2014年12月の記事


大豆は乳がんのリスクを下げる
大豆には女性ホルモンのエストロゲンと似た構造を持つ植物性エストロゲン
の「大豆イソフラボン」が含まれることはよく知られている。乳がんの発症
には体内のエストロゲンが関係していると言われ、イソフラボンはこのエス
トロゲンが作用するのを抑えると期待されている。
厚労省の研究班によると40~59歳の女性2万1852人を対象に、大豆製品を食
べる量と乳がんの発生率を追跡調査した。みそ汁を飲む量が1日1杯以下の人
が乳がんになるリスクを1とすると、3杯以上飲む人の危険性は4割低かった。
大豆製品から換算した大豆イソフラボンの摂取量を比べても、摂取量が多い
人ほど乳がんの発生率は低かった。
一方、食品安全委員会が06年、大豆イソフラボンの過剰摂取はホルモンバラ
ンスを崩す恐れがあるとして、特定保健用食品として1日に取る量を「30㍉
グラムまで」とした。
栄養補助食品でイソフラボンだけを大量に取るのは勧められないが、大豆製
品を日常的に食べることは問題ない。

 食の健康学より----宮島裕美
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アベノミクスは結局は「クロダノミクス」
「アベノミクス解散」と銘打ち、衆院選では経済政策の成果を繰り返し強調した。自民党が大勝したが、その成果とは、何だったのか。
これまでの日本経済に与えているプラス効果は、黒田東彦日銀総裁の主導でインフレ目標を設定した大胆な金融緩和によるものだけである。きたるべき将来に、金融緩和縮小に転じたときの「出口戦略」が危惧されるが、この日銀のリフレ政策の是非こそが、総選挙で国民に問われるべきだった。
首相の意図と反して、国民に問いたいとしたアベノミクスの中身は結局、「クロダノミクス」の成果だけでしかない。

 経済気象台より-----安曇野
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高齢者の肺炎予防。5年に一度はワクチン接種を
高齢化が進み、肺炎による死者数が急増しています。2011年には、がん、心臓病に次ぐ、日本人の死因の3位になり、年間約12万人が命を落としています。65歳以上になると、肺炎による死亡リスクはぐんと高くなるためです。
高齢者の肺炎は、命を奪う危険な病気だという認識を持ち、予防が重要だ。
肺炎は主に、肺炎球菌やマイコプラズマなど様々な最近の感染が原因で起こる。若いうちは、抗菌薬による治療ですぐ良くなり、命を落とすことはほとんどない。
一方、高齢者はいったん発症すると何度も再発を繰り返す人が多く、命にかかわる。薬が効かない場合もあり、まずはかからないようにすることが大切だ。
もっとも有効とされるのが、原因の3割を占める肺炎球菌のワクチン接種だ。65歳以上では5年に1度、接種することが望ましい。
特に、インフルエンザにかかった後は肺炎にかかりやすいので、肺炎球菌とインフルエンザのワクチンをあわせて接種しておくとさらに効果的という。
今のところ公的な定期接種の対象ではないが、自治体によっては接種費用の助成もある。
口のなかを清潔に保ち、入れ歯の調子を整えるなどのケアも重要だ。高齢になると、食事のときにむせたり、寝ている間に唾液が気管に入ってしまったりして、口のなかにいる細菌が肺に入って肺炎を起こすリスクが高まる。
粗食を好み、肉や動物性脂肪をとらない人は要注意。たんぱく質などの栄養が足りない状態になると体力が落ち、肺炎にかかりやすくなる。高齢者は積極的に脂質、たんぱく質を取るべきだ。喫煙者や糖尿病の人も、肺炎のリスクが高い。
高齢者の肺炎は、素人目には一見、ただの風邪と区別がつかないことが多い。あまり熱が高くなくても、ぼんやりしているなど、周囲の人が見て少しでも「おかしいな」と感じるところがあれば、積極的に医療機関を受診させるようにしたい。

 体とこころの通信簿より
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なぜ自民党以外の政党は権力を保持できないのか。
もっとも単純な理由は、政権の掌握によって自民党と違いのない勢力に変わるからだ。かつて抵抗政党の代表であった社会党は細川政権発足とともに政権党に加わり、現在に至る長期低落の引き金となった。09年に政権を掌握した民主党は、鳩山政権の混乱を経て菅、野田両政権の下で現実路線に転換したものの勢力凋落を食いとめることができず、維新の会に票を奪われる一因となった。
民主党は今回総選挙の争点をつくることはできなかったが、その理由は政権を担当した際の政策に求められる。消費税増税が民主党政権の下で合意された以上、増税を否定することはできないし、延期を批判すれば即時増税を訴えるほかはない。民主党政権が日米同盟を支持する以上、日米同盟とセットになった集団的自衛権を批判したところで説得力はない。原発については党内の議論が割れており、菅政権当時に経済産業省を務めていた海江田代表が原発を争点に掲げることは難しい。政府の政策をどう
批判してもブーメランのように民主党の首を絞めてしまうのである。
政権を担った民主党は手低迷し、民主党に代わる位置を目指した維新の党は退いた。自民党と連立を組む公明党は選挙では成果を挙げながら、自民大勝のために影響力は後退する。残るは自民党と共産党が対峙する図式であり、この図式自体が自民党の長期政権を保障する結果になる。
14年総選挙は、政党が政権を争う政治から、政権政党と抵抗政党の向き合う政治への逆戻りを実現した。これから4年間、政府への白紙委任がどのような帰結をもたらすのかを私たちは知らされることになるだろう。

 時事小言より------藤原帰一
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胃潰瘍や動脈硬化などを防ぐ梅のパワー
梅干しは、昔から健康に良いというイメージが伝えられていますが、日本一の産地、和歌山県では最近、科学的な証拠が集まりつつあります。
「梅はその日の難逃れ」のことわざのように、梅干しを朝に食べると、病気などを免れると、昔の人は経験から伝えてきた。和歌山県立医大の宇都宮洋才准教授によると、梅の産地みなべ町などで聞き取り調査をしたら、「動脈硬化を防ぐ」「胃潰瘍になりにくい」「かぜをひかない」「疲れがとれる」など数え切れないほどの伝承があった。まるで「万能薬」だが、本当だろうか。
マウス実験では、梅エキスが動脈硬化を引き起こす血管の筋肉の肥大を防いでいることがわかった。
宇都宮准教授は梅に含まれるポリフェノールの一種「リグナン」に着目。胃潰瘍の原因となるピロリ菌の培養液の中にリグナンを加えたら、変形したりしてピロリ菌の働きが弱まった。
ピロリ菌の働きを半分に抑えるには、梅干し5個分相当のリグナンが必要だったが、「1、2個分でも効果はある」という。
また、インフルエンザウイルスが感染した培養細胞にリグナンを加えたら、ウイルスの増殖が抑制されることもわかった。
梅の有効成分はリグナンだけではない。近畿大生物工学部の三谷隆彦・元教授が見つけた別のポリフェノール「ヒドロキシ桂皮酸」にも、高血圧防止やウイルスの増殖を抑える効果があることが分かってきた。
ただ、数々の健康効果があるからといって、たくさん食べれば良いわけではない。梅干しには10%程度の食塩が含まれている。1個10㌘だと1㌘に上る。
厚生労働省が定める1日の塩分の摂取目標量は、成人男性9㌘未満、女性7.5㌘未満だ。
1日の食事全体で塩分を調節しなければいけない。梅干しは1日2個程度を目安に。増やす場合には他のメニューの塩分を抑える工夫が必要だ。
さて、観梅の季節。梅林の花の香りにも、梅パワーは秘められている。和歌山工業高等専門学校の奥の祥治准教授によると、香り成分のベンズアルデヒドに抗菌作用がある。梅干しにも同成分があり、「日の丸弁当が傷みにくい理由の一つではないか」とみている。

