください
 そこに私はいません
 眠ってなんかいません
 千の風に
 千の風になって
 あの大きな空を
 吹きわたっています

幼友だちの妻ががんで死去、その追悼文集に掲載された詩だったという。
元は英語の詩だった。アイルランド共和軍のテロで死んだ青年が遺書のよ
うに両親に託していたことをBBCが放送した。
9.11テロの翌年の追悼集会で、11歳の少女が朗読した。
映画監督H・ホークスの葬儀で俳優のJ・ウェインが朗読した。
だが、いつ、誰がつくった詩かがわからない。

これらの出来事の少し前、がんで闘病生活をしていた先輩記者を励ます会
を催した。そこでこんな話をした記憶がある。
「死んだらとりあえず、僕たちは煙や灰、骨になる。僕を形づくっていた
素粒子たちにとっても別離のときです。しかし、素粒子たちがいつか再会
を図ることがあっても、ふしぎではないでしょう。はるか遠い、永遠に近
い未来のことかもしれません。『僕』が再結集する日を夢想したりします

いま思えば、「煙になる」のは「風になる」のとほぼ同じことだろう。現
実と幻想とをつなぐのが「風」である。
そして死は現実と幻想との境界に起きる「何か」だ。

 コラムニスト・小池民男
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子だくさん厚い支援。政党は財源の具体像を示せ
フランスでは子育ての負担よりも、手当や税制優遇など給付が多く、年収243万円の家庭で第3子まで育て上げると「給付超」の額は計約3900万円に達する。家族政策への財政支出は日本の1%台に対しフランスは3%近い。
日本が出生率2.1とフランス並みの手当や保育サービスを目指すなら年間13兆円の財源が必要。消費税率を5%幅上げ、すべて子育てに回す計算だ。増税に頼らず社会保障を組み替えるなら、医療費の窓口負担増など、社会保障費のうち高齢者向けの割合を8割台から7割台に減らす必要がある。
ブログ問題碁、与野党は競うように子育て支援の充実を訴える。その財源を増税で賄うのか、高齢者へのサービス削減で賄うのか。
本気で取り組むなら「負担」の具体像を示すことこそ政治の仕事ではないだろうか。

 視/点より
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コーヒーや緑茶が長寿のカギ
コーヒーや緑茶を日常的によく飲んでいる人は、そうでない人に比べて死亡するリスクが低いとする調査結果を、厚生労働省の研究班がまとめた。コーヒーに含まれるポリフェノール、緑茶に含まれるカテキンが血圧を下げ、両方に含まれるカフェインが血管や呼吸器の働きをよくしている可能性があるという。
全国に住む40~69歳の男女約9万人に対し、コーヒーや緑茶を1日どれくらい飲むかを、ほかの生活習慣などと合わせて質問し、経過を約19年間追った。この間に約1万3千人が亡くなった。
コーヒーや緑茶をよく飲む人は死亡率が低く、コーヒーを1日に3~4杯飲む人ではほとんど飲まない人に比べ、死亡リスクが24%低かった。緑茶は1日1杯未満の人に比べ、1日5杯以上飲む男性で死亡リスクが13%、女性で17%低かった。どちらも、死亡のリスクにかかわる年齢や運動習慣などは影響しないように統計学的に調整した。
コーヒーにはクロロゲン酸というポリフェノール、緑茶にはカテキンが含まれ、両方に欠陥や呼吸器の働きをよくするカフェインが含まれている。こうした成分が心臓病や脳卒中による死亡を減らしたことが考えられるという。
一方、カフェインは健康維持につながる可能性があるが、心臓病を抱えた人では摂取で急に血圧が上がるといった影響も考えられる。妊娠中や肝臓病の人も注意が必要である。

 紙面より
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共和党の指名獲得が確実になったトランプ氏
日本や韓国など同盟国が駐留米軍経費の全額を負担する必要があると述べた。
負担増に応じなければ、米軍撤退など、日米間の合意を解消し、核保有も含め、同盟国がきちんと対処し、我々に敬意を払わなければ、自力で防衛しなければならないと、自主防衛を促す考えを示した。

 紙面より
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トランプ旋風
トランプ列車が爆走する。
やり場のない怨念や怒り、負のエネルギーを取り込んで。
米大陸に亀裂を入れながら。

