2013年01月の記事


体罰
いまもこの国に巣くう竹やり主義。
根性で勝てと。
指導力のなさ、言葉の力のなさを暴力でごまかす手合い多し。

素粒子より
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お茶
福岡県立高校の家庭科教諭が生徒にアンケートしたら、冬に家で飲むお茶を「急須でいれる」と答えたのは2割しかなかった。授業では急須を直接火にかけようとする生徒もいたという。
おそらくは「粗茶ですが」や「茶柱が立つ」といった言葉も知らないのだろう。市販の飲料は手軽でいいが、文化や歴史をまとう「お茶」と無縁に子らが育つのは寂しい。
「客の心になりて亭主せよ、亭主の心になりて客いたせ」と言ったのは大名茶人の松平不昧だった。庶民もお茶でもてなし、もてなされる。いれてもらったお茶は、粗茶でも心が和むものだ。コンビニエンスと引き換えに大事なものをこぼして歩いているようで、立ち止まりたい時がある。

 天声人語より
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経済政策
慈雨は会社にも降れど、わが暮らしよくならず。
会社に栄養が行き渡ってからと。
百円玉の攻防もいまはむかし。

素粒子より
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首相の所信表明
安倍首相は衆参両院の本会議で、第2次安倍内閣発足後初めての所信表明演説を行った。当面の課題を「経済再生」「震災復興」「外交・安全保障」に絞り込み、全力で対応する考えを表明。アルジェリアで起きた人質事件に触れ、事件を検証したうえで国際社会と連携してテロと闘うれ決意を示す。
経済、復興、外交・安保の3分野に加え、いじめの問題や学力低下の懸念から教育についても「危機」と表現し、突破すべきだとの考えを表明。

 紙面より
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石器
原人が手にした粗削りの石器から巧みな石器までに100万年。
いま手の中のスマホは来年には古く。
目が回る。

素粒子より
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習氏との会談、これを雪解けの一歩に
日本政府による尖閣諸島の国有化で関係が悪化して以来、中後共産党トップが日本の政党党首と会うのは初めてだ。小さな一歩にすぎないが、パイプがつながったことを歓迎する。
山口氏は安倍首相の親書を手渡し、日中の首脳会談を呼びかけた。習氏も「ハイレベルの交流を真剣に検討したい」と応じた。習氏はそのための環境整備も求めており、にわかに実現するかどうかはわからない。
とはいえ、習氏みずから意欲を示したのは前向きのサインと受けとめたい。ぜひ実現につなげてほしい。
もちろん、首脳同士が会ったからといって、尖閣問題で溝を埋めることは望めまい。大切なのは、この問題を経済や文化など両国間の様々な交流に波及させないことだ。
この点でも、習氏は「中日関係は特殊な時期に入っているが、国交正常化の歴史をさらに発展させなければならない」と語った。ならば、尖閣を理由に関係を停滞させないよう、言葉通りの対応を求める。
今回の訪中は、議員外交の意義を再認識させた。
関係改善に向けて、あらゆるパイプを総動員する。そこでつかんだきっかけを逃さず、政府間の話し合いにつなげる。
その積み重ねの中から、雪解けを図るしかあるまい。

 社説より
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景気回復
保護費の硬貨を数える人と安倍相場で札束数える人。
追い出し部屋に追われる人ありそれで回復する企業もあり。

素粒子より
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日銀の政策と政府
猛烈なインフレに見舞われた復興期は、物価の番人、日銀の見せ場でもあった。経済全般に君臨し、存在感から法主と呼ばれた一万田尚登総裁の時代である。マッカーサーとも渡り合う無二の経済人は、歴代最長の8年半を務めた。
一万田の命日だった22日、日銀は初めて、政府との共同声明で2%のインフレ目標を打ち出した。無期限の金融緩和で政権を支えるという。政府からの独立が身の上の中央銀行ながら、退任前の白川総裁が譲った印象だ。
安倍首相は「画期的な文書、経済政策の体制変革」と自賛した。
アベノミクスによれば、日銀といえども危機下では政府の道具らしい。年2%の物価高を見込んで、家や車を前倒しで買う人がどれだけ出るか。脱デフレは消費者心理と懐具合にかかる。
米国ではオバマ大統領が2期目に入った。お互い財政赤字にあえぐ政権。友を思いやる余裕はなく、為替相場などで利害がぶつかることもあろう。まずは自力で、輸出と内需を立て直すほかない。
初代ローマ皇帝の座右の銘に「ゆっくりと急げ」がある。コツコツやればサクサク進む、といった意味か。飢えずとも、敗戦後に並ぶほどの岐路である。使えるものは使い、試せるものは試したい。自重しながら。

 天声人語より
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人生の目的意識と死亡率
人生に対する目的意識の高い高齢者の方が長生きするという研究が報告され
ている。
人生の目的意識に関するテストは
1、私は人生に方向性と目的の感覚を持っている。
2、私は将来の計画を立て、それを実現させるために働くことを楽しむ。
3、人生を目的なしにさまよう人もいるが、私はそうした人々の1人ではな
い。
4、私は人生でなすべきことをすべて行なったように感じることがある。
など10項目からなる。
各質問への回答を5段階の選択肢から選び、合計点を質問数で割って一人ず
つ平均点を出した。平均点は3.7点だった。
その結果、人生の目的意識に関する5点満点の点数が下位10%の人と比べ、上
位10%の人では、死亡率が43%も低かった。
人生の目的意識に関するテストは、ナチの収容所を生き延びた精神科医ヴィ
クトール・フランクルの思想などに由来する。彼の思想とは、極度の逆境下
でも人生を意味あるものとするのは可能であり、人生に対する目的意識を持
つことが、心理的健康を維持する上で本質的である、とするものだという。