 元気のひけつより-----野中良祐
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般若心経とは
般若とはすばらしい知恵のこと。そして波羅密多とは六波羅密多、すなわち
自分よりも他人の救いを先にする「大乗の菩薩」という考え方による実践の
徳目です。
人間は生前の行いによって、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天という6つ
の世界に生まれ変わります。人間よりも下に落ちるのを救うためには、布施
、持戒、忍辱(にんにく)、精進、禅定、智慧という6つの修行をして、成
仏しなければなりません。
布施とは、僧にお経をあげてもらったときや寄付をする際に差し上げるお金
などの財物のことです。布施はお金に限りません。相手の不安をなくす、や
さしいまなざしや言葉などもあります。
持戒とは、戒を持つこと。これを十戒といい、具体的には十戒善を差します。
不殺生、不偸盗、不邪淫、不妄語、不綺語、不悪口、不両舌、不慳貪、不瞋
恚、不邪見。
忍辱とは、辛抱すること。
精進とは、一生懸命努力すること。
禅定とは、坐禅を組んでこころを落ち着けることです。
6つの修行をすると、智慧が出てきます。これが"般若"です。
仏様の場合、「智慧」と書きます。"知"の下の"日"は、宇宙の真理を指しま
す。
この6つのことを修行することを「六波羅密多行」といいます。こうするこ
とで自身が成仏する助けになります。
お仏壇に水、塗香(ずこう)=塗香(ずこう)は非常に細かい粒子のお香で、
塗香入(ずこうい)れに入れて用います。小麦粉にも似た触感があり、少量を
手に塗り、その香りを吸い、仏前で自らの心身を清めるために使用します。
花、線香、飯、ローソクの6品をお供えするのは、六波羅密多行を知らずに
亡くなったご先祖様に、6つの修行をすることで成仏できることを知らせる
ためです。
水は布施(感謝する気持ち)、塗香は持戒(よいことに励む)、花は忍辱
(怒りやすいこころを鎮める)、線香は精進(怠けごころをなくす)、飯は
禅定(こころを落ち着かせる)、ローソクは智慧(人間の悩めるこころを智
慧の光で明るくする)を表しています。これら6つをお供えすることを六種
供養といいます。お仏壇にお供えをして、お仏前でお経を唱えます。こうす
るこによってご先祖様が成仏できるのです。
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賢明に選択した有権者
今回の総選挙で、有権者はアベノミクスに継続の許可を出した。
各種世論調査からわかるように、多くの国民はアベノミクスの効果をまだ実感していない。しかし、有権者はアベノミクスを否定するのではなく、安倍首相に継続のチャンスを与えた。代案なくアベノミクスを批判した民主党の戦術は失敗に終わった。
消費増税への批判は根強い。今回躍進した共産党は、消費増税とその不況効果を明確に批判し、再引き上げの凍結を訴えた数少ない党であった。かといって、共産党流の経済政策が全面的に指示されているわけでもない。
ちをう文献と構造改革を訴える維新の党は1議席減にとどまり、意外に健闘した。
全体として、世論は右傾化しているわけではない。次世代の党は、ネット上の広報ビデオで「日本の生活保護なのに、日本国民なぜ少ない。僕らの税金つかうのに、外国人なぜ8倍」と主張した。この党が支持を集められなかったのは日本人の良識を示すものだ。
今後の政策論議はどうあるべきか。有田編集委員の「富の再配分、知恵絞る時」が興味深い。アベノミクスの金融緩和で失業率は下がり、経済は良くなってきているが、富の再配分に課題が残るという。分析は正しい。惜しむらくはこういう記事が総選挙の前に出なかったことだ。
日本人は賢明に投票した。民主主義は死んでいない。

 経済気象台より-----AS
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病気の子どもの食事
病気になると、基礎体力が低下する。病中は症状の緩和、病後は体を回復させることが大切だ。
「高熱や下痢を発症したら、まずは病院へ連れて行きましょう。過程では固形物をとるのを控え、脱水を予防するため水分補給に努める」
高熱や下痢のさなかには、水分とミネラルの補給が重要。スポーツドリンクが適しているという。スポーツドリンクの糖分は、水分の吸収率を高くしてくれる。ただし、冷たすぎると交感神経が刺激されて体が休まらない。ひと肌程度の温度で飲むといい。
症状が落ち着いてきても、微熱があるなら炎症が残っているということ。ぶり返す可能性もあるので注意したい。嘔吐や下痢がなかったり、食欲が戻ってきたりしているなら、様子を見ながら少量ずつ食べさせる。
こうした時期の食事として、代表的なのはおかゆだ。
軟らかく煮て、ペースト状にした野菜などを加えると栄養価が高まる。
ふだん食べていないために、ごはんが苦手で、病気の時にパンを食べたいという子どももいる。おかゆは消化しやすく、米のたんぱく質は栄養的にすぐれている。日ごろからお米を食べ慣れておくといい。

 子育てより
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お馴染みの図式の復活
議席を伸ばしたのは共産党である。批判票の受け皿になったとみてよいだろう。だが、共産党は政権獲得を争う存在ではない。共産党政権の実現する可能性が乏しいことを承知の上で、現在の政治に抗議する意思を示す票、プロテスト・ヴォートが共産党に集まったのである。
ここから見えるのは、自民党が圧倒的な議席を誇り、共産党が自民党と政府の権力行使を非難するという構図だ。政権政党と抵抗政党というお馴染みの図式が復活したと言ってよい。
かって55年体制と呼ばれた自民党長期政権の時代、社会党と共産党の役割は自民党に代わって政権を獲得することではなく、政権に不満を抱える有権者を代弁する圧力団体としての役割を果たすことだった。
政権獲得を目指して競合するという政党本来の役割から見れば倒錯しているが、過半数を得ることができない以上、ほかに方法はない。憲法改正の阻止は、占拠で過半数を得ることはできなくても議席の3分の1は獲得可能という、野党勢力の限られた力を反映した選択だった。
その後、自民党は1993年と2009年の2回にわたって政権を失うが、いずれの場合も非自民党政権は政権維持に失敗し、非自民勢力の離合集散のなかで自民党政権が復活する。それどころか、政権に復帰した後の自民党政権は以前よりも強い指導力を手にするかのようだった。93年政変以後の混乱が小泉政権を生み出したとすれば、09年の自民党下野と民主党政権の誕生は第2次安倍政権を生み出した。

