2014年01月の記事


年金0.7%引き下げ
公的年金の支給額を4月分から0.7%引き下げると発表された。
当初は1%減額する予定だったが、物価や賃金の上昇を受けて減額幅を圧縮する。

紙面より
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日本の戦争観、ほころぶ二重基準
靖国のアーリントンとの違いはA級先般の合祀だろう。
主権回復を果たしたサンフランシスコ講和条約の11条で、極東国際軍事裁判の判決を受け入れることが明記されている。「侵略戦争」との反省に立った戦後日本の前提を、首相の公式参拝は否定することになる。アーリントンは特定の宗教に結びつかない戦没者追悼施設で、神道に基づく靖国とは違う。戦後の日米同盟は、民主主義という「価値の共有」と説明されてきた。だが、靖国は戦前の天皇中心国家の象徴的な存在で、首相の参拝は日本が戦前回帰している印象を与えかねない。
満州事変から太平洋戦争までの一連の戦争の評価をめぐっては、戦後ずっと自民党の保守政治家らが、「自衛戦争」「アジアを解放する戦争」などと国内向けには言いながら、対外的には東京裁判を受け入れる姿勢を示してきた。いわば、「ダブルスタンダード」な歴史認識がまかり通っていた。
そのことは米国は承知していたが、冷戦期、ソ連や中国と対抗するため、同盟国の日本との安保体制の維持こそが重要と考え、過去の解釈は問わなかった。実質的な判断だった。
冷戦が終結し、日本の国力が抜きんでいた東アジアの情勢も変わった。韓国は成長し、中国の市場は、米国にとって無視できない規模となった。サンフランシスコ講和条約の認識を反故にするような靖国参拝の問題で、中韓が反発した場合、日本をかばう理由はもはやない。
米国が戦略的に見逃してきたダブルスタンダードな歴史認識のつけが今、回ってきている。中国はしきりに、日中関係の問題にとどまらず、日本の姿勢を戦後の世界秩序への挑戦と訴えている。ロシアも同様なことを言い出した。
このままだと、日本は国際的に孤立しかねない。
米国でも、日本軍に捕虜となった元米兵が、日本に対して補償を要求している。きっかけは、戦時中、米政府によって強制収容された日系人への補償法が1988年に成立したことだ。戦勝国の米国が過ちを認め、負けた日本はなぜ何もしない、との憤りだ。
従軍慰安婦の問題も広がり、戦争を反省していない日本人のイメージが根強いことを認識するべきだろう。

 紙面より--油井大三郎・東京女子大教授
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東証下落
米閑話さらに縮小を受けて、東証が一時500円超下落した。

紙面より
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とかく難解な現代詩にあって、わかりやすい言葉で人間をうたった。詩人の吉野弘さんが亡くなった。
生きることの不可思議にふれる幾つもの詩が胸をよぎる。
<二人が睦まじくいるためには 愚かでいるほうがいい>で始まる「祝婚歌」を披露宴のスピーチで耳にした人も多かろう。<ひとが ひとでなくなるのは 自分を愛することをやめるときだ>の一節が胸にしみる「奈々子に」も忘れ難い。
19歳で入営する5日前に戦争が終わり、死を免れた。20代の時結核で死に瀕した。そうした体験を機縁につくり始めた詩は、やさしいながら深くて、一語のゆるみもなかった。当コラムも何度か詩句をお借りした。
その名前よりも、その詩の方が知られていた人といえば失礼になろうか。いや、作品が愛誦されることこそ詩人冥利だろう。名前は頭に記憶されるが、詩は心に残る。言葉の力を信じて言葉をみがき続けた人が、そっと筆を置いて去っていった。

 天声人語より
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名人引退
イチローだけで4千本。
55年間削ったバットが何本の安打を生んだか。
久保田五十一さん。
芯はぶれることなく。

素粒子より
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日朝高官ハノイで接触か
日本と北朝鮮の政府当局者による秘密協議が、ベトナムのハノイで行われた可能性が浮上した。日朝関係筋が明らかにした。日本政府側は日朝協議の可能性について否定している。
安倍政権は中韓と対立するなどアジア外交で行き詰まっており、北朝鮮との関係改善で一気に局面転換を図った可能性がある。政府関係者によれば、日本人拉致問題の解決を政府の最優先課題に対し、被害者家族らから協議再開を求める声が強まっていたという。
北朝鮮は核開発問題を巡る6者協議の再開問題で、具体的な非核化措置を求める日米韓の要求を拒否。米国は米朝協議に消極的な姿勢を変えていない。最近は、張成沢氏の処刑問題から、国際社会で人権問題として北朝鮮を非難する声も強まっていた。こうしたなか、北朝鮮は韓国に融和的な姿勢を示し始めており、日本にも同様に対話攻勢に出る可能性が、専門家の間で指摘されていた。

 紙面より
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株安ひとまず歯止め
東証は日経平均株価が4営業日ぶりに小幅に値上がりした。
新興国の通貨下落に端を発した世界的な株安の連鎖に、いったん歯止めがかかった。

紙面より
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デフレからの脱却
息を吹き返した輸出産業であるが、彼らが競争力を誇示し、金融政策も正常化すれば、為替は再び円高に戻る。さすれば待っているのは再びデフレの道である。
今来た道に戻らないためには、言われて久しいが、医療や介護、エネルギーなどの分野を成長させること、まさに産業構造を変えるしかないのかもしれない。そのためには抜本的な規制緩和や人材育成などの大胆な仕組みの整備こそがデフレから脱出する具体策となるのではなかろうか。実行は大きな痛みを伴い、多大な労力と時間を要する。かつて小泉元首相は「米百俵」の話を引いて取り組む覚悟をあらわした。今あらためてその思いを強くする。
脱デフレは金融政策では実現しない。産業構造の転換しかない。
改めてそんなことを考えさせられる年明けであった。

 経済気象台より----啄木鳥
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貿易赤字11.4兆円
2013年の貿易統計によると、輸出額から輸入額を引いた貿易収支は11兆4745億円の赤字で、過去最大の赤字幅となった。
火力発電のための燃料費などの輸入が円安で割高になった半面、円安が追い風になるはずの輸出額が伸びなかったため。
輸入額の2割超を原油の輸入が16.3%増。震災後の原発停止で火力発電への依存度が増しているためだ。

紙面より
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中国の動きが世界を揺るがす世界経済
現代世界が直面する大きな不安は、ユーロではなく、中国の将来の方向だ。
急速な台頭に寄与してきた成長モデルはもはや力を失った。輸出と投資に力を入れた結果、家計部門はいまやGDPの35%に縮小し、その貯蓄は現行の成長モデルの財源として足りなくなった。様々な資金調達の急増は、2008年の暴落に先立つ数年間、米国に広がった金融状況と不気味に似ている。
だが重要な違いがある。米国では金融市場が政治を支配しがちだが、中国では国家が銀行と経済の大部分を所有し、共産党が国有企業を管理する点だ。
危機に気づいた中国人民銀行は12年から債務増加を抑えたが、経済への影響が現れると共産党が前に出た。13年7月、党指導部は鉄鋼業界に溶鉱炉の再稼働を指示し、人民銀行に金融緩和を命じた。
構造改革よりも経済成長を優先した中国指導部の選択は正しかった。構造改革を財政緊縮ととも実施すれば、経済はデフレに陥って急落するからだ。しかし最近の政策には自己矛盾がある。溶鉱炉の再稼働は急速な債務増加に再び火をつける。こうした状況を2~3年以上続けることは不可能である。
この矛盾を、いつ、どのようにして解決するかは中国と世界に重大な影響を及ぼすだろう。
中国が首尾よくこの局面を抜けるためには、おそらく政治と経済の改革が必要となる。もし失敗すれば、いまも幅広い層が持っている中国の政治指導部への信頼が損なわれ、その結果、国内での抑圧と国外での軍事対立が生まれるかもしれない。
世界的な統治の不在も未解決の大きな問題だ。国連での合意欠如はシリアなどでの人道的惨事を悪化させ、地球温暖化を阻止できないままでいる。ただ、今後数年で山場を迎えるだろう中国の難問とは異なって、グローバル・ガバナンスの不在は果てしなく続くかもしれない。