 やさしい医学リポートより---東北大教授・坪野吉孝
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税制大綱決定
2013年度の与党税制改正大綱は、安倍政権が掲げる「アベノミクス」を税制面からも支えるものだ。国内への投資意欲を高めるため、企業減税を数多く盛り込んだ。狙い通り、景気を上向かせることができるのか。
今回の税制改正大綱の目玉は、いくつも盛り込まれた企業向けの減税策だ。設備投資や従業員の給料を増やした企業の法人税などを減税する。景気回復を最優先し、企業の負担を軽くする対策が目白押しの「ばらまき型」になった。
経済分析をするエコノミストは「企業を支えて経済成長につなげる安倍政権の政策と重なる。企業の生産性を高めたいというメッセージが伝われば、投資が増える可能性がある」と指摘する。

 紙面より
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がん予防も運動から
日本人のがんによる死亡は1960年代から増え続けています。がん統計によると、
2005年の患者数は67万人、死亡数が34万人と、約半数の方が亡くなっている。
74歳までにがんになる確率は47%で、74歳までにがんで死亡する確率は21%。
2人に人のはがんになるということだ。
米ハーバード大の有名な研究では、がんの要因はたばこが30%を占め、食事や肥
満など生活習慣による影響も大きい。日本人では、たばこによるがんは、年間約
9万人に上る。そして肥満もがんのリスクになる。私も14年ほど前は、不摂生で
体重が85㌔ぐらいあった。血圧も180ぐらいで、コレステロール値も300近く。
思い立ってダイエットを開始。約半年間で25㌔減らし、今もその体重を維持して
いる。
その方法は、低炭水化物ダイエット。海外の論文を読んでこれだと考えた。徐々
にご飯、パン、麺類を減らしておかずをメーンにするもの。カロリーはタンパク
質で取った。自分で自分を褒めながら続けた。ジョッキングを始め、マラソンに
も挑戦している。
がんを防ぐにはまず、適度な運動に加えて、禁煙、健康な食事、検診だ。日本の
がん検診受診率は2割を切る状況で、先進国で最低だと言われている。
ただ、それでもがんになってしまう人は多い。その時は、医師とコミュニケーシ
ョンをよくとって信頼できる情報を得て、自分を責めず、頑張りすぎず、あきら
めないで欲しい。

 紙面より---勝俣範之
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北朝鮮制裁、安保理が採択、しかし、北朝鮮は核実験を示唆
北朝鮮が人工衛星と主張する長距離弾道ミサイルの発射問題で、国連安全保障理事会は発射を安保理決議違反と非難し、現行の制裁制度の対象に6団体と4人を追加する制裁決議案を全会一致で採択した。北朝鮮はつょく反発する声明を発表。核抑止力を含む自衛的な軍事力を強化する物理的な対応処置」をとるとして、核実験の実施を示唆した。
決議が主権国家の自主権を踏みにじるものだとし、安保理に謝罪と撤回を要求。「平和的な衛星打ち上げの権利」を引き続き行使するとし、長距離弾道ミサイルの発射実験を続ける姿勢を明確にした。
米国の北朝鮮への敵視政策に変化がない中では「北朝鮮半島の非核化も不可能」として。北朝鮮による「核放棄の約束」が明記された2005年9月の6者協議共同声明も「死滅した」とし、非核化に関する協議には応じない姿勢を示した。

 紙面より
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帰郷
九つの棺と7人の生還者。
まるで戦場からのように。
資源開発という前線の兵士でも軍属でもない人たち。

素粒子より
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対テロ戦争 突きつけた課題
フランスが今月初め、「テロとの戦い」を掲げて西アフリカのマリに軍事介入したとき、数日後に日本と世界を揺るがす事態につながることをだれが予想しただろう。今回の事件は、日本企業がグローバル展開する時代に「遠い世界の出来事」が、いつでも身近な話になりうることを最悪の形で示した。
北・西アフリカでイスラム武装勢力が活発化している。「アラブの春」後のリビアなどが権力の真空状態に陥るなか、サハラ砂漠一帯に武力勢力の国際的なネットワークが広がっていることと無縁ではない。実行犯の国籍は、周辺6カ国にまたがっていたという。
広大な砂漠地帯では、国境を超えた移動も武器の入手も容易だ。
欧米や中国が資源獲得を競うアフリカで、自国民の安全と国益を確保しながら地域の安定と発展にどう結びつけるのか。事件が日本に突きつけた課題は重い。この地域で植民地支配の歴史や軍事的な関係を持たない日本の役割は何か。「テロとの戦い」への連帯を声高に叫ぶことが解決策でないことだけは確かである。

 紙面より---中東アフリカ総局長・石合 力
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公務員の退職金
教師も人の子、住宅ローンだってある。
とはいえ続く駆け込み早期退職。
子供たちに身をもって示す大人の算術。

素粒子より。
公務員の退職金は早期退職(1~2カ月)という日時なら減額はないのか。
早期退職は本人都合で辞めるので、100%退職金がでるのがおかしいのではないのか。
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日銀、無制限に緩和
政府と日銀はデフレ脱却に向け、物価上昇率2%の目標を盛り込んだ「共同声明」を発表した。日銀はこの日の金融政策決定会合で、物価目標の導入とともに、期限を設けずに金融市場にお金を流し込む新たな金融緩和策を2014年初めから始めることを決めた。
円安・株高が進み、日本経済のどんよりとした空気を変えた。だが、ひとつ間違えば、日本の信用をしつらくさせかねない危うさもはらんでいる。

