2014年10月の記事


金融緩和策
米国は終わる。
次の世界に巣立つ卒業生を見送る気分。
こちら異次元でさまよい、留年の見通し。

素粒子より
日本は追加の措置を考えているという。
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米、量的緩和を終了を決める
FRBの金融政策を決める連邦公開市場委員会は、米国債などの資産を買って市場にお金を流す「量的緩和」の終了を決めた。2008年の金融危機以降、3度にわたり続けた未曽有の金融緩和の終了で、米国の金融政策は転換点を迎えた。
雇用などの経済環境が改善していることから、今年1月以降は購入額を月150億㌦にまで段階的に縮小。今月でやめることを決めた。
FRBは生命で、米国景気は「緩やかに拡大している」と指摘。雇用環境は「労働力の余剰が徐々に減っている」と前回9月の表現より改善させた。
量的緩和と併せて導入したゼロ金利政策は「相当の期間」は続けるという方針を維持した。市場では利上げは来年半ば以降になるとの見方が多い。

 紙面より
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補給船爆発
見物人の目の前で。
天に駆け上がるはずの民間ロケットが爆発して燃える。
公立やコスト削減やらも炎に包まれ。

素粒子より
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カネの問題
カネで足をすくわれる政治の世界。
対応は100%とはいかず。
何を信じていいのやら。
ふらつく大臣の長い列。

素粒子より
追求の張本人の民主党枝野幹事長も新年会収支不記載が判明。
本人の釈明は単純かつ警察なミスと述べ。
反省の言葉話し。
政治家はだれも同じなのか。
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廃炉から新増設。廃炉判断が迫る原発。重なる思惑
現役の48基のうち、運転開始から30年以上の原発はすでに18基ある。
東京電力福島第1原発事故が起きるまで、政府や電力業界は原発の寿命を60年間に延ばそうとしていた。
「脱原発」を進めるにしても、原発を動かし続けるにしても、古くなった原発の廃炉は避けられない。だが、どう進めていくのかの議論の土台がまったく整っていない。
最大の課題は、廃炉にともなう膨大なコストをだれが負担するのかだ。原子炉の解体費など、電気料金でまかなう直接的な廃炉費用だけでも、中型炉で1基あたり500億円前後。立地自治体の財政支援や廃炉の技術開発に加え、廃炉で出る使用済み核燃料の一時保管所や、放射性廃棄物を処分する場所を確保するのにもお金がかかる。お金だけではない。こうした施設を引き受ける「負担」をどこの地域が背負うのかも、先送りされてきた大問題だ。
現役の原発を廃炉にし、廃棄物を安全に処分するのにどれだけの費用と努力がかかり、それをどう負担するのか。客観的なデーターで議論を進める場が欠かせない。なし崩しで原発の延命をはかるのではなく、生涯コストを考えたうえで、新しく原発をつくる必要が本当にあるのかを見極めるべきだ。

 紙面より
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エボラ出血熱
陰性の報に今回はほっと。
もはや、どこから飛び込んでくるかもしれぬ。
防疫態勢を整えて仕切り直し。

素粒子より
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ノーベル賞は過去の栄光
ノーベル賞は過去の業績に与えられるもの。気になるのは現状だ。現場からは現状への深刻な懸念が寄せられている。
その原因として指摘されているのが研究環境の悪化である。研究には思索への集中と試行錯誤が必要不可欠。
具体的には資金と時間と研究者が必要だ。そもそも日本の公的研究開発支出はGDP比で見て主要国で最下位であり、ここ10年間増えていない。またその研究費も研究者の雇用に向かっていない。さらに04年の国立大学の法人化が研究者の時間を奪っているのではないかと推測する。
鈴鹿医療科学大学長の豊田氏は研究費を出費ではなく、投資とみなす視点の転換を。その上で、狭義の研究費の2500億円増額、5000億円をかけて研究人員を現在の10万人から倍の20万人に増加。研究に専念するイノベーション大学院の設立などを提唱している。分析ともども傾聴に値する。
後から振り返って、ノーベル賞受賞者が続出したこの時代が日本科学最後の栄光の瞬間であったと言われないためにも、今の科学をいかに発展させるか、現状分析と政策が必要だ。

 経済気象台より------AS
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犬の殺処分
人が犬を連れるもよし、犬が人を連れている光景もほほ笑ましい。
一緒に歩む友あればこそ。

素粒子より
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地方創生のゆくえ
また地方創生なる新語が生み出された。中央に偏りがちなアベノミクスの成果を地方に波及させたいとの狙いから、政権が掲げる大きな政策課題となっている。
顧みればこれまで地方行財政改革の指針として、幾つも言葉や概念が登場してきた。
時の政権下でこれらの発想を進めるべく新たな審議会や会議を創設し議論し、新たな関連法案を整備し、またその支援のため行政機構や仕組みを改める試みをこれまで数多く行ってきた。
しかしそのような構想はいずれも、さしたる成果を上げられずにほとんど姿を消している。その典型が民主党下の「地域主権」であり、「笛吹けど踊らず」の趣があった。その背景には、中央省庁は権限と財源を地方へ移譲したくないし、その一方で地方自治体は国からの交付金や補助金をもらっている現状に甘える構造が根強く存在していることは否定できない。
今般、地方創生相まで創設したが、「地方創生」も々ような運命をたどらないとも限らない。ともすれば地方創生に名を借りた予算獲得合戦となり、壮大なバラマキ政策になりやすい。
このような弊害を避け、真に地方創生の実を上げるためには、国の思い切った権限移譲と区政緩和、ならびに国・地方の官僚機構の本気度が問われてくる。と同時に、地元の企業・住民の主体的な参画がカギとなろう。懸念材料が多すぎる。

