2012年04月の記事


老いを遅らせるには--心がけが大切
「アンチエイジング」という言葉が注目を集めている。アンチエイジングと
は、できる限り老いを遅らせて若さを保とうという試みだ。
若さ、アンチエイジングというと、スキンケアやサプリメントなどを思い浮
かべる人は多いが、一番大切なのは「気持ち」だ。やりたいことをやること
。無理をし過ぎないことを心掛けると良い。自分を責めないで、いい加減に
、気ままに生活することがお薦めだという。
また、適度な緊張感、ストレスも刺激につながる。ある程度の年齢を過ぎた
ら仕事をしないで家の中で閉じこもっている人は少なくない。だが、ボラン
ティアでも良いので「誰かの役に立っている」という実感を感じられること
を意識的に行うことが大切だ。
そして「きれいになりたい」と願い、行動を起こすことは、世界を広げ自分
を内面からも輝かせる。
たばこと紫外線はなるべく避けよう。特にたばこは肌に悪く、体の循環に悪
影響を与える。
アンチエイジング5カ条
◆いくつになっても男と女
  「美しさ」に磨きをかけよう
◆肌の若返りは心の若返り
   メークアップは外見、心も若返らせる
◆バランスの良い食事と適度な運動
   アンチエイジングの効果は食事と運動が9割
◆よく笑い、よく話し、よくかむ
   笑いは免疫力を高め、かむことは脳の活性化になる
◆長生きこそ最大の誇り
   いくつになっても積極的に社会貢献を
 
 北里大名誉教授・塩谷信幸
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内向き日本に欠ける危機感
いま、世界の目は中東のイランに注がれている。核兵器の開発寸前と疑われ、イ
スラエルが軍事攻撃に踏み切るかねない危機にある。国際社会が固唾をのんで見
守るその国の首都テヘランを、鳩山元首相が今月訪問した。
日本政府との調整も、歴史の理解も、尽くされた形跡がない。訪問後のイランか
らの報道の行き違いを見れば、イスラム伝統国の存亡をかけた相談相手としての
信頼感もなかったことは明らかだ。
だが、この騒ぎを元首相の独りよがりとだけ片づけるのは、問題を見損なってい
ると私は思う。無定見ぶりが問われているのは元首相個人だけではなく、世界の
喫緊の問題にどう取り組むかという能動的な見識を持てない日本の政治そのもの
なのである。
カーター氏が極東の命運をかけて38度線を踏み越えた94年6月、日本の関心を覆
っていたのは、羽田内閣の総辞職と自・社・さきがけの連立政権誕生だった。そ
して、イラン問題が世界経済を人質にとった今なお、日本は国内政局にばかり目
を向けている。
鳩山氏を責める政治家の何人がイラン問題を真剣に案じていることか。この騒動
は図らずも、果てしない政治の混迷が国の視野をどれほど長く狭めてきたかを露
呈したように思えてならない。
鳩山氏にはまだ名誉挽回の道はある。元首相の肩書、外交への野心、豊かな資金
力。その三拍子そろった名士はそういない。約束通り政界から引退して本気でカ
ーター氏にならい、外交研究機関「鳩山友愛センター」を創設されてはいかがか
。自身の果たせなかった国際政治の夢を次世代に託す路線を敷くことも、立派な
外交貢献だろう。

 風より---立野純二
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さくら
この春、桜前線は真っ先に高知を出発した。以来一月余、淡い桜色を追いかけて、若葉の緑が野山を北へ染め上げていく。
「花在れバこそ吾れも在り」。
碑に刻まれた碩学の言葉が胸に広がる。百花のときである。

紙面より
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民意起訴 意義も課題も
強制起訴制度は、有罪の「確信」がなければ起訴しない検察の基準とは別に、市
民目線で有罪の「可能性」があるなら、法廷で白黒つけようという発想だ。裁判
官が有罪認定のハードルを変えるわけではなく、従来の裁判より無罪が出る可能
性が高くなるのは想定されていた。
小沢氏が起訴された背景には、疑惑に対する説明不足があり、「真相解明」を求
める市民の声が審査員の背中を押した点は否めない。法廷でも、肝心な部分は「
秘書に任せきりで何も知らなかった」との説明で終わったとはいえ、政治資金の
管理や報告について小沢氏の生の説明を引き出した意義はあった。

 紙面より
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通学路
デコボコでもガタガタでもなんでも道につけよう。
いっそ交通止めにしても。
通学の子を車から守れないなんて。

素粒子より
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なければないでなんとかなる
あと10日ほどで北海道の泊3号機が止まり、国内で動く原発はなくなる。その
節目を前に、電力9社が「原発がない夏」の算段を示した。猛暑になれば関西、
九州、北海道が需要のピークを賄えず、平年なみの暑さでも関電はかなりの不足
という。
だから大飯を動かしたいとの理屈だが、業界のお手盛り体質を思うと素直にうな
ずけない。他社からの融通、節電のゆとりはみうないのか、政府の検証委は重箱
の隅を大いにつついてほしい。
枝野経産相の発言は揺れた。先々は脱原発でも、この夏の大阪が暗転の汗地獄に
でもなれば原発の存在感はいや増し、「脱」の勢いが陰る。そんな迷いがあるよ
うだ。師匠の仙石さんはずっと単純に、原発ゼロを集団自殺に例えた。
しかし、安全と必要を秤にかけてはいけない。両にらみではなく、安全を確保し
た上で必要なら動かす、これが筋道だ。そして原発に絶対の安全はなく、万一の
害毒は広域、将来に及ぶ。福島の教訓である。

 天声人語より
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小沢氏
小沢氏の復活で永田町にまた奏でられる政局ロンド。
堂々巡りの舞踏会が開演し、政治の時間は巻きもどされる。