 紙面より
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金融緩和
金融緩和の風が吹く。
銀行や大企業には春が来る。
さて春風は路地裏にも届くだろうか。
桶を作る職人さんにも。

素粒子より
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命の重さは同じでも量り方は一様でない
アルジェリアの天然ガス施設へのテロ事件は、政府軍の性急な作戦により、日本人を含むとみられる人質20人以上が亡くなる惨事となった。企業戦士らの受難に言葉もない。
国情を知り尽くす会社でも、異国の辺境で働くからには危険がつきもの。商いとはいえ、現地に良かれとの思いが士気を支えてもいただろう。それぞれ息子で、夫で、父でもあった命が、乱暴に「外国人人質」とくくられ、砂漠に消えた。
約10カ国にまたがるサハラ砂漠は、アフリカの3分の1、中国ほどの広さがある。人類の知恵と根気を試すように、熱砂の下には豊かな資源が眠る。幸いの、そして、災いのもとである。
北アフリカから中東に及ぶ「アラブの春」。体制のタガが緩み、砂漠はテロリストの楽園と化しているそうだ。金づるは誘拐の身代金、麻薬や武器の密輸と聞く。イスラム武装組織の実体は、聖戦をかたる山賊といえる。
無法者に対するのは、基幹産業と威信を守りたい国家。冷たい歯車二つに巻き込まれた生身は、どうにも無力だ。人質を無視したかのような制圧劇は、人命より重たいものがある国の現実を語る。
30人を超す武装勢力も殺された。同情の余地はないが、憎しみは彼らの肉親に受け継がれ、国境をまたいで報復の連鎖が始まろう。背景には深い貧困と、天然資源を民の幸せに生かせない失政がある。出口なき混迷に、サハラを渡る熱風のような焦燥が募る。

 天声人語より
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中国の尖閣接近に反対とクリントン長官
岸田外相は米外務省でクリントン国務長官と会談し、安倍首相が2月17日からの週に訪米し、オバマ大統領と会談することで合意した。クリントン氏は沖縄県の尖閣諸島の問題で、中国を念頭に、日本の施政権を損なう行為に「反対」を明言した。
岸田氏は同盟強化は日本外交の基軸だと安倍政権の方針を強調。防衛費増額や防衛大綱見直しを説明し、日米の防衛協力を進めると語った。
尖閣問題でクリントン氏は日米安保条約上の米国の防衛義務を認め「日本の施政権を損なおうとするいかなる一方的な行為にも反対する」と明言した。米政府が尖閣をめぐる他国の行為に具体的に言及したのは初めてで、中国をけん制した。

 紙面より
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テロ行為
世界に戦場をつくっているのは誰か。
過激思想か武器商人か覇権国家か。
私の無関心はそこに加担しなかったか。

素粒子より
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日本敗北を語る前に
韓国やアメリカ、あるいは台湾企業のスマートホンやパソコン、あるいはテレビ生産の隆盛をみて、「日本の敗北」を語るのは過ちである。なぜなら、製造装置も重要部品も多くは日本製品であるからだ。
出来上がった品物をみて、国別、企業別に比較分析するのはほとんど無意味な時代となっている。部品や素材といった日本の中間財メーカーは、日本のエレクトロニクス系の一部の起業が大赤字になってもちっとも困らない。だけど、韓国やアメリカ系の企業がコケると、うんと困ることになったりするのだ。
グローバル化というのは、簡単に国別、企業別の評価ができない時代ということでもある。異なる分析単位、異なった評価基準が必要だ。
海外への直接投資も、この評価の難しさを加速させている。車などで逆輸入の動きも活発だが、海外に進出した日本の部品ローカーの協力によって組み立てられている。ASEANに進出している日本の中堅企業はどんどん韓国などに輸出し、日本の本社の利益を稼いでいる。
単純に「日本における空洞化の危機」を叫ぶことは、風説の流布といってももいいくらいだ。論じる対象をきちんと定義したうえで内容を分析せねばならない。特定製品の不振、一部企業の敗北、産業の一角の衰退などを全体の象徴として扱うことは間違いであるばかりではなく、経営者の不適格性を免責するものといえる。
過度な円高も修正されつつあり、日本の製造業は十分にやってゆける。真に困るのは、企業が貯蓄に励んでいることだ。投資もしない、賃上げもしないといった企業が経済発展のブレーキとなっている。

 経済気象台より---遠雷
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老いを遅らせるには--心がけが大切
「アンチエイジング」という言葉が注目を集めている。アンチエイジングと
は、できる限り老いを遅らせて若さを保とうという試みだ。
若さ、アンチエイジングというと、スキンケアやサプリメントなどを思い浮
かべる人は多いが、一番大切なのは「気持ち」だ。やりたいことをやること
。無理をし過ぎないことを心掛けると良い。自分を責めないで、いい加減に
、気ままに生活することがお薦めだという。
また、適度な緊張感、ストレスも刺激につながる。ある程度の年齢を過ぎた
ら仕事をしないで家の中で閉じこもっている人は少なくない。だが、ボラン
ティアでも良いので「誰かの役に立っている」という実感を感じられること
を意識的に行うことが大切だ。
そして「きれいになりたい」と願い、行動を起こすことは、世界を広げ自分
を内面からも輝かせる。
たばこと紫外線はなるべく避けよう。特にたばこは肌に悪く、体の循環に悪
影響を与える。
アンチエイジング5カ条
◆いくつになっても男と女
  「美しさ」に磨きをかけよう
◆肌の若返りは心の若返り
   メークアップは外見、心も若返らせる
◆バランスの良い食事と適度な運動
   アンチエイジングの効果は食事と運動が9割
◆よく笑い、よく話し、よくかむ
   笑いは免疫力を高め、かむことは脳の活性化になる
◆長生きこそ最大の誇り
   いくつになっても積極的に社会貢献を
 