 経済気象台より----安曇野
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どちらもおなじみの果物ながら、みかんとりんごは役どころが違うと。
<君と僕二人で囲む冬の夜「こたつ」と「みかん」はベストカップル>近藤史紀。
みかんには暖かい色のもたらす「安定」のようなものがある。
片やりんごは、たとえば歌人の故・河野裕子さんの一首を思い出す。<青林檎与えしことを唯一の積極として別れ来にけり>。同じ「ふたり」のことを詠んだ歌ながら、淡い孤独と硬さをたたえる。実体験にせよフィクションにせよ、双方の歌でみかんとりんごの交換はできまい。
日の色に染まったみかんは、安らげる「人の間柄」の暗喩のようでもある。暖かい色に家族の記憶を呼びさまされる向きもあろう。冬の団欒の名脇役だが、消費の低迷が聞こえて久しい。
ピークだった1975年の約5分1に減っているという。「日本人が最も多く食べる果物」の座は10年前にバナナに奪われた。茶の間からこたつが減ったから-----などと理由には諸説あるようだ。
思えば、テレビのチャンネルをまだ回していたころがこたつの全盛時代、すなわちみかんが胸を張っていた時期だった。みかんの低迷とともに、人どうしの円居が減りつつあるのなら、寂しいことである。
役どころの話に戻って、みかんが向き合って食べる果物なら、バナナには個々で食するイメージがある。多忙なときは食事代わりにもなってありがたい。果物もまた、世につれ。個々が孤々にならないか、心配ではあるが。

 天声人語より
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高齢者の難聴、気付かずに進行 人間関係悪化も
難聴はわかりにくい障害で、周囲から「繰り返し訪ねる人で面倒」「聞き違えるので迷惑」などとおもわれて人間関係が悪くなる恐れもあります。早く気づいて、自分に合った補聴器を正しく使うことが重要だ。
高齢者に多いのは、鼓膜などのぬ部分に異常がある「伝音難聴」でなく、耳の奥の細胞がダメージを受ける「感音難聴」と呼ばれるタイプだ。治療は難しい。
このタイプは、小さな音が聞こえにくくなる一方、大きな音に敏感になるのが特徴。手のひらをかざすことの補聴効果は意外に大きく、10㍍離れた人の声が、2.5㍍の距離にいるかのように聞こえるほどクリアになる。
聞こえの改善には、話しかける周囲の理解も不可欠だ。大声ではなく、ゆっくり、文末まではっきりと。口元が見えるよう正面から向き合って話そう。補聴器をつけても同じ配慮をわすれないこと。

 体とこころの通信簿より----辻外記子
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がん予防も運動から
日本人のがんによる死亡は1960年代から増え続けています。がん統計によると、
2005年の患者数は67万人、死亡数が34万人と、約半数の方が亡くなっている。
74歳までにがんになる確率は47%で、74歳までにがんで死亡する確率は21%。
2人に人のはがんになるということだ。
米ハーバード大の有名な研究では、がんの要因はたばこが30%を占め、食事や肥
満など生活習慣による影響も大きい。日本人では、たばこによるがんは、年間約
9万人に上る。そして肥満もがんのリスクになる。私も14年ほど前は、不摂生で
体重が85㌔ぐらいあった。血圧も180ぐらいで、コレステロール値も300近く。
思い立ってダイエットを開始。約半年間で25㌔減らし、今もその体重を維持して
いる。
その方法は、低炭水化物ダイエット。海外の論文を読んでこれだと考えた。徐々
にご飯、パン、麺類を減らしておかずをメーンにするもの。カロリーはタンパク
質で取った。自分で自分を褒めながら続けた。ジョッキングを始め、マラソンに
も挑戦している。
がんを防ぐにはまず、適度な運動に加えて、禁煙、健康な食事、検診だ。日本の
がん検診受診率は2割を切る状況で、先進国で最低だと言われている。
ただ、それでもがんになってしまう人は多い。その時は、医師とコミュニケーシ
ョンをよくとって信頼できる情報を得て、自分を責めず、頑張りすぎず、あきら
めないで欲しい。

 紙面より---勝俣範之
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老いを遅らせるには--心がけが大切
「アンチエイジング」という言葉が注目を集めている。アンチエイジングと
は、できる限り老いを遅らせて若さを保とうという試みだ。
若さ、アンチエイジングというと、スキンケアやサプリメントなどを思い浮
かべる人は多いが、一番大切なのは「気持ち」だ。やりたいことをやること
。無理をし過ぎないことを心掛けると良い。自分を責めないで、いい加減に
、気ままに生活することがお薦めだという。
また、適度な緊張感、ストレスも刺激につながる。ある程度の年齢を過ぎた
ら仕事をしないで家の中で閉じこもっている人は少なくない。だが、ボラン
ティアでも良いので「誰かの役に立っている」という実感を感じられること
を意識的に行うことが大切だ。
そして「きれいになりたい」と願い、行動を起こすことは、世界を広げ自分
を内面からも輝かせる。
たばこと紫外線はなるべく避けよう。特にたばこは肌に悪く、体の循環に悪
影響を与える。
アンチエイジング5カ条
◆いくつになっても男と女
  「美しさ」に磨きをかけよう
◆肌の若返りは心の若返り
   メークアップは外見、心も若返らせる
◆バランスの良い食事と適度な運動
   アンチエイジングの効果は食事と運動が9割
◆よく笑い、よく話し、よくかむ
   笑いは免疫力を高め、かむことは脳の活性化になる
◆長生きこそ最大の誇り
   いくつになっても積極的に社会貢献を
 
 北里大名誉教授・塩谷信幸
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エボラ出血熱は地球の拒絶反応
新たなウイルスが次々出現するのは、わがもの顔に増え続ける人類に対して地球が拒絶反応を起こしていることのあらわれではないか。
エボラ出血熱の拡大が続いている。その脅威は欧米にも及びだした。死者は4500人を超え、これまでの流行をはるかに上回る規模の厄災となっている。ここにきて、世界保健機関の当初の見通しの甘さなどを批判する声も上がる。
国際NGO「国境なき医師団」の会長は先月初め、「世界は敗れつつある」と警鐘を鳴らした。劣勢を押し戻す力量が人間には備わっていると考えたい。現にアフリカのセネガルとナイジェリアでは流行の終息が宣言された。
日本の貢献にも希望がのぞく。富士フイルム傘下の富山化学工業が開発したインフルエンザ治療薬が、エボラ熱にも効く可能性が出てきている。今後の臨床試験で効果が認められれば、この錠剤を大がかりに提供していくという。
「地球の拒絶反応」をなんとか和らげなければならない。それにはまさに地球規模で人類が手を携えていくしかない。

