2015年07月の記事


水分補給時のこころがけ
水分補給は、仕事や家にいる時などの通常時と、運動時、ダイエット時で種類を飲み分けると効果的だ。

 通常時には、水が一番。お茶には利尿作用があるし、ジュースやスポーツ飲料はカロリーが高すぎるため継続的に飲み続けるには向かない。ただし通常時でも、汗を多くかいた時はスポーツ飲料を飲むといい。
 運動時は大量に汗をかくため、塩分を多く失う。それを補うにはスポーツ飲料が最適だ。
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東芝事件と監査の実態
経営陣の無謀な利益強要が各部門を不正行為に走らせ、監査機能は働かず、会社全体が粉飾決算に染まっていった。長年の不正会計で歴代3社長が社を去った東芝。
監査法人などのチェックが機能しなかった原因は
まず、監査法人。東芝の場合は新日本有限責任監査法人だったが、疑問を抱いても深く追及しない。気付いていても黙認する、姿勢だったと指摘。優良顧客を失わないことを優先し、うるさいことを言うと契約を切られるので、不審を抱いても甘く目をつむってしまう。
次に監査委員会。複数の監査委員が不正な会計処理を知りながら、監査委員会で問題を審議することはなく、業務執行者に指摘することもなかった。監査どころか隠蔽工作に加担していたのだから悪質だ。
カネボウ事件や大王製紙事件などでも監査法人の責任が問われた。
監査法人のローテーション制度や報酬支払い方式の議論を深めないといけない。

 WEB RONZAより-----木代泰之
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般若心経とは
般若とはすばらしい知恵のこと。そして波羅密多とは六波羅密多、すなわち
自分よりも他人の救いを先にする「大乗の菩薩」という考え方による実践の
徳目です。
人間は生前の行いによって、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天という6つ
の世界に生まれ変わります。人間よりも下に落ちるのを救うためには、布施
、持戒、忍辱(にんにく)、精進、禅定、智慧という6つの修行をして、成
仏しなければなりません。
布施とは、僧にお経をあげてもらったときや寄付をする際に差し上げるお金
などの財物のことです。布施はお金に限りません。相手の不安をなくす、や
さしいまなざしや言葉などもあります。
持戒とは、戒を持つこと。これを十戒といい、具体的には十戒善を差します。
不殺生、不偸盗、不邪淫、不妄語、不綺語、不悪口、不両舌、不慳貪、不瞋
恚、不邪見。
忍辱とは、辛抱すること。
精進とは、一生懸命努力すること。
禅定とは、坐禅を組んでこころを落ち着けることです。
6つの修行をすると、智慧が出てきます。これが"般若"です。
仏様の場合、「智慧」と書きます。"知"の下の"日"は、宇宙の真理を指しま
す。
この6つのことを修行することを「六波羅密多行」といいます。こうするこ
とで自身が成仏する助けになります。
お仏壇に水、塗香(ずこう)=塗香(ずこう)は非常に細かい粒子のお香で、
塗香入(ずこうい)れに入れて用います。小麦粉にも似た触感があり、少量を
手に塗り、その香りを吸い、仏前で自らの心身を清めるために使用します。
花、線香、飯、ローソクの6品をお供えするのは、六波羅密多行を知らずに
亡くなったご先祖様に、6つの修行をすることで成仏できることを知らせる
ためです。
水は布施(感謝する気持ち)、塗香は持戒(よいことに励む)、花は忍辱
(怒りやすいこころを鎮める)、線香は精進(怠けごころをなくす)、飯は
禅定(こころを落ち着かせる)、ローソクは智慧(人間の悩めるこころを智
慧の光で明るくする)を表しています。これら6つをお供えすることを六種
供養といいます。お仏壇にお供えをして、お仏前でお経を唱えます。こうす
るこによってご先祖様が成仏できるのです。
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2015年度の最低賃金の引き上げ額がまとまった
厚生労働省の中央最低賃金審議会で、全国の加重平均で18円上げるべきだとの目安をまとめた。
実現すれば全国平均の時給は798円になる。最低賃金が時給だけで示されるようになった02年度以降で最大の上げ幅。
今回の目安を参考に今後、各都道府県の審議会で話し合い、各地の最低賃金が決まる。秋以降に順次改訂される。
今春闘では大企業を中心に昨年を上回る賃上げとなったが、労働組合に加盟していない非正規社員には波及しにくく、むしろ最低賃金の引き上げが待遇改善につながる。
政府は経済の好循環の環境をつくりだし、成長を刺激していくためには思い切った賃金の引き上げが必要で、歓迎したいと官房長官が述べた。

 紙面より
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合区
ここでも自衛権の主張。参院でわが代表が減ると。
お国自慢ならほほ笑ましいが。
県という国の境もいまだ難物。

素粒子より
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参院選2合区成立
来年夏の参院選から鳥取と島根、徳島と高知の選挙区を統合する合区などで定数を「10増10減」する公職選挙法改正案が、衆院本会議で賛成多数で可決、成立した。公明党や民主党などは反対した。参院選が始まった1947年以降、都道府県単位だった選挙区の変更は初めて。
一票の格差は最高裁で違憲状態とされた4.77倍から2.97倍になる。

 紙面より
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TPP交渉
ハワイは最後の寄港地か。
船頭が12人。
力も性格も違うし、行きたい方向も違う。
どこにこぎ着くのか、TPP船。

素粒子より
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参院の選挙制度のあり方を再考しようという議論がない
二院制の一翼を担う参院はいったい、どんな自画像を描きたいのだろう。
最高裁判所から違憲状態と断じられた「一票の格差」の是正を、最小限の合区でしのぐ。それでも格差は3倍近い。連立与党間の合意すらできなかった。
何より、背景となる理念がまったく見えない。浮かび上がるのは、参院ならではの大きな改革を打ち出そうという意思がうかがえない議員らの非力さである。
憲政史上初めて「都道府県代表」が崩れはしたが、それもつじつまが合わなくなった末の「追い込まれ合区」自民党は抜本改革への指導力を果たせないばかりか議員ら身内の説得に追われ、「これで参院はこう良くなる」という説明は、ついぞ聞こえてこない。
いま、日本は人口減少時代だ。その荒波を押し返す特効薬は見つからない。地方から衰退して大都市への集中が進めば、さらに合区が増えるだろう。人口が少ない順に県代表が消滅しかねないという制度不信が吹きだすのも、無理もない。
選挙制度は民主主義の根幹だ。多様な民意を反映する公正な仕組みをどうつくるか。最高裁判決の要求を満たしつつ、有権者が納得する持続可能な制度のグランドデザインが必要だ。

 紙面より----前田直人
なぜ、憲法を変えて参院は都道府県代表であり、最低1県1人とするとマスコミは言わないのだ。最高裁と一部の都会人の言うことばかり聞いていては地方がますますさびれるばかりである。
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胃潰瘍や動脈硬化などを防ぐ梅のパワー
梅干しは、昔から健康に良いというイメージが伝えられていますが、日本一の産地、和歌山県では最近、科学的な証拠が集まりつつあります。
「梅はその日の難逃れ」のことわざのように、梅干しを朝に食べると、病気などを免れると、昔の人は経験から伝えてきた。和歌山県立医大の宇都宮洋才准教授によると、梅の産地みなべ町などで聞き取り調査をしたら、「動脈硬化を防ぐ」「胃潰瘍になりにくい」「かぜをひかない」「疲れがとれる」など数え切れないほどの伝承があった。まるで「万能薬」だが、本当だろうか。
マウス実験では、梅エキスが動脈硬化を引き起こす血管の筋肉の肥大を防いでいることがわかった。
宇都宮准教授は梅に含まれるポリフェノールの一種「リグナン」に着目。胃潰瘍の原因となるピロリ菌の培養液の中にリグナンを加えたら、変形したりしてピロリ菌の働きが弱まった。
ピロリ菌の働きを半分に抑えるには、梅干し5個分相当のリグナンが必要だったが、「1、2個分でも効果はある」という。
また、インフルエンザウイルスが感染した培養細胞にリグナンを加えたら、ウイルスの増殖が抑制されることもわかった。
梅の有効成分はリグナンだけではない。近畿大生物工学部の三谷隆彦・元教授が見つけた別のポリフェノール「ヒドロキシ桂皮酸」にも、高血圧防止やウイルスの増殖を抑える効果があることが分かってきた。
ただ、数々の健康効果があるからといって、たくさん食べれば良いわけではない。梅干しには10%程度の食塩が含まれている。1個10㌘だと1㌘に上る。
厚生労働省が定める1日の塩分の摂取目標量は、成人男性9㌘未満、女性7.5㌘未満だ。
1日の食事全体で塩分を調節しなければいけない。梅干しは1日2個程度を目安に。増やす場合には他のメニューの塩分を抑える工夫が必要だ。
さて、観梅の季節。梅林の花の香りにも、梅パワーは秘められている。和歌山工業高等専門学校の奥の祥治准教授によると、香り成分のベンズアルデヒドに抗菌作用がある。梅干しにも同成分があり、「日の丸弁当が傷みにくい理由の一つではないか」とみている。

