2015年01月の記事


病後の回復に向けた栄養補給
熱や下痢がおさまった後の食事で心がけたいのは
①体を温める
②代謝を上げる
③疲労を回復
④消化器の吸収力を回復させる
の4点に必要な栄養をとることだ。
まず、体を温める。病後はエネルギーを使い果たし、低体温気味になっていることも多い。血行をよくする栄養素をとることをすすめる。
「ネギのツンとしたにおいのもとになっているアリシンには、血行をよくし、汗をかくのを促す働きがある。ショウガには殺菌力もある。紅茶やウーロン茶、ほうじ茶にも、体を温める作用があるという。
次に、代謝と疲労の回復。病気で落ちた新陳代謝を上げ、疲労を回復させるには、ビタミンやミネラルをとる必要がある。のどごしがよく、消化もよいものがいい。
子どもも食べやすいイチゴやスイートコーンだ。イチゴにはビタミンCやクエン酸のほか、腸を整える水溶性の食物繊維なども含まれている。
スイートコーンの主な成分は炭水化物。ビタミンB群やビタミンC、ミネラルなどもバランスよく含む。消化吸収が早い糖質も含まれている。コーンの皮は消化しづらいので、すりつぶしてポタージュスープなどにする。
熱が出たり、抗生剤を飲んだりすると、様々な腸内細菌が壊れてしまう。ヨーグルトで善玉の腸内細菌を補って、消化器の吸収力を回復させよう。
栄養を取りやすくするために、ゼラチンを活用しよう。
ゼラチンは消化吸収されやすいたんぱく質なので、栄養補給にもなる。ゼラチンでとろみをつけて冷やした「スープゼリー」は、ひんやりしていて、のどに炎症があるときも飲みやすい。
好みの果物や野菜のジュース、スイートコーンを使ったコーンポタージュなどで作ってみるといい。ジュースにショウガ汁を少し加えて、味をみながら砂糖やハチミツで甘味をつければ、子どもでも飲みやすい。
病気予防の観点から、日ごろの食事を見直すことも重要だ。
食物繊維には、整腸効果がある。イモ類や豆類、ゴボウやタケノコなどに多く含まれている。
胃や腸の粘膜を整える働きがあるキャベツやアスパラガスもいい。オクラも、胃腸を保護する働きがある。

 紙面の子育てより---山田佳奈
コメント (0)

メッセージの戦略的発信イスラム国は、日本などの報道を見て極めて戦略的にメッセージを発信しているように見える。
中枢にはイラクの旧フセイン政権で外交や情報機関にいた交渉のプロがいるのではないか。
最初のメッセージで要求した2億㌦の身代金は、安倍首相が表明した支援額と同額で、日本の動きをよく見ていることがうかがえる。目的は金ではなく、狙いは「PR効果」だろう。
2度目のメッセージは、後藤さんとリシヤウィ死刑囚との交換を要求した。しかし、日本では、メッセージで触れていないヨルダン軍のパイロットを含めだ交渉の可能性が大きく報じられ、音声や画像の真偽を疑問視する報道も相次いだ。イスラム国はこうした状況にフラストレーションをため、日本が時間稼ぎをしていると勘ぐったかもしれない。
「ボールはヨルダン側にある」と訴える3度目のメッセージは、こうした日本の対応を受け、イスラム国が状況をコントロールするために戦略的に姿勢を明確に示した、とも考えられる。
イスラム国はメディアも巻き込み、交渉の「当事者」にしているといえる。人質の具体的な交渉条件などを報じることは交渉の足を引っ張りかねない。メディアはそうした認識をもって、報道する必要がある。

 紙面より----公共政策調査会第1研究室長・板橋 功
日本人の悪い癖で、どこもかしこもよってかかって一斉に特番まで組んで報道しようとする。
報道の自由、いる権利もあるだろうが、考えさせられることだ。
コメント (0)

イスラム国の人質問題
日はまた昇った。
次官はまだあるのか。
焦燥の中でヨルダン、トルコの親日に救われる。
平和国家であればこそ。

素粒子より
コメント (0)

ギリシャ政権交代へ、緊縮への圧力に「ノー」
大勝の背景にまずあるのは、生活が苦しさを増すばかりという庶民の実感だ。
さらに、格差の拡大が不満に拍車をかけた。ギリシャは通貨危機前の09年に、最富裕層1%が富の43%を所有していた。経済危機の下、今や1%が54%を手にするまでになったという。
今回の選挙結果がもたらす影響は、ギリシャだけにとどまらない。「我々の勝利は、緊縮と戦う欧州のすべての国々の勝利だ」。チプラス党首は支持者らを前にそう断言した。経済危機をへて、2大政党は衰弱。新たに浮かび上がった対立軸が、緊縮の対外公約を順守すべきか否かだった。有権者の意思表示は「ノー」だった。
チプラス氏がめざす「脱・緊縮」は、多くのギリシャ人の耳には福音と響くが、先行きは不透明だ。財源拠出には、EU側へ債務削減も要求しなければならない。しかし、共通通貨ユーロへの信頼を守るため、欧州全体で緊縮策を要求してきたEU、特に中核であるドイツがギリシャの要求を受け入れる保証はない。
もしもチプラス氏の新政権が行き詰まっても、既成政党への揺り戻しが起きるとは限らない。気がかりなのは、反移民など過激な排外思想を掲げ、第3党へ伸長した極右政党である。その発言力が強まれば、欧州全体に漂う不寛容の空気もさらに増幅させかねない。
ギリシャは地政学的にみて、中東からごく近く、欧州では辺境部に位置する。だが、20世紀に欧州が経験した2度の大戦や冷戦の「最前線」であり続けた。そのギリシャから欧州中央への異議申し立てを、過小評価するべきではない。

 紙面より-----ヨーロッパ総局長・梅原季哉
コメント (0)

民事再生法請求
巨大機の契約が重荷で高度は下がるばかり。
スカイマークが経営破綻。
機体を軽くして再びの離陸をはかれるか。

素粒子より
身の丈知らずの結果だ。
コメント (0)

捨ててこそ----知的メタボを脱出せよ。
頭というものを知識をため込む倉庫にするのではなく「創造のための工場」にするにはどうすればよいのか、考え直す時期にきたと思いました。
豊かな時代になり、ごみ減量や体重管理が当たり前になったように、情報過多で身動きのとれなくなった「知的メタボリック」の状況から脱してみよう。
幸い、人間は眠っているあいだに相当のことを忘れます。そのうえで、残った知識や情報を整理し、取捨選択する。捨てていく。頭の中をすっきりさせることで、新たな思考、発想を生み出す環境を整えていけるのです。
情報整理術というと、若い人向けの指南書も多く出ているようですが、整理することは価値判断にかかわることで、一人ひとりまったく違うもの。本来、マニュアルなどありえません。その意味で、実は中高年のほうが円熟した知恵の力で巧みに整理ができるのでは? 物忘れが増えても嘆く必要はなくて、むしろ、整理力が増すのだと考えればいいのではないでしょうか。
知的メタボについて考えることは、知識とは何かの根本に向き合うことでもあります。生活からかけはなれた知識が高尚だという考えが根強くありますが、そんなものは悪しき教養主義にすぎない。その人の生き方が変わるような知識。年を重ねることによって増していく知恵こそが、ほんものの知識だと強調したいと思います。
もっとも最近は、手っとり早く理解したいという風潮が強まっているのを感じます。哲学などの言葉は、よくわかりません。でもわからないという挫折から、知ろうとするエネルギーが生まれる。「捨てる」ことと同時に、「私たちは何を知りたいのか」も考え直す時だと思います。

 リレーおぴにおんより----英文学者・外山滋比古
コメント (1)

アウシュビッツ70年
虐殺工場を解放したソ連軍に敗戦を決定づけられた国。
どちら側だったかを思い戦慄する。

素粒子より
コメント (0)

2014年の貿易赤字は最大の12.7兆円
貿易赤字は東日本大震災があった11年以降4年連続。赤字幅は13年を上回り、比較できる1979年以降で最大になった。
赤字は、原発が止まって火力発電用の燃料の液化天然ガスのゆにゅうが増えたことが主な要因だ。
輸入額は、前年より5.7%増。円安が進んだことも、輸入価格を押し上げた。
輸出額は4.8%増で、輸入の伸びには及ばなかった。
14年12月の貿易収支は6607億円の赤字。赤字は2年6カ月連続だが、赤字幅は前年同月から半減した。

