2013年09月の記事


市長選挙
堺の町衆、受け継いだ反骨の気概見せる。
あれあれ維新が大名側の役回り。
聞こえてきそうな祇園精舎の鐘の声。

素粒子より
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公務員のことを戦前は官吏といった。
そのあるべき姿を「吏道」という。故後藤田正晴氏は政界に転じる前に警視庁長官や事務方のトップの官房副長官をつとめた。内務省に入った時に役人の心構えを教わったという。中国の古典にある言葉だ。
<爾の俸 爾の禄は/民の膏 民の脂なり/下民は虐げ易きも/上天は欺き難し>。
お前がもらう給料は人々の払う税金、とまりは汗と脂の結晶である。それを忘れて人々を虐げるなら天罰が下るぞ、と。
後藤田氏は後年、「この教えを再び」と説いた。次々と起こる後輩官僚らの不祥事に怒ってのことだ。自分が国を動かしているという自負は、ともすれば過信や思い上がり、国民を見下す高慢に転じる。
残念ながら氏の思いは生かされないままだ。このところも高級官僚のあきれるようなふるまいが続く。
「じじぃばばぁ」だの、「死ねばいいのに」だの、人を蔑む口汚さに驚く。復興庁の幹部がツイッターで市民団体のことを「左翼のクソども」と罵倒し、処分されたばかりである。こうした悪意や敵意はどこから出てくるのだろう。よほどの鬱屈が彼らの心に潜んでいるのか。
エリート官僚たるもの頭の回転が速いだけでは足りない。それが後藤田氏の持論だった。人間的な幅や魅力、そしてゆとりも必要だ、と。吏道の立て直しは容易ではない。

 天声人語より
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人生の目的意識と死亡率
人生に対する目的意識の高い高齢者の方が長生きするという研究が報告され
ている。
人生の目的意識に関するテストは
1、私は人生に方向性と目的の感覚を持っている。
2、私は将来の計画を立て、それを実現させるために働くことを楽しむ。
3、人生を目的なしにさまよう人もいるが、私はそうした人々の1人ではな
い。
4、私は人生でなすべきことをすべて行なったように感じることがある。
など10項目からなる。
各質問への回答を5段階の選択肢から選び、合計点を質問数で割って一人ず
つ平均点を出した。平均点は3.7点だった。
その結果、人生の目的意識に関する5点満点の点数が下位10%の人と比べ、上
位10%の人では、死亡率が43%も低かった。
人生の目的意識に関するテストは、ナチの収容所を生き延びた精神科医ヴィ
クトール・フランクルの思想などに由来する。彼の思想とは、極度の逆境下
でも人生を意味あるものとするのは可能であり、人生に対する目的意識を持
つことが、心理的健康を維持する上で本質的である、とするものだという。

 やさしい医学リポートより---東北大教授・坪野吉孝
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下請け企業の体質強化を
大企業にとって下請け企業を使う意味は、安い人件費と仕事の増減に対応する弾力性の確保である。バブル崩壊後、ほとんどの業界が存亡を賭けてのコスト削減に取り組んだ。その結果、下請け企業の仕事の範囲や役割は増えたが、仕事は徹底的に合理化され、支払は抑えられた。
現場の第一線を担う下請け社員の仕事はきつく、処遇水準は推して知るべし。定着率は低かった。だが、将来のための人材確保や人材育成になお一層の経営資源を回すには企業の余力は乏しかった。
それらの結果、多くの下請け企業は将来への可能性、上方への弾力性をうしなった。
これは、かつては大手企業、その後は下請け企業の立場に身を置いて、自らが肌で感じてきた現実である。
背に腹は代えられなかったとはいえ、このつけは大企業に回る。足元では建設現場の人手不足が激しいが、これはその象徴だ。
今後、震災復興や東京五輪などの工事が続く。超円高解消による製造業の需要拡大もある。今のままでは下請け企業全般の対応力が、我が国の経済成長のネックとなる懸念が強い。
今、大企業が優先すべきは自らの社員の給与改善ではなく、下請け企業の体質強化、そのための契約条件の改定、そして下請け社員の処遇改善だと思う。
それは大企業にとって将来の発展可能性を担保することであり、安倍政権の進める成長戦略にとっても必須要件だ。

 経済気象台より---啄木鳥
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老いを遅らせるには--心がけが大切
「アンチエイジング」という言葉が注目を集めている。アンチエイジングと
は、できる限り老いを遅らせて若さを保とうという試みだ。
若さ、アンチエイジングというと、スキンケアやサプリメントなどを思い浮
かべる人は多いが、一番大切なのは「気持ち」だ。やりたいことをやること
。無理をし過ぎないことを心掛けると良い。自分を責めないで、いい加減に
、気ままに生活することがお薦めだという。
また、適度な緊張感、ストレスも刺激につながる。ある程度の年齢を過ぎた
ら仕事をしないで家の中で閉じこもっている人は少なくない。だが、ボラン
ティアでも良いので「誰かの役に立っている」という実感を感じられること
を意識的に行うことが大切だ。
そして「きれいになりたい」と願い、行動を起こすことは、世界を広げ自分
を内面からも輝かせる。
たばこと紫外線はなるべく避けよう。特にたばこは肌に悪く、体の循環に悪
影響を与える。
アンチエイジング5カ条
◆いくつになっても男と女
  「美しさ」に磨きをかけよう
◆肌の若返りは心の若返り
   メークアップは外見、心も若返らせる
◆バランスの良い食事と適度な運動
   アンチエイジングの効果は食事と運動が9割
◆よく笑い、よく話し、よくかむ
   笑いは免疫力を高め、かむことは脳の活性化になる
◆長生きこそ最大の誇り
   いくつになっても積極的に社会貢献を
 
 北里大名誉教授・塩谷信幸
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安保理シリア決議案合意
国連安全保障理事会の5常任理事国は、シリアの化学兵器を国際管理下で廃棄させるとした米ロ合意履行のための安保理決議案に合意した。
最大の焦点は、シリアが履行を怠った場合に、武力介入に道を開く国連憲章第7章を決議案に明記するかだった。米英仏は明記を求め、ロシアは内政干渉につながるとして反対した。
決議案では、シリアが化学兵器使用など米ロ合意に違反した場合は「7章下の措置を取ることを決定する」として7章を明記。一方で、制裁実施には別の新たな決議採択を条件とすることで、双方が妥協した。

 紙面より
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楽天
背番号10の選手はいない。
ファンのための永久欠番。
東北に球団があってよかった。
10番も宙に舞った夜。

素粒子より
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そのイチョウ並木は数々のテレビドラマのロケ地になってきた。
見覚えのある方も多いだろう。東京・神宮外苑の絵画館に向かって真っすぐ伸びる通りである。都会の景色として指折りといえる。
並木から見れば絵画館の左奥に、国立競技場はある。7年後の東京五輪に向けて建て替えられ、8万人が入れる巨大施設となる。『いちばん』をつくろう。日本人が誇りに思えるような新競技場をめざすという。
五輪が来ることの意義は深いとしても、そこまでの大きな建物が必要なのだろうか。緑が豊かで歴史的な遺産でもある外苑の敷地は限られており、ふさわしくない。コストも高い。「五輪のためなら、どんなにお金をかけてもいいと錯覚している」。この問題をより多くの人に知ってほしい。

 天声人語より
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地球の裏まで
丸い地球に表も裏もあろうはずなし。
だが自衛という言葉にはいつの時代にも裏がある。
読まねばならぬ裏の裏。

