2012年09月の記事


大豆は乳がんのリスクを下げる
大豆には女性ホルモンのエストロゲンと似た構造を持つ植物性エストロゲン
の「大豆イソフラボン」が含まれることはよく知られている。乳がんの発症
には体内のエストロゲンが関係していると言われ、イソフラボンはこのエス
トロゲンが作用するのを抑えると期待されている。
厚労省の研究班によると40~59歳の女性2万1852人を対象に、大豆製品を食
べる量と乳がんの発生率を追跡調査した。みそ汁を飲む量が1日1杯以下の人
が乳がんになるリスクを1とすると、3杯以上飲む人の危険性は4割低かった。
大豆製品から換算した大豆イソフラボンの摂取量を比べても、摂取量が多い
人ほど乳がんの発生率は低かった。
一方、食品安全委員会が06年、大豆イソフラボンの過剰摂取はホルモンバラ
ンスを崩す恐れがあるとして、特定保健用食品として1日に取る量を「30㍉
グラムまで」とした。
栄養補助食品でイソフラボンだけを大量に取るのは勧められないが、大豆製
品を日常的に食べることは問題ない。

 食の健康学より----宮島裕美
コメント (0)

ドラギ・マジック(国債を無制限に買い入れ)の功罪
国債金利の上昇は、その国の経済の体力を消耗させる。しかし、南欧諸国の上
昇には相応の理由がある。根っこにあるのは、ドイツなどに比べ両国の生産性
など経済力が弱く、同じ条件のもとではどんどん格差が開く。その結果、貿易
赤字や財政赤字が拡大し、行き着く先が金利上昇という市場からのプレミアム
の7要求となって表れた。
南欧の金利を下げるためには、生産性上昇やコストの低下て競争力を高めねば
ならない。それをせず、当局が市場介入によって金利を下げても、南欧諸国が
慢心して経済改革を怠り、病気の治療は先送りされる可能性がある。
そうすれば、かえって経済体力を低下させ、将来の金利上昇圧力を高めてしま
う。
今回、欧米メディアの後押しもあって、市場は債券相場も株式相場もこれを好
感して大きく上昇した。これは、「ドラキ・マジック」と言うしかない。
繰り返すが、欧州債務危機はこれで改善されるものではない。つり上げられた
相場と現実のギャップが大きくなればなるほど、マジックが覚めて現実に気付
いた時の相場反落は大きくなる。

 経済気象台より---千
コメント (0)

熱中症の予防のために
人間は安静にしていても、尿を排出する上、皮膚からの発汗や呼吸でも水分
を喪失します。それらも考慮すると、通常でも1日1.5㍑の水分を取ること
が必要です。
運動をして汗をかくと、暑い夏には平素より1㍑くらい多めの水分と、適度
な塩分を摂取する必要があります。
尿や汗利中には塩分の成分であるナトリウムがかなり含まれています。特に
内分泌系の以上がある人の場合は、腎臓から尿中に過剰なナトリウムが排出
されて虚脱状態となり、血圧低下や生命の危険が生じますので注意が必要で
す。
日本の夏は気温が高い上に、湿度が高く、汗をかいても蒸発しにくくスチー
ムサウナに入っているような状態です。外出時は体温調節機能の弱くなった
高齢者や乳幼児は特に気をつけなければなりません。乳児を乳母車に長時間
乗せて買い物したり、わずかな時間でも駐車した車中に置いたままにしたり
しないようにすべきです。
就寝前には、38~39℃のぬるま湯でゆっくり入浴することが安眠を促します
。都市部では夜も気温や湿度はあまり下がらず、冷房や扇風機をつけたまま
眠る人がいます。ですが、体温が下がって風邪をひくおそれがありますから
、夜間は除湿機能のみにしたり、就寝1時間後ぐらいで切れる設定にしたり
する方がいいでしょう。旅先でも室温の下がり過ぎには注意して下さい。
なお、酒やビールは、たくさん飲むと、アルコールによる利尿作用で多尿と
なるので効果的な水分補給にはなりません。水を十分取ることが必要です。

 あるがまま行くより--日野原先生
コメント (0)

民主党人事、これで政治が動くのか
首をかしげるのは輿石氏を再任させたことだ。
首相は、社会保障と税の一体改革をめぐる民主、自民、公明の3党合意を「着
実に進める態勢をつくった」と説明する。
だが、額面通り受け取ることはとてもできない。
輿石氏は、一体改革関連法案の成立の際に3党首間で合意した「近いうち」の
衆院解散について「こだわる必要はない」と発言して野党の不信を買った。
先の国会に、複雑な衆院の選挙制度改革法案を提案したのも、最高裁から違憲
状態を指摘されている「一票の格差」の是正を遅らせ、解散を先送りするため
と疑われている。
これで3党の協力関係を維持し、社会保障制度改革を具体化できるのか。はな
はだ疑問だ。
支持率が低迷する民主党では早期解散反対論が大勢だ。離党を表明する議員が
相次いでおり、衆院はあと6人で過半数を割り込む。
首相としては、これ以上、離党者が出ぬよう、解散に慎重な輿石氏をとどめた
。そうみられてもしかたがあるまい。
いま国会が最優先で取り組むべきは、赤字国債法案や一票の格差是正といった
懸案を速やかに処理することだ。
だが、解散から逃げるばかりでは野党の協力は得られず、秋に臨時国会を開い
ても空転しかねない。
社会保障の国民会議の立ち上げなど、一体改革の肉付けも進まないだろう。
政権維持と解散先送りのために政治を停滞させるとしたら、本末転倒もはなは
だしい。
首相の指導力で党の信頼関係を築き直す以外、政治を前に進める道はない。

 社説より
コメント (0)