 紙面より
コメント (0)

フランス議会
移民を嫌い、重罰復活を訴え、愛国経済を唱える仏右翼のルペン党首。
「めざすのは日本」と礼賛される心地悪さ。

素粒子より
移民の問題は日本も良く考えた方が良いのではないか。
コメント (0)

学校給食週間が始まる
年配者には懐かしい「ララ物質」による、戦後の学校給食再開がそのルーツだという。
困窮する日本にアメリカなどから贈られた援助物資をそう呼んだ。やがて全国に給食が普及し、小学校のお昼から表向き貧困は消えた。高度成長から80年代ごろは、世の中が最も平均化して見えた時代だろう。
いま中流は細り、子どもの6人に1人が「貧困」とされる水準で生活している。3食のうちしっかり食べているのは給食だけ、給食のない夏休みに体重が減る子がいる----深刻な話も聞こえてくる。
もう少し利発な政治家や官僚だったら、子どもの苦境から、不平等について学ぶのではないか。親から子へと格差は固定しがちだ。恵まれた世継ぎの多い正解だからこそ、想像力を欠かぬよう願いたい。

 天声人語より
コメント (0)

ギリシャの総選挙
反緊縮の野党が単独過半数。
緊縮路線の継続を求める欧州連合との協議は難航か。
世界経済の火種になりそうだ。

紙面より
コメント (0)

敵に見立てられた日本
イスラム国にすれば、日本を欧米側の「対テロ戦争」に押しやることで、彼らの主張や存在意義を際立たせる狙いがあるのだろう。その挑発に乗るのではなく、穏健イスラム世界との連携、連帯を意識しながら対応していく時だ。
安倍首相は「人命尊重」を掲げ、人質の解放を目指すと約束した。だが、日本の外交官は治安の悪化したシリアから脱出済。相手側との交渉や身代金支払いに安易に応じれば国際社会の「対テロ」の歩調を乱しかねない。極めて難しい状況だが、過激派に対話のパイプを持つ宗教指導者や地元有力者らを通じて、救出の道筋を探るべきだ。
今回、「イスラム国」が要求した身代金の2億㌦は「イスラム国」から逃れた難民・避難民への支援として日本が周辺国に拠出を約束した金額と重なる。非軍事的な手法で地域の安定化を目指す支援は当を得たものだ。周辺国の難民キャンプには、NGOなどで地道な支援を続ける日本の若者もいる。軍事的な「対テロ戦争」とは一線を画し、日本ならではの貢献を続ける。そのことをイスラム世界に対して堂々と訴えていきたい。

 紙面より----国際報道部長・石合 力
コメント (0)

老いを遅らせるには--心がけが大切
「アンチエイジング」という言葉が注目を集めている。アンチエイジングと
は、できる限り老いを遅らせて若さを保とうという試みだ。
若さ、アンチエイジングというと、スキンケアやサプリメントなどを思い浮
かべる人は多いが、一番大切なのは「気持ち」だ。やりたいことをやること
。無理をし過ぎないことを心掛けると良い。自分を責めないで、いい加減に
、気ままに生活することがお薦めだという。
また、適度な緊張感、ストレスも刺激につながる。ある程度の年齢を過ぎた
ら仕事をしないで家の中で閉じこもっている人は少なくない。だが、ボラン
ティアでも良いので「誰かの役に立っている」という実感を感じられること
を意識的に行うことが大切だ。
そして「きれいになりたい」と願い、行動を起こすことは、世界を広げ自分
を内面からも輝かせる。
たばこと紫外線はなるべく避けよう。特にたばこは肌に悪く、体の循環に悪
影響を与える。
アンチエイジング5カ条
◆いくつになっても男と女
  「美しさ」に磨きをかけよう
◆肌の若返りは心の若返り
   メークアップは外見、心も若返らせる
◆バランスの良い食事と適度な運動
   アンチエイジングの効果は食事と運動が9割
◆よく笑い、よく話し、よくかむ
   笑いは免疫力を高め、かむことは脳の活性化になる
◆長生きこそ最大の誇り
   いくつになっても積極的に社会貢献を
 
 北里大名誉教授・塩谷信幸
コメント (0)

積極的平和主義の覚悟問う
発生するのは時間の問題だったと人質事件の発生にあたって感じました。
イスラム国は日本について「十字軍への参加を志願した」としたが、それは小泉政権による自衛隊のイラク派遣以来の行動を刺していると私は考えます。安倍首相が掲げる「積極的平和主義」は、こうした日本の動きのはっきりした延長線上にあるとイスラム国はみなしている。
今回の中東訪問でイスラム国に対抗し、中東諸国への人道支援を発表しました。こうした支援策はイスラム国からすると自分たちを明確に敵視したものとなる。
先制攻撃にも出るアルカイダと違ってイスラム国の行動の大きな特徴は「攻撃された場合の防御」という点です。昨年来のアメリカ人たちの「処刑」も、空爆行動に対抗したものでした。
映像公開や身代金要求は、日本政府が中東外交で新たなプレゼンスを国際的に誇示したこのタイミングを計って打ち出したものに多賀いないとみられ、日本の動きに対抗するために、人質の処刑などの行為に踏み切っても、日本が責任をとらねばならないという理屈になります。
中東世界は2000年代に入って大きく様変わりしている。
「アラブの春」以降、その変化さらに大きくなっており、アルカイダから離れたイスラム国の台頭は、こうした変化を象徴するものといえる。それにもかかわらず、日本外交には「日米同盟」以外のはっきりした旗印は、見当たらないままです。
今回の人質事件は、中東世界が液状化しているといえる新たな時代に対応する中東外交政策を、日本が打ち立てる必要性を示している。と同時に、銃弾的自衛権行使の問題も含め、中東関与のあり方を再検討する局面に来たことを改めてつきつけています。
日米同盟の名の下に中東まで踏み込む「積極的平和主義」を続けるなら、テロ勢力を敵に回す可能性はそれだけ増していきます。その点についても政権も国民も、本当にその覚悟があるでしょうか。それこそが問われています。
コメント (0)

胃潰瘍や動脈硬化などを防ぐ梅のパワー
梅干しは、昔から健康に良いというイメージが伝えられていますが、日本一の産地、和歌山県では最近、科学的な証拠が集まりつつあります。
「梅はその日の難逃れ」のことわざのように、梅干しを朝に食べると、病気などを免れると、昔の人は経験から伝えてきた。和歌山県立医大の宇都宮洋才准教授によると、梅の産地みなべ町などで聞き取り調査をしたら、「動脈硬化を防ぐ」「胃潰瘍になりにくい」「かぜをひかない」「疲れがとれる」など数え切れないほどの伝承があった。まるで「万能薬」だが、本当だろうか。
マウス実験では、梅エキスが動脈硬化を引き起こす血管の筋肉の肥大を防いでいることがわかった。
宇都宮准教授は梅に含まれるポリフェノールの一種「リグナン」に着目。胃潰瘍の原因となるピロリ菌の培養液の中にリグナンを加えたら、変形したりしてピロリ菌の働きが弱まった。
ピロリ菌の働きを半分に抑えるには、梅干し5個分相当のリグナンが必要だったが、「1、2個分でも効果はある」という。
また、インフルエンザウイルスが感染した培養細胞にリグナンを加えたら、ウイルスの増殖が抑制されることもわかった。
梅の有効成分はリグナンだけではない。近畿大生物工学部の三谷隆彦・元教授が見つけた別のポリフェノール「ヒドロキシ桂皮酸」にも、高血圧防止やウイルスの増殖を抑える効果があることが分かってきた。
ただ、数々の健康効果があるからといって、たくさん食べれば良いわけではない。梅干しには10%程度の食塩が含まれている。1個10㌘だと1㌘に上る。
厚生労働省が定める1日の塩分の摂取目標量は、成人男性9㌘未満、女性7.5㌘未満だ。
1日の食事全体で塩分を調節しなければいけない。梅干しは1日2個程度を目安に。増やす場合には他のメニューの塩分を抑える工夫が必要だ。
さて、観梅の季節。梅林の花の香りにも、梅パワーは秘められている。和歌山工業高等専門学校の奥の祥治准教授によると、香り成分のベンズアルデヒドに抗菌作用がある。梅干しにも同成分があり、「日の丸弁当が傷みにくい理由の一つではないか」とみている。