 北里大名誉教授・塩谷信幸
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賃上げへ発想の転換を
安倍政権が日銀に2%のインフレ目標を求め、物価上昇にあの手この手を尽くす状況下で、今年も春闘が始まる。
労働側は、連合が1%の賃上げを目ざすが、経団連はまったく取り合わず、定期昇給も見直す構えだ。会社の業績が優先の経営側からすれば、景気のために賃上げすのはナンセンス、かもしれない。だが、ここは柔軟な発想で賃上げへの展望を開いていくべき時だ。
実際、賃金を挙げずに物価の上昇だけを期待するのは合理的だろうか。なにより、それは経済にとって望ましいのか。
そう考えた政府も、経済対策のなかに、給与を増やしたり、雇用を増やしたりした企業への法人減税を入れた。
しかし、企業が政策に反応しなければ意味がない。
かってインフレが世界的に深刻だった1970年代、物価上昇を止める手だてとして賃上げを抑える所得政策があった。日本では石油危機の際に労使協調の春闘で賃上げを抑制した。欧米のようなインフレの悪化を免れ、その実例ともいわれた。
逆に、バブル崩壊後のリストラの嵐の中で、産業界は利益が増えても賃金は抑えてきた。全体として見れば、デフレを固定する所得政策が断行されてきたようなものではないか。
バブルの後始末もとうに終わったいま、株主への利益還元が優先されるあまり、中長期的な成長への投資が圧迫されていないか。
とりわけ、割を食っているのが「人への投資」だ。労働側は「会社がつぶれては元も子もない」という企業別組合の弱みもあって、押されっはなしだ。
結果、勤労者の購買力はむしばまれ、日本市場の縮小を助長した。ホームグランドの市場が縮んで、日本企業の競争力まで浸食され始めている。
大胆な金融緩和と財政膨張という形で、政府は「信用」をすりつぶしながら当面の景気を浮揚しようとしている。危険が伴うだけに、政策を空回りさせるべきではない。
縮小への惰性を、企業の労使で断ち切ろう。成長への投資を愛子、そのなかで賃金の改善や、次代を担う若い労働力の正規化など「人への投資」を位置づけ直す道を探ってほしい。

 社説より
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慈悲とは
「共に感じ、いとおしむ、愛のこころ」
愛のこころをもつ、ということ。
だれかと一緒に楽しんだり、感動したり、泣いたりする時間を大切にしたいとつねに思います。心穏やかに人生を楽しむためには『憎む』という気持ちを持たないことです。人生には、もっとほかに時間をかけなければならないことがたくさんあります。
日野原先生
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中国の成長率8%割れに
2012年の国内総生産は、前年と比べた伸び率が物価上昇分を除いた実質で7.8%だった。8%割れは、アジア金融危機の影響を受けた1999年以来13年ぶり。
欧州の政府債務危機で輸出が低迷したのに加えて、「バブル」やインフレを心配して中国政府が不動産投資や公共事業を抑えたのが響いた。
一方、12年10~12月期の伸び率は前年同期比7.9%となり、前の四半期の7.4%を上回った。四半期ベースでみると、伸び率は11年1~3月期からずっと前四半期を下回ってきたが、今回約2年ぶりに反転した。10年ぶりのトップ交代となった習近平体制の発足にあわせて、政府が公共事業を増やすなどした効果が出たとみられる。
景気に底打ち感が出てきたため、13年のGDP伸び率も、13年より大きくなるとみられている。
中国内では伸び率が10%を超えるような高成長に戻すよりも、安定した成長を長く続けることを重視するようになっている。長く続いた高成長のツケとして、貧富の格差や、乱開発による不良債権の増加、華僑や資源の浪費の問題が顕在化しているからだ。

 紙面より
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銃規制
駆け込みで銃を買う米国の人々。
「圧倒的な力を持っていればけんかをしないですむ」。

素粒子より
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首相の初外遊--緊張解くアジア外交を
安倍外交が今週から、本格的に始動する。
安倍首相は、ベトナム、タイ、インドネシアの3カ国を就任初の訪問先に選び、訪れる。
訪米が先送りされたため、3カ国を先行させたという事情はある。とはいえ、年明け早々には麻生副総理・財務相、岸田外相も東南アジア諸国連合の国々を訪れた。
一連の訪問は、安倍政権の東南アジア重視の表れといっていいだろう。
この地域には、各国も強い関心を寄せている。オバマ米大統領は昨年11月、再選後初の外遊で東南アジアを歴訪した。インドは先月、ASEANとの首脳会議を初めてニューデリーで開き、「戦略的協調関係」への格上げをうたった。
世界の成長センターであるASEANとの関係を強め、自国の経済成長につなげるためである。同時に、この地域で中国の影響力が強まることを牽制する狙いもある。
ASEANには、東シナ海の領有権問題で中国と争う国々があり、尖閣問題を抱える日本も利害を共有している。
首相が訪問の目的の一つに安全保障面の協力強化を掲げるのも、海洋の緊張の高まりに手を携えて対処したいという思いからだろう。
もちろん、台頭する中国と向き合う際、多国間の連携が大切であることは論をまたない。
ただ、ASEANの各国間でも、中国との距離感には違いがある。日米が「中国包囲網」の構築を図っていると受け取られれば、域内の亀裂を広げることになりかねない。
首相が、自由や民主主義などを共有する国と連携する「価値観外交」を掲げるのも気がかりだ。敵味方を色分けするのではなく、それぞれの国が置かれた複雑な立場に配慮した丁寧な外交を心がけてほしい。
日本がなすべきことは、経済支援で地域全体の底上げを図るとともに、領有権問題などで国際法に基づく解決を地域の国々とともに唱えていくことだ。
アジアの緊張を解き、平和と繁栄に貢献するが゜外交姿勢を望む。