 天声人語より
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国会内で乱射テロ
論戦の場で銃撃戦とは。
カナダの国会にテロリストが侵入。
平和な国の印象が一変し世界に不穏な空気が広がる。

素粒子より
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上半期の貿易赤字5.4兆円。過去最大
今年度の上半期の貿易統計によると、日本の輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は5兆4271億円の赤字になり、年度上半期としては比較できる1979年以降で最大の赤字だった。円安で輸入品の価格が上がっているのに加え、火力発電の燃料になる液化天然ガスなどの輸入が増えたことが影響した。
輸入額に占める内訳をみると、LNGが前年度上半期より8.7%増と伸びた。太陽光
発電に使う光電池といった半導体などの電子部品も8.1%増、石油製品も7.6%増だった。
輸出額は1.7%増の35兆8969億円だった。同時に発表された9月の貿易収支は9583億円の赤字だった。月ベースの赤字は27カ月連続になる。

 紙面より
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道徳教育
教科にして検定教科書を。
二宮金次郎も復活か。
街にはすでにその姿あり。
スマホ片手に歩く勤勉日本人。

素粒子より
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民主主義の赤字とは
民主主義の赤字という言葉は、民主主義が足りない。つまり民意が政治に反映されないという意味である。
近年の沖縄で起きていることも、民主主義の赤字ではないか。県民を対象にした昨年暮れの世論調査では、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への県内移設に反対が66%。その声を本土の側がはねつけてきた。
沖縄は一様ではない。たとえば、米軍基地を造るため、土地を奪われた原体験をもつかどうかでも意識は異なる。
けれども本土の側は、私たち自身が「日本対沖縄」の構図に、半ば追い込みかけていることに気づくべきだ。
国の一体性を保つ前提は、社会の多数派が少数派の事情を知り、その立場で考えること。数の力で押し切ってないこと。そして、門主主義の赤字を埋める方策を考えなければならない。

 政治断簡より----松下秀雄
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安倍内閣
「高ころびにあおのけにころばれ-----」。
安国寺恵瓊が絶頂の信長を評して。
2閣僚が辞め、見渡せば難問が山積。

素粒子より
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女性閣僚
一角崩れる。
もう一人もうちわで辞任に。
あとの3人は靖国参拝。
首相の信条の守りを固めるように。

素粒子より
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大学の選別
今の下宿暮らしはそんな哀感とは無縁だろうか。そもそも下宿生の割合が減っているらしい。実家から通える範囲で進学先を選ぶ傾向だ。都内のある私大ではこの10年余で自宅生が約1割増え、7割近くになった。
先日の報道によれば、大都市と地方の間で大学進学率の差が広がっている。一番高い東京と最下位県との差は40?で、20年前の2倍。親には子を都会に送り出す余裕が乏しい。といって地元には通う先が少ない。大学が集中する都会との格差が拡大していく構造が見えてくる。
大学改革の方向も格差容認に傾いていないか。文部省は先日、「スーパーグローバル大学」を選んだ。旧帝大や早慶など37校が並ぶ。最大5億円の支援金を受け、世界の大学ランキングの100位以内を目指す。大学間の、そして都市と地方の間の溝がさらに深まる懸念がある。
選別する目的は経済成長であり、国際競争力向上という。勝ち組をもっと勝たせようという競争至上主義の発想であるなら、末恐ろしい。

 天声人語より
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「健康づくりのための身体活動基準2013」は身体活動を「運動+生活活動」と定義
日々のちょつとした動きもスポーツ並みの健康効果があり、ちょっと体を動かすことを増やす「プラス10」を推奨。そうすれば、がんや認知症を減らせるという。
では、どうすれば生活活動を増やせるのか。まず起床から就寝までに、どこで体を動かせるか1日を振り返ることだ。
通勤時に早歩きしたり、掃除や洗濯でキビキビと動いたり。そんな小さな動きが「ちりも積もれば山」。1日10分でも、1週間で合計1時間でもいいし、途中でやめても三日坊主を繰り返すつもりでも構わない。
自分の身体活動レベルを知るときには活動量計が役に立つ。
歩数計の機能に加え、家事などの生活活動で1日に体を動かして消費したカロリーが示される。活動量が基準や目標に対して十分なのか下なのか客観的に教えてくれる。
いわば自分の現在地を示すナビ。最近は結果をパソコンやスマホに送って確認できる。
注意点は、体を動かす次官は一気に増やさず、体調が悪いときには無理をしない。痛みが出たら、医師や運動の専門家に相談を。夏場などは炎天下を避け、熱中症に気をつけよう。

 元気のひけつより
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火山列島に生きる。脅威共存するほかない
今回の御嶽山の噴火は「登山者が理解し、対応するべきリスク」の中に含まれるとは思いません。確かに現場にいた人々は、噴火のかの亜聖があることは知っていたでしょうが、実際に起こる確率はあまりにも低い死、仮に備えようとしても打つ手がないからです。
亡くなった人々の多くは、噴石の直撃を受けたと聞いています。仮にラインホルト・メスナーのようなすごいクライマーがその場にいても、逃げられなかったでしょう。経験や準備の有無とは関係なく、誰の上にも等しく死は降り注いだ。「山での遭難」というレベルを超えた天変地異だったと思います。
こうした災害に対しては、避難施設の充実など現実的な対応以外には、「どうやって避けるか」という問題徹底自体に意味がないし、人間の力を過信したおこがましささえ感じます。自然現象の完璧な予知が不可能な以上、僕らは自然の脅威やリスクと共存せざるを得ない。今回の噴火については社会全体で悲しみを受け止め、記憶し、「自然は突然、避けられない死をもたらすことがある」という事実を共有すれば十分だし、それぐらいしかできないと思います。
山の事故の後で起こりがちなのが、入山を規制するべきだという議論です。確かに公的な規制や管理を強めれば事故防止にはなるでしょうが、一方でそれは、人々の「リスクに身をさらす」という行為への規制を強めることにもなる。
登山に限らず、仕事でも人間関係でも、何かことを起こそうとすると必ずリスクが発生するし、リスクに直面してこそ、生きている実感も得られる。昨今の登山ブームも、自然から切り離されてしまった人々が、山で味わう疲労や寒さなど、「世への危険」にわずかでも触れることで、生の感覚や活力を取り戻そうとしている面があるのではないか。
そうしたリスクをすべて禁止・排除しようとするのは馬鹿げているし、人々が「少しでも危険なことはやらない方がいい」と自己規制するようになり、社会全体が委縮してしまいかねない。規制で得られるメリットよりもデメリットの方がはるかに大きいと思います。

