2011年07月の記事


『覚醒 観世音菩薩 慈悲の心』
ご開帳は、観世音菩薩様に皆様方の目の前に御出ましいただき、一人ひとり
と『縁』を結んでいただくというものであります。
私たち日本人が古来より大切にしてきた『謙虚な心』『慈しみの心』はどこ
へ消えてしまったのでしょうか。今一度、「命の尊さ」、「人を思いやる心
」というものを考えなければならない時なのです。まさに此処に、観音様の
大きな慈悲の心に触れていただきたいと願っているのであります。
観音様は最も慈悲が深い仏であり、様々な人の姿を借りて困っている人を助
けると説かれています。実は慈悲の心というものは、観音様ほど大きくなく
ても、自分の心の中にもちゃんと存在しているものでもあります。悲しいか
な、便利さやわがままの実現ばかりを追求している現代の風潮の中で、だん
だん気が付かなくなっているのであります。
結縁開帳を通じて、観世音菩薩様のご宝前に立ち、静かに自分の心を見つめ
る時、一人はひとりの自分の心の中のこの存在に気が付く事が出来るはずな
のです。
そうなのです。観音様は実は普くおわします。あなたのすぐ横にいる人が
観音様であるということに気付く、そうすればあなた自身もそうであること
に気付くはずなのです。仏像だけが教えてくれるのではありません。いつで
もどこでも、誰からでも学べるものなのです。そうすればおのずと謙虚さが
生まれてくるものです。ですから仏様の前だけで謙虚であってはなりません
。すべての人に尊敬と感謝の気持ちを貫かねばならないのです。つまり、私
たちの心が観音様の心とひとつに繋がるとき、本来あるべき人間の心を取り
戻し得るのです。このことが、この乱れた世相を正す事に不可欠なのであり
ます。

                   西国三十三所札所会
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民主、少数野党にまた秋波
特例公債法案の成立に向け、民主党の岡田幹事長は、少数野党への協力要請に乗
り出した。これらの党と協力して参院採決の過半数を確保する構えを見せること
で、自民、公明両党の譲歩を引き出す狙いがある。だが、このやり方で採決に踏
み切れば自公との協調路線は破綻する。民主党や岡田幹事長の基本路線は自公両
党との協調だ。自公の協力を得て特例公債法案をまず成立させ、菅首相辞任後の
新しい民主党執行部と自公の協調路線につなげる----。岡田氏らはこんな絵を描
く。
ただ、自公両党内には、法案成立に協力せず首相を追い込み「暴発的解散」をさ
せようという声も多い。
自公のこうした姿勢を変えさせて協力を引き出そうと岡田氏らが踏み出したのが
、自公なしでも過半数を得ようとする「強硬路線」をちらつかせる戦術だ。
岡田氏は8月上旬の採決の可能性を示唆した。
だか、実際に採決を強行すれば、自公両党が反発して協調路線が崩れるのは確実
。民主党の参院幹部は「衆院で採決したところで、参院が言うことを聞くわけが
ない」と酷評した。

 紙面より
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円76円台に
ニューヨーク外為市場は円高ドル安が大幅に進み、一時76円72戦になった。
債務問題と景気の先行きに不安が広がった。
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ギリシャ危機の本質
ギリシャの社会構造問題は深刻である。労働人口の2割を占める公務員の既得権
問題、年金改革、増税、新たな成長戦略の策定が課題に挙がっている。政権の脆
弱性も指摘されている。ちなみに2010年の成長率はマイナス4.5%である。
ちまたでは、ギリシャを共産圏にして一党独裁で強力に計画経済や財政削減を実
施させては、とかドイツの一つの州にしてみては、との話しが出るくらい問題は
根が深いようだ。
日本もそこまで行く前に早期に何とかせねばならない。