 元気のひけつより-----野中良祐
コメント (0)

言葉遣いに限らず、肌の色や髪の形状、名前や住所から、移民系は容易に判断される。差別や偏見にしばしばさらされる。
そのプレッシャーから、若者はテロに走るのではないか。だが、その論理は果たして本当だろうか。
フランスは政教分離が定着した国だ。世俗化は、フランスのイスラム教徒にも浸透しているようにみえる。宗教と縁の薄い生活ぶりの人も少なくない、中東諸国と異なり、明確な形の「イスラム社会」は存在しない。
容疑者らの人脈を探ると、仏国内でテロ計画の罪に問われて服役したアルカイダ系の人物と何度も接触するなど、極めて閉鎖的なつながりが浮かぶ。逆に、地元の移民たちやイスラム教徒との関係は乏しい。
これらの状況から、彼らは地域社会から孤立したカルト的集団だと推測できる。剣豪赤軍やオウム真理教に似た存在だ。
むしろ、テロ容疑者らと務移民社会、イスラム社会をあえて結びつける言動にこそ、心した方がいい。
発信元の一つは、仏国内で移民やその子孫に偏見を抱く右翼だ。
もう一つの発信元は、国外の過激派。フランスで移民やイスラム教徒の置かれた苦境を誇張し、テロへの参加を呼びかける。
こんな論理に乗ってはならぬ。テロを機に対立と社会の亀裂が深まれば、テロリストの思うつぼだ。

 紙面より---国末憲人
日本社会も外国人を労働者として受け入れる際に考えなくてはいけない重要なことである。
コメント (0)

イスラム国
迷宮に誘うメフィストが国境にたむろして。
シリアで誘拐ビジネスが横行する。
自称神の国、イスラム国の欺瞞。

素粒子より
コメント (0)

中国のGDPの伸び率が実質で7.4%となり、前年より0.3?減速した。
政府が目標としていた成長率7.5%前後を下回り、中国経済の減速が続いている。
減速しても、中国の成長率は主要各国を引き離す。
だが、14年の統計からは、これまで経済を引っ張ってきたやり方が頭打ちになっていることが鮮明だ。
インフラや建物への固定資産投資は15.7%増で、前年から約4?も減速した。特に、中国経済のエンジン役とされてきた不動産開発投資は10.5%増で、一気に9?以上鈍化し、17年ぶりの低水準だった。
幅広い産業で、過去の野放図な増産投資で工場が「作りすぎ」となっている問題も、解消にはほど遠い。
このため、工業生産も増やしにくい状況だ。賃金が高騰する一方で労働人口が減少に向かい、安いものを大量につくって海外に売るやり方は限界だ。輸出の伸びも、前年から2?も減速している。
中国政府は投資や輸出に代わる成長のエンジンとして、国内の消費に期待する。ただ、14年の消費は前年比12.0%増で、13年からはむしろ鈍った。
同時に発表された14年10~12月の成長率は7.3%で、前期からは横ばいだった。

 紙面より
コメント (0)

イスラム国
有志でイスラム国攻撃をとオバマ氏。
お前もそっち側だろうとイスラム国。
「戦争をしない国」の看板が色あせて。

素粒子より
コメント (0)

民主党中道に回帰、しかし、党内で溝、調整に課題。
二大政党制では、政党は自らの支持層を固めつつ、もっとも多い中間層の支持を得る政策を打つのが常道とされる。ただ、中道の旗を振っただけでは政権が戻るわけではない。代表選を通じて中間層の支持を得られる具体策は経済、外交・安保でも見当たらなかった。
例えば経済。安倍政権は「アベノミクス」を掲げ、「異次元の金融緩和」「機動的な財政出動」に加え、「農協改革」など規制緩和に取り組む姿勢も示す。こうした政策が、2四半期連続のマイナス成長にもかかわらず、一定の景気回復への期待感を持たせている。
これに対し、岡田氏は演説で「安倍さんの成長戦略は迷走している。民主党には経済政策がないと批判されるが、ある」とする一方、「しっかりとした成長戦略を作り上げる」とも述べ、具体策がこれからであることも認めた。
また、憲法観や外交・安全保障政策でも、党内の意見の違いは残ったままだ。
細野氏は選挙戦で、集団的自衛権の行使容認を含んだ安全保障基本法の必要性を掲げた。だが、岡田氏は決選投票直前の演説で「安全保障基本法を制定した上で、集団的自衛権を行使するべきだという意見がある。しかし、自民党の考え方とあまり大きな差がない。賛成することはできない」と否定した。決選投票を有利に運ぶため、長妻氏が行使には否定的と明言していたのに同調したとみられるが、政策の個別具体論になると溝がなかなか埋まらない。
「中道」の旗を鮮明にしたことで、野党第2党の維新の党との協力が難しくなる可能性もある。

 紙面より
同日の天声人語に比べ現実的な意見だと思われる。
コメント (0)

イスラム国
宗教組織でも、まして国でもなく、これは犯罪集団。
人質で身代金を要求するイスラム国。
神の名を汚す者らよ。
寛容の心は増悪のナイフの前でもひざまずかない。
イスラム国は許さないがイスラム教徒の友人であり続けたい。

素粒子より
コメント (0)

世の中には「まとめる側」に立つ人と、「要求する側」に立つ二通りある。
後者は、周りにお構いなく自分の考えや利害を述べ立てる。こういう人ばかりでは集団はうまく動かない。
例えば地域社会の中では、時に自分の主張を抑え、時には泥をかぶってでも、人々をまとめていく役割が必要だ。その責任を自覚している者こそが保守政治を支える----。元自民党幹事長の加藤紘一氏がそう語っていたのを、民主党の代表選を見ながら思い出していた。
まとめ役の不在。まさに党内でもめごとを繰り返してきたこの党の欠点である。皆を引っぱりたがる人は多くても、それを縁の下で支える人が少ないと言ってもいい。多彩な人材を擁しつつ結束ができない組織文化を、どう克服するか。
きのう、岡田克也氏が新代表に選ばれた。10年ぶり2度目の登板だ。堅物で通る。決選投票前の演説では、原理主義者とあだ名されていることに触れ、「私も変わらなければならない」と述べた。何としても党をまとめていく決意の表明と聞こえた。
3氏の論戦を通じ、党の立脚点も整理された。憲法観や集団的自衛権で安倍政権と対峙する。リベラルの語を使うかどうかはともかく、保守中道に居を構える。岡田氏も言うように、政界全体が右に傾斜するなかで当然の位置取りだろう。
惜敗した細野氏は論戦で、日本の民主主義と立憲主義の危機を訴えた。ここで民主党が再生に失敗するようなら危機はいよいよ深い。

 天声人語より
コメント (0)

イスラム国
日本人ジャーナリスト2人を拘束。
身代金を払わなければ殺すと。
脅しに対処しないと。
コメント (0)

「辛抱」の未年ですが、前半だけか
今年は年初から、原油先安観や不透明なギリシャ政局、フランスでのテロなど不穏な空気に包まれ、株式市況は下げ基調です。国内景気も消費増税後の改善の兆しがはっきりと見えません。外需が好調でも内需が足を引っ張ると、個別企業の株価には慎重な見方が増えます。市場関係者の多くは年前半の相場はさえない展開を予想しています。
ただ後半には、日経平均が2万円の大台を目指すとの見方が大勢です。この前提条件は三つに整理できます。一つ目は、米国で利上げが六月にも実現し、日米金利差の拡大による円安基調がより鮮明になることです。
二つ目は、過度な原油安が産油国の財政破綻の引き金になるといった深刻な「逆オイルショック」の回避です。OPECやその加盟国の動向などもカギでしょう。
三つ目は、安倍首相が構造改革に有効な手立てを講じて、海外投資家が「日本株買い」を増やすことです。が、こうした期待が裏切られた場合、年後半に株安に転じる最悪のシナリオもありえます。

 紙面より---株式ウイークリー・編集部
コメント (0)

