2013年08月の記事


老いを遅らせるには--心がけが大切
「アンチエイジング」という言葉が注目を集めている。アンチエイジングと
は、できる限り老いを遅らせて若さを保とうという試みだ。
若さ、アンチエイジングというと、スキンケアやサプリメントなどを思い浮
かべる人は多いが、一番大切なのは「気持ち」だ。やりたいことをやること
。無理をし過ぎないことを心掛けると良い。自分を責めないで、いい加減に
、気ままに生活することがお薦めだという。
また、適度な緊張感、ストレスも刺激につながる。ある程度の年齢を過ぎた
ら仕事をしないで家の中で閉じこもっている人は少なくない。だが、ボラン
ティアでも良いので「誰かの役に立っている」という実感を感じられること
を意識的に行うことが大切だ。
そして「きれいになりたい」と願い、行動を起こすことは、世界を広げ自分
を内面からも輝かせる。
たばこと紫外線はなるべく避けよう。特にたばこは肌に悪く、体の循環に悪
影響を与える。
アンチエイジング5カ条
◆いくつになっても男と女
  「美しさ」に磨きをかけよう
◆肌の若返りは心の若返り
   メークアップは外見、心も若返らせる
◆バランスの良い食事と適度な運動
   アンチエイジングの効果は食事と運動が9割
◆よく笑い、よく話し、よくかむ
   笑いは免疫力を高め、かむことは脳の活性化になる
◆長生きこそ最大の誇り
   いくつになっても積極的に社会貢献を
 
 北里大名誉教授・塩谷信幸
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火の神様は踊らなかった
国産の新型ロケット「イプシロン」の打ち上げは、発射19秒前に中止になった。鹿児島の現地で、中継画面の前で、大人も子供も落胆を隠せない。「3、2、1、0」に続いて歓声は起きず、ため息が残った。
自由研究なのだろう、夏休みの宿題の仕上げに来た小学生もいたようだ。残念だったが失敗したわけではない。トラブルを超えることで、世界注目の技術はより確かなものになると信じよう。
小欄も自由研究にならって、日本のロケット小史をひもといてみた。戦後の貧しさの中、わずか23センチのペンシル型を水平に飛ばしたのが始まりだ。朝日新聞は「赤ん坊ロケット成功」と書いた。以来58年、よくぞここまでの感にうたれる。
地球の重力を振り切るには、計算上は秒速11.2キロもの「脱出速度」が要る。煙を引いて天に昇る姿は、昔の人なら竜と見るだろう。人工衛星などを宇宙に届けて自分は短時間で燃え尽きる、けなげな縁下の力持ちでもある。
新鋭のイプシロンは打ち上げ管制をパソコン2台で行う。省力化と低コストは、衛星打ち上げのビジネスで強みになるそうだ。夢と商売を兼ねた分野の市場規模は膨らむばかり。新たな打ち上げを、次は歓声で見送りたい。

 天声人語より
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オバマ氏
人々の列で公民権を勝ち取った地で演説。
列をなして「人道介入」から逃れる人々。
どちらも主役はオバマ氏なり。

素粒子より
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キング牧師の演説
自由と民主主義の国と仰がれるアメリカの、恥部といえるのが人種差別である。遠い昔の話ではない。1960年代になっても白人と黒人を厳しく隔てる差別が南部にあった。通う学校から飲食店、水飲み場、バスの座席もベンチも二分され、結婚ンも禁じられていた。
「神が黒人を罰するために、白人とは違うお姿にお造りになった」と言う州知事さえいた。そうした抑圧の時代、雲間から差す光のように降りてきた言葉が「私には夢がある----」だった。キング牧師の歴史的演説から、今日で50年になる。
「私には夢がある。いつの日か、あのジョージアの赤い丘の上で、かつての奴隷の息子と、かつての奴隷所有者の息子とが同じテーブルに座れる日の来ることを-----」。言葉の力と輝きを、ここまで高めた演説はまれだ。
黒人が対等の権利を求める公民権運動に、保守的な白人は増悪を露わにした。南部アラバマ州にある記念碑には運動に関連して殺された人々の名が刻まれている。のちに凶弾に倒されたキング牧師の名もある。
時は流れて「夢」は今なお道半ばだ。法や制度は勝ち取ったが、有形無形の差別は残る。皮肉なことに、法的平等ゆえに、貧しさを個々の黒人の責任に規する不寛容を、アメリカ社会は強めてきたように思われる。
「私には夢がある」は誰に限らず、苦境にある者の松明となって燃え続けるだろう。演説原稿にはなかった即興として口からほとばしり出たそうだ。思えば現代史上の、大いなる遺産である。

 天声人語より
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シリア問題
また戦争が始まろうと。
シリアは遠い国と思うなかれ。
いつか米兵と並んで日本人が銃を構えているかもしれず。

素粒子より
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シリアへ攻撃 最終調整
米オバマ政権は、シリアのアサド政権が化学兵器を使用したと断定し、シリアへの軍事介入に向けて同盟国と最終調整に入った。2、3日間に限定した空爆を想定しているとみられ、関係各国は28、29の両日、安全保障会議や議会を招集するなど国内手続きを踏み、軍事介入を決断する見通しだ。
米英仏が攻撃目標を軍事施設に限定し、巡航ミサイルによる48時間の空爆計画を進めていると報じた。アサド政権に化学兵器使用の責任があることに疑いの余地はないと断言。無防備な子供や女性たちに化学兵器を使った者は責任をとらなければならないと。
アサド政権の転覆を目的としない限定的な攻撃になることも示唆している。

 紙面より
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消費税
上げれば試練、上げずとも難儀。
爆発しそうな消費税論議のガス抜きを60人から。
きっと腹は決まっていようが。

素粒子より
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日中関係、非難の応酬抜け出すには
中国共産党の報道管制下、限られた情報にしか接することのできない中国人の多くは、日本が再び軍国主義への道を歩もうとしていると誤解している。
こうして膨らむ反日感情に対抗するかのように、日本人の反中感情も最近は目立つ。
世論調査によると、両国の9割以上が相手国に良くない印象を持っているという。
ふと思いつき、日本のインターネット上の検索サイトに「中国はけしからん」と打ち込むと、約78万件がヒットした。ただ、両国のネット上の書き込みからは、お互い知らない者同士が仮想空間で非難の応酬を繰り広げているような印象を受ける。
日本人が「中国」への不満を書き込む時、それは何に、誰に向けられたものなのか。
中国という「国家」は、政治体制の違いもあって付き合い方が難しい。けれど、そこには13億の「人間」が暮らす。「中国」と「中国人」は必ずしも一致しない。
日本を訪れた中国人が嫌な思いをした、という話を聞かない。日本の魅力とは何か。豊かな自然や清潔な町並み。人々の礼儀正しさや勤勉さ。人権や言論の自由といった価値観の浸透。食の安全。並べたら、きりがない。
7年前、戦略的互恵関係をうたって「氷を砕く旅」と呼ばれた安倍首相の訪中は、特筆すべき成果を残した。首相は日本が戦後、「平和国家として歩んできたこと」や「歩み続けていくこと」を強調し、これを中国側は「積極的に評価」した。
唯一の被爆国として、平和や非核を追求する日本人に敬意を払う中国人は、少なからずいる。歴史の否定は、そうした人々の心も日本から遠ざける。