 時事小言より------藤原帰一
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津波
一面のがれきにコンクリートのモスクだけが残っていたアチェ。
同じ光景を東北で見るとは10年前、まだ知らず。

素粒子より
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投票の足が鈍る原因はルール、選挙制度にもある。
政界を二大政党に再編すべく導入された小選挙区制だが、死票の山の上で第1党が太るだけでは投票のかいがない。今回の自民は議席の61%を占めた。安倍首相は「国民の意思だ」と胸を張るけれど、全有権者に対する絶対得票率は小選挙区で24%、比例区では17%ほどだ。
いっそ完全比例代表制にすれば一票の格差もなくなる。試しに、各党の地力に近い比例区での得票率で全議席を分けると、自民157、民主87、維新75、公明65、共産54、その他37.国民の意思は正味、この辺りにある。
政策や路線ごとにまとまる党が、民意を映すルールの下で競い、必要に応じて手を結ぶ。この減点ら変えれば投票率は上がり、議会政治は生き返る。
若者が政治に白けた国では、次代のための策が後回しにされがちだ。どなたの至言だったか、政治に無関心でいられても無関係ではいられない。

 日曜に想うより----富永 格
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大漁
冬の海で行方が知れぬ漁師らの無事を。
船はなぜ傾いたか。
わたつみに魔もすむかもしれぬ。
思わぬ大漁の陰で。

素粒子より
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NYダウ初の終値1万8000㌦突破
米国景気の先行きに期待感が広がり、大企業で構成するダウ工業株平均が値上がりし、終値で初めて1万8000㌦の節目を突破した。終値の過去最高値を2影響日連続で更新した。
この日発表された米国の今年7~9月期のGDPの確定値は、年率換算で前期比5.0%増となり、11月下旬時点の改定値から上方修正された。市場予想を大きく上回ったうえ、11年ぶりの高い伸びとなり、米景気の力強い回復ぶりが一段と鮮明になったとの受け止めが広がった。
ダウ平均は、リーマン・ショック後、2009年3月に6547.05㌦まで値を下げたが、その後はFRBの積極的な金融緩和策などを背景に、順調な回復をみせている。

 紙面より
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東証大幅続伸
日経平均は大幅続伸。
時間中としては約2週間ぶりに1万7800円を上回った。
円は120円半ばまで値下がり。
米の実質国内総生産が確定値で大幅に上方修正されれ、ダウが1万8000㌦を超えて史上最高値を塗り替えたのを好感。

紙面より
東証も1万8千円を超えるのか?
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ロシア通貨のルーブルの急落、国の経済が激しく揺れている
プーチン大統領は、欧米からの制裁を招いて経済を深く傷つけた、これまでの強硬政策の転換に早急に踏み切るべきだ。
主要輸出品である原油の安値も受け、インフレが悪化している。来年は経済のマイナス成長も見込まれている。
資源の輸出に頼る他の新興国もおしなべて通貨安に悩んでいる。だが、そのなかでもルーブルの急落は突出している。
ロシア経済は新興国の中で規模が大きく、景気後退が深刻な欧州経済と密接な関係を持つ。その変調が世界経済の新たな懸念材料となるゆえんである。
この苦境から脱する道のりはきびしい。いま直面している事態は、プーチン氏による長年の政策のつけだからだ。
まず、資源依存を抜け出して、国際競争力を持つ製造業を育て、経済を多角化する必要に迫られていたのに、長らくその努力を怠ってきた。
経済の腐敗・汚職体質も依然深刻である。中でもプーチン氏の側近が資源や国防などの基幹産業を牛耳る不透明な国家主導型の経済運営は、外資導入の重大な障害になっている。
資源依存の構造を残したまま、不利益を省みない冒険的な対外政策を続ける限り、経済の脆弱さはこの国を揺さぶり続けるだろう。
国際社会との協力関係の回復と地道な改革以外に経済の再生はないことを、プーチン氏は心にきざむ必要がある。

 社説より
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物忘れをすれば新しいものが入りやすくなる。
かく集めた情報で身の回りを固めていると、人間は干からびていく。情報はどんどん捨てる方がいい。
といっても人の記憶はままならない。「覚えようとするものは忘れがちなものだが、忘れようとするものはなかなか忘れられない」。自分の記憶ですらこうだから、人様の記憶などおよそ思い通りにいかないと考えるのが普通だろう。
ところが最近、「忘れられる権利」が話題になる。自分に関する不都合な情報をネット上から消させる権利、つまりは人様に忘れてもらう権利だ。欧州では、以前のトラブルについて新聞記事がずっとネットに残り、不利益を被った人が訴えて、5月に検索結果の削除が認められた。
日本でも似た争いがある。自分の名前を検索すると犯罪に関わっているかのような結果が出て、生活が脅かされている。そんな申し立てに東京地裁は先日、人格権の侵害を認め、削除を命じた。検索最大手のグーグルが、この命令に従うと表明した意味は大きい。
仮想世界を漂う「記憶」は時に凶器になる。その適切な取り扱い方を確立すべく、試行錯誤が続く。

 天声人語より
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土佐日記は1080年まえのきょうから始まる
土佐守の任期を終えて都に戻るまでの55日の旅日記である。当時は日記といえば、男が公的な記録などを漢文で記していた。女手と呼ばれたひらがなで身辺をつづる新奇な手法は、平安女性文学の開花につながったというから、貫之は偉大だった。
千年の時が流れて、師走。書店や文具店には新しい暦や手帳とともに日記帳が並ぶ。歳時記にも「日記を買う」や「日記果つ」の言葉がある。三日坊主の過去を忘れて、つい手にとって眺めてしまう。
先日、東京で見た本紙の「ひととき」欄に「十年日記 4冊目は」という投書が載っていた。85歳の女性で、3冊目の十年日記が今年で終わるそうだ。新たな1冊を買い求めるかどうか思案している、とあった。
流れ去る歳月を「昨日は今日の古へ、今日は明日の昔」とうたった室町時代の古謡がある。10年3650余日をとどめた日記はずしりと重いはず。それを3冊とは、長続きせぬずぼら組は仰ぎ見るばかりだ。
憚りながら、投稿女性のように思案するご高齢は、他にもおいでだろう。人生の先輩にさしでがましいが、かつて小欄で紹介した句を思い出す。<ためらはず十年日記求めけり>水原春郎。1冊を座右に、未知の歳月へ歩みゆく意気が伝わってくる。

 天声人語より
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サイバー攻撃
前線も出撃拠点もわからない。
攻撃撤退は自在。
何より軍事費がかからない。
小国が大国を振り回す。

