2012年01月の記事


問題
大阪の教育条例案。府市特別顧問の元官僚らも助っ人で参戦、異論を押し切る。「満額回答」と市長は横綱相撲。
議事録は公文書にあらずと言わんばかり。「法で求められていない」と首相。肩すかしくった野党は追及の構え。

素粒子より
コメント (0)

財政全体の将来像を示せ
財政全体の将来像を示さず、消費税率の引き上げのみを打ち出した感が否めない
。10%への引き上げで財政問題が解決するかのような誤解が国民に生じないか心
配である。
政府がするべきことは、財政全体の将来像を提示すること。すなわち無駄な歳出
カットを前提に社会保障費を含めた歳出の見通しを立てることだ。その歳出に合
わせて税収をどの程度増やしていく必要があるのか、具体的な選択肢を示すべき
である。
税収の増加分については、直接税と間接税の比率をどうするのかといった議論も
不可欠だ。そもそも、社会保障費を消費税で賄う理論的根拠は乏しい。
議論を尽くせば、望ましい社会保障と国民負担に関し、一定の方向性が見えてく
る。そうすれば良識ある国民は受益サービスの減少と負担の増加についてそれな
りに理解するはずだ。
歳出総額の5割近くを国債に依存する財政構造を今後も続けられる保証はない。
消費税を5%引き上げることによる税収の増加額は10兆~12兆円程度。残りの約3
0兆円の歳入不足をどの程度歳出削減と税収増加でカバーしようとするのか。
早く方向性を決めないと内外の市場は待ってくれない。
ユーロの債務問題がいつ日本に飛び火してもおかしくない状況にある。為政者は
このことを肝に銘じる必要がある。

 経済気象台より----率性子
コメント (0)

負担増
60年後の財源試算と言うけれど。一度開いてしまった「パンドラの箱」。今さら蓋をして「負担増」を拭えるの?

素粒子より
コメント (0)

増税
国や民族によらず、増税が喜ばれることはまずない。
税史が悪者ではない。税制は政治が決める。新聞の川柳欄が、人気のドラマをも
じって野田首相を「課税夫のノダ」と一刺ししていた。その乾坤一てきの消費増
税は、ここにきて、不人気がいっそう高じている。
このままでは国が危ないと誰もが考えている。なのに世論調査では賛成より反対
が多い。つまり土壌はあるのに支持が育たない。政治への信頼が薄いためだろう
。新たな負担は真実「安心」の保証になるのだろうか、と。
税率を10%にしても足りないと多くが感じている。将来さらに税負担が増えて、
レモンのようにしぽられる。その可能性をリーダーの胸三寸に隠されては信頼か
らは遠い。

 天声人語より
コメント (0)

近年乳がんになる女性が増えた。
食生活や生活習慣の欧米化により、エストロゲンという女性ホルモンの分泌
が増加したことが原因という説が有力です。
乳がんになる人は30代から40代にかけて急増し、最もなりやすいのは40代後
半の女性といわれています。壮年期の女性ががんで亡くなる場合、一番多い
のが乳がんです。「閉経後は大丈夫」「50歳すぎたら乳がんにならない」と
いう説はあてになりません。一方、まだ20代の若い女性も安心は出来ません
。各自が早期発見法を身につけるべきです。月に1回は自分で乳房に指をあ
てて、しこりがあるかないかを調べる自己チェックをぜひともやってほしい
のです。
鏡の前で裸になって立ち、左右の乳房の位置や形に違いはないかを見たあと、
指先でしこりの有無をチェックするのです。生理が始まって1週間後の頃が最
適です。
病院など専門機関での定期検診は20代から受けても早すぎることはありませ
ん。超音波検査(エコー)か乳房のレントゲン撮影(マンモグラフィー)の
いずれかをできれば年に1回、少なくとも2年に1回はぜひ受けることを勧め
ます。
今のところ、よい予防法はないので、早期に発見することが最善の方法なの
です。
指ではしこりがわからないごく初期のものでも、X線や超音波の検査で発見
されることがあります。こうした初期乳がんは、早く治療すれば90%以上の
人が治癒しています。
昔の治療法では、乳房全体を切り取り、傷が残ることが多かったのですが、
今では乳房を保存する技術も進んでいます。
乳がんは早期発見が何より大切だということから、「乳房健康研究会」が結
成され、乳がんのことを知ってもらう活動をしています。
http://www.breastcare.jpです。

 私の証あるがまゝ行く----日野原先生
コメント (0)

インフレ目標両刃の剣
実質的なゼロ金利が長期化し、量的緩和の効果も薄れ、中央銀行ができる施策は
尽きつつある。中央銀行の政策の透明性が増し、将来の物価や金利について安心
できれば、個人や企業がお金を使うようになるだろう。こうした考えが新目標を
導入した理由だ。
一方、インフレ目標は中央銀行の政策を縛ることになりかねない。
インフレ目標を設置している英国の中央銀行、イングランド銀行は、しばしば目
標が達成できない事態に陥っている。
景気回復が鈍いのに物価が上昇し、物価調整に偏った金融債策を続ければ、経済
をさらにいためつけることになりかねないからだ。このため、インフレ目標政策
の効果を疑う声もある。
米連邦準備制度理事会は従来、物価の安定化とともに、雇用を最大化させること
も義務づけられている。だが、雇用情勢の指標となる「失業率」の目標は示さな
かった。雇用が改善せず物価だけ上がった場合、目標を守り続けることができる
のか。中央銀行の信任に関わる懸念がある。

 紙面より
コメント (0)

議事録
記憶はすぐ消えるから記録に残すのに、記憶から記録を書き起こすのだと。
忘れたかったのにね。震災の議事録。
菅は何をしていた。

 素粒子より
コメント (0)

国際原子力機関の来日調査始まる
定期検査で停止した原発を再起動させるための条件とされるストレステストの審
査方法が適切かどうかを確かめるため、国際原子力機関(IAEA)の調査団が来
日した。関西電力大飯原発などを視察し、感電の評価や国の審査の内容について
確認する。
日本政府が調査団の派遣をIAEAに要請した。ストレステストは、地震や津波
、電源喪失などにさらされた際、事故が拡大するまでに、機器の性能や時間にど
のくらいの余裕があるかを調べるものだ。昨年3月に起きた東京電力福島第一原
発で国への不信感が高まっていることを受けて、初めて行われる。
保安院が関西電力の1次評価を「妥当」とする審査の素案をまとめた大飯原発を
視察する。保安院はIAEAの調査をふまえて最終的な審査結果を出す。

 紙面より
コメント (0)

石原新党
これを新党と呼ぶべきか。超ベテランの再結集。
定年のない政治家は幸いなり。まずは示してほしい高齢化対策。

素粒子より
コメント (0)