素粒子より
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非立憲的な政治 世界に拡散
立憲主義は国を単位として、政治や経済の秩序をつくるなかで出てきた考え方です。
それが冷戦後、経済や安全保障のあり方が、国と言う枠組みを越えてしまったため、憲法秩序が極めて成立しづらい状態になり、非立憲的な政治が世界中に広まった。米国や西欧で対テロのために市民の人権が制約されるようになっているのもその一例です。
非立憲化と同時に、ナショナリズムなどの情念を喚起して人々を動員する政治も世界的潮流です。国の財政はどこも厳しい。もう、金をばらまいて国民をまとめられないなか、国としての一体感を保つために、情念を使った動員への依存が進んでいる。各国で極右政党が選挙に勝利しているのそのためだ。
日本でも、小泉首相が構造改革を唱え、新自由主義的な経済政策を進める一方で、靖国参拝にこだわった。安倍首相もその流れの中にある。
経済のグローバル化に対応するため、政治も、新自由主義的な企業モデルに変質していく。少数意見や弱者への配慮、熟議を嫌い、トップダウンでの「決められる政治」をめざす。
「私が最高責任者」という安倍首相の言い方はまさに、COEそのものだ。

 立憲VS非立憲より----上智大教授・中野晃一
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天空に描く平和の円
私にはまだまだやりたいことがたくさんあります。今の私にとっての「人生
百年の計」とは、私が抱いているビジョンを、次の時代、または次の次の世
代、つまり孫やひ孫たちにバトンタッチしていくことです。
保田氏は、戦争の惨めさ、誤った戦争から学んだ教訓を、戦争を知らない次
世代の子どもたちに伝えたいと思っています。今日の大人が作り上げられな
かった平和を、何とか次世代が実現できることを願っています。現在10歳の
子どもが60歳になった頃、世界に平和がもたらされるよう、今のうちに戦争
を知る私たちのビジョンを伝えなければならないのです。
私の父の好きだった英国のビクトリア朝のロバート・ブラウニングの作品に
次のような詩句があります。
 「地上ではかけた弧、
      天上では全き円」
私の今のビジョンは「天空に描く大きな平和の円」です。平和の実現は非常
に時間がかかる壮大な目標です。私の存命中には難しいのです。しかし、そ
の円の中の一つの弧でも実現させるために、私は今後も勇気ある行動を起こ
していきたいと思っています。
私のビジョンを果たすために、まずは100歳のバーを越えたい、というのが
今の私の希望です。

 私の証 あるがまま行く---日野原先生
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シャープが映し出した日本
競争力の現実と資本の論理を前に淡々と受け入れられ、開放性が確認されたようだ。
「経営の独立性」「一体制の維持」「技術流出の防止」「雇用の維持」「ブランド価値の維持向上」。シャープはこの5点について鴻海の理解と約束を得ていると発表した。
「独立性」「一体性」の主張は、関係者の立場からみれば分からなくもないが、経営権の入手を目指すはずの買収や出資と「独立性」が両立するのか。また、欧米に比べて日本企業は事業の選択と集中・入れ替えが遅れがちだ。「一体性」に課題がある場合も多い。シャープの場合も経営や事業構成が妥当であったかは疑問だ。
「技術流出」もあいまいだ。国外への流出が問題なのか。しかし、日本では原則として技術の流出入は自由だ。シャープからの流出が問題なのであれば、そもそも事業の売却や高2ゆぅは進まない。
鴻海が五つの点に理解を示したのは、シャープ経営陣や日本の世論を意識した妥協であったかもしれない。
企業再建をめぐり情緒的に用いられる「外資による買収」「経営の独立性」「一体性」「技術流出」などの言葉。シャープ再建劇はその明確化を迫るものでもあった。

 経済気象台より-----R
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奈々子に <吉野弘>
赤い林檎の頬をして
眠っている奈々子。

お前のお母さんの頬の赤さは
そくっり
奈々子の頬にいってしまって
ひところのお母さんの
つややかな頬は少し青ざめた
お父さんにも ちょっと
酸っぱい思いがふえた。

唐突だが
奈々子
お父さんは お前に
多くを期待しないだろう。
ひとが
ほかからの期待に応えようとして
どんなに
自分を駄目にしてしまうか
お父さんは はっきり
知ってしまったから。