中国
いまどき焚書坑儒でも批林批孔でもあるまい。
日本関係の書籍の撤去。

素粒子より
コメント (0)

国民の声と政策決定
国論を二分する政策案件が続出している。消費増税は言うに及ばず、原発再稼
働、TPPなど、自分の利害と離れ広く国全体の利益になるかどうかを判断す
るだけの能力が、国民全員に付与されているわけではあるまい。
表面に出てくる国民の声はどうしても強く主張する意見に引きずられ、その方
向に偏る傾向にあることは否めない。最近、政府がエネルギー政策で実施した
討論型世論調査の結果、「原発ゼロ」の支持が討論後大きく増えたことからも
明らかである。政府が打ち出した「2030年代に原発稼働ゼロ」もこの世論の影
響を受けてのことだろう。
一定方向に偏向しかねない国民の声から、真に国益に沿う政策を政治家が決定
せねばならず、その責任は実に重いと言わざるを得ない。国民の多くが反対す
る政策でも、時には政治家が断固たる決意で、将来の国益を念頭に決める必要
がある場合もある。
国民の賛否が分かれる喫緊の課題が続く今、政治家の資質が問われている。

 経済気象台より---安曇野
コメント (0)

日本の政治
片やがらが崩壊寸前。
こなた敵失を安打と勘違い。
両党ともにやせこけ、どちらが最悪でないかの悲しい選択。

素粒子より
コメント (0)

尖閣諸島
南から台湾漁船、西から中国公船、北からロシア機。
閉塞と思うまい。
満蒙の危機を叫んだ新聞の責任も省みる。

素粒子より
コメント (0)

四季のうつろいと温暖化
子規は「春雲は綿の如く、夏雲は岩の如く、秋雲は砂の如く、冬雲は鉛の如く
」と、四季の空を例え分けた。
そそり立つ入道雲の巨岩が崩れ、白い砂石を散らした空が列島を覆う季節。熱
帯夜から解放され、うだる日々を過去形で語れる喜びを思う。
まるで「春夏夏冬」の残暑だった。8月下旬から9月中旬、北日本の平均気温
は統計史上の最高を記録したという。遅れがちな秋とは別に、10年の単位で
みとも温暖化は確実に進んでいる。
北極海を覆う氷が、過去最少になったそうだ。観測衛星「しずく」によると、
今月16日の時点で349万平方㌔。9月は氷が小さくなる時期だが、1980年
代には平均700万平方㌔あったから半減である。わが国土の10倍が水と消
えた計算だ。
陸地に恵まれ、人類の9割がクラス北半球では、生産と消費が大量の二酸化炭
素を吐く。温室効果で北極の氷は薄くなり、わずかな環境の揺らぎで解けてし
まう。遠からず、極点を航行できるようになるかもしれない。悲しい新航路で
ある。

 天声人語より
コメント (0)

民主党人事
小さな回転ドアー。
内閣から党へおんなじ人がぐるぐると。
強まる遠心力にいつまで持つか、高齢の心棒。

素粒子より
コメント (0)

原発責めは温室ガス25%削減困難
原発ゼロをめざす新戦略を野田政権が決めたことで、原発頼みだった地球温暖
化対策は転換を迫られる。国際公約に掲げた二酸化炭素などの削減目標も、達
成がきわめて難しくなった。温暖化対策の国際交渉で途上国などが批判を強め
かねず、日本の立場は苦しくなりそうだ。
新戦略を受けて、政府は温暖化対策の新計画を年末までにまとめるが、今の目
標をそのま維持するのは難しい情勢。11月末には国連気候変動枠組み条約締
約国会議で、各国の削減目標引き上げの議論が本格化するが、その矢先に日本
が逆行の動きをとれば、途上国から批判を浴び、欧州など先進国とも溝が深ま
る恐れもある。

紙面より
コメント (0)

日中
棚に上げてあったパンドラの箱開き、災いは40周年式典にも及ぶ。
日中交流2千年。
10年ぐらいは河清を俟つか。

素粒子より
コメント (0)

代表再選、早期解散へ環境整えよ
政治を前に進めていくには、3党の協調態勢が欠かせない。
先月、首相は谷垣氏、公明党の山口代表と「近いうちに信を問う」ことで合意
した。党首どうしの約束は重い。
もし首相が衆院解散をさらに先送りすれば、3党の信頼関係は完全に崩れるだ
ろう。
先の国会会期末、民主党の強引な国会運営や、自民党などによる首相への問責
決議可決によって、赤字国債発行法案や衆院定数の是正法案などが廃案に追い
込まれた。
このままでは、次の国会でも同じことの繰り返しになりかねない。肝心の一体
改革も空中分解する恐れさえある。
本来なら、衆院議員は4年の任期いっぱい仕事をするのが筋だ。とはいえ「動
かない政治」を続けることが、国民にとって望ましいとは言えまい。
早い時期に解散・総選挙に踏み切り、政治を動かす環境をつくる。政権の最高
責任者として、首相はそのことを決断すべきときである。
民主党内には解散反対論が大勢だ。代表選の前に、首相が解散時期を明示した
ら、みずからの再選も危うくなりかねない。その挙げ句、一体改革もも頓挫し
たかもしれない。
だが、そんな言い訳はもはや通用しない。
何よりも、政権交代時のマニフェストを裏切る形で消費増税を決めた事実は重
い。できるだけ早く国民の審判を仰ぐべきなのは当然のことだ。
もちろん、総選挙をしても、それだけで政治が動くという保証はない。与野党
が足を引っ張り合う政治がふたたび繰り返されるなら、迷惑を受けるのは国民
だ。
次の総選挙を、そんな悪循環を断ち切る契機とする。
政治が答えを迫られている課題は目白押しだ。総選挙に向けて、各党は現実的
で説得力のある公約を国民に問うべく、作業を急いでほしい。