議員歳費削減してみせよ
民主党執行部は「身を切る改革」として、衆院の定数削減を優先させようとして
いる。
おかしな話である。
なぜ、同時に岡田副総理が唱えた議員歳費のカットもやらないのか。
野田首相も「公務員の給与を削減するときに、政治家の給料を削減しなくていい
かというと、これはちょっと筋が通らない」と述べているのだ。
なのに、輿石幹事長は「政治家にも生活がある」と消極的だ。定数よりも、懐が
直接痛む問題だけに、いやがる議員が多いのだろう。だが、そんな理屈は通らな
い。
民主党はおととしの参院選で歳費を日割りにし、委員長手当てなども見直すこと
で議員の「経費」を2割削ると公約していた。日割りは実現し、1日でも在職す
れば1カ月分の歳費を丸々もらえる制度はなくしたが、そのほかは手つかずだ。
ここではっぱりと「歳費」を2割削ってみせれば、わかりやすいではないか。
いま国会議員の歳費は、月額129万4千円だ。賞与は年2回で、あわせて約5
50万円。これに非課税の文書通信交通滞在費が月100万円ある。委員長にな
ると会期中は日額6千円の手当てがつく。
さらに、各党が国会内でつくる会派には、議員1人当たり月65万円の立法事務
費が支給される。JRなどのパス、公設秘書の人件費も含めると、衆参両院で年
間ざっと520億円の経費がかかっている。
このほか、政党交付金に、319億円が費やされる。
国会議員の仕事に金がかかる実態は否定しない。しかし、時と場合をわきまえて
ほしい。
財政赤字にあえぐ政府は、国家公務員の給与を平均7.8%削る法案を出している。
国民に対しては、復興増税に加えて、消費増税もしようというのだ。こうした法
律をつくる国会議員が率先して、歳費を削るのは当たり前ではないか。
国会議員は昨年4月から半年間、大震災の復興財源にあてるために、歳費を月50
万円減らした。だが、10月からは素知らぬ顔で元に戻している。
こんな対応が手前勝手すぎるのは明らかだ。
さらに言えば、政党交付金も削るべきだ。もともと企業・団体献金の弊害をなく
そうとして税金を渡す制度にしたのだ。その禁止がいつまでもかけ声倒れである
以上、削減されても文句は言えまい。
民主党は即刻、歳費削減にも着手しなければならない。

 社説より
コメント (0)

物づくり
「雇用」を連呼するオバマ氏。だから、ものをつくって外国に売りたい米国。
で、誰が買うの。まさか日本とか?
揺らぐ貿易立国。外国でつくり外国に売るようになった日本。
残るのは頭脳か
で、そのもうけはどこへいくの?

素粒子より
コメント (0)

昨年は31年ぶりに貿易赤字
2011年の貿易統計によると、輸出額から輸入額を引いた貿易収支は2兆4927音円
の赤字だった。貿易赤字は31年ぶりで、第2次石油危機で原油価格が高騰した19
80年以来だ。東日本大震災や円高、タイの洪水で輸出が減る一方、原発停止に伴
って火力発電燃料の輸入が急増した。
輸出は前年比2.7%減。2年ぶりに減少した。輸入は前年比12.0%増。増加は2年
連続だ。
こんな状態で政府の経済再建見通しの試算の正成長率名目1.5%、実質1.1%は不
可能な数字だ。

 紙面より
コメント (0)

失言
寸前で撃墜間際の防衛相を防衛。
たまにギャグの一つもいえる政治家がほしい。
ギャグの種にばかりならず。

素粒子より
コメント (0)

施政方針演説
税と社会保障の一体改革を「やり遂げなければならない大きな課題」と位置づけ
、3月末までに消費増税法案を国会に提出する考えを改めて表明した。
首相は実現に向け、消費増税法案の素案段階で野党への協議を呼びかける。ねじ
れ国会で法案を成立させるため、与野党で歩み寄りをめざす一つの知恵かもしれ
ないが、これは密室での事前協議に過ぎない。国会という開かれた場ではなく、
非公開での協議は正当化されるものではない。
また、不信の思いを強くしたのは、ここにきて政権幹部が消費税率のさらなる引
き上げに言及し始めたことだ。
法案の成立に向けた頼みにする公明党から「社会保障改革の全体像」を迫られる
と、途端に10%を超える「さらなる増税は当然必要」と言い出した。年金制度の
抜本改革を見越した消費税の引き上げ幅を示す姿勢すらみせている。
それならば、なぜ昨年末、素案の取りまとめの際にこの問題を正面から取り上げ
なかったのか。消費税率が将来的に10%をさらに超えていくことが「当然」なら
、税率10%でいったん区切る意味は何なのか。
残念ながら今回の演説は、こうした疑問に答えきれていない。それでも首相は最
後に「国民の理解と協力をお願い申し上げる」と訴える。国民に納得してもらい
たいのなら、正々堂々と説明し、国民に信を問うてもらいたい。

 紙面より
コメント (0)

雪の舗道で思い知る。直立歩行のなんと難しいこと。
首都直下型地震4年以内に70%。
足は滑るし、大地は揺れる。

素粒子より
コメント (0)

ひらがなやさしい
ひらがなはやさしい。
易しいだけでなく、優しい。どの文字もアメ細工の曲線美、連ねればひと筆書
きの甘露となって流れる。平安時代の初期に生まれ、主に女性が用いたので女
手とも呼ばれた。
その47字を重複なしに並べた「いろは歌」は、平安から昭和の世に至るまで、
手習いの友だった。<色は匂へど散りぬるを>と口ずさみ、「いろはにほへとち
りぬるを」とつづる。
歌の一部を墨書きした平安後期の土器片が、三重県明和町の斎宮跡で出土した
。指先ほどの字で「ぬるをわか」、裏には「つねなら」。ひらがなで書かれた
歌詞では、最古の確認例という。
斎宮には、伊勢神宮に仕える皇女が代々起居した。割れて見つかった素焼きの
小皿は、女官の一人が「いろは」の練習に使った一枚とみられる。紙が貴重な
時代である。捨てる前の器を流用したらしい。
500人が働く斎宮に、女官は40人ほどいたと伝わる。帝の命により、京から赴任
してくる皇女様。教養を高めて、しっかり支えなきゃと、地元雇いの娘たちは
「職場研修」に励んだに違いない。<我が世誰ぞ常ならむ>をつぶやきながら、
一心に筆を運ぶ垂れ髪を思う。
先生は皇女その人かもしれない。覚えたての字を、女官は身内に教えもしただ
ろう。和歌や日記の宮廷文化が、地方に広まる様子が見えてくる。ざらりとし
た土肌に淡く残る、たおやかな筆跡。一人なぞって、浮世の憂さをしばし忘れ
た。ひらがなはやさしい。

 天声人語より
コメント (0)

解散へ
とにかく解散を訴え。2年半足らずですっかり野党が板についた自民党。
いつまでも与党らしくない民主党。

素粒子より
コメント (0)

与野党固まらぬ土俵
消費増税に向けて野田首相が目指す与野党協議は入り口からつまずいた。
民主党の輿石幹事長は、与野党幹事長・書記局長会談で協力を呼びかけたが、
ほとんどの野党が拒否。民主党は改めて呼びかける構えだが、与野党の溝は広
がっている。
密室で議論しないで閣議決定後、国会で議論すべきだと、自民、公明両党は国
会審議以外での事前協議を拒否。社民党も増税法案だけでは応じられないと一
転して不参加を表明した。
民主党が一方的に衆院の議員定数削減案を決めたことも野党側の態度を硬化させ
ている。