素粒子より
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だれかの人柄を言いあらわすときに、リベラルという言葉を使う場合がある。
その中身についての腑に落ちる説明はなかなか聞けない。言葉の意味を定めかねるうち立ち消えになってしまう。
それが何であるかは言いにくくても、何でないかなら言える場合がある。在日の人々に向けられるヘイトスピーチがリベラルな考えに相反することは明らかだろう。あの敵意と排外主義はおよそ人々の自由の尊重から遠い。
もう憎しみをあおるのはやめよう。そんなデモが、行われた。「差別撤廃、東京大行進」である。むき出しの民族蔑視に反対する約1200人が新宿の街を歩いた。性的少数者や障害者らへの差別もなくしていこうと訴えた。
自分とは異質な存在を受け入れ、尊ぶ、寛容こそ、リベラルの核心のひとつだろう。日本は単一民族社会でもなければ一億一心の国でもない。<我々はもう既に一緒に生きている>。大行進が掲げたテーマに、その通りだとうなずく。
思想史家の武田清子さんによれば、リベラルは<生活感情や心情としても日常生活のふところの深みに育てられていなくてはならない>。言葉遊びでなく、実践を通じてわがものにしたい。

 天声人語より
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携帯電話
ブラックベリーは身売り。
iPhoneには驚きなし。
さくさく動くだけでは不満とは、消費者はよくよく欲深。

素粒子より
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手紙を書くのに季節は無関係のはずだが、秋は人を、用もないのにその気にさせる。
古くから、秋空に飛来する雁は懐かしい人の消息をもたらす使いとされてきた。
<九月のその初雁の使ひにも思ふ心は聞こえ来ぬかも>と万葉集にもある。
「雁は使い」とは手紙のこと。中国の漢代、匈奴に囚われた武将の蘇武が雁の足に手紙を結んで国に知らせた故事にちなむ。それから長い時が流れ、メールが瞬時に地球を巡る時代である。
必然というべきか、手紙を書いたことのない若年者が増えているそうだ。郵便番号欄に電話番号を書くなど、基本を知らない小中学生が結構いる。去年の全国学力調査で、中3にはがきの宛名を書く問題が出され、正答率は74%だったと聞けば心配になってくる。
危機感を募らせる日本郵便は近年、教材を作って小中学校へのサポートを始めた。昨年度は全国約7900校で、165万人が授業を受けた。昨今は、先生も手紙を書いた経験が少ないのが実情らしい。親御さんもしかりだろう。
メールでは心がこもらないなどと言う気はない。ただ、古来、手紙は人間のあらゆる喜怒哀楽を媒介してきた。肉筆でつづる手紙には、電子時代にも失せない存在感と役割があると思う。
そういえば石川啄木に、いかにも啄木らしい一首があったのを思い出す。<誰が見ても/われをなつかしくなるごとき/長き手紙を書きたき夕>。
やはり季節は秋だろうか。メールの一斉送信では、懐かしさの情も中ぐらいになる。

 天声人語より
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JR北海道
レールとともに緩みっぱなし。
原発でおなじみの後からの異常発覚。
後回しで失念とは。

 素粒子より
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入棺体験が盛況。この世から隔絶される疑似体験である。
自分らしく人生を終う準備をする「終活」が広まる中、忌避感は案外と薄いようだ。花で埋まる棺おけに入り、両手を胸で組む。白布団をかけてもらい、担当者がそっと蓋をする。
ひと月前の本紙東京版によれば、「終活」フェスタ」と称する会場には、その入棺体験や散骨の相談、遺影の撮影など約40のブースが並んだ。生きているうちの旅支度を「縁起でもない」と嫌う時代では、もうないらしい。
きょうは彼岸の中日、お墓参りの方も多かろう。見慣れた「○○家之墓」から、近ごろはユニークな墓石や碑銘が増えているという。家をめぐる考え方の変化や、個の尊重が背景にあるようだ。
35年前、小紙が「わが墓碑銘」を募ったら傑作が集まった。ある会社員は「めざまし時計よ、さようなら」と寄せていた。当時の奇抜も、今なら「あの人らしい」と相成ろう。葬送も墓も世につれて変わる。大切なのは形より偲ぶ側の心なのは、変わりようがないが。

 天声人語より
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みんな10歳だった。
100歳の私と10歳の子どもとは90年近い年の差があります。しかし私はいつも
、この10歳のころの自分を思い出しながら、子どもたちにいのちの大切さに
ついて話しかけようと努力しています。すると、子どもたちは私と対等にな
って話し合っている気分になってくれるようなのです。
人は大人になると、あたかも自分が昔からすべてを知っていたかのように高
慢になりがちです。そうやって子どもより優位に立った目線で、彼らにとっ
て敷居の高い説教をするのでは、本当のコミュニケーションはとれません。
人生はひと続きです。誰もみな昔は子どもでした。どんな大人も子ども時代
の自分と分断されるものではなく、一人の人間として、めいめいの人生が続
くのです。そして年齢を重ね、時には私のようにいつまでも人生が続く人も
いるのです。そう考えてこそ初めて、子どもと真のコミュニケーションがと
れるのだと私は信じています。

 私の証 あるがまゝ行くより---日野原重明
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格差なき成長を目ざせ
安倍政権は消費増税に伴う経済対策の検討を進めてきたが、増税で失敗したくないあまり、景気対策に目を奪われすぎではないか。
1997年に消費税率を3%から現在の5%に上げたときは、景気悪化で所得税収などが減ってはまった。その轍を踏まない工夫は必要だ。
だからといって、なりふりかまわず巨額の景気対策を打ち、国内総生産をかさ上げすればいいというものではない。肝心なのは、成長の中身であり、今後の社会の姿である。
暮らしの安心につながる成長こそ大切だ。増税の目的である社会保障の強化、若者らが失業や貧困・格差に苦しむ現状の克服が求められている。
東京五輪の決定は、日本経済の先行きに明るい材料を付け加えたとしても、それで安心してはいけない。
同時に重要なのは、賃金を増やし、消費と投資の好循環が続く経済社会を実現することだ。さもないと、国民は今後の増税と物価上昇に耐えられず、消費低迷と経済停滞に陥ってしまう。
なすべきは、単なる景気対策や成長促進のための政策ではない。格差なき成長へ、市場でのより公正な分配に向けた制度改革を含めた対策が問われている。

 記者有論より---小此木潔
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外からも敬意を持って「魅力ある国だ」と素直に思われるような日本創りを志向する
ことは、目先の打開策を講ずる以上に重要な課題である
「魅力ある日本」を考えるとき、三つのポイントがあるように思う。
一つ目は、
長きにわたって日本人自身が培ってきた「日本の良さ」を再確認し、より
確かなものにすることである。世界に秀でた豊かな自然と調和した社会、
人々が法と制度を順守し秩序が維持された安定した社会、充実した社会保
障制度、不条理な格差の少ない社会などが挙げられよう。
二つ目は、
急激なグローバル化、情報化、市場化の波に適切に対応し、「安心、安全
、充実」した社会のシステムを構築していくことだ。急激な波は社会を合
理的で利便性の高いものに変えた。ITを使えばたいていの情報は即座に
入手でき、地道な苦労をすることなく欲しいものを手に入れるチャンスが
増大した。しかし、他方ではむきだしの成果主義、拝金主義、競争社会、
格差社会を生み出した。合理性や利便性を保ちつつ、1点目に挙げたよう
な社会をどう構築するか、これからの課題だと思う。
そのためにこそ、
三つ目に
「魅力ある日本人」をどう育て、日本に住む外国籍の人々とともに「魅力
ある地域社会」をどう創っていくのかという点が課題となる。
そこで最も大切にしたいのは「人間性」の育成だ。金があれば何でもでき
るといった風潮の「ホリエモン現象」、欲望むき出しの「メル友ネット」
の広がり、電車の優先席さえ老人に譲ろうとしない思いやりのなさ。
人間の「品格」が改めて問われる時代である。「国や郷土を愛する心」を
育てることはもちろん大切だが、それはまず「人を愛する心」があって初
めて成り立つ。そうした心を持っていれば、戦争被害の傷を今も感じてい
る相手国への「配慮」も自ずとなされていくだろう。