素粒子より
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エネルギー基本計画へ期待
再生可能エネルギーの導入を増やす目的で、7月から全量買い取り制が始まる予
定となっており、風力や太陽光を中心に大きな伸長が見込まれる。
一方で、発電量が気象条件に大きく左右される風力や太陽光の割合が増えると、
供給される電力の質が劣化するとの懸念もある。
風力や地熱は居住地域から離れた場所が適しているとされ、既存の電力網までの
送電線を新たに敷設するコスト負担が課題となる。
これらを考えると、現行計画で2030年までに現在の2倍の20%まで高めるとして
いる再生可能エネルギーの割合を、30%、40%まで高めるのは現実的ではない。
原子力、火力を合わせて、日本としてベストミックスの形を考えていかなければ
ならない。
さらに視野を広げて、エネルギー需要の削減の観点から国全体で省エネを進め、
消費電力を抑える施策も同時に進めていくことが必須である。需給両面の観点か
ら、世界をリードしうるエネルギー基本計画の策定を期待したい。

 経済気象台より---H
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小沢被告に無罪言い渡し
今も続く小沢的なるものの長き影。
判決がどうであれ問題は終わらない。
歴史の歯車はきっとその外で回っている。

素粒子より
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さくら
原発の事故でわが家を追われた人々は、避難先のテレビで懐かしい景色を確認し
、目を潤ませるばかりだ。なお残る涙のあとを優しい色に染めて、桜前線がみち
のく路を駆け上がる。きっちりと巡り来る四季に、人事にお構いなしの冷厳を思
うのは筆者だけではなかろう。国破れて山河あり。その感慨を胸の奥にしまい込
んだ。今こそ前を向く時だから。
20日は春雨が百穀を潤す、という穀雨にあたる。草木は甘雨に煙り、稲作農家
は苗づくり田おこしに励む。この時節のお湿りは「万物生」の異名の通り、生き
とし生けるものに精気を満たしてくれる。
週末を挟んで、天気は総じて下り坂らしい。東日本では、花散らしの降りになる
かもしれない。咲かせて、散らせて、春の色は北国へとにじむ。あまりに多くの
人が欠けた、この列島をなでるように。
恵みの雨に打たれて、また歩き出そう。

 天声人語より
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BSE牛確認
米国で4頭めの感染牛が確認された。6年ぶり。
米国産牛肉の輸入制限緩和への影響が出そうだ。

紙面より
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世界経済なお不透明
G20財務相・中央銀行総裁会議で欧州支援の枠組みが固まり、金融市場では「
欧州発の金融危機の心配はひとまず遠のいた」との見方が広がる。しかし、世界
経済を引っ張る米中の景気はまだ力が弱く、当面は各国中央銀行による金融緩和
で景気を下支えせざるを得ない状況が続きそうだ。
リーマン後のような各国の財政出動で景気を立て直すこともできないため、各国
中央銀行による金融緩和への期待が高まっている。
日本は円高回避へ600億㌦の融資を決めた。アジアのりーだーの座を守り、発
言力を意地しなければならないという面もある。
しかし、日本も財政が厳しく、消費増税までしようとしている。4.8兆円ものお
金を出していいのか。
財務相は融資なので返済されると説明するが?

紙面より
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はるばる
海を渡ったボール2個。海流は岬の心を運び、潮騒と風が織りなす。
美しいものだけが流れ着けばいいが。

素粒子より
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国境の島
国境の島々に都の表札を掲げることより、領土問題に鈍感そうな政府を動かす策
だと。自らは「尖閣を国有地にした男」として名を残す。そういうことだろう。
確かに島が民有地のままでは、いつの日かあらぬ筋に渡りかねない。実際、海外
からは「3島350億円」の打診もあったそうだ。領土保全のために公有化する
なら、都ではなく日本国が買うのが本来である。
中国や台湾が領有を言い出したのは、周辺の海底資源が注目された1970年前後。
昨今は漁船や監視船が出没し、明治期から続くわが国の実効支配を揺さぶってい
る。海洋進出を急ぐ中国は、南シナ海でもフィリピンやベトナムと摩擦が絶えな
い。さてどうする。隣人との有効は大切だが、腫れ物に触るような毎度の外交で
は、先方がさらに踏み込んでくるかもしれない。こと主権に関しては筋を通し、
争点はとことん話し合うのがまともな国だろう。世界が見ている。

 天声人語より
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鹿児島で高速船がクジラと衝突。野生との接点で事故を避けるべきは人の方。
航路を知らないクジラに罪はなし。

素粒子より
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雨が降れば傘をさせ
大阪の船場では古くから伝えられる格言の一つに「雨が降れば傘をさせ」という
のがあるが、この言わんとするところは「うろうろせずやるべきことをやれ」と
いうことのようだ。
常日頃は忙しさにとりまぎれて、とかく基本が忘れがちだが、このような機会に
こそ基本に立ち返って、自分の仕事を見直してみることを勧めているのである。
「不況だ、対策だ」と騒ぐ前に現在の仕事を徹底してやっているか、いま一度、
考えてみることだ。
船場に伝えられる有名な格言をもう一つ挙げると、「事業と扇子は広げすぎると
破れる」というのがある。いずれの格言も自然体を尊び、無理を戒めたものだが
このような無理のない体制が船場数百年の歴史を支えてきたのであろう。
顧みて現在の日本を見ると、経済と言わず、政治と言わず万事につけて無理がま
かり通っている。
例えば、財政である。必要に応じて広がるままにここまで来てしまったが、この
状態は誰の目にも異常であって、いつの日にか歪みが顕在化することは間違いな
い。その日もあまり遠くないように感じられる。

 経済気象台より---可軒
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人間といううれしいものに生まれて来て
<人間といううれしいものに生まれて来て百四歳の今日も歌詠む>
は池田ハルエさん。
みずみずしさにこちらの心も潤ってくる。きれいごとばかりの老いではないだろう。だが「うれしいもの」に生まれた喜びを、老若が分かち合える、この国でありたい。