 社説より
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B787
航空機という複雑なシステム。
「失敗する余地があれば失敗する」(マーフィーの法則)
機体は何かを訴えていないか。

素粒子より
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税制改正
政遺産のうち府・与党は、省エネや耐震性を高めた住宅を現金で買ったときに所得税を減税する制度を拡充する方針を固めた。今年末に終わる予定だたが、5年程度延長し、減税額の上限もほぼ倍にする方向で調整する。省エネ対策などで住宅をリフォームする際の減税制度も再開する方針だ。
住宅ローンを借りて住宅を買う人に対しても、すでに今年末で終わる「住宅ローン減税」を5年程度延長する方向で調整している。減税額の上限を年20万円から大幅に引き上げる方針だ。
また、裕福な人の相続税と所得税を2015年1月から引き上げることで自民党と公明党は合意している。
相続税は遺産のうち課税されない枠を減らして、納める人を増やす。相続税と所得税の最高税率もそれぞれ引き上げる。
こんごは民主党を加えた3党協議に入る予定だ。

 紙面より
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大島監督
反逆する精神が暴力と性に噴出して。
問題作を浴したあの時代。
思えば声を聞けなくなって久しい。

素粒子より
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成人式によせて
年を重ねると、月日の流れがどんどん速くなる、楽しい時が駆け足なのは常としても、退屈な時間まで大股である。物の本によれば「心の時計」のせいらしい。
子どもには未知の行事や出来事が次々と訪れ、心の時は細かく刻まれる。だから時間がゆっくり進むように感じる。大人になると胸躍るイベントが減り、加齢で代謝も鈍り、心の時計は緩慢になる。つまり実際の時の流れを速く感じる、というわけだ。
新成人はどんな時を刻んできたのだろう。生を受けた1992年度は、バブル後の不況が鮮明になる時期。ゆったり流れた「子ども時間」は、世に言う「失われた20年」に重なる。その不遇を、彼らは負担増として実感するのかもしれない。
「大人になるということは、歴史と出会うこと。歴史に出会うとは、社会を見出すことでもある」そう説くのは、社会学者の佐藤健二さんだ。過去を感じ直し、現在を位置づけ直し、未来を選び直す。自分がどんな歴史に織り込まれているのかを問う営みだという。
20歳の救いは、未来を選び直せることである。衆院選で初の一票を投じた人もいよう。夏の参院選では皆が投票できる。進んで社会と関わり、もの言う大人になってほしい。

 天声人語より
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東京に雪
爆弾低気圧去り日が差す。
雪が解けてつるつるの舗道をよちよち歩く。
一日だけでも北国の苦労を味わうもよし。

素粒子より
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一点を取りに行く1年に
今年に入って、本格的に安倍政権が動き始めた。景気の回復を第一の公約に掲げ、それを期待して、一票を入れた国民も多い。しかし、いきなり国内総生産が急激に上昇して失業率が下がり、家計が持ち直すとはだれも期待していない。
日本の置かれている状況が、それほど単純ではないと誰もが理解している。
日本は今、豊かさの中にいる。テクノロジーは進化を遂げ、多くの願望は商品として実現された。また、人口の減少が進み、市場の縮小傾向は年々進んでいる。そのような時代に、市場を活性化させ、景気を好転させる起死回生のサービスや商品は生まれづらい。
かといって、かってのように大量生産・大量消費が好景気を呼ぶという風潮に乗るのだけはやめたい。東日本大震災を通して学んだように、地球環境や資源の有効活用を考え、本当に必要なものは何かを選んで消費したい。日常のささいなことに幸福を感じられるような人になりたい。
起業も長打を狙わず小さな成功を積み重ね、確実に消費者との信頼と自信を回復しよう。一部のメディアでバブル到来を期待する向きもあるが、同じことを繰り返すのはもう、やめたい。しばらくは等身大の幸福を実感しよう。

 経済気象台より---ほろほろ
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非行非善
わがはからいにて行ずるにあらざれば、非行という。わがはからいにてつくる善にもあらざれば、非善という。ひとえに他力にして、自力をはなれたるゆえに、行者のためには非行非善なり。