 経済気象台より---QJ
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人生の目的意識と死亡率
人生に対する目的意識の高い高齢者の方が長生きするという研究が報告され
ている。
人生の目的意識に関するテストは
1、私は人生に方向性と目的の感覚を持っている。
2、私は将来の計画を立て、それを実現させるために働くことを楽しむ。
3、人生を目的なしにさまよう人もいるが、私はそうした人々の1人ではな
い。
4、私は人生でなすべきことをすべて行なったように感じることがある。
など10項目からなる。
各質問への回答を5段階の選択肢から選び、合計点を質問数で割って一人ず
つ平均点を出した。平均点は3.7点だった。
その結果、人生の目的意識に関する5点満点の点数が下位10%の人と比べ、上
位10%の人では、死亡率が43%も低かった。
人生の目的意識に関するテストは、ナチの収容所を生き延びた精神科医ヴィ
クトール・フランクルの思想などに由来する。彼の思想とは、極度の逆境下
でも人生を意味あるものとするのは可能であり、人生に対する目的意識を持
つことが、心理的健康を維持する上で本質的である、とするものだという。

 やさしい医学リポートより---東北大教授・坪野吉孝
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菅首相にふさわしい道
菅首相の政権運営は見ておれない。
まさかの暴言と辞任を招いた復興担当相の人事は首相の大失態だった。突然の引
き抜きで味方をしらけさせた政務官の起用は、自民党をわざと怒らせる目的だっ
たのか。原発のストレステスト導入や「脱原発」発言は好ましい内容だったにせ
よ、野党時代の戦法を思わせる突撃で閣内の混乱をさらけ出した。
いや、根回し不足を批判されても苦にする風でない菅氏は、むしろ経産省などを
相手にしてやったりの思いなのかも知れない。薬害エイズの資料発見で一躍ヒー
ローになった厚相時代のように、首相になったてまも大きな体制に挑むゲリラの
意識が抜けないのではないか。原発の事故以来、とくにそれが頭をもたげたよう
に見える。
だが、それならここらが潮時だろう。権力のトップにある首相には全体を見渡し
て組織を巧みに動かす意志と能力が必要であり、そうそうゲリラ戦法が通じるも
のではない。
被災地ではがれき処理も失業者の雇用も追いつかない。放射線によって家に戻れ
ない人々の苦痛はいかばかりか。波紋は牛肉にも広がるし、大きな節電の不安は
西日本にも広がってきた。欧米の経済危機は日本の傷を広げかねない深刻な局面
でもある。いま、官邸で憎悪をぶつけ合う余裕はない。
菅さん、この国会できっぱりと官邸に見切りをつけるがいい。バトンは怨念にと
らわれない世代に渡し、自らはゲリラ議員に戻って脱原発で動き回る。
それがいま、一番ふさわしい道ではなかろうか。

 座標軸より---若宮啓文
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英国に見る電力政策
電力自由化が原因の一つで電力不足に陥りそうだ。英国は90年に発電と送電を分
離し、客が電力会社を選べる自由化を進めた。競争で価格は抑えられたが、先を
見越した設備投資がしにくくなった。
また、政府の安定したエネルギー政策がなかったのも原因している。政府の腰が
定まらなければ、建設に年数がかかる原発、コストの高い自然エネルギーは敬遠
される。建設の時間も費用も抑えられるガス火力発電に頼るようになった。
電気料金は天然ガス市場に振り回されるようになり、この夏は値上げが相次いで
いる。
政府は原発、そして自然エネルギー事実上の助成をして設備投資を促すと発表し
たが、本当にこれで投資が増えるのか。自然エネルギーを必要とするのは英国だ
けではない。国際的なエネルギー企業は世界中で投資先を探している。例えば日
本やアジアの国で発電施設を作った方がもうかるとなれば、英国に投資する理由
がなくなる。
英国の例から、いろいろなことが見えてくる。原発は、政府の支援なしには進ま
ないひ弱な産業であること。そして、それは自然エネルギーも同じであること。
電力自由化は、それだけでは投資を促すかどうか分からないこと。火力発電への
依存は、電気料金を不安定にすること----。
すべてが日本へのヒントになりうる。