天声人語より
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孫のかわいさは絶妙の「距離感」によるという。
血が引き寄せる親しみと、育てる責任のない気楽さの二重奏である。北朝鮮の国
父金日成主席も、「次の次」候補として金正恩氏に目をかけたと思われる。
晴れて3代目となった氏は、11歳で死別した祖父のコピーを演じている。ふくよ
かな体形、髪型はすでに完成品、軍事パレードでの演説も、低い声や語り口が若
き日の国父に重なった。ただ若さゆえか、原稿は棒読みで早口だった。
先代の金正日総書記は、国民の前では寡黙を貫き、肉声の記録は20年前の5秒しか
ない。その遺訓に沿った演説内容ながら、いきなり大群衆の前で20分とは様変わ
りである。路線は父を継ぎ、スタイルは祖父をまねる。これが正恩流らしい。
かの国の跡継ぎはスイスに留学し、米国発祥のバスケットを愛する。先代より世
情に通じていると祈りたいが、居並ぶ番頭らの思惑もあり、国際社会への吉凶は
読めない。
国連安保理は、ミサイル発射を強くとがめる議長声明を出した。中国やロシアも
同意の上だ。民に語りかける口はありそうな3代目、さて聞く耳があるか。
ここで世界の声を聞き逃すと、早晩ハングルで「売家」と書くことになる。

 天声人語より
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人生の目的意識と死亡率
人生に対する目的意識の高い高齢者の方が長生きするという研究が報告され
ている。
人生の目的意識に関するテストは
1、私は人生に方向性と目的の感覚を持っている。
2、私は将来の計画を立て、それを実現させるために働くことを楽しむ。
3、人生を目的なしにさまよう人もいるが、私はそうした人々の1人ではな
い。
4、私は人生でなすべきことをすべて行なったように感じることがある。
など10項目からなる。
各質問への回答を5段階の選択肢から選び、合計点を質問数で割って一人ず
つ平均点を出した。平均点は3.7点だった。
その結果、人生の目的意識に関する5点満点の点数が下位10%の人と比べ、上
位10%の人では、死亡率が43%も低かった。
人生の目的意識に関するテストは、ナチの収容所を生き延びた精神科医ヴィ
クトール・フランクルの思想などに由来する。彼の思想とは、極度の逆境下
でも人生を意味あるものとするのは可能であり、人生に対する目的意識を持
つことが、心理的健康を維持する上で本質的である、とするものだという。

 やさしい医学リポートより---東北大教授・坪野吉孝
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海外展開の目的と条件
環境の変化はかってないほど激しさを増している。その中で企業経営者は、自社
の取り組む事業領域をどう再定義するか、組織の形をどうすべきかなどマネジメ
ントの根本に関わる課題をあらためて突きつけられている。更に、それぞれの事
業を誰に任せるのか、経営資源をどの分野に投入するのか、そして、どのような
企業風土を目指すのか。海外が加わればこれらの課題は更に難しくなる。
趨勢に乗り遅れまいと海外企業買収を焦るのは禁物である。追い風となる円高は
まだ続くだろうし、海外の状況も変化する。よく見極めた上で決断してほしい。
そして、海外への挑戦が日本経済の発展につながることを願っている。

 経済気象台より---啄木鳥
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消える
いろんなものが消える国。
年金が消え、老人が消え、子供もなんと1千人。
現代の神隠しか異界へ迷い込んだか。

素粒子より
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問責決議 2閣僚は辞すべきだ
田中氏には、安全保障の基礎知識がまったくない。地方選挙で特定候補への支援
を求めた国交相名の文書は違法だ。そんな理由で自民党などが問責決議案が出さ
れた。
またまた問責である。いまや国会の年中行事のようだ。
私たちは問責決議の乱発と、決議後に審議を拒む政争を繰り返し批判してきた。
国会の劣化を象徴し、政治不信を膨らませるからだ。この考えはいまも変わらな
い。
そのうえで、今回はあえて田中、前田両氏ともみずから辞任することを求める。
田中氏の「素人」ぶりは、国会答弁から明らかだ。PKO部隊が展開している国
名さえ誤る田中氏が、国民や自衛隊の生命や安全に責任を負えるのか。
前田氏の文書は、今月の岐阜県下呂市長選の告示前、地元建設業協会などに送ら
れた。観光振興の支援を約束しつつ、特定の候補への「ご指導、ご鞭撻」を求め
ていた。これは公職選挙法が禁ずる公務員の地位利用や事前運動にふたらないの
か。
前田氏は文書に目を通さずに署名したという。だが軽率だったで通じるだろうか
。旧態依然の職権をかさにきた圧力そのものではないのか。
この事態を招いた最大の責任は野田首相にある。
内閣が発足して7カ月半の間に、一川前防衛相らも含めて4閣僚が問責を受ける
のは異常だ。うち3人は参院議員で、民主党の党内事情を反映した順送りの人事
といわれた。それをそのまま受け入れた首相の任命責任は厳しく問われて当然だ

それなのに首相が田中氏や前田氏をかばうだけで、反省も謝罪もしないのは理解
できない。
問責決議は、首相が政治生命をかける消費増税法案の審議を遅らせる要因になる
。それを承知で、2閣僚を続投させるのなら、首相の増税への熱意もその程度の
ものなのだろう。
これまでと同じように、決議をずるずると引きずって、結局は連休明けに2閣僚
を交代させる。そんな展開になるくらいなら、速やかに代えるべきだ。

 社説より
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問責
試験の成績は悪くても、僕はは自分が知らないということを知っている。
子どもに絶好の口実を与えた田中防衛相。

素粒子より
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問責
試験の成績は悪くても、僕はは自分が知らないということを知っている。
子どもに絶好の口実を与えた田中防衛相。