 元気のひけつより-----野中良祐
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沖縄報道 広く深い視点で
私は、米軍普天間飛行場の移設問題などをめぐる菅官房長官と翁長沖縄県知事の会談を伝える4月6日の朝刊の記事を取り上げました。「見出しで在京他紙はすべて『会談は平行線』なのに、朝日は『辺野古移設"絶対できない"』と突出していた」と違和感を覚えたことを挙げ、「沖縄の怒りという常套句を書き連ねるのではなく、普天間の危険をなくすために何をすべきかの提示を求めたい」。加えて、こういう思いを述べました。「世界一危険」と言われる普天間基地を閉鎖するには、日米両政府が合意している名護市辺野古への移設が一番早くて確実。事故の可能性を考えると一刻の猶予もならない----。
掲載後、「辺野古移設に反対なら対案を出せとは今の政権の態度と同じ。政権の走狗かと疑う」「高島PEの立場には異論がある。読者と朝日をつなぐ役目にふさわしいか疑問だ」といった批判の声が多数寄せられました。多くがコア読者(朝日の報道姿勢が好きで、長年購読している中核的な読者層)からと思われました。
普天間では、配備されたオスプレイが日々飛ぶ中で危険除去は進まず、朝日の社説は「辺野古移設は白紙に戻せ」「辺野古やめ沖縄に未来を」とトーンを上げています。
一方、浦添市の松本市長は今年4月、米軍那覇軍港の浦添沖移設について、2年前の市長当選当時の移設反対の公約を撤回して受け入れを表明しました。また、自衛隊と民間の共用の那覇空港では、混雑緩和のために沖合を埋め立てて第2滑走路を建設する工事が進んでいます。「沖縄に新しい基地はつくらせない」「美しい海を傷つけない」という辺野古反対のスローガンとは別の動きです。
普天間基地の周囲で暮らす住民の命を守るためにも、「これでもか」というほど、より広く、深い報道を望みたいと思います。沖縄問題は複雑で、多角的な取材、報道は不可欠です。新しい視点、新しい企画で問題の核心に迫り、すべての読者層の沖縄理解を深めてほしいと願っています。

 パブリック エディターからより----高島肇久
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背骨の圧迫骨折はビタミンDと運動で予防しよう
背中が丸くなり、身長が低くなった。背骨の一部が出っ張ってきたと感じたり、午後になると背中が痛んだりする。そんな症状のある人は、背骨がじわじわと潰れて変形する圧迫骨折を起こしているかもしれない。高齢者の場合、骨がスカスカになる骨粗しょう症が原因のことが多い。
背骨は、12個の腰椎と5個の腰椎という骨が連なってできている。胸椎や腰椎の高さが、どれか一つでも、元の高さより20%以上減っていると圧迫骨折と診断される。痛みがあるのは3分の1だけ。痛みがなく、気づかないまま潰れていることも多い。
起きやすいのは、胸椎と腰椎の境目付近。腰の少し上あたりだ。骨折すると、変形したまま固まってしまう。骨粗しょう症で骨が弱くなった高齢者だと、尻もちをつく程度の衝撃で起きることが多い。
骨粗しょう症は高齢の女性や早く閉経した人がなりやすい。閉経すると、骨を壊す細胞の働きを抑える女性ホルモンが減るためだ。たんぱく質やカルシウム、ビタミンDの付則や運動不足もリスクを高める。遺伝の影響もあり、母が骨粗しょう症だと娘もなりやすい。
最初の骨折を防ぎ、骨折の連鎖を断つには、薬による治療だけでなく、適切な栄養と日光浴、運動療法が不可欠。骨の健康維持に重要なのがビタミンD。多く含む青魚や干しシイタケを意識してとりたい。日光浴も効果的だ。紫外線が皮膚に当たるとビタミンDができる。日焼け止めを塗らずに夏は30分、冬は1時間が目安。サプリメントで補う選択肢もある。
1日8千歩を週3日以上歩くと骨密度が増える。転ばない体づくりも大切だ。流し台に両手をおき、肩幅に開いた足を曲げたり伸ばしたりする屈伸運動がお勧め。足の指をグーパーと動かして足の感覚を磨く運動や、バランスをよくする片足立ちの訓練もよい。予防策を続ければ結果は出るのであきらめないことが大切だ。

 体とこころの通信簿より-----辻外記子
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慎重な判断が期待できない。集団的自衛権の行使
米国から見れば、米軍は日本の傭兵のような存在でしかない。同盟諸国の負担に相互性の乏しい同盟協力は米国による日本防衛への関与を弱め、それが日本の防衛を揺るがす危険を生み出す。新安保法制の背景には米国に置き去りにされる恐怖があった。
だが、問題はその先にある。
軍事力の保有や使用を全て否定する立場をとらないとしても、集団的自衛権の承認が軍事行動の幅を広げ、戦争を防ぐどころか戦争を引き起こすことになりかねないことは事実である。これまで日本では米国の始めた戦争に日本が荷担を強いられるという巻き込まれの恐怖に焦点があてられてきたが、中国と周辺諸国との間に緊張が続く現在の東アジアでは、米国主導の戦争に巻き込まれる危険ばかりではなく、日本が戦争を始め、べ国を巻き込む側に立つ危険も無視できない。
ここで重要なのは、軍事力の行使において常に必要となる慎重な判断を、現在の日本政府に、そして国会に期待することができるのか、という点である。私はそこに強い懸念を持つ。それが、乱暴な採決や違憲の疑いとはまた別個の、国際政治を学んできた者としての私の新安保法制への懸念である。
国際政治において軍事力の果たす役割を否定することは難しい。軍事的威嚇によって戦争を抑えることがないとはとてもいえない。だが、軍事力の行使によって国民にも大きな犠牲を強いいる可能性があることも否定できない。そして、戦力の保持を全て否定するのでなければなおさらのこと、軍事力行使が本当に必要なのか、それに代わる手段によって平和を保つことが不可能なのか、徹底した見当が必要となる。その検討を行わない者が軍事力を手にすることほど危険なことはない。

 時事小言より-----藤原帰一
今の自衛隊で戦争ができるとは思われない。実弾をどれほど打っているのか。実弾も打つ機会がほとんどない今の状態で戦争ができるとは思われない。
日本にもその能力があるよと外交上見せて置かなかったから、韓国による竹島の占領もされたのだ。
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熱中症 現代の災害。暑さを甘く見るな
梅雨明け直後や猛暑日、熱帯夜が続くと、多くの熱中症患者が運ばれてくる。
暑さに慣れれば次第に減るが、熱波が来たり去ったり繰り返すような夏は特に要注意だ。
ここ数年は「熱中症弱者」の被害が目立つ。独居老人だけでなく、高齢者を介護する家族、障害者と暮らす高齢者らの孤立も防がなければいけない。
高齢者は、運動もせず、屋内で日常生活を過ごしているだけで熱中症になる。
家族や周囲の人が屋内の温度を管理することが大事だ。離れて住んでいても、午後の暑い時間に「部屋の温度計は何度かな」と電話一本してみる。30度以上なら「暑いからクーラーをつけようね」と教えれば、安否確認にもなる。
周囲に熱中症を疑うべき人がいたらどうするか。
まず意識がはっきりしているか確認する。自分で水を飲むことができれば、現場で応急措置する。水が飲めなかったり、少しでも様子がおかしくなったりしたら、医療機関に搬送する。
大切なのは、1人にせず、必ず誰かが見守ること。目を離した間に急に悪化することがある。自分が調子が悪くなったら、声をかけて助けを求めよう。
これから行楽シーズンを迎えるが、外出は高齢者や小さな子どもら体力の弱い人に合わせた計画を立てることも必要だ。楽しくて張り切ってしまうかもしれないが、無理をしない、させないことが大事だ。