 紙面より---有田哲文
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老いを遅らせるには--心がけが大切
「アンチエイジング」という言葉が注目を集めている。アンチエイジングと
は、できる限り老いを遅らせて若さを保とうという試みだ。
若さ、アンチエイジングというと、スキンケアやサプリメントなどを思い浮
かべる人は多いが、一番大切なのは「気持ち」だ。やりたいことをやること
。無理をし過ぎないことを心掛けると良い。自分を責めないで、いい加減に
、気ままに生活することがお薦めだという。
また、適度な緊張感、ストレスも刺激につながる。ある程度の年齢を過ぎた
ら仕事をしないで家の中で閉じこもっている人は少なくない。だが、ボラン
ティアでも良いので「誰かの役に立っている」という実感を感じられること
を意識的に行うことが大切だ。
そして「きれいになりたい」と願い、行動を起こすことは、世界を広げ自分
を内面からも輝かせる。
たばこと紫外線はなるべく避けよう。特にたばこは肌に悪く、体の循環に悪
影響を与える。
アンチエイジング5カ条
◆いくつになっても男と女
  「美しさ」に磨きをかけよう
◆肌の若返りは心の若返り
   メークアップは外見、心も若返らせる
◆バランスの良い食事と適度な運動
   アンチエイジングの効果は食事と運動が9割
◆よく笑い、よく話し、よくかむ
   笑いは免疫力を高め、かむことは脳の活性化になる
◆長生きこそ最大の誇り
   いくつになっても積極的に社会貢献を
 
 北里大名誉教授・塩谷信幸
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増税と政治家の責任
東日本大震災の復興財源をどうするのか、緊急の課題となっている。更にはB型
肝炎控訴の和解金調達も国に重くのしかかってきた。かかる状況の下、国民の多
くは増税やむなしとある程度覚悟を決めているようだ。
ところがこの事態を相変わらず直視せず、言を左右にして人気取りのために増税
回避に右往左往しているのが政治家である。一般的に国民が増税を歓迎しないの
は、洋の東西を問わず当然である。だからこそ国民が嫌がる政策を、身をていし
て説得にあたるというのが政治家の責任である。
本来なら菅首相自ら、率先して災害復興のための増税を国民にお願いすべきなの
だ。
その主たる理由は「選挙で戦えない、景気を悪化させる」のようだが、もう言い
訳はやめにすべきである。
いま政治家に求められることはいたずらに国民におもねるのでなく国民に事態の
深刻さを説明し、自分の政治生命をかけ理を尽くして説得することだ。

 経済気象台より---安曇野
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最低賃金引き上げ
最低賃金今年は6円引き上げ。
全国平均で736円になるという。
民主党政権になっても大幅引き上げで全国平均1千円は遠のいた。
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崩れた公約、失われた政権の正当性
子ども手当ての月額2万6千円支給や高速道路無料化、ガソリン税の暫定税率廃
止---。菅首相が2009年総選挙で掲げたマニフェストの不履行を正式に認めたこ
とで、民主党が衆院議員の任期満了の13年8月まで政権にとどまる大義名分は失
われた。
首相は昨年11月、衆院予算委で「4年間の衆院議員の任期をめどに一方の政党が
頑張り、4年後にその政権を継続するか、解散・総選挙で国民に問う」と強調し
た。政権交代の原動力となったマニフェストは「衆院議員任期の4年間」で実現
を約束する内容。13年度末までに段階的に実行する工程表とセットだった。
民主党が昨夏の参院選で敗北し、その後のねじれ国会で政権運営に行き詰まって
もなお、政権を担当する前提は「4年間で政権公約を果たす」ことだったはずだ。
だが、首相が「十分な財源捻出ができなかった」と認める通り、マニフェストが
作成段階から政策と財源の調和を欠いていた。首相と対立する小沢元代表が作成
を主導したことも、首相のこだわりのなさにつながっている。
民主党はマニフェストの中身や作成過程も含めて自己検証を進めているが、実現
できないと宣言したまま任期満了まであと2年、政権を担当し続けることは正当性
を欠く。菅首相の辞任後の代表選で徹底的に政策論争をしたうえで、新首相は新
たなマニフェストを練り上げ、できるだけ早く国民の信を問うのが筋だ。

 紙面より
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平和
平和が看板の国で100人近くも1人で殺したという。
他者を認めぬ狭い心。
その行き着く先の闇の深さよ。