 風より----坂尻信義
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発射中止
からりとした青空の下にサンショは小粒のイプシロン。
宇宙に放つ軽薄短小の技術。
どんな軌跡を描いていくか。

素粒子より
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次は痛みを伴う改革を
ねじれが解消された。安倍首相はこれをうけ、単に長期政権を目指す自己保身的な姿勢でなく、これまで歴代の首相ができなかった懸案事項に政治生命をかけ果敢に挑戦するべきである。衆目一致するのは、「痛みの伴う改革」で結果を出すことであろう。
成長戦略や財政再建など、痛みを避けて通れない政策課題が山積みしている。
第一に、来年4月の実施が決まっている消費税率の引き上げをどう決着させるかである。
第二に、社会保障制度改革国民会議の提案した痛みのある改革案を本当に実行できるかである。いつまでも高齢者を優遇できないことなどを明確に打ち出すべきだ。
第三に、「岩盤」とも称される農業や医療などにみられる既得権益と絡む規制の問題だ。これに立ち向かい、真の成長戦略につなげられるかである。
最後に、TPPの中で反対が強固な農業分野の関税を撤廃し、日本の農業再生をいかに果たすかである。
アベノミクスを成功させたければ、単に目先の利害損失でなく、将来を見据える必要がある。

 経済気象台より----安曇野
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人種差別 黒人問題
偏見の根まで絶やすのは容易ならず。
50年後も大行進は続く。
オバマ時代にしてなお道半ば。
キング牧師の夢。

素粒子より
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方向感覚問われる経営者
日本の大企業の社長のイメージを思い浮かべてみよう。社内の和を大切にし、利害調整が得意な人。最初から自分の考えをはっきり主張するわけではなく、議論が熟すのを待つ人。芝居はあまりせず、減点がない人---。社長みんながこんなでは困るが、よく見かける社長像だと思う。
今の時代、経営者こそ本音を語り、経営戦略を練るべきだと思う。本音を隠し、社内調整などに長けた人材は社長に向かない時代になっているからだ。
右肩上がりの時代は過去を踏襲した戦略や業界横並びでもそれなりの結果は出た。しかし、低成長の成熟社会、変化の激しいIT社会となると、との方向ら向かうかで結果は大きく違ってしまう。結果が分かりにくい政治家よりも業績が数字で出る経営者の方が、時代のパラダイムシフトを深刻に受け止めるべきなのだ。
かつて日本には電機業界という業界があった。いまでは電機業界という垣根は崩れ、それぞれが重電に比重を移したり、携帯電話から撤退したり、その内実も業績も多様になった。いち早く、方向性を決めたかどうかが業績を左右するのだ。
経営者がどんな方向感を持つかは、その時代感覚、社会観、経営哲学、倫理観など人生のなかで培った本性、本音に根ざしているはずだ。それなのにリーダーが自分をカタラナイでは会社の方向性は定まらない。
海外ならその時代に合致した経営哲学を持つ人物をスカウトする。日本では経営者の流動化がまだ少なく、社内登用が多くならざるを得ないが、次代を託せる経営者を見つけることは可能だろうか。
サラリーマンにだって経営哲学を語り、実践できる人はいる。
要は経営者の選び方に尽きる。
未来は過去の延長線上にはない。
減点主義で勝ち残った人には会社は託せない。
出でよ、本音を語り、リスクを取るサラリーマン---。

 逆説進化論より----夏野 剛
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外からも敬意を持って「魅力ある国だ」と素直に思われるような日本創りを志向する
ことは、目先の打開策を講ずる以上に重要な課題である
「魅力ある日本」を考えるとき、三つのポイントがあるように思う。
一つ目は、
長きにわたって日本人自身が培ってきた「日本の良さ」を再確認し、より
確かなものにすることである。世界に秀でた豊かな自然と調和した社会、
人々が法と制度を順守し秩序が維持された安定した社会、充実した社会保
障制度、不条理な格差の少ない社会などが挙げられよう。
二つ目は、
急激なグローバル化、情報化、市場化の波に適切に対応し、「安心、安全
、充実」した社会のシステムを構築していくことだ。急激な波は社会を合
理的で利便性の高いものに変えた。ITを使えばたいていの情報は即座に
入手でき、地道な苦労をすることなく欲しいものを手に入れるチャンスが
増大した。しかし、他方ではむきだしの成果主義、拝金主義、競争社会、
格差社会を生み出した。合理性や利便性を保ちつつ、1点目に挙げたよう
な社会をどう構築するか、これからの課題だと思う。
そのためにこそ、
三つ目に
「魅力ある日本人」をどう育て、日本に住む外国籍の人々とともに「魅力
ある地域社会」をどう創っていくのかという点が課題となる。
そこで最も大切にしたいのは「人間性」の育成だ。金があれば何でもでき
るといった風潮の「ホリエモン現象」、欲望むき出しの「メル友ネット」
の広がり、電車の優先席さえ老人に譲ろうとしない思いやりのなさ。
人間の「品格」が改めて問われる時代である。「国や郷土を愛する心」を
育てることはもちろん大切だが、それはまず「人を愛する心」があって初
めて成り立つ。そうした心を持っていれば、戦争被害の傷を今も感じてい
る相手国への「配慮」も自ずとなされていくだろう。

 早稲田大学教授・天児 慧
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降りすぎれば厄介だが、干天なら慈雨と呼ばれ、恵みの雨と拝まれもする。
底が抜けたような雨の目立つ夏ながら、水不足に悩む地も多い。雨量分布は斑をなして、ある所では田んぼがひび割れ、ある所ではダムの水量が心細い。
鹿児島県南さつま市では先週、渇水対策本部の初仕事に雨乞いをした。降っても照っても農業は気がもめる。
現代版の「雨乞い」もある。東京都は、小河内ダム周辺の人工降雨装置を12年ぶりに動かした。ヨウ化銀の溶液を燃やして煙を上空に放つと、煙の粒子が雨粒をつくる理屈という。間もなくぽつぽつと雨が降りだしたそうだ。
人工降雨はれっきとした技術で、多くの国が取り組んでいる。北京五輪では「人工消雨」が話題にのぼった。雨にたたられないように、前もって雨を降らせて雨雲を消してしまおうとする試みで、理屈は同じである。
照れば雨を、降れば陽光を、人は求めてきた。雨乞いはもとより、昔の欧州には、雲に大砲を撃ち込み、刺激して雨を降らそうとした記録も残るそうだ。砲弾はむなしく落下して、雨が降ることはなかったろうけれど。
23日は二十四節気の処暑。暦の上では暑さがおさまる頃となり、列島は広く雨の週末である。雨乞いの南さつま市も一息だろうか。気象を操る大望もいいが、天の恵みの好日と好雨はもっといい。秋への傾斜が待ち遠しい。