 社説より
コメント (0)

うつろう四季
午後の空に舞ういわしの群れは見る間に姿を変えていく。
遅れても回る四季の繊細な歯車と、それを乗せてきしむ温暖化の巨大な歯車。
小さい方が動いているうちに、大きいのを止める策を講じたい。

天声人語より
コメント (0)

中国の今後
中国の経済発展への協力で先頭に立ってきたパナソニックとイオンが真っ先に
標的となったことは、こうした日本企業の中国への投資意欲に冷水を浴びせた
。今後、「チャイナ+1」と呼ばれる投資分散化に拍車がかかるのは必至であ
ろう。
日本製品の不買運動の広がりも懸念される。既に多くのスーパーなどで、日本
ブランドの商品を中国系に置き換える動きが出ている。拡大すれば、各社の中
国戦略にも影響が出そうだ。
中国のスーパーで売られている商品の大半は、中国国内の工場で中国人労働者
によって作られており、日本企業による雇用者数は160万人に上る。不買運動の
拡大は、こうした雇用にも影響を与えるとみられる。
日本企業が中国への投資を減らし、スーパーから日本ブランドの商品が外され
ることは、減速期を迎えつつある中国経済に直接的、間接的に追い打ちをかけ
るであろう。
破壊された百貨店で立ちすくむ中国人従業員の姿や、工場に放火され働く場を
失った中国人労働者の姿を見て、心ある人たちは何を思うだろうか?
世界第2位の経済大国となった隣人が、その立場にふさわしい品位と責任のあ
る大人に早く成長することを願わずにはいられない。

 経済気象台より---H
コメント (0)

外からも敬意を持って「魅力ある国だ」と素直に思われるような日本創りを志向する]
ことは、目先の打開策を講ずる以上に重要な課題である
「魅力ある日本」を考えるとき、三つのポイントがあるように思う。
一つ目は、
長きにわたって日本人自身が培ってきた「日本の良さ」を再確認し、より
確かなものにすることである。世界に秀でた豊かな自然と調和した社会、
人々が法と制度を順守し秩序が維持された安定した社会、充実した社会保
障制度、不条理な格差の少ない社会などが挙げられよう。
二つ目は、
急激なグローバル化、情報化、市場化の波に適切に対応し、「安心、安全
、充実」した社会のシステムを構築していくことだ。急激な波は社会を合
理的で利便性の高いものに変えた。ITを使えばたいていの情報は即座に
入手でき、地道な苦労をすることなく欲しいものを手に入れるチャンスが
増大した。しかし、他方ではむきだしの成果主義、拝金主義、競争社会、
格差社会を生み出した。合理性や利便性を保ちつつ、1点目に挙げたよう
な社会をどう構築するか、これからの課題だと思う。
そのためにこそ、
三つ目に
「魅力ある日本人」をどう育て、日本に住む外国籍の人々とともに「魅力
ある地域社会」をどう創っていくのかという点が課題となる。
そこで最も大切にしたいのは「人間性」の育成だ。金があれば何でもでき
るといった風潮の「ホリエモン現象」、欲望むき出しの「メル友ネット」
の広がり、電車の優先席さえ老人に譲ろうとしない思いやりのなさ。
人間の「品格」が改めて問われる時代である。「国や郷土を愛する心」を
育てることはもちろん大切だが、それはまず「人を愛する心」があって初
めて成り立つ。そうした心を持っていれば、戦争被害の傷を今も感じてい
る相手国への「配慮」も自ずとなされていくだろう。

 早稲田大学教授・天児 慧
コメント (0)

放射線 正しい知識が味方
中川恵一東大准教授が「放射線を知ろう」をテーマに「現在の福島の放射線量
は、世界的に見ても決して高くない。安心してほしい」と特別授業で語りかけ
ました。
私たちは、地球の内部から出る放射線を常に浴びている。原発事故とは関係な
く、日本人は年間約2㍉シーベルト被曝している。自然被曝と言いますが、米
国は約3㍉シーベルト、フィンランドは約7.5㍉シーベルトある。
平均的な日本人の年間被曝量は約6㍉シーベルトです。自然被曝の2㍉シーベ
ルト以外に病院の検査で4㍉シーベルトを浴びます。いつでもどこでもいい医
療を受けられる日本は、病院での被曝量が世界一多いけれど、世界で最も長生
きの国になりました。
福島県民の外部被曝量を調べた最新のデーターによると、住民の99%が10
㍉シーベルト未満で、6割の人は1㍉シーベルト以下。現在の福島は、世界的
に見ると決して被曝量が高いわけではありません。

なぜ、マスコミはこういう報道を大々的にして、国民を安心させないのであろ
うか。今日もテレビでは、どこかの何とかいう専門家だと言って、被曝の危険
性を指摘している。マスコミは脱原発を国民の意識させるために、洗脳をして
いるのだろうか。
コメント (0)

日中
初めのばくはつは収まったものの断層は次第に広く深く、経済に生活に。
放っておけば、ずれるばかりの日中の位相。

素粒子より
コメント (0)

反日デモ、守られぬ商行為、リスク露呈
日系の企業や店舗に対する破壊、略奪が起きた。領土問題という国家間の公的
な問題が私的な商行為に影響し、政治を超えて経済活動に被害をもたらした。
また、中国政府はそれを止めずに容認した。両者を切り離すことができなかっ
た。中後商務省の幹部からは、公式の場で不買運動を容認する発言も出た。政
府がビジネスを守るのではなく、障害となるリスクが示された。このことは、
チャイナリスクと言われる。中国独特の政治体制下でのリスクを世界に改めて
認識させることになった。
また、今回、暴徒化したデモ隊に襲われたのは地元の経済に溶け込み、雇用面
でも地域経済に貢献していた日系企業だった。頑張って現地化してもこんな結
果になるというのは、なんともやりきれなさが残る。
中国進出は日本企業に大きな利益をもたらす。今回の反日デモを機に、撤退す
る企業が増えるかどうかはわからない。撤退企業が増えれば残る企業にとって
チャンスが広がる。
今後、暴力行為を働いた者への処罰や、被害にあった企業や店舗への補償が適
切になされるかが注目される。日本政府は、それらの取り組みを中国政府が責
任を持って行うよう強く主張すべきだ。