 早稲田大学教授・天児 慧
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速さに慣れる習性は恐ろしいと思うという感想が真に迫る
のぞみが登場したときの試乗記を欠いた。21年前だ。時速270㌔に達した瞬間はスリルを感じたものの、たちまちむそれが当然のように思えてくる。
最高時速が505㌔になっても、やはりすぐに慣れて、のぞみなどはまだるっこしいと感じるようになるのだろうか。品川--名古屋を約40分で結ぶリニア中央新幹線のルートや駅の場所などがわかってきた。14年後の開業をめざすが、7年後の東京五輪が決まり、せかす声が上がる。
同じ鉄道の話題でも好対照なのが、JR九州の豪華寝台列車「ななつ星」だろう。欧州のオリエント急行にも匹敵する高級な客室やサービスが売りだ。来月15日から走り出す。博多から湯布院、阿蘇、長崎といった観光地を巡っていく。
リニアは名古屋まで1万1500円を想定。ななつ星は3泊4日、2人で1室で最高113万2千円。かたや、スピードが節約してくれる時間を買い、こなた、快適な空間とそこで過ごす時間を買う。
移動の手段に徹する前者に、移動じたいを目的として楽しむ後者。予定通り開業なら生きてリニアに乗れるかどうか。豪華列車には乗ってみたいが、手が届かない。

 天声人語より
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大豆は乳がんのリスクを下げる
大豆には女性ホルモンのエストロゲンと似た構造を持つ植物性エストロゲン
の「大豆イソフラボン」が含まれることはよく知られている。乳がんの発症
には体内のエストロゲンが関係していると言われ、イソフラボンはこのエス
トロゲンが作用するのを抑えると期待されている。
厚労省の研究班によると40~59歳の女性2万1852人を対象に、大豆製品を食
べる量と乳がんの発生率を追跡調査した。みそ汁を飲む量が1日1杯以下の人
が乳がんになるリスクを1とすると、3杯以上飲む人の危険性は4割低かった。
大豆製品から換算した大豆イソフラボンの摂取量を比べても、摂取量が多い
人ほど乳がんの発生率は低かった。
一方、食品安全委員会が06年、大豆イソフラボンの過剰摂取はホルモンバラ
ンスを崩す恐れがあるとして、特定保健用食品として1日に取る量を「30㍉
グラムまで」とした。
栄養補助食品でイソフラボンだけを大量に取るのは勧められないが、大豆製
品を日常的に食べることは問題ない。

 食の健康学より----宮島裕美
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法人税減税 企業優先際立つ
安倍首相が増税判断の条件にしてきた経済対策のパッケージは、企業を支援する政策が目白押しだ。一方、消費増税の直撃を受ける家計への配慮は乏しい。
復興増税の打ち切りは企業優遇そのものだ。震災復興に当面必要な25兆円のうち10.5兆円を企業と個人がともに負担する目的で、法人税は14年度まで3年間、所得税は37年まで25年間増税することが決まっていた。このうち法人税だけ増税を今年度いっぱいで打ち切ると、東京都の場合、38.01%の法人実効税率が35.64%に下がる。
阿智きりで約9千億円の復興財源が打心割れてしまうが、財務省は補正予算で穴埋めする方向だ。企業が負担するはずだった復興のお金を、国全体の税金で肩代わりすることになる。
企業が実際に賃上げや雇用拡大に動かず、内部にため込んでしまうことになれば、消費増税しても暮らしの安心は得られず、家計のお金が法人税を納めている一部の黒字企業に移動するだけに終わってしまう。

 紙面より
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世界14連覇
レスリングも世界選手権で女子55㌔級で吉田沙保里が11連覇。
レスリングが五輪競技の除外候補になって以来、9月上旬に存続が決まるまで、レスリングの顔として表舞台に立ち続けた。
国債オリンピック委員会理事会で、関係者にレスリングをアピール。
何度も頭を下げ、腰を痛めていた。

紙面より
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警察官なき世界の役割
世界は、ときには強引に物事を進める米国を批判しながらも、超大国として世界の秩序維持に責任を果たすことも求めてきた。
オバマ大統領は対シリア攻撃に理解を求めた国民向け演説で「アメリカは世界の警察官ではない」と断りつつも、「我々は行動すべきだ。それこそが我々を特別な国にしているのだ」と訴えた。「米国が世界秩序の維持に役割を果たさなくなれば、世界は非常に危険になる」という、ある種の責任感と危機感だ。
だが今回、米国内から聞こえてきたのは、「なぜ我々がすべて面倒をみないといけないのか」という逆の悲鳴だ。
アフガニスタン、イラクと10年以上続く戦争への疲れに加え、自らの生活を維持することすら厳しい人々に芽生える「新しい孤立主義」は、外国人とはいえ、米国での生活が長くなった私にも、はっきりとした変化として感じられる。
米情報機関が昨年公表した未来予測「世界潮流2030」は、「米国が支配的地位にあるパックス・アメリカーナは幕を閉じつつある」と結論づけた。二転三転したシリアを巡る一連の動きの根源には、こうした「力の移行期」における世界特有の不安定さがある。私たちが今回目の当たりにしたのは、混沌とした「警察官がいない世界」の序章かもしれないのだ。北朝鮮やイランだけでなく、同盟国の動きに変化を及ぼす可能性もある。
警察官としての役割を、より世界全体で引き受けていくことが必要だ。国連安全保障理事会の改革は急務だが、現実には、米国を含め、特権を持つ側が積極的に改革に乗り出すとは考えにくい。既存の国際法や安保理以外の多国間の枠組みの強化などを、重層的に積み重ねるしかない。
大量破壊兵器であれば、核不拡散条約体制や化学兵器禁止条約の実効性を高める取り組みがその一つだろう。その意味で、シリアの化学兵器廃棄は重要な試金石となる。

 記者有論より----アメリカ総局・大島 隆
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名月
中国で中秋節、韓国では秋夕。
月見る月は同じ月。
ぐい飲み一つ持って、争いごとも時間も忘れて、心穏やかに。

素粒子より
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アジアとの良好関係が鍵
日本の景気回復にはいつも、決まったパターンがある。輸出の拡大が生産増を呼び込み、雇用が改善し、所得が増えて消費を呼び込む。つまり、輸出が拡大することで、今の風景が一変する可能性がある。
そのことを踏まえれば、正しい成長戦略は一つしかない。アジアの高い成長率を日本の需要に取り込むことだ。アジアに中韓所得層は9億人、中国だけでも5億人はいる。これが日本企業にとっての市場になりうる。中国を始め、アジアとの関係を良好に保つことこそが、最良の成長戦略だ。

 世界とアベノミクスより----張 李風
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9条
憲法解釈を変えて骨抜きにしようとする自民党。
いやそのものを変えろと民主党。