素粒子より
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FRBゼロ金利解除で新声明を出した
ゼロ金利政策の解除に「忍耐強く」対応するとの文言を新たに盛り込んだ。通貨安が続くロシアなど世界経済には懸念がくすぶるものの、米国経済が着実に回復しつつあることから、慎重ながらも利上げに向けて歩みを進めた。
2008年の金融危機後、FRBはぜろきんりせいさくと市場にお金を流す量的緩和という二つの景気テコ入れ策を進めてきた。
景気が回復してきたことから、今年10月に量的緩和を終了。次はいつ利上げするかが焦点になっている。
金融政策を決める連邦公開市場委員会後に出す声明では、市場がFRBの姿勢を読み取りやすいよう、メッセージが込められることが多い。今回は、これまでの声明で示してきた、ゼロ金利を「相当の期間」続けるという文言を削除し、「忍耐強く」対応するなどの表現に変えるとの観測が市場に広がった。
結果は、市場の予想通り「忍耐強く」の表現を盛り込んだものの、従来の指針の引用として「相当の期間」という表現も残した。
想起の利上げ観測が広がらないように配慮したとみられている。

 紙面より
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外からも敬意を持って「魅力ある国だ」と素直に思われるような日本創りを志向する
ことは、目先の打開策を講ずる以上に重要な課題である
「魅力ある日本」を考えるとき、三つのポイントがあるように思う。
一つ目は、
長きにわたって日本人自身が培ってきた「日本の良さ」を再確認し、より
確かなものにすることである。世界に秀でた豊かな自然と調和した社会、
人々が法と制度を順守し秩序が維持された安定した社会、充実した社会保
障制度、不条理な格差の少ない社会などが挙げられよう。
二つ目は、
急激なグローバル化、情報化、市場化の波に適切に対応し、「安心、安全
、充実」した社会のシステムを構築していくことだ。急激な波は社会を合
理的で利便性の高いものに変えた。ITを使えばたいていの情報は即座に
入手でき、地道な苦労をすることなく欲しいものを手に入れるチャンスが
増大した。しかし、他方ではむきだしの成果主義、拝金主義、競争社会、
格差社会を生み出した。合理性や利便性を保ちつつ、1点目に挙げたよう
な社会をどう構築するか、これからの課題だと思う。
そのためにこそ、
三つ目に
「魅力ある日本人」をどう育て、日本に住む外国籍の人々とともに「魅力
ある地域社会」をどう創っていくのかという点が課題となる。
そこで最も大切にしたいのは「人間性」の育成だ。金があれば何でもでき
るといった風潮の「ホリエモン現象」、欲望むき出しの「メル友ネット」
の広がり、電車の優先席さえ老人に譲ろうとしない思いやりのなさ。
人間の「品格」が改めて問われる時代である。「国や郷土を愛する心」を
育てることはもちろん大切だが、それはまず「人を愛する心」があって初
めて成り立つ。そうした心を持っていれば、戦争被害の傷を今も感じてい
る相手国への「配慮」も自ずとなされていくだろう。

 早稲田大学教授・天児 慧
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40年ぶりの円安
実質実効為替レートは約40年ぶりの円安ともなれば、その影響は甚大だ。
今回の円安は、デフレ脱却のため、日本銀行が昨春掲げた「2年程度」で「2%」という物価上昇率を厳格に運用し、追加緩和を行った結果だ。
しかし、歴史的な円安や超低金利を必要するほど、日本経済の現状は本当に悪いのだろうか。
雇用はリーマン・ショック後の落ち込みを完全に取り戻した。景気も緩やかな回復が続いている。デフレの悪循環からもほど遠い。市場の動きだけがバランスを欠いている。
突出した相場の動きは、常にリスクをはらむ。金融緩和の「出口」における相場の反動は計り知れない。厳しい事態を想定しておく必要がある。
ただでさえ、超低金利は財政規律を弱めている。出口戦略の明治すらないまま、物価目標を硬直的に運営するのは、やはり危うい。

 経済気象台より-----?
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老後の健康、歩いて外出できる体力を
「団塊世代」が、10年足らずで75歳以上の「後期高齢者」となる。その後の人生の明暗は「歩いて外出できる体力の維持」にかかっている。家事をこなし、公共の乗り物で移動し、スーパーで買い物ができれば、一人暮らしも可能だ。外出できれば、近所の人とも交わり、草花や風のそよぎに季節を感じ、心も豊かになる。買い物をすれば計算もする。歩けなくなると一挙にそれらを失い、医療、介護の対象になる。
心身を動かさないと老化は加速する。そのターニングポイントは、男性の場合、定年退職時にある。ここで手を打つには、いわば「大人の義務教育」のように場が有用と考える。「定期的に歩いて外出する場」を提供し、地域とのコミュニケーションの構築、健康・調理などの知識と技術を習得することを目標とした授業をしてはどうだろうか。
歩いて通えることが前提なので、65歳前後の1~2年間、半日程度のコースで週に2回ぐらい学区の小中学校の空き教室に集まってもらう。
全員参加は、ホームルームと健康講座くらいにしておいて、パソコン、園芸、手芸などカリキュラムは工夫次第、講師もメンバーの中から出てくるだろう。栄養の整った学校給食を食べれば、筋力低下予防にも効果があるはずだ。
自治会などで対象者全員に声がけするが、親や孫の世話、仕事や趣味を理由とする不参加は可とする。だが、出欠届は義務とする。元気だけど、自ら積極的に出向かない人々を集めることで、点と点がつながり面となれば、子育てや介護、防災の一助にもなり、地域に飲み仲間やゴルフ友むだちもできるだろう。終了後は自主活動が継続すれば成功だ。地域差はでるだろうが、医療費や介護費の削減に向けて、市町村でこのような「大人の義務教育」に取り組むことはできないだろうか。

 オピニオンより-----健康運動指導士・山田佐世子
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富の再配分 成長に必要
アベノミクスには欠けている環がある。富の再配分をどうするかだ。ちょうど1週間前、OECDが、ほとんどの先進国で所得格差が拡大し、それが経済成長を弱めている、との報告書をまとめた。親の所得が低くて良い教育を受けられない子どもが増えているからだ。「日本の格差は米国ほどではないが、OECD平均より大きい。無視できない影響が出ているはずだ」と報告を書いたミヒャエル氏は言う。所得の多い人から税を多めに取る累進課税の強化など、もっと真剣に検討されるべきだろう。
経済の安定はすべての課題の前提になる。ただ、ここで自己満足に陥り、先に進まないならば、息の長い成長にはつながらない。

 紙面より
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小保方さん
懐かしき割烹着は昭和の記憶にまたしまい込む。
幻だったSTAP細胞。
咲いてはならぬあだ花を育てた土壌は。