 紙面より
コメント (0)

大豆は乳がんのリスクを下げる
大豆には女性ホルモンのエストロゲンと似た構造を持つ植物性エストロゲン
の「大豆イソフラボン」が含まれることはよく知られている。乳がんの発症
には体内のエストロゲンが関係していると言われ、イソフラボンはこのエス
トロゲンが作用するのを抑えると期待されている。
厚労省の研究班によると40~59歳の女性2万1852人を対象に、大豆製品を食
べる量と乳がんの発生率を追跡調査した。みそ汁を飲む量が1日1杯以下の人
が乳がんになるリスクを1とすると、3杯以上飲む人の危険性は4割低かった。
大豆製品から換算した大豆イソフラボンの摂取量を比べても、摂取量が多い
人ほど乳がんの発生率は低かった。
一方、食品安全委員会が06年、大豆イソフラボンの過剰摂取はホルモンバラ
ンスを崩す恐れがあるとして、特定保健用食品として1日に取る量を「30㍉
グラムまで」とした。
栄養補助食品でイソフラボンだけを大量に取るのは勧められないが、大豆製
品を日常的に食べることは問題ない。

 食の健康学より----宮島裕美
コメント (0)

消費増税分は社会保障に
野田政権は、消費税を10%に引き上げるときの5%の増税分の使い道について、
社会保障以外の政府の支出増の手当てにはあてない方針を固めた。
消費増税分は、すべて社会保障費にまわす「完全目的税」の方針を明確にする

これまでの政府の説明では、増税分の使い道について、「機能強化」「機能
持」などの難解な言葉が並び、わかりにくかった。
消費増税と社会保障の一体改革を担当する岡田副総理が「増税で何をするのか
、理解されていない」と見直しを指示。増税でモノやサービスの価格が上がる
分は、社会保障費に限り消費税収をあてるが、それ以外の政府調達費の増加分
は、消費税以外のほかの税収や、国債の発行でまかなう方針だ。

 紙面より
コメント (0)

きづな
相手にされないきづなもある。よ党を出て、や党に入れてもらえず、ゆ党とは。
切れぬのは小沢氏との強い絆か。

 素粒子より
コメント (0)

減量と国会は英語で同じ綴りだ
英語ではDietである。「ダイエットのダイエット」を急ぎたい。
非礼80減、小選挙区5減という民主党の減量プランは、大政党を利するお手盛り
にみえる。面倒でも、一票が重すぎる選挙区をとことん統廃合すれば、格差の
解消と減量の一石二鳥だろう。一気が無理なら、消費増税のように階段を踏め
ばよい。
定数減の節約効果は、1人につき年7千万円前後、85人で約60億円になる。少々
の歳費カットと同様、ハムカツの衣を薄くする程度の甘いダイエットではあるが
、けじめの意味はある。
本気で身を切るつもりなら、政党交付金が早かろう。企業献金に代えるという触
れ込みはどこへやら、共産以外の各党が献金を受けながら、議員定数などに応じ
て年320億円を山分けしている。これを一割削るだけで、議員40~50人分の経費
が浮く。
もはや頭数のためのバッジは要らない。国民の幸せを考え、まともに働く議員
のために定数を目いっぱい使う。ここに、国会ばかりか政治の再生がかかる。
減量法を間違えると、この国は太ったまま終わる。

 天声人語より
コメント (0)

般若心経とは
般若とはすばらしい知恵のこと。そして波羅密多とは六波羅密多、すなわち
自分よりも他人の救いを先にする「大乗の菩薩」という考え方による実践の
徳目です。
人間は生前の行いによって、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天という6つ
の世界に生まれ変わります。人間よりも下に落ちるのを救うためには、布施
、持戒、忍辱(にんにく)、精進、禅定、智慧という6つの修行をして、成
仏しなければなりません。
布施とは、僧にお経をあげてもらったときや寄付をする際に差し上げるお金
などの財物のことです。布施はお金に限りません。相手の不安をなくす、や
さしいまなざしや言葉などもあります。
持戒とは、戒を持つこと。これを十戒といい、具体的には十戒善を差します。
不殺生、不偸盗、不邪淫、不妄語、不綺語、不悪口、不両舌、不慳貪、不瞋
恚、不邪見。
忍辱とは、辛抱すること。
精進とは、一生懸命努力すること。
禅定とは、坐禅を組んでこころを落ち着けることです。
6つの修行をすると、智慧が出てきます。これが"般若"です。
仏様の場合、「智慧」と書きます。"知"の下の"日"は、宇宙の真理を指しま
す。
この6つのことを修行することを「六波羅密多行」といいます。こうするこ
とで自身が成仏する助けになります。
お仏壇に水、塗香(ずこう)=塗香(ずこう)は非常に細かい粒子のお香で、
塗香入(ずこうい)れに入れて用います。小麦粉にも似た触感があり、少量を
手に塗り、その香りを吸い、仏前で自らの心身を清めるために使用します。
花、線香、飯、ローソクの6品をお供えするのは、六波羅密多行を知らずに
亡くなったご先祖様に、6つの修行をすることで成仏できることを知らせる
ためです。
水は布施(感謝する気持ち)、塗香は持戒(よいことに励む)、花は忍辱
(怒りやすいこころを鎮める)、線香は精進(怠けごころをなくす)、飯は
禅定(こころを落ち着かせる)、ローソクは智慧(人間の悩めるこころを智
慧の光で明るくする)を表しています。これら6つをお供えすることを六種
供養といいます。お仏壇にお供えをして、お仏前でお経を唱えます。こうす
るこによってご先祖様が成仏できるのです。
コメント (0)

民主党党大会、首相の高揚冷める党
野田首相は高揚していた。消費増税実現への決意を強調し、返す刀で衆院の解
散・総選挙もちらつかせて野党を牽制した。ただ、離党者が相次ぐ民主党内で
は遠心力が働き、総選挙の戦略もおぼつかない。力む首相の言葉は空回りしか
ねない。
むしろ活況を呈したのは、党大会後に国会内で開かれた小沢元代表の勉強会だ
った。民主党離党組を含め109人が参加。首相が消費増税法案の閣議決定に進む
前に圧力をかけようとの狙いだ。
また、民主党大会に来賓として招かれた2人の党首のあいさつは、首相の進め
るTPPと消費増税に真っ向から反対する意見だった。
民主党選挙対策委員会は、候補のいない空白区解消を目指しているが、国民新
、社民両党だけでなく、年末に相次いだ離党組の選挙区に「刺客」候補を出す
かが焦点だ。

 紙面より
コメント (0)