民主党
左右の坂から離れた真ん中の空き地。
頑固な棟梁は何を建てるのか。
弱い者が出入りしやすい広い家なら。

素粒子より
コメント (0)

安倍首相は心情的には保守の政治家だが、アベノミクスをみると保守とはいえない---。
経済思想史を専門とする京大教授の佐伯啓思さんが語った。
日本の伝統を守り、道徳教育を重視しようといった考えはまさに保守。その眼目は社会の安定にある。改革をするにしても緩やかに。ところが首相の経済政策は進め方が急激で、地域や所得の格差を広げ、社会の安定が崩れていく、と。
佐伯さんは第1次安倍政権ができた当時も、首相の考え方を読み解いていた。進歩を疑い、歴史に学ぶ欧州流の保守と、進歩を信じ、革新を追う米国流の思想が混在している、という見立てだった。
佐伯さんに啓発されつつ小欄の安倍政治への感想をつけ足せば、論点は経済に限らない。「戦後体制からの脱却」を唱え、骨格を大きく変える改憲草案を擁した政権を保守と呼ぶのはためらわれる。急な変化を嫌い、穏健を旨とするのが保守とすれば、むしろ革新的な構えとも見えてくる。

 天声人語より
コメント (0)

病後の回復に向けた栄養補給
熱や下痢がおさまった後の食事で心がけたいのは
①体を温める
②代謝を上げる
③疲労を回復
④消化器の吸収力を回復させる
の4点に必要な栄養をとることだ。
まず、体を温める。病後はエネルギーを使い果たし、低体温気味になっていることも多い。血行をよくする栄養素をとることをすすめる。
「ネギのツンとしたにおいのもとになっているアリシンには、血行をよくし、汗をかくのを促す働きがある。ショウガには殺菌力もある。紅茶やウーロン茶、ほうじ茶にも、体を温める作用があるという。
次に、代謝と疲労の回復。病気で落ちた新陳代謝を上げ、疲労を回復させるには、ビタミンやミネラルをとる必要がある。のどごしがよく、消化もよいものがいい。
子どもも食べやすいイチゴやスイートコーンだ。イチゴにはビタミンCやクエン酸のほか、腸を整える水溶性の食物繊維なども含まれている。
スイートコーンの主な成分は炭水化物。ビタミンB群やビタミンC、ミネラルなどもバランスよく含む。消化吸収が早い糖質も含まれている。コーンの皮は消化しづらいので、すりつぶしてポタージュスープなどにする。
熱が出たり、抗生剤を飲んだりすると、様々な腸内細菌が壊れてしまう。ヨーグルトで善玉の腸内細菌を補って、消化器の吸収力を回復させよう。
栄養を取りやすくするために、ゼラチンを活用しよう。
ゼラチンは消化吸収されやすいたんぱく質なので、栄養補給にもなる。ゼラチンでとろみをつけて冷やした「スープゼリー」は、ひんやりしていて、のどに炎症があるときも飲みやすい。
好みの果物や野菜のジュース、スイートコーンを使ったコーンポタージュなどで作ってみるといい。ジュースにショウガ汁を少し加えて、味をみながら砂糖やハチミツで甘味をつければ、子どもでも飲みやすい。
病気予防の観点から、日ごろの食事を見直すことも重要だ。
食物繊維には、整腸効果がある。イモ類や豆類、ゴボウやタケノコなどに多く含まれている。
胃や腸の粘膜を整える働きがあるキャベツやアスパラガスもいい。オクラも、胃腸を保護する働きがある。

 紙面の子育てより---山田佳奈
コメント (0)

新年度予算「勝ち組」優遇、偏る分配
景気回復に貢献しそうな大企業や富裕層は優遇する一方、社会的な支えが必要な人たちへの「目配り」は乏しい。
稼ぎなどに応じて納められた税金を、生活に困っていたり、高齢で手助けが必要になったりする人たちのために使うことは、「所得再配分」という予算の大切な役割のひとつだろう。
だが、消費税率の再引き上げを先送りするため、無年金の人を減らす仕組みや年金が少ない人に配る給付金の導入は見送られた。
税制改正で、富裕層が恩恵を受ける子や孫への贈与税の優遇を決めたのとは対照的だ。
3党が12年に合意した「税と社会保障の一体改革」は、消費税率の引き上げで負担増を広く分かち合い、社会保障のセーフティーネットを、より強くするねらいだった。首相が消費増税の先送りを決めるぐらい足元の景気はもたついている。大企業など「勝ち組」をより優遇することで景気全体の底上げをめざすだけでなく、安全網がしっかりと機能しているか注視し、充実させることも「政治」の役割だ。

 紙面より
コメント (0)

三十三の姿に変化する「観音菩薩」
観音菩薩は、正しくは観世音菩薩という。
「観」は観察するという意味だが、人間の能力で観察するのではなく仏の智恵で観ること。つまり、すべての現実をまるごと観察することである。
そして、「世音」は世の中の音声、すなわち苦しみや悲しみにあえぐ世の中の人々が助けを求める声である。その声を即座に聞きつけてあらゆる手段で人々を救ってくれるという。
そして、観音菩薩は救いを求める人の性別や職業、身分や境遇に応じて三十三の姿に変身するという。貧しい人の前には貧しい身なりで、裕福な人の前には裕福な身なりで現れる。つまり、救いを求める人がいちばん相談しやすい姿で現れるのだ。
このような観音の変身を三十三変化身という。これに基づいて西国三十三観音霊場が定められ、京都の三十三間堂もこの数字にちなむ・
われわれのあらゆる要求に応えてくれる観音菩薩はすでにインドであつく信仰され、中国でも日本でも盛んに信仰されてきた。
この菩薩人気の秘密は今、現実の世界で苦しみ悲しんでいる人を即座に救ってくれる現世利益にある。そして、十一面観音や千手観音など、多彩な顔ぶれが登場してきた。
日本では西国三十三観音霊場を中心に今も盛んに信仰され、国宝や重文に指定されている観音像も多い。
湖北(琵琶湖の北側)の向源寺や奈良の法華寺の十一面観音などは誰もが認める名作で、ともに国宝に指定されている。また、浅草寺の観音菩薩は絶対秘仏で千年以上の間、誰の目にも触れたことがない。それでも「浅草の観音さま」の名で親しまれ、年間3千万人もの人が訪れる盛況ぶりだ。

読んで知るより-----瓜生 中
コメント (0)

予算案閣議決定、歳入増やす議論を
新規国債の発行を40兆円いかに抑えた予算案に「経済の再生と財政の健全化を同時に達成する予算」と安倍首相は語った。だが、依然「借金頼み」の予算で、財政再建のメドは立っていない。
国と地方の長期債務残高は15年度末で1035兆円となり、今年3月末からの1年間で26兆円増える見通しだ。国内総生産に対する借金残高の比率は205%。財政危機だったイタリアより悪い。財政赤字は先進国で最悪の水準にあり、財政再建の取り組みも遅れている。
今回の予算案は、税収が増える分、ほぼ同額の新たな借金を減らしたもので、歳出にメスが入ったわけではない。税収が上向いている今こそ、膨らみ続ける社会保障などの歳出を抑えつつ、増税などで歳入を増やすという「痛み」の議論に、正面から向き合う必要がある。

 紙面より
コメント (0)

桑田佳祐
褒賞の扱いは雑だったとしても。
つけひげと歌詞で誰を連想するかは見る者の自由。
それぞ風刺。
素粒子より
こんな問題を取り上げる方がおかしい。
コメント (0)

国内育ちのテロ、難しい対処
容疑者たちの家系はフランスの植民地だったアルジェリヤや西アフリカにルーツを持つとされ、宗教的にはイスラム教を信仰していた。だが、同様の背景を持つ人たちの圧倒的多数は過激思想とは無縁だ。それを一緒くたに「外敵」「異物」扱いにすれば、かえって過激思想の流布に手を貸す。
容疑者たちは、「アルカイダ」「イスラム国」というイスラム過激派にとっての「国際ブランド」を自称した。厳格な指揮命令系統の下で命令を受けての犯行かどうかは不明だ。過激思想に共鳴し、紛争地へ渡って訓練を受けた者たちが、母国でそのノウハウとブランド名を使って繰り広げる「フランチャイズ型」のテロだった可能性もある。
この脅威は、「外科手術」のような強硬な取り締まりでメスを入れるだけでは、容易になくせない。
容疑者の1人が、過激思想に傾くきっかけの一つは「イラク・アブグレイ刑務所での米軍による虐待」への義憤だったとされる。脅威は確かに存在するが、恐怖に駆られるあまり、根拠の薄い情報に基づく海外での軍事行動や、法の統治を無視した超法規的対応を取っても非生産的でしかない。万能の解決策がないか、多様性を認め、過激思想を社会の中で孤立化させる地道な戦略こそが求められている。