 オピニオンより----投資家、慈善事業家 ジョージ・ソロス
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高齢者の筋肉の衰えに効くサプリ
年をとると、骨や関節、筋肉など体を動かす「運動器」が、うまく機能しなくなる人が増えます。その原因の一つが、加齢とともにみられる筋肉の質と量の低下。筋肉は運動すれば増やせますが、億劫でもあります。
そこで注目されているのが、サプリメント。最近は、筋肉を効果的に維持し増強できるアミノ酸の種類が分ってきた。
人の体の約20%は、たんぱく質からできている。たんぱく質は、食事から摂取した後、消化酵素の働きでアミノ酸に分解される。アミノ酸は血中に入ったあとに再度、たんぱく質に合成されて筋肉などになる。
筋肉の合成には必須アミノ酸が欠かせない。体内では十分につくれないので食事で外から摂取するしかない。中でも肉類は人体の組成に近いため栄養バランスがいい。
だが高齢になると、豆腐など植物性たんぱく質はとっても、牛や豚など動物性たんぱく質は減る。その結果、筋肉の合成が足りなくなってしまう。
そこで、サプリメントの研究が進んだ。近年では、必須アミノ酸の一つであるロイシンが、筋肉をつくる先導役となることが分かっている。
日本老年医学会は運動とともにアミノ酸の摂取を推奨している。どうしても運動ができない人は、ロイシンなど必須アミノ酸を含んだ製品をとるだけでも良い。
だが、サプリメントはあくまで補助。

 元気のひみつより-----藤島真人
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中国経済の問題点
国の経済規模を表すGDPで、中国が昨年、日本の2倍まで成長したことがわかった。
日中の差が開いたのは、人民元高と円安が統計に響いた面もある。まだ、1人当たりでは、中国はまだ日本の5分の1程度で、発展途上国の水準だ。
とはいえ、この規模は日本を含む外国企業にとって、さらなる巨大市場を意味する。資金力を蓄えた中国企業は、石油、金属、海運など各分野で世界市場に台頭している。総じて隣国の成長は商機の拡大をもたらすものだ。日中関係の悪化に影響されながらも日本企業の対中投資は続いている。
しかし、中国経済は必ずしも今後を楽観できる状況にあるわけではない。問われなくてはならないのは、規模や速度よりも成長の質にある。
政府が巨費を注ぐ開発一辺倒の経済運営は、資源を浪費し、環境に重い負荷をかけている。
地球規模で資源・エネルギーや気候変動の問題を考えねばならない今の時代、このまま長続きできる政策とはいえない。
習近平政権は昨秋の共産党中央委員会総会で「改革を全面的に深化させる」とうたった。具体策は明示しておらず、本気度が試されるのはこれからだ。
だが、今なお効率に劣る大型国有企業が幅を利かせ、民間部門の成長を阻んでいる。そんな硬直化した構造を変えてこそ、真の発展がもたらされる。

 社説より
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どちらもおなじみの果物ながら、みかんとりんごは役どころが違うと。
<君と僕二人で囲む冬の夜「こたつ」と「みかん」はベストカップル>近藤史紀。
みかんには暖かい色のもたらす「安定」のようなものがある。
片やりんごは、たとえば歌人の故・河野裕子さんの一首を思い出す。<青林檎与えしことを唯一の積極として別れ来にけり>。同じ「ふたり」のことを詠んだ歌ながら、淡い孤独と硬さをたたえる。実体験にせよフィクションにせよ、双方の歌でみかんとりんごの交換はできまい。
日の色に染まったみかんは、安らげる「人の間柄」の暗喩のようでもある。暖かい色に家族の記憶を呼びさまされる向きもあろう。冬の団欒の名脇役だが、消費の低迷が聞こえて久しい。
ピークだった1975年の約5分1に減っているという。「日本人が最も多く食べる果物」の座は10年前にバナナに奪われた。茶の間からこたつが減ったから-----などと理由には諸説あるようだ。
思えば、テレビのチャンネルをまだ回していたころがこたつの全盛時代、すなわちみかんが胸を張っていた時期だった。みかんの低迷とともに、人どうしの円居が減りつつあるのなら、寂しいことである。
役どころの話に戻って、みかんが向き合って食べる果物なら、バナナには個々で食するイメージがある。多忙なときは食事代わりにもなってありがたい。果物もまた、世につれ。個々が孤々にならないか、心配ではあるが。

 天声人語より
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東京都知事選脱原発の道筋語れ
脱原発は(小泉元首相が叫んでも)東京単独ではできない。きれいごとばかりでもすまない。電気料金への影響や、電気を大量に使う暮らしの見直しなど、都民の負担や理解を得なくては進まない面もある。(都民だけでなく東電管内のすべての住民の理解が必要だ)
だからこそ実行可能なビジョンを示し、代替エネルギーの普及に努め、国と東電に電力改革を働きかける。雇用や財政基盤を憂える原発立地自治体の振興にも協力する。知事にはそんな構想と交渉の力が要るはずだ。
告示前は立候補予定者がそろわずに公開討論会が中止されるなど、注目度の割に政策論議は低調だ。(特に細川陣営は卑怯なやりかただ)有権者は脱原発の包み紙ばかり見せられてきた。
箱の中身はどう違うのか。診のある論戦を期待する。
今日の第一声を聞いていても中身はなにもないようだ。大風呂敷だけが広げられている。

 社説より()内は私見。
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靖国問題
観客席は興ざめ。
各国で日中大使が靖国論争。
<怒りを遷さず過ちをふたたびせず>
双方、論語を読み返すべし。

素粒子より
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宗教を名乗ってはいても社会がとうてい受け入れられない類のものもある。
オウム真理教による一連の事件の裁判が再開された。総選挙にも出ていた教団が実は狂信的な犯罪集団だった。その事実は私たちを呆然とさせ、震撼させた。
30歳前後の青年たちがなぜあのような凶行を繰り返したのか。すでに189人の判決が出ているのに、確たる答えは得られていない。彼らの信仰が絶やされたわけでもない。オウムから派生した教団は事件を知らない世代の信徒を増やしているという。
居場所がない。まわりから承認されない。被告らを暴走させたかも知れない生きづらい思いは、今を生きる人の方が強まっている。20代の社会学者、古市憲寿さんがそう指摘していた。であればオウムはまさに現在進行形の問題だ。
狂信の手前に思い込みがある。思い込みは若いときほど強いと、玄侑さんは説く。どっこいしょが口癖になったような年長世代が、若い世代のためにできることは何かと自問する。