 耕論より-----核畑唯介・探検家
遭難した後の始末に公費を使って大変なことになることは何も語られていない。自分の欲望のみ満たせば良いのか。
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円安の時代、メリットよりリスクに
歴史的なドル高の時代に入った。1971年のニクソン・ショック以来、ドルの信認はゆらぎ、ドル安の流れが続いた。
それが一転した。「有事の金」といわれた金は11年に1?1900㌦を超えてピークを打ち、1200㌦台に下がった。その代わりにドルが買われ、潮目が変わった。
中国は「チャイナ・リスク」が指摘され、欧州経済の回復は遅々として進まない。
日本もデフレから依然、抜け出せない。その中で米国が、先んじて金融のりょあ的緩和策を手じまいする見通しだ。
一方、日本は円を大盤振る舞いする量的緩和を維持し、欧州はこれから緩和に入ろうとしてしている。日米欧の金融政策をにらめば、円安、ユーロ安とドル高が、これからの基調となる。
円安はこれまで、日本にプラスになると考えられていた。輸出産業の価格競争力が高まって輸出が増えれば、国内の仕事や雇用が増えるからだ。だが、アベノミクス以降の円安でも、輸出は増えなかった。
考えてみれば当然だ。今では「テレビの大半が中国などで生産した輸入品」。8月の自動車輸出も、トヨタは前年同月比9.8%減。一方、海外生産は7.1%増えた。生産の海外シフトの結果である。
円安で輸出の価格競争力が増す、という見立ても怪しい。日本企業は円安でも輸出先での価格を下げてはいない。輸出が大きく増えるとは思えない。
円安で国内の雇用や所得が好転するとは言い切れない。
円安メリットは、為替差益となって企業の業績を押し上げるだけ、というのか゛日本経済の今の形である。その利益を原資として、賃金や設備投資、雇用増につなげなければ、円安メリットを広く享受できない構造となっている。
円安で輸入物価は確実に上がる。多くを輸入に頼る国民生活を考えれば今や円安はリスクになる。

 波聞風問より----安井孝之
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御嶽山捜索
7人はなお見つからず。
延べ1万5千人の捜索隊が無事帰還したことにほっとする。
山とは闘えず雪解けを待つ。

素粒子より
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東証、一時400円超安。円高も進行し106円台に
米国市場の下落や円高を受けて、日経平均株価が一時、前日の終値より400円超値下がりした。景気の先行き懸念に加え、エボラ出血熱への不安もあり、取引時間中としては約5カ月ぶりの安値となった。
日経平均の午前の終値は336円62銭安い1万4736円90銭。
米国景気の腰折れが現実味を帯びてきて、日本株も一気に売られている。
ダウ工業株平均の終値が約半年ぶりの低い水準。東京外為市場では安全通貨とされる円が買われ、円相場は午前11時では、前日午後5時より1円21銭円高ドル安の1㌦=106円01~02銭。対ユーロでは44銭円安ユーロ高の1ユーロ=136円02~03銭。
東京債券市場では国債が買われた。長期金利の指標とされる満期10年の国債の流通利回りは下落し、昨年4月以来の低い水準となった。

 紙面より
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カジノを日本にも
外国人を誘うか
日本人も誘うのか。
人の欲望をあおるカジノの誘蛾灯。
第3の矢は鉄火場の上前をあてにして。

素粒子より
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原油、28か月ぶり安値に
原油の価格が値下がりしている。国際的な指標となるニューヨーク商業取引所の「米国産WTI原油」の先物価格は14日、前日より3.90㌦安い1バレル=81.84㌦。2012年6月下旬以来、約2年4カ月ぶりの安値だ。
欧州や中国で景気の減速が予想されるため、今年の世界での石油予測を引き下げたため、原油の売れ行きが落ちるとの見方が強まり、売り注文が広がった。
日本でもガソリン価格は先週まで12週続けて下がった。ただ、円安で輸入品の価格が割高になるため値下がりの幅は限られている。

 紙面より
ここにも円安の悪い面が表れている。円安にかこつけた値下げの抑制もあるのではないか。政府、マスコミの監視が必要だ。
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地方創生とは
広くばらまくのか、まとめておろすのか。
大看板はあげたものの、小売りだか問屋だかも判然とせず。

素粒子より
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特定機密法、運用基準を閣議決定
政府は、安全保障に関する機密情報を特定秘密に指定し、情報を漏らした公務員らに厳罰を科す特定秘密保護法について、運用基準と政令を閣議決定した。施行日を12月10日とすることも正式に決めた。
運用基準などによると、特定秘密には防衛、外交、スパイ活動防止、テロ防止の4分野、55項目が該当する。国家安全保障会議、原子力規制委員会、防衛相など19の行政機関の大臣らが指定する。内閣府に新設する独立公文書管理監が不正な情報隠しをチェックし、内部情報の窓口にもなる。

 紙面より
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東証1万5000円割れ
日経平均株価が一時、先週末の終値より350円超値下がりし、約2カ月ぶりに1万5千円を割り込んだ。前日の米国市場の下落や円高傾向を受けて売り注文が大きくふくらんだ。
ダウは世界経済の先行き不安を背景に、ダウ工業株平均が大幅に値下がりした。終値は先週末より223.03㌦安い1万6321.07㌦と、約半年ぶりの安値水準となった。