 紙面より
コメント (0)

イスラム国
風刺画新聞が普段の100倍売れる。
「私はシヤルリー」と言う自由。
「シャルリーなんかじゃない」と言うも自由。

素粒子より
何かフランスの世もおかしいように日本人の私は思う。
宗教を風刺するがそもそもおかしいのではないのか。
表現の自由のはき違えではないのか。
コメント (0)

<長安に男児有り/二十にして心は已に朽ちたり>。李賀
新成人を迎えた人が、中国の詩人のような心境に陥らないことを願う。長い人生を一日にたとえれば、まだ朝早い。心朽ちるには先が長すぎる。「もっとましな自分」を懸命に探すにせよ、自らつくり上げる気概を固めるにせよ。
20歳という区切りを日本人は特別なものと考えてきた。これからはどうだろう。選挙権の年齢が18歳以上に引き下げられそうである。自民、公明、民主、維新などの各党は、この月末に始まる通常国会での公選法改正をめざすという。
数の多い高齢者の声は大きく響く。若い世代は将来を担うにもかかわらず数が少なく声も小さい。世代間の格差をなくすためにも引き下げは望ましい。民法上の「成人」も20歳のままでいいのか議論の時だろう。
人が成熟しにくい時代ともいわれる。若者が自分を見極めるのにも昔より時間がかかろう。むしろだからこそ、より早く大人として遇したい。
そして、相応の責任を負いながら、じっくり自分に向き合ってもらいたい。

 天声人語より
コメント (0)

世界銀行成長率下方修正
最新の成長見通しを発表した。
今年度の世界全体の経済成長率を3.0%と予想し、昨年6月の予想3.4%から引き下げた。
欧州や日本の景気低迷に加え、ロシアやブラジルなど新興国経済の減速が主な要因という。

紙面より
コメント (0)

国際収支の経常収支は4330億円の黒字。
2014年11月の国際収支の速報値は前年同月の5969億円の赤字から大幅に改善し、5カ月連続の経常黒字となった。原油価格の下落で貿易赤字が縮小したほか、日本企業の海外での稼ぎが増えた。
輸出額から輸入額を差し引いた「貿易収支」は、赤字幅が前年同月から42.4%縮小して、6368億円の赤字。原油の輸入額が、価格下落や輸入量の減少で、同21.6%だったことが影響した。
企業の海外子会社の稼ぎなどを反映する「第1次所得収支」は、同44.4%増の1兆2760億円の黒字。比較できる1985年以降、11月として過去最大。

 紙面より
コメント (0)

東証大幅反落
日経平均株価は大幅反落。
時370円近く下げ、1万6900円を割り込んだ。
終値は110円02銭安い1万7087円.71銭。

紙面より
コメント (0)

寒の入りから4日目のことを擬人化して「寒四郎」と呼び、俳句の季語にもなっている。
列島は二十四節気の小寒、すなわち寒の入りをくぐって、寒さの最も厳しいとされる日々にある。冬将軍の吐く息はいよいよ白い。
<寒といふ字に金石の響きあり>高浜虚子。
「カン」と読む音の響きは、厳冬の大気の引き締まった堅さを、なるほど表象しているかのようだ。あるいはカキンと凍った堅氷のイメージか。想像だが寒四郎も、三や五より寒そうに響くゆえの命名なのだろう。
北国や日本海側では雪が深い。日照時間も、たとえば青森市では元日から8日までの積算で4時間しかない。新潟市は11時間。片や晴れの東京は43時間半。新幹線なら2、3時間の距離で冬の空はまるで違う。
豪雪と過疎が重なる地域は多く、高齢化も進む。屋根の雪下ろしは危険が伴う。命綱をつけて、必ず2人以上で、といった注意喚起を聞けば、どこか冬山の登山さえ彷彿とさせる。支え、助け合う仕組みの充実は待ったなしだ。
ところで寒の入りから9日目を「寒九」と呼ぶ。寒苦に通じる気もするが、昔から「寒九の雨は豊作の兆し」として喜んだという。寒さの底から春を待つ心の現れだったろうか。

 天声人語より
コメント (0)

知恵を授ける「虚空蔵菩薩」
虚空とは空間のこと。
空間は宇宙を果てしなく広がり、どんなことをしても決して破壊されない。仏の限りなく深遠な智慧を、果てしなく(無尽蔵)、決して破壊されることのない虚空にたとえ、それをシッカリと蔵している(保っている)のが虚空蔵菩薩なのである。
仏の智慧という抽象的な概念を仏格化した菩薩で、かなり複雑な性格を持っている。しかし、古くから「智慧授け」の仏として信仰され、弘法大師もこの菩薩に一心に祈願したところ超人的な記憶力を授かったと伝えられている。
また、江戸時代のころから「十三参り」という民間信仰が盛んになった。これは13歳になった男女が虚空蔵菩薩にお参りして智慧を授けてもらうというもので、今も京都などでは人気の年中行事となっている。
京都・渡月橋の近くにある法輪寺は「嵯峨の虚空蔵さん」として知られ、毎年4月13日に着飾った子供たちが参拝して智慧を授けてもらう光景が今も見られる。そして、お参りした帰り道には決して法輪寺の方を振り返ってはいけない。振り返るとせっかく授けられた智慧を返してしまうというのである。
虚空蔵菩薩の名作として名高いのが京都・高雄の神護寺の五大虚空蔵菩薩である。対日如来の持つ五つの深遠な智慧でわれわれを悟りに導いてくれるといわれ、端正な顔つきの五体の虚空蔵菩薩が道内に安置されている。京都の東寺の観智院には馬や孔雀などの鳥獣に乗った五大虚空蔵菩薩像がある。こちらは中国で作られ、平安時代にわが国にもたらされた。重文に指定されている。

 読んで知る仏像より---瓜生 中
コメント (0)

ギリシャの不安とユーロの不安
ギリシャは政権を誰が取るにせよ、財政再建を放棄するかのような、過大な要求に固執するのは建設的ではない。ユーロ離脱という未踏の領域に国民生活を放り出すのは無責任というべきだ。
一方のEU側も、ギリシャの負担の重さをもう少し考慮すべきだろう。この国の失業率は、いまも約25%、25歳未満の若年層では約50%にのぼる。
そもそもユーロには根本的な問題がつきまとう。もともと別々の国々が、財政の独立を保ちながら通貨を共有することが持続可能なのか。だが、その挑戦を覚悟のうえで始めた出発点には、一つの欧州をめざそうという理想があったはずだ。
欧州各地では、統合に異を唱える勢力も目立ち始めている。
共通通貨にほころびが出れば、統合の取り組み全体に影響が出かねない。ギリシャもEUも、欧州の理念を見失わず、冷静に現実的な妥協を探るべきだ。

 社説より
コメント (0)