 天声人語より
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民意
6万人の名護市の民意は土に根ざす。
(しかし、選挙人の数は46500人ほど、そのうちの19千人が入れただけだ。率にすると42%強である。それを大差で勝ったというマスコミの誘導は目に余る。)
1300万人の民意は風次第、か。
開票日に踊り出すほどの感動はあるか。

素粒子より
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辺野古移設はどうなるのか
名護市長選挙をへてなお、政府は辺野古移設を計画通り推進する方針だ。稲峰市長は、作業に使う海浜使用許可を拒むなど、市長の権限で埋立て工事の阻止をめざす考えだ。政府が立法措置や強行策をを用いて着工することなど、あっはならない。
「普天間の5年以内の運用停止」という知事の求めを、国が約束したわけではない。普天間の危険性を考えたとき、辺野古移設が最善の道なのかどうか。
政府は県外移設も含め、もう一度真剣に見直すべきだ。
(しかし、現状を考えると本土で引き受けるところがない今では、沖縄内に移設するのが一番早く人口の多い街中から移動させる方法である。街から田舎へそれはしかたがないと思う。普天間の周りの市民から考えれば名護の負担もしかたがないのだ)
本土移設を唱える社説を書いているあなたの県に認めさせる方策はありますか。批判だけの記事は不要だ。
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オウム真理教
救済と称した破壊や暴力。
信者を乗せたオウム列車はレールを外れて暴走し、終着駅でわだちを振り返る死刑囚。

素粒子より
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中国のGDPが日本の倍に
2013年の国内総生産は、前年に比べた伸び率が物価上昇分を除いた実質で7.7%だった。昨年前半の減速を受けて景気刺激策を相次ぎ打ち出したことで、、12年の成長率と同率で下げ止まったが、2年続けて8%は下回った。
GDPは名目で約980兆円となり、現在の為替レート換算で日本のGDP480兆~490兆円の約2倍に達する見通しだ。
中国は10年に初めて日本を抜き、米国に次ぎ世界2位となった。その後も日本を上回る成長率が続いたことに加え、13年は人民元に対して約25%も円安が進み、為替換算した場合の差が一気に開いた。
14年の成長率について、中国国内では7.5%程度を予想する声が多い。労働人口が減り始め減速が続くと見込まれる一方、7%を下回るようなら、政府が再び景気対策に乗り出すとの期待が強い。

 紙面より
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GDP
隣の工場は大騒ぎらしい。
泡をはじきスモッグも噴き上げ。
経済は日本の倍に。
小さな島だけ見ている間に。

素粒子より
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宇宙開発に関わる施設があるという縁で、「建国」した銀河連邦がある。
子どもの留学交流やスポーツ交流を重ねてきた。
災害の際や相互応援協定も結んでおり、東日本大震災の時は大船渡に各共和国から大量の救援物資が届いた。まちづくりに通じた職員の派遣もあった。
巨大な災害では近隣の自治体も被災するから、助け合いは難しい。遠隔地どうしの枠組みの方がたよりがいがある。つきあいに年季が入っているから、お互いの顔も見えている。まさに復興支「縁」である。
「受援力」という言葉がある。被害にあった地域が他の自治体やボランティアの支援を滞りなく受け入れる力をいう。助っ人がせっかくきてくれても、受け入れ態勢が不十分だと現場は混乱する。銀河連邦は日頃から受援力を鍛え合っておく試みだったともいえそうだ。
阪神大震災からきょうで19年。神戸市が去年作った受援計画が各地から注目されているという。いざというとき支援してほしい業務や応援者に求められる能力などをまとめ、事前公開した。3.11後に支援に入った職員らの経験から必要と考えたという。
助け合いがうまくいくよう「助けられ上手」になる。お互い様の心で、ありがとうの言葉とともに。

 天声人語より
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自衛艦衝突事件
巨象はすぐに曲がれず、止まれず。
足もとにいる虫も見えない「おおすみ」と「とびうお」。
あるいは本土と沖縄か。

素粒子より
一般の貨物船の事故にはこれほどマスコミも取り上げないのに、可哀想なことだ。
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逆境をチャンスに変える、若者を生かす社会を
最近の若者は内向きだ。そんな批判がある。大学進学でも、地元志向が強い。
だがそれば、ひたすら人やモノを消費し使い捨てにしがちな大都市や大企業が、もはや「目指すべき場所」ではなくなりつつあることも理由ではないか。
むしろ、身近な生活や地域の資源のなかから、拡大主義とは異なる価値を創ることにこそ、次の社会へのカギがある。
人口減少と高齢化が深刻になるなかで、自らの場所で道を切りひらこうとする若者は、どの分野でも貴重な存在だ。どんどん声を上げよう。
そんな若者を育て、活躍できる場を用意できるか。社会の側も、また問われる。

 社説より
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がん予防も運動から
日本人のがんによる死亡は1960年代から増え続けています。がん統計によると、
2005年の患者数は67万人、死亡数が34万人と、約半数の方が亡くなっている。
74歳までにがんになる確率は47%で、74歳までにがんで死亡する確率は21%。
2人に人のはがんになるということだ。
米ハーバード大の有名な研究では、がんの要因はたばこが30%を占め、食事や肥
満など生活習慣による影響も大きい。日本人では、たばこによるがんは、年間約
9万人に上る。そして肥満もがんのリスクになる。私も14年ほど前は、不摂生で
体重が85㌔ぐらいあった。血圧も180ぐらいで、コレステロール値も300近く。
思い立ってダイエットを開始。約半年間で25㌔減らし、今もその体重を維持して
いる。
その方法は、低炭水化物ダイエット。海外の論文を読んでこれだと考えた。徐々
にご飯、パン、麺類を減らしておかずをメーンにするもの。カロリーはタンパク
質で取った。自分で自分を褒めながら続けた。ジョッキングを始め、マラソンに
も挑戦している。
がんを防ぐにはまず、適度な運動に加えて、禁煙、健康な食事、検診だ。日本の
がん検診受診率は2割を切る状況で、先進国で最低だと言われている。
ただ、それでもがんになってしまう人は多い。その時は、医師とコミュニケーシ
ョンをよくとって信頼できる情報を得て、自分を責めず、頑張りすぎず、あきら
めないで欲しい。

 紙面より---勝俣範之
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放射性廃棄物の「トイレ無きマンションという誤解」
1999年に旧核燃料サイクル開発機構が出した報告書「わが国における高レベル放射性廃棄物地層処分の技術的信頼性」を読むと、地層処分は技術的にはすでにめどがついている。
日本の方式は使用済み核燃料をそのまま地下に埋める直接処分とは違い、使用済み核燃料を再処理して、半減期が長いウランとプルトニュウムを回収して再利用するので安全性は高い。残りの高レベル放射性廃棄物をガラスに混ぜて封じ込め、円筒状の暑さ5㍉のステンレス製容器と分厚い鋼製容器に入れ、放射能が減衰するまで、周りを防水粘土で固めて数百㍍の地下に隔離する。
安全性の評価では、古代遺跡からの試算で鉄容器の1千年の腐食量を32㍉と評価。鋼製容器の暑さは19㍉あるので、筆者は十分に持つと思うが、評価では控えめに1千年以上持つとしている。
2010年9月、原子力委員長が技術面のみならず、社会的な観念も含む幅広い視点から「国民に対する説明や情報提供の在り方についての審議」を日本学術会議に以来。2年後に学術会議は回答書で一時停止を提言した。だが、肝心のガラス固化体の水溶性や金属の酸化腐食性など専門的評価検討が欠落している。地下では地震の影響は小さく、仮に倒壊しても隔離に問題はないはずだ。地震と火砕流で埋まったポンペイ遺跡では2千年もの間、人の形まで保存された。