素粒子より
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鳴らしそこねた祝砲ほど惨めで気まずいものはない。
人工衛星と称する北朝鮮のミサイルだ。金日成生誕100年と孫の跡目を祝し、
はるかフィリピン沖まで「長距離の弾道」を描くはずが、爆発して韓国近海に落
ちてしまった。乾杯のグラスが砕け散るように。外国メディアを招いた手前か、
当局は「衛星は軌道に乗らなかった」と不首尾を認めた。第一書記と国防第一委
員長になった金正恩氏はその夕、先代の巨像の除幕式で、何事もなかったように
手を振っている。飢える民をよそに、なけなしの金がまた浪費された。約700億円
とされるミサイルの費用は、年間輸出の半分強にあたり、食料不足の3年分を賄
える額という。米国からの支援もご破算となった。
こくないでは「軍事の天才」と宣伝される正恩氏のこと、赤恥を埋め合わせるた
め、次は核実験に及ぶという観測もある。やけのやんぱち、打ち上げがだめなら
仕掛け花火で、という了見だろうか。
なにせ核なしでは、しがない独裁国である。核爆弾を米本土まで飛ばせる技術を
示さぬことには、外交カードがない。かくして暴走する金王朝に、外から何を言
っても空しい。空腹の恨みから立ち上がる勇気と、それを束ねる傑物の登場を待
ちたい。
わが政府の対応もおばつかなかった。発射45分後の発表では防空の用をなさな
い。「成功」ならとうに領空を過ぎている。冬の花火にも似て、上げるも待つも
寒々しいミサイル失敗の巻。間の抜けたものを内外で見せられた。

 天声人語より
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石原知事
そろそろ黄門様の役回りのお年だろうに。
自ら物議を醸す石原氏。「政府に吠え面かかす」と。
一体誰と争ってる?

素粒子より
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安保理、議長声明採択
「衛星打ち上げ」とする北朝鮮の長距離弾道ミサイル発射に対して国連安全保障
理事会は、北朝鮮を「強く非難」する議長声明を全会一致で採択した。北朝鮮の
友好国の中国も足並みをそろえた。
北朝鮮が核実験などに踏み切れば、安保理として「相応の行動を取る」という文
言が声明に入ったことで、安保理外交筋からは「中国は北朝鮮への追加制裁を拒
否できなくなった。日米韓の外交の成果だ」との声が出ている。

紙面より
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尖閣列島
東京都が購入するって?
個人所有の尖閣3島を石原知事が買うといっている。

紙面より
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不十分な副作用への配慮
過大な通貨供給がインフレ圧力を高める懸念は、ドイツや日本の経験もあり、つ
とに指摘されてきた。安価なマネーの膨張が、原油、穀物などへの投機を招き、
不動産資産や金融商品への投資拡大を通じてバブルを引き起こすことも、われわ
れは幾度となく経験してきた。それらは、経済の大きなひずみをもたらすことに
なる。
また、金利という調整機能が失われた結果、競争力や収益力を欠く企業の退出や
、これに伴う新陳代謝が遅れる可能性がある。さらにイールドカーブのフラット
化は、銀行の収益機会をそぎ、貸し出しのインセンティブを失わせる。そして、
企業の現・預金保有の高まりと併せて金融仲介機能を縮小させ、成長力を低下さ
せる可能性が大きい。
財政の身動きが取れない中で、金融政策への期待が高まることは理解できる。
しかし問題は、その実効性や弊害に目をつぶったまま、「他に手がない」という
理由で政策が進められていることである。

 経済気象台より---山人
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がん予防も運動から
日本人のがんによる死亡は1960年代から増え続けています。がん統計によると、
2005年の患者数は67万人、死亡数が34万人と、約半数の方が亡くなっている。
74歳までにがんになる確率は47%で、74歳までにがんで死亡する確率は21%。
2人に人のはがんになるということだ。
米ハーバード大の有名な研究では、がんの要因はたばこが30%を占め、食事や肥
満など生活習慣による影響も大きい。日本人では、たばこによるがんは、年間約
9万人に上る。そして肥満もがんのリスクになる。私も14年ほど前は、不摂生で
体重が85㌔ぐらいあった。血圧も180ぐらいで、コレステロール値も300近く。
思い立ってダイエットを開始。約半年間で25㌔減らし、今もその体重を維持して
いる。
その方法は、低炭水化物ダイエット。海外の論文を読んでこれだと考えた。徐々
にご飯、パン、麺類を減らしておかずをメーンにするもの。カロリーはタンパク
質で取った。自分で自分を褒めながら続けた。ジョッキングを始め、マラソンに
も挑戦している。
がんを防ぐにはまず、適度な運動に加えて、禁煙、健康な食事、検診だ。日本の
がん検診受診率は2割を切る状況で、先進国で最低だと言われている。
ただ、それでもがんになってしまう人は多い。その時は、医師とコミュニケーシ
ョンをよくとって信頼できる情報を得て、自分を責めず、頑張りすぎず、あきら
めないで欲しい。

 紙面より---勝俣範之
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消費増税反対論の小沢氏は改革内容を示せ
消費増税法案の国会提出を機に、小沢氏らの反対論が民主党内でますます声高に
なっている。
「国民負担を強いる前に、やることがある」と繰り返す小沢氏らの主張は、もっ
ともらしく響く。
だが、いったいどこをどう改革するのか、という肝心の内容に乏しい。総選挙を
意識し、とにかく消費増税を避けたいと言っているようにしか思えない。
無駄をなくすまで増税するなというなら、先送りのための論法としか思えない。
それは政治家として責任ある態度とはほど遠い。
財政の再建なしには、若い世代にますます大きな借金の山がのしかかる。やがて
千兆円を超す国家債務が国債暴落の引き金を引くか、そうならずとも経済はいず
れ金利上昇に苦しむ。
増税を封じたまま歳出削減だけ続けると、最大の支出項目である社会保障をばっ
さり削るしかなくなる。すでにほころびが目立つ医療、介護、子育て、年金、雇
用などが、ぼろぼろになってゆく。曲がりなりにも育んできた福祉国家ニッポン
を破綻させてよいというのだろうか。
昔の「増税なき財政再建」論が通用しないほど財政は悪化しているのだが、そう
なった主因は無駄遣いではない。
法人税の度重なる減税などで財源が不足しがちなところへ、長期デフレによる税
収の大幅減に見舞われ、経済危機や大震災対策で歳出が膨らみ続けたことにある