『覚醒 観世音菩薩 慈悲の心』
ご開帳は、観世音菩薩様に皆様方の目の前に御出ましいただき、一人ひとり
と『縁』を結んでいただくというものであります。
私たち日本人が古来より大切にしてきた『謙虚な心』『慈しみの心』はどこ
へ消えてしまったのでしょうか。今一度、「命の尊さ」、「人を思いやる心
」というものを考えなければならない時なのです。まさに此処に、観音様の
大きな慈悲の心に触れていただきたいと願っているのであります。
観音様は最も慈悲が深い仏であり、様々な人の姿を借りて困っている人を助
けると説かれています。実は慈悲の心というものは、観音様ほど大きくなく
ても、自分の心の中にもちゃんと存在しているものでもあります。悲しいか
な、便利さやわがままの実現ばかりを追求している現代の風潮の中で、だん
だん気が付かなくなっているのであります。
結縁開帳を通じて、観世音菩薩様のご宝前に立ち、静かに自分の心を見つめ
る時、一人はひとりの自分の心の中のこの存在に気が付く事が出来るはずな
のです。
そうなのです。観音様は実は普くおわします。あなたのすぐ横にいる人が
観音様であるということに気付く、そうすればあなた自身もそうであること
に気付くはずなのです。仏像だけが教えてくれるのではありません。いつで
もどこでも、誰からでも学べるものなのです。そうすればおのずと謙虚さが
生まれてくるものです。ですから仏様の前だけで謙虚であってはなりません
。すべての人に尊敬と感謝の気持ちを貫かねばならないのです。つまり、私
たちの心が観音様の心とひとつに繋がるとき、本来あるべき人間の心を取り
戻し得るのです。このことが、この乱れた世相を正す事に不可欠なのであり
ます。

                   西国三十三所札所会
コメント (0)

日本企業の成長戦略
言うまでもなくM&Aは、我々が海外旅行に出かけてブランド品を買う際に円高や円安で一喜一憂するのとはわけが違う。企業の経営戦略と密接に結びついているものだ。円高だからやる、円安だからやめるという場当たり的なものではない。
日本企業の成長戦略の一つの柱は、海外に活路を見いだすことだ。「戦略優先、為替は二の次」だ。特に増えているのはアセアン諸国の企業に対するM&Aだ。かつてのように製造拠点としてというより、市場としての成長性を見込んでいる。欧米企業を買収する大型案件でも、その先にアジアの市場を見据えられるかどうかがカギとなっている。
アベノミクスの第3の矢は「成長戦略」だが、その矢はまだしっかりと放たれていない。
賢い日本企業は、国内市場を短期的に重視しながら、中長期的に成長は見込めないと判断し、政治とは異なる次元の早さで成長戦略を具体化している。
その手段としてM&Aがある。15年は、成長のための強い意思と実行力のある企業がさらなる発展を遂げる年となる。

 経済気象台より------井蛙
コメント (0)

子どもにとって本当に大切なことは、人として抱きしめられる心地よさだ
こどもにとって本当に大切なことは、十分に愛される経験です。愛された経
験があれば、外でつらい思いをしても、耐えていける力となります。あるい
は相手につらい思いをさせるような、ひどいこともしないものです。かけが
えのない自分であることをしっかりと実感して育った子は、他の人のことも
尊重できる心を育んでいきます。
こともを愛するためには、お母さんにだけ努力を求めるのは酷だと思います
。例えば子どもを抱けないお母さんは、夫から抱かれていない場合が多いの
です。夫から心も体も優しく抱きとめてもらえない、話も聞いてもらえずに
苦しんでいる母親が少なくありません。夫婦関係もある種バーチャルになっ
てきているのでしょうか。素直に触れ合うことを避けている。子育て中の母
親は家の中へ閉じこめられて、夫との会話もままならない。自分が自分であ
ることを証明するのは、この子が立派に育ってくれることだけと思いつめ、
育児書と首っ引きになるような育児をしていたら、やはり楽しくなくなって
しまうのも、無理がないように思います。
お母さんの中には、子どもを抱くことは、甘えさせて、自立をさせなくする
と思っている人もいます。また、子どもは抱いてもらえないことについて「
私はもう大きいから」と我慢してしまいます。やっぱり、気持ちでなく頭で
考えてしまうんです。もっと自然になって----と思います。

 同朋新聞より
コメント (0)

市場覆う安全志向、海外市場に翻弄、株から債券へ
大幅な株安の一方、安全資産の国債が買われ金利が低下。外国為替でも円がドルやユーロに呈して買い進められた。
原油安とギリシャ問題という海外事情で、国内市場が翻弄されている。
日経平均は4営業日つづけて下落し、下げ幅は計900円を超えた。原油の値下がりは、エネルギーの輸入国にはプラスのはずなのに、なぜ株安になるのか。
日本株を買っていた海外の投資家が石油関連への投資で損をしたため、含み益がある株式を売っているからだ。弱気になった投資家は、株式市場から債券市場に資金を回しており、「原油価格が下げ止まるまでは株価が乱高下する可能性がある」。
陸運や電力・ガス・食料品といった原油安で恩恵を受けやすい業種は国内にも多い。しかし、いずれの業種も株価が2%以上値下がりした。業績に反映されるのには時間がかかり、との程度上向くのかもはっきりしない。いったん株式を手放して国債を買う動きが目立っている。
原油下落とともに、世界的な株安の連鎖を生んだ要因の一つが、ギリシャの政治的混乱への懸念だ。
ギリシャは3回目の大統領選を行ったが、与党候補が当選に必要な票数を集められず、解散・総選挙が決まった。EU主導の緊縮策に反対する最大野党の急進左翼進歩連合が、最も高い政党支持率を得ている。このまま急進左翼が総選挙で政権をとれば、EUなどとの支援交渉が難航し、債務不履行やユーロ圏離脱に追い込まれるおそれもある。ギリシャでは2012年にもユーロ圏離脱観測が強まり、世界の市場が大混乱に陥ったことがある。

 紙面より
コメント (0)

米国株
良好な年末商戦の結果などを好感して大幅続伸。コストコが発表した売上高が市場予想を上回ったことなどが好感され、高値圏で推移した。
ダウ講義用株は17,907.87㌦。

紙面より
コメント (0)

金融政策、正常化の道
金融政策と言えば、金利の上げ下げだったはず。ところが2008年のリーマン・ショック以降、日米の中央銀行は政策金利をゼロに下げ、それ以上の利下げができず、量的緩和など「非伝統的」な金融政策を始めた。その伝統から外れた金融政策の「正常化」、つまり金利の上げ下げの世界への復帰に挑んでいるのが、かつてサンフランシスコ地区連銀総裁を務めたイエレンFRB議長だ。
FRBは昨年10月、量的緩和策を終えた。今年は利上げに踏み切るとみられる。
中国など新興国の台頭に押されがちとはいえ、米国経済の規模は今も世界一。しかも日欧の経済が低迷し、新興国も不安を抱えるなか、現在は「一人勝ち」と言われるほど好調だ。
だからこその利上げなのだが、不安も多い。米国の金融政策の変更は世界の資金の流れに影響する。13年5月には、当時のバーナンキFRB議長が量的緩和の終了に言及しただけで市場が揺らいだ。
日米の金融政策から金利の上げ下げが消えて久しい。FRBが前回利上げしたのは、04年6月から06年6月にかけて。この時は0.25%幅の利上げを17回続けた。
今回はいつ、利上げを始めるのか、そのペースや期間はどれほどなのか。経済が好調とはいえ、米国も物価の上がり方は鈍いだけに、金融政策の先行きは読みづらい。
米国の金融政策は日本の金融政策にも影響する。日本銀行が今の「異次元緩和」をやめるとすれば、米国が利上げをしている間が好機だ。利下げに転じてから金融を引きしめようとすれば、強い円高圧力がかかるからだ。
前回のFRBの利上げの際も、利上げが終盤に近づいた06年3月、日銀は量的緩和を終結。その後、FRBが利下げに転じるまでに2回利上げした。今回はその機会は巡ってくるのか。今の日銀にとって遠い話かもしれないが。

 社説余滴より-----小陳勇一
コメント (0)

仏新聞社襲撃
阪神支局事件を彷彿させる襲撃を憎む。
風刺画にどれほど毒が含まれようが銃弾のように人は殺さぬ。

素粒子より
コメント (0)

原油価格続落、47ドル台
原油価格の値下がりが加速している。国債指標の原油価格の先物価格が47.93㌦になり、約5年8カ月ぶりの安値をつけた。世界経済の先行き不透明感から比較的安全な資産とされる日本国債が買われており、東京債券市場では指標となる長期金利が一時、過去最低の年0.265%まで低下した。
米国やドイツの長期金利も値下がりしていて、世界的に金利低下の流れが広がっている。
再建に比べて損失リスクが高い株式は売りがめだつ。ダウ工業株平均の終値が前日より130.01㌦安い1万7371.64㌦をつけた。業績悪化が懸念されるエネルギー関連企業を中心に売られ、ダウ平均は一時240㌦近く下がった。