 オピニオンより----大阪大名誉教授・宮崎慶次
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老いを遅らせるには--心がけが大切
「アンチエイジング」という言葉が注目を集めている。アンチエイジングと
は、できる限り老いを遅らせて若さを保とうという試みだ。
若さ、アンチエイジングというと、スキンケアやサプリメントなどを思い浮
かべる人は多いが、一番大切なのは「気持ち」だ。やりたいことをやること
。無理をし過ぎないことを心掛けると良い。自分を責めないで、いい加減に
、気ままに生活することがお薦めだという。
また、適度な緊張感、ストレスも刺激につながる。ある程度の年齢を過ぎた
ら仕事をしないで家の中で閉じこもっている人は少なくない。だが、ボラン
ティアでも良いので「誰かの役に立っている」という実感を感じられること
を意識的に行うことが大切だ。
そして「きれいになりたい」と願い、行動を起こすことは、世界を広げ自分
を内面からも輝かせる。
たばこと紫外線はなるべく避けよう。特にたばこは肌に悪く、体の循環に悪
影響を与える。
アンチエイジング5カ条
◆いくつになっても男と女
  「美しさ」に磨きをかけよう
◆肌の若返りは心の若返り
   メークアップは外見、心も若返らせる
◆バランスの良い食事と適度な運動
   アンチエイジングの効果は食事と運動が9割
◆よく笑い、よく話し、よくかむ
   笑いは免疫力を高め、かむことは脳の活性化になる
◆長生きこそ最大の誇り
   いくつになっても積極的に社会貢献を
 
 北里大名誉教授・塩谷信幸
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一蓮托生
靖国神社に参拝した安倍首相の最大の誤算は、米国の神経を逆なでしたことだ。米国の対日失望感に、中国も韓国も満足げで、いつもながらの対日反発も抑制気味だった。
安倍首相は、国際経済関係の力学に重きを置いていないように見える。太平洋をめぐる米、中、日3国は、この順に経済規模で世界の上位を占める。米国にとって中国は第一の輸入先、中国にとって米国は第一の輸出先で、米国の対中貿易赤字は3千億㌦を突破。中国の対米投資額は過去4年間で9倍に増えた。日本にとっても中国は米国を抜いて最大の貿易相手国だ。中国進出企業数は日本が1位、2位は米国だ。
三つどもえの経済関係には抜き差しならない不均衡が居座る。中国が保有する米国債は約1兆3千億㌦で世界一。続く日本の保有高も1兆1700億㌦を上回る。つまり、日中両国から一番借金しているのが米国だ。
幕末以来の米太平洋政策は日本を仲間にするか、中国と組むか、という二者択一だった。しかし、いまや米、中、日3国はドルを軸足に「一蓮托生」の関係にある。米国は日本のみならず、政治体制の違う中国も含めた共存体制を構築しなければならない。主眼は軍事的安全保障よりも、環太平洋経済連携協定を含めたドル防衛であり、「同床異夢」を是正する太平洋経済安保の確立にある。
安倍首相の行動はその道筋を妨げ、日本を米国から見てもいら立たしい同盟国に陥らせてしまった。足もとは盤石ではない。外務省が昨年7~8月に米国で実施した世論調査では、日米安保条約を「維持すべき」が激減し、「アジアの重要パートナー」も中国が日本を上回った。

 経済気象台より----昴
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オーム真理教
出口なきトンネルに想えた裁判がまた始まる。
教祖は妄想の闇に沈んだまま。
どこかで線路を間違えた若者たち。

素粒子より
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寝ても覚めても見ているあたへ
スマホなしでは夜も日も明けなくなった。私など朝は顔を洗わないうちから2台をのぞく。急ぎの知らせはないか。炎上はないか。日中も寸秒の暇が空くとまた点検する。数えてみたら1日に73回も触れていた。電源が切れると社会から孤絶した気分になる。立派な依存症だろう。
数ある工業製品のなかで、これほど人間の心理にからみつく道具があっただろうか。注意力を奪うだけでなく、誰に何を書き送って今どこにいるか。妻には隠せてもスマホには隠せない。
感情的な書き込みひとつで、長年の友情すら壊してしまう。
この先はぜひ、人を不安にさせない装置を開発してほしい。スマホ普及率世界一、韓国の専門家に言わせると、今の無スマホ人気もあと3年で終幕に向かう。その先に来るのはグーグルグラスのような眼鏡型ではない。シャツ型の大流行だという。脱ぎ着ができ、袖やボタンで操る電脳服だそうだ。
そう言えば、最近読んだ小説に、人造の脳葉「電子葉」を強制移植する近未来の日本が描かれていた。究極のオンライン社会の人間模様を夢想しながら読んだが、自分の脳移植手術を想像するだけで頭がズキズキ傷んだ。
いくら便利でも、おつむにヘンな物を埋め込むのだけはご勘弁ください。

 日曜に想うより----山中季広
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瀬戸内海事故
自転車も走れば子供も遊んでいる。
下町の裏通りのような瀬戸内海。
大型のトラックの巻き込み事故を見るような。

素粒子より
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さしずめ「筆を投じて戎軒を事とす」の心境だろうか
戎軒とは戦車のこと。唐詩選にある有名な「述懐」を、細川氏はかつて自著に引いて、「天下を争う戦いに、筆を投げ捨てて乗り出した」という訳を添えた。
政界を退き、詩、書、画、陶芸を心の友として過ごしてきた元首相が一転、東京都知事選に立候補する。掲げる旗印は「脱原発」。驚きの展開である。
「述懐は<功名誰か複た論ぜんや>と結ばれる。手柄を立てて有名になりたいなどと、先の誰が思うだろうか、と。勝敗はともかく、候補者同士の無私の論戦切に望む。

 天声人語の一部より
カネの問題で細川氏も首相の座を投げ出した経緯がある。
東京佐川急便からの借入金に対する自らのけじめも必要である。
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東京都知事選
計148歳の老いの一徹、合体怪人となって東京湾に現る。
首都から原子力文明をぶっ壊す魔人か、ヒーローか。

素粒子より
かって、一点だけを争点に衆院を解散したやからである。
だが、東京都には超高齢化への対応など、避けては通れない重要課題が多い。
選挙を「原発にイエスかノーか」の一色に染め上げ、スローガンの争いにすることには賛成できない。
細川氏は20年前、東京佐川急便からの借入金問題を追及され、投げ出すように首相の座を降りた。
カネの問題で猪瀬前知事が任期途中で辞任した後の選挙だ。
自らけじめをつけるべきだ。
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衝突回避へ緊張緩和促す
野田政権を引き継いだ安倍首相は、尖閣諸島では「一歩も譲歩しない」と断言する。
米国は「尖閣諸島には日米安保条約が適用される」と明言しつつも、東アジアでの日中の偶発的な衝突が武力衝突に発展し、米国が介入を迫られる事態を強くケルンする。安倍首相の靖国参拝に「失望」を表明したのも、これ以上地域の緊張を高めるべきではないとのメッセージだった。