外からも敬意を持って「魅力ある国だ」と素直に思われるような日本創りを志向する]
ことは、目先の打開策を講ずる以上に重要な課題である
「魅力ある日本」を考えるとき、三つのポイントがあるように思う。
一つ目は、
長きにわたって日本人自身が培ってきた「日本の良さ」を再確認し、より
確かなものにすることである。世界に秀でた豊かな自然と調和した社会、
人々が法と制度を順守し秩序が維持された安定した社会、充実した社会保
障制度、不条理な格差の少ない社会などが挙げられよう。
二つ目は、
急激なグローバル化、情報化、市場化の波に適切に対応し、「安心、安全
、充実」した社会のシステムを構築していくことだ。急激な波は社会を合
理的で利便性の高いものに変えた。ITを使えばたいていの情報は即座に
入手でき、地道な苦労をすることなく欲しいものを手に入れるチャンスが
増大した。しかし、他方ではむきだしの成果主義、拝金主義、競争社会、
格差社会を生み出した。合理性や利便性を保ちつつ、1点目に挙げたよう
な社会をどう構築するか、これからの課題だと思う。
そのためにこそ、
三つ目に
「魅力ある日本人」をどう育て、日本に住む外国籍の人々とともに「魅力
ある地域社会」をどう創っていくのかという点が課題となる。
そこで最も大切にしたいのは「人間性」の育成だ。金があれば何でもでき
るといった風潮の「ホリエモン現象」、欲望むき出しの「メル友ネット」
の広がり、電車の優先席さえ老人に譲ろうとしない思いやりのなさ。
人間の「品格」が改めて問われる時代である。「国や郷土を愛する心」を
育てることはもちろん大切だが、それはまず「人を愛する心」があって初
めて成り立つ。そうした心を持っていれば、戦争被害の傷を今も感じてい
る相手国への「配慮」も自ずとなされていくだろう。

 早稲田大学教授・天児 慧
コメント (0)

「盟友」登場 物語の結末は
大きな政治課題に向き合う時、り政界では「盟友」が現れる。40年前の日中
国交正常化では田中角栄首相を大平正芳外相が支えた。24年前の消費税法成
立の際は、竹下登首相と安倍晋太郎・自民党幹事長がコンビを組んだ。どんな
実力者でも1人で重い荷物を背負うのはしんどいのだろう。
そうしていま、消費増税という「屈指の難題」に野田佳彦首相と岡田克也副総
理という盟友が挑む。野田氏は、岡田氏を「頼りになる兄貴」と慕い、岡田氏
は野田氏を「ぶれない姿勢が立派」と評価する。
とはいえ、二人の性格はかなり違う。それでも二人は「いま財政再建に踏み出
さなければ、日本は持たない」と語り合ってきた。混迷続きの民主党を立て直
したいという思いも同じだ。
そういえば、鳩山首相と菅前首相も盟友だった。民主党を結成し、政権交代を
実現した。だが、政権内で二人の距離は徐々に広がり、菅氏の退陣騒ぎの時は
鳩山氏が「ペテン師」と非難。友情は戻りそうにない。田中・大平コンビとは
対照的だ。
改造後の野田政権を荒波が待ち受ける。民主党内では、小沢一郎元代表をはじ
め増税反対派が「離党」をちらつかせている。自民、公明両党との話し合いも
難航必至だ。首相が持つ最強のカードである「衆院解散」をどういうタイミン
グで着るかが、政局のポイントになるだろう。
野田・岡田両氏は、どんな物語を残すのだろうか。自民党の盟友は、ドラマの
末に大仕事を成し遂げたけれど、チームワークが弱い民主党では無理なのか。
消費増税や財政再建の行方だけでなく、日本政治の将来も左右する盟友の動き
に目を凝らそう。

 政治・考より---星 浩
コメント (0)

13日の金曜日、内閣改造の吉凶は
小沢一郎氏に近い「失敗大臣」を外し、脱小沢の「愛すべき堅物」を迎える人
事、民主党の経験則では凶だ。小沢グループが黙っていようか。他方、党内が
荒れても「ネバーギブアップ、消費税はアップ」という首相の決意もはっきり
した。怨念と信念の激突である。
増税には注文もあるが、首相の覚悟やよし。数を握る小沢氏に気を使い、民主
党は持てる力を党内融和に費やしてきた。政権交代が色あせた一因だろう。岡
田氏の起用が、内向きを改める一歩になればいい。
ちなみに、4月と7月にも「13金」がある。危機は春だ、いや夏だと解散政
局の観測が飛び交うけれど、改革の道筋もつけずに信を問うては不毛な政争が
続くだけだ。権力抗争が政治に活力をもたらすという伝説はもはや、不吉な迷
信のたぐいである。

 天声人語より
コメント (0)

背水の陣
独眼竜首相、解散の刃をちらすかせ背水の陣。
身を切る改革はできるのか。
後から飛んでくる矢も気にしつつ。

 素粒子より
コメント (0)

小沢氏の土地
氏の政治資金が取りざたされるたび、現場リポートや空撮で世田谷区の土地が
映される。きのう訪ねると生垣の新芽が乱れて伸び、<兵どもが---->の趣だっ
た。
秘書たちの寮のための土地だという。2004年秋、小沢氏は「俺が用立てよう」
と、秘書だった石川衆院議員に購入資金4億円を渡した。これに争いはないが
、出どころの説明は二転三転する。
献金、融資、個人資産。石川氏も「小沢先生が長い人生で蓄えたお金、としか
答えようがない」と歯切れが悪かった。このお金の虚偽記載をめぐる裁判で、
小沢氏が被告席から最終回答を試みた。「親から相続した財産と、印税や議員
報酬」だと。
金銭感覚の違いはあろうが、平均的な生涯所得を超える大金だ。出納の記憶が
あいまいなはずはない。いち早く国会で説明しておけば、強制起訴の侮辱もな
かったろうに。
小沢氏は「私の関心は天下国家の話」とも答えた。政界再編に備えた資金であ
り、選挙上手の秘書団である。大乱の気配が漂い始めた矢先に、金と人を生か
すための土地を<夢の跡>にされてたまるか。そんな心境だろうか。
春に無罪となり、首相から被告人になった師の逆を行くつもりかもしれない。
今度こそ最後のご奉公と。何度目の勝負か知らないが、壊し屋と呼ばれた人物
を軸に転がり続ける政治は空しい。手入れが行き届かない住宅地のように。

 天声人語より
コメント (0)

傾いた
船の映像にユーロの文字を探してしまう。カジノやディスコの華麗な時間が暗転し、脱出口を求める恐怖。
さて「日本丸」。華美な施設はいらないから普通に地道に、座礁せぬように。船長は客を置いて逃げないように。

 素粒子より
コメント (0)