 天声人語より
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交代浴、温浴と冷水でスッキリ
うだるような暑さが続き、夏バテに苦しんだ人も多いでしょう。
そこでおすすめなのが、お湯と水を交互に浴びる「交代浴」。血行促進や疲
労回復に効果がある。
熱い湯に入ると毛細血管が拡張し血流が増加する。汗腺も開いて汗が出る。
体温上昇を防ぐため体熱を外に逃そうとするためだ。
逆に、冷たい水風呂に入ると毛細血管は急激に収縮し、体熱を閉じ込めよう
とする。交代浴はこの繰り返し。血流量が増えて乳酸など疲労物質の除去が
促進されるといった効果があるとされる。
交代浴の代表格はサウナだ。90~100度のサウナの後、15~20度ぐらいの水風
呂へ。これを3回繰り返すとよい。また、、温水と冷水の二つの浴槽に交互に
入る入浴法が最近注目それ、プロスポーツの現場などで広がっている。
とはいえ、普通の家には浴槽は一つしかない。本格的な交代浴をするのは難
しいが、「水風呂ではなく冷たいシャワーで代用しても効果は得られる」。
交代浴についてはお湯ともずの温度差は大きい方がいいが、20度くらいの差
でも疲労回復のある。

 元気のひけつより---金子智彦
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今夏も誓う廃絶の願い もはや核は中心でない
重要性が減ったからといって核廃絶を期待できるわけではない。米ロ両国の核軍縮交渉も米ロ両国の他国に対する核の優位が保たれる限度でしか進んでいない。さらに、核保有国の微妙な力の均衡が国際関係を支配する限り、核の削減が国際的不安定を拡大する懸念もある。
それでも、安全保障における核兵器の相対的重要性の低下は、核に頼る平和を変える機会は提供するだろう。拡大抑止、すなわち軍事大国が自国だけでなく同盟国への攻撃の抑止も図る戦略はこれまで核の傘と同じ意味に用いられることが多かったが、この会議の議論では拡大抑止と核の傘の区別に議論が集中した。傘が要るとしても核でなければならないのかという問題提起である。
冷戦期に恐れられたのは核兵器を用いた米ソ両国の戦争だった。ここでは核兵器が重要だからこそ核軍縮の必要性が叫ばれた。核兵器の役割が減ることは通常兵器による軍拡さらにその行使の危険を伴うために手放しで歓迎することはできないが、これまでにない核削減の機会が生まれたと考えることも可能だろう。核廃棄の願いと核抑止への依存の二重性を克服するために、核削減を実現する方策をこれからも探っていきたい。

 時事小言より---フジワラ帰一
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TPP
米の顔色見つつ年内妥結と心にもなく。
個別撃破、合従連衡のバトルロイヤル。
どこと戦い何を守るのか。

素粒子より
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正しく怖がる
元祖とおぼしき言葉は、防災の警世家でもあった物理学者、寺田寅彦の随筆に出てくる。昭和10年、軽井沢で浅間山の噴火に遭遇した。カリフラワー形の噴煙が7~8キロまで立ちのぼったなどと細かく観察している。
そのときの人々の言動を見て、「ものをこわがらな過ぎたり、こわがり過ぎたりするのはやさしいが、正当にこわがることはなかなかむつかしい」と書き残した。色あせない一節を、浅間山ならぬ桜島の噴火に思い出した。
噴煙は高いが、大規模な噴火につながるものではないという。それでも鹿児島市内は暗くなって、大量の降灰「ドカ灰」に見舞われた。この夏、猛暑豪雨の天変そして地異と、列島は息つく暇がない。
夕立はゲリラ豪雨となる無法者に名を変え、各地でバケツをひっくり返す。秋田や山口などでは次々に発生する積乱雲が「経験のない大雨」や被害をもたらした。バックビルディング現象といい、予測困難というから恐ろしい。
専門家によれば、人は危険に遭遇したとき「たいしたことはない」と思いたがる心理傾向があるという。ならば寅彦の「正当にこわがる」し、「しっかり怖がる」に改めて胸に畳んだ方が身を助けよう。逃げるに如かず。この格言も色あせない。

 天声人語より
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イチロー
内外で一つずつ積み上げた数の高さに目がくらむ。
あっさりイチローらしく。
目の前の球をはじき返して4千本。

素粒子より
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人の生きる世界を「浮世」と言い「憂き世」とも書く。
調べると後者の方が言葉としては古いらしい。つかの間の盆休みが終わり、週明けから憂き世に戻った方もあろう。たとえばそれは、机上に残ったままの仕事の山であったりする。
国内を見まわせば、この山も憂いが深い。国の借金の山がとうとう1千兆円の大台を超えたと、盆休みの前に財務省が発表した。
1万円札の福沢諭吉が、「暗殺は別にして借金ぐらい怖いものはない」と自伝で述べているのは皮肉なことだ。先進国で最悪という体たらくに大先輩はご立腹だろう。しかも抜け出す道が覚束ない。
来春に消費税を上げても、赤字を減らす第一歩にすぎない。社会保障費など歳出の絞り込みは待ったなしだ。
まさに憂き世、歴代政権の責任は大きいがツケを子や孫に回したくはない。この秋は、消費増税に踏み切るか、見送るかの決断が政治のヤマになる。政権保身の算盤をはじいての先延ばしは、なしに願いたい。
イソップに照らせば、日本人は自らをアリのように思っていたのに、気がつけば国全体でキリギリス化していた。そんな印象だろうか。刹那的でない長い目が必要な時だと思う。政策にも、むろん経済にも。

 天声人語より
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東電問題
水漏れの穴塞げず八方塞がり。
開いた口も塞がらぬ世界一責任の不明の国。

素粒子より
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TPP 関税撤廃品目最大85%
日本政府が参加各国に示す最初の関税撤廃案が明らかになった。
関税をなくす品目数の割合を示す「貿易自由化率」は最大で85%程度とする一方、関税を守りたいコメなどの農産品は、態度を明らかにしない「留保」とする。
関税撤廃案を示すのは、各国の交渉にペースを合わせるためだ。今後は、国益をかけた厳しい交渉がいきなり始まる。
日本にとって大事なのは、重要項目を交渉する期間がとの程度あるかのだが。交渉が遅れれば遅れるほど、重要項目で自国の主張をする機会が増えるとひそかに期待している。
しかし、そこに立ちはだかるのが米国だ。米オバマ政権は来年秋の中間選挙までにTPPの成果を示す必要があり、「交渉の年内妥結」に強くこだわる。
仮に米国の思惑通りに交渉が進めば、年内妥結までに残された時間は3カ月半しかない。
  
 紙面より
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原爆資料
グーグルの歴史アーカイブで広島と長崎の原爆資料を見る。
投下時刻のままの時計と動きを止めたあらゆるもの。

素粒子より
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温暖化対策 現実味なき目標の罪
この夏の異常気象は、地球環境のただならぬ異変を感じさせるものがある。
そういえば、温暖化対策で2050年までに温室効果ガス排出量を世界で半減させる目標、あれはどうなったのだろう。
大排出国の中国がいまも削減に消極的。米国も環境より景気回復を優先する。
ただ、何より本質的な問題は、半減目標にそもそも現実味がないことだ。これまでのシナリオでは、仮に先進国が40年後に排出量をゼロにしても、途上国も大幅削減しないと実現しない。成長を急ぐ途上国には論外の安打。
そこに現実的な答えがないから、先進国も途上国も責任を押しつけあう。そして実質的な削減合意は、ますます遠のく。
半減目標の根拠となってきたIPCC報告が、半減目標は過大だった、もっと緩やかな目標でかまわない、という内容に見直されそうだというのだ。
もともとIPCCの現実離れしたシナリオが独り歩きしたことで、各国は現実から目をそらし、有効な対策を先送りする口実にしてきた。そのシナリオが修正され、現実的な解に向けて動き出すなら、世界にとっても朗報である。
国内でもそっそく「排出量25%削減」など非現実的な目標の見直しに取り組んでほしい。再生可能エネルギーを一気に増やすための固定価格買取制度も再考が必要だ。
この制度で太陽光発電に参入が相次ぎ、日本は狙い通り導入量世界一に返り咲きそうだ。ただ、ブローカーまでが投機の対象にするような制度が必要だったのか。電気料金に上乗せされ、今後20年間で最大数十兆円にふくらみそうな負担を国民はいつまで快く引き受けてくれるだろうか。
温暖化対策ブームで、非現実的な目標や、続けていくことが難しい制度が相次ぎ生まれた。だが、異常気象魔なつを本気で心配する人なら、そろそろ現実味のある解を見つけたいと願っているはずだ。