歎異抄より
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弘法筆を選ばす
能筆で知られる弘法大師は、実際はよく筆を選んで使い分けたようだ。残した一文の中に「能書は好筆を用ふ」とあって、使う筆を細かく説いているそうだ。筆を選ばず、は神格化された人ならではの俗諺らしい。
そして、こちらも書の世界では神のような人である。4世紀中国の王羲之は「書聖」と呼ばれ古今随一の書家とされる。名のみ知られて真筆は一つも現存しない。書道史上の伝説の巨人だ。
その作品の精巧な模本が、先ごろ日本で見つかった。良質な模本は世界でも10点前後しかないといい、専門家らは「世紀の発見」と興奮さめやらない。遠い昔、遣唐使らによってもたらされたものだという。
中国の古い史書「晋書」の王羲之伝は、書聖の筆遣いをこう讃える。「雲が飛び露が結ぶようにきれるかにみえてまた連なり、鳳が羽ばたき竜がわだかまるよう」。そして「眺めてはつきることがない」と。
見つかった模本は縦25.7㌢、横10.1㌢、24の文字が3行にわたって書かれている。千数百年も前に海を渡り、時を超えてきた麗筆のつらなり、一つの小宇宙を思ってみる。
この模本が、長く小野道風の書とみられてきたというのも面白い。柳に飛びつく蛙の逸話で知られる平安中期の書家である。
墨と筆と漢字の文化圏。その歴史と豊饒に思いをめぐらせながら、足を運んでみるのもよし。

 天声人語より
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定年延長よりも大切なこと---こんな意見者もあります
定年延長などは、成長戦略あるいはイノベーション戦略の観点から見れば、甚だ困ったことともいえよう。一つは今以上に若年者の雇用機会を奪ってしまうことだ。もう一つは組織の大半を高齢者が占め、革新が停滞することである。
定年延長などによって若年者が正規雇用の機会を逸する可能性とその弊害は、識者から数多くの指摘がなされている。まず、職業上のスキルを身につける機会を失うため、貧困層から抜けられない。家族形成もできず、一層の少子化が進む。若い人の力は社会の片隅に埋没し、長期的に日本経済の効率性が失われる。
より深刻なのは革新の停滞である。グローバル化、記述の進歩を背景に、あらゆる企業は革新に挑戦しなければならないのだが、高齢者の構成が高まった組織にそんなことができるだろうか。
リタイアした人たちの起業も時折、マスコミに取り上げられる。顕著な成果はあまり耳にしない。本人の意思は別にしても、高齢者に革新を求めるのは無理がある。革新は若者でなければ不可能であり、経験はむしろマイナスになる。
今も若者が減っており、定年制の延長は、その革新の希少な芽を高齢者が摘み取ってしまう可能性が高い。そうなれば日本経済の一層の停滞は避けられないだろう。
高齢者にやさしい社会は大事だ。それと同時に、いやそれよりも若者に活躍の機会を与えたい。

 経済気象台より---龍
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親鸞聖人いわく
しかれば名を称するに、能く衆生の一切の無明を破し、能く衆生の一切の志願を満てたまう。
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裕福な人への課税拡大できるか?
政府・自民党は、裕福な人の相続税と所得税を2015年から引き上げる方向で調整に入った。来年度税制改正に盛り込む。相続税は遺産のうち課税されない枠(基礎控除)を減らして相続税を納める人を増やし、所得税は高所得者にかかる40%の最高税率引き上げを検討する。14年4月の消費増税に合わせ、裕福な人により負担してもらう。
相続税は戦後、地価が上がるのに合わせて基礎控除を広げてきた。ただ、バブル崩壊後は地価が下がり、1987年には亡くなった人の7.9%が相続税を納めていたのに、2010年には4.2%しかいない。
消費増税では低・中所得者の負担が重くなる。不公平感が広がるおそれがあるため、政府・自民党は相続税も強化する方向で調整することにした。地価が高い地域には相続税強化を緩める措置を検討する可能性もある。
所得税は最も高い税率を40%から45%に引き上げる方向だ。今は年収のうち税金のかからない分を除いた課税所得が1800万円を超える人に40%かかる。課税所得が数千万円を超えるような人向けに税率区分をつくり、45%にする見通し。

 紙面より
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経済対策10.3兆円
今年度補正予算で10.3兆円をかける「日本経済再生に向けた緊急経済対策」を閣議決定した。
補正予算案の規模はリーマン・ショック後の2009年に麻生内閣が組んだ14兆円に迫り、大型の景気対策になる。

紙面より
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参院選、維新もみんなも民主敬遠
夏の参院選で野党間の選挙協力を目指している民主党が他の野党からそっぽを向かれている。日教組出身の輿石氏が民主党参院議員会長を務めていることも念頭にあるようだ。
日本維新の会幹事長の松井大阪府知事は、民主党が労組の支援を受けていることから「公務員改革、教育改革は維新の中心的課題。交わるには遠い存在だ」と語った。みんなの党の江田幹事長も記者会見で「労組体質が強い民主党が公務員制度改革も含め、どういう政策を打ち出すのか」と指摘。さらに「3党合意を踏襲するのであれば、政策は一致しない」と述べた。

 紙面より
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手抜き
実態調査もまた手抜き。
手抜き除染をすっぱ抜かれた環境省。
責任はばば抜き状態で正体不明の骨抜き巨額事業。

素粒子より
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アジアの国境
人は昨年、領土問題で中国や韓国との対立を深めた。政府間の主張はすれ違ったままだ。新渡戸が関わった裁定をあてはめる条件は整っていない。
経済グローバル化による相互依存の深まりにもかかわらず、日本の近隣で領土をめぐね緊張が高まる背景には、先の戦争をめぐる歴史問題がある。
ドイツはナチスの戦争犯罪を全面的に認め、周辺国とともに欧州の統合を引っ張ってきた。日本も、過去の侵略に対する反省と謝罪の意をさまざまな機会に表し、東南アジアでは日本への理解が広がった。
ところが肝心の近隣国との信頼関係は、歴史認識をめぐる一部政治家の浅慮な言動によって何度も揺るがされた。
中国の台頭による日中の力関係の変化も、双方の人々の意識の溝を広げている。