紙面より
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台風の目。みっしり渦巻く雲の中心にぽっかり開いた目。
宇宙からたくさんの台風を見てきたが、こんなのはなかったと宇宙飛行士が述べている。暖かい海面から供給される湿った空気は台風の栄養にあたる。エネルギーを蓄えて猛烈に発達した最盛期の姿だ。
最盛期を過ぎると目は大きくなる。輪郭がぼやけ、やがて黒い瞳は白く濁る。本土に来る頃にはそうした状態になるから、台風の目に入った地上の記録は、南の島で記されることが多いそうだ。
沖縄を暴風域に巻き込んだ19号は、九州に近づいて列島横断の気配を見せる。1週間前には18号、その前の週末には御嶽山の噴火と、招かざる地異と天変がたて続けだ。
8月には広島で土砂災害があった。この16日には伊豆大島の土石流から1るンが巡る。自然の営みの前に、涙が綴る教訓の束ばかりが増えていく。連休に水を差された無念はおいて風雨への備えを確かにしたい。黒い瞳がぼやけてきても、油断はできない。

 天声人語より
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外からも敬意を持って「魅力ある国だ」と素直に思われるような日本創りを志向する
ことは、目先の打開策を講ずる以上に重要な課題である
「魅力ある日本」を考えるとき、三つのポイントがあるように思う。
一つ目は、
長きにわたって日本人自身が培ってきた「日本の良さ」を再確認し、より
確かなものにすることである。世界に秀でた豊かな自然と調和した社会、
人々が法と制度を順守し秩序が維持された安定した社会、充実した社会保
障制度、不条理な格差の少ない社会などが挙げられよう。
二つ目は、
急激なグローバル化、情報化、市場化の波に適切に対応し、「安心、安全
、充実」した社会のシステムを構築していくことだ。急激な波は社会を合
理的で利便性の高いものに変えた。ITを使えばたいていの情報は即座に
入手でき、地道な苦労をすることなく欲しいものを手に入れるチャンスが
増大した。しかし、他方ではむきだしの成果主義、拝金主義、競争社会、
格差社会を生み出した。合理性や利便性を保ちつつ、1点目に挙げたよう
な社会をどう構築するか、これからの課題だと思う。
そのためにこそ、
三つ目に
「魅力ある日本人」をどう育て、日本に住む外国籍の人々とともに「魅力
ある地域社会」をどう創っていくのかという点が課題となる。
そこで最も大切にしたいのは「人間性」の育成だ。金があれば何でもでき
るといった風潮の「ホリエモン現象」、欲望むき出しの「メル友ネット」
の広がり、電車の優先席さえ老人に譲ろうとしない思いやりのなさ。
人間の「品格」が改めて問われる時代である。「国や郷土を愛する心」を
育てることはもちろん大切だが、それはまず「人を愛する心」があって初
めて成り立つ。そうした心を持っていれば、戦争被害の傷を今も感じてい
る相手国への「配慮」も自ずとなされていくだろう。

 早稲田大学教授・天児 慧
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言葉の使い方は時代とともに変わり、時には正反対の意味にもなる。
たとえば「煮詰まる」は、煮えて水分がなくなることから転じて、議論などが出尽くし、結論が出る状態になることをいった。
ところがさらに転じて、議論やアイデアが行き詰まり、結論が出せない状態になる意味でも使われている。交渉が煮詰まるとは、本来は合意目前の状態を示したが、いまは決裂寸前の状態を指すこともある。
文化庁が先月下旬に発表国語に関する世論調査によると、本来の意味を回答したのは半数以下で、4割は行き詰まる意味と答えた。50代以上の多くは結論が出る意味で使い、40台以下は多くの結論が出せない意味で使う。真逆だ。双方化会話したら、どんなことになるのか。
ここまでくると、一概に正誤をいいにくくなろう。げんに広辞苑は2008年の第六版から、「頭が煮詰まって」の用例とともに後者の意味をつけ加えた。俗語として紹介する辞書もある。
もう一つ、「世間づれ」を、世間を渡ってずる賢くなるというという本来の意味で回答したのは36%、世の中の考えから外れている意味という答えが55%で、3年前発表の調査と比べると正誤の割合が逆転した。三省堂国語辞典第七版は誤用と明記しつつ、「世間の動きとずれていること」と説明している。
言葉の変化につれ辞書も変わっていく。ちなみに先ほど書いた「真逆」も新しい言葉で、若い人ほどよく使う。再び三省堂国語辞典によれば00年以降に広まったという。

 天声人語より
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老後の健康、歩いて外出できる体力を
「団塊世代」が、10年足らずで75歳以上の「後期高齢者」となる。その後の人生の明暗は「歩いて外出できる体力の維持」にかかっている。家事をこなし、公共の乗り物で移動し、スーパーで買い物ができれば、一人暮らしも可能だ。外出できれば、近所の人とも交わり、草花や風のそよぎに季節を感じ、心も豊かになる。買い物をすれば計算もする。歩けなくなると一挙にそれらを失い、医療、介護の対象になる。
心身を動かさないと老化は加速する。そのターニングポイントは、男性の場合、定年退職時にある。ここで手を打つには、いわば「大人の義務教育」のように場が有用と考える。「定期的に歩いて外出する場」を提供し、地域とのコミュニケーションの構築、健康・調理などの知識と技術を習得することを目標とした授業をしてはどうだろうか。
歩いて通えることが前提なので、65歳前後の1~2年間、半日程度のコースで週に2回ぐらい学区の小中学校の空き教室に集まってもらう。
全員参加は、ホームルームと健康講座くらいにしておいて、パソコン、園芸、手芸などカリキュラムは工夫次第、講師もメンバーの中から出てくるだろう。栄養の整った学校給食を食べれば、筋力低下予防にも効果があるはずだ。
自治会などで対象者全員に声がけするが、親や孫の世話、仕事や趣味を理由とする不参加は可とする。だが、出欠届は義務とする。元気だけど、自ら積極的に出向かない人々を集めることで、点と点がつながり面となれば、子育てや介護、防災の一助にもなり、地域に飲み仲間やゴルフ友むだちもできるだろう。終了後は自主活動が継続すれば成功だ。地域差はでるだろうが、医療費や介護費の削減に向けて、市町村でこのような「大人の義務教育」に取り組むことはできないだろうか。