お父さんが
お前にあげたいものは
健康と
自分を愛する心だ。
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立憲主義、私たちの行動しだい
小選挙区制になってからの投票率は05年の郵政選挙の67.51%と、09年の民主党政権誕生の69.28%が高い。その後の12年は戦後最低の56.32%。自民党は、下野した09年より比例代表の得票を200万票減らしながら政権を奪回した。
09年と12年の落差が、小選挙区制導入の目的だった「政権選択」への期待感が覚めた実情を物語る。
14年衆院選での自民党の絶対得票を見ると、小選挙区の24.49%、比例代表は16.99%だ。明確な指示は5人に1人ほどしかない。
それでも自民党はいま衆院の6割余を占める。一票の格差問題で最高裁から「違憲状態」と指摘され続ける国会で改憲が語られる不条理とともに、憲法を論じる舞台が民意を反映しきれていない現状に驚く。
まるで20年の歳月をかけて、「非立憲への道」が、造成されてきたかのような現実にたじろぐ。
改めて気づかされる。
この「非立憲への道」はその都度、私たち主権者が多数を与えて認めてきた。そして今や「護憲か改憲か」ではなく「立憲か非立憲か」が問われる事態に立ち至っているのだ、と。
立憲主義の下、憲法が守る個人の尊厳や、自由や権利は普遍的なものだ。多数決や時の権力者の都合では変えられない。そもそも憲法は権力を縛るものだ。
だが、権力者が立憲主義を打ち壊して「非立憲」にしても罰則はない。私たちが黙認すれば、そのまま行く。そのことに気づいたからこそ、人々は街頭に出て声を上げ始めた。立憲主義を守るのも、手放すのも、私たちの行動しだいだ。

 視/点より-----藤原帰一
小選挙区に賛成しておいて、こんな解説はない。
また一票の格差を論じる前に低投票率を是正する対策の方が優先ではないのか。
裁判所も低投票率の是正について語るべきだ。
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体の「老化」と心の「老い」は別物
男女とも平均寿命は80歳を超えました。高齢化社会で問題になるのが、「平均寿命」と「自分で自分のことができる健康寿命」との差です。男性ではほぼ9年、女性では13年近く介護を受けたり、あるいは寝たきりで過ごしたりしています。この期間をいかに短くするかが、医療従事者の課題です。
一概に「老い」といっても、生物学的な「老化」と、人間的な「老い」は別物です。人間として抗しきれない老化の中で、いかに生命の意味を見いだしていくか。「土の器」とも例えられるもろい人間の身体は、ひび割れたり壊れたりもします。それでも私たちは与えられた時間の中で、その器に何を入れていくか、模索し続けるのです。
もし社会が老人を疎んじ、ポンコツ車のように見下すなら、それは真の文明社会とはいえません。必要なのは、社会がもっと交わりの中に高齢者を入れ、温かい心で包み込み、高齢者に「役割」を与えることです。私が日ごろから平和の重要性を語るのは、高齢者が居場所を得て輝くためには、社会がまず、平和であることが前提となるからです。
若い世代を含め、一人ひとりが参与しなければ、本当の健康社会は日本に実現されない。

 私の証あるがまゝ行く----日野原先生
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豊臣秀吉による朝鮮出兵の際、のちの佐賀藩祖・鍋島直茂が陶工らを引き連れて帰国した。
そのひとりが李参平が1616年、有田の地で良質な石鉱を見つけ、日本で初めて磁器を焼いた。以後子孫は有田に根を下ろした。
14代目にあたる金ケ江省平さんによると、6代目が窯を閉じ、13代目にあたる父が再興した。「初代が日本に来なければ自分も有田焼も存在しない」というのが父の口癖だった。
跡を継いだ省平さんはこの地で腕を磨く。日韓交流の作陶や展示のため韓国を訪れると、参平の名を知る人はきまって「よくぞ故国へ」と歓迎してくれる。
かと思うと、東京の韓国大使館のそばで「日本から出て行け」と叫ぶ集団に遭遇したこともある。これがあのヘイトスピーチかと驚いた。「ありがたいことに初代は陶祖と敬われ、神社にまでまつられた。これまで日韓がおかしくなったのは秀吉の出兵時と韓国併合の時くらい。ほかは常に友好的だつたのに」
陶芸に限らず、文字や律令、宗教まで大陸や半島から教わっては磨き上げる。それが日本の歩んだ道である。文化や人種の違いをあげつらい、なにが日本固有で、どれが韓国由来か、まくし立てることにどんな意味があるのだろう。
14代目の焼いた皿や瓶に触れ、4世紀にわたる融合を手のひらで受けとめた。