 紙面より
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スキージャンプ
17歳でW杯15勝はすごいけれど、41歳で200㍍も飛ぶ鳥人もいる。
高齢社会。
おやじだって負けてはいられない。

素粒子より
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安倍政権の政策福袋は買いか?
安倍政権も福袋みたいなやり方で、政権を安定させてきたのだ。
政治を商売にたとえれば、政策は商品、有権者はお客さんである。安倍政権の目玉商品はアベノミクス。景気回復に効くという健康器具みたいなものだ。これは、ちょつとしたブームになった。
安倍首相は昨年暮れ、約6年2カ月ぶりの高値にわいた東京証券取引所の大納会で「来年もアベノミクスぱ買いです」と破顔一笑。今年も「安倍政権福袋」も引き続き、ヒット商品のアベノミクスを前面に押し出すらしい。
でも、福袋の中身は、お客さんのほしいものばかりとは限らない。
反発と警戒を呼ぶ。万人受けする景気浮揚策でそれを中和する「福袋効果」も、そろそろ限界だ。今年は安倍カラーが正面から問われる年になると思う。
ちなに福袋は、七福神の大黒天がかつぐ袋に由来する。大黒天は日本に伝わって財宝の神となったが、もとは戦闘の神である。
安倍氏は念頭に「ワクワクできるような1年に」と語った。でも、強気の安倍政権が暴走しないかとビクビクしている人も少なくない。危うい東シナ海、北朝鮮情勢を見すえ、まずは靖国参拝でささくれだった近隣外交を立て直して、戦争の芽を除いてほしい。

 政治断簡より----前田直人
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日本と中国 不毛な応酬の悪循環
日本と中国の関係が悪化の一途をたどっている。両国の政治指導者たちの言動には依然、無益な摩擦を少しでもなくそうとする模索がうかがえない。
歴史の禍根やナショナリズムを背負う政府同士が角突き合わせて身動きできないときは、せめて民間交流で対話の芽を探るのが歴史の教える知恵だ。
だが中国政府は、そんな交流の扉さえ閉ざす動きに出た。
中韓だけでなく、米国の懸念も振り切って首相が強行した独善的な行動を機に、中国も問題をこじらせる悪循環が続いている。嘆かわしい事態である。
日中の非難合戦は、世界を舞台に広がっている。
かたや中国の軍事的な拡張主義。かたや国際常識から外れた首相の歴史認識。欧米の主要紙の論調は、どちらも憂えつつ。
日中の摩擦が東アジアの深刻な波乱要因になっていると強い警戒感を示している。
政治指導者の無責任な行動に振り回されているのは、少しでも円滑な経済・文化交流をのぞむ財界と国民である。
それだけに交流のキャンセルは惜しまれる。
中国に国際的な対日キャンペーンを強める口実を自ら与えておきながら、批判の翁雌雄も率先するようでは、指導者として見識に欠けるというほかない。

 社説より
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高齢者の肺炎予防。5年に一度はワクチン接種を
高齢化が進み、肺炎による死者数が急増しています。2011年には、がん、心臓病に次ぐ、日本人の死因の3位になり、年間約12万人が命を落としています。65歳以上になると、肺炎による死亡リスクはぐんと高くなるためです。
高齢者の肺炎は、命を奪う危険な病気だという認識を持ち、予防が重要だ。
肺炎は主に、肺炎球菌やマイコプラズマなど様々な最近の感染が原因で起こる。若いうちは、抗菌薬による治療ですぐ良くなり、命を落とすことはほとんどない。
一方、高齢者はいったん発症すると何度も再発を繰り返す人が多く、命にかかわる。薬が効かない場合もあり、まずはかからないようにすることが大切だ。
もっとも有効とされるのが、原因の3割を占める肺炎球菌のワクチン接種だ。65歳以上では5年に1度、接種することが望ましい。
特に、インフルエンザにかかった後は肺炎にかかりやすいので、肺炎球菌とインフルエンザのワクチンをあわせて接種しておくとさらに効果的という。
今のところ公的な定期接種の対象ではないが、自治体によっては接種費用の助成もある。
口のなかを清潔に保ち、入れ歯の調子を整えるなどのケアも重要だ。高齢になると、食事のときにむせたり、寝ている間に唾液が気管に入ってしまったりして、口のなかにいる細菌が肺に入って肺炎を起こすリスクが高まる。
粗食を好み、肉や動物性脂肪をとらない人は要注意。たんぱく質などの栄養が足りない状態になると体力が落ち、肺炎にかかりやすくなる。高齢者は積極的に脂質、たんぱく質を取るべきだ。喫煙者や糖尿病の人も、肺炎のリスクが高い。
高齢者の肺炎は、素人目には一見、ただの風邪と区別がつかないことが多い。あまり熱が高くなくても、ぼんやりしているなど、周囲の人が見て少しでも「おかしいな」と感じるところがあれば、積極的に医療機関を受診させるようにしたい。

 体とこころの通信簿より
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社会を変えていくのは、高僧でも大作家でもない。それは無名の個人なのです。
17世紀はそこまで示していた。彼らが仮名や著名で活動したのは、単なる奥ゆかしさではなく、誰でも参加できる、つまり、鴨長明にはなれないけれど、「誰でも今長明にはなれる」からなのです。
中世後期以降、同じムラや町内の人間を助けるという共同性は確立されますが、見知らぬ人に手をさしのべるには、災害のような大きなきっかけと、メディアのアップデートが必要でした。宗教、芸能、そして書物というように。つづく明治時代義捐金を募集したのは新聞です。
しかし一方、救援活動を持続するのは、民間ではなかなか難しい面があります。東日本大震災でも、直後には多くの人がボランティア活動に参加しましたが、今では減ってしまった。西洋では教会が持続性の核となりますが、日本の場合、ボランティアの動きは一回的です。
ただ、永続的でないこと自体は、悲観すべきではありません。いったんつながりは切れても、またつなぎ直していけばいいんです。
2010年の年末に「伊達直人」を名乗る人物が、児童養護施設にランドセルを寄付したことが話題になりました。その後も年末になると第二、第三の「伊達直人」が現れる。
こうした季節性は重要で、江戸時代には、災害がなくても、年の暮れにお金持ちが援助を行うのは当然と考えられていたのです。ずっと続けるのは大変だけれど、ある季節をきっかけとすることならできるし、続けられるかもしれない。
誰でも「伊達直人」になれる。いつでもその仮面を外すことができ、交代でつけることもできる。そういうボランティアのあり方が日本には存在したんです。いま歴史から学べるとしたら。そのつながり方ではないでしょうか。