 昭和大病院救命救急センター長・三宅康史
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幸田文の名作『流れる』に、「耳のうしろを磨く」というくだりがあって、脳裏に刻まれた
花街の芸者置屋の女主人が弱音を吐く。近頃の芸者は、「しろうと」、つまり一般の女性とあまり違いがなくなってきた。昔は耳のうしろまで丁寧に磨き込んだものだから、「しろうとにない清潔さがあったけどねえ」と。そういうものかと感心した。
風呂で耳の裏をごしごし洗う。これは理にかなったことなのだと最近知った。加齢臭である。耳裏はもともと発生しやすい場所だそうだが、服に覆われていない上、洗い忘れることもあるので特に注意が必要という。
多くの地域で梅雨明けを迎えた。早速猛暑の到来だ。日なたを5分も歩けば汗びっしょり。汗ふきシートを手放せない。からだのにおいも気にかかる。
夏野においといえば、歌人塚本邦雄が「濃艶にして爽やか」と評し、「絶唱佳吟」とたたえた一首がある。<移り香の身にしむばかりちぎるとて扇の風の行方尋ねむ>藤原定家

 天声人語より
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参院合区可決される見通し
10増10減する公職選挙法改正案が参院で可決される見通し。
週明けにも衆院で成立する見込み。
新たな選挙制度は来夏から導入される見通し。

紙面より
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冥王星探査機
太陽系の8人きょうだいは普通「水金地火木土天海」と順に並べられる。「木土天海地金火水」と並べることもできる。前者は太陽に近い順で、後者は大きさの順だ。どちらも末尾に9年前までは「冥」の文字がついていた。
一番遠くて、一番小さい惑星だった冥王星である。月より小粒な「末っ子」が格下げされて準惑星になったのは記憶に新しい。そのとき米国の探査機が冥王星への旅に出たばかりだった。
その「ニューホライズンズ」が、9年半、48億㌔の旅をへて冥王星をかすめる最接近に成功した。送ってきた画像には、漆黒の空間を背に、氷でできた3千㍍級の山の連なりが写る。人類が初めて目にする荒々しい素顔だ。
探査機は、冥王星を発見した米国の天文学者クライド・トンボーの遺灰も載せている。米国人が見つけた唯一の惑星とあって、米の学者は国際会議で格下げに反対した。三つの小ぶりな星を加えて12人きょうだいに増やす案も登場するなど白熱した。
降格という処遇ゆえに話題性は増し、「君を忘れない」の長途の旅がロマンと感傷をかきたてる。探査機はそのまま飛行を続け、太陽系のいわば「村はずれ」である外縁の天体を観測するという。
任務を終えた後は、人類のメッセージを携えて太陽系から遠ざかっていく。故郷の青い惑星に高度な文明がある。その証である。地球をむさぼり、痛める文明でありたくはない。

 天声人語より
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中国のガス田開発
大海原にガス田施設が立ち上がり、日中の見えない酒井も浮き上がる。
海にもガスにも、人の意識にも壁なきはずが。
国の境をひょいと超えて日本に来たる914万人。
爆買いの大いなる魅力、政治が築きし日中の壁も吹き飛ばす。

素粒子より
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比較制度分析という新しい分野を打ち立て、ノーベル経済学賞の有力候補とされた青木昌彦が亡くなった
考察の対象は幅広い。自民党が圧勝した10年前の郵政選挙の後、民意を誇張して示す小選挙区制度の破壊力を語っていた。次は民主党の圧勝か、と。
伝統的な学問の枠組みを乗り越えることに終生挑んだ。米スタンフォードで医学の日本センターを京都に開いたのをはじめ、「知的ベンチャー」の創設にも尽力した。その軌跡をみずからつづった著書が、『人生越境ゲーム』と題されたのもうなずける。
企業のあり方をめぐる問いも鋭かった。もうけて株価や給与を上げるだけが会社ではない。社会的な存在価値も必要だと説いた。例えば、環境技術の研究に出資して社会に貢献すれば、市場での評価も高まる。会社は株主だけのものではないし、従業員だけのものでもない。
とすれば、この会社は誰のものだったのだろう。歴代社長のものだったのか。東芝の利益水増し問題に経営トップが関与していたと、第三者委員会が認定した。過大な収益目標を「チャレンジ」と称し、その達成を現場に強く迫っていたという。
青木さんは、人生越境ゲームへのチャレンジには結末がないと書いていた。その大きさに比べ、目先の数字いじりの小ささが際立つ。

 天声人語より
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東芝問題
3社長去り、取締役8人が辞任して、刷新か、表面ばかりの繕いか。
とりあえず責任は取って、東芝の株価上昇。

素粒子より
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戦後の物理学でノーベル賞に名を刻む南部さんが亡くなった。
戦後すぐに陸軍から戻って東大の助手に就くと、3年間研究室に寝泊まりした。
洋服がないのでいつも軍服。寝るときは机にござを敷いた。ある教授は一家で研究室に住み込んでいたという。週末は農家を歩き回り、もらえる食べ物はなんでももらった。そんな中で研究に没頭した。
紙と鉛筆と、あとは頭脳だけ。理論物理学は秀才の集まる分野だが、南部さんは飛び抜けていた。ノーベル賞をもたらした理論は、半世紀余り前の発表時はなかなか理解されなかったという。先進的すぎたためだ。
7年前の受賞のときは「遅すぎた」の声がしきりだった。同時受賞の益川敏英さんが「ずっと仰ぎ見てきた南部先生と一緒に受賞できるのは最大の喜び」と涙を流す姿に、偉大さを知った人は多かったのではないか。当方もそうだった。
励まされるような話もある。米国の名門研究所に在籍中、激しい競争の中で研究が一向にうまくいかない日々が続いた。啄木の「友がみなわれよりえらく見ゆる日よーーーー」の心境になったとつづっている。
南部さんは穏やかな人柄を誰もが惜しんだ。姿は去っても、その生涯と功績は一本の松明となって、学究の人々を導き続けることだろう。明るさは並ではない。

 天声人語より
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東芝の利益水増し
1518億円生み出した打ち出の小槌。
試しに「チャレンジ」と呪文を唱えてみれど、我が身に富来る気配は無し。

素粒子より
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安保法案の今後の論点は
最も重要なのにちゃんと議論されなかった論点は、日米関係だ。けんかが弱い日本には不安がある。けんかが強い米国から愛されているのか、と。見捨てられないための切り札が「けんかの時は手伝う」という集団的自衛権だろう。
米国が日本を守ることが米国自身の利益だった冷戦が終わり、米国にとって日本の重要度は低くなった。日本はどうやって安全を確保していくのか。普通の国民が期待したのは、そんな基本の議論だった。
なのに国会では、機雷除去とか、ミサイル発射のタイミングとか技術的な問題ばかり議論される。国民が理解できないのは、難しいのではなく、ぴんと来ない論点だからだ。
野党をはじめ反対派、特に9条を守れと主張するリベラル系も日米関係の議論をしない。「友達の米国がけんかで苦労しているのに日本は黙って見ている。そんな考えでいいのか」と問われると、自信を持って反論できないためだ。
参院の審議では、反対派の政治家がビジョンを示すべきだと思う。日米関係が弱まっても、日本の安全はこうやって確保し、9条の理念はこう実現する。そんな積極的な提案をした時、政権側も本気になるだろう。関心を持つ人も増えるだろう。国民の理解度は、審議時間の長さでは決まらない。