 波聞風問より----原 真人
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キリスト画
疫病神が転じて福の神に。
スペインでサル顔の修復画が町おこし。
受難のキリストが苦笑しているように見え。

素粒子より
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和解の道をつぶすのか
かっての独裁時代でさえ、めったになかった凄惨な光景だ。
群衆を容赦なく襲うブルドーザーと銃弾。全国での衝突で、500人を超す命が消えた。
エジプト軍が主導する暫定政権は首都カイロで、先月のクーデターに抗議していた座り込み活動を強制排除した。デモ隊はムシル前大統領が属する「ムスリム同胞団」の支持者が主体だ。若者やリベラル派など世論の支持はあったとはいえ、軍事力を背に政権を奪った以上、暫定政権には同胞団と粘り強く和解を探る義務があったはずだ。
なのに先月のデモ隊への発砲に続き、さらに大規模な流血事件を起こしたことは、政治対話の扉を閉ざすのに等しい。
リベラル派のエルバラダイ副大統領は流血に抗議し、辞意を示した。穏健派が離反すれば、強硬派は増長しかねない。
さらなる暴走を防ぐには、もはや米欧と周辺の主要国が説得を強めるしかないだろう。
国の安定への道は、国民の統合しかありえない。民主革命の初心を見失ってはならない。

 社説より
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熱中症の予防のために
人間は安静にしていても、尿を排出する上、皮膚からの発汗や呼吸でも水分
を喪失します。それらも考慮すると、通常でも1日1.5㍑の水分を取ること
が必要です。
運動をして汗をかくと、暑い夏には平素より1㍑くらい多めの水分と、適度
な塩分を摂取する必要があります。
尿や汗利中には塩分の成分であるナトリウムがかなり含まれています。特に
内分泌系の以上がある人の場合は、腎臓から尿中に過剰なナトリウムが排出
されて虚脱状態となり、血圧低下や生命の危険が生じますので注意が必要で
す。
日本の夏は気温が高い上に、湿度が高く、汗をかいても蒸発しにくくスチー
ムサウナに入っているような状態です。外出時は体温調節機能の弱くなった
高齢者や乳幼児は特に気をつけなければなりません。乳児を乳母車に長時間
乗せて買い物したり、わずかな時間でも駐車した車中に置いたままにしたり
しないようにすべきです。
就寝前には、38~39℃のぬるま湯でゆっくり入浴することが安眠を促します
。都市部では夜も気温や湿度はあまり下がらず、冷房や扇風機をつけたまま
眠る人がいます。ですが、体温が下がって風邪をひくおそれがありますから
、夜間は除湿機能のみにしたり、就寝1時間後ぐらいで切れる設定にしたり
する方がいいでしょう。旅先でも室温の下がり過ぎには注意して下さい。
なお、酒やビールは、たくさん飲むと、アルコールによる利尿作用で多尿と
なるので効果的な水分補給にはなりません。水を十分取ることが必要です。

 あるがまま行くより--日野原先生
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内向き思考を抜け出そう
他の国々との関係を忘れた内向きな思考に拘泥していると、外交の幅を狭め、自縄自縛の隘路に迷い込む。それは、戦争の失敗から日本が学んだはずの教訓だったが、今もその思考の癖から抜け出せていないのではないだろうか。
多くの日本人にとって、戦争の光景とは、日本各地の惨状だろう。この夏に公開されている映画も、日本を舞台にした「風立ちぬ」「終戦のエンペラー」「少年H」。どれも平和の尊さを人間味豊かに描いている。
私たち国民が実体験した戦争を語り継ぐのは、当然の責務である。ただ、そこで立ち止まらず、想像をアジア、世界へと広げたい。あの戦争の被害に国境はなかったのだから。
アジア抜きに日本の未来は語れない今の時代こそ、じっくり考えよう。「お隣」は今なおなぜ、怒り続けているのか、と。

 社説より
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交代浴、温浴と冷水でスッキリ
うだるような暑さが続き、夏バテに苦しんだ人も多いでしょう。
そこでおすすめなのが、お湯と水を交互に浴びる「交代浴」。血行促進や疲
労回復に効果がある。
熱い湯に入ると毛細血管が拡張し血流が増加する。汗腺も開いて汗が出る。
体温上昇を防ぐため体熱を外に逃そうとするためだ。
逆に、冷たい水風呂に入ると毛細血管は急激に収縮し、体熱を閉じ込めよう
とする。交代浴はこの繰り返し。血流量が増えて乳酸など疲労物質の除去が
促進されるといった効果があるとされる。
交代浴の代表格はサウナだ。90~100度のサウナの後、15~20度ぐらいの水風
呂へ。これを3回繰り返すとよい。また、、温水と冷水の二つの浴槽に交互に
入る入浴法が最近注目それ、プロスポーツの現場などで広がっている。
とはいえ、普通の家には浴槽は一つしかない。本格的な交代浴をするのは難
しいが、「水風呂ではなく冷たいシャワーで代用しても効果は得られる」。
交代浴についてはお湯ともずの温度差は大きい方がいいが、20度くらいの差
でも疲労回復のある。

 元気のひけつより---金子智彦
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成長への再投資
ここ数年、世界の自動車企業は金融危機によるダメージからの挽回に取り組んできた。自然災害や歴史的円高にも遭遇した日本の自動車産業も業務改善を進め、2012年度決算で収益を大きく改善。13年度では危機前の水準を回復すると見込まれている。ただ、資源価格の上昇や欧州経済の停滞等、不確定要素が多いため、増産投資や先行投資にはまだ消極的だ。
日本経済のエンジン役を担う自動車産業が果たすべき役割は大きい。世界自動車市場の発展を享受することで獲得した収益を、安全・環境技術とともに、次の成長を担う人材や設備に積極的に投資し、社会還元することが求められている。

 経済気象台より---窯
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戦争の記憶
子どものころの記憶の隅に残る大阪砲兵工廠の焼け跡。
アバッチ族も焼け跡闇市も死語のごとく。
今は戦後、戦前?