素粒子より
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衆院選で見えたのは野党のひ弱さだ。
民主党は下野から2年、候補者発掘と新しい政策作りという地道な作業を怠った。
小渕優子前経済産業相の政治資金スキャンダルは追及したのに、選挙区では対立候補を擁立できない。有権者はそこに力不足を見て取ったのだ。2大政党の一翼を担う覚悟があるなら民主党は政策や野党共闘をめぐって党内討議を尽くし、その後は団結して政権と向き合わなければならない。子の党は力を合わせて荷車を押す作法を身につける時である。

 紙面より
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キューバと国交回復へ
こよいブエナ・ビスタを聴きつつダイキリで。
コヒマルの漁師にも思いをはせて。
米とキューバの仲直りを祝う。

素粒子より
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民主党、自主再建か野党再編か
党内には岡田氏ら「自主再建派」と、前原氏らによる「野党再建派」がある。
民主党を2大政党の一翼としてどう復活させるか。対立の構図がそのまま代表選の争点になりそうだ。
「野党陣営も政権の受け皿になれるようお互いに協力して、なるべく一つの塊を作る努力をしなければいけない」と岡田氏は語った。あくまでも民主党の看板を残し、他の野党から「来る者は拒まず」で自主再建を目指す路線で、岡田氏はその代表格と目される。
自主再建派はリベラルな路線を重視して「数合わせの再編は有権者から評価されない」という枝野幹事長らも同調する。
支持母体の連合との関係が深いため、労組を批判する維新の党と連携したのでは、連合の発言力が低下しかねない。
一方の野党再編派は、神道も辞さない構えだ。
衆院選で政権批判票は共産党に集まり、民主党が有権者の信頼を取り戻せていないことも露呈。党内には「もはや『民主党』の看板では戦えない」との声もあり、新党も視野に入れる。
再編への動きは衆院選前から胎動している。選挙前の連携は不調だったが、再建派はこうした流れを加速させる代表候補者を模索する考えだ。

 紙面より
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早くも爆弾
爆弾低気圧出現か。
北国では猛吹雪の恐れ。
一寸先も見えないホワイトアウトとは。
ふとわが目もこする。
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中韓との関係、来年こそ本格対話を
来年は日本の終戦から70年、そして韓国との国交回復から50年という節目を迎える。近隣外交は、日本の針路を考えるうえで死活的に重要な意味をもつ。
歴史問題を主因として中国・韓国との政治の対話が滞った。経済や民間の交流を政治が妨げるという不毛な現実をどう変えるのか。
残念なことに、いまや東アジアは世界を揺るがしかねない発火点の一つとみられている。
中国軍が軍拡を進め、力で現状を変えようとするかのような行動で周辺を脅かしている影響が大きい。だが、その無謀な増長を国際世論で抑え込むうえで、安倍首相の行動は必ずしも賢明とは言えなかった。
中韓はお互いに接近の度合いを強めた。中国は来年「反ファシズム勝利70周年」と位置づけている。歴史問題はいつでも再燃しかねない。
中間からの批判には、時には行き過ぎと思われることもある。だが、だからといって、日本の政治指導者がこれまでの見解を打ち消すかのような言動をとるのは誤りだ。
一歩づつ対話を広げ、来年は3国の自由貿易協定の論議も前進させたい。
アジアを代表する3国がナショナリズムでお互いに身構える悪循環には終止符を打つべきだ。

 社説より
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東証一時1万8千円割れ
原油は55㌦台に値下がりし、
世界経済の減速懸念が高まり、売り注文が優勢。
市場では海外投資家が原油安の損失を、値上がりしていた日本株を売ることで穴埋めしているとの見方もある。

紙面より
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製造業、景況感足踏み。消費増税・円安影響か
日銀が発表した12月の短観は、企業の景況感を示す代表的な指標の「大企業・製造業」の業況判断指数がプラス12と、前回9月調査より1?悪化した。悪化は2四半期ぶり。消費増税後の個人消費の反動減や円安などの影響で、企業の景況感は足踏みしている。
企業の景況感に強弱が入り交じる。まだら模様の結果となった。円安による業種ごとの明暗も重なり、景気の先行きは楽観できない。
下落幅は中小企業の方がより大きい。急速な円安や原油安のなかで、景気の先行きに不透明感が出ているためとみられる。
人手不足も影を落とす。中小企業では、大企業よりも人員確保が難しく、人件費の高騰が経営を圧迫する懸念もぬぐえない。

 紙面より
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東証300円一時下落
日経平均は一時、先週末より300円超値下がりした。
円高は一時117円台後半まで円高が進んだ。
債券市場は国債が買われて、長期金利が約1年8か月ぶりの水準まで下がる場面があった。

紙面より
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不信拭う対話を
日本の国民が平和を望み、戦争を起こしたくないと思っていることは中国人にもわかっています。ですが、日本政府の一部の戦略エリートには極端に走る傾向があり、彼らの判断によっては中日間の衝突が起きる可能性もあります。
中日間のハイレベルの「安全戦略対話」を構築することを提案します。これはウィンウィンを目指す戦略的互恵関係や偶発的な衝突を回避する危機管理メカニズムとは異なり、相手の不信感を和らげるために、双方が自国の戦略的な意図を説明し、相手の行動への懸念を伝える対話の枠組みです。
中国国内には、日本は米国のアジア戦略に組み込まれているので米国と対話しておけばいいという意見もありますが、中日間でも説明しあうことができれば誤解は少なくなるはず。相手が何を考えているか分からないでいるのは危険です。

 オピニオンより------中国社会科学院日本研究所長・李 薇
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こつこつ丈夫な体に スローペースで効果
超高齢社会になり、4人に1人は高齢者の時代。要介護・寝たきりの原因の1位は、骨折や関節が痛くなるなど運動器によるもの。運動機能は加齢とともに弱り、運動習慣がないとさらに落ちる。運動器の健康はとても大切。
ロコモティブシンドロームは、骨粗鬆症、変形性関節症、変形性脊椎症など運動器の病気や筋力低下などが原因で、歩行をはじめとする運動機能が徐々に低下していく状態を言う。早めに気づいて、早めの対策をすることが必要だ。
筋力を強くする。そうするとひざの痛みがよくなる。変形性膝関節賞は軟骨が減って進む。軟骨が減らないようにするために大きな手段が、筋肉を鍛えることだ。骨粗鬆症の予防・改善にもつながり、骨量が増える。腹筋・背筋を鍛えると腰痛も減る。筋肉による支えがよくなると脊椎の変形も進まなくなる。
ロコモ予防のため、どんな運動でもいいので週刊をつけること。ウォーキングもいいと、ジョギング、水中歩行もいい。日本整形外科学会ではスクワットと片足立ちを紹介している。スクワットは下半身の筋力を効果的に全般的に使うので、いい運動だ。これをゆっくりやる。5秒かけて下げ、5秒かけて上がる。
運動に関する注意。ゆっくりした動きのほうが、痛みが出にくくて効果も上がる。痛みが出たり増したりしても、運動後にすぐ収まるなら続けて構わない。痛みが翌日まで持ち越すようであれば、3日間ぐらい休んで、半分ぐらいの運動量から再開するといい。毎に津続けるといいが、最低でも週2回はやってほしい。90歳まで自分の足で歩く準備を、これから始めよう。