 紙面より
コメント (0)

代表選
3年間の政権は言葉に中身が伴わず。
出直しも言葉で戦うほかはなく。
いかほど覚悟の重さが加わるか。

素粒子より
コメント (0)

日本経済の課題、暮らしを守る脱デフレ
政府・日銀は、物価上昇にこだわりすぎではないか。「デフレ脱却こそ景気回復への道」という立場で物価上昇率を追えば、人々の暮らしが置き去りにされかねない。
日銀は13年4月に「2年で物価上昇率2%」という目標を掲げて「異次元」の金融緩和に踏み切った。その時点でマイナスだった物価上昇率は2カ月後の6月にはプラスに転じた。その後は原油安もあって、日銀の期待ほどには物価は上がりそうにない。しかし、「2年で2%」に届かなければ、デフレに逆戻りというわけでもないだろう。
日銀は目先の物価上昇率にこだわりすぎず、政府は日銀が大規模な金融緩和を終えるのに必要な財政再建の道筋を描く。それが政府と日銀がいま、やるべきことだ。
金融緩和と財政出動に続く「第3の矢」である成長戦略にも期待が集まるが、そこに特効薬があるわけではない。全国400万近い中小企業の生産性を高める作業は、時間がかかる地味なものだ。しかしそれこそ、日本経済全体の成長力を底上げするには欠かせない。
2020年代になれば、団塊の世代が後期高齢者となり、ますます社会保障費が膨らみ、財政事情も厳しくなる。恒例かは確実に進む。それまでに、日本の財政、金融政策、そして経済の体質を健全な姿にしていく。

 社説より
コメント (0)

現実と幻想との境界で--千の風に、千の風になって 
私のお墓の前で
 泣かないでください
 そこに私はいません
 眠ってなんかいません
 千の風に
 千の風になって
 あの大きな空を
 吹きわたっています

幼友だちの妻ががんで死去、その追悼文集に掲載された詩だったという。
元は英語の詩だった。アイルランド共和軍のテロで死んだ青年が遺書のよ
うに両親に託していたことをBBCが放送した。
9.11テロの翌年の追悼集会で、11歳の少女が朗読した。
映画監督H・ホークスの葬儀で俳優のJ・ウェインが朗読した。
だが、いつ、誰がつくった詩かがわからない。

これらの出来事の少し前、がんで闘病生活をしていた先輩記者を励ます会
を催した。そこでこんな話をした記憶がある。
「死んだらとりあえず、僕たちは煙や灰、骨になる。僕を形づくっていた
素粒子たちにとっても別離のときです。しかし、素粒子たちがいつか再会
を図ることがあっても、ふしぎではないでしょう。はるか遠い、永遠に近
い未来のことかもしれません。『僕』が再結集する日を夢想したりします

いま思えば、「煙になる」のは「風になる」のとほぼ同じことだろう。現
実と幻想とをつなぐのが「風」である。
そして死は現実と幻想との境界に起きる「何か」だ。

 コラムニスト・小池民男
コメント (0)

危機に立つ世界秩序、国際法支配の確立をめざせ―--その2
一極支配の構造が薄まり、無極化の兆しが見える世界で、どうすれば安定と秩序を築くことができるだろうか。
未曽有の破壊をもたらした第2次世界大戦の後、国際社会がめざしたのは、国際法の支配による平和の構築だった。戦後間もなく国際法の壮大な体系である国連が設立され、国債人道法の整備が進んだのも、大戦への反省からに他ならない。
戦後70年を迎える今年、もう一度その原点に立ち返りたい。
国連総会は、ロシアによるクリミア半島の併合をめぐり、事実上「国連憲章違反」とする決議を採択した。だが、力に頼るロシアは無視したまま。今の国際法支配の限界がそこにある。
「イスラム国」のような新たな疑似国家組織に対抗するうえでも、国家間の協力が今まで以上に求められている。
国際法の権威を高め、各国が団結して法を守る態勢を築くためには、ルールの運用を担う国際機関の機能が欠かせない。
とりわけ、最大の国際機関である国連の地位向上が、今ほど必要とされるときはない。
国連が地球を包む屋根であるなら、地域機構はより地元に密着した傘の役割を担う。
2015年を、国際法に基づく秩序構築の元年としたい。その作業に積極的にかかわるよう、日本政府に期待したい。

 社説より
コメント (0)

元旦
地元の神社で参拝の列に加わる。
新しい破魔矢の真っ白な羽根を見つめ、せめて年初はまっさらな頭にと。

素粒子より
コメント (0)

NYダウ7.5%上昇、人民元は5年ぶり下落
2014年のニューヨーク株式市場は、大企業で構成するダウ工業株平均が年間で7.5%上昇し、6年連続でプラスとなった。
市場では、15年も上昇が続くという見方が目立つが、底の見えない原油安は重荷となる。
原油安はガソリン価格の値下がりを通じ個人消費を押し上げるため、全体では米国経済にプラスとみられている。ただエネルギー関連企業の業績懸念が広がると、相場全体の足を引っ張ることになりかねない。
中国の人民元は2014年、対ドルで下落した。通年の下落は09年に小幅に値下がりして以来5年ぶりで、値下がり幅は05年の人民元制度改革以降では、最大だった。
15年も急な元高を予測する声は少ない。米国で利上げが予想されていることもあり、市場関係者は「金利の上がるドルを買った方がもうかるという通常の値動き」になっていると見る。
すでに人民元相場は均衡点に近づいたと、市場のルールが変わったことを指摘する声も強まっている。

 紙面より
コメント (0)

天空に描く平和の円
私にはまだまだやりたいことがたくさんあります。今の私にとっての「人生
百年の計」とは、私が抱いているビジョンを、次の時代、または次の次の世
代、つまり孫やひ孫たちにバトンタッチしていくことです。
保田氏は、戦争の惨めさ、誤った戦争から学んだ教訓を、戦争を知らない次
世代の子どもたちに伝えたいと思っています。今日の大人が作り上げられな
かった平和を、何とか次世代が実現できることを願っています。現在10歳の
子どもが60歳になった頃、世界に平和がもたらされるよう、今のうちに戦争
を知る私たちのビジョンを伝えなければならないのです。
私の父の好きだった英国のビクトリア朝のロバート・ブラウニングの作品に
次のような詩句があります。
 「地上ではかけた弧、
      天上では全き円」
私の今のビジョンは「天空に描く大きな平和の円」です。平和の実現は非常
に時間がかかる壮大な目標です。私の存命中には難しいのです。しかし、そ
の円の中の一つの弧でも実現させるために、私は今後も勇気ある行動を起こ
していきたいと思っています。
私のビジョンを果たすために、まずは100歳のバーを越えたい、というのが
今の私の希望です。

 私の証 あるがまま行く---日野原先生
コメント (0)

税制改革再配分は置き去りか
民間主導の自律的な経済成長は、アベノミクスの恩恵を受けた一部の家庭と企業が消費や投資を増やすだけでは難しい。偏る富を広く行き渡らせ、全体を底上げするために、税制の再配分機能を生かす視点が欠かせない。
そう考えると、政府・与党が決めた税制改革には疑問符をつけざるをえない。
まず、贈与税の非課税枠の拡大だ。
社会の一線を退きつつある世代がため込んだ資産を、何かと物入りな現役世代に移せば、消費を増やし、足元の経済の活性化にはつながるだろう。
しかし、こんな富の移転では豊かな家庭とそうでない家族の差は広がる。国民全体を支える政策の財源を確保するという税本来の目的にもそぐわない。
企業への課税も心配だ。
今回の改革では、対象は広げずに外形課税を強める。法人税の減税と合わせれば、利益を出している企業の負担は軽くなり、稼げていない企業は負担増となる。
企業にも、社会の一員として損益にかかわらず負担を求めることは必要だ。ただ、中小企業への適用拡大が検討すらされないなど、全体像を欠いた小手先改革の感が強い。
足元では、輸出型製造業など一部の大企業に利益が偏っていることが課題なのに、それを助長することにならないか。
安倍政権は、減税によって経済を活性化させようとする姿勢が強い。しかし、持てる家庭や企業からしっかり税金をとり、さらには予算編成を通じて、再配分を意識した政策運営を心がけることも大切だ。
それが魂民の暮らしを支え、経済全体を成長させるのではないか。