 紙面より----社会学者・大澤真幸
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熱中症の予防のために
人間は安静にしていても、尿を排出する上、皮膚からの発汗や呼吸でも水分
を喪失します。それらも考慮すると、通常でも1日1.5㍑の水分を取ること
が必要です。
運動をして汗をかくと、暑い夏には平素より1㍑くらい多めの水分と、適度
な塩分を摂取する必要があります。
尿や汗利中には塩分の成分であるナトリウムがかなり含まれています。特に
内分泌系の以上がある人の場合は、腎臓から尿中に過剰なナトリウムが排出
されて虚脱状態となり、血圧低下や生命の危険が生じますので注意が必要で
す。
日本の夏は気温が高い上に、湿度が高く、汗をかいても蒸発しにくくスチー
ムサウナに入っているような状態です。外出時は体温調節機能の弱くなった
高齢者や乳幼児は特に気をつけなければなりません。乳児を乳母車に長時間
乗せて買い物したり、わずかな時間でも駐車した車中に置いたままにしたり
しないようにすべきです。
就寝前には、38~39℃のぬるま湯でゆっくり入浴することが安眠を促します
。都市部では夜も気温や湿度はあまり下がらず、冷房や扇風機をつけたまま
眠る人がいます。ですが、体温が下がって風邪をひくおそれがありますから
、夜間は除湿機能のみにしたり、就寝1時間後ぐらいで切れる設定にしたり
する方がいいでしょう。旅先でも室温の下がり過ぎには注意して下さい。
なお、酒やビールは、たくさん飲むと、アルコールによる利尿作用で多尿と
なるので効果的な水分補給にはなりません。水を十分取ることが必要です。

 あるがまま行くより--日野原先生
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言葉の人なのだろう。初めて漫才のネタのようなものを作ったのは小学校に入る前だった。
小学生になるとネタ帳をいつも持ち歩き、何か思いついては書き留めていたという。お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹さんが『第2図書係補佐』で書いている。
内省の人でもある。ネタ帳とは別に青春の懊悩を書き込む大切なノートがあった。「僕の生活のリズムは溜息と舌打ちによってのみ出来ている」。10代の頃に書いたこの言葉を後に読み返し、あまりの暗さに驚いたそうだ。
蓄積された言葉の力、内省の力が芥川賞受賞作「火花」に結実した。
(内省はないせいと読む=意味は自分の考えや行動などを深く かえりみること。反省。)
2人の若い芸人が笑いを追求する愚かしくも真摯な日々。とりわけ主人公が師と仰ぐ神谷は、「人と違うことをせなあかん」と奇行を重ねる。その「畢生のあほんだら」ぶりが刺激的だ。
泣く赤ん坊を公園で見かけ、神谷は妙な川柳を聞かせて笑わせようとする。主人公は普通に「いないいないばあ」であやす。自分の流儀を愚直に貫くか、伝わることを優先して相手次第で変えるのか。この違いが後の2人の進路を分ける。
文章にはてらいがなく、静けささえ感じる。題材が題材だから、笑いのポイントも随所に埋まっている。その混ざり合いが不思議な小説世界を形づくり、味わいが深い。
少し前の又吉さんの著書にこうある。ものづくりに触れ、「大人が死に物狂いになって血だらけで作った品にしか銭を払う気がしない」。又吉さんが笑いに、そして文学に向き合うときの姿勢でもあろう。

 天声人語より
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交代浴、温浴と冷水でスッキリ
うだるような暑さが続き、夏バテに苦しんだ人も多いでしょう。
そこでおすすめなのが、お湯と水を交互に浴びる「交代浴」。血行促進や疲
労回復に効果がある。
熱い湯に入ると毛細血管が拡張し血流が増加する。汗腺も開いて汗が出る。
体温上昇を防ぐため体熱を外に逃そうとするためだ。
逆に、冷たい水風呂に入ると毛細血管は急激に収縮し、体熱を閉じ込めよう
とする。交代浴はこの繰り返し。血流量が増えて乳酸など疲労物質の除去が
促進されるといった効果があるとされる。
交代浴の代表格はサウナだ。90~100度のサウナの後、15~20度ぐらいの水風
呂へ。これを3回繰り返すとよい。また、、温水と冷水の二つの浴槽に交互に
入る入浴法が最近注目それ、プロスポーツの現場などで広がっている。
とはいえ、普通の家には浴槽は一つしかない。本格的な交代浴をするのは難
しいが、「水風呂ではなく冷たいシャワーで代用しても効果は得られる」。
交代浴についてはお湯ともずの温度差は大きい方がいいが、20度くらいの差
でも疲労回復のある。

 元気のひけつより---金子智彦
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EUはギリシャに対して当面の「つなぎ資金」として71億6千万ユーロ融資決定
欧州中央銀行(ECB)が持つ国債の償還を乗り切れることになり、債務不履行に陥る危機はいったんの遠のいた。
つなぎ融資には、EU加盟国へ緊急融資する「欧州金融安定化メカニズム」を使う。ギリシャはこの資金をECBが持つ国債の償還にあてる。この償還ができないと、ECBからギリシャの銀行への資金供給が止まり、経営破綻をまねく恐れがあった。また6月末以降、延滞状態のIMFからの融資約20億ユーロなどの返済にもあてる見込み。IMFは延滞状態が解消されれば、ギリシャの新しい支援プログラムに参加できるようになる。
新プログラムの交渉には時間がかかりそうだ。
ギリシャ政府は、EU側と新しい支援策で合意できれば、今秋にも最大250億ユーロをかけてギリシャの銀行の資本増加に踏み切る見通し。資本増強の際には、大口の預金者に負担を求めるとの見方もあり、預金の流出はしばらく続きそうだ。

 紙面より
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こつこつ丈夫な体に スローペースで効果
超高齢社会になり、4人に1人は高齢者の時代。要介護・寝たきりの原因の1位は、骨折や関節が痛くなるなど運動器によるもの。運動機能は加齢とともに弱り、運動習慣がないとさらに落ちる。運動器の健康はとても大切。
ロコモティブシンドロームは、骨粗鬆症、変形性関節症、変形性脊椎症など運動器の病気や筋力低下などが原因で、歩行をはじめとする運動機能が徐々に低下していく状態を言う。早めに気づいて、早めの対策をすることが必要だ。
筋力を強くする。そうするとひざの痛みがよくなる。変形性膝関節賞は軟骨が減って進む。軟骨が減らないようにするために大きな手段が、筋肉を鍛えることだ。骨粗鬆症の予防・改善にもつながり、骨量が増える。腹筋・背筋を鍛えると腰痛も減る。筋肉による支えがよくなると脊椎の変形も進まなくなる。
ロコモ予防のため、どんな運動でもいいので週刊をつけること。ウォーキングもいいと、ジョギング、水中歩行もいい。日本整形外科学会ではスクワットと片足立ちを紹介している。スクワットは下半身の筋力を効果的に全般的に使うので、いい運動だ。これをゆっくりやる。5秒かけて下げ、5秒かけて上がる。
運動に関する注意。ゆっくりした動きのほうが、痛みが出にくくて効果も上がる。痛みが出たり増したりしても、運動後にすぐ収まるなら続けて構わない。痛みが翌日まで持ち越すようであれば、3日間ぐらい休んで、半分ぐらいの運動量から再開するといい。毎に津続けるといいが、最低でも週2回はやってほしい。90歳まで自分の足で歩く準備を、これから始めよう。

 健康・医療フォーラムより----石橋英明
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中国の15年4~6月期の成長率は7.0%低水準で横ばい
国内総生産は、物価の上昇分を除いた実績で前年同期に比べて7.0%増となり、1~3月期から横ばい。
成長率は政府の景気対策もあって下げ止まったが、依然、リーマン・ショック直後以来の低い水準で推移している。
成長率は市場の事前予想6.9%程度を上回った。中国政府は今年の成長率目標を7.0%としており、上半期は目標とほぼ同率で推移したことになる。
ただ、同時に発表された上半期の各種統計はいずれも1~3月期から伸び率が減速し、リーマン・ショック以降で最低水準の数字が並ぶ。
中国政府が次の成長のエンジンと期待する小売り売上高も10.4%増と、1~3月期を0.2?下回った。
外需にもブレーキがかかっている。輸出の伸びは1~6月に0.9%。ただ、輸入が15.5%も落ち込んだので貿易黒字が拡大し、GDPを押し上げたとみられる。
財政出動をたびたび指示し、成長率をなんとか保った格好だ。今後は、6月末から急落した株式市場の変調が、成長率を押し下げる懸念もある。