素粒子より
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<命綱たのむをかしさ敗戦忌>角川源義
同世代が大勢落命したのに、自分は生き延びた。いま病を得て、治療を命綱と頼んでいる。そんな我が身を突き放して眺めた句であろう。
先の戦争での日本人戦没者は軍民で約300万人。その数は戦争の末期に激増し、最後の1年で200万人近くが落命した。特攻、沖縄、空襲、原爆---悲劇の多くがこの間に起きている。
特攻隊で8月15日に出撃予定だった人の話を、読んだ。命拾いしたのだが、数日早く出撃した人もいよう。最後の1年を逆回しして玉音放送を早めてみれば、死なずにすむ人は日々増える。きょうは遅すぎた敗戦の日でもある。
「敗戦」への執着は、無謀な戦いに突き進んだ愚を忘れまいとする戦中派の心であろう。

 天声人語より
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終戦記念日
ようやくここまで68年。
次の開戦はないという決意を重ねる終戦の日。
この日を記念できなくする企みはないか。

素粒子より
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ほてりを残す夜の空に。天の川が美しい。
盆休み、都会を離れた静粛の中で眺める人もおいでだろう。仰ぎつつ、宇宙の無限と悠久にわが身の小ささを思えば、逆におおらかな気分がわいてくる。
14億4千万㌔の彼方から見た地球を、土星探査機カッシーニが送ってきた。漆黒に浮かぶ一粒の点。なるほど、こんなところに住んでいますか、私たちは。水の惑星は、点ながらにあっすらと青い。
土星の軌道からの写真には、かの星のリングが光の帯となって写る。特徴的な輪は地球から望遠鏡を覗く子供たちに人気の的だ。その輪を観測したイタリア生まれの天文学者の名をもらって、探査機は地球を飛び立った。
これまでで最も遠くからの地球は青くとらえられた。
地上に身ドレ場、昨夜から今日の未明にかけて、ペルセウス座流星群が見ごろだった。音もなく流れる光の筋に、ささやかな涼を味わった方もおられよう。このところの猛暑はついに国内最高気温を塗り替えて、青い星が沸騰するような日が続く。
宇宙の時は悠久だが、夏から秋へ、冬から春へ、暑さ寒さは地球の時間が連れ去ってくれる。クビを長くして、やさしい季節を待ちわびる。

 天声人語より
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幽霊
首相公邸の幽霊のうわさは静まらず。
気のせいか、永田町一帯に戦前の亡霊がよみがえさてきそうな妖気も漂い。

素粒子より
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政治が世論をあおる罪
一国のリーダーの愚かな行動や発言が隣国との関係をめちゃくちやにし、草の根交流や経済活動まで滞らせてしまう。
首脳同士が会えず、閣僚間の接触もほとんどないような状態がこれほど長期に及ぶのは、1965年の国交正常化以降、極めて異例のことである。
政治がナショナリズムをあおれば、どんな結果を招くか。そのことを両首脳は肝に銘じるとともに、関係修復に向けた取り組みを急がねばならない。
ソウル中心部の明洞。繁華街を埋めていた日本人の姿は昨秋以降、めっきり減った。
実際、日本から韓国への観光客は昨年、過去最高を更新したものの竹島騒動後は前年比2割減の状態が続く。このところの円安や不安定な北朝鮮情勢も加わり、日本企業の対韓投資も減っている。
これが、浅はかな行動がもたらした代償である。韓国は、李氏の言動がいかに国益を害したかという指摘も聞かれる。
日本側でも、欧米からもその人権感覚や歴史認識を疑う声が出るなど、国際社会での日本のイメージをいたく傷つけた。
韓国の司法が、戦時中の元徴用工らの訴えを認め、日本企業に損害賠償を命じるなど新たな火種も持ち上がっている。
こんな時こそ、みずから挑発的な言動を控え、国民に冷静な対応を呼びかける。それが政治家の仕事だろう。
ともにアジアのリーダーとしての責任を負う隣国同士が、自分たちの問題さえ解決できない。こんな醜態をいつまで世界にさらすつもりなのか。

 社説より
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日野原先生
第1次大戦から知る101歳。
10歳に望みを託し命を説いて10年。
「世界はもう壊れている」と言いつつ。

素粒子より
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GDP3期連続プラス
内角府が発表した国内総生産の4~6月期の1次速報を発表した。物価変動などの影響をのぞいた実質成長率は前記より0.6%増え、この成長率が1年続いた場合の年率換算すると2.6%のぷ世す成長になった。安倍首相は今回の成長率などを踏まえ、来年春に消費税率を8%に引き上げるかどうかを秋に判断する。
今回、成長率を押し上げたのは消費と輸出だ。GDPの約6割を占める個人消費は宝石や時計など高額品が伸び、前期比0.8%増になった。輸出は円安の恩恵で3.0%増えた。安倍政権の景気対策で公共投資も1.8%増え、成長率を押し上げる要因になった。
一方、本格的な景気回復のかぎを握る設備投資は0.1%減って、6四半期連続のマイナスになった。
速報値が市場の予測を下回ったことから、より安全な資産とされる円が買われ円高が進み、一時、6月19日以来の1㌦=95円台をつけた。

 紙面より
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夏休み
安倍首相は別荘へ。
お盆休みで都会の喧騒和らぐ。
この機に少し頭を冷やしますか。
40度の連発はこたえるけれど。

素粒子より
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中国経済、土地頼みの限界
土地は国の物、みんなのものという建前は崩さぬまま、使用権取引の名目で切り売りが進んだ。
担い手は地方政府だ。中でも、汚職事件で先月に起訴された薄元重慶市書記は鮮やかな手腕を発揮した代表格だろう。90年代の大連市長時代、国有企業をつぶし、構想ビルを建てさせ、巨額の土地収入をもたらした。失脚直前の重慶でも再開発を進めていた。
中国の地方政府は財政基盤が弱く、仕事量と財源のバランスがとれていない。そこで土地収入が貴重な財源となる。ある不動産会社のまとめでは、今年上半期、全国306都市の土地使用権売却代金は1兆1300億元に上る。
耳目を集めるシャドーバンキング問題も、この構図の延長線上にある。
リーマンショック後の大型景気対策は「4兆元規模」をうたいながら、中央の負担は3割程度。地方政府は自力の資金調達を強いられた。土地収入だけではまかなえず、正規の銀行融資でない資金をかき集めた。この相当部分が、また不動産開発へ向かった。
現在、過剰生産能力が表面化している主な業種は、鉄鋼、ガラス、アルミ、セメント。建設需要を当て込んだのが一因だ。
景気は下降線だが、大都市圏を中心に不動産価格は上がり続けている。
北京で外資系企業に勤める友人は3年前、市中心部に近い1平方㍍あたり2万3千元のアパートを借金で手に入れた。それが今は5万元だそうだ。ちなみに大卒初任給は5千元程度。
改革開放から30年余り、中国経済は何度も「崩壊説」にさらされた。今回も乗り越えるだろうと思う一方、土地に依存した経済が限界に近づいている気もする。