素粒子より
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暴力の応酬新たな中東危機招く
イスラエルとパレスチナ解放機構が結んだオスロ調印式。
あの歴史的な瞬間から20年が過ぎた。
和平プロセスは、2000年9月に始まった第2次民衆蜂起で暗転した。エルサレム支局に翌01年4月から勤務した私は、今度の和平の崩壊を見ることになった。
イスラエル軍は自治区への侵攻を繰り返し、パレスチナのイスラム過激派は自爆テロで応じた。「土地と平和の交換」という交渉の原則は、暴力の前に破綻した。パレスチナは絶望と、「オスロは死んだ」という声が広がった。パレスチナ情勢は、中東全体の空気を左右する。第2次民衆蜂起が始まると「反米・反イスラエル」の空気が中東に広がった。その後の米同時多発テロで、アラブ民衆は喝采をあげ、ビンラディン容疑者は一躍「英雄」になった。
91年の湾岸戦争の時にもイスラエルにミサイルを撃ち込んだイラクのフセイン大統領が「英雄」となった。当時、パレスチナでは第1次インティファーダ(民衆蜂起)が続いていた。
米国は湾岸戦争後、イラクを封じ込める一方、パレスチナ和平にも取り組んだ。それがオスロ合意に結びついた。合意で第1次インティファーダは終わった。しかし、合意に基づく和平が行き詰まった時、第2次インティファーダが始まった。その翌年に米国がテロに襲われた。
米国はフセイン政権を倒し、ビンラディン容疑者も殺害した。それでも、米国とイスラエルにとって中東がより安全な場所になったわけではない。
占領下の西岸と東エルサレム、ガザに約370万人のパレスチナ人が済む。48年のイスラエル建国で故郷を追われたパレスチナ難民は現在、500万人。パレスチナ人の苦難の上にイスラエルが存在し、それを米国が支えるといういびつな構図は変わらない。
和平プロセスの復活を探るオバマ大統領はこの夏、直接和平交渉を再開させた。しかし、イスラエルはなおも入植者住宅の建設を決めた。
いまパレスチナ人の口から出るのは、新たなインティファーダへの警告である。そこに、新たな中東危機への予兆がある。

 紙面より---4中東アフリカ総局長・川上泰徳
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台風
あっという間に上陸し、被害をまいて駆け抜けていった台風18号。
台風が近くなったか、列島が南に移動したか。
「50年に一度」の切り札を3府県で使ってしまった。
つくったばかりの特別警報。
この調子では超特別警報がいる?

素粒子より
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神出鬼没で暴れるゲリラ豪雨と違って、台風は強大な「正規軍」の来襲を思わせる。
日本めがけて攻め上がってくるイメージだが、地図を逆さにしてみれば、列島を袈裟懸けにしてくる格好だ。手ごわそうな一太刀が近づいている。
過去を振り返ると、地震とともに台風は、幾多の爪痕をこの国に残してきた。平均すると毎年11ほどの台風が接近し、うち3つが上陸しているそうだ。上陸10回という年もあった。発生が年に26ほどというから、まさに台風銀座である。
18号は、すでに各地でずいぶん降らせた。きのうの午前、東京の空は墨を流したように暗く、雨が激しく街を叩いた。その後晴れ間ものぞいたが、近所の小さな川を濁流がごうごうと走っていた。
季節は違うが、<さみだれや名もなき川のおそろしき>の句が与謝蕪村にある。小さな、名もない川があふれて被害をもたらす例は、梅雨でも台風でも多い。この一句、近所の水流や高低といったリスクに、普段から目配りせよとの戒めにも読める。
地球の温暖化は台風にパワーをもたらし、「経験したことのないような大雨」などの原因をつくるという。早めの備えと早めの避難を心がけて嵐を去らせ、一過の空を仰ぎたい。

 天声人語より
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三十三の姿に変化する「観音菩薩」
観音菩薩は、正しくは観世音菩薩という。
「観」は観察するという意味だが、人間の能力で観察するのではなく仏の智恵で観ること。つまり、すべての現実をまるごと観察することである。
そして、「世音」は世の中の音声、すなわち苦しみや悲しみにあえぐ世の中の人々が助けを求める声である。その声を即座に聞きつけてあらゆる手段で人々を救ってくれるという。
そして、観音菩薩は救いを求める人の性別や職業、身分や境遇に応じて三十三の姿に変身するという。貧しい人の前には貧しい身なりで、裕福な人の前には裕福な身なりで現れる。つまり、救いを求める人がいちばん相談しやすい姿で現れるのだ。
このような観音の変身を三十三変化身という。これに基づいて西国三十三観音霊場が定められ、京都の三十三間堂もこの数字にちなむ・
われわれのあらゆる要求に応えてくれる観音菩薩はすでにインドであつく信仰され、中国でも日本でも盛んに信仰されてきた。
この菩薩人気の秘密は今、現実の世界で苦しみ悲しんでいる人を即座に救ってくれる現世利益にある。そして、十一面観音や千手観音など、多彩な顔ぶれが登場してきた。
日本では西国三十三観音霊場を中心に今も盛んに信仰され、国宝や重文に指定されている観音像も多い。
湖北(琵琶湖の北側)の向源寺や奈良の法華寺の十一面観音などは誰もが認める名作で、ともに国宝に指定されている。また、浅草寺の観音菩薩は絶対秘仏で千年以上の間、誰の目にも触れたことがない。それでも「浅草の観音さま」の名で親しまれ、年間3千万人もの人が訪れる盛況ぶりだ。

読んで知るより-----瓜生 中
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9月に生まれ、9月に没した正岡子規に一句ある。<生身魂七十と申し達者なり>。
生身魂とは、お盆にお年寄りを敬いもてなす行事をいう。転じて子規の句のように、ご高齢本人の意味でも使われる。
明治の昔、70歳は長生きだった。同じ句を今詠めば「九十と申し」ぐらいが実情に合う。いや「百」かもしれない。国内の百歳以上は過去最多を年々塗り替え、この秋は5万4千人を超える。
超高齢のイメージを覆す活躍も多彩に聞こえてくる。たとえば俳人の金原まさ子さんは、生き方も作品も艶やかだ。近著『あら、もう102歳』で「年をとればとるほど、書くものが自由になっていくように思います」と言う。
<わが足のああ堪えがたき美味われは蛸>はどこかなまめかしい。<虹の根で抱き合うよユニクロとランバン>は映画のシーンを見るようだ。ランバンはパリの老舗の服飾ブランド。どちらが女性で、男性だろう。
考えてみれば、老いも若きも、今を生きる人は誰もが「自己最高齢」を更新中のお仲間である。あすは敬老の日、きれいごとですむ老いではないけれど、人類史の先端を歩む者どうし、支え合う意思を新たにしたいものだ。
冒頭に戻れば、生身魂という語にはどこか超俗の響きがある。せんだっての朝日俳壇でも拝見した。<帆船で毒舌家なり生身魂>中村誠示。これぞ老いの王道だろう。もう一つは<生身魂いまも天声人語読む>中村襄介。背筋を伸ばし頭を垂れて、どうぞお達者でと願う。

 天声人語より
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人生の目的意識と死亡率
人生に対する目的意識の高い高齢者の方が長生きするという研究が報告され
ている。
人生の目的意識に関するテストは
1、私は人生に方向性と目的の感覚を持っている。
2、私は将来の計画を立て、それを実現させるために働くことを楽しむ。
3、人生を目的なしにさまよう人もいるが、私はそうした人々の1人ではな
い。
4、私は人生でなすべきことをすべて行なったように感じることがある。
など10項目からなる。
各質問への回答を5段階の選択肢から選び、合計点を質問数で割って一人ず
つ平均点を出した。平均点は3.7点だった。
その結果、人生の目的意識に関する5点満点の点数が下位10%の人と比べ、上
位10%の人では、死亡率が43%も低かった。
人生の目的意識に関するテストは、ナチの収容所を生き延びた精神科医ヴィ
クトール・フランクルの思想などに由来する。彼の思想とは、極度の逆境下
でも人生を意味あるものとするのは可能であり、人生に対する目的意識を持
つことが、心理的健康を維持する上で本質的である、とするものだという。