小沢氏公判、政治家失格は明らかだ
政治資金収支報告書に、秘書らと共謀してうその記載などしていない。4億円
の土地取引も秘書に任せており、手元の現金を用立てたほかは一切あずかり知
らぬ、と無罪を訴えた。
虚偽記入の疑惑発覚から2年あまり、国会での説明を拒み続け、昨年1月に強
制起訴された際には「法廷で真実を述べる」と言っていた。
それが、ふたを開けてみれば「記憶にはない」「秘書に任せていた」の繰り返
しだった。
むろん、裁判所は政治家としての資質を論ずる場ではない。
刑事責任の有無は今春の判決を待つしかない。
だが、小沢氏はかねて、報告書の中身の透明度に胸を張ってきたはずだ。
「政治活動を国民の不断の監視と批判の下におき、民主政治の健全な発展を図
る」という、政治資金規正法の趣旨にかなう発言だった。
それなのに法廷では、虚偽記載の罪に問われた問題の収支報告書にさえ、いま
に至っても目を通していないと答えた。
なぜ、見もしないで内容を保証できたのか。報告書に向き合う緊張感も、報告
書を見る国民に対するおそれも持ちあわせていないことを端的に示した。
かっての政界ならいざ知らず、政治とカネに厳しい目が注がれるいま、政治家
として失格であることは明らかだ。
こんなありさまで、「私の関心は天下国家」と唱えても、だれが耳を傾けるの
か。

社説より
コメント (0)

たんぱく質で体温保持
食事をすると体内に熱が生まれる。その熱量は何を食べたかで異なり、体温を
保つ熱は、たんぱく質が最も多く生み出す。
たんぱく質は筋肉のもとになるので、肉や魚、卵、乳製品、大豆製品を積極的
にとろう。
体内の糖質や脂質を燃やすには、酸素を体にくまなく運ぶ必要がある。赤身の
肉や魚、緑黄野菜に多く含まれる鉄分が大切だ。その吸収を助けるビタミンC
も併せてとり入れたい。
体を温める効果のある唐辛子やニンニク、ショウガを加えるのもいい。根菜類
などの冬野菜にも同様の作用がある。キュウリやトマトなど体を冷やす夏野菜
は加熱して食べよう。

 紙面より
コメント (0)

たんぱく質で体温保持
食事をすると体内に熱が生まれる。その熱量は何を食べたかで異なり、体温を
保つ熱は、たんぱく質が最も多く生み出す。
たんぱく質は筋肉のもとになるので、肉や魚、卵、乳製品、大豆製品を積極的
にとろう。
体内の糖質や脂質を燃やすには、酸素を体にくまなく運ぶ必要がある。赤身の
肉や魚、緑黄野菜に多く含まれる鉄分が大切だ。その吸収を助けるビタミンC
も併せてとり入れたい。
体を温める効果のある唐辛子やニンニク、ショウガを加えるのもいい。根菜類
などの冬野菜にも同様の作用がある。キュウリやトマトなど体を冷やす夏野菜
は加熱して食べよう。

 紙面より
コメント (0)

内閣改造
まずは早急に、政と官の身を削る道筋をつけなければならない。国家公務員の
給与カット、独立行政法人の整理統合、特別会計の見直しなどは、消費増税に
向けて待ったなしの課題だ。野党との溝をどう埋めるのか。
ここは首相とともに、岡田氏の正念場である。
ほかの新閣僚の顔ぶれには、民主党内の融和に配慮する首相の思いがにじむ。
小沢一郎元代表に近い田中直紀、松原仁両氏らの起用がそれである。
消費増税法案の提出や採決時に、小沢グループなどから造反議員が出る可能性
もささやかれている。小沢氏と距離を置く岡田氏を重用する以上、なるべく波
風を立てなくないのだろう。意図はわからないではない。
ただ、松原消費者相は「デフレ下での消費増税反対」を明言してきた。田中防
衛相はこれまで、普天間問題などで目立った発言はない。
国会対策委員長として職責を果たせなかった平野博文氏の文部科学相登用も融
和策だろう。
党内バランスへの配慮でつまづいた二の舞にならないか。不安材料は尽きない

まずは、全閣僚が一丸となって改革に全力投球できるかどうかだ。改造内閣の
実力を問う通常国会は、すぐに始まる。

 社説より
コメント (0)

格下げ
アクロポリスは外貨に賃貸し、コロッセオは崩落に身を委ね。
冗談でないかもしれない。
欧州国債の一斉格下げ。

素粒子より
コメント (0)

中韓首脳会議「半島安定へ努力」
韓国の李大統領が中国を訪問し、胡国家主席と会談した。北朝鮮の金総書
記の死去を受け、朝鮮半島の平和と安定に努めることを確認。中韓自由貿易協
定の締結交渉に向けた準備に入ることでも合意した。

 紙面より
コメント (0)

石油
アラブの春は足踏みしペルシャの春は遠のく。
ホルムズ海峡に冬景色。石油で動き石油で動かそうとする世界情勢。

 素粒子より
コメント (0)

小沢氏関与否定貫く
強制起訴された小沢一郎被告の公判で、政治資金収支報告書の処理を「秘書に
任せ、自分は見ていなかった」と語った。
小沢氏が被告人質問で一切を否認するのは織り込み済み。客観的な証拠や過去
の説明との矛盾を突き、小沢氏の関与を浮かび上がらせるのが狙いだった。
金の流れの不自然さや「秘書任せ」の不可解さは2日間の質問で深まったが、
有罪とする「決定打」は欠いたように見える。
強制起訴を決めた検察審査会が「説明を変えて出どころを明らかにしないことが
虚偽記載の動機を示している」と批判していたことを考えると、市民の要請に応
えたと言えるだろうか。

 紙面より
コメント (0)

小沢被告
天下国家を論ずる者は重さ40㌔ほどの札束など気にしてはおられぬ。
コピー紙1枚のむだが気になったとしても。

素粒子より
コメント (0)

今後の文明の行く末
最善のシナリオと最悪のシナリオは。
最悪のシナリオは、ソマリアで起きたような崩壊が世界中に広がり、先進国も
ソマリアのようになるでしょう。私たちは、環境の再生ペースをはるかに上回
るスピードで環境を破壊しています。今後、途上国の人々の生活水準があがれ
ば、問題はさらに悪化します。70億人もの人々が先進国並みの生活をすること
に、地球の環境は耐えられません。
これは持続できない道であり、大量消費を続けるならば今後50年のうちに確実
に起こりうるシナリオです。
最善のシナリオは持続可能な道です。先進国の人々が資源やエネルギーの消費
を落とす一方で、途上国の人々は消費水準を上げ、両方をバランスさせること
です。そうすれば、テロや難民の問題も収まっていくでしょう。「それは果た
して現実的か」と問う人もいるでしょう。
それへの私の答えは、ほかの選択肢はないということです。最善と最悪、どち
らを選ぶかは、私たちの決断次第です。民主主義の社会では、政治家の失敗は
、彼らを選んだ私たち自身の失敗なのですから。
先進国がソマリアのようになるとは想像できないが、ローマ帝国やカンボジア
のクメール定刻など、強大だった文明が滅びた例はいくらでもあります。絶頂
期にあった社会が数十年後に突然崩壊することも多い。人口が増えて人々の生
活が豊かになるほど、環境への負担が重くなり、崩壊へのリスクも高くなるか
らです。
擬態的な崩壊の道は、少しずつの悪化と大きな衝撃との組み合わせになるでし
ょう。環境的、経済的に弱い途上国から立ちゆかなくなり、先進国も途上国か
ら食料や資源を得にくくなっていく。難民が日本にも押し寄せ、経済や治安が
悪化するてしょう。国内外で緊張が高まり、北朝鮮が核兵器を使うようなこと
も起こりうる。そうしたことを通じて、日本は「第二のソマリア」になってい
くでしょう。
最善のシナリオと最悪のシナリオ、それぞれが実現する可能性は、最善が51%
、最悪が49%です。『自分が豊かになるためだけでなく、世界全体が持続でき
るようになるための努力を怠らないように』