 社説より
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習字
懸命に習った人の姿が目に浮かぶ。
王羲之の模本。
千数百年前の紙と墨。
何とか今も生き残っている紙とインク。

素粒子より
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激動期の日本外交
国際政治の潮流も忘れてはならない。世界各地で吹き荒れているナショナリズムの高まりである。
経済と情報のグローバル化は、少数の人の手に膨大な富を集積いる一方、格差を生み、社会を不安定にした。
欧州で排外主義的な政治勢力が勢いが増しているのは、緊縮財政に苦しむ人々が、ナショナリズムに不満のはけ口を見出しているからにほかならない。
東アジアには、これに加えて歴史問題がある。
日本と中韓が対立する領土問題は、過去の植民地支配や戦争の記憶が絡む、きわめて複雑な問題だ。昨年の中国の反日デモを見ても分かるように、扱いを誤れば可燃性の高いナショナリズムに容易に火がつく。
国境を超えた様々なレベルでの対話によって、和解の努力を重ねていくしかない。
振り返れば、戦後日本はじつに恵まれた国際環境を享受してきた。
米ソ冷戦時代には、米国の庇護の下、復興と経済発展に励むことができた。外交の基本も沖縄返還や、近隣との国交正常化など、敗戦で失ったマイナスを取り戻す道のりだった。
いまや世界は様変わりした。
相互依存の高まりは各国が繁栄を共有できる可能性をもたらしたが、同時にそれぞれの利害が錯綜する。
いま求められているのは、そんな世界で針路を切り開いていく外交力である。

 社説より
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中国
熱烈支持、南方週末的記者群。
「憲政の夢」を改ざんされて。
反日でもとは異質な顔ぶれにもう一つの中国を見る。

素粒子より
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七草粥
曜日の配列に恵まれた年末年始、飲み食いでふやけた向きは多かろう。
ご同輩、ひと区切りつけるなら本日の七草粥である。年をまたいで酷使した臓器をねぎらい、無病息災を願う。白地に緑は目にも優しく、罪滅ぼしの青菜は蕪か大根で足りる。淡白な甘みを確かめたら、つくだ煮など濃いめの味を添えてみたい。
作家の井上荒野さんは独り暮らしを始めた頃、粥と煮魚で大人を自覚したという。残った煮汁にワカメをくぐらせ、白粥に盛る。「元気なときに食べてもおいしいものだとわかった」と、本紙「作家の口福」に記している。
そう、ごちそうはカニやマグロだけではない---と納得していたら、築地市場の初競りで大きな本マグロに1億5540万円がついた。キロ70万円、新春のご祝儀では説明ができぬ相場らしい。
「マグロに高値がつくとワクワクするでしょう」。香港の同業に競リ勝ったすしチェーン社長は、景気回復への思いを方語った。宣伝の散財にしても華やぐ話題ではある。ただ、三が日の延長戦のような美食三昧は、哲の胃を持つ人にお任せしよう。
ささやかながら当方、空き瓶を転がして内需には貢献している。ここは大トロの誘惑に負けず、過日の飽食を反省したい。身に染みる朝粥のうまさは、いわば健康ゆえのぜいたく、ありがたいことである。

 天声人語より
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歴史問題
あの漱石にして。
伊藤博文暗殺の事の重さを受け止めきれぬ「韓満所感」。
長く太くもつれる日中韓飲む歴史の糸よ。

素粒子より
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財政の崖解決は、難題を先送り
米経済が景気後退に陥る事態は避けられたが、政府債務の削減策など多くの課題は時間切れで先送りとなった。2カ月後には法律で定めた「債務の上限」が訪れ、「大きな政府」と「小さな政府」を巡る米与野党の議論は再び激しくなりそうだ。
昨年の選挙を経て今月発足する新議会は、早急に議論を始めなければならない。もし、強制削減が始まれば、景気への配慮をする余地がなく、社会保障費や国防費が機械的に削られていくことになる。新たな「崖」が待ち受けているのだ。
さらに、2カ月後には政府の借金が、法律で定められた上限に達する。富裕層からの税収が増えても、財政赤字が続く限り、蓄積債務の「上限問題」は定期的にやってくる。

 紙面より
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自力の迷心
吉日良辰をえらび、占相祭祀をこのむものなり。
これは外道なり。
これらはひとえに自力をたのむものなり。
自力というは、わがみをたのみ、わがこころをたのむ、わがちからをはげみ、わがさまざまの善根をたのむひとなり。
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小寒
冬の雑木林は枯れて寂れた風情だが、葉を落とすことで明るさを広げる。東京の西、いわゆる武蔵野を歩くと、裸になった木々が青い空に、粗い箒のような枝を突き刺している。色のとぼしい林間で、センリョウの赤い実と深い緑の葉の色が、目にひときわ鮮やかだ。
そんな東京の年明けが申し訳なくなるような、日本海側の大雪である。強い冬型と低気圧のためにほっかいどうでは吹雪となり、青森の酸ヶ湯では積雪が3メートルを超えた。冬晴れの関東平野と背中合わせの新潟でも雪は深い。
東京も、寒いのは寒い。きのうの朝は拙宅のスイレン鉢に氷が張った。まだ暗い5時過ぎには水だったが、日の出の頃には゜リッと凍っていた。薄い氷を、透明なセミの羽に似ていることから「蝉氷」と言う。もっとも蝉氷ぐらいで震えていては、北国の人に叱られそうだ。
今日は二十四節気の小寒で、列島は寒の入りとなる。大寒をへて節分までを寒の内と呼び、1年で最も寒い時期とされる。風は冷たく、大気は凍てる。
高村光太郎ふうに言えば「人にいやがられる、刃物のような冬」である。だが少し肩を持つなら、寒さは自然を引きしめ、人に自省の心をもたらしてくれる。寒稽古に寒参り、寒垢離---あえて寒中に行い精神の鈍化を求める風習がさまざまに残る。
<きびきびと万物寒に入りにけり>富安風生
とはいえ、着ぶくれて春を待つのもまた人間。寒くとも寒苦には至らず、吹雪かず、雪崩れず。程々の寒の内であってほしい。