素粒子より
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菅氏も民主党も正しいだけでは進まない
衆参両院の予算委員会で、菅首相自身が「政策は間違っていない」と答弁。「脱
原発」について聞かれ、こう繰り返した。政策の中身や目標が正しければよい。
手続きや段取りは二の次----。それが菅氏の本音だし、正しい面もあるだろう。
しかし、現実の政治には目標の正しさだけでなく、段取りを踏む地道な努力が欠
かせない。とりわけ、原発推進から「脱原発」にカジを切るなら、そこに至る道
筋を示さなければならない。電力供給をどう確保するのか。再稼動をどのような
条件で認めるのか、官民で進めてきた原発輸出をどうするのか、詰めるべき点は
山ほどある。首相が脱原発を打ち出すなら、関係閣僚や事務方を集めて徹底的に
討論し、政府の方針をまとめるべきだ。経産省や東京電力への反発だけでは、政
策は進まない。
もっとも、段取り無視は菅氏に限らず、民主党全体に広がる体質でもある。野党
の時はシャープな政策目標があれば許された気分をひきづっているのだが、政権
党としては許されない。
政策を実現するために関係者の説得を粘り強く進める。政権党には、気の遠くな
るような苦労と強力なチームワークが求められることを、民主党は体得していな
い。民主党は遠からず、新代表・新首相を選ぶが、政権党として足元を見つめ直
さない限り、失政は繰り返されるだろう。

 政治考より---星 浩
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みんな10歳だった。
99歳の私と10歳の子どもとは90年近い年の差があります。しかし私はいつも
、この10歳のころの自分を思い出しながら、子どもたちにいのちの大切さに
ついて話しかけようと努力しています。すると、子どもたちは私と対等にな
って話し合っている気分になってくれるようなのです。
人は大人になると、あたかも自分が昔からすべてを知っていたかのように高
慢になりがちです。そうやって子どもより優位に立った目線で、彼らにとっ
て敷居の高い説教をするのでは、本当のコミュニケーションはとれません。
人生はひと続きです。誰もみな昔は子どもでした。どんな大人も子ども時代
の自分と分断されるものではなく、一人の人間として、めいめいの人生が続
くのです。そして年齢を重ね、時には私のようにいつまでも人生が続く人も
いるのです。そう考えてこそ初めて、子どもと真のコミュニケーションがと
れるのだと私は信じています。

 99歳・私の証 あるがまゝ行くより---日野原重明
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和牛問題 国が補償
放射能物質で汚染された農畜産物や水産物の被害は広範囲・多品種に及び、被害
の賠償については政府で議論が続いている。
政府は原発事故に伴う損害賠償の責任は「一義的に東京電力にある」との姿勢を
崩しておらず、牛の買い取りは、今回の事故に伴う農家の被害を政府が補償する
初めてのケースとなる。野菜や魚など他の農水産物との対応の違いに、農家や魚
業者から不公平との意見が出るのは確実だ。政府は今回の事態は「畜産農家など
の落ち度ではなく、原発事故と政府としての周知が結果的に十分でなかったこと
に起因している」ためと国会で答弁。これが「特別扱い」につながっている。
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工程表改訂
福島第一原子力発電所の事故収束に向けた工程表について、政府と東電は改訂版
を発表し、10月から来年1月までに避難区域の解除を検討する前提条件として、原
子炉から放出される放射性物質量の目安と、原子炉の冷温停止の定義を盛り込ん
だ。
冷温停止状態のかぎになるのが、循環注水冷却システムの安定的な運転だ、炉を
冷やすため注水量を増やすと、建屋地下に漏れ出す汚染水が増えてしまう。この
ため、汚染水を減らす処理装置が順調に稼動し続ける必要がある。
稼働率は当初の目標より低い7割台で、稼働率や処理能力の向上が求められる。
今回、浄化装置や配管の多重化、異常時の余裕時間の確保など、安全性や信頼性
の確保が冷温停止の条件とされた。

 紙面より
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脱原発、菅首相国会で具体性を書く答弁を続けている。
野党に具体策を問われると「議論すべきだ」と繰り返すばかり。実現に向けた具
体策もないまま、唐突に考えを表明したのだ。
将来原発をゼロにするかと問われ、言い方があいまいで、国民が心配する時間軸
だ。見通しをきかせてほしいと覚悟を重ねて聞いても、どこまで進めるのか議論
を進めていくのが大事と答弁。