 文明崩壊への警告より---ジャレド・ダイアモンド
コメント (0)

逃亡生活
17年ぶりに本名を名乗り2人の物語は終わる。
パズルはそこまでか。
ピースを足せばもっと大きな絵になるのか。

 素粒子より
コメント (0)

小沢氏公判、国民との約束を果たせ
民主党の元代表・小沢被告が東京地裁での被告人質問に臨む。
元秘書らと共謀し、政治資金収支報告書にうその記載をしたとして強制起訴さ
れた裁判は、いよいよ大詰めを迎える。
私たちは小沢氏に対して繰り返し、国会での説明責任を果たすよう求めてきた

ところが、氏は国会に出ていくことも、記者会見での突っ込んだやり取りも拒
み続けた。
そして昨秋の初公判でも「報告書に間違いや不適切な記載があった程度で、検
察が捜査するのはおかしい」という独自の考えを展開しただけだった。
もちろん刑事裁判には刑事裁判のルールがある。弁護士や裁判官らの質問に答
えるのが基本だし、自分に不利なことは言わなくても構わない。
だが、小沢氏はいまも政界に大きな影響力を持つ。そして問われているのは、
その活動を根底で支えた政治資金をめぐる疑惑なのだ。
みずから「法廷で真実を述べる」と公言してきた経緯からいっても、ここはき
ちんと答えてもらわねばならない。
元秘書らの裁判では、小沢事務所内での収支報告書づくりのいい加減な実態が
明らかになっている。かねて、資金の流れについて「オープン、明朗」と胸を
張ってきたこととの矛盾を、どう説明するのか。
ほかにも確認したい点はたくさんある。
みずからの立場、これまでの言動、それによっていっそう深まった政治への不
信---。
こうしたもろもろを考えたうえでの身の律し方が、今度こそあってしかるべき
だ。
忘れてはならないことは、元秘書3人がそろって有罪判決を受けているという
重く厳しい事実である。
その政治責任、監督責任を棚上げにしたまま表舞台に立とうとしても、多くの
有権者が納得するはずがない。

 社説より
コメント (0)

4億円手元の資金
陸山会事件の被告人質問で小沢一郎被告が手元にある金だと述べた。
小沢被告の説明は、これまで大きく変遷してきた。

紙面より
コメント (0)

成長モデルの転換が必要
新興アジア諸国が安定的な成長を続けていくためには、需要面でバランスがと
れ、社会包摂的かつ環境調和型の成長を達成するための構造改革を進めること
がますます重要だ。
中国で課題になっているように、不動産投資と欧米市場向けの純輸出に過度に
依存した成長パターンから脱却して消費主導型をめざすこと、教育・保健・医
療など社会部門を重視して個人の機会均等化と社会的公平性を高めること、成
長と環境保全を両立させること---つまり経済成長モデルのパラダイム転換が
求められている。
日本にとって、新興アジアとの経済連携なしに、明るい未来は開けない。
日本としては、民間金融機関が欧州系銀行の融資引き揚げに対する受け皿とな
ってアジア業務を拡大すること、企業も円高を利用してアジアへの直接投資を
拡大させること、家計がインフラ・環境など対アジア投資を行える枠組みを整
えること、さらには政府・中央銀行間レベルでアジアの金融安定化に協力する
ことなど、多様な対応を行うことを検討すべきだ。

 紙面より---河合正弘
コメント (0)

繰り言
人の世の常として、若者の存在そのものが何より素晴らしい。
時代は厳しいが折れぬ心を持ってほしい。

紙面より
コメント (0)

一体改革、現実の厳しさを丁寧に説明すべきだ
野田政権が「社会保障と税の一体改革」の素案を正式に決めた。国民には重い
負担である。
政府・与党は、国会議員の定数や公務員給与の削減、特別会計や独立行政法人
の改革など自らの身を削ることが欠かせない。日本経済のパイを大きくし、雇
用や税収を増やす戦略の大切さは言うまでもない。
ただ、それだけでは財政が好転しない現実を、政府・与党、とりわけ改革に意
欲を示す野田首相は丁寧に説明すべきだ。
厳しい現実は、消費税5%幅の増税分のおおまかな使途にも表れている。
4%分は今の制度を維持するのに使い、財政再建につなげることになる。
国の債務残高は1千兆円に迫る。財政の先行きへの不安から国債の金利が上昇
すれば、社会保障にあてるお金がたりなくなる。もはや「増税は社会保障のた
めか、財政再建のためか」という議論事態が成り立たない。
今回の素案は、債務危機に揺れる欧州が社会保障給付の削減に追われる窮状に
触れた。
同様の悪循環に陥らないためにも、社会保障を支える財政の土台にぽっかり開
いた「穴」を消費増税で埋めていく。その第一歩が一体改革である。
大綱、法案づくりへと作業をどう進めていくか。
最終的なよりどころは国民の支持だろう。であればなおのこと、野田首相は改
革の必要性について、説明を尽くさねばならない。

 社説より
コメント (0)

一体改革、現実の厳しさを丁寧に説明すべきだ
野田政権が「社会保障と税の一体改革」の素案を正式に決めた。国民には重い
負担である。
政府・与党は、国会議員の定数や公務員給与の削減、特別会計や独立行政法人
の改革など自らの身を削ることが欠かせない。日本経済のパイを大きくし、雇
用や税収を増やす戦略の大切さは言うまでもない。
ただ、それだけでは財政が好転しない現実を、政府・与党、とりわけ改革に意
欲を示す野田首相は丁寧に説明すべきだ。
厳しい現実は、消費税5%幅の増税分のおおまかな使途にも表れている。
4%分は今の制度を維持するのに使い、財政再建につなげることになる。
国の債務残高は1千兆円に迫る。財政の先行きへの不安から国債の金利が上昇
すれば、社会保障にあてるお金がたりなくなる。もはや「増税は社会保障のた
めか、財政再建のためか」という議論事態が成り立たない。
今回の素案は、債務危機に揺れる欧州が社会保障給付の削減に追われる窮状に
触れた。
同様の悪循環に陥らないためにも、社会保障を支える財政の土台にぽっかり開
いた「穴」を消費増税で埋めていく。その第一歩が一体改革である。
大綱、法案づくりへと作業をどう進めていくか。
最終的なよりどころは国民の支持だろう。であればなおのこと、野田首相は改
革の必要性について、説明を尽くさねばならない。

 社説より
コメント (0)