 やさしい医学リポートより---東北大教授・坪野吉孝
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国際オリンピック委員会(IOC)総会での高円宮妃久子さまのスピーチ全文
 【フランス語で】

 会長、IOC委員の皆さま、本日この場で皆さまの前でお話しさせていただく機会を得たことは、大変光栄です。

 まず、日本の国民を代表して、皆さまに「ありがとう(感謝)」の気持ちを伝えさせていただきます。2011年、日本は大きな地震と津波に襲われました。その際、IOC及びスポーツ界の皆さまは、支援の手を差し伸べてくださいました。日本は、そのご厚意を決して忘れることはありません。その御礼の意味でも、私たちは、将来に向かって歩き出したいと願っています。

 皆さまに私の言葉をより明確に伝えることができるよう、ここからは英語でお話しさせていただきます。

 【英語で】

 IOC評価委員会の委員の皆さまは、本日ここに私がいることを驚いていらっしゃるかと思います。実は、私自身も皆さまと同様に驚いております。東京で、皇室の役割や立ち位置についてお話ししたことは、現在でも当てはまります。しかしながら、私は、直接IOCの皆さま方お一人お一人に、心からの感謝をお伝えすることができることを、大変うれしく思っております。

 IOCによる特別な支援プログラムである「TSUBASAプロジェクト」は、多くの子供たちに笑顔をもたらしました。そして、若いアスリートたちに希望を与えました。「TSUBASA」とは、日本語で翼(wing)を意味します。多くの若者たちが、この翼により、将来の夢に向かって、羽ばたいていくことを期待しております。

 皆さまは、オリンピック・ムーブメントの精神のもと、若い人たちに夢とモチベーションを与えてくださいました。そして勇気と信念を持って、前に進んでいくべきだということを教えてくださいました。

 オリンピックの重要な側面としてレガシーを遺(のこ)すということがあると伺いました。この若い人たちの心の中に、必ずやオリンピックのレガシーが生き続けていくことでしょう。

 IOCの総会でお話をするのは初めてのことかもしれませんが、日本の皇族は常に積極的にスポーツを支援してきました。例えば、宮さまは熱心なスポーツマンでいらっしゃいました。そして、私は、宮さまが務めていらした九つのスポーツ団体の名誉総裁を引き継ぎました。おかげさまで、それにより、私はとても忙しく過ごしております。オリンピズムの哲学を実践し、その推進において成功を続けるIOCは称賛に値します。

 私はこれまで様々な機会にオリンピックファミリーの皆さまとお会いしてきましたが、これほど大勢が一堂に会したところを拝見したことは、いまだかつてございません。実に見事な光景であることを感心するとともに、皆さまとともに過ごした多くの良い思い出が目に浮かびます。また、このたび新たに多くの方々とお知り合いになれたことをうれしく思いますし、今後再び皆さまとお会いできることを祈っています。

 もしかすると、この特別な時間を皆さんと共有することができたことによって、将来、私を大きく捉えたオリンピックファミリーの名誉的メンバーとしてお考え頂けることがあるかも知れません。

 さて、これからいよいよチーム・ジャパンのプレゼンテーションが始まります。ご存じのように、彼らは大変な努力を注ぎ込んでまいりましたので、このプレゼンテーションを皆さまが説得力のあるものとして聞いていただけることを願っています。

 このような機会を与えてくださり、ありがとうございました。
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老いを遅らせるには--心がけが大切
「アンチエイジング」という言葉が注目を集めている。アンチエイジングと
は、できる限り老いを遅らせて若さを保とうという試みだ。
若さ、アンチエイジングというと、スキンケアやサプリメントなどを思い浮
かべる人は多いが、一番大切なのは「気持ち」だ。やりたいことをやること
。無理をし過ぎないことを心掛けると良い。自分を責めないで、いい加減に
、気ままに生活することがお薦めだという。
また、適度な緊張感、ストレスも刺激につながる。ある程度の年齢を過ぎた
ら仕事をしないで家の中で閉じこもっている人は少なくない。だが、ボラン
ティアでも良いので「誰かの役に立っている」という実感を感じられること
を意識的に行うことが大切だ。
そして「きれいになりたい」と願い、行動を起こすことは、世界を広げ自分
を内面からも輝かせる。
たばこと紫外線はなるべく避けよう。特にたばこは肌に悪く、体の循環に悪
影響を与える。
アンチエイジング5カ条
◆いくつになっても男と女
  「美しさ」に磨きをかけよう
◆肌の若返りは心の若返り
   メークアップは外見、心も若返らせる
◆バランスの良い食事と適度な運動
   アンチエイジングの効果は食事と運動が9割
◆よく笑い、よく話し、よくかむ
   笑いは免疫力を高め、かむことは脳の活性化になる
◆長生きこそ最大の誇り
   いくつになっても積極的に社会貢献を
 
 北里大名誉教授・塩谷信幸
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消費増税は法律通り実施すべきだ
「デフレ脱却のの機会をつぶしかねない」という反対論も強かったが、最新の経済指標は環境が整ったことを示している。
安倍首相は、ぶれずに予定通りの実施を決断すべきだ。
東京五輪の開催決定も追い風となのそうだ。日本への関心の高まりをとらえれば、観光業などでも恩恵が期待できる。
消費増税時には、駆け込み需要に伴う反動減などで経済の落ち込みは避けられない。ポイントは、短期間でプラス成長に戻れるかどうかだ。
国の財政派大きく悪化し、借金は1千兆円を超えた。税収に匹敵する国債を毎年新たに発行しており、将来世代へのツケ回しが続く。
財政の先行き懸念から国債価格が急落すれば、経済の再生はおぼつかない。増税を先送りした場合のリスクは大きい。
消費増税には、現役世代に偏った社会保障の負担を広く分かち合い、子育て世代への支援を強める狙いもある。社会保障の安定、世代間の公平に向けた重要な一歩だ。
むろん、消費増税の負担は軽くない。デフレの影響で日本経済自体が97年当時より縮んでいるなか、税率3%分の負担増は8兆円に及ぶ。
企業の収益改善を雇用や賃上げにつなげていく手立てや、増税の負担が特に大きい低所得者への対策をしっかりと講じる。
安易な公共事業のばらまきは行わない。
政府のやるべきことは、はっきりしている。

 社説より
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太陽系の外は何
太陽系を飛び出し未知の宇宙を行くボイジャー。
光の国を見つけたら伝えて。
ウルトラマンがギネス世界記録に。

素粒子より
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2020年を彩るのは東京五輪だけではない
日本書紀が完成して1300年という節目の年でもある。古事記成立1300年だった去年は数多くの関連本が出版され、ブームの観があった。7年後はどうなるか。
記紀神話ゆかりの地はそれぞれ知恵を絞る。奈良県の手がける事業は20年までぶっ続けである。古を旅する人向けの道案内「名所図会」はなかなか立派だ。倭は国のまほろば。シルクロードの終着点。様々に形容される古都は気合が違う。
「記」の節目が過ぎ、さあ次は「紀」かと思いきや、そうでもないらしい。担当者によると、来年までは記を中心に展開する。15年ごろから紀に比重を移し、万葉集にも目配りする。最後の2年で集大成のイベントを企画するという。
天孫降臨神話の地、宮崎県も9年越しの事業を進めている。準備不足やPR下手も指摘されるが、奈良県はゴールまで一緒にやりたいと考えている。職員の人事交流などをしながら手を携える。
島根県は去年、「神話博」を催したが、20年をにらむ構想はないと聞く。因幡の白兎で有名な出雲神話は、記の上巻の4分の1を占める。ところがなぜか紀の本文には出てこない。これでは張りあいもないか。二つの書の違いに興味が湧く。
記紀つながりでいえば、伊勢神宮のある三重県が東京の日本橋に近く情報発信の拠点を開く。奈良と島根のショップも近所。お国ぶりを比べながら神話の世界に遊ぶのも楽しそうだ。