 紙面より
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新国立抜本見直しへ
政府は20年の五輪主会場になる新国立競技場の建設計画を抜本的に見直す方向で検討に入った。
世論の強い反対を受け、現行計画の大幅な修正が必要と判断。

紙面より
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ギリシャ改革案可決
ギリシャの国会は、欧州連合側との金融支援交渉の前提となる財政改革の関連法案の採決が行われ、賛成多数で可決。これを受け、EU側の支援再開に向けた動きが前進することになる。
賛成は最大野党など野党3党の全議員が賛成、最大与党は白票を含めると造反者は149議席中39人だ。チプラス首相は内閣改造し、改革関連法を実行する態勢を整える考えだ。ただ、政権基盤が弱まっており、国内が混乱すれば、総選挙に追い込まれる可能性もある。

 紙面より
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新国立競技場
言い続ければ変わるかもしれない。
7、8割の反対を突きつけられ、計画見直しへ。
恐るべし民意。

素粒子より
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ギリシャの先は。「憂路」か「遊路」か
EUが綱渡りの支援に忙殺されるうちに、ほかの難題がこじれていく。
①中東やアフリカからの密航者は、警備が手が回らないギリシャに向かう
②ウクライナ問題でくさびを打ちたいロシアが、天然ガスの供給元としてギリシャに近づく
③各国の反統合の政党が勢いづき、英国内のEU脱退論にも弾みがつく
EU首脳会議では、どんな形にせよギリシャ危機にひとまず休止符を打ちたい。
欧州統合に停滞はあっても、後退はなかった。現在28のEU加盟国、うち19のユーロ使用国とも増える一方だった。だから離脱が話題に上がるだけで挫折にみえる。とはいえ、半世紀を超す歴史で「前例のない危機」はいくらもあった。ヨーロッパの壮大な挑戦に、これしきの曲折は必然かと思う。
経済統合は、しばしば国家主権や民主主義の原則と衝突する。それを超す便益があると踏んでの大市場、共通通貨である。この危機から重い教訓をくみ取り、また前に進めばいい。
こんな時には、欧州統合の父、ジャン・モネの言葉をかみしめよう。
「困難と失敗を混同してはいけません。次々と障害が現れ、解決を次代に託すのが欧州統合なのです」
米独仏。漢字一つで国名を表せばギリシャはNHKの朝の顔「希」だと知った。めったにない困難の先にこそ新たな希望が待つ。そう思いたい。

 日曜に想うより----富永 格

余談だけれど、昨日の衆院特別委員会の様子をテレビでみていたのだが、与党議員が委員長に詰め寄っている時に、委員長と話していない与党議員は、一斉に青字や赤字で書かれたカードをカメラの方を向いてカードを差し上げていたが、なぜこんなことをするのだろう。こんな会議で理解が進むわけがない。
異様な光景に見えた。マスコミ受けするバホーマンスはみっともない。
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イランの核問題
米など6カ国とイランの問題解決の「包括的共同行動計画」で最終合意した。
今後10年以上にわたり核開発を大幅に制限し、軍事施設への査察も条件付きで受け入れる。
核不拡散条約体制の下、外交交渉で新たな核兵器保有国ができるのを防ぐ歴史的な合意となる。

紙面より
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言論の自由とは、言論の行き交う場に対する敬意、信認のこと
言論の自由とは、何を言ってもかまわないとか、人の発言を抑圧したり遮ったりする権利も含まれると思っている人が多いが、まったく違う。
自由に議論する場が確保されていれば、長期的、集団的にはどの意見が適切だったかの判定が下るだろうという、人間の集合的英知に対する信頼が「言論の自由」です。
場の判定力があると思ったら、いろんな意見があっても、最終的には正しい意見が生き残るだろうという希望が持てる。言論を抑圧する人間は、大衆の判断力に希望を持っていない。
沖縄の2紙がつぶれればいいと言った人は、日本人の知性に対して信頼していないということを表明している。おまえら判定力がないんだから、代わりに俺が考えてやるよと。独裁というのは、大衆は愚かだというのが前提です。
言論の自由の唯一の条件は、黙れと言ってはいけないということ。メディアに対してつぶれろとか黙れという人の発言を、言論の自由だからと認めたら、遠からず言論の自由はなくなってしまう。許してはいけない。

 思想家・内田 樹
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ギリシャ支援
崖のふちに下ろされた1本のザイル。
欧州と徹夜協議のすえ「合意」という言葉にまだ救いが見える。

素粒子より
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司法が突きつけた憲法上の「法の下の平等」と、「地域代表」としての国会議員の役割をどう考えるべきか
都道府県単位の代表が国政に参加する仕組みがないと、民意の反映が難しくなると、島根の知事は述べている。
高知県選出の衆議院議員は、「最高裁の判決をおもんぱかって、強制的に議員を地方から失わせている。司法は立法に介入し過ぎなのではないか」と不満を述べている。
総務省が発表した人口は、前年より増えたのは東京、埼玉など6都県で、都市部への一極集中が進んでいる。この傾向が続けば、地方の選挙区でさらなる合区が必要になり、人口の少ない県の代表が減る傾向だ。
日本国憲法を改正し、参院の役割を明記し、参院は「地域代表=都道府県単位」と明確化にすべきだ。さもないと、定数の都市への移動が延々と続くことになる。

 紙面より
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中国の輸出大幅減速
今年1~6月の貿易統計は、輸出が前年同期比0.9%増だった。輸出の伸びは2014年通年の4.9%増を大幅に下回り、国内景気の不振に悩む中国経済にとって、外需のブレーキがさらに追い打ちをかける事態となっている。

紙面より
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高齢者の筋肉の衰えに効くサプリ
年をとると、骨や関節、筋肉など体を動かす「運動器」が、うまく機能しなくなる人が増えます。その原因の一つが、加齢とともにみられる筋肉の質と量の低下。筋肉は運動すれば増やせますが、億劫でもあります。
そこで注目されているのが、サプリメント。最近は、筋肉を効果的に維持し増強できるアミノ酸の種類が分ってきた。
人の体の約20%は、たんぱく質からできている。たんぱく質は、食事から摂取した後、消化酵素の働きでアミノ酸に分解される。アミノ酸は血中に入ったあとに再度、たんぱく質に合成されて筋肉などになる。
筋肉の合成には必須アミノ酸が欠かせない。体内では十分につくれないので食事で外から摂取するしかない。中でも肉類は人体の組成に近いため栄養バランスがいい。
だが高齢になると、豆腐など植物性たんぱく質はとっても、牛や豚など動物性たんぱく質は減る。その結果、筋肉の合成が足りなくなってしまう。
そこで、サプリメントの研究が進んだ。近年では、必須アミノ酸の一つであるロイシンが、筋肉をつくる先導役となることが分かっている。
日本老年医学会は運動とともにアミノ酸の摂取を推奨している。どうしても運動ができない人は、ロイシンなど必須アミノ酸を含んだ製品をとるだけでも良い。
だが、サプリメントはあくまで補助。