経済と財政、そして社会保障の危機を克服し、大震災からの復興と創造的再生を
図るには、財源の確保が不可欠だ。歳出の見直しや税の自然増収だけでは足りず
、最小限の増税が必要である。
権力の中枢にいないときは「増税反対」で支持を集め、やがて数の力で増税を実
現しようとする。それが小沢流なのだろうが、理不尽な手法は国民の不幸を招く


 記者有論より---小此木潔
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老いを遅らせるには--心がけが大切
「アンチエイジング」という言葉が注目を集めている。アンチエイジングと
は、できる限り老いを遅らせて若さを保とうという試みだ。
若さ、アンチエイジングというと、スキンケアやサプリメントなどを思い浮
かべる人は多いが、一番大切なのは「気持ち」だ。やりたいことをやること
。無理をし過ぎないことを心掛けると良い。自分を責めないで、いい加減に
、気ままに生活することがお薦めだという。
また、適度な緊張感、ストレスも刺激につながる。ある程度の年齢を過ぎた
ら仕事をしないで家の中で閉じこもっている人は少なくない。だが、ボラン
ティアでも良いので「誰かの役に立っている」という実感を感じられること
を意識的に行うことが大切だ。
そして「きれいになりたい」と願い、行動を起こすことは、世界を広げ自分
を内面からも輝かせる。
たばこと紫外線はなるべく避けよう。特にたばこは肌に悪く、体の循環に悪
影響を与える。
アンチエイジング5カ条
◆いくつになっても男と女
  「美しさ」に磨きをかけよう
◆肌の若返りは心の若返り
   メークアップは外見、心も若返らせる
◆バランスの良い食事と適度な運動
   アンチエイジングの効果は食事と運動が9割
◆よく笑い、よく話し、よくかむ
   笑いは免疫力を高め、かむことは脳の活性化になる
◆長生きこそ最大の誇り
   いくつになっても積極的に社会貢献を
 
 北里大名誉教授・塩谷信幸
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大飯原発に安全宣言 検証も総括もなく
原発事故で失ったものの大きさに比べ、再稼動への議論が軽すぎないないか。
検証と総括がないまま再稼動すれば、再び大事故が起きるのではないかとの不安
が消えない。拙速といわざるを得ない。
再稼動に前のめりになるあまり、政府は緊急安全対策、ストレステスト、暫定基
準など即席の対策や安全基準を次々と打ち出した。しかし、事故の分析をふまえ
た根本的な安全対策や基準はまだできていない。
今稼動中の原発は1基のみ。背景には「原発を減らしたい」という社会の意思が
ある。だが、すべての原発を動かさないのも、多くの原発をなし崩しで再稼動す
るのも現実的ではない。
まず、新たな規制機関を早く立ち上げ「不信の構図」の外に出すことだ。情報の
公開を徹底することだ。
建設的な議論の前提は政権の意思表示だ。政権は「脱原発依存」の方針を掲げて
いるが、その姿勢が見えにくくなっている。

 紙面より
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北朝鮮
歴代当主の銅像の前に失意の若旦那。
将軍の歌2曲が宇宙から空耳のように。
虚飾の暖簾と傾く身代引き継いで。

素粒子より
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年金争点化遠のく改革
国会議員の年金未納問題で沸いた04年参院選は大きな節目となった。「年金不信
」は自公政権を直撃し、民主党が勝利。民主党は「年金改革など対立争点を明確
にし、マニフェスト選挙を展開することで支持拡大を図れるという『成功体験』
と総括した。
自民党はこの後、年金の争点化を恐れて抜本改革を先送りし、05年に与野党が年
金制度を話しあう「両院合同会議」を提案した。
両院合同会議は05年総選挙を機に霧消し、07年参院選は「消えた年金」で民主党
が圧勝。政権交代すれば年金制度は良くなるという「物語」が作られた。
圧倒的支持で政権についた民主党は、年金を巡る対立を決着させることもできた
はずだ。だが、政権運営は迷走し、政界は今も「年金の魔力」に支配されている
。年金財源の安定化などを目的とした消費増税について、今度は民主党が与野党
協議を呼びかけて争点化を避けようとし、自民党は解散・総選挙を要求して応じ
ない。2大政党は攻守を変え、対立を繰り返す。
「年金」が選挙の大きな争点になる限り、政党がその魔力から解き放されるのは
難しい。政党が競い合うことと協力しあうことをどう仕分けるのか。民主主義が
試されている。

 紙面より
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公務員
8千円をうらやむわけじゃない。
労なく値下げされる宿舎に住んでいて、だんまりを決め込む悲しい議員の性根。

 素粒子より
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イラン事件
イランに痛い目に遭わされた一人にカーター元米大統がいる。在任中に米大使館
員人質事件が起き、救出作戦は無残に失敗した。「弱腰大統領」の烙印を押され
、2期目の選挙でレーガン氏に惜敗する。
だが退任後は、特使などで世界を飛び回って紛争解決に努めた。平和と人権を重
んじ、指導者と差しで話し合うのを持ち味とした。ノーベル平和賞を受けたとき
、かっての色あせた評価は「ホワイトハウスを去ったあと最も尊敬される元大統
領」の称賛に変わった。
そのカーター氏に倣おうとしたかどうか。鳩山元首相が政府の中止要請を振り切
ってイランに出かけた。そして一騒動あった。鳩山さんが国際原子力機関を批判
し、イラン寄りの発言をしたと、先方の大統領府が発表した。
日本国内では「宇宙人」でも国際的には元首相の肩書きは軽くない。結局発言は
削除されたそうだが、後味は苦い。のこのこ出かけ、海千山千の相手に「鴨葱」
を地でいくように利用されかけた。
今回ばかりではない。鳩山さんは退陣後も川柳欄をにぎわす人気者だ。
<出てきては政治を引っ掻き回すハト>
<口害が糞害よりもひどい鳩>
まだまだある。政治のごたごたに一役も二役も買ってきた証しである。
思えば鳩山さんもカーター氏も愛と善の人だろう。だがカーター流のリアリズム
を欠いては、ただの好人物になってしまう。僭越ながらそろそろ晴耕雨読はいか
がだろうとも思う。