 天声人語より
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和讃より
「十方微塵世界の 念仏の衆生をみそなわし、摂取してすてされば、阿弥陀となづけたてまつる」
と詠まれている。
あなたがどのようなむあなたであっても、私はあなたを見捨てないという大悲に目覚めなさいと私たちに教える言葉である。
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東証 一時1万700円台に
新年最初の取引「大発会」を迎えた東京株式市場は、米国で減税打ち切りと歳出削減が重なる「財政の崖」が回避されたのを受け、日経平均株価が一時、昨年末終値より300円超も値上がりして1万700円台をつけた。
取引時間中としては、東日本大震災発生直前の一昨年3月4日以来、1年10カ月ぶりの高値水準。昨年末に13年ぶりに最高値で取引を終えた株高の勢いが続いている。
財政の崖 回避で、今後米国の景気は順調に回復していくという安心感が投資家に広がり、昨年末に安倍首相が金融緩和を強化する発言をしたことで始まった円安・株高の流れがさらに加速している。
幅広い銘柄に買い注文が先行し、ほぼ全面高の展開となっている。海外投資家日本株買いの姿勢が一段と強まっているという。

 紙面より
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新年にあたり
去年今年を貫くちょつと上向きな気分。
米国がぎりぎりで崖を避け。
成長や安全が新たな神話に終わらぬことを。

素粒子より
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新年を迎えて
大晦日の深夜から元日の早朝にかけて、時間の流れは魔法のようだ。さっきまでざわついていた年の瀬の空気が、数時間眠って目覚めれば、静かにひきしまっている。都市のあらたまる和やかな朝は、いくつ歳を重ねてもありがたい。
思えば暮れから新春への10日間ばかり、私たちは毎年、不思議な時空を通り抜ける。師走の25日まで、街はクリスマス一色に染まる。それが、あくる日からは、ものの見事に迎春モードに一変する。
ゆうべの除夜の鐘で百八煩悩を消し去って、きょうは神社で清々しく柏手を打つ。キリスト教に始まって仏教から神道へ。いつもの流れに身をゆだね、この国の年は暮れ、年は明ける。
日本海側は大雪の正月になった。三が日に降る雪や雨を「御降」と言う。めでたい日に生憎の空模様を、ご先祖様は天からの授かりものとして美しく言い換えてきた。言葉に宿る霊力が幸をもたらすと信じた民族ならではだろう。
そんな「言霊の幸う国」は3種の文字を持ち、ゆえに三つの幸福がある。「幸せ」と「しあわせ」と「シアワセ」は同じようで微妙に違う。たとえるなら、「シアワセ」は冷えた五臓に熱燗の一杯がじんわり広がるとき、「しあわせ」は赤ちゃんの昼寝に見入る父さん母さん、といったところ。
「幸せ」は人生行路の順風だろうか、漢字は構えが広い印象になる。一族再会、おみくじの大吉、雑煮の湯気-----何でもいい、年の初めの幸を喜び、気分新たに歩み出したい。混迷の世であればこそ、なお。

 天声人語より
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歎異抄より
親鸞におきては、ただ念仏して、弥陀にたすけられまいらすべしと、よきひとのおおせをかぶりて、信ずるほかに別の子細なきなり。
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財政の崖回避へ
減税の期限切れと政府支出の強制削減が同時に切れる「財政の崖」を巡り、米議会は回避するための関連法案を可決した。世界経済に深刻な影響を与えると懸念された「崖」からの転落は、期限ぎりぎりで回避された。

紙面より
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念仏は行者のために、非行非善なり
わがはからいにて行ずるにあらざれば、非行という。わがはからいにてつくる善にもあらざれば、非善という。ひとえに他力にして、自力をはなれたるゆえに、行者のためには非行非善なり

歎異抄より
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外交・安保 中国をにらみ米に軸足
軍拡と海洋進出を進める中国は、尖閣諸島をめぐって日本と対立を深める。7首相は就任前後の会見で「日中関係は21世紀の外交・安全保障上の最大の課題だ」「何よりも日米同盟の信頼関係を再構築する」と強調した。民主党政権では、鳩山内閣が「東アジア共同体」構想で中国に近づく一方、米軍普天間飛行場移設の日米合意に異論を唱え米国の不信感を高めた。
菅、野田内閣は米国重視に転換したが、今度は中国で疑念が生まれ、尖閣国有化でさらにこじれた。
米中との間で揺れた民主党政権と比べ、安倍内閣は「対米重視、対中牽制」の姿勢が鮮明だ。安倍氏が前回首相だった時とは異なるアプローチを見せる。

 紙面より
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歎異抄より
親鸞におきては、ただ念仏して、弥陀にたすけられまいらすべしと、よきひとのおおせをかぶりて、信ずるほかに別の子細なきなり。
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