 余滴より---村上太課輝夫
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お盆とは
お盆の名称の由来とされる「盂蘭盆経」という経典は、こんな内容だ。
釈迦の弟子の目連が餓鬼道に落ちた亡母の苦しみを知り、釈迦に助けを求めた。教えに従って、旧暦の7月15日に大勢の僧侶にお供えをして祈願してもらうと、母は救われた---。
罪根深き肉親を救う噺は、我々になじみのお盆の印象とはかなり異なる。
「お盆は、仏教が深く関わっているが、本質は日本人の祖霊信仰と考えられる」
仏教における「仏」は本来、真理に目覚めた人の事。だが、日本では死者や先祖も「ホトケ」としてまつる。中国から伝来した仏教と、日本の習俗が結びついた典型例の一つが、お盆だ。
貴族が先祖にお供えをしたり、民間で軒先に火をともして、精霊を招いたりする儀礼が、盆行事として呼び習わされていく。
仏教の立場から詳細に論じると、霊魂がこの世とあの世を行き来するとなれば、仏教の教義と食い違うとの指摘もある。死者は葬儀で引導を渡されるなどして、浄土に導かれたことになっている。
お盆は先祖供養が目的ではない、と明確にしているのが浄土真宗だ。
法事を勤めないとたたりが起こるのでは、という考えは、自分に降りかかる問題の原因を、死者に結びつけ、すり替える生者の打算と傲慢の現れであり、お盆の仏事や法事は亡くなった人を霊魂のように考えはしない。ただ、「亡き人をしのぶことで、生きている我々を見つめ直す良い機会である」と考えるとよい。

 紙面より
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今からできる!夏休み勉強法
うんざりするような数字が、天気予報の予想最高気温の欄が並んでいる。立秋を過ぎて暑さはいよいよ衰えを知らない。児童生徒にとっては、長い休暇ももう半ばだ。
毎年、宿題を先延ばしし、最後の日々を暗然として過ごすことを繰り返した。こんな調査がある。宿題を後回しにする傾向の強い人は弱い人より、飲酒、喫煙、ギャンブルなどの習慣を持つ人が多いという。
目先の楽しみに飛びつき、いやなことは先送りする。短期の利益を長期の利益に優先させる。成績や健康も気にはなるけれど、我慢ができず、後で悔やむ。いまケーキを食べるか、明日の体重を気にしてやめておくかという選択も同じだ。
あすからは必ず宿題をやる。だからきょうだけ遊ぶ。こんな言い訳もよく使った。これは将来の自分への過信であり、楽観だという。あすの自分もきっと駄目だと自覚しているなら、きょうもきっと駄目だと自覚しているなら、きょうからせっせと片付けることになる。なるほど、である。
時の過ぎゆく速さは一定ではない。先は長いと思って過ごす1週間と、後がないとなってからの1週間では足取りが違う。そぞろ歩きの気分でいられる時期は終わり、そろそろ駆け出さなければとせき立てられる頃合いか。酷暑に気をつけて無理せずに。

 天声人語より
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目の離せないユーロ圏
ユーロ圏は。欧州金融安定基金の積極的な金融緩和、緊縮財政の緩和などにより、市場では最悪期を脱し、小康状態を保っているとの印象が強い。
しかし、長期間にわたったユーロ圏の不況は、簡単に癒えるものではない。好調のドイツを除くと、失業率の大幅改善が見込めず、緊縮策が続く中、必然的に輸出頼みの経済成長にならざるをえないだろう。財政統合など構造問題解決への道筋も見えていない。本格的な景気回復には遠く、まだまだ安心はできない。
中国の景気後退も影を落とす。今後も、各国の財政政策やECBの役割は減ることはないだろう。この状況で来年にはラトビアがユーロを導入する。欧州の動向に目が離せない。

 経済気象台より----QJ
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長崎
原爆が戦争を終わらせたというのは神話、とオリバー・ストーン監督が長崎で。
不必要な投下という加害の歴史。

素粒子より
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甲子園
戦争でできなかった年もある。
焼け跡で再開した年がある。
平和を思う週にあるこの日。
だから誇れ輝け、みな。

素粒子より
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汚染水対策に国費
放射能汚染水が海に流出している問題で、経済産業省は2014年度予算の概算要求に、汚染水対策費を盛り込む方針を固めた。汚染水対策は東電の負担で進めてきたが、流出が止まらないことから、研究開発費として国が一部を負担する。
汚染水は敷地と港湾の地中にしみ出し、海に漏れているとみられる。東電は岸壁近くに遮水壁をつくっているが、完成しても流出を防げないおそれがある。
経産省は5月、東電に対して原発施設を取り囲むように土を凍らせ、地下水が流入するのを防ぐ工事を指示。地中に埋めた管に冷却剤を循環させ、周りの土を凍らせて水を通さなくする仕組みで、15年度中に完成させる計画だ。
総額は数百億円規模とされ、現地調査で詳細を固める。経産省は今回、金額を示さずに要求する。これだけ大規模な遮水壁は世界でも例がなく、国も一歩前に出て支援する必要があるとの考えだ。
東電が負うべき費用を国民が肩代わりすることには批判も予想されるため、将来の事故に備える研究費用として出す。

 紙面より
ここまで、国が関与しなければならないのであるのなら、つぶして国有化するべきだ。
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お盆とは
お盆の名称の由来とされる「盂蘭盆経」という経典は、こんな内容だ。
釈迦の弟子の目連が餓鬼道に落ちた亡母の苦しみを知り、釈迦に助けを求めた。教えに従って、旧暦の7月15日に大勢の僧侶にお供えをして祈願してもらうと、母は救われた---。
罪根深き肉親を救う噺は、我々になじみのお盆の印象とはかなり異なる。
「お盆は、仏教が深く関わっているが、本質は日本人の祖霊信仰と考えられる」
仏教における「仏」は本来、真理に目覚めた人の事。だが、日本では死者や先祖も「ホトケ」としてまつる。中国から伝来した仏教と、日本の習俗が結びついた典型例の一つが、お盆だ。
貴族が先祖にお供えをしたり、民間で軒先に火をともして、精霊を招いたりする儀礼が、盆行事として呼び習わされていく。
仏教の立場から詳細に論じると、霊魂がこの世とあの世を行き来するとなれば、仏教の教義と食い違うとの指摘もある。死者は葬儀で引導を渡されるなどして、浄土に導かれたことになっている。
お盆は先祖供養が目的ではない、と明確にしているのが浄土真宗だ。
法事を勤めないとたたりが起こるのでは、という考えは、自分に降りかかる問題の原因を、死者に結びつけ、すり替える生者の打算と傲慢の現れであり、お盆の仏事や法事は亡くなった人を霊魂のように考えはしない。ただ、「亡き人をしのぶことで、生きている我々を見つめ直す良い機会である」と考えるとよい。

 紙面より
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南シナ海 力学変化。中国がベトナムに接近
南シナ海の領有権をめぐる対立の関係に変化が生じている。中国とベトナムが関係改善に踏み込みフィリピンとベトナムとの足並みに微妙なズレが出始めた。アジア重視政策にカジを切る米国や、尖閣問題を抱える日本などもにらんだ動きだ。
中国に対するベトナムとフィリピンの立場の違いには、米国や日本との距離感が影響している。
フィリピンは米国との軍事同盟に寄りかかり、その延長で日本の支援も取り込んでいきたいとの意向を鮮明にする。巡視船10席の供与が決まった対日関係は「戦略的パートナーシップの柱」と位置づけられる。
一方、ベトナムは戦争の記憶から米国に頼ることに抵抗がある。日本には最大の支援国として経済的に依存しているものの、政治的な影響力は中国に及ばない。安倍首相が訪問した際、新たな5億㌦の円借款を高く評価したが、安全保障面での連携に気体を寄せる論調は見当たらなかった。
これに対し、中国は、南シナ海問題について「当事国同士の二国間で解決を図る」との原則にこだわる。
意味するのは、ASEAN諸国が一致して中国と対立する構図を作らせず、米国や日本の介入を防ぐこと。当面は、ベトナムとフィリピンを「分断」しつつ、南シナ海問題の緩やかな進展を演出しようとの構えだ。