 オピニオンより---歴史学者・東島 誠
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高齢者の筋肉の衰えに効くサプリ
年をとると、骨や関節、筋肉など体を動かす「運動器」が、うまく機能しなくなる人が増えます。その原因の一つが、加齢とともにみられる筋肉の質と量の低下。筋肉は運動すれば増やせますが、億劫でもあります。
そこで注目されているのが、サプリメント。最近は、筋肉を効果的に維持し増強できるアミノ酸の種類が分ってきた。
人の体の約20%は、たんぱく質からできている。たんぱく質は、食事から摂取した後、消化酵素の働きでアミノ酸に分解される。アミノ酸は血中に入ったあとに再度、たんぱく質に合成されて筋肉などになる。
筋肉の合成には必須アミノ酸が欠かせない。体内では十分につくれないので食事で外から摂取するしかない。中でも肉類は人体の組成に近いため栄養バランスがいい。
だが高齢になると、豆腐など植物性たんぱく質はとっても、牛や豚など動物性たんぱく質は減る。その結果、筋肉の合成が足りなくなってしまう。
そこで、サプリメントの研究が進んだ。近年では、必須アミノ酸の一つであるロイシンが、筋肉をつくる先導役となることが分かっている。
日本老年医学会は運動とともにアミノ酸の摂取を推奨している。どうしても運動ができない人は、ロイシンなど必須アミノ酸を含んだ製品をとるだけでも良い。
だが、サプリメントはあくまで補助。

 元気のひみつより-----藤島真人
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中国の貿易額世界一に
2013年度の貿易統計によると、輸出入の総額は前年比7.6%増の4.16兆㌦となり、初めて4兆㌦を突破した。
中国政府が目標としていた年率8%前後の成長に届かなかったが、モノのやり取りに限った貿易額で初めて、米国を抜いて世界首位に立ったとみられる。
中国の貿易の伸びは12年、欧州危機による世界経済の原則を受けて前年比6.2%と3年ぶりの低水準だったが、13年は回復を見せた。

 紙面より
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携帯の位置情報
逃走犯は携帯の位置情報で足がつく。
これからはウエアラブルの時代とか。
腰縄はなくとも、我らみなひも付き。

素粒子より
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東京の恩賜庭園でいつもの年よりずいぶん早い紅梅の木で花が開いた
先月のなかば過ぎだった。年が明けてもう一本が花をつけた。2本とも、この庭園では一番早咲きの木だ。
梅は満開を眺めるのもいいが、まだちらほらというころにより趣があるという。きのう、散歩がてら訪れたところ、最初の1本では多くの蕾がぷっくりとしてきている。
「一輪ほどの-----」の風情を味わうのはいまのうちかも知れない。
庭園サービスセンターによると、暮れのうちから開花した例は記憶になく、驚いたそうだ。「寒いとはいえ、合間に15度になったり、暖かい日がぽっとあった。それに化かされたのかも」。あくまで推測だが、楽しい話である。
清楚、端正と、梅のほめ言葉には事欠かない。中国では高貴とされ、古来最も愛された花だという。中国文学者井波律子さんの『中国名詩集』に教えられた。北宋の詩人、林逋に<暗香、浮動、月、黄昏>という名句がある。ほのかに漂う梅の香りが月影のなかで揺れ動くさまである。
梅と月。日本にも藤原定家がいる。<梅の花にほひを移す袖のうへに軒漏る月の影ぞあらそふ>。歌人塚本の『定家百首』に従えば、梅の香が衣服にまつわり、降り注ぐ月光が香気とからみあうかのようにきらめく-----。
寒さのなかを凛として独り咲く梅の姿は美しい。春はまだ遠い。こちらも独り、早咲の枝に端然と向き合い、色香を愛でるのも悪くない。

 天声人語より
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本田圭祐
こいつはグローバル人材。
堂々の移籍会見。
リトルホンダの夢かなえビックマウスが本当にビックに。

素粒子より
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摩訶止観
この言葉を公明党の山口代表が新春の街頭演説で引用していた。
そして「国民の声に、国際社会の声に謙虚に耳を傾けて、進むべき道をはずさない。これが連立政権の歩む道だ」と。ここで年男の安倍首相か、自公の2頭立てか。
靖国神社に参拝し、中韓のみならず世界から厳しい声を浴びている首相である。鞭の影を感じて進むべき道を選ぶ賢明さはうかがえなかった。打たれた後も正路をゆくかどうか。公明党を首相の御者に見立てるなら、もう少し厳しく接してもいい。
さすが年男というべきか、首相は元気いっぱいだ。年明けのお国入りでは「障害をひらりと乗り越えていく駿馬のように、ひるむことなく立ち向かっていく」と気炎をあげた。速く駆けすぎて背中の国民を振り落としてしまわないか、心配になる。
きのうの年頭会見でも引き合いに出した。馬は視野がとても広い。周りが見えすぎるゆえに、臆病な面がある。それではいけないと首相はいう。「馬には乗ってみよ、人には添うてみよ」。なにごとも実際に経験することが大切だ、と。
挑戦する姿勢はむろん保っていたい。だが、周りを見て細心の注意を払うことも忘れるわけにはいかない。鞭の陰で悟る快馬であれかし。

 天声人語より
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今年の景気は
企業経営者の景気予想に晴れマーク並ぶ。
給料は上がりますか、増税の雨雲を吹き飛ばすほど。

素粒子より
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この年末年始、暦に恵まれて休みが長かった。
体は動かさず、もっぱら口を活躍させた向くには、体重計は何より怖い乗り物かもしれない。ともあれ、心機一転である。列島各地、きょうからきっぱりと日常が立ち戻る。
年の瀬のざわめきも、新春の華やぎも一族再会も、たちまち思い出となって流れ去る。年の入れ替わりは実に素早い。早めの七草がゆでも食べ、ついた贅肉は早めに退治して、気を引き締めるにかぎる。
勤め先に届いた年賀状を手にする方もおいでだろう。干支にちなんで、たとえば丑年なら「マイペース」、卯年は「跳ねる」、巳年の昨年は「脱皮」を願う書き込みが目についた。今年は「駆ける」だろか。新たな年、馬の威勢にあやかりたい人は多かろう。
ただし注意もいる。威勢は往々、虚勢になのがちだ。「吾々はとかく馬になりたがるが、牛には中々なり切れないです」と夏目漱石は芥川龍之介らへの手紙に書いた。あせってはいけない。根気が大事と、才ある門弟を励ましたのだった。
「元旦や今年も来るぞ大みそか」などと戯れて言う。この1年、与えられる時間は変わらないが、どんな「時」が流れるかは人しだい。いい時をつくりたいものだ。オンだけでなく、オフも。

 天声人語より
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宇宙の視界は広かろう
4分で2500万円の無重力体験に18人が予約済み。
お金はどこを循環しているのやら。

素粒子より
まったくの偏りだ。
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強烈な人口減にらんだ国造り
人口密度が一定程度以下の地域への新たな公共投資は、やめるべきだと思う。過疎地に住むのは大変だから道路を造ってあげようとか、均衡ある国土の発展といった高度成長期の考えを捨てなくてはならない。
東京だけに投資するのか、一極集中を加速させるのか、といった批判が出そうだが、僕は東京一極集中を進めるべきだとは思わない。高齢化が進み、やがて人口が減る東京も効率的な街にする必要はあり、そのために投資しなければならないのは当然だ。それと同時に例えば人口20万人~30万人の地方中核都市に公共サービスを集め、地方の拠点作りを進めるべきだと思う。地方にまんべんなく投資する時代は終わったのだ。
都市のコンパクトシティー化である。畑や田んぼの近くに住宅が点在するのではなく、住宅を1カ所に集め、医療や介護、教育などの公共サービスの効率化を図る。
健康な人たちは住宅地域から農耕地へ通う、という考え方だ。
財政破綻した北海道夕張市は中央部に市営住宅を新設し、住人は市内各地の市営住宅から引っ越した。一時は12万人に迫った夕張市の人口は1万人を切り、さらに減る。市の中央に人を集めてあまりお金をかけずに公共サービスの質を維持するという皮肉の策だ。
20年までにその先の強烈な人口減少社会をにらんだ国造りができるかどうか。その一点に子どもや孫の世代に豊かな日本を残せるかがかかっている。