 オピニオンより-----健康運動指導士・山田佐世子
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「健康づくりのための身体活動基準2013」は身体活動を「運動+生活活動」と定義
日々のちょつとした動きもスポーツ並みの健康効果があり、ちょっと体を動かすことを増やす「プラス10」を推奨。そうすれば、がんや認知症を減らせるという。
では、どうすれば生活活動を増やせるのか。まず起床から就寝までに、どこで体を動かせるか1日を振り返ることだ。
通勤時に早歩きしたり、掃除や洗濯でキビキビと動いたり。そんな小さな動きが「ちりも積もれば山」。1日10分でも、1週間で合計1時間でもいいし、途中でやめても三日坊主を繰り返すつもりでも構わない。
自分の身体活動レベルを知るときには活動量計が役に立つ。
歩数計の機能に加え、家事などの生活活動で1日に体を動かして消費したカロリーが示される。活動量が基準や目標に対して十分なのか下なのか客観的に教えてくれる。
いわば自分の現在地を示すナビ。最近は結果をパソコンやスマホに送って確認できる。
注意点は、体を動かす次官は一気に増やさず、体調が悪いときには無理をしない。痛みが出たら、医師や運動の専門家に相談を。夏場などは炎天下を避け、熱中症に気をつけよう。

 元気のひけつより
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ノーベル物理学賞
赤崎勇さんと天野浩さん師弟の発見を外国誌が「セレンディピティ」と紹介したことがある。思わぬものを偶然に見つける力といった意味だ。また、製品化を進めた中村修二さんは、その成功を宝くじに当たったようなものだと著書に書いている。
むろん3人の偉業がただの偶然であるはずはない。赤崎さんは他の研究者が見限った窒化ガリウムという材料にこだわり、実らせた。小学校時代の先生の口癖を今も反芻する。「カンケツ」。故郷鹿児島の方言で「噛みつけ」。諦めるなという教えだ。
中村さんも「非常識に挑戦しなければ、独創性のある研究などできない」という信念を貫いた。青色LEDを開発すると決めると、同僚とのつきあいを一切断って、ひたすら実験を繰り返した。
孤独な闘いを支える理解者に恵まれた点も共通している。赤崎さんは松下電器時代に、創業者の松下幸之助から「やってみなはれ」の言葉をもらった。中村さんも勤めていた日亜化学工業の創業者から「やりなはれ」と、お墨付きを得ている。
<人生においては何事も偶然である。しかしまた人生においては何事も必然である>。赤崎さんが著書で引用している哲学者の三木清の言葉だ。不撓不屈の精神の源なのだろう

 天声人語より
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日朝協議、果敢な交渉で主導権を
北朝鮮側の誠意のなさには、強い腹立たしさを禁じ得ない。総合的に状況を見れば、日本政府はあえて担当者を派遣すべきではないか。
特別委には、国家最高指導機関の幹部も名を連ねる。彼らを直接ただし、交渉の主導権を握るべく力を尽くすときだ。これまでの協議では、北朝鮮側代表の宋日昊氏が実際はどれほどの交渉権を与えられているのかという疑念が出てきた。
そもそも日本側は、「国家的な決断をできる組織が前面に出る」とみて、独自制裁の一部を解いた。だが先の協議に特別委は姿を見せなかったという。
調査の実態を特別委に明らかにさせる意味は大きい。もし明確に答えない場合は、理由を厳しく追及すべきである。
北朝鮮が最も望む米国との対話再開は、糸口も見いだせていない。日本との関係を簡単に断てない状に変わりはない。
交渉は一筋縄ではいくまい。協議を長引かせ、貨客船万景峰号の入港禁止措置の解除を求めてくることも予想される。
だが、日朝交渉の原則は常に「行動対行動」である。不確実な態度のままでは見返りを出すことは一切あり得ない。
政府府は直接交渉に果敢に取り組み、再び家族らが希望を抱けるように努めてほしい。

 社説より
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御嶽山捜索
尾根から谷まで。
足跡が線になり面になり。
火山灰のぬかるみの中で隊員が一列に。
切れ目ない捜索続く。

素粒子より
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8月も経常黒字、2カ月連続
貿易や投資による海外とのお金のやり取りを示す「経常収支」は前年同月より82.7%増の2871億円の黒字だった。貿易赤字は膨らんだが、日本企業の海外でのかせぎが増えたことから2カ月連続の経常黒字となった。
輸出額から輸入額を差し引いた「貿易収支」は8318億円の赤字で、赤字幅は892億円拡大した。一方で、日本企業が海外の子会社から得た配当や利子の収入によるもうけを示す「第1次所得収支」は20.6%増の1兆5199億円。比較できる1985年以降、8月分としては過去最大となった。

日本から輸出するより、海外工場でつくって現地で売る比率が高まっていることに加え、海外での稼ぎを配当などで日本に戻す際、最近の円安で利益がかさ上げされたことも所得収支の増加につながった。

 紙面より
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ノーベル賞
世界を明るくした3人に感嘆しつつ、昨今の成果主義を考える。
こよいスカイツリーの照明と月食を眺めながら。

素粒子より
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消費増税、経済指標を見て判断
衆院予算委員会で安倍首相は、消費税率の10%への引き上げについて「経済指標を分析し判断する必要がある。足元の数値が7月、8月、9月と出始めるので、7~9月の数字を見て年内に判断したい」と述べ、経済指標を総合的に判断して決める考えを改めて強調した。
12月に判断するようだが、ぜひ国会会期中に審議した上で判断するべきだとの要求には、「上げる場合、上げない場合があるが、上げない場合は法改正が必要だから国会で審議いただくが、引き上げる場合は法定で引き上げが決まっているので、そのままということになるのは当然だ」と述べた。

 紙面より
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日本人も戦闘員に応募
「求人 勤務地シリア」の怪。
北大生を動かしたのは失意、好奇それとも軍事愛好?
オウム事件も脳裏をかすめ。