 紙面より
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老いを遅らせるには--心がけが大切
「アンチエイジング」という言葉が注目を集めている。アンチエイジングと
は、できる限り老いを遅らせて若さを保とうという試みだ。
若さ、アンチエイジングというと、スキンケアやサプリメントなどを思い浮
かべる人は多いが、一番大切なのは「気持ち」だ。やりたいことをやること
。無理をし過ぎないことを心掛けると良い。自分を責めないで、いい加減に
、気ままに生活することがお薦めだという。
また、適度な緊張感、ストレスも刺激につながる。ある程度の年齢を過ぎた
ら仕事をしないで家の中で閉じこもっている人は少なくない。だが、ボラン
ティアでも良いので「誰かの役に立っている」という実感を感じられること
を意識的に行うことが大切だ。
そして「きれいになりたい」と願い、行動を起こすことは、世界を広げ自分
を内面からも輝かせる。
たばこと紫外線はなるべく避けよう。特にたばこは肌に悪く、体の循環に悪
影響を与える。
アンチエイジング5カ条
◆いくつになっても男と女
  「美しさ」に磨きをかけよう
◆肌の若返りは心の若返り
   メークアップは外見、心も若返らせる
◆バランスの良い食事と適度な運動
   アンチエイジングの効果は食事と運動が9割
◆よく笑い、よく話し、よくかむ
   笑いは免疫力を高め、かむことは脳の活性化になる
◆長生きこそ最大の誇り
   いくつになっても積極的に社会貢献を
 
 北里大名誉教授・塩谷信幸
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影の銀行、宴はいつまで続くのか
定期預金の金利より1.4%高い財テク商品を売り込む大手銀行。数年前から投資を始めた知人のもとには、毎週4種類は案内が届く。不透明な金融取引として懸念されている「影の銀行」の詩吟現になっている「理財商品」と呼ばれるものだ。
一部の銀行がお金を調達しにくくなり、中国の金利が急騰した6月。世界から中国発の金融危機を心配する視線が灌がれていたときでも、この知人は、年利6%まで上がった3カ月ものの賞品を買った。この商品は、あっという間に売り切れたという。
もちろん、金融システムが永遠に万全だと信じているわけではない。銀行の融資先には、スジの悪い地方政府の不動産開発の事業がまじっていめるのも知っている。
「だけど」と知人は言う。
預金金利は低く、物価の上昇には追い付かない。不動産は投資額がひとけた、ふたけたも違う。中国の株式市場はインサイダー情報にまみれ、おまけに、海外への投資は制限されている。
「そこそこお金を持っている中国人には、理財商品は最善の選択。それに、うちの銀行は大丈夫と更新を続けている。ある大手行の商品が元本割れして批判を集めたこともあったが、高利のうまみは、そんな声をかき消した。
こうして、積み上がった理財商品の残高は今年3月で8兆2千億元。4年前の約8倍にも達した。銀行が破綻したちきに預金者を保護する仕組みがないことも、逆に奇妙な安心材料になっている。「社会への影響が大きすぎて、銀行をいまは破綻させられないと政府の足もとをみている。
理財商品は超短期の運用で、95%が1年未満で満期を迎える。3カ月未満が64%も占めている。中国の投資家が、とりあえず先を信じられる期間はこの程度なのかもしれない。
一方、このお金を元手に銀行が貸す企業や地方政府などは、不動産開発やインフラ工事といった長期の投資に使う。数カ月後に投資家に返さなければならないお金を、数年にわたって貸しつける。調達は短いが、運用は長いというミスマッチは、銀行にとって危うい綱渡りだ。「6月危機」の一因でもあり、9月に次のヤマ場がやってくる。
日本にもかってあった銀行の「不倒神話」と、右肩上がりの成長が支える「宴」は、いつまで続くのか。3カ月ごとに肝を冷やすのは、たまらない。

 波聞風問より----吉岡桂子
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靖国参拝問題
この夏もぞろぞろ参拝か。
レールに戻したい隣国との関係。
閣僚が玉砂利を踏みしめるたびに枕木が揺らぎ。

素粒子より
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もったいないの意識と罰
蛇口をひねれば水がほとばしる便利さは、無駄と表裏一体だ。
小欄で「みずばち」について書いたら、幾つも便りを頂いた。「水を雑に使うと水罰があたって水に不自由する」という戒めである。ある女性は、水だけでなく「火罰」や「紙罰」があたるから粗末にするなと、親から教えられたそうだ。
農民作家の和田伝が戦前に書いた随筆を送ってくださった方もいた。随筆には、女中さんの性格は井戸端で水を使わせればわかる、とある。締りなく使う者は一事が万事で、味噌も醤油でも同じだという。現代人にも当てはまりそうな、鋭い観察である。
「湯水のように使う」という表現に、和田は異を唱えている。田舎の人は惜しげもなく水を使うことはんかった。時は流れて今、日本人は1人1日平均で約300㍑の生活用水を使うようになった。
水から目を転じれば、まだ食べられるのに捨てられる食品が、国内で年に500万~800万㌧にのぼるという。食料の過半を海外に頼りながら、こうも粗末にする国は、いまに「食罰」があたりそうで怖い。
何にしても、ものが有限であることへの謙虚な畏れを失いたくはないものだ。地球にはいま70億の人間がひしめく。「もったいない」に通じる「罰」の感覚は、古いがモダンだ。埃を払って磨きたい。

 天声人語より
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『覚醒 観世音菩薩 慈悲の心』
ご開帳は、観世音菩薩様に皆様方の目の前に御出ましいただき、一人ひとり
と『縁』を結んでいただくというものであります。
私たち日本人が古来より大切にしてきた『謙虚な心』『慈しみの心』はどこ
へ消えてしまったのでしょうか。今一度、「命の尊さ」、「人を思いやる心
」というものを考えなければならない時なのです。まさに此処に、観音様の
大きな慈悲の心に触れていただきたいと願っているのであります。
観音様は最も慈悲が深い仏であり、様々な人の姿を借りて困っている人を助
けると説かれています。実は慈悲の心というものは、観音様ほど大きくなく
ても、自分の心の中にもちゃんと存在しているものでもあります。悲しいか
な、便利さやわがままの実現ばかりを追求している現代の風潮の中で、だん
だん気が付かなくなっているのであります。
結縁開帳を通じて、観世音菩薩様のご宝前に立ち、静かに自分の心を見つめ
る時、一人はひとりの自分の心の中のこの存在に気が付く事が出来るはずな
のです。
そうなのです。観音様は実は普くおわします。あなたのすぐ横にいる人が
観音様であるということに気付く、そうすればあなた自身もそうであること
に気付くはずなのです。仏像だけが教えてくれるのではありません。いつで
もどこでも、誰からでも学べるものなのです。そうすればおのずと謙虚さが
生まれてくるものです。ですから仏様の前だけで謙虚であってはなりません
。すべての人に尊敬と感謝の気持ちを貫かねばならないのです。つまり、私
たちの心が観音様の心とひとつに繋がるとき、本来あるべき人間の心を取り
戻し得るのです。このことが、この乱れた世相を正す事に不可欠なのであり
ます。