 元気のひみつより-----藤島真人
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国を守るのは誰か
近代国家のもっとも重要な役割は、人々の生活の安全を保障すること、とりわけ外敵から国民の生命や財産を守ることである。したがって、国の主権者の第一の義務は、社会秩序を維持し、人々の生命や財産の安全確保にある。だからこそ、国家には巨大な公的連力が委ねられている。だから、もしも主権者が王であれば、王は国民(臣下)の生命・財産を外敵から守る義務がある。
では民主政治のもとではどうなるのか。民主主義では国民が主権者であるから、国民が自らの手で、自らの生命・財産を守る義務がある。これは端的にいえば、国民皆兵ということだ。民主主義とは、市民に大きな権利を与えるが、同時に、厳しい義務も要求するものである。
これが民主社会の「原則」なのだ。もちろん、「原則」がそのまま「現実」である、という理由はない。現実の防衛体制は、実効性や軍事的効率性や国民感情など多様な要因によって決定されるであろう。しかし、民主主義を標榜する近代国家においては、国民皆兵による防衛こそが「原則」であることを知っておかなければならない。だからこそ、近年に至るまで多くの民主主義国は徴兵制がしかれていたのである。
したがって、戦後日本のように、民主主義と平和主義の結合を自明視するほうが特異であった。それでも、日本は「平和主義」によって国を守ってきた、というとすれば、それは、日米安保体制から目を背けた欺瞞というほかなかろう。
防衛を米軍に委ねる限り、日本は本来の意味で、あるいは厳密な意味で主権国家とはいえない。じっさいに憲法9条の「国権の発動たる戦争と-----を放棄する」の部分の英語は直訳すると、「国家の主権的権利としての戦争を放棄する」となる。日本は主権を一部、自ら放棄するといっていることになる。
ここでも私にいえることは原則論だけである。それがそのまま現実となるものではない。自主防衛などといっても現実には不可能に近いであろう。しかし、近代国家にあっては、主権者が自らの生命や財産を守る義務をもつ、という原則は、かりに現実化されないにしても、それ自体がひとつの精神のあり方を示している。福沢諭吉が口をすっぱくして述べているように、「独立」とはまずは、「独立の気風」なのである。
「個」として「自立」するというその同じ精神が「国」の「自立」を求めるという。もちろん諭吉の明治とこの平成では時代は大きく違うが、国を守るという精神の基本においてまったく異なるとは、私には思えない。

 異論のススメより------佐伯啓思
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人生の目的意識と死亡率
人生に対する目的意識の高い高齢者の方が長生きするという研究が報告され
ている。
人生の目的意識に関するテストは
1、私は人生に方向性と目的の感覚を持っている。
2、私は将来の計画を立て、それを実現させるために働くことを楽しむ。
3、人生を目的なしにさまよう人もいるが、私はそうした人々の1人ではな
い。
4、私は人生でなすべきことをすべて行なったように感じることがある。
など10項目からなる。
各質問への回答を5段階の選択肢から選び、合計点を質問数で割って一人ず
つ平均点を出した。平均点は3.7点だった。
その結果、人生の目的意識に関する5点満点の点数が下位10%の人と比べ、上
位10%の人では、死亡率が43%も低かった。
人生の目的意識に関するテストは、ナチの収容所を生き延びた精神科医ヴィ
クトール・フランクルの思想などに由来する。彼の思想とは、極度の逆境下
でも人生を意味あるものとするのは可能であり、人生に対する目的意識を持
つことが、心理的健康を維持する上で本質的である、とするものだという。

 やさしい医学リポートより---東北大教授・坪野吉孝
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ギリシャ改革案提出
金融支援を得るための財政改革案をEU側に提出した。
これまでにEU側に示した案よりも、付加価値税の増税や年金改革で譲歩した。
提案の骨子は
・基礎的財政収支の黒字目標は2015、16,17年はそれぞれ1%、2%、3%。18年は3.5%。
・一部の年金改革の実施は10から。受給額が少ない年金受給者への特別手当は段階的に廃止。
・付加価値税は減速23%、離島の優遇措置は一部を除き段階的に廃止。
・防衛費を15年は1億ユーロ、15年は2億ユーロ削減。
ギリシャの支援をめぐっては、12日のEU28カ国の首脳会議を最終期限と設定している。

 紙面より
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どちらもおなじみの果物ながら、みかんとりんごは役どころが違うと。
<君と僕二人で囲む冬の夜「こたつ」と「みかん」はベストカップル>近藤史紀。
みかんには暖かい色のもたらす「安定」のようなものがある。
片やりんごは、たとえば歌人の故・河野裕子さんの一首を思い出す。<青林檎与えしことを唯一の積極として別れ来にけり>。同じ「ふたり」のことを詠んだ歌ながら、淡い孤独と硬さをたたえる。実体験にせよフィクションにせよ、双方の歌でみかんとりんごの交換はできまい。
日の色に染まったみかんは、安らげる「人の間柄」の暗喩のようでもある。暖かい色に家族の記憶を呼びさまされる向きもあろう。冬の団欒の名脇役だが、消費の低迷が聞こえて久しい。
ピークだった1975年の約5分1に減っているという。「日本人が最も多く食べる果物」の座は10年前にバナナに奪われた。茶の間からこたつが減ったから-----などと理由には諸説あるようだ。
思えば、テレビのチャンネルをまだ回していたころがこたつの全盛時代、すなわちみかんが胸を張っていた時期だった。みかんの低迷とともに、人どうしの円居が減りつつあるのなら、寂しいことである。
役どころの話に戻って、みかんが向き合って食べる果物なら、バナナには個々で食するイメージがある。多忙なときは食事代わりにもなってありがたい。果物もまた、世につれ。個々が孤々にならないか、心配ではあるが。

 天声人語より
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黴が生えやすいので梅雨のことを黴雨とも書く
この時期、パンなども油断するとすぐに黒や青の点が散っている。冷蔵庫もなかった明治の昔には、啓発のための「夏季衛生唱歌」なる歌が作られたそうだ。
「さみだれふりて空くらく/学びの窓はうちしめり/うめの実きばむ時はきぬ/かびのはえるはこの時ぞ」。これが1番。以下、具体的な注意をきまじめに幾つもあげながら、延々20番まで続いていく。
その歌から連想する夏場の笑い話がある。昔、食あたりの予防に「気象庁」を三度唱えるまじないがあったそうだ。天気予報が「当たらない」ことに掛けたシャレだったと、前に小欄に書いたことがある。むろん、今の予報がぐっと正確になったのは、誰もが承知している。
新しい気象衛星「ひまわり8号」の正式運用が、きのうから始まった。これまでより格段に性能が上がりカラー画像も加わる。上空3万6千㌔からの目は頼もしく、さらに正確な予報へ期待は高まる。
スーパ―台風が危ぶまれ、夏の風物詩の夕立はゲリラ豪雨なる無法者に名を変えて、天のバケツをひっくり返す。異常気象が日常化しつつある天変の時代である。精緻な観測と分析で「当たる」の信頼を揺るがぬものにしてほしい。

 天声人語より
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株価の乱高下
ギリシャの財政不安と中国株の不安定さで東証も大きく乱高下している。
円は121円台の円高に移行。

紙面より
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対立の麻薬断ち面倒な政治を---その2
政治の本質が面倒な利害調整にあるとすると、それに政治家も国民も疲れてしまったのかもしれません。日本では90年代前半から政治改革の動きがあり、政権交代を実現しよう、国民が政治を変えられるようにしようと唱えられた。しかし、現実の政権交代がもたらしたのは民主党政権の惨状でした。その結果、手間のかかる政治にみんなうんざりして、わかりやすい対立に逃げるようになった。
ただ、対立の演出は瞬間的には盛り上がっても、根拠がないと続かない。徒労感だけが残り、さらにわかりやすい対立を求めるようになる。麻薬みたいなものです。
政治がややもすれば実体のない「友・敵」の対立をあおることに熱中する一方、財政再建や地方制度改革などが止まっている。沖縄の基地問題も、被災地の復興問題も地元の負担を増すばかりです。
アベノミクスの恩恵がすべての地方に行き渡ることはありません。
いつまでも「友・敵」ごっこに浸っている余裕はないのです。
いま必要なのは、面倒くさい政治をやるための「希望」です。まず地方政治から変えていくべきだ。現場の問題を直視して、ひとつひとつ解決策を模索していく。「友・敵」という幻想をもてあそぶのはもうやめるべきです。

 耕論の敵か味方かより----東京大学社会科学研究所教授・宇野重規
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ギリシャへ最後通告
新たな金融支援をEU側に要請したチプラス首相に、財政改革案を9日までに提出するよう、ユーロ圏各国は求めた。
この案に合意できなければ、EU28カ国の首脳会議を開き、ギリシャのユーロ離脱の議論に入るみこみ。