 天声人語より
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党首討論
口論なら国会の廊下でやってくれ。
野にも谷にも花見えず春は空しく過ぎてゆき。

素粒子より
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2月の経常収支は黒字に
経常収支の2月分は、1兆1778億円の黒字になった。1月は3年ぶりの赤字に落
ち込んだが、2月は貿易で黒字をかせぐことができたことから経常収支も2カ月
ぶりに黒字に転じた。
黒字が1兆円を超えたのは昨年9月以来5カ月ぶり。
1月は赤字だったため、今後も落ち込みが続くのか注目されていた。
2月が経常黒字にもどったのは、5カ月ぶりに貿易収支が黒字になったのが大き
い。米国向け自動車の輸出などが好調だったため、貿易黒字は1021億円になった
。東日本大震災前の前年2月と比べると黒字幅は86%減と低い水準だが、1月の
約1兆4千億円の赤字からは大幅に回復した。
ただ、経常赤字が一時的にものにとどまり、今後も1兆円台の黒字が続くかどうか
は分からない。海外景気の先行き不安などで輸出が低調になるおそれがある一方
、原発停止の余波で火力発電用の燃料の輸入が増え続けており、「引きつづき貿
易収支は低水準にとどまる」とみられている。

 紙面より
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鳩山氏
効き目がないどころか逆効果、とみんな袖を引っ張ったのに。
いらん外交。
たとえ議員を辞めたところで元首相。

素粒子より
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大阪府市が大飯原発再稼動に向けた8条件を固めた
大阪府市の専門委員会は、関電の筆頭株主である大阪市が関電に実現を求める株
主提案の内容などを審議してきた。原発再稼動の8条件案は株主提案とは別に、
作成された。
8条件案では、政府に対し「国民が信頼できる規制機関」の必要性を強調し、国
家行政組織法3条に基づく3条委員会で、独立性が高い「原子力規制庁」の設立
を要求。安全基準を根本的に見直したうえで、改めてストレステストを実施する
よう求める。
原発立地自治体と関電が結んでいる安全協定については、大阪を含めた100㌔圏
内の自治体と協定を結ぶべきだとも要求。

 紙面より
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追加緩和見送り
金融政策決定会合で、当面の金融政策を「現状維持」で据え置いた。

紙面より
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ふられたハエもやけ酒?
米国の研究チームによると、交尾する気のないメスに無視されたオスは、アルコ
ール入りの餌を好んで食べたという。交尾できたオスに比べて、満足した時に脳
内で増す神経伝達物質の量が少なく、欲求不満を「酒」で埋め合わせていたらし
い。
われら哺乳類の脳にも同様の物質があり、研究はアルコール依存の解明に役立つ
と思われる。むろん人の場合、やけ酒の「効用」に期待はできない。悩みの元は
消えず、しばし忘れるだけである。
一時の酔いが頭から追い払った「嫌な記憶」は、より重くなって心の底に刻まれ
る。そんなネズミの実験結果を、小欄で紹介したことがある。やけ酒はストレス
解消どころか逆効果、どうかご用心を。
猫の恋は、早春の季語として知られる。寒さが緩み、浮かれ猫が鳴き募る頃にな
ると、左党は花見が待ち遠しい。
桜を愛でる一献は、思えば、やけ酒の対極にある風流。時節柄というのではなく
、浮かれ過ぎず、沈み過ぎず、きれいに飲みたいものだ。これが難しい。

 天声人語より
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北朝鮮
銀河3号に光明星3号。
3は3代目。
その威光を載せたミサイル技術。
アナウンサーの声が早くも幻聴のように。

素粒子より
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国会前半総括 首相は基本に返れ
民主党政権が迎える3回目の通常国会で新年度予算が成立した。国会運営の基本
をふまえない対応のまずさは相変わらずだった。
1月の召集から3月末までは予算審議が最大のテーマ。野党にとっては政権の資
質をさまざまな角度から追及する場だ。ところが、野田政権はこの時期に消費増
税法案提出に向けた事前協議を野党に求めた。
消費増税をマニフェスト違反とみる野党は反発。予算案に増税をあてにした財源
が見込まれ審議は厳しさを増した。野田首相は「社会保障の安定と充実」に増税
が不可欠としたが、野党は最低保障年金制度など「一体改革」のあいまいさを突
いた。論点は鮮明になったが予算成立は14年ぶりに新年度にずれこんだ。
予算審議を終え、後半国会では提出された消費増税法案自体の審議が焦点となる
。民主党幹部は1994年の増税時の審議時間をふまえ「6月の会期末に収まる」と
みるが、今回は社会保障関連法案とセットでねじれ国会。甘くはない。
難局を打開した例で思い出すのが2003年の有事法制立法での自民、民主合意だ。
早い段階で政府案からの大幅譲歩を打診し、信頼関係を築いて合意にこぎ着けた

野党の批判を受け入れ、信頼のパイプを築く。首相はそうした基本に立ち返るし
かない。

 紙面より
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現実と幻想との境界で--千の風に、千の風になって 
私のお墓の前で
 泣かないでください
 そこに私はいません
 眠ってなんかいません
 千の風に
 千の風になって
 あの大きな空を
 吹きわたっています

幼友だちの妻ががんで死去、その追悼文集に掲載された詩だったという。
元は英語の詩だった。アイルランド共和軍のテロで死んだ青年が遺書のよ
うに両親に託していたことをBBCが放送した。
9.11テロの翌年の追悼集会で、11歳の少女が朗読した。
映画監督H・ホークスの葬儀で俳優のJ・ウェインが朗読した。
だが、いつ、誰がつくった詩かがわからない。

これらの出来事の少し前、がんで闘病生活をしていた先輩記者を励ます会
を催した。そこでこんな話をした記憶がある。
「死んだらとりあえず、僕たちは煙や灰、骨になる。僕を形づくっていた
素粒子たちにとっても別離のときです。しかし、素粒子たちがいつか再会
を図ることがあっても、ふしぎではないでしょう。はるか遠い、永遠に近
い未来のことかもしれません。『僕』が再結集する日を夢想したりします