                   西国三十三所札所会
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遅すぎる辞任、日本柔道に傷
最初の問題発覚から反念。上村会長が自らの責任と真摯に向き合わない間に、日本柔道はひどく傷ついた。不祥事が伝えられるたび、競技の悪評は高まった。頂点から底辺まで市井の柔道人は誇りを少しずつ失っていった。組織を率いた上村会長は間違いなくその責任を負う。
都合の悪い問題を正面から開け止めようとしない。この日の会見で「全柔連と講道館の関係を見直すことが真の改革につながるのでは」と問われても、「違う組織」とのらりくらりと建前論を繰り返して逃げたのは象徴的だ。
責任の所在を明確にせず、その場しのぎの対応を繰り返してきたことが、問題を過剰にふくらませた。そのことを上村会長はいまだに分かっていない。
柔道界の内向きの論理で会長の延命に手を貸してきたのが今までの全柔連だ。上村氏は講道館長を続けるという。段位の認定を担うなど、柔道の総本山として影響を持ち続けるのは否定できない。一線を画し、柔道界の外の声に耳を傾けることが新執行部には求められる。

 紙面より
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お盆とは
お盆の名称の由来とされる「盂蘭盆経」という経典は、こんな内容だ。
釈迦の弟子の目連が餓鬼道に落ちた亡母の苦しみを知り、釈迦に助けを求めた。教えに従って、旧暦の7月15日に大勢の僧侶にお供えをして祈願してもらうと、母は救われた---。
罪根深き肉親を救う噺は、我々になじみのお盆の印象とはかなり異なる。
「お盆は、仏教が深く関わっているが、本質は日本人の祖霊信仰と考えられる」
仏教における「仏」は本来、真理に目覚めた人の事。だが、日本では死者や先祖も「ホトケ」としてまつる。中国から伝来した仏教と、日本の習俗が結びついた典型例の一つが、お盆だ。
貴族が先祖にお供えをしたり、民間で軒先に火をともして、精霊を招いたりする儀礼が、盆行事として呼び習わされていく。
仏教の立場から詳細に論じると、霊魂がこの世とあの世を行き来するとなれば、仏教の教義と食い違うとの指摘もある。死者は葬儀で引導を渡されるなどして、浄土に導かれたことになっている。
お盆は先祖供養が目的ではない、と明確にしているのが浄土真宗だ。
法事を勤めないとたたりが起こるのでは、という考えは、自分に降りかかる問題の原因を、死者に結びつけ、すり替える生者の打算と傲慢の現れであり、お盆の仏事や法事は亡くなった人を霊魂のように考えはしない。ただ、「亡き人をしのぶことで、生きている我々を見つめ直す良い機会である」と考えるとよい。

 紙面より
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戦争は外交の延長
海外の雰囲気がそうさせるのか、このところ、国外での政治家の口の軽さが目立っている。
中国要人とかいだんした元幹部は、田中角栄元首相と中国側との間で尖閣諸島の領有権を棚上げにする密約があったと北京で述べた。香港のテレビのインタビューに門主等の元首相は「尖閣は日本が盗んだと思われても仕方がない」とまで述べた。国民感情を逆なでする発言をしてしまうのは、中国人の絶妙な接遇力によるのかもしれない。
「戦争は外交の延長」という趣旨のことをプロイセンの戦略家クラウゼビッツは述べている。外交の失敗は、戦争に結びつく。国権の発動としての戦争を憲法で放棄した我が国の政府は、この大切な外交戦略も放棄したかに見える。
尖閣諸島で「領土問題は、わが国には存在しない」と国内向けに声高に叫んでも、諸外国には犬の遠ぼえとしか聞こえない。それを見越した隣国の政治家たちは、政権基盤のもろさを補うために、日本たたきを繰り返してきた。最近はそれが行き過ぎて、日本の右傾化を促すという逆説の構造も出てきている。
日本国民は平和を愛する民族であるが、政権がそうだとは限らない。先の無謀な戦争でも、軍や一部の好戦論者が世論を先導していった。
景気回復を追い風に、安倍内閣は参院選で圧勝し、久しぶりの長期政権になりそうだ。今後、右傾化の動きが加速することも予想される。これが隣国をいら立たせ、その結果、わが国の国民を更に不安に陥れ、一部を偏狭な国家主義に走らせる。国民主権を制約するような改憲論も加速するすもしれない。これが北東アジアの人々をスパイラル的に不幸にさせていく。

 経済気象台より---匡慮
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ネット
洞窟に迷い込み帰ってこられない子どもたち。
中高生52万人が依存。
道を知らず救いに行けない大人たち。

素粒子より
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民主党の現状は
政治はお世辞抜きにしては語れない
人に頭を下げ、時には道ばたの地蔵にまでお辞儀する。俗物といえば俗物だろう。だが、権力に近づくことで自分の理想を実現しようとすれば、<俗物中の練達者>とならなければならない。
俗物はさておき、練達という言葉に目がいく。鍛錬を重ね腕を磨き、技を極める。入神の境地に達することと説く辞書もある。そこまで求めるのは無理としても、もう少し何とかならないものか。参院選後の民主党のありさまにそう思う。
両院議員総会をネット中継で見た。意見は多く出たが、全体の取り運びがどうにも弛緩している。ある議員が、再建への熱を感じないと憤った通りだ。腕や技を問う以前の、やる気の問題だろう。
案の定、海江田代表が続投することへの批判が続いた。一から出直すために代表選をやれという声である。敗軍の将が、その引き際を問われるのは避けられない。
欧米の政党は、野党時代に思い切った世代交代をして、起死回生を図ることがある。英国のブレア元首相もキャメロン首相も若くして党首になった。いまの民主党にもかなりの荒治療が必要なのではないか。
中曽根氏は昔、南極で米海軍の砕氷船に乗り、艦長に氷上での操艦の心得をたずねた。「忍耐、忍耐、また忍耐」との答えに、これは政治の要諦でもあるなと得心したという。民主党も長い忍耐を覚悟し、その間に練達のリーダーを育てることである。

 天声人語より
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サッカーで
日韓、場外の泥仕合。
横断幕の敵意むきだしと旭日旗の無神経。

素粒子より
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復興予算35%使い残し
復興のため国が2012年度予算に計上した約9兆7千億円のうち、35.2%の約3兆4千億円が年度内に使われなかったことがわかった。このうちの約1兆2千億円は、使い道がない「不用額」とされた。復興事業が国の想定通りに進んでいない実情が予算の執行面にも表れている。
使い残しが生じたのは、自治体による復興計画の策定や、まちづくり計画などに対する住民の合意形成に時間がかかっていることや、資材やマンパワーの不足による事業の遅れなどが原因だ。
使い残しの率が高かったのは除染費用。使ったのは32.1%だけで、23.1%の約1511億円が不用額となった。除染土などの仮置き場の確保が難航していることなどが要因という。
災害復旧のための公共事業では、32.1%の約4494億円が不用額に計上された。計画の策定の遅れなどが影響している。例えば、建設する防潮堤の高さなどをめぐり住民の合意形成が進まなかったりした。

 紙面より
結局は自分たちで進めないと何も進まないということである。
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