 紙面より
いつもこんな調子の首相では国会を開いている意味がない。すぐに退陣すべきだ。
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貿易収支黒字化
6月の貿易統計によると、4カ月連続の前年割れとはいえ減少幅は縮み、貿易収支も3月以来の黒字となった。東日本大震災で落ち込んだ生産活動の回復ぶりを映し出している。

 紙面より
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最後まであきらめない
祝日の早朝、そんなメッセージがフランクフルトから届いた。
サッカーの女子ワールドカップ決勝。なでしこジャパンは米国に2度追いつき、
PK戦を制した、今の日本にすれば、あらゆる政治の言葉より意味のある世界一
だ。
押しに押され、ゴール枠の「好守備」に再三救われた。しかし残り3分、頼れる
沢主将がすべてを元に戻した。宮間選手のコーナーキックに飛び込み、示し合わ
せたような右足一発。居あい抜きを思わせる美技だった。
この同点弾で、なでしこの至宝は大会の得点女王と最優秀選手に。前言通り「人
生最高の試合」にしてみせた。仲間の粘りを勝利につなげた守護神、海堀選手の
神業にもしびれた。
米国の女子サッカーは国技に近い存在らしい。女の子の3割が習い事でたしなみ
、人気選手はCMにも出る。「女子は男女同権の国ほど強い」そうした誇りと期
待を、代表の面々は担う。
かたや日本は、代表チームができて30年。ルールは男女同一に。競技人口は10倍
になったが、主力選手の多くが働きながら練習している。凱旋の旅もエコノミー
クラスと聞いた。世界一の次は実力にふさわしい環境だろう。
早起きを3回しただけの素人にも魅力は分かる。俺が俺がのプレー、汚い反則や
抗議がなく、ボール回しを楽しめた。なでしこは国を励まし、世界を驚かせ、こ
の団体球技の面白さを教えてくれた。雑草の根っこを持つ大輪たちに感謝したい


 天声人語より
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わら
京都のわら天神は安産の神様。
わらじ、みの、わら灰、しめ縄。
米作が伝わって以来わらは大切に使われてきた。
放射能に汚染された稲わらを食べ、多くの肉牛が出荷停止に。
見失った何かを、自然が気づかせようとしている。

 素粒子より
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福島牛 出荷停止
福島産の牛の肉から基準を超える放射性セシウムの検出が相次いでいる。
原子力災害対策本部は福島県全域の肉用牛の出荷停止を県知事に指示。
出荷停止は、放射性セシウムに汚染した稲わらを牛に与えていた実態が明らかに
なり、肉牛への汚染の拡大が懸念されるため、福島県全域の牛の出荷を止めたう
えで汚染した肉が流通しないよう検査体制を整えることを目的としている。
また、放射性セシウムに汚染された稲わらが宮城県から福島、新潟、山形の3県
に流通して肉牛のえさに使われている。
早くに牧草、お茶の葉の汚染が確認されていたのに、国、県の対応の不備が現状
の混乱に至った。

 紙面より
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なでしこ
不遇の野に咲く花は可憐に見えて芯は不屈。
自らの力で荒れ地を沃野に変えてゆく。
美しくもハングリーな精神。