 天声人語より
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また円高進む
連休の谷間には雑務がたまる。
海外では円高圧力がたまる。
米が日本の為替政策を監視すると。
気がかりな市場。

素粒子より
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オバマ大統領が来るのなら
私が最も違和感を覚えたのは、ケリー氏が広島に残した次の言葉だ。
「戦争は最後の手段でなければならない。決して最初の選択であってはならない」。
ケリー氏は資料館の芳名録にこうつづり、記者会見でも同じ言葉を繰り返した。
広島は核兵器だけでなく、原爆投下をもたらした戦争をも否定したきた。
ケリー氏は今回、被爆者らと一度も対話しなかった。世界最強の軍事力を持つ国の政治家が戦争を否定できるはずはない。それでも、広島の人々の思いに直接触れる機会がもっとあれば、おのずと言い方は変わったのではないか。
私が知る限り、大多数の被爆者は米国に謝罪までは求めていない。だが、つらい体験に根差した「戦争も核兵器もなくして」との願いはますます切実だ。ケリー氏には、そういう被爆地の「今」の思いを知ってもらいたかった。
オバマ氏が広島を訪れるとすれば、「核兵器のない世界」の理想を語ることになろう。その前にぜひ被爆者の言葉に耳を傾けてほしい。
被爆地の今に触れ、過去に思いをはせてこそ、未来を語る言葉は重みを増すはずだ。

 社説余滴より---加戸靖史
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理想的な健康長寿の姿、それに近づくための心の持ち方
まず「健康」という言葉そのものについて考えます。「健」の字には、建物の「健」が含まれます。地震で倒れない、しっかりした建物を建てるように、「人間の体を健やかに保つにも、強い土台が必要だ」と解釈できそうです。
次に「康」というと、260年続いた江戸幕府の礎を築いた、徳川家康の名が思い浮かびます。「啼くまで待とうホトトギス」と詠んだ、という逸話があるほど、家康は気長で心に余裕のある人物だったと言われています。漢和辞典を調べると、康には「すこやか」「やすらか」といった意味があるようです。健やかに、安らかに。気長に、余裕を持って。そんな心の持ち方が長生きのコツでしょうか。「人生50年」と言われた時代、家康は70年以上、生きたことが分かっています。
では、長生きしたら、毎日をどう楽しむか。「今までやったことがないことをやってみる」。それに尽きます。挑戦するかしないか、迷う前に、「新しいことに挑戦する毎日」を習慣化してしまえばいいのです。

  あるがまゝ行くより---日野原重明
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「税金を払え、税金を払え」の大合唱が、ロンドンの街角に響いた。
数年前、大手薬局チェーンが、白衣で仮装した若手たちに取り囲まれた。税金の安いスイスに本社を移し、英国にはほとんど納税してないとの抗議だった。矛先は銀行や飲食など多くの企業に向かった。
そのかいあったかどうか、英国政府は税逃れ企業の追及を始めた。
でもアメ玉も用意した。企業が他国へ行かないよう、法人税率を下げる。現在の20%を2020年には17%にすると決めた。
「パナマ文書」により、税金がほぼゼロのタックスヘイブンに注目が集まっている。同時に見逃せないのは、英国のように自国を租税回避地に近づけるかのような試みだ。
蝶が蜜に誘われるように、米企業が英国に移ろうとする。あせる米国政治家に、「こちらも引き下げを」との議論が高まる。オズボーン英財務相は先月、「英国が道を開く。他国はついてくればいい」と語った。引き下げドミノとなるか。
スイスや英国に限らず、アイルランドなども法人税率は著しく低い。租税回避地がウイスキーのストレートなら、こうした国々は濃いめの水割りか。いずれにせよ酔いが回れば民主主義の基盤を崩す。企業として社会から恩恵を受けるのに、税負担は低めですむのだから。日本も引き下げが進む。
弊害を抑えようと、国々が協調して税金を取るなどの案が、識者から出る。現実的かどうかは分からない。でも何もしなければ酔いは確実に回る。

 天声人語より
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