 健康・医療フォーラムより----石橋英明
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和解への戦略を
一般論でいって、安定した政権を持つことは、日本にとって良いことだ。毎年のように首相が代わるようだと、多くの政策課題を進めることができないからです。しかし、その安定政権は北東アジア和解のための戦略を持つ政権である必要があります。
安倍首相が、海外の多くの国を訪ねていることは良いことです。ただ、つまるところ、日本の安全保障は隣国と良い関係を結べるかどうかにかかっています。
台頭する中国は日本がかってつきあったような友好的な国ではなく、全く別の国になっています。
日米が協力して、対処していかなければなりません。
韓国との関係は、もっと深刻です。日本も韓国も、米国の同盟国なのに。これ以上、日本と韓国が疎遠であり続ければ、今後の緊張緩和をとても難しくします。
靖国神社への参拝などの歴史問題が、日本外交のトゲとなっています。これは単に、過去の痛みをどう乗りこえるか、ということにとどまりません。隣国との和解によって、日本は将来の戦略の選択肢を広げることができるのです。
その戦略について、日本と米国が共通の理解をもつことが、北東アジアの安定をもたらしていくことになる。

 オピニオンより-----米外交問題評議会上級研究員・シーラ スミス
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高齢者の筋肉の衰えに効くサプリ
年をとると、骨や関節、筋肉など体を動かす「運動器」が、うまく機能しなくなる人が増えます。その原因の一つが、加齢とともにみられる筋肉の質と量の低下。筋肉は運動すれば増やせますが、億劫でもあります。
そこで注目されているのが、サプリメント。最近は、筋肉を効果的に維持し増強できるアミノ酸の種類が分ってきた。
人の体の約20%は、たんぱく質からできている。たんぱく質は、食事から摂取した後、消化酵素の働きでアミノ酸に分解される。アミノ酸は血中に入ったあとに再度、たんぱく質に合成されて筋肉などになる。
筋肉の合成には必須アミノ酸が欠かせない。体内では十分につくれないので食事で外から摂取するしかない。中でも肉類は人体の組成に近いため栄養バランスがいい。
だが高齢になると、豆腐など植物性たんぱく質はとっても、牛や豚など動物性たんぱく質は減る。その結果、筋肉の合成が足りなくなってしまう。
そこで、サプリメントの研究が進んだ。近年では、必須アミノ酸の一つであるロイシンが、筋肉をつくる先導役となることが分かっている。
日本老年医学会は運動とともにアミノ酸の摂取を推奨している。どうしても運動ができない人は、ロイシンなど必須アミノ酸を含んだ製品をとるだけでも良い。
だが、サプリメントはあくまで補助。

 元気のひみつより-----藤島真人
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NY原油また下落、60㌦割れ
原油価格の下落が止まらず、米国産WTI原油の先物価格は前日より0.99㌦安い1バレル=59.95㌦で取引を終えた。終値で60㌦の節目を下回るのは、2009年7月以来約5年5か月ぶり。今年6月から半年間で4割以上の値下がりとなっている。
外国為替市場では、米国景気が回復するとの期待感から多くの通貨に対し、ドル高が進行。ドル建てで取引される原油の割高感につながり、売りに拍車がかかった。
ガソリン価格の下落になる原油安は全体では経済にプラスとされるが、株安の一因にもなってきており、原油の急速な値下がりへの警戒感も出始めている。

 紙面より
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選挙、占拠
香港で抗議の占拠終わる。
何も変えられなかったが変える芽は残し。
日本の静かな選挙のあとには何が変わるのか。

素粒子より
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NY原油大幅安60㌦台、5年5カ月ぶり
ニューヨーク商業取引所で、原油価格が大幅に値下がりし、国際的な指標となる「米国産WTI原油」の先物価格は前日比2.88㌦安い1バレル=60.94㌦で取引を終えた。終値としては、2009年7月中旬以来約5年5カ月ぶりの安値水準をつけた。
世界的に供給がさらにだぶつくとの見方が強まり、売り注文が広がった。
またNYダウも1カ月ぶりの安値に。中国や欧州の経済不安をきっかけにした世界的な株安が続いている。東証も前日の終値より350円超値下がり。
一方、比較的安全な資産とされる円が買われ、一時、1㌦=117円半ばまで円高が進んだ。

 紙面より
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投票
5割が参加しなければ2.5割で事が決まる。
と思えばふと恐ろしくなる。
1票を投じることのいかほどの手間。

素粒子より
これだから1票の格差を言う前に投票率をあげるのが肝心だ。
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北日本や日本海側の地方は一気に雪景色である
<気象図の線美しく寒波来る>右城墓石。
きょうが二十四節気の大雪と知ってか、天気図には冬の縦縞が並び、寒気が流れ込む。俳人の墓石は高知の人だが、その四国でも思わぬ雪にトラックなどが立ち往生し、集落が孤立する事態になった。
太平洋側も、落葉が終われば辺りの草木に色は乏しくなる。日暮れは早く、気ぜわしさが募る。大雪を過ぎると、師走の日々はもう駈けるうに冬至へと向かう。
寒気とともに厄介者もやってきた。インフルエンザの全国的な流行が、昨季より3週間早く始まったという。きのうの電車で乗り合わせた女子生徒5、6人のグループは、全員が顔半分のマスク姿だった。期末か模擬の試験が近いのだろうか。
<両耳の有難さ知るマスクかな>有吉堅二。
うつされぬ用心も、うつさぬ配慮も大切だ。野放図に飛沫を散らさない「咳エチケット」は、ここ何年かでずいぶん浸透したように思われる。
手洗いも欠かせない。『かぜの科学』という本によれば、人によっては1日に数百回も顔をさわるそうだ。やめるのが難しい癖だが、手が清潔なら鼻や口にウイルスをうつす危険は減ることになる。うがいもお忘れなく。基本動作で身を固めて長丁場を乗り切りたい。

 天声人語より
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選挙
熱がないから放送しないか放送しないから燃えぬのか。
テレビ。
「お前はただの現在にすぎない」を思い出す。

素粒子より
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10月経常黒字8334億円、海外所得の大幅増加
国際収支の経常収支は、大幅な黒字に。経常黒字は4カ月連続。日本企業の海外での稼ぎが大幅に増えたことに加え、原油価格の下落などで貿易赤字が縮んだためだ。
前年同月は1543億円の経常赤字だったため、9878億円改善した。
海外子会社の稼ぎなどを反映する「第1次所得収支」は、前年同月に比べ48.3%増の2兆186億円。10月としては比較できる1985年以降で最大の黒字額となった。また、特許権など知的財産による収支や、旅行者によるお金の出入りを示す収支の黒字額も過去最大だった。
輸出額から輸入額を差し引いた「貿易収支」は7666億円の赤字。原油の輸入額は市況の値下がりかで減り、貿易赤字額は1555億円縮んだ。