紙面より
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古代のギリシャに生まれた著述家プルタルコスは、借金を戒めながら、貸し手のあくどさを叩く
「金貸しどもは、不幸な借主を不逞の輩扱いし、市の広場を公然とその懲罰の場にして、禿鷹のように彼らを食らい---。」と筆は怒っている。
時は流れて、古人の言葉が乗り移ったかのような、財政危機をめぐるギリシャの国民投票の結果である。
貸し手である欧州連合などの求める緊縮策を受け入れに、賛成39%、反対は61%。拮抗が予想されていたが意外な差がついた。厄介者扱いの上に言いなりはまっぴらだと、自尊心が燃えた。そんな見方が伝わってくる。
むろん「反対」鼓舞したのは先賢ではなく政権で、チプラス首相は捨て身でEU側に譲歩を迫るお墨付きを得たことになる。ただユーロ離脱などをにおわせての瀬戸際戦術も、相手が折れるとは限らない。煙を避けて火に飛び込む愚とみる経済通が少なくはない。
危うさを知りつつユーロ圏に引き込み、膨大な金を借りられる「信用」を与えたEUにも責任はあろう。財政節度をのタガが外れた末に国民が被るツケを、文明の国が見せつけている。
警報に使われるサイレンの語源はギリシャ神話に由来する。

 天声人語より
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ギリシャへの支援の行方
ドイツとフランスが首脳は会談し明確な提案が必要との考えを示した。
新たな財政改革案の中身が焦点になる。

紙面より
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返済と金融支援の失効期限が重なったギリシャは
支援は切れ、借金は返せなかった。欧州連合が求める緊縮策を受け入れ、「へその緒」をつなぎとめるしかなかろうが、政権が決断を国民投票に丸投げする奇策に出て、世界経済に動揺が広がった。
おおらかな南欧の国は、金銭感覚も大づかみで、微税は甘く歳出は緩かった。共通通貨ユーロに加わると低金利で借りまくり、財政赤字は膨らんだ。2009年に粉飾が発覚して大騒ぎとなり、現在に至る。
自国通貨の暴落ですんだ頃と違い、ユーロを介して混乱は世界に飛び火する。福祉を切り下げ税を増やし、キリギリスではなくアリとなって立て直すべし、とEUは傷みの甘受を求める。
古代ギリシャ生まれの著述家プルタルコスが「借金はしてはならぬこと」と題するエッセーで言う。「借金をする人は貸した者の奴隷になって、それで身を滅ぼす」。むしろ金を貸す側の強欲を非難する随想なのだが、先賢の遺訓が、崖っぷちの末裔には苦い。

 天声人語より
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対立の麻薬断ち面倒な政治を---その1
90年代以降、「政治は決断だ」といった俗流のシュミット的言説が広まった。グローバル化が進み、民主主義が機能不全を起こす中で、みんなで話しあって決めるという教科書的な民主主義像がうそ臭く感じられるようになった。政治は利害の調整という考え方自体が間違いであり、誰が友で誰が敵かをはっきりさせることこそが政治の本質だ、というシュミットの主張が時代に合っているように見えた。
とはいえ、いま本当にシュミット的な時代がやってきたのかというと、疑問が残ります。世界は本当に「友」と「敵」が真っ向から対立する状況に直面しているのか、市場メカニズムや国際秩序の調整メカニズムが崩壊しかかっているかというと、そうは思えません。
特に日本において、「友」と「敵」を真に分けるような根本的な対立があるかは疑問です。それなのに、あえて中身のない対立をあおることで政治を動かそうとする人たちがいる。橋下徹さんの大阪都構想もその一例です。大阪都が本当に機能するかよりも、橋下さんを支持するか、しないのかという図式が先鋭化してしまった。
「友・敵」の対立を作り出すことが自己目的化している。
安保法制も同じです。アメリカの覇権が衰えを見せる中で、中国が台頭し、東アジアで秩序の流動化が起きているのは事実ですが、その中で秩序をどうやって維持するかという具体的な議論をしようとしない。最終的には「脅威が存在するのだからしかたがない」という「友・敵」の図式に単純化してしまう。複雑な問題を解決できないために、わかりやすい対立に逃げているようにしか見えません。

 耕論の敵か味方かより----東京大学教授・宇野重規
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夏こそお風呂でリフレッシュ、むくみ解消、快眠効果も。入り方次第でダイエット効果も
夏にお風呂? 暑いし、シャワーだけという人もいるだろう。これからの季節こそ、お風呂が大事。
入浴すると毛穴が開いて汚れが落ちやすくなるし、冷房で冷えた体もリセットできる。肩まで湯船につかると、腹回りが数㌢縮むほどの水圧がかかるため、足にたまった血液や体液が心臓に戻り、むくみの解消につながる。
お風呂は温度をたった1度変えるだけで、体への効果は大きく変わる。例えばダイエットしたい人は「食前に40度でのべ15分間と覚えよう。体の表面に血液が回って一時的に胃腸の働きが抑制されることで、食欲を抑えられるという。夏場なら30度くらいのかなりぬるい湯に入り、足を曲げ伸ばすなどの運動をすれば、ダイエットに良い。
寝つきの悪い人は就寝1~2時間前に、40度のお湯でのべ20分間の入浴がおおすめだ。人間は、体温が下がる時に眠くなるようにできている。いったんお風呂で体を温めることで、ちょうど寝る時間に体温が下がるという。足のむくみが気になる人は、40度のお湯でのべ20~30分、足先から心臓に向かってマッサージすると良い。
注意点は、入浴前後の水分補給だ。お風呂に入ると、約800㍉リットルの水分を失うというデーターもある。麦茶やイオン飲料がお勧めだが、利尿作用のあるビールは逆効果。入浴後は30分以上休むことも大切。お風呂で亡くなる人の9割はひう礼者というデーターもあるので、気を付けて欲しい。入浴中に眠くなったら、湯船から出ることも呼びかける。
疲れている人には、38~40度のゆるめのお湯でのべ15分。最近疲れがたまりやすい34歳の私も、自宅で試してみた。肩までつかって、目をつぶって深呼吸すると、体が浮いたような感覚になった。寝つきも良く、翌朝ぱっちり目が覚めた。
こんなデーターもある。静岡県民約3千人を対象にしたアンケートによると、毎日入浴している人の方が「良質な睡眠がとれている」と答える傾向があった。
「幸福だ」と答えた割合は、毎日入浴している人が、そうでない人の1.35倍だった。一方シャワーだけと答えた人では、日々の生活が幸福と感じる人が少ない傾向もあった。
お風呂も食事や運動のように、大事な生活習慣。正しく入れば、心も体も健康になる。シャワーだけで済ませている皆さん、今日からお風呂に入ってみては。

 元気のひみつより
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骨太の方針と成長戦略を閣議で決定した
閣議決定された成長戦略は法人税率の引き下げや農協改革などの「目玉」が並んだ昨年度版と比べ、賛否が割れるような新たな改革を打ち出し、目玉法案の審議が滞ることを避ける思惑が働いている。
人口減に対応するため、ITの活用や人材の育成で生産性を高め、高い経済成長と税収増による財政再建の両立を目指す。
骨太の方針では、「20年度に基礎的財政収支を黒字化」という従来の目標に向けた道筋を盛り込んだ。国内総生産比で赤字幅を、15年度の3.3%から、18年度には1%程度減らすという「目安」を設けた。実質成長率が2%以上との見通しを前提に、歳出削減に加え、高成長による税収増で財政を立て直す路線だ。
成長戦略は、昨年度の「日本再興戦略」の改訂版だ。設備や人材への投資を促す官民対話の場を設けたり、生産性が低いサービス業にトヨタ式の「カイゼン」を広げる協議会を設置したりと、「生産性向上」に焦点をあてた。