 天声人語より
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スピーチ
中韓へのスピーチも練習したらと、安倍首相に身内から苦言。
こちらは完全にブロックでは話は進まぬ。

素粒子より
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増税先送り論 子どもたちに何と言う?
消費増税を実行するかどうか、安倍首相は本気で迷っているのだろうか。せっかく多くの国民が腹をくくっているのに、これでは覚悟が揺らいでしまいかねない。
来年4月に8%、再来年10月に10%への税率引き上げは決定ずみ。それでも政府は各界代表や経済専門家ら60人をわざわざ集めて、賛否を聞いた。増税まで半年ちょっとに迫ったこの時期にである。
そこでは7割もの人が来春の増税に賛成したのに、首相はまだ結論を出していない。
今のままの財政でずっと続けられるわけがないことは誰しも知っている。私たちが享受している医療や年金、安全などの行政サービスの財源はその半分を借金でまかなっているのだ。いわば、子どもたちやこれから生まれてくる世代へのつけ回しである。
消費増税はつけ回しを減らす第一歩だ。安倍政権の経済閣僚たちもそれがわかっているから予定通りの実施を主張している。幸い経済指標悪くない。かってないほど増税環境は整っている。問題は首相が決断しないことだ。
増税を先送りするなら、7年後に財政健全化への道筋を確かにする政府の数値目標の達成は絶望的になる。
それは将来世代にさらなる負担を押しつけることを意味する。首相は子どもたちに正面からそう伝えられるのか。

 波聞風問より---原 真人
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東京五輪
宇宙船のような競技場と巨大な墓地のような中間貯蔵施設。
予想図を見比べながら考える。
夢と現実? 表と裏?

素粒子より
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経済改革の担い手は政治だ
財政再建と並んで、欧州は構造改革という新たなお題目を唱えている。国際機関や欧州連合の各機関は、改革を景気回復や成長の、そして失業による痛みを緩和するための必須条件とみなす。
国際通貨基金、欧州中央銀行、EUの欧州委員会でつくる「トロイカ」とギリシャ政府との間の合意には、48㌻にわたる改革リストが含まれる。こんなに長いリストがあらゆる国に示されるわけではない。だが2010年に新EU法が採択されてから、すべての国が具体的勧告を受ける。たとえばイタリアは、行政の効率化、汚職対策、銀行部門の健全運営、サービス部門解放などの勧告を受けた。
確かに欧州各国は抜本的改革を急ぐ必要がある。生再生の低さや失業率の高止まりは、各国経済が広範囲に変わる必要があることを示す。だがそれらは改革の理由は示すものの、効率的な経済再生計画を打ち出すうえで十分な論拠とはいえない。
改革゛ン略の策定には二つの問題を解決する必要がある。一つは目的の問題。
もう一つの問題は戦略である。
経済改革の行動計画は機械的な作業によって生み出されるはずがないということだ。どこかの時点で、優先事項や順位付けについての厳しい選択が必要になる。国際機関やEUがむようだと言うつもりはなく、むしろ国際比較を踏まえて欠陥を指摘してくれる点では非常に有益だ。だが、事ここに至っては政府が優先順位を決めて行動するしかない、そんな決定的局面というものがある。
結局のところ、そうした仕事をする政府を有権者は選挙で選ぶのだ。

 コラムより---ジャン・ピサニフェリー教授
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またも不起訴
制御できぬ原発、東電ビデオのいらだつやりとりを思い出す。
誰も仁斎の責任をとらなぬかと、またいらだちつつ。

素粒子より
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4~6月のGDP 年率3.8%増に
2次速報値を内閣府が発表した。物価変動などの影響をのぞく実質成長率は前の1~3月期より0.9%増、年率に換算して3.8%のプラス成長になった。
8月に出した1次速報から年率で1.2?の上方修正となり、「経済の好転」を条件にしている来春の消費増税の判断を後押ししそうだ。
成長率の上方修正は、工場を建てたり、機械を買い替えたりする設備投資が改善した影響が大きい。設備投資が1.3%増と、6四半期ぶりのプラスに転じた。ただ、設備投資が上向いたのは非製造業が中心。製造業では、設備投資に二の足を踏む企業が多い。個人消費も、2次速報では0.1?下方修正された。

 紙面より
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オリンピック
浮かれてばかりはいられない。
7年間で片付ける宿題が山積み。
そんなに胸張って大丈夫か、安倍首相。

素粒子より
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コーヒーをめぐる話
18~19世紀のフランスの辣腕政治家タレーランの言葉がある。「悪魔のように黒く、地獄のように熱く、天使のように清く、愛のように甘い。汝の名は珈琲」。イメージはぴったり、修辞はきらびやかで重厚だ。
日本へは、江戸時代にオランダ人が持ち込んだという。いまや世界有数の消費国だが、気になる記事を読んだ。1日に4杯以上飲む55歳未満は、飲まない人に比べて死亡率が高いそうだ。米国の研究チームが発表したという。しかし、待てよ。
6年前、コーヒーを毎日飲む人は肝臓がんにかかりにくいと厚労省の研究班が発表して、小欄も書いた。飲まない人に比べて発症率は約半分と聞いて、気を良くしたコーヒー党もいたに違いない。
さて、悪魔なのか、天使なのか。その後の記事を調べると、体にいいと言われたり、良くないとされたりコーヒーも忙しい。大まかに見ると近年は各種の研究でかなり株を上げていた。
古くから欧州では、コーヒーが毒か薬かでもめたようだ。北欧の王様が2人の囚人にコーヒーと紅茶を飲ませ、どちらが早く死ぬか試したという話もあると聞く。2人ともピンピンしていて、どうやら王様の方が先に死んでしまったらしい。
珈琲をはじめ、幾つかある漢字の当て字の一つを「可否」としたのは慧眼だった。健康に可か否か。といっても話題ととらえ、朝の一杯、午後のブレークを楽しみたいものだ。一喜一憂で馥郁たる香りを逃しては、もったいない。

 天声人語より
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大豆は乳がんのリスクを下げる
大豆には女性ホルモンのエストロゲンと似た構造を持つ植物性エストロゲン
の「大豆イソフラボン」が含まれることはよく知られている。乳がんの発症
には体内のエストロゲンが関係していると言われ、イソフラボンはこのエス
トロゲンが作用するのを抑えると期待されている。
厚労省の研究班によると40~59歳の女性2万1852人を対象に、大豆製品を食
べる量と乳がんの発生率を追跡調査した。みそ汁を飲む量が1日1杯以下の人
が乳がんになるリスクを1とすると、3杯以上飲む人の危険性は4割低かった。
大豆製品から換算した大豆イソフラボンの摂取量を比べても、摂取量が多い
人ほど乳がんの発生率は低かった。
一方、食品安全委員会が06年、大豆イソフラボンの過剰摂取はホルモンバラ
ンスを崩す恐れがあるとして、特定保健用食品として1日に取る量を「30㍉
グラムまで」とした。
栄養補助食品でイソフラボンだけを大量に取るのは勧められないが、大豆製
品を日常的に食べることは問題ない。