 視点より---梶谷 懐
コメント (0)

日中
次代を担う習近平氏「国有化は茶番」と、抗日の外交デビュー。
なあに太子党ならこっちにもいるぞ。
数だけは。

素粒子より
コメント (0)

日本経済のかたちを問え
総選挙が近い。メディアては、国会の新しい勢力図の予想も出始めた。
それにしても、今回のような争点不明の総選挙も珍しい。
韓国は、グローバルな世界で生き抜くために、各国との自由貿易協定を進めた
。米国では、大きな政府、小さな政府のどちらが成長と雇用を生むかが、大統
領選挙の争点となっている。ドイツは、経済活動の自由を法制度により保障し
た上で市場機能を生かすオルドリベラニズムという経済思想をベースに、政策
運営を行ってきた。
日本でも、保護か競争か、既得権益か新興勢力か、中央集権か地方集権か、国
内重視かグローバル化か、政府異存か民間自立かといった経済運営の根幹とな
るビジョン、すなわち「日本経済のかたち」が問われるべきだろう。
今回のひう選挙は、日本が沈む前にそれを国民に問う最後のチャンスかもしれ
ない。

 経済気象台より---山人
コメント (0)

オスプレイ
じゃじゃ馬の調教を街中でするような。
怪鳥は安全、操縦ミスに防止策とはいえ。
実は落ちてくれるなの神頼み。

素粒子より
コメント (0)

FRBの壮大な実験
今回米連邦準備制度理事会がかってない金融緩和政策を打ち出した。
FRBは、ゼロ金利の継続を半年ほど延ばして2015年半ばまでとした。
今回の緩和策で驚く点は、十分な雇用の改善が明確になるまで、この策を続け
るということだ。効果が出なければ、購入額を増やした、新たな資産を買った
りする。さらにほかの政策手段も講じる。つまり、政策効果が上がるまでエン
ドレスで無制限の追加緩和の用意があるという。
これはリスクを伴った壮大な実験だ。FRB自身が認識するように、これをや
ったからと言って雇用がすぐに増えるわけではない。
半面、これによってFRBがドルを果てしなく増刷することになり、それが将
来、急激な物価上昇につながりかねない「インフレ懸念」を生み出す懸念が大
きい。
実際、第一次、第二次の量的緩和を提示した後には決まってインフレ懸念が高
まり、長期金利も上昇した。今回は、市場のインフレ懸念がすでに高いところ
にある。ここからさらにインフレ懸念が高まると、歴史的な低水準にある米国
の長期金利が大きく反発するリスクがある。
これは米国債を持つ内外の金融機関に大きな打撃となる。FRBも身動きが取
れなくなり、政策遂行が困難になる。今後の焦点は、米国の長期金利の動向だ


 経済気象台より---千
コメント (0)

尖閣
地理も知らぬ暴動と柳条湖の「国恥」の歴史が重なりあう。
格差への憤懣が熱を吸って毛沢東まで登場し。

素粒子より
コメント (0)

政権移行期 反日の嵐。偏向のツケは中国自身に
中国の人々は「古代から中国の領土」と教えられてきた。釣魚島を、胡政権で
はなく野田政権が国有化したことに衝撃を受け、激しき反発した。
日本が実効支配しているという国際社会の常識を知らなかった中国人も、実は
少なくなかった。
中国の報道は、中国側が日本側に言ってやったことを読者や視聴者に説明する
ための報道だった。そうせざるを得ない事情が、中国側にはある。2年前の漁
船衝突事故で、中国の官製メディアも商業主義に走る新興メディアも、海保の
船艇に体当たりした漁船の船長が、あたかも被害者であり、英雄であるかのよ
うに報じた。
それでいて、かって尖閣諸島に日本人が暮らしていたことや、周辺海域に資源
が豊富な可能性が浮上するまで中国が領有権を主張していなかったことは、中
国でほとんど知られていない。
偏った教育や報道のツケが、いま中国側に回ってきている。民衆の怒りを制御
できない当局は、デモ隊による暴力や略奪、焼き打ちを許した。そのうえ政府
幹部が日本製品の不買運動に理解を示す発言をしたことで、ボイコットは広が
る気配を見せている。
対話による解決を求めながら、官民一体でチキンゲームを仕掛けているかのよ
うだ。
中国メディアは、中国各地で火を噴いた反日デモについて、国営新華社通信が
英字配信で発生を短く報じただけで、暴徒化したことには触れていない。こう
したことを繰り返していれば、いずれ中国は自分で自分の首を絞める。

 紙面より--坂尻信義
コメント (0)

アメリカ社会のイスラム教への偏見
イスラム教の預言者ムハンマドを侮辱する映像が流れ、怒った民衆の抗議で中
東各地は荒れる。引き金になった映像は、炎上を狙って油にマッチを投げたよ
うなものだ。偏見を通り越して、暗い増悪が透けて見える。
「挑発に乗るな」という指導層の理性の声が細れば、事態はさらに危うくなる
。時を同じくしてリビアの米領事館が襲撃された。これはテロらしいが、大使
ら4人の落命が痛ましい。
アメリカという国の欠点の一つは「他国を手前勝手に理解すること」だと言わ
れる。それが反発を生んできた。リビアの惨劇を怒りつつ、偏見と独善を消し
ていく努力も望みたい。欲しいものは相互理解。こぶしを開かなくては、握手
はできない。