 紙面より
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ホルモン力高めて快適な生活
心身ともリラックスして、楽しいと感じているときに、いいホルモンがたくさん分泌されるという考え方です。
大事なのはいかにホルモンを上手に分泌する生活を送るかだ。ホルモン力を高めるキーワードは「楽食、楽動、楽眠、楽話」だという。
例えば、「おなかがすいた」という時間を持つことにより、「グレリン」という物質が胃から分泌される。グレリンは、細胞のミトコンドリアを増やし「強くする」という。
運動すると血の巡りがよくなり、心臓や血管から余計な塩分や水分を体外に排出するホルモンである「ナトリウム利尿ペプチド」が分泌され、血圧や血糖値が下がる。
また、部屋を暗くして十分な睡眠を取ることにより、脳の中央にある松果体から、生体時計のリズムを調整し活性酸素を除去するメラトニンが効率よく分泌される。
さらに「誰かとともに生きている」という実感を持つことにより、オキシトシンと呼ばれる愛情をつかさどるホルモンが脳の下垂体から分泌される。
最近の研究では、栄養やスポーツ以外にも、「どきどきする勝負事に挑戦する」「困った問題は翌朝に持ち越す」「愚痴を思いきり言ってみる」「週末に自分への『ご褒美』を予定に入れる」などもホルモンの分泌を促すことがわかってきたという。

 元気のひけつより----石川雅彦
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日本の財政再建先送りは危うい
財政難の深刻さを考えれば、歳出の抑制・削減だけでは間に合わず、増税も視野に入れるべきだ。
柱になるのは消費税の増税である。景気にかかわらず増えていく社会保障をまかなうには、税収が景気に左右されにくく、国民全体で「薄く広く」負担する消費税が適している。3年前に政府が決めた「社会保障と税の一体改革」は、そうした考え方を根本にすえる。
安倍政権は10%を超える増税を否定するが、それではとても足りない。欧州の多くの国が付加価値税の税率を20%前後としていることからも明らかだ。
所得や資産に課税する所得税や相続税も、豊かな層に応分の負担をしてもらう方向で見直す。そんな税制を目指したい。
いずれも痛みを伴う改革だ。しかし、社会保障を持続可能にし、将来世代へのつけ回しをやめるには、避けて通れない。
財政の再建から逃げ、放置すれば、いずれ破綻しかねない。
いつたんそうなれば、国民の生活がもっと大きな痛みを強いられる。
選挙で選んだ代表を通じ、法律を改正して制度の再設計や負担増を受け入れるのか。金利急騰といった市場の圧力に追い立てられて取り組むのか。
民主主義の手続きに基づく負担の分かち合いを選びたい。

 社説より
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がん予防も運動から
日本人のがんによる死亡は1960年代から増え続けています。がん統計によると、
2005年の患者数は67万人、死亡数が34万人と、約半数の方が亡くなっている。
74歳までにがんになる確率は47%で、74歳までにがんで死亡する確率は21%。
2人に人のはがんになるということだ。
米ハーバード大の有名な研究では、がんの要因はたばこが30%を占め、食事や肥
満など生活習慣による影響も大きい。日本人では、たばこによるがんは、年間約
9万人に上る。そして肥満もがんのリスクになる。私も14年ほど前は、不摂生で
体重が85㌔ぐらいあった。血圧も180ぐらいで、コレステロール値も300近く。
思い立ってダイエットを開始。約半年間で25㌔減らし、今もその体重を維持して
いる。
その方法は、低炭水化物ダイエット。海外の論文を読んでこれだと考えた。徐々
にご飯、パン、麺類を減らしておかずをメーンにするもの。カロリーはタンパク
質で取った。自分で自分を褒めながら続けた。ジョッキングを始め、マラソンに
も挑戦している。
がんを防ぐにはまず、適度な運動に加えて、禁煙、健康な食事、検診だ。日本の
がん検診受診率は2割を切る状況で、先進国で最低だと言われている。
ただ、それでもがんになってしまう人は多い。その時は、医師とコミュニケーシ
ョンをよくとって信頼できる情報を得て、自分を責めず、頑張りすぎず、あきら
めないで欲しい。

 紙面より---勝俣範之
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歴史認識
日中平和友好条約が結ばれ鄧小平氏が訪日し、こう述べた。中国はまだ立ち遅れている国であり、日本人民に学びたいと思っています、と。そして財界各社を訪問し、各社のトップに中国の近代化のための支援を要請した。今から37年前のことである。
以降、我が国産業界を挙げての中国への支援が始まった。ブラウン管の製造工場が合弁で北京に建設されることが決まり、今や中国が世界に誇る宝山製鉄所も建設されることとなった。各社はこぞって技術者や労働者を大量に受け入れ、技術教育や操業指導を行った。素直に言って、ここまでやるかというくらいの支援であった。円借款など巨額の資金援助も行った。
これらのわが国官民を挙げての支援がなければ、世界第2位の国内総生産を誇る中国の今の姿は異なったものになっていたに違いない。
ここに述べた事実は両国に関わる歴史の一部分である。お互い自らの非は心からわび、相手から受けた好意には心から感謝する。人間関係もそうだが、国家間にあつても、そうありたい。信頼関係はその上に成り立つのだから。

 経済気象台より-----啄木鳥
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東証大幅続伸
日経平均は今日も大幅続伸し、一時1万0600円台を回復。
米国での良好な景気指標の発表が相次いだのが買い材料になっている。

紙面より
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「旅人同士」、縁あってゝ団体になったり、同じ乗り物に乗り合わせたりした人たちだ。
ひとときの時間と空間をともにする。たとえ一期一会の隣席でも、気分を害し合わずに過ごしたいのが人情だ。なのに、傍若無人どころではない惨劇である。
走行中の東海道新幹線の中で、男が油のような液体を自分でかぶって火をつけたという。男は死亡。煙に巻かれたのか女性が1人亡くなり、26人が病院に搬送された。事故には細心の新幹線も、この手の事件を防ぐのは難しい。
大動脈は上下とも3時間近く止まり、東京、名古屋、新大阪などの駅は混乱した。商機のついえた人がいたかもしれない。自殺とみられているが、それにしてもなぜ新幹線の車中だったのか。
イラストレーターの益田ミリさんが先日のエッセーで、夜の新幹線の車中風景を書いていた。出張帰りなのだろう。一日よく働いた「大人たちのがんばった匂い」で車内はいつぱいだったという。
「寝ている人が大半だった。空席を挟んだわたしの隣の席の男性は、パソコンのキーボードに両手を乗せたまま熟睡していた」。無防備な寝顔を他人に見せて列車に揺られる。あたりまえの安寧が、急にいとおしく思えてくる。

 天声人語より
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新幹線社内での焼身自殺
そんな旅の道連れにされてはかなわない。
捨て鉢男の片道切符。
800の人生がひととき乗り合わせた新幹線で。

素粒子より
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IS建国1年、思想拡散
ISは昨年6月29日、最高指導者のアブバクル・バグダディ氏を、イスラム教の開祖ムハンマドの後継者を意味する「カリフ」に任命。
「カリフ制国家」の樹立を宣言した。
これまでイラク、シリア両国にまたがる「国土」で、事実上の為政者として人やモノ、資金を管理。並んで強めてきたのが、自らの思想への共鳴者を世界中に生み出すための広報戦略だ。「異教徒」などの冷酷な処刑で耳目を集める一方、インターネットなどを通じて国家のイメージを流布してきた。
ツイッターなどを通じて日々更新される写真や動画では、彼らが「首都」と自称するシリア北部ラッカの日常生活が描かれる。イスラム教徒の「理想郷」のイメージだ。今月に入り、ISが製造した金貨とされる写真も出回った。
過激思想の影響は、国境や民族を超えて広がる。
国連によると、ISなど過激派組織に、これまで世界100カ国以上から2万5千人が参加。一方でISは中東やアフリカの約20の組織から忠誠の表明を受けた。
国家の枠を超え支持を広げるISについて、イスラエルの国家安全保障研究所のヨラム上級研究員は「メディア戦略で巧みなメッセージを送っている」としたうえで、「チュニジアやリビアなどの統治の空白を利用し、反政府勢力を味方につけている」とも指摘した。

 紙面より
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