 食の健康学より----宮島裕美
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二十四節気にも「格」のようなものがある。
主役級は立春に立夏、立秋、立冬、さらには夏至、冬至といったところか。準主役級が大暑に大寒、啓蟄は大物の助演俳優だろう。7日は白露だが、これは風情のある名脇役を思わせる。野の草に宿る露に秋を感じる頃、である。
こよみの上では早くも仲秋だが、実際には夏が逝く季節。東京から近い鎌倉の海もこの週末でシーズンを終える。<江の島のやや遠のける九月かな>。俳人中原道夫さんの一句は、にぎわいの去った浜辺を想起させる。夏の終わりの心象風景である。
鎌倉に近い葉山に暮らした詩人、堀口大学の一節も胸に浮かぶ。つまみ食いの引用をお許しいただくとして、<美しい瞳でしたよ 町が角海のまぶしさ---ひと夏の海水着の流行 夕空の花火のあかり---風に似て行ってしまった>
灼ける太陽の下、非日常めいた休暇や避暑はさまざまなできごとを生み、特別な記憶となって胸底に沈んでいく。沈み切るまでのさざ波が、いわば晩夏の感傷なのだろう。
白露に戻れば、この日は二百十日と二百二十日の間にある。風雨の厄日をはさんで関東など各地で竜巻が暴れ、豪雨は道路を川にした。大気という海の底に暮らす人間、ひとたび天が牙をむけば、たちまち弱い生き物に返る。
きのう最寄りの駅までの道すがら、紫の花をつけ始めた萩が、露ならぬ雨滴をのせて光っていた。花の盛り頃に降る雨を「萩散らし」などと呼ぶ。荒れず暴れずに、降ってほしい。

 天声人語より
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般若心経とは
般若とはすばらしい知恵のこと。そして波羅密多とは六波羅密多、すなわち
自分よりも他人の救いを先にする「大乗の菩薩」という考え方による実践の
徳目です。
人間は生前の行いによって、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天という6つ
の世界に生まれ変わります。人間よりも下に落ちるのを救うためには、布施
、持戒、忍辱(にんにく)、精進、禅定、智慧という6つの修行をして、成
仏しなければなりません。
布施とは、僧にお経をあげてもらったときや寄付をする際に差し上げるお金
などの財物のことです。布施はお金に限りません。相手の不安をなくす、や
さしいまなざしや言葉などもあります。
持戒とは、戒を持つこと。これを十戒といい、具体的には十戒善を差します。
不殺生、不偸盗、不邪淫、不妄語、不綺語、不悪口、不両舌、不慳貪、不瞋
恚、不邪見。
忍辱とは、辛抱すること。
精進とは、一生懸命努力すること。
禅定とは、坐禅を組んでこころを落ち着けることです。
6つの修行をすると、智慧が出てきます。これが"般若"です。
仏様の場合、「智慧」と書きます。"知"の下の"日"は、宇宙の真理を指しま
す。
この6つのことを修行することを「六波羅密多行」といいます。こうするこ
とで自身が成仏する助けになります。
お仏壇に水、塗香(ずこう)=塗香(ずこう)は非常に細かい粒子のお香で、
塗香入(ずこうい)れに入れて用います。小麦粉にも似た触感があり、少量を
手に塗り、その香りを吸い、仏前で自らの心身を清めるために使用します。
花、線香、飯、ローソクの6品をお供えするのは、六波羅密多行を知らずに
亡くなったご先祖様に、6つの修行をすることで成仏できることを知らせる
ためです。
水は布施(感謝する気持ち)、塗香は持戒(よいことに励む)、花は忍辱
(怒りやすいこころを鎮める)、線香は精進(怠けごころをなくす)、飯は
禅定(こころを落ち着かせる)、ローソクは智慧(人間の悩めるこころを智
慧の光で明るくする)を表しています。これら6つをお供えすることを六種
供養といいます。お仏壇にお供えをして、お仏前でお経を唱えます。こうす
るこによってご先祖様が成仏できるのです。
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財政規律の喪失
日本がいよいよ禁治産国家に陥ろうとしている。40万円の給料で90万円の支出を続ければ家計が破綻することは、家計を預かる主婦なら誰でもわかる。
ところが最高学府を出た官僚や政治家にはわからないらしい。40兆円の税収入が来年度は消費税増税で少し増えそうなので、来年度の概算要求では各省庁とも新しい支出を積極的に計上し、過去最大の99.2兆円になった。
国の債務が国民総生産の2倍を超え、諸外国から心配されている。自らも財政赤字の縮小はいよいよ待ったなし、と言って消費税増税を訴えたのではなかったのか。今回の予算要求を見て、官僚や政治家が徴税力を高めるのは、赤字減らしのためではなく、自らの資金配分にともなう権限の拡大を目的にしていることがはっきりした。その結果、財政赤字は拡大し、子孫へのつけ回しが一層大きくなる。
しかも消費増税の一方で法人税は減税しようとする。法人税率は米国に次いで高いから、というらしい。しかし、これはまやかしだ。昨年の法人税は約9兆円で国内総生産475兆円の1.9%でしかない。地方法人税を加えても3%程度で、ひれは欧米主要国に比べて高くはない。さらに日本には最高9年間使える繰り越し欠損金控除があり、所得を実態より小さくできる。
現に企業の4社に1社しか法人税を払っていない。
米国では借金を子孫につけ回すことは「道徳に反する」とし、議員で赤字削減がまとめられなければ、強制的に歳出カットを義務付ける。その成果で、最近は赤字が減少している。日本政府には道徳心も責任感もないのか。これでは強制的削減を義務付けるとかないようだ。

 経済気象台より---千
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日中首脳
首脳同士のあいさつがニュースになる日中間。
いつ以来か握手と5分の会話。
たかがあいさつ、されどあいさつ。

素粒子より
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アニメ映画監督の宮崎駿さんが引退するという寂しいニュース
司馬遼太郎さんの言葉が重なった。1988年に長編小説「韃靼疾風録」で大佛次郎賞を受けたとき、司馬さんは創作の厳しさをこう語っている。
「小説を書くというのは、空気の中から何かを取り出して手の上で固形にする仕事。私は精神力、体力とももうそんなに残っていない」。まだ65歳だったが、言葉の通りにこれが最後の長編小説になった。一作に吸い取られる知力体力はいかばかりと想像したものだ。
夢と叙情にあふれる宮崎さんの長編アニメも、つくる側には七転八倒の仕事だろう。まだ72歳。惜しむ声が多いが、ご本人は、自分の創造的な期間は終わったと言っているそうだ。それを聞いて、もう一人思い出す人がいる。
野球の長嶋茂雄さんは引退の際、こんなふうに語ったそうだ。「バットを折りながらでも人のいないところへ落ちていた打球が、野手の正面に飛ぶようになったと感じた。力が落ちたということだ」と。どの道にも、極めた当人しか分からないことがあるのだと思う。
ともあれ勝手な書きぶりはこの辺にして、あとは6日予定という会見を待ちたい。アニメと言う「日本のお家芸」を至芸に高めた人は、どんな感慨を聞かせてくれるだろう。
かって対談で、司馬さんは宮崎さんを「ご自分の中の子どもを、実に大切になさっていますね」とほめていた。大人の中の子どもを揺り起こすのが宮崎作品だった。もう少し見たい気がする。