 紙面より
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貧富の差
子供を最優先にする政治的意思が欠けている、と平和賞のサティヤルティ氏。
親の貧困を受け継ぐ子、日本にも。

 素粒子より
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やる以上は周囲の期待以上の結果を出すプロフェッショナルとしての矜恃が「高倉健」という美しい「実態」をつくりだした
その凛とした姿が多くの日本人の心の琴線に触れたのだろう。
いま、アベノミクスは人々の「期待」に働きかけ、株式相場は将来の経済改善を先取りして上昇している。年末の日経平均株価が年初を上回れば、今年で3年連続となり、戦後初だ。投資家は、いずれ「実態」が「期待」に追いつくことを前提に、「期待」が?げ落ちた時の反動におびえながら、半身の構えで市場に参加している。
それぞれの企業が本業で結果を出す。一人ひとりのビジネスパーソンがお客さまからの期待に応える。そうした当たり前のことを積み重ね、「実態」経済を向上させていくことが、今、求められている。

 経済気象台より----慶
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東証1万8000円超え
円安や欧米市場の値上がりを受けて、一時、先週末の終値より100円超値上がりし1万8千円を超えた。

紙面より
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色々なものの名前にも使われるハヤブサ
なじみがあるのは東北新幹線の「はやぶさ」だろう。かって東京と鹿児島を結んだ寝台特急にも?名があった。さかのぼれば旧日本陸軍にも「隼」と呼ばれる戦闘機が存在した。
名機とされた隼の設計を手がけたのは、故糸川秀夫博士だ。戦後になって日本の宇宙開発をリードした。4年前、奇跡の帰還を果たした探査機は「はやぶさ」が到達した小惑星は、この「ロケットの父」にちなみ「イトカワ」と名づけられている。
となれば、探査機の命名にも博士の過去の業績との縁を感じるが、違うらしい。小惑星に着陸して素早く試料を採取し、1秒ほどで離陸する作業が、獲物を急襲するハヤブサを思わせたからという。プロジェクト責任者を務めた川口さんらが、そう回想している。
後継機の「はやぶさ2」が、打ち上げられた。往復52億㌔を飛行し、6年後に地球に戻る。遠大な旅路だ。仙台はイトカワの表面から砂を持ち帰ったが、今回は別の小惑星の地下にある物質も採取するという。世界初の挑戦である。
そのためには銅板を秒速2㌔で地表に打ち込み、人口のくぼ地をつくらなければならない。本家のハヤブサも及ばないだろう宇宙での技に期待が高まる。

 天声人語より
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どちらもおなじみの果物ながら、みかんとりんごは役どころが違うと
<君と僕二人で囲む冬の夜「こたつ」と「みかん」はベストカップル>近藤史紀。
みかんには暖かい色のもたらす「安定」のようなものがある。
片やりんごは、たとえば歌人の故・河野裕子さんの一首を思い出す。<青林檎与えしことを唯一の積極として別れ来にけり>。同じ「ふたり」のことを詠んだ歌ながら、淡い孤独と硬さをたたえる。実体験にせよフィクションにせよ、双方の歌でみかんとりんごの交換はできまい。
日の色に染まったみかんは、安らげる「人の間柄」の暗喩のようでもある。暖かい色に家族の記憶を呼びさまされる向きもあろう。冬の団欒の名脇役だが、消費の低迷が聞こえて久しい。
ピークだった1975年の約5分1に減っているという。「日本人が最も多く食べる果物」の座は10年前にバナナに奪われた。茶の間からこたつが減ったから-----などと理由には諸説あるようだ。
思えば、テレビのチャンネルをまだ回していたころがこたつの全盛時代、すなわちみかんが胸を張っていた時期だった。みかんの低迷とともに、人どうしの円居が減りつつあるのなら、寂しいことである。
役どころの話に戻って、みかんが向き合って食べる果物なら、バナナには個々で食するイメージがある。多忙なときは食事代わりにもなってありがたい。果物もまた、世につれ。個々が孤々にならないか、心配ではあるが。

 天声人語より
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白黒迫るよりまず対話を
国会や政党で議論し、合意を形成する政治文化が影を潜め、議員が単なる「頭数」に見える。特に与党は民主党政権の失敗を目の当たりにし、足並みが乱れたと思われないよう振る舞うすべを身につけたようだ。
社会を包摂する潤いが損なわれ、「分断」が日本社会を象徴する言葉となっている。スパッと決める政治か、まどろっこしさはあるが反対意見とも対話しながら合意を探る政治か。
「安倍政権の2年」を問うことは、政策評価とともに、白か黒かを迫って「決める政治」について考えることでもある。それは首相だけではなく、475人の衆院議院一人ひとりが背負う「問い」である。

 紙面より
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老いを遅らせるには--心がけが大切
「アンチエイジング」という言葉が注目を集めている。アンチエイジングと
は、できる限り老いを遅らせて若さを保とうという試みだ。
若さ、アンチエイジングというと、スキンケアやサプリメントなどを思い浮
かべる人は多いが、一番大切なのは「気持ち」だ。やりたいことをやること
。無理をし過ぎないことを心掛けると良い。自分を責めないで、いい加減に
、気ままに生活することがお薦めだという。
また、適度な緊張感、ストレスも刺激につながる。ある程度の年齢を過ぎた
ら仕事をしないで家の中で閉じこもっている人は少なくない。だが、ボラン
ティアでも良いので「誰かの役に立っている」という実感を感じられること
を意識的に行うことが大切だ。
そして「きれいになりたい」と願い、行動を起こすことは、世界を広げ自分
を内面からも輝かせる。
たばこと紫外線はなるべく避けよう。特にたばこは肌に悪く、体の循環に悪
影響を与える。
アンチエイジング5カ条
◆いくつになっても男と女
  「美しさ」に磨きをかけよう
◆肌の若返りは心の若返り
   メークアップは外見、心も若返らせる
◆バランスの良い食事と適度な運動
   アンチエイジングの効果は食事と運動が9割
◆よく笑い、よく話し、よくかむ
   笑いは免疫力を高め、かむことは脳の活性化になる
◆長生きこそ最大の誇り
   いくつになっても積極的に社会貢献を
 
 北里大名誉教授・塩谷信幸
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円、1カ月で10円下落
外国為替市場でドルに対する円相場の下落が進んでいる。NY市場は一時1㌦=120円25銭まで値下がりした。2007年7月以来約7年4カ月ぶりの円安水準となった。東京市場も1㌦=120円台目前まで下落。日本銀行が10月末に追加の金融緩和を決める直前に比べ、10円以上の値下がりとなっている。
円安ドル高が進む一因は日銀の追加緩和にある。景気回復への期待が強まる米国ではFRBは利上げの時期を探っている。市場では利上げが来年半ばごろと予測する専門家が多い、日米の金融政策の違いから金利が今後上がる可能性が高いドルを買い、円を売る傾向が強まっている。
衆院選で自民党が勝利し、大規模な金融緩和が柱の一つである「アベノミクス」が続くとの見方が優勢になっていることも、円売り材料となっている。