 素粒子より
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原発生かしつつ段階的に
太陽光は夜間は発電できないし、昼間でも急に曇ると発電量が落ちる。日本の平
均利用率は約12%。1年間のうち、発電できるのは1カ月半程度てしかない。
風力も天候に左右されるので年間の利用率は20%ほど。低周波音の問題や、景観
、野鳥への影響も指摘され、あちこちに風車を建てるわけにもいかない。地熱発
電も自然破壊や温泉への影響を避けようとすると、開発地域は限られます。
再生可能エネルギーは導入できる地域に偏りが出るのです。
電力会社が再生可能エネルギーをすべて一定の高い価格で15~20年間ほど買う、
全量固定価格買い取り制度ができれば、企業や個人の投資が増え、新市場の拡大
がきたいできる。
その一方で、国の支援頼みになり、技術革新によるコスト低下があまり進まず、
国民の負担が増す恐れもある。太陽光発電などで先行するスペインでも、高めの
買い取り価格を維持できず、価格を下げたとたん、企業の多くが手を引いたとい
う失敗も経験した。いつまでにどんな施策で、どのくらい再生可能エネルギーを
導入すれば、技術革新がどれほど見込め、国民のコスト負担はどうなるのか。
これらを示す「工程表」と、それに基づく周到な制度設計が必要になる。
安全性を大幅に高めた原発だけに絞り、今後20年ぐらいは全発電量の20%前後の
水準で原子力を持っておくべきだと考えます。
中東情勢など、世界でこれから何が起きるか分からない。ある特定の電源に偏り
すぎると、情勢変化で混乱する恐れがある。多様なエネルギーを共存させながら
、それぞれの長所、短所を考え、上手にバランスをとる。その中で再生可能エネ
ルギーの比率を段階的に増やしていくのが得策だと思う。

 耕論より---十市 勉
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首相は思いつきではないというが、誰の目から見ても延命策の思いつきとしか思えない
辞任表明後になってエネルギー政策への意欲を強めている。
復興委では「原子力行政がこのままでいいという方は一人もいない。しっかりし
た新しい原子力行政のあり方を進めて参りたい」と答弁。
首相は6月に抜擢した細野原発担当相に指示を出し、組織見直しの「青写真づく
り」を進めている。
だが、審議入り予定の再生可能エネルギー特別措置法案を除けば、実現の道筋は
ついていない。
それでもいろいろ打ち出すのは、世論を強く意識しているからだ。ブログにはス
トレステストの導入問題を取り上げて「決して思いつきではなく、『安全と安心
』の観点からたどり着いた結論」と強調。一方で「脱原発」を振りかざすような
姿勢だけでは共感が広がらないとも感じている。
官邸スタッフは「この政権はまず最初にプランを打ち出し、後になってから必要
な理屈や手段を考える。だから後手の印象を与えてしまい、国民も不安になる。
マスコミの脱原発アピール記事の氾濫に、首相は乗ろうと考えているのだ。

 紙面より
一日も早い退陣を国民は願っているのに延命に手を貸しているのだと、マスコミ
に反省を促したい。
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強いなでしこ
PK戦のすえ優勝だ。
彼女たちの検討に拍手を送りたい。
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近年乳がんになる女性が増えた。
食生活や生活習慣の欧米化により、エストロゲンという女性ホルモンの分泌
が増加したことが原因という説が有力です。
乳がんになる人は30代から40代にかけて急増し、最もなりやすいのは40代後
半の女性といわれています。壮年期の女性ががんで亡くなる場合、一番多い
のが乳がんです。「閉経後は大丈夫」「50歳すぎたら乳がんにならない」と
いう説はあてになりません。一方、まだ20代の若い女性も安心は出来ません
。各自が早期発見法を身につけるべきです。月に1回は自分で乳房に指をあ
てて、しこりがあるかないかを調べる自己チェックをぜひともやってほしい
のです。
鏡の前で裸になって立ち、左右の乳房の位置や形に違いはないかを見たあと、
指先でしこりの有無をチェックするのです。生理が始まって1週間後の頃が最
適です。
病院など専門機関での定期検診は20代から受けても早すぎることはありませ
ん。超音波検査(エコー)か乳房のレントゲン撮影(マンモグラフィー)の
いずれかをできれば年に1回、少なくとも2年に1回はぜひ受けることを勧め
ます。
今のところ、よい予防法はないので、早期に発見することが最善の方法なの
です。
指ではしこりがわからないごく初期のものでも、X線や超音波の検査で発見
されることがあります。こうした初期乳がんは、早く治療すれば90%以上の
人が治癒しています。
昔の治療法では、乳房全体を切り取り、傷が残ることが多かったのですが、
今では乳房を保存する技術も進んでいます。
乳がんは早期発見が何より大切だということから、「乳房健康研究会」が結
成され、乳がんのことを知ってもらう活動をしています。
http://www.breastcare.jpです。