 夏野 剛の逆説 進化論より
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午年は尻下がりの格言
マグロの初競りで暴落。
平常に戻れば吉。
バブル崩壊で凶。
禍福は馬の背をわけ。

素粒子より
自然に育った魚が1億円を超えるのが異常だったのだ。
漁師の1人儲けは十分だ。
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2014年は負担増元年だ
4月以降の来年度は、家計の負担が大幅に増える。内閣府によると、消費税率を8%に引き上げると、14年度の家計は年6.3兆円の負担増となる。また、過去の物価下落を反映して年金支給額が年8千億円減るほか、年金保険料などの負担が年5千億円増える。
高校授業料の無償化は、来年度の新入生から所得制限が課され、年収910万円以上の世帯は対象外になる。70~74才の高齢者は医療費窓口負担が段階的に1割から2割に上がる。6月には東日本大震災の復興予算をまかなう住民税増税も始まる。
低所得者への支援は貧弱だ。住民税を払っていない低所得者への現金給付や、子育て世帯への児童手当の増額がある。ただし、いずれも1回限りだ。

 紙面より
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高齢者の筋肉の衰えに効くサプリ
年をとると、骨や関節、筋肉など体を動かす「運動器」が、うまく機能しなくなる人が増えます。その原因の一つが、加齢とともにみられる筋肉の質と量の低下。筋肉は運動すれば増やせますが、億劫でもあります。
そこで注目されているのが、サプリメント。最近は、筋肉を効果的に維持し増強できるアミノ酸の種類が分ってきた。
人の体の約20%は、たんぱく質からできている。たんぱく質は、食事から摂取した後、消化酵素の働きでアミノ酸に分解される。アミノ酸は血中に入ったあとに再度、たんぱく質に合成されて筋肉などになる。
筋肉の合成には必須アミノ酸が欠かせない。体内では十分につくれないので食事で外から摂取するしかない。中でも肉類は人体の組成に近いため栄養バランスがいい。
だが高齢になると、豆腐など植物性たんぱく質はとっても、牛や豚など動物性たんぱく質は減る。その結果、筋肉の合成が足りなくなってしまう。
そこで、サプリメントの研究が進んだ。近年では、必須アミノ酸の一つであるロイシンが、筋肉をつくる先導役となることが分かっている。
日本老年医学会は運動とともにアミノ酸の摂取を推奨している。どうしても運動ができない人は、ロイシンなど必須アミノ酸を含んだ製品をとるだけでも良い。
だが、サプリメントはあくまで補助。

 元気のひみつより-----藤島真人
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2013年のニューヨーク株式市場はダウ工業株が年26%上昇
1995年以来、18年ぶりの高い上昇率となった。13年最後の取引は、ダウ平均の終値は前日比72.37㌦高い1万6576.66㌦となり、2日続けて史上最高値を更新した。
FRBは12月、量的緩和縮小を決めたが、投資家は量的緩和を決断できるほど米景気は回復していると受け止め、上昇のペースは弱まっていない。専門家の間では、14年中に1万8000㌦の大台を突破するという強気の見方も出る。

 紙面より
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外からも敬意を持って「魅力ある国だ」と素直に思われるような日本創りを志向する
ことは、目先の打開策を講ずる以上に重要な課題である
「魅力ある日本」を考えるとき、三つのポイントがあるように思う。
一つ目は、
長きにわたって日本人自身が培ってきた「日本の良さ」を再確認し、より
確かなものにすることである。世界に秀でた豊かな自然と調和した社会、
人々が法と制度を順守し秩序が維持された安定した社会、充実した社会保
障制度、不条理な格差の少ない社会などが挙げられよう。
二つ目は、
急激なグローバル化、情報化、市場化の波に適切に対応し、「安心、安全
、充実」した社会のシステムを構築していくことだ。急激な波は社会を合
理的で利便性の高いものに変えた。ITを使えばたいていの情報は即座に
入手でき、地道な苦労をすることなく欲しいものを手に入れるチャンスが
増大した。しかし、他方ではむきだしの成果主義、拝金主義、競争社会、
格差社会を生み出した。合理性や利便性を保ちつつ、1点目に挙げたよう
な社会をどう構築するか、これからの課題だと思う。
そのためにこそ、
三つ目に
「魅力ある日本人」をどう育て、日本に住む外国籍の人々とともに「魅力
ある地域社会」をどう創っていくのかという点が課題となる。
そこで最も大切にしたいのは「人間性」の育成だ。金があれば何でもでき
るといった風潮の「ホリエモン現象」、欲望むき出しの「メル友ネット」
の広がり、電車の優先席さえ老人に譲ろうとしない思いやりのなさ。
人間の「品格」が改めて問われる時代である。「国や郷土を愛する心」を
育てることはもちろん大切だが、それはまず「人を愛する心」があって初
めて成り立つ。そうした心を持っていれば、戦争被害の傷を今も感じてい
る相手国への「配慮」も自ずとなされていくだろう。

 早稲田大学教授・天児 慧
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2度目の登板は安全運転で発進したが
近ごろは安倍カラー前回である躓きの石は思わぬところに潜む。久しぶりに首相が代わらずに年を終える師走の言葉から。
80歳の誕生日を迎えた天皇陛下は、長い道のりで最も印象に残っている出来事として「先の戦争」を挙げた。「戦後、連合国軍の占領下にあった日本は、平和と民主主義を守るべき大切なものとして、日本国憲法を造り様々な改革を行って国日の日本を築きました」。
空前の大量得票で都知事になった猪瀬直樹氏が、わずか1年余りで辞職に追い込まれた。巨大な票が動く東京の選挙には、当選者の自己評価を誤らせる『魔物』がすんでいる。。過信という危険な罠である。

 天声人語より
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高齢者の肺炎予防。5年に一度はワクチン接種を
高齢化が進み、肺炎による死者数が急増しています。2011年には、がん、心臓病に次ぐ、日本人の死因の3位になり、年間約12万人が命を落としています。65歳以上になると、肺炎による死亡リスクはぐんと高くなるためです。
高齢者の肺炎は、命を奪う危険な病気だという認識を持ち、予防が重要だ。
肺炎は主に、肺炎球菌やマイコプラズマなど様々な最近の感染が原因で起こる。若いうちは、抗菌薬による治療ですぐ良くなり、命を落とすことはほとんどない。
一方、高齢者はいったん発症すると何度も再発を繰り返す人が多く、命にかかわる。薬が効かない場合もあり、まずはかからないようにすることが大切だ。
もっとも有効とされるのが、原因の3割を占める肺炎球菌のワクチン接種だ。65歳以上では5年に1度、接種することが望ましい。
特に、インフルエンザにかかった後は肺炎にかかりやすいので、肺炎球菌とインフルエンザのワクチンをあわせて接種しておくとさらに効果的という。
今のところ公的な定期接種の対象ではないが、自治体によっては接種費用の助成もある。
口のなかを清潔に保ち、入れ歯の調子を整えるなどのケアも重要だ。高齢になると、食事のときにむせたり、寝ている間に唾液が気管に入ってしまったりして、口のなかにいる細菌が肺に入って肺炎を起こすリスクが高まる。
粗食を好み、肉や動物性脂肪をとらない人は要注意。たんぱく質などの栄養が足りない状態になると体力が落ち、肺炎にかかりやすくなる。高齢者は積極的に脂質、たんぱく質を取るべきだ。喫煙者や糖尿病の人も、肺炎のリスクが高い。
高齢者の肺炎は、素人目には一見、ただの風邪と区別がつかないことが多い。あまり熱が高くなくても、ぼんやりしているなど、周囲の人が見て少しでも「おかしいな」と感じるところがあれば、積極的に医療機関を受診させるようにしたい。