 社説より
コメント (0)

近年乳がんになる女性が増えた
食生活や生活習慣の欧米化により、エストロゲンという女性ホルモンの分泌
が増加したことが原因という説が有力です。
乳がんになる人は30代から40代にかけて急増し、最もなりやすいのは40代後
半の女性といわれています。壮年期の女性ががんで亡くなる場合、一番多い
のが乳がんです。「閉経後は大丈夫」「50歳すぎたら乳がんにならない」と
いう説はあてになりません。一方、まだ20代の若い女性も安心は出来ません
。各自が早期発見法を身につけるべきです。月に1回は自分で乳房に指をあ
てて、しこりがあるかないかを調べる自己チェックをぜひともやってほしい
のです。
鏡の前で裸になって立ち、左右の乳房の位置や形に違いはないかを見たあと、
指先でしこりの有無をチェックするのです。生理が始まって1週間後の頃が最
適です。
病院など専門機関での定期検診は20代から受けても早すぎることはありませ
ん。超音波検査(エコー)か乳房のレントゲン撮影(マンモグラフィー)の
いずれかをできれば年に1回、少なくとも2年に1回はぜひ受けることを勧め
ます。
今のところ、よい予防法はないので、早期に発見することが最善の方法なの
です。
指ではしこりがわからないごく初期のものでも、X線や超音波の検査で発見
されることがあります。こうした初期乳がんは、早く治療すれば90%以上の
人が治癒しています。
昔の治療法では、乳房全体を切り取り、傷が残ることが多かったのですが、
今では乳房を保存する技術も進んでいます。
乳がんは早期発見が何より大切だということから、「乳房健康研究会」が結
成され、乳がんのことを知ってもらう活動をしています。
http://www.breastcare.jpです。

 私の証あるがまゝ行く----日野原先生
コメント (0)

円安で産業の復活を
1980年代以降進んだ円高は、自動車など一部の競争力のある産業の輸出で膨らんだ貿易黒字に起因する。彼らが円高に負けまいとコストを下げるほどに、円高は進んだ。その過程で我が国の多くの産業が競争力を失った。ついには欧米の金融危機からはじまった超円高で自動車産業も海外に拠点を移した。円高の残したもの。それは国民の所得低下と、国内における雇用の縮小であった。一方で、その国民の生活を支えたのは円高で実現した低価格であった。
そこに足元での急速な円安である。物価は上がり、国民生活は圧迫される。だが円安は我が国産業の競争力をよみがえらせる。大手の輸出企業だけではない。中小製造業や農林業などの競争力も回復する。国内生産の拡大を目指す飼料などには追い風になり、森林資源などにも再び日が当たる。防災上も農林業復活には期待がかかる。
だが産業の担い手の復活は簡単ではない。とりわけとホウハ手遅れともいえるほど過疎化が進んでいる。今の為替レベルを維持できるのか、という課題も残る。ここから先はまさに政治の役目である。
もうあのような円高には市内。同時に、政策を総動員し、多くの産業を賦活させる。それによって雇用を拡大し、地方も豊かにする。少子化にも歯止めがかかる。目指す将来の形と、そこに向けての道筋に確信が持てれば、余裕の出た輸出企業は社員の給料を挙げ、円高時に借りのある調達先にも還元するだろう。国民に恩恵が回れば、消費は回復し、価格転嫁もできるようになる。
衆院選での与党の勝利は、国民の経済政策に対する期待の現れである。政権はひたすら経済再生に邁進してほしい。

 経済気象台より-----啄木鳥
この円安=輸出増の考えは一世紀前の理屈である。
もっと考えを変えないと日本は良くはならない。
コメント (0)

理想的な健康長寿の姿、それに近づくための心の持ち方
まず「健康」という言葉そのものについて考えます。「健」の字には、建物の「健」が含まれます。地震で倒れない、しっかりした建物を建てるように、「人間の体を健やかに保つにも、強い土台が必要だ」と解釈できそうです。
次に「康」というと、260年続いた江戸幕府の礎を築いた、徳川家康の名が思い浮かびます。「啼くまで待とうホトトギス」と詠んだ、という逸話があるほど、家康は気長で心に余裕のある人物だったと言われています。漢和辞典を調べると、康には「すこやか」「やすらか」といった意味があるようです。健やかに、安らかに。気長に、余裕を持って。そんな心の持ち方が長生きのコツでしょうか。「人生50年」と言われた時代、家康は70年以上、生きたことが分かっています。
では、長生きしたら、毎日をどう楽しむか。「今までやったことがないことをやってみる」。それに尽きます。挑戦するかしないか、迷う前に、「新しいことに挑戦する毎日」を習慣化してしまえばいいのです。

 102歳私の証 あるがまゝ行くより---日野原重明
コメント (0)

大災害の記憶と教訓をどう継承していくのか。それはいまもなお難しい課題だ。
ただ、現代には文明の利器があふれる。デジタル技術を駆使した試みが相次いでいるのは心強い。
発生から10年を迎えたスマトラ沖大地震・インド洋津波。京都大の研究者らはインドネシアでの節目に合わせ、スマホ向けのアプリを公開した。その一つでは、衛星写真上に地域ごとの津波の高さが赤い線で示され、被災後の写真や生存者の証言を見ることができる。
多くの貴重な情報を後世に残す狙いという。年が明けると阪神大震災から20年になる神戸市にも、街角でスマホをかざすとその場所の当時の写真が出てくる「まち歩きマップ」がある。今の風景と見比べられる仕組みだ。最近も市内各地の当時の写真1千枚をウェブに公開した。
人は忘却する。発生の瞬間を知らない若い世代も増える。時間の流れに抗う不断の努力を続けるしかない。

 天声人語より
コメント (0)

動物と人の愛と絆を生かして
昨年日本に本部を置く、新しいNPO法人「動物と人の愛と絆促進協会」の設立を請求した、青木恵子さん。
動物との触れ合いを通して、子どもに命の尊さを教え、孤独に暮らす人々、虐待で傷ついた子ども、ホスピスなどで不安を抱えた人々の心を癒せるのではないか。そう考えたのです。背景には、青木さんがロッキーさんを失い、悲しみに沈んでいた時、ロッキーさんの愛犬「ムギ」が、青木さんの顔をなめ、寄り添ってくれて、心から癒された経験にあったそうです。
私は青木さんから様々な相談を受けました。NPOの理事長は青木さんが務めますが、彼女のプランに共鳴した私は、名誉会長を引き受けることを決めました。帰国後の8月末には、都内で発足会見を開きました。
私は既に聖路加国際メディカルセンターで、動物介在療法=アニマルセラピーに取り組んできました。小児病棟やホスピスに愛犬、愛猫が来ると、みな笑顔になのます。
子どもたちに命の大切さを教える私の「いのちの授業」でも、動物との触れ合いが生かせるはずです。ペットは人間の慈しみがなければ、生きていけない弱い存在です。子犬、子猫だった時だけ可愛がり、年老いたら関心を失ってしまう。そんな子供たちがいるかもしれません。ですが、老いた動物たちにも、彼ら特有の落ち着いた優しさや魅力があります。子どもたちには早い段階で、弱い存在を慈しむ心に気付いてもらいたいものです。

 私の証 あるがまゝ行くより----日野原先生
コメント (0)

いまは、世代を超えてお互いを理解することが、とても難しい時代だ。
技術の進歩も高齢化も、歴史上に類例をみない速さで進んでいる。おのずと各世代の原体験は異なる。おまけに新聞やテレビになじむ年上の世代、ネットに親しむ若い世代と、使うメディアまで違う。
そのうえ日本では、政治でも企業でも、年長者が決定権を握るケースが多い。その世代には、経済成長を果たした昭和の成功体験の記憶が根強い。そのせいで「昭和」な政策や製品が作られ、若い世代の現実にあわないということが起きていないだろうか。
まずはお互いに不慣れなメディアを使ってみてはどうだろう。年上の世代はネットに親しみ、若い世代はネットを飛び出す。たまに新聞も読む。
案外、私たちおじさんも受け入れられ、若い世代の思いも届くかもしれない。

 政治断簡より----松下秀雄
コメント (0)