いま思えば、「煙になる」のは「風になる」のとほぼ同じことだろう。現
実と幻想とをつなぐのが「風」である。
そして死は現実と幻想との境界に起きる「何か」だ。

 コラムニスト・小池民男
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増税即景気悪化ではない
今回の増税の最大のポイントは、国家財政の金融危機への波及を事前に封じ込め
るという点である。仮に金融危機が現実化すれば、日本経済に致命傷となるだろ
う。一定の確率で金融危機に陥る可能性があるという点では、可能性がゼロでは
ない以上は万全な対策が求められる津波や原発事故と類似する部分もある。多く
の政治家が防災には熱心な発言を繰り返しながら、金融危機に楽観的である神経
は普通ではない。
野田首相の政治生命をかけ、信念を持って政策を実行する姿勢をよしとしたい。
だが、このような論理を国民に対して分かりやすく説明したかといえば残念なが
ら決して十分ではない。
政治家だけではない。経済学者もこのような論理の妥当性あるいは非妥当性につ
いて発言すべきだが、全く存在感がない。多くの経済学者が賛否両論を戦わす健
全な経済論壇を再構築することが求められている。

 経済気象台より--龍
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100歳
100歳はゴールでなく関所だよ。

日野原先生
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ミャンマーの民主化
悪名高い軍独裁が長く続いた国の豹変ぶりに誰もが驚く。国際社会という観客に
民主化を演じつつ、裏で舌を出しているのではないか。疑念がすっきりとは消え
ない。
アウンサンスーチーさん率いる野党の「勝利」が伝わってくる。だが、これとて
「公正で自由な選挙をアピールする狙い」との見方がある。補欠選挙だから圧勝
されても与党の優位は揺るがない、と。見る目が意地悪に過ぎようか。
スーチーさんは初めて国政に参加する。一歩前進で、民主化への弾みもつこう。
とはいえ、強制と恐怖で支配してきた軍政による憲法は残る。「投票用紙は弾丸
より強し」という民主主義の理念を真に実現していくには、いらざる遺物だろう

「私たちはふつうの暮らしをしたいだけなのです。他人の邪魔をせず、不安も恐
れもなしに」。スーチーさんは以前、民主化を求める人々の気持ちをこう代弁し
ていた。兆した春を冬に戻してはなるまい。日本も力を貸したい。

 天声人語より
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みんな10歳だった。
100歳の私と10歳の子どもとは90年近い年の差があります。しかし私はいつも
、この10歳のころの自分を思い出しながら、子どもたちにいのちの大切さに
ついて話しかけようと努力しています。すると、子どもたちは私と対等にな
って話し合っている気分になってくれるようなのです。
人は大人になると、あたかも自分が昔からすべてを知っていたかのように高
慢になりがちです。そうやって子どもより優位に立った目線で、彼らにとっ
て敷居の高い説教をするのでは、本当のコミュニケーションはとれません。
人生はひと続きです。誰もみな昔は子どもでした。どんな大人も子ども時代
の自分と分断されるものではなく、一人の人間として、めいめいの人生が続
くのです。そして年齢を重ね、時には私のようにいつまでも人生が続く人も
いるのです。そう考えてこそ初めて、子どもと真のコミュニケーションがと
れるのだと私は信じています。

 私の証 あるがまゝ行くより---日野原重明
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小沢流 民主主義が泣いている
小沢氏は「リーダーをいったん選んだ以上は、その人物の考える通りに任せる」
という考え方が色濃くにじむ。
それが「小沢流」なのだとすると、消費増税に反発する現在の言動は、どうにも
解せない。
小沢グループの約30人が政務三役や民主党の役職の辞表を出している。小沢氏
らにすれば、政権交代した総選挙で訴えていなかった消費増税は公約違反なのだ
から、阻止に動いても「民主主義のルール」に反しないと言いたいのかもしれな
い。
確かに有権者や野党なら、なぜ増税が必要になったのかの説明を求めたり、批判
したりするのは当然だ。
しかし、民主党議員は違う。
昨夏の代表選で、消費増税を訴えた野田氏が勝ち、首相に就いた。そして暮れの
民主党案、3月末の政府案づくりでも、長時間にわたる論議をへて、手続きを踏
んで、党として「消費増税」路線を明確にしたのだ。
結論を出したからには「首相のやりたい消費増税に協力する」ことこそが、政党
として守るべき党内民主主義の最低限のルールである。
結論が不満だからといって、あえて党内に混乱を持ち込むやり方は、筋が通らな
い。これでは民主主義が泣く。
それに、広く国民にリーダーへの協力を求める小沢氏が、いわば身内の国会議員
にリーダーへの同調を呼びかけないのは、どうしたことか。
小沢氏には、わかりやすい説明をしてほしい。

 社説より
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東証1カ月ぶり9600円台
株安が世界的に広がっている。欧米市場の大幅安を受け、東京市場でも続落。

紙面より
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野田首相へ、「変節」まず説明を
野田首相は、与党内から反発を「成案、素案、大綱、法案提出、様々な段階があ
った。相当丁寧に議論してきたつもりだ」と突き放した。大綱の閣議決定も含め
て手順を踏んだのに、反対するのは筋違いという思いなのだろう。
だが、首相の姿勢にも筋が通らない点がある。
2年半前の衆院選で、当時の鳩山代表は「4年間の任期中は消費税を上げない」
と主張。無駄を削減すれば、増税しなくても政策財源を捻出できると訴えた。
民主党に1票を投じた有権者は、増税を予想していなかったはずだ。
野田首相の理屈はこうだ。増税法案の閣議決定は任期中でも、税率を引き上げ始
める
のは2014年4月で任期中ではない---。
だが、こんな理屈をどれだけの人が納得できるだろうか。世論調査では、6割の
人が消費増税の必要性を感じながら、野田政権がてがける増税法案への反対は5
割近い。
首相は「苦い薬かもしれない。でもその効用を真正面から訴える」と言う。だが
、約束した無駄の削減は進まず、変節したことすら認めていない。だから「効用
」も信用できないのだ。
「政治の信頼性」をめざす首相は、3月中の法案提出にこだわった。でも、本当
に政治が信頼を取り戻すには、まず「変節」を説明することから始めるべきだ。