 体とこころの通信簿より
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元旦の祝い唄
<新しき年の始の初春の今日降る雪のいや重け吉事> 大伴家持
吉事とはよいこと。幸運なこと。
そして当時、雪は豊饒のしるしとされた。
めでたい正月にめでたい雪が降るように、よいことがますます重なりますように、という祈りだろう。この歌に昨秋、メロディーがつけられた。「千の風になって」の新井満さんに鳥取市が頼んだ。元旦だけでなく就職や入学、結婚など、いろいろな祝い事で歌える仕掛けにしたいという。
2014年のわが日本も一本調子にめでたいというわけにはいかない。暮れの証券取引所は沸いたが、路上で新年を迎えた人々も少なくない。「派遣村」から5年、この年越しも各地で民間の支援団体が炊き出しをしたり弁当を配ったり、奮闘している。
家の無い人が見えにくくなっているという。屋根だけはあるネットカフェなどで夜明かしする人がどれだけいるか、実態はわからない。家があっても社会と関わらず孤独死に至るお年寄りも増える。
なんの力にもなりはしないが、せめてと思ってつぶやいてみる。いや重け吉事、いや重け吉事。

 天声人語より
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般若心経とは
般若とはすばらしい知恵のこと。そして波羅密多とは六波羅密多、すなわち
自分よりも他人の救いを先にする「大乗の菩薩」という考え方による実践の
徳目です。
人間は生前の行いによって、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天という6つ
の世界に生まれ変わります。人間よりも下に落ちるのを救うためには、布施
、持戒、忍辱(にんにく)、精進、禅定、智慧という6つの修行をして、成
仏しなければなりません。
布施とは、僧にお経をあげてもらったときや寄付をする際に差し上げるお金
などの財物のことです。布施はお金に限りません。相手の不安をなくす、や
さしいまなざしや言葉などもあります。
持戒とは、戒を持つこと。これを十戒といい、具体的には十戒善を差します。
不殺生、不偸盗、不邪淫、不妄語、不綺語、不悪口、不両舌、不慳貪、不瞋
恚、不邪見。
忍辱とは、辛抱すること。
精進とは、一生懸命努力すること。
禅定とは、坐禅を組んでこころを落ち着けることです。
6つの修行をすると、智慧が出てきます。これが"般若"です。
仏様の場合、「智慧」と書きます。"知"の下の"日"は、宇宙の真理を指しま
す。
この6つのことを修行することを「六波羅密多行」といいます。こうするこ
とで自身が成仏する助けになります。
お仏壇に水、塗香(ずこう)=塗香(ずこう)は非常に細かい粒子のお香で、
塗香入(ずこうい)れに入れて用います。小麦粉にも似た触感があり、少量を
手に塗り、その香りを吸い、仏前で自らの心身を清めるために使用します。
花、線香、飯、ローソクの6品をお供えするのは、六波羅密多行を知らずに
亡くなったご先祖様に、6つの修行をすることで成仏できることを知らせる
ためです。
水は布施(感謝する気持ち)、塗香は持戒(よいことに励む)、花は忍辱
(怒りやすいこころを鎮める)、線香は精進(怠けごころをなくす)、飯は
禅定(こころを落ち着かせる)、ローソクは智慧(人間の悩めるこころを智
慧の光で明るくする)を表しています。これら6つをお供えすることを六種
供養といいます。お仏壇にお供えをして、お仏前でお経を唱えます。こうす
るこによってご先祖様が成仏できるのです。
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2014年の景気はどうなる
東京金融市場は2013年最後の取引を終えた。12年末からの「円安・株高」は今年も続くのか。
専門家の見方は分かれる。
証券会社には、今年も相場の流れはさほど変わらないとみる人が多い。「日経平均株価は5月には2万円近くまで上がるのでは」という人もいる。米国の景気回復が進めば、円安の追い風で輸出が増え、企業収益が上がると予想している。
「円安基調が続くだろう」と予想する人も多い。米国が1月から金融緩和を縮小するのに対し、日本は緩和を強める。
市場に出回るドルが減って円が増え、ドル高円安が進むとみられているからだ。
だが、4月の消費増税で相場の流れが変わると指摘する人もいる。賃上げが広がらなければ、消費増税後の景気の落ち込みは大きくなる。日経平均も下がり、1万5000円を割り込むこともありうるとみる。

  紙面より
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『覚醒 観世音菩薩 慈悲の心』
ご開帳は、観世音菩薩様に皆様方の目の前に御出ましいただき、一人ひとり
と『縁』を結んでいただくというものであります。
私たち日本人が古来より大切にしてきた『謙虚な心』『慈しみの心』はどこ
へ消えてしまったのでしょうか。今一度、「命の尊さ」、「人を思いやる心
」というものを考えなければならない時なのです。まさに此処に、観音様の
大きな慈悲の心に触れていただきたいと願っているのであります。
観音様は最も慈悲が深い仏であり、様々な人の姿を借りて困っている人を助
けると説かれています。実は慈悲の心というものは、観音様ほど大きくなく
ても、自分の心の中にもちゃんと存在しているものでもあります。悲しいか
な、便利さやわがままの実現ばかりを追求している現代の風潮の中で、だん
だん気が付かなくなっているのであります。
結縁開帳を通じて、観世音菩薩様のご宝前に立ち、静かに自分の心を見つめ
る時、一人はひとりの自分の心の中のこの存在に気が付く事が出来るはずな
のです。
そうなのです。観音様は実は普くおわします。あなたのすぐ横にいる人が
観音様であるということに気付く、そうすればあなた自身もそうであること
に気付くはずなのです。仏像だけが教えてくれるのではありません。いつで
もどこでも、誰からでも学べるものなのです。そうすればおのずと謙虚さが
生まれてくるものです。ですから仏様の前だけで謙虚であってはなりません
。すべての人に尊敬と感謝の気持ちを貫かねばならないのです。つまり、私
たちの心が観音様の心とひとつに繋がるとき、本来あるべき人間の心を取り
戻し得るのです。このことが、この乱れた世相を正す事に不可欠なのであり
ます。

                   西国三十三所札所会
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天地異変 地球規模
身動きがとれなくなる大雪が北日本で降ったかと思うと、夏には全土で猛暑。
秋、過去最大級の台風がフィリピンを襲い多くの命が失われた。2013年、数々の異常気象が日本を含む世界を襲った。専門家は、地球温暖化対策を急ぐ必要があると警告している。
もともと自然界には、年によって気温が高かったり低かったり、雨が多かったり少なかったりする「ゆらぎ」がある。世界中で異常気象が相次ぐ背景には地球温暖化の存在が指摘されるが、個別の現象との直接の因果関係は分からない。

 紙面より
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