どじょう
いつもはのらりくらり、慎重を旨としながら、ここ一発の意地は侮れない。
年頭記者会見も一点突破の趣だった。
抑揚を欠いた受け答えの中で、こと消費増税だけは「先送りできない」と重ね
て力を込めた。ついには高校で教わったチャーチルの言葉を引いて、「ネバー
、ネバー、ネバー、ネバーギブアップ」ときた。水槽を飛び出す覚悟とみえる

党内基盤が万全でない首相が不退転を口にし、なにやらキナ臭い年明けである
。小沢元代表は「決起」のタイミングを計っている風だし、自民党は「日本の
存亡をかけた政治決戦の年」と大きく出るらしい。「維新」を叫ぶ大阪市長ら
も国政への参戦をにおわす。
世界も選挙の年。オバマ大統領が再選を目ざす米国では、共和党が挑戦者選び
に入った。ロシアやフランス、韓国でも大統領選がある。国を過つ者は必ず民
意に反撃される。投票にせよ、蜂起にせよ。
中東のように命をかけず、為政者を選び直せる幸せを思う。リーダーならずと
も、いつも以上に立派なことを言うのが年頭の常だが、その言葉が軽すぎ、何
人もの首相が選挙を待たずに去った。「ネバーギブアップ」の重さ、しかと見
極めたい。

 天声人語より
コメント (0)

口コミ
裏通りで入ってみた店が意外においしかった。ネットで評判のいい店が評判通りだった時より、ずっと誇らしい。

素粒子より
コメント (0)

原発の悲劇より温暖化の方が深刻だ。原発を手放すな
水、森林、治安、人口、外交など、次々と生じる社会問題のひとつからでも目
をそらし、対策をおこたれば、そこから社会は崩壊してしまう。たとえば、今
の米国で必要な現実的対応は、1%の人々だけの利益を追求するのではなく、
全員が満足できる社会をめざすことです。経済格差に目をつぶれば、米国は立
ちゆかなくなるでしょう。
現在の世界経済の混乱、とくに欧州発の危機は、文明が崩壊するきざしなのか
?。文明や社会が続くか崩壊するかは、完全に「さまざまな問題にきちんとし
た決断をしたかどうか」ということだけに左右される。経済危機だけで崩壊す
ることしありません。私たちは、いま、直面している問題が最悪の問題と思い
がちです。私が生きてきた時代だけでも、現代文明は1930年代の世界恐慌、第
2次世界大戦、62年のキューバ・ミサイル危機など大きな危機を乗り越えてきま
した。それに比べ、現在の危機がとくに深刻とは思えません。

日本はさくねん、東日本大震災を経験しました。天災が文明の崩壊につなが可
能性はないのでしょうか。
一度にたくさんの人が死亡する可能性のある事故、人間の力ではコントロール
できないと感じる事故について、人々はリスクを過大評価しがちです。日本を
おそった地震と津波は確かに大惨事でしたが、長期的にはずっと多くの人々が
、交通事故、たばこ、お酒、塩分の取りすぎが原因で死亡しています。
けっして福島の悲劇を軽んじるつもりはありませんが、原発事故もまた「リス
クが過大評価されがちな事故」の典型例です。私たち米国人もスリーマイル島
原発の事故の後、1人も死者も出なかったのに、新しい原発の建設をやめてしま
いました。それはあやまちだったと思います。原子力のかかえる問題は、石油
や石炭を使い続けることで起きる問題に比べれば小さい、と考えるからです。
たとえ原子力の利用をやめたとしても、しばらくは化石燃料にたよざらるをえ
ません。過去70年間、放射能で健康を損ねた人よりもはるかに多くの人々が、
化石燃料を燃やすことによる大気汚染の被害に苦しんできました。
放射能は人間の遺伝子を傷つけ、子どもたちへの影響が心配です、放射性廃棄
物は10万年以上もの間、危険な放射線を出し続けますが、放射能の危険性と同
時に、化石燃料の危険性も考えるべきです。ニ酸化炭素による地球温暖化はす
でに、大きな被害をもたらすサイクロンなどの熱帯低気圧を増やしています。
放射性廃棄物は地下深く封じ込められますが、二酸化炭素は200年間は大気中に
とどまるのです。

いま一度、「現実的になろう」。原発事故や地震で、文明が続く可能性がそこ
なわれることはありませんが、二酸化炭素は現代文明の行く末を左右しかねな
い問題なのです。

 文明崩壊への警告より---ジャレド・ダイアモンド
コメント (0)

2正面戦略の放棄
長期的な軍事作戦への関与を限定的にし、地上兵力を縮小する。中国の軍事力拡大をにらみアジア太平洋での展開は増強するとオバマ大統領が述べた。

紙面より
コメント (0)

指導者交代の年
領域は違うが、世界の指導者に求められるのも、同じ資質ではないだろうか。
地球上のどこに住もうとも、人々が求めるものがある。
人間らしい最低限の生活、言論の自由、人種や宗教で差別されないこと、戦争
や暴力で命を奪われないこと。
どの国の人々も、自分たちの力だけではそういう目標が達成されないこと、世
界の運命が分かちがたく結びついていることを知っている。
人々のこうした願いをたばねて、新しい国際社会の構想を示す必要がある。
すでに個別の対処法は、あれこれ出ている。
たとえば、主要20カ国・地域サミットにその兆しが見られるような、新たな現
実に対応した多国間の調整枠組みを充実させること。核兵器の拡散や領土問題
が、国と国との憎しみに火をつけない危機管理の仕組みを整えること。
このような対策が必要なことに多くの国の合意がある。
かけているのは、こうした目標に向かって進むべきことを、魅力的な言葉とわか
りやすい論理で説明し、国民を説得する指導者の力なのである。
それが政治で求められるビジョナリーではないか。
今年、世界の選挙や指導者の交代で、そういう構想を競い合ってほしい。

 社説より
コメント (0)

17年前
野茂が大リーグへ渡った。阪神大震災があった1995年。
年配者にはこの間のような、若者には幼い記憶の17年前。
死んだとまでいわれた平田容疑者がいきなり呼び覚ます。

素粒子より
コメント (0)

金王朝
金正日総書記を亡くした北朝鮮で続く「神秘現象」だ。聖地白頭山では湖の氷
が音をたてて割れ、平壌のハトは弔問所に入ろうと窓をつつく。青い稲妻も伝
えられた。
どれも「金王朝」と跡継ぎに箔をつけるためらしい。髪型や体形を祖父に似せ
た金正恩氏はもう最高指導者と呼ばれ、「21世紀の太陽」「愛の化身」と称え
られる。若い偶像には、国営メディア総がかりで権威を重ね着させねばならな
い。それも大急ぎで。雪中の葬列で、正恩氏は父の棺の右側を歩いた。防寒着
が包む肥満体はひと回り大きく見えたが、なにぶん実績がない。この人を神聖
化するしかない危うさ、半端でない。
世襲も3代となると、国の存在自体がフィクションじみてくる。はた迷惑にも
小道具の核兵器は本物、舞台裏は餓死者の山だ。抗日闘争というリアリティー
に依拠した国父金日成は、明けて生誕100年。泣き女に泣き男、動員される
エキストラ衆の消耗を思う。
何を祝うのか、4月4日が祝日にされた。腹ぺこで「ごっこ」に付き合う民も
辛いが、誰より拉致被害者が気がかりだ。権力の移行期を、なんとか「救出の
小窓」にしたい。
かの国の案内書によれば、平壌は「アジアにおける人類発祥地の一つ」で、一
帯には「アジア最初の国家」ができた。5千年の後、その由諸正しき地は恐怖
政治の舞台と化した。聞きたいのは、凍土に築いた虚構が解ける音である。