 天声人語より
コメント (0)

現実と幻想との境界で--千の風に、千の風になって 
私のお墓の前で
 泣かないでください
 そこに私はいません
 眠ってなんかいません
 千の風に
 千の風になって
 あの大きな空を
 吹きわたっています

幼友だちの妻ががんで死去、その追悼文集に掲載された詩だったという。
元は英語の詩だった。アイルランド共和軍のテロで死んだ青年が遺書のよ
うに両親に託していたことをBBCが放送した。
9.11テロの翌年の追悼集会で、11歳の少女が朗読した。
映画監督H・ホークスの葬儀で俳優のJ・ウェインが朗読した。
だが、いつ、誰がつくった詩かがわからない。

これらの出来事の少し前、がんで闘病生活をしていた先輩記者を励ます会
を催した。そこでこんな話をした記憶がある。
「死んだらとりあえず、僕たちは煙や灰、骨になる。僕を形づくっていた
素粒子たちにとっても別離のときです。しかし、素粒子たちがいつか再会
を図ることがあっても、ふしぎではないでしょう。はるか遠い、永遠に近
い未来のことかもしれません。『僕』が再結集する日を夢想したりします

いま思えば、「煙になる」のは「風になる」のとほぼ同じことだろう。現
実と幻想とをつなぐのが「風」である。
そして死は現実と幻想との境界に起きる「何か」だ。

 コラムニスト・小池民男
コメント (0)

日本維新の会 国政で何をするのか
大阪都の実現を最終目標におく地域政党が国政で何をめざすのか。今なお具体
的な政策はみえてこない。
新党で価値観を共有するためと開かれた公開討論会は、維新の考えを有権者が
直接知る好機だった。しかし参加した議員や首長経験者らは基本方針を並べた
「維新八策」に沿った主張を述べ、個別政策の議論が深まることはなかった。
維新の看板の一つである脱原発では、何年までにどうやって原発をゼロにする
か、明確に語った議員は一人もいない。
国政政党の肝ともいえる外交や安全保障については、議論が先送りされた。
橋下氏は「自由や競争、選択、自己責任で日本のあり方を見直すのが我々の価
値観」という。こうした抽象的な言葉で、どれだけの有権者が既成政党との違
いを実感し、信頼を寄せられるだろうか。
考え方の違いや異論を民主的な議論を通じて乗り越え、そのうえで共通の目標
をめざす集団が本来の政党のあり方だ。
討論会は橋下氏のワンマンぶりと、政策論議も未成熟なまま政党化に突き進む
印象を強める結果になったのではないか。
このままでは討論会が合流が全体の儀式だったといわれても仕方がない。
参加する議員も、所属政党でできなかったことがなぜ維新ならできると思うの
か、きちんと説明する責任がある。それがなければ、橋下人気目当てに集まっ
たとの批判は免れまい。
価値観の一致を確かめるなら、参加する議員は合流ありきで討論にのぞむべき
ではない。橋下政治は本物か、議論を挑む議員がいてもいい。
そこまで公開してこそ、既存政党との違いが出るだろう。

 社説より
コメント (0)

イスラム
火をつけた輩は陰に隠れ?
イスラム圏のデモ、反米から反欧米にも。
文明の衝突だと見れば仕掛け人の思うつぼ。

素粒子より
コメント (0)

火種
中東の空気は乾いている。
ネットの導火線は世界に通じて。
スークの路地にモスクの裏に積まれている反米の薪。
東アジアの空気は湿っている。
こつこつ築いた道の路肩は少しの雨で崩れて。
顔を出す侵略や抑圧の歴史の地盤。

素粒子より
コメント (0)

天下取り
大阪から「天下取り」に挑んだ人物は多い。
さて、この人の立志伝は後にどう語られよう。大阪市長の橋下氏が、新党「日
本維新の会」を率いて国政に臨む。<---空に灯がつく通天閣に/おのれの闘志が
また燃える>の心境かどうか、衆院選に大量の候補を立て、過半数を取りにいく
という。
大阪を変えるために国政を変える。あべこべか遠回りに見える手法とは裏腹に
、その素早さは類例を思いつかない。タレント弁護士が弁舌を武器に、たちま
ち政治の真ん中に肉薄したのだから。
大阪発祥の新聞で書く当方、東征の成否はとりわけ気にかかる。しかし、大き
く広げた風呂敷は目が粗く、維新に値する人材、資金の備えも心もとない。溜
飲を下げるだけの一票は橋下氏と国のためになるまい。
氏への漠たる期待は、「東京の政治」への幻滅と食傷の裏返しだ。永田町の外
から攻める人なら日本を前に進めてくれる、と。そんな異端の輝きに対抗する
には、正統を任じる側も変革あるのみなのに、二大政党にその様子はない。

 天声人語より
コメント (0)

金本
片手でも球に食らいつく。
鋼の体で連続1492試合。
やすまず諦めず手抜きせず。
鉄人にも来たか引退のとき。

素粒子より
コメント (0)

領土問題の緊迫化
領土問題の解決方法は二つしかないということである。一つは戦争。勝った方
が領土を獲得する。
もう一つは外交交渉。双方が同程度の不満を持って終わる。「五分五分の痛み
分け」である。
どんな領土問題にもそれ以外の解はない。ただし、両国の統治者がともに政権
基盤が安定しており、高い国民的な人気に支えられている場合にしか外交交渉
は行われない。
中国とロシアの国境紛争は先年「五分五分の痛み分け」で解決したが、これは
プーチン、胡錦濤という両国の指導者が「自国領土を寸土とて譲るな」という
国内のナショナルリズムの抵抗を押し切れるだけの安定した統治力を有してい
たからできたことである。
韓国の李大統領は支持率20%台に手名していたが、竹島上陸で最大5%を稼い
だ。政権浮揚のためには理由のある選択肢だったのだろうが、その代償に大統
領は外交交渉カードを放棄した。本当に力のある政治家はこんなことはしない
。尖閣についても同様である。中国政府が今強い出方をしているのは内政に不
安があるからである。