素粒子より
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北朝鮮最高幹部の電撃訪韓、透ける真意南北関係の主導狙いか
中国や日本は、北朝鮮幹部らの今回の電撃訪韓の分析を急いでいる。
中国と北朝鮮の関係は、北朝鮮による2013年の核実験以来、歴史上にないほど冷めているといわれる。7月には、習近平国家主席が北朝鮮を差し置く形で韓国を訪問し、その印象を内外に強く残した。
中国が北朝鮮の絶対的な後ろ盾のように振る舞ってきた外交姿勢を改める中、北朝鮮が積極外交に転じつつあるのは、中国側の思惑に沿った動きともいえる。
今回の訪韓に、中国は強い関心を寄せている。中国側も金正恩第1書記の外交戦略を把握しきれていない面がありそうだ。中国は今後も注意深く、北朝鮮の動向を分析するものとみられる。
日本政府は、今回の電撃訪韓を慎重に見極める構えだ。
北朝鮮は今年に入り、日本との接触を活発化させてきた。日本政府内には、中国との関係が冷え込んだ北朝鮮が、拉致問題を利用して日本から制裁緩和や経済支援を引きだそうとしていると見る向きがある。
拉致被害者らの再調査をめぐり、北朝鮮は日朝政府間協議で、平壌に日本政府の担当者を派遣して現状を確認するよう提案。日本側は派遣の時期やメンバーなどを慎重に検討している。南北の対話自体は肯定的にとらえているが、日本人拉致問題にどう影響するか、わからない。注視する必要がある。

 紙面より
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香港のデモ
力をむき出しにするか寛容を見せるか。
占拠デモが続く週明けの香港。
雨傘で間に合わぬ暴風雨にならぬことを。

素粒子より
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デジタル時代の人文学
アイザイア・バーリンは、世界は混沌として入り乱れ、多くの価値観がせめぎ合っているが、どの価値観が他をしのぐべきかを判断する簡単な尺度は存在しないと表現した。私たちは「一つの真実の答え」をしきりに求めるが、矛盾する目標に折り合いをつけようともがくのが、私たちの宿命だ。彼はこれを「価値の多元主義」と呼んだ。
だがバーリンは、時に知識人たちが、何もかもが複雑で、繊細で、不確かなあまり行動を起こせていないという絶望感にとらわれて、身動きできなくなることにも警鐘を鳴らした。
これは、アイルランドの詩人イエーツによってやり玉にあげられた考え方だ。
バーリンは疑いや不確かさを認めたうえで、前へ進むことを唱えた。
「原理原則は、その持続期間が保証されないからといって、神聖さが色あせるわけでしない」と書いている。「実際、私たちの価値観が、何か客観的で理想的な場において永遠かつ確かなものだという保証をしきりに求めるのは、確かなものに囲まれていた子どもの頃への憧れにすぎないだろあ」と。

 ニューヨークタイムズから-----ニコラス・クリストフ
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外からも敬意を持って「魅力ある国だ」と素直に思われるような日本創りを志向する
ことは、目先の打開策を講ずる以上に重要な課題である
「魅力ある日本」を考えるとき、三つのポイントがあるように思う。
一つ目は、
長きにわたって日本人自身が培ってきた「日本の良さ」を再確認し、より
確かなものにすることである。世界に秀でた豊かな自然と調和した社会、
人々が法と制度を順守し秩序が維持された安定した社会、充実した社会保
障制度、不条理な格差の少ない社会などが挙げられよう。
二つ目は、
急激なグローバル化、情報化、市場化の波に適切に対応し、「安心、安全
、充実」した社会のシステムを構築していくことだ。急激な波は社会を合
理的で利便性の高いものに変えた。ITを使えばたいていの情報は即座に
入手でき、地道な苦労をすることなく欲しいものを手に入れるチャンスが
増大した。しかし、他方ではむきだしの成果主義、拝金主義、競争社会、
格差社会を生み出した。合理性や利便性を保ちつつ、1点目に挙げたよう
な社会をどう構築するか、これからの課題だと思う。
そのためにこそ、
三つ目に
「魅力ある日本人」をどう育て、日本に住む外国籍の人々とともに「魅力
ある地域社会」をどう創っていくのかという点が課題となる。
そこで最も大切にしたいのは「人間性」の育成だ。金があれば何でもでき
るといった風潮の「ホリエモン現象」、欲望むき出しの「メル友ネット」
の広がり、電車の優先席さえ老人に譲ろうとしない思いやりのなさ。
人間の「品格」が改めて問われる時代である。「国や郷土を愛する心」を
育てることはもちろん大切だが、それはまず「人を愛する心」があって初
めて成り立つ。そうした心を持っていれば、戦争被害の傷を今も感じてい
る相手国への「配慮」も自ずとなされていくだろう。

 早稲田大学教授・天児 慧
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どの季節の山もいいが、秋の山なら錦織りなす紅葉だ。
黙々と歩いて森林限界を超えれば、そこには、やがて新雪が積もる山稜がひきしまった空気がある。
先週の土曜は秋山日和だった。木曽路におおらかな裾野を引く名峰、御嶽山の噴火から1週間になる。これまでの死亡確認は47人を数え、災害史と山岳遭難史に太字で刻まれる、痛ましいできごととなった。
秋晴れの週末でなく、氷雨の降る晩秋の平日なら事態は違っていたかもしれない。なぜと問うても山は答えない。だが、なぜ惨事を防げなかったかの問いは欠かせない。くむべき教訓は多いはずだ。
今の水準では噴火予知は難しいという。ある学者がこう例えていたのを前に書いたことがある。「火山の一生を人の一生とすれば、いつ噴火するかは、その人がいつくしゃみをするか、という感じでしょうか」
今回の前兆らしき火山性地震があった。素人考えながら、大事をとって何らかの規制がとられていればと思う。噴火にかぎらず何でも、「空振り」だったらそれでよしとする防災文化を育みたい。「見逃し」よりはずっといい。
安否不明者はなお16人を数えるという。家族や仲間の心労を察しつつ、体中に火山灰をこびりつかせて下山してくる捜索隊に事故がないよう願うばかりだ。美しい山が秘めて持つ牙の、侮りがたさをつくづくと思う。