 天声人語より
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異常気象
名古屋は大水、北関東にまた竜巻。
猛暑、干ばつ、雷、豪雨、突風。
気象災害勢ぞろい。
あっ台風を忘れていた。

素粒子より
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デフレ脱却
デフレ脱却の見方が出る中、消費税率引き上げについて意見を聞く「集中点検会合」が終わった。6日間で60人もの有識者が語った。異例な催しだった。安倍首相が直々に号令をかけたのだという。
来年4月に増税することは法律で決まっているが、「経済状況の好転」が条件になる。そこをどう判断するか。結果は予想通りと言うべきか、「来春から8%」に7割が賛成だった。といっても、皆が諸手をあげてというわけではない。
「そのかわりに」という注文つきの意見が多かった。景気の下支え策を講じよ。法人税を下げよ。自動車取得税を廃止せよ。業界の利益を代弁するような主張もあったが、財政再建は先送りできないと大方が考えていることはわかった。
それを知ってのことか、来年度予算案の概算要求が過去最大に膨れあがっている。道路も新幹線も、と欲張った結果だ。国の懐具合を虞る気配がない。
増税するか否か、首相は10月半ばまでに決める。予算の「入り」が決まらないと「出」も査定できない。道路の停滞は裏道を通ればかわせるが、財政再建の遅れを言い逃れる裏道はない。

 天声人語より
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破綻
漁夫でもないのに利を得る東電。
福島の漁師は失うばかり。
人も船も、試験操業もできず。
破綻すべきはどちら。

素粒子より
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コンドラチェフの波
経済の世界でも、波動の到来がささやかれている。50~60年周期の景気サイクルを指す「コンドラチェフの波」だ。1790年代に始まった第1波は蒸気機関による産業革命、1840年代からの第2波は鉄道の建設、1890年以降の第3波は電気・化学・自動車で、いずれも長期にわたる経済変動をもたらしたという。第4波は1945年前後から始まったと見られ、戦争が長期波動の要因という説もある。
理由は何にせよ、過去200年あまりの期間、世界の金利や物価は、おおよそ30年ごとに上昇・下降し、60年で1サイクルという変化を繰り返してきた。
第4波入りから60年以上が過ぎた今世紀に入って、第5の波動が意識されてきたが、世界的なデフレ傾向の前に、「波の消滅」とも取りざたされてきた。
しかし、日銀をはじめ世界の中央銀行は「物価の安定」よりも「通貨の供給量拡大による景気刺激策」に軸足を移している。
これがリフレを生み、物価と金利の上昇をもたらす可能性も否定できない。
人生は短い。60年前の「経済の波動入り」を経験した現役のビジネスパーソンはまず存在しない。過去に学び、「波」が本当に来た時に備えておくことが国家と企業経営者に求められている。

 経済気象台より---慶
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竜巻
「地獄の業の風」と鴨長明。
「この世の終わりか」と住民。
地表の夏、上空の秋。
季節の入れ替わりにまたこの異常。

素粒子より
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設備投資 3期ぶり増
法人企業統計によると、4~6月期の国内の企業の設備投資額は前年同期より0.016%増え、8兆3106億円だった。プラスは3四半期ぶり。この統計を反映すると、消費増税の判断に影響する4~6月の経済成長率が上方修正される可能性がある。
設備投資がプラスに転じたのは、非製造業の設備投資が5.6%増と、2011年10~12月期以来の伸び率になったことが大きい。
景気対策のための公共事業が増えたことなどが影響して建設業が26%増えたほか、不動産産業や小売業も、大型商業施設の新設やコンビニ、スーパーの出店拡大で伸びた。
一方で、製造業は前年同期より9.1%減と落ち込んだままだ。日本銀行の大規模な金融緩和などで円安が進み、日本の製造業にとっては追い風になると見られていたが、円安の恩恵を受けて設備投資が増えたのは、自動車など一部にとどまっている。

 紙面より
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宮崎監督引退
時を行き来し、空をかけ森を走り。
ずいぶん遊ばせてもらいました。
もう夢の続きはないのですか。
宮崎駿さん。

素粒子より
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晩夏とは一抹の感傷を引く季節
炎天が似合った百日紅の花も心なしか物憂い風情だ。照れば熱暑、降れば濁流という乱調の下、亡き人と平和を思った8月の言葉から。
20~30代が中心となって元日本兵の声を記録しているグループがある。時は流れ高齢化が進むが、メンバーの田所智子さんは「私たちの価値観で言葉を選んだり切り捨てたりしないように心がけている」。すでに1,500人から聞き、一部をネットで公開している。
101歳の医師日野原重明さん。全国の小学校を訪ねる「いのちの授業」が10年を迎えた。「命とは、君たちが使える時間のことなんだよ」。多くの「使える時間」が、古今の戦争で断ち切られた。
元高校球児の青年海外協力隊員がアフリカのブルキナファソで野球を教えている。現地の少年サノ・ミル君の感想が新鮮でいい。「全員が平等に打席に立てる。野球はすごくフェアだよ」。この夏は甲子園も熱かった。
落語家の桂文珍さんがネット社会をチクリ。「上手に使えばいいものを、火を使い始めたばかりのお猿さんと同じで、まだ使い方がようわかってないんですな」。時々「炎上」するのは、そのためであろうか。

 天声人語より
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がん予防も運動から
日本人のがんによる死亡は1960年代から増え続けています。がん統計によると、
2005年の患者数は67万人、死亡数が34万人と、約半数の方が亡くなっている。
74歳までにがんになる確率は47%で、74歳までにがんで死亡する確率は21%。
2人に人のはがんになるということだ。
米ハーバード大の有名な研究では、がんの要因はたばこが30%を占め、食事や肥
満など生活習慣による影響も大きい。日本人では、たばこによるがんは、年間約
9万人に上る。そして肥満もがんのリスクになる。私も14年ほど前は、不摂生で
体重が85㌔ぐらいあった。血圧も180ぐらいで、コレステロール値も300近く。
思い立ってダイエットを開始。約半年間で25㌔減らし、今もその体重を維持して
いる。
その方法は、低炭水化物ダイエット。海外の論文を読んでこれだと考えた。徐々
にご飯、パン、麺類を減らしておかずをメーンにするもの。カロリーはタンパク
質で取った。自分で自分を褒めながら続けた。ジョッキングを始め、マラソンに
も挑戦している。
がんを防ぐにはまず、適度な運動に加えて、禁煙、健康な食事、検診だ。日本の
がん検診受診率は2割を切る状況で、先進国で最低だと言われている。
ただ、それでもがんになってしまう人は多い。その時は、医師とコミュニケーシ
ョンをよくとって信頼できる情報を得て、自分を責めず、頑張りすぎず、あきら
めないで欲しい。

 紙面より---勝俣範之
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処世訓にも色々ある。
竹下登元首相の語録に「汗は自分でかきましょう」がある。自分で実行するか、できるかは別にして、記憶に残る言葉ではある。竹下氏は「辛抱、辛抱、永久辛抱」を旨とした。
控えめにふるまうのも競争に勝ち残るための戦略に他ならないが、それとは正反対の世界を人気ドラマが描いている。番組の公式サイトを開いて噴き出した。いきなり「クソ上司め、覚えていやがれ」とあった。半沢は、バブル期に銀行に入った中間管理職である。「やられたらやり返す、倍返しだ!」の啖呵が冴える。
倍返しという言葉、80年代末にバレンタインデーのお返しの常識として使われた記憶がある。あの騒々しかった時代ははるか遠い。同じ言葉が仕返しという物騒な意味合いで再登場したのも、ご時世か。

 天声人語より
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