 紙面より---内田 樹
コメント (0)

沖縄
来訪者を歓迎し、漂流民を保護し、文化をチャンプルしてきた沖縄。
開かれた海の果てにニライカナイは見える。

素粒子より
コメント (0)

お米の力
一番感じさせるのは、おにぎりだろうか。関東大震災のとき炊き出し組の一員
に加わった作家の幸田文は、手の皮のひりひりする熱いご飯を、休む暇なく次
から次へ握ったそうだ。そしてこう記している。
「張り板の上に整列した握り飯は、引き続く余震の不安と大火事に煙る不気味
な空とをおさえて、見とれるばかり壮んなけしきだった。」。何の愛想もない
塩むすびだったに違いない。だが、あのまるい三角形には、受難の人を物言わ
ず励ます力感と温かみがある。
去年の大震災でも、人が炊いて握ったおにぎりのありがたみが、幾度も記事に
なっていた。日本人と米の、3千年という結びつきゆえだろう。
そんな「瑞穂の国」で、今年も新米が出回り始めた。つややかに光る初ものを
土鍋で炊いていただいた。炊きたての新米に豪華な惣菜はいらない。主役はご
飯と定め、脇役には梅干しかラッキョウぐらいがちょうどいい。
〈新米もまだ艸の実の匂ひかな〉蕪村。イネ科の一年草の実ながら、この恵み
なしに日本の歴史も文化もなかった。自由化が言われるが、経済原則だけで米
作りを追いつめたくはない。夏の青田、秋には黄金の稲波。心の風景が、ゆた
かな国土の上にある。

 天声人語より
コメント (0)

維新
維新勢力は西から江戸へ。
錦の御旗に従うは脱藩浪士かチルドレン?
勝てば官軍目指しトコトンヤレの復古調。

素粒子より
コメント (0)

宝を棄て草を担う
とがある。今回、米国の国威を発揚できるのは、共和党流の力の誇示ではなく
、初めて選んだこの黒人大統領を見捨てず守ることだという心情が見てとれる

4年前、米国民は全世界に自由平等の範を垂れ、胸を張って世界に向き合えた
。その誇りを失うわけにはいかない。価値あるものを捨て、無価値なものを取
る「宝を棄て草を担う」判断は避けたいという雰囲気だ。終盤の大統領選では
、こうした米国内の空気は、民主、共和両党の綱領、政策論争を超えて広がる
気配が感じられる。
民主主義は字の通り「主義」であり、イデオロギーだ。しかし、米大統領選を
みると、民主主義とは国民の意識ではないか、という気がしてくる。
今月下旬に日本の2大政党の代表選・総裁選が予定されているが、次元の違い
は隠しようもない。

 経済気象台より---昴
コメント (0)

沖縄
安保のためだと。
怖ければ辺野古移転をのめと。
恫喝、脅迫、懐柔。
赤一色の10万人が民主主義はあるかと叫ぶ。

素粒子より
コメント (0)

痛みの配分決める時代
4年間の実績はほどほどに語り、米国が繁栄や責任を分かち合う国になるか、
共和党が言うような勝者総取りの国になるかの選択を、有権者に迫る。オバマ
大統領が大統領指名受託演説は、今後の選挙戦略をも示す内容だった。
オバマ氏は2期目を目指す大統領選で、リーマン・ショック後にどん底に落ち
込んだ米経済を、どこまで立て直すことができたかを問われている。
「4年前より暮らしが良くなつたか」という問いかけに共和党大会は「ノー」
を突きつけ、民主党大会は「イエス」と応じた。
だが、カギを握るのは、特定政党を支持しない浮動層が4年間をどう評価する
かだろう。
失業率は現在8.1%で、オバマ政権発足時にまで戻っていない。
人々を取り巻く経済状況は数字で想像するより深刻で、米国が悪い方に向かっ
ていると考える人が6割以上にのぼる。この4年間、何もいいことはなかった
と思っている人は多いようだ。

 視点より---久保文明
コメント (0)

大豆は乳がんのリスクを下げる
大豆には女性ホルモンのエストロゲンと似た構造を持つ植物性エストロゲン
の「大豆イソフラボン」が含まれることはよく知られている。乳がんの発症
には体内のエストロゲンが関係していると言われ、イソフラボンはこのエス
トロゲンが作用するのを抑えると期待されている。
厚労省の研究班によると40~59歳の女性2万1852人を対象に、大豆製品を食
べる量と乳がんの発生率を追跡調査した。みそ汁を飲む量が1日1杯以下の人
が乳がんになるリスクを1とすると、3杯以上飲む人の危険性は4割低かった。
大豆製品から換算した大豆イソフラボンの摂取量を比べても、摂取量が多い
人ほど乳がんの発生率は低かった。
一方、食品安全委員会が06年、大豆イソフラボンの過剰摂取はホルモンバラ
ンスを崩す恐れがあるとして、特定保健用食品として1日に取る量を「30㍉
グラムまで」とした。
栄養補助食品でイソフラボンだけを大量に取るのは勧められないが、大豆製
品を日常的に食べることは問題ない。

 食の健康学より----宮島裕美
コメント (0)