 天声人語より
コメント (0)

年の初めに
年の初めぐらい景気よくいきたいが、欧州の空っ風吹きすさび。
首相の不退転の決意が、まず増税では心も寒く。
世界中で指導者が選ばれる年。
指導者とは何者なのか考える年。
指導者が指導できなくなった世界を思案する年。

 素粒子より
コメント (0)

新年にあたり
1年前の小欄で永田町の冬景色を嘆いて書いた。
「内からでも外からでもいい。『国起こし』の雷鳴がこれほど待たれる正月は
ない」と。雷はとどろく所をまるで間違え、政権は内向きの争いに明け暮れる

年頭に記者会見するリーダーは、ここ7年で7人目だ。民主党のマニフェスト
は総崩れ、首相が消費増税を決意すると、党内で「選挙怖し」の反対署名や離
党の動きが続いた。情けない有り様である。
それでも、日本を諦めるわれにはいかない。太平洋にあって大西洋にないもの
の中で、私たちを乗せた列島に代わりはない。ならば国の将来を政治家に丸投
げせず、とりわけ若い人は声を上げよう。松の内に書くものは何だが、神頼み
はいけない。

 天声人語より
コメント (0)

先進国は消費水準を落とせ
大量消費を続けるならば今後50年のうちに確実に地球の環境は耐えられなくなる。

紙面より
コメント (0)

民主党と首相と増税
「年内」に引き上げ時期と税率を示す約束をしていた首相は、なんとか面目を
保った。
これで、ひとまず社会保障と税の一体改革のスタート台には立てた。
首相は議論を決着させる党の会議で「政治家としての集大成」という言葉を使
った。その覚悟を本当の形にしてほしい。
なにしろ、ここまでの首相の態度は煮え切らなかった。
さきの臨時国会では、国家公務員給与や議員定数の削減をできず、みずから身
を削る姿勢をまったく示せなかった。
それなの大震災の復興費用がかさむなか、あえて大型公共工事の復活に道を開
いた。
これでは、税率引き上げに反対する理由を、わざわざばらまいたようなものだ
。あまりの戦略性のなさは、政権の命取りにさえ見えた。
一方、党内の増税反対派の動きも理解しがたかった。
8月の党代表選で、野田氏が勝った時点で、増税方針は決着したのではなかっ
たのか。
むろん、デフレ脱却が先だ、もっと行革をすべきだ、といった意見はあり得る
。だが、ならば、そのための政策を論じ、実現するのが与党議員の務めではな
いか。
残念ながら、反対派の言動からにじんだのは、次の選挙が心配という個別事情
だ。
その極めつきが、議論が終わる前に、党を捨てて、離党した議員たちだ。

 社説より
コメント (0)

現実と幻想との境界で--千の風に、千の風になって 
私のお墓の前で
 泣かないでください
 そこに私はいません
 眠ってなんかいません
 千の風に
 千の風になって
 あの大きな空を
 吹きわたっています

幼友だちの妻ががんで死去、その追悼文集に掲載された詩だったという。
元は英語の詩だった。アイルランド共和軍のテロで死んだ青年が遺書のよ
うに両親に託していたことをBBCが放送した。
9.11テロの翌年の追悼集会で、11歳の少女が朗読した。
映画監督H・ホークスの葬儀で俳優のJ・ウェインが朗読した。
だが、いつ、誰がつくった詩かがわからない。

これらの出来事の少し前、がんで闘病生活をしていた先輩記者を励ます会
を催した。そこでこんな話をした記憶がある。
「死んだらとりあえず、僕たちは煙や灰、骨になる。僕を形づくっていた
素粒子たちにとっても別離のときです。しかし、素粒子たちがいつか再会
を図ることがあっても、ふしぎではないでしょう。はるか遠い、永遠に近
い未来のことかもしれません。『僕』が再結集する日を夢想したりします

いま思えば、「煙になる」のは「風になる」のとほぼ同じことだろう。現
実と幻想とをつなぐのが「風」である。
そして死は現実と幻想との境界に起きる「何か」だ。

 コラムニスト・小池民男
コメント (0)

消費増税案を了承、民主党
国会内で総会を開き、初めて出席した野田首相は、税調幹部でつくる役員会が
提示した「消費税率を2013年10月に8%、15年4月に10%に引き上げる」との当
初案を修正し、14年4月に8%、15年10月に10%と、引き上げ時期を半年づつ遅
らせる案を提示。深夜になって了承された。

 紙面より
コメント (0)

外からも敬意を持って「魅力ある国だ」と素直に思われるような日本創りを志向する]
ことは、目先の打開策を講ずる以上に重要な課題である
「魅力ある日本」を考えるとき、三つのポイントがあるように思う。
一つ目は、
長きにわたって日本人自身が培ってきた「日本の良さ」を再確認し、より
確かなものにすることである。世界に秀でた豊かな自然と調和した社会、
人々が法と制度を順守し秩序が維持された安定した社会、充実した社会保
障制度、不条理な格差の少ない社会などが挙げられよう。
二つ目は、
急激なグローバル化、情報化、市場化の波に適切に対応し、「安心、安全
、充実」した社会のシステムを構築していくことだ。急激な波は社会を合
理的で利便性の高いものに変えた。ITを使えばたいていの情報は即座に
入手でき、地道な苦労をすることなく欲しいものを手に入れるチャンスが
増大した。しかし、他方ではむきだしの成果主義、拝金主義、競争社会、
格差社会を生み出した。合理性や利便性を保ちつつ、1点目に挙げたよう
な社会をどう構築するか、これからの課題だと思う。
そのためにこそ、
三つ目に
「魅力ある日本人」をどう育て、日本に住む外国籍の人々とともに「魅力
ある地域社会」をどう創っていくのかという点が課題となる。
そこで最も大切にしたいのは「人間性」の育成だ。金があれば何でもでき
るといった風潮の「ホリエモン現象」、欲望むき出しの「メル友ネット」
の広がり、電車の優先席さえ老人に譲ろうとしない思いやりのなさ。
人間の「品格」が改めて問われる時代である。「国や郷土を愛する心」を
育てることはもちろん大切だが、それはまず「人を愛する心」があって初
めて成り立つ。そうした心を持っていれば、戦争被害の傷を今も感じてい
る相手国への「配慮」も自ずとなされていくだろう。

 早稲田大学教授・天児 慧
コメント (0)