 紙面より
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もしもし
「もしもし?」で思い出す藤山寛美。
ひげの隊長からも笑いをとって。
田中防衛相の天然ボケ、もはや名人の域。

素粒子より
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意識変える出発点
南海トラフ巨大地震についての想定は、「科学的に、あらゆる可能性を考慮した
」上で、様々な仮定に基づく複数の試算から、最悪の結果をつなぎ合わせて出し
た数字だ。過去の地震についての知見から最大級を見積もった従来の想定を、は
るかに上回る水準となった。
これを受けて、各自治体は堤防の見直しや避難路の整備、要援護者施設の移転と
いった対策に乗り出す。それでも、「完璧な防災対策」ではあり得ない。報告で
は「推計は幅を持ったもので、超えることもありうる」と留意している。
「最大級」を意識する意味はむしろ、住民一人ひとりが防災意識を高められるか
どうかで問われる。「行政も住民も『堤防があるから』『今まで大丈夫だったか
ら』といった意識を改める出発点だ」。
しかし、震災後想定をそんなに上げてしまっていいのだろうか。日本という小さ
な島国では住めなくなってしまうのではないだろうか。

 紙面より
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北朝鮮
非難の嵐をものともせず、強盛大国の演出に突き進む北朝鮮。
「衛星」大芝居の桟敷席へとJAXAにまで招待状。

素粒子より
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日銀3月短観2四半期連続マイナス
3月の短観は大企業・製造業の業況判断指数がマイナス4」で、前回の昨年12月
調査から横ばいだった。マイナスは2四半期連続。原油高や新興国の景気減速が
新たな不安材料となり、景気回復の足を引っ張っている。
欧州の政府債務危機への不安が後退し、為替市場も円安に転じたことから、民間
シンクタンクの多くは、DIが上向くと予想していたが、業績回復には及んでい
ないとみる企業は多く、景況感は改善しなかった。

 紙面より
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ミャンマー
ブーム到来の予感。スーチーさんの勝利で民主化のハードルを一つ越え。せきを切りそうな外国資本。

素粒子より
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年金問題
巨額の年金資産を霧散させたAIJ投資顧問事件。損失を正しく記した監査報告
は引き出しにしまわれ、水増ししたウソの運用報告が顧客に送られていた。預か
り金が底をついていく中、社長は7千万円もの年収で己を養っていたのだから呆
れる。
「だますつもりはなかった。」「バクチをした覚えはない」。国会の参考人質疑
で語ったこの社長、かなり恥じない人と見た。「つもり」だの「覚え」だのとか
わす弁を、虎の子を失った人は何と聞いただろう。
もっとも、顧客だった年金基金の実態もお寒い。厚労省が全国で調べると、旧社
会保険庁などの天下りの受け皿になっている
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近年乳がんになる女性が増えた。
食生活や生活習慣の欧米化により、エストロゲンという女性ホルモンの分泌
が増加したことが原因という説が有力です。
乳がんになる人は30代から40代にかけて急増し、最もなりやすいのは40代後
半の女性といわれています。壮年期の女性ががんで亡くなる場合、一番多い
のが乳がんです。「閉経後は大丈夫」「50歳すぎたら乳がんにならない」と
いう説はあてになりません。一方、まだ20代の若い女性も安心は出来ません
。各自が早期発見法を身につけるべきです。月に1回は自分で乳房に指をあ
てて、しこりがあるかないかを調べる自己チェックをぜひともやってほしい
のです。
鏡の前で裸になって立ち、左右の乳房の位置や形に違いはないかを見たあと、
指先でしこりの有無をチェックするのです。生理が始まって1週間後の頃が最
適です。
病院など専門機関での定期検診は20代から受けても早すぎることはありませ
ん。超音波検査(エコー)か乳房のレントゲン撮影(マンモグラフィー)の
いずれかをできれば年に1回、少なくとも2年に1回はぜひ受けることを勧め
ます。
今のところ、よい予防法はないので、早期に発見することが最善の方法なの
です。
指ではしこりがわからないごく初期のものでも、X線や超音波の検査で発見
されることがあります。こうした初期乳がんは、早く治療すれば90%以上の
人が治癒しています。
昔の治療法では、乳房全体を切り取り、傷が残ることが多かったのですが、
今では乳房を保存する技術も進んでいます。
乳がんは早期発見が何より大切だということから、「乳房健康研究会」が結
成され、乳がんのことを知ってもらう活動をしています。
http://www.breastcare.jpです。

 私の証あるがまゝ行く----日野原先生
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円高とデフレからの脱却
今回の円高修正の背景には、欧州の不安の後退だけでなく、脱デフレに向けて金
融政策を進める日銀の意思表明と、わが国の過去最大となる貿易赤字がある。
実は、円高がデフレを呼び、そのデフレがまた円高を招くのである。この円高と
デフレが共鳴しながらわが国を厳しく難しい状態に追い込んできた。
工場が閉鎖されて雇用が失われ、地方経済は疲弊した。賃金は引き下げられ、消
費も投資も低迷が続く。税収は減り、国の財政は悪化の一途。それがわが国であ
る。それぞれの問題が相互に影響を与え、悪循環を繰り返しながら、国全体が収
縮の道をたどっている。
もし、円高とデフレが今、是正されるなら、その循環の輪が巻き戻され多くの課
題に光がさしてくるだろう。それを一国民として切望している。
だが、円安となってコスト競争力が回復すれば、勤勉な国民はまた輸出に力を入
れる。そうなると貿易収支は黒字になり、またもや円高に向かう。働くほど円高
になって己を苦しめ、国の将来を暗くするというのが、わが国の通ってきた道だ
。このジレンマから解き放たれることは可能なのだろうか。いや、まずは為替が
どこまで戻るかである。そしてデフレから脱却できるのか。わが国の正念場であ
る。

 経済気象台より---啄木鳥
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