原発30㌔圏に避難計画
国の中央防災会議は、東京電力福島第一原発事故を教訓に、地震や津波と原発
事故が同時に起きる複合災害を想定して対策をとるため、防災基本計画を見直
した。
これまで原発から8~10㌔圏内としていた対策重点区域を拡大。今後、原子力
規制委員会が指針で30㌔圏内に広げる。炉心溶融など過酷事故を想定した対策
を、国、地方自治体、電力会社に求める。
福島原発事故が起きるまでは、政府や電力会社は、大量の放射性物質が飛散す
る過酷事故を想定していなかった。計画では、電力会社が過酷事故を想定した
防災訓練を実施し、結果の報告を電力会社に義務づけた。不十分なら原子力規
制委員会が改善を命令する。

 紙面より
コメント (0)

人工知能が見る夢は、バーの美女ボッコちゃん。
「好きかい」と聞けば「好きだわ」と答え。
で、星新一になれるかな。

素粒子より
コメント (0)

自助と共助
「支え合いマップ」、「おつき合い」の相手を線で結ぶ。いわば「共助の地図」
だ。
合言葉は「助けられ上手になる」である。マップで線の引けない人は地域で孤
立し、災害時に逃げ遅れたり、病気で孤立死したりするリスクの高いことがわ
かる。
そんな事態を防ぐには、住民が常日頃から、自ら「助けて」と声を上げる必要
がある。それが本当の意味で、自分の命を自分で守る「自助」だ。
「自分の困りごとを表に出すのは恥ずかしい」と思いがちだが、「助けられる
人」がいて初めて、「助けたい人」の力が引き出される。自助と共助は裏表の
関係なのだ。
最大の壁は「人に迷惑をかけてはいけない」という意識である。日本人は、問
題を自分や家族のなかで解決することが自助と教え込まれてきた。
プライバシー尊重の名のもとで「引きこもり」を助長し、共助を妨げるおそれ
さえあると、現場の経験は教える。
(また、個人情報の壁も厚い)

 社説より
コメント (0)

大統領選
米が農業に補助金を注ぐ。
メキシコの農民が困窮し米に移住する。
で、大統領選のカギを握る。
因果は巡る糸車。

素粒子より
コメント (0)

期待はずれの政府
歴史に残る名宰相の構想と行動は、それぞれの時代に夢を与え議論を呼び、結
果として大衆が政治に積極参加した。そしてその時々のテーマは今日まで受け
継がれ、我が国の国家運営の根幹をなしている。
国家の目指すべき未来の姿、それを実現するための具体的な政策、そして政策
の裏付けとなる論理、これらが網羅されて、はじめて国民は自国の政治に参加
するのだ。
ほとんど無意味な事業仕分けをはじめ、公共事業をやめては再会するいまのあ
りさま。
日米関係は基地問題を含め最悪状況。原発事故では菅氏の現場への過剰な介入
が、事故対応を混乱させたとも指摘されている。消費増税では与野党ともに分
裂模様だ。
統治者不在のごとき我が国。海外から見れば国家の体をなさず、単なる烏合の
衆だ。これでは竹島や尖閣諸島の問題でも、解決の道筋はみえない。
成長経済を中心とした内政、日米安保条約を軸とした外交。政権は事業仕分け
のような茶番劇ではなく、国家の進むべき道筋と、それを裏付ける具体的な政
策と哲学を国民に示すべきだ。

 経済気象台より---樹
コメント (0)

選挙
米大統領選を見るたびに考え込む。
候補者の弁舌に熱狂する聴衆ら。
そんな演説を一度聞いてみたい。
日本語で。

素粒子より
コメント (0)

再編再び
橋下氏が率いる「大阪維新の会」が国政をめざして動き出した。相次ぐ新党の
誕生劇が佳境を迎える。
一連の新党現象は、3年前の政権交代前後から始まっている。自民党を離れた渡
辺氏が2009年8月にみんなの党を結党。直近ではこの7月、小沢氏が国民の生活
が第一を旗揚げ。
いつか見た光景である。懐かしい政治家の言葉が思い出される。「世の中、不
透明になったり混乱すればするほど、雨後のタケノコのような方が手を挙げた
り足を挙げたりする。しかし、一過性のものだ」
タケノコとは、日本新党や平成維新の会を指す。日本新党はほどなく政権の座
につく。
その後、90年代を通じ、新党は生まれては消え、くっついては離れを繰り返し
た。
いまから振り返れば得心できないこともない。折から政治改革は「二大政党制
による政権交代のあね政治」をめざしていた。それに身の丈を合わせようと、
もがき苦しんでいたのが当時の政党の姿だった。
そして幾星霜、民主、自民の2大政党の体制が整い、政権交代が実現したと思
ったら、またぞろ政党再編へ。賽の河原で石を積むような営みが続く。
国民のいろいろな要求を受け止め、欲望の整理整頓をして国家の意思につなげ
ていくきのうを政党が果たせていない。
その結果、既成政党への嫌気が深まり、無党派層が増え、新しい政党の登場す
る余地がひろがる。この状態を放置すれば、「独裁的な政治を生み出す可能性
」すらあるという。
政党離れは90年代からの日本政治の宿痾であるが、いま政権交代への幻滅が
上積みされて病はいっそう重い。

ザ・コラムより---根本清樹
コメント (0)

尖閣
国有化でもう静かにしたけれど。
左に中国、右に東京都。
国の巻き返しで行き場をなくす「ほえ面」のたんか。

素粒子より
コメント (0)