 天声人語より
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病気の子どもの食事
病気になると、基礎体力が低下する。病中は症状の緩和、病後は体を回復させることが大切だ。
「高熱や下痢を発症したら、まずは病院へ連れて行きましょう。過程では固形物をとるのを控え、脱水を予防するため水分補給に努める」
高熱や下痢のさなかには、水分とミネラルの補給が重要。スポーツドリンクが適しているという。スポーツドリンクの糖分は、水分の吸収率を高くしてくれる。ただし、冷たすぎると交感神経が刺激されて体が休まらない。ひと肌程度の温度で飲むといい。
症状が落ち着いてきても、微熱があるなら炎症が残っているということ。ぶり返す可能性もあるので注意したい。嘔吐や下痢がなかったり、食欲が戻ってきたりしているなら、様子を見ながら少量ずつ食べさせる。
こうした時期の食事として、代表的なのはおかゆだ。
軟らかく煮て、ペースト状にした野菜などを加えると栄養価が高まる。
ふだん食べていないために、ごはんが苦手で、病気の時にパンを食べたいという子どももいる。おかゆは消化しやすく、米のたんぱく質は栄養的にすぐれている。日ごろからお米を食べ慣れておくといい。

 子育てより
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消費税10%政権に試練、上げないリスクと景気の落ち込み和らげる経済対策には限界
景気はこれから持ち直すのか。消費税率を10%に上げるかどうかの判断を年末に控える安倍政権は、神経をとがらす。
「引き上げで景気が悪化し、税収が増加しない事態に陥ることは絶対に避けなければならない」。安倍首相は景気重視を強調する一方、消費税率引き上げは「国の信認を維持するものだ」とも発言。
アベノミクスによる金融緩和と財政出動で株高・円安を実現し、高支持率を得てきた首相。それだけに、景気失速は政権運営の足元を揺るがしかねない。
増税先送りの政治的ハードルは低くない。
再増税による景気の落ち込みを和らげようにも、経済対策の効果には限界もちらつく。6.5兆円の経済対策を打った今年4月の消費増税では、直後の4~6月期GDPは年率換算で実質7.1%減。頼みの公共事業が人手不足や資材価格の高騰を招いたためだ。
妙手が浮かばないなか、政権内では再増税の延期論も出るが、延期すれば市場から財政再建への意思が疑われかねない。難しい判断を迫られる状況は続く。

 紙面より
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火山灰
乾けばセメントに、水を吸えば泥流に。
火山灰の下にはまだ人がいる。
台風も迫り、御嶽山に欲しい巨大な雨傘。

素粒子より
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(この山は別格である)。深田久弥の名著『日本百名山』は木曾の御嶽山をそう形容している。
<北だの、中央だの、南だのと、アルプスは混みあっているね、そんな仲間入りは御免だよ、といいたげに悠然と孤立している>
美しく神々しい信仰の山が突如、牙をむいた。国土交通省の定点カメラの映像をみると、噴煙が巨大な雲のように湧き起ってまず谷を埋め、その後に天をついて立ちのぼっていく様子がわかる。大量の火山灰が頂上付近にいた人々に襲いかかった。
気象庁によると、今月10日と11日に火山性地震が多くなり、以後減っていた。これを噴火の前兆とは判断し難かったという。では、まったくの不意打ちだったというべきなのかどうか。たまたま2週間前に上った同僚記者も地震情報は聞いていた。
標高3千メートルを超える山にしては挑戦しやすいとされてきた。山小屋が多く、避難小屋もある。ちょうどこの時期、紅葉も見ごろに刺しかかっていた。親しみやすさに安心して頂を目指した人々には、むごすぎる山の仕打ちである。
もともと死火山といわれていた。1979年に有史以来はじめて噴火が起こって、実は活動していることがわかった。大自然はどこまでも知らざれる一面を秘める。
深田はこの山を、まだ大部分のページがカットされていない<膨大な書物>にたとえていた。派遣や驚きが尽きない山ということだろう。今回、新たに開かれたページは私たちに厳しく教えている。畏怖を忘れるな、と

 天声人語より
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噴火
紅葉を見下ろす昼食時。
噴石の砲弾が飛んでくる光景を想像し戦慄する。
火山灰の下にまだ人がいるかも知れず。

素粒子より
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36年前の言葉が持つ重み
中国の国内総生産は日本の倍近く伸び、世界第2の経済大国になった。「強大」を自覚し始めた中国にとって、鄧氏が唱えた外交・安全保障政策の方針「とう光養晦」の時代は過ぎ去ったようだ。
外国の技術やお金をあてにした政策をとった中国は「外資天国」とも呼ばれたが、それも終わった。独禁法の運用では罰金を連発して外資系企業を翻弄する。賃金など生産コストも上がり、先進国からの投資は今年に入って減っている。日本からは昨年の半分ほどだ。日本企業は、歴史認識や尖閣問題で対立する政治関係にも悩まされてきた。
ただ、中国内は格差を抱えて不安定だ。環境など新たな課題にも直面している。成長を続けるには、良好な国際環境と、外国との協力が必要であることは変わらない。「安定した国際環境」を説いた鄧氏の言葉は、中国にとって今も重みをもつはずだ。
9月末に日本から200人を超える経済関係者が訪中し、閣僚級の会談も復活しつつある。首脳会談を期待する声は双方にある。中国も日本にもお互い世界と切ってもきれない。当たり前のことを思い出す時だ。

 波聞風問より-----吉岡桂子
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円安はどこまで進むのか
円を売ってドルを買う動きが加速し、一時、1㌦=110円前半まで円安ドル高が進んだ。110円台はリーマン・ショック前の2008年8月25日以来、約6年1カ月ぶり。

紙面より
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鉱工業生産1.5%低下
8月の景気指数では、自動車などの生産は低調なままで、個人消費でも支出を控える傾向が続いている。
鉱工業生産指数は季節調整済の速報値は、前月を1.5%下回る95.5.市場は上昇を予想していたが、2カ月ぶりに低下した。消費税率が8%になった4月以降、自動車や家電などの出荷が回復せず、15業種のうち10業種が前月を下回る。それでも、在庫は4カ月連続で増えている。
家計調査では、2人以上の世帯が使ったお金は28万2124円となり、4月以降、5カ月続けて減った。前年同月と比べた下げ幅は物価の変動を除く実質でみると7月よりは縮まったが、大雨や気温の低かった地域も多く、アイスクリームやビールの消費も落ちていた。

 紙面より
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