 紙面より
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温暖化
暑さで乳の出も悪くなる。
聖夜に向けてバターを緊急増産。
木の周りでトラを走らせれば、とふと思う昭和の子。

素粒子より
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2対6対2という比率が時に語られる。
例えば、ある企業の社員を分類すると、優秀な者が2割、そうでない者が2割、あとの6割は普通、といった具合だ。多くの組織にあてはまるとされる。
神輿を担ぐのでも、必死なのは2割、別の2割は棒に゜ぶら下がっているなどといわれる。ふつうの割合が減って、集団が二極化すると不安定になる。なるほど、そうなると神輿は倒れてしまいそうだ。ふつうが6割の塊で存在することに意味がある。
6割という数字で思い出すのは、一昨年の衆院選の投票率が戦後裁定の59.32%だったことだ。政治への不信、幻滅、無関心の連鎖が、投票する人を減らしている。きょう公示の今回はどうなるだろうか。
一票に何を託すのか、迷う人も多いのだろう。
「解散に疑問を持つ有権者であればあるほど、この選挙をボイコットせずに、自らの意思で投票所に足を運んでほしい」とも。他は蚊に、民主主義という神輿を倒してしまうわけにはいかない。

 天声人語より
1票の格差を言う前に投票率をせめて7割以上にすることを考えたらどうだろう。弁護士様たちへ
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総選挙
無風選挙に親の総取りの気配が。
極月中の4日には陣太鼓が響くのか。
それとも寝たふりのまま過ぎていくのか。

素粒子より
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企業の設備投資、前年同期に比べ5.5%増
金融・保険業をのぞく企業の国内設備投資は、前年同期と比べて5.5%増の9兆4383億円だった。増加は6四半期連続。伸び幅は前期の3.0%増を上回った。この統計を踏まえると、7~9月期の国内総生産の実質経済成長率は、上方修正される可能性がある。
製造業は10.8%増。前期は0.8%減で、2四半期ぶりに増えた。非製造業は2.7%増。伸び幅は前期の5.0%増より縮んだが、6四半期連続で増えた。
今回の調査結果は、内閣府が発表する7~9月期のGDP実質成長率の2次速報に反映される。この改定で重視される設備投資の動向を、ソフトウェア投資を除いたベースでみると、前期比で3.1%増となる。2013年4~6月期に次いで高い伸びで、2四半期ぶりに増加に転じた。製造業は9.3%増、非製造業は0.1%増だった。実質成長率の1次速報は前期比で年率1.6%減で、これが上方修正される可能性がある。

 紙面より
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東証一時200円超値上がり
米国市場の上昇や円安を受けて買いが優勢となり日経平均株価は前日の終値より一時200円超値上がりし、今年最高値を更新した。
一方、円は1㌦=119円台まで値下がりした。
ニューヨーク株式市場でもダウ工業株平均が過去最高値を更新し1万7879・55㌦。

紙面より
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台湾の中国重視策、苦境
台湾統一地方選で馬英九総統の与党・国民党が惨敗した。2008年の総統就任以来、中国重視政策を推進した馬氏の指導力低下で、今後の中台関係にも大きな影響が出そうだ。
台北市長選で無所属の柯氏に敗れた国民党の連勝文氏は、党重鎮で中台接近に役割を果たした連戦氏の長男。連戦氏の影響力も低下するとみられ、中国に重く響きそうだ。
中国共産党は将来の民進党の政権復帰も視野に、同党との交流も始めていた。しかし、民進党とも一線を引いた柯氏の躍進は、政党にとらわれない新たな台湾の「民意」の台頭を示す。既存の民主派政党にしびれを切らすように学生が中国に反発した香港情勢もあり、「第3極」の伸長には神経をとがらせている。
経済の恩恵で統一を促す政策の限界が浮き彫りになり、台湾市民に根強い中国不信を薄める必要が課題として鮮明になっている。

 紙面より
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国債ランクダウン
矢は党首討論の外から飛んできた。
日本国債の信用は中韓より劣ると。
国取り合戦の間に国全体が沈まぬことを。

素粒子より
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中国はなぜ首脳会談を受け入れたのだろうか。
アジア太平洋経済協力会議主催国として華々しい国際舞台で大国ぶり、成熟した姿を見せたいと考えたこと、フィリピンやベトナムと対抗する近隣外交を見直し始めたこと、安倍政権が意外に長く続きそうだと考えたらしいこと、などもある。
12年の尖閣「国有化」による日中関係の悪化以来、危機管理メカニズムの設置、領土問題のアジェンダ化、地域公共財のための共同事業などを提唱してきた。ようやく関係がリセットされたいま、何がとくに必要か。
まず、「海上連絡メカニズム」を大至急起動し、不測の事態を予防することだ。次は関係の制度化、チャンネルをいくつも作ることである。06年から総合政策対話、ハイレベル経済対話、防衛次官級協議、財務対話などのメカニズムが動いていた。12年の衝突で断ち切れてしまったが、これらを早く回復しなければならない。もろい関係には、制度化がどうしても必要だ。それが「日中不戦の誓い」へとつなかることを期待したい。

 フォーラムからより----早稲田大学名誉教授・毛里和子
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はやぶさ2
雲の先に宇宙へのレールがあるのだろうか。
往復6年の長い旅路。
はやぶさ2は始発駅で青信号がともるのを待つ。

素粒子より
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昨年の参院選違憲状態
最高裁は参院選の「1票の格差」について、前回判決と同じく「違憲状態」とした。しかし、厳しさは増している。個別の判断で「違憲」とした裁判官は、前回よりも1人多い4人。「選挙の無効」に踏み込んだ裁判官もいた。
選挙制度の改革は「立法府の裁量」と認めながらも、改革が進まない国会に、裁判官らのいらだちは確実に募っている。
衆参ともに、格差を生む要因ははっきりしている。都道府府県単位の定数配分だ。この仕組みを改めない限り、解決は望めない。近年の最高裁判決は、定数増減といった小手先の改正ではなく、都道府県の枠組みを取り払う抜本的な制度改革を繰り返し求めている。
全国を単一もしくは大まかなブロックに分けて選挙区を設定できないかなどの意見は、都道府県単位の選挙区にこだわる国会への警鐘と言える。
解散した衆院でも、選挙制度改革は宙に浮いたままだ。国政選挙が「違憲」と宣言されるまでに、猶予期間は長くない。
 
 紙面より
都市部に住んでいる弁護士たちの言い分だ。辺地の県に住んでいる人にとって同じ県から出た人でないと地元に有利な意見を言ってくれない。高速道路がもう十分で作る必要がないという意見と同じだ。
衆参も都道府県単位は最低でも守るべきだ。
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