現実は格言と違い、備えあれど憂いありだ。
防災対策は、悲観に悲観を重ねて講じたい。
南海トラフの巨大地震で、最悪32万人が死亡するとの想定が示された。大震
災のデーターをもとに見直した結果、従来の予測が13倍になったという。最悪
とは、冬の深夜に東海地方が直撃される場合だ。津波で23万、建物倒壊と火災
で9万の命が危うい。
南海の震源地は陸に近いため、津波は数分で襲う。浜岡原発での最大値は19㍍
。建設中の防波堤は18㍍と心細いが、これがないと原発はどっふり水につかる
。自動車工場などが集まる東海地方だけに、経済的損失も数百兆円とすさまじ
い。
静岡県だけで死者10万人と聞けば、親類や同窓生の顔が浮かび、心穏やかでは
ない。築50年の実家や独居の身内も気にかかる。こうした個々の憂いが束ねら
れ、共助の絆が太くなるのだろう。
想像を絶する想定には、つい目を背けたくなるものだ。だが、助かることまで
諦めては、震災の犠牲者に顔向けできまい。建物の耐震策を極め、皆が素早く
逃げれば、死者は6万人ほどに減らせるという。
最悪を覚悟して、最前を尽くす。これが危機管理の基本である。巨大地震の被
害想定も、脅かしではなく「目覚まし」と受け止めたい。どれほど不快な音色
でも、備えもなく大波に手荒く揺り起こされるよりいい。

 天声人語より
コメント (0)

首相
スイカならたたけば中身がわかるけど。
顔のすげ替え大わらわ。
首相が顔で売れるなら国民の苦労もあるまいに。

素粒子より
コメント (0)

自民党総裁選
自民党総裁選は次の衆院選後の政権の枠組みが争点になりそうだ。
政権交代を目指すうえで他党との協力が欠かせないからだ。
民自公3党の枠組み維持か、大阪維新の会との連携か---。
有力候補の戦略にも密接にかかわっている。

 紙面より
コメント (0)

こちらも忘れないで
台風12号の豪雨から1年。
紀伊半島の山の傷いまだに癒えず。
毎秋恒例の深層崩壊。
いいえ、こちらは政界の話。

素粒子より
コメント (0)

概算要求で自然エネ強化に2000億円
自然エネルギーの発電を大きく伸ばすため、経済産業省は来年度予算の概算要
求で、今年度当初予算より10%超多い1兆円規模を要求する方針を固めた。
このうち2千億円超を自然エネや省エネ対策の強化などの「グリーン分野」に
充てる。
これまでの原発推進から、自然エネ拡大への転換を進める。経産省は来年度予
算を「エネルギー・環境政策の再設計」と位置づけ、「脱原発依存」にむけた
政策を盛り込む。

紙面より
コメント (0)

ゴルフ
日本のツアーは韓国のツアーなのかと見間違う。
毎週男子も女子も韓国人が優勝では、人気が落ちるのもわかる気がする。
コメント (0)

窓際族
国会という高級レストランの窓際で、民主党と自民党が殴り合っている。この
「逆宣伝」で客足は遠のき、近日開店の「大阪維新の会」に黒山の人だかり--
。今の政治状況はそう例えられようか。
「近いうち解散」を遅らせたい民主と、早く総選挙がしたい自民。消費増税で
は組んだ両党だが、野田首相への問責可決で対立が決定的となった。党略うず
巻く国会は、定数是正の宿題を放り出し、毎度の開店休業に入る。
これでは、与野党で大阪維新を応援しているも同じだ。維新の橋下代表は、定
数削減でも「衆院半減、参院廃止」と歯切れよい。国会が無様を重ねるほど、
橋下流の「激辛公約」が有権者をとらえる。
維新は、合流を望む国会議員を招いて討論会を催すという。「客引き」せずと
も票と現職が転がり込むのだから、橋下氏が「いよいよ面白くなる」とご満悦
なのは当然だ。その弁舌はさておき、二大政党の評判が地に落ちた時に「開店
」する強運、空恐ろしい。
私たちは議会政治の「幼児化」を目撃している。高級店の窓際で恥をさらす子
どもらは、勘定を待たされる国民が一喝するしかないが、さて、どう反省させ
ようか。「激辛」でお仕置きか----。自信をもってお勧めできる叱り方が、な
んとも浮かばない。

 天声人語より
コメント (0)

避難
思えば釜石の奇跡もふだんの教育から。
フィリピン沖地震で1日早い訓練。
ひび割れたガラスの上で暮らす我ら。

素粒子より
コメント (0)

過去と未来の自画像を描く時
日米間には、戦後一貫した原則がある。それは「実利主義」ともいうべき関係
だ。
1951年のサンフランシスコ講和条約をもって戦争問題に決別し、以降、米国は
世界戦略に日本を利用し、日本は暮らしの向上にいそしんだ。
原爆、無差別空襲、捕虜の虐待などをめぐる過去を政府が蒸し返すことはなか
った。
それと対照的なのが日本と韓国だろう。国交正常化から半世紀たつ今も過去が
尾を引く。北朝鮮に対する共通の実利も忘れ、いがみ合う。過去を封印した日
本と、過去を引きずる韓国。その戦後感覚はあまりに開きが大きい。
「親日派」たちは、日韓の和解に米国があらゆる外交努力をそそぐことも提言
した。
専門家の間では、もはや日韓自身に解決能力はないとの危機感が広がっており
、米国がクリントン元大統領のような大物を仲介役に任命しては、との声も出
ている。
日本にとって対米同盟は死活的に重要だ。だが、だからといって歴史認識まで
判断を仰ぐわけにはいくまい。戦後67年、日本は実利追求の対米外交のみを基
軸としてきたゆえに、自らの国の姿を定義する根幹の作業まで忘れてしまった
のではないか。
旧ソ連の弾圧をくぐった作家ソルジェニーツィンは「収容所群島」でロシアの
格言を記している。「過去にこだわる者は片目を失う。過去を忘れる者は両目
を失う」
あの戦争は何だったのか。
韓国、中国、アジアとの過去と未来をどう描くのか。米国にことごとく解答を
用意してもらう外交はもはや卒業すべきだろう。真の二等国とは、自画像さえ
描けない国のことだと私は思う。

風より---立野純二
コメント (0)