 私の証あるがまゝ行く----日野原先生
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菅さん言いぱなしでなく、方法と根拠を示せ
原子力に頼ってきた日本のエネルギー政策の歴史的な転換点に、私たちは立つこ
とになった。
しかし、これほどの政策転換をするには、明確な道筋と方法、それを支える科学
的、技術的、経済的な根拠が必要だ。首相はそれをまったく示さなかった。これ
では思いつきととられてもしかたがない。
日本は1954年、敗戦から10年を待たずして原子力開発に乗り出した。「焼け跡か
ら日本が立ち上がるには原子力しかない」。開発の初期を担った研究者の多くか
ら、こんな思いを聞かされてきた。しかし、東日本大震災にともなう東京電力福
島第一原発の事故で、原子力利用に大きな疑問が生じた。
震災から4カ月をすぎたいまも、事故収束のめどが立たない。廃炉や廃棄物処理に
何十年かかるか分からない。
今回の事故を受け、たとえばドイツは再び脱原発を目指すことになった。ドイツ
は脱原発への道筋を、専門家や電力業界、市民らが科学的、技術的、経済的側面
から議論を重ねて、決めてきた。
世界を見渡せば、自然エネルギー利用が急速に伸びている。風力発電の総設備量
は、数年後には原発を上回ると推計されている。
日本が脱原発を進めるとすれば、こうした自然エネルギー利用を増やす必要があ
る。本気で脱原発を目指すのであれば、どうやってそれを実現するのか、具体的
根拠も示す必要がある。

 紙面より
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大豆は乳がんのリスクを下げる
大豆には女性ホルモンのエストロゲンと似た構造を持つ植物性エストロゲン
の「大豆イソフラボン」が含まれることはよく知られている。乳がんの発症
には体内のエストロゲンが関係していると言われ、イソフラボンはこのエス
トロゲンが作用するのを抑えると期待されている。
厚労省の研究班によると40~59歳の女性2万1852人を対象に、大豆製品を食
べる量と乳がんの発生率を追跡調査した。みそ汁を飲む量が1日1杯以下の人
が乳がんになるリスクを1とすると、3杯以上飲む人の危険性は4割低かった。
大豆製品から換算した大豆イソフラボンの摂取量を比べても、摂取量が多い
人ほど乳がんの発生率は低かった。
一方、食品安全委員会が06年、大豆イソフラボンの過剰摂取はホルモンバラ
ンスを崩す恐れがあるとして、特定保健用食品として1日に取る量を「30㍉
グラムまで」とした。
栄養補助食品でイソフラボンだけを大量に取るのは勧められないが、大豆製
品を日常的に食べることは問題ない。

 食の健康学より----宮島裕美
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実現道筋示さず「脱原発」と
党内からは、将来の脱原発は賛成だが、具体性がなく、辞める人が言っても説得
力がない。党内議論を全くやっていない。たわごとしか聞こえない。など突き放
した意見が多い。
また原発立地自治体からは発言そのものより、菅首相の「姿勢」に対する言及が
相次いだ。
福井県の西川知事は、発言の持つ「重み」に疑問を投げかけた。「政府の統一見
解かどうかが不明。首相の夢かもしれないが、どうやって実現するかのプロセス
をはっきりさせない限り、政府のメッセージにはなりにくい」
新潟県の泉田知事も「退陣を日宇名している首相から重要政策について一貫性の
ない発言がなされることに違和感を覚える」と。
立地自治体以外で「脱原発」を掲げる知事の中にも厳しい声がある。
「言っていることは絶対正しいが、辞めると言った人が脱原発と言うと、政局の
臭いで受け止められるのが不愉快。良いことを言っているのに延命策としてしか
見えず、釈然としない」

紙面より
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望雲
遠くの親を思う心を望雲の情けという。
津波や放射能に追われ、全国に散った子どもたちを思う。
頭上の雲に探すのは、故郷で頑張る父さんの背中だろうか、
風になった母さんの笑顔だろうか。
いくつもの意味で、初めての夏になる。

天声人語より
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経済連会長政府統一見解、ばかな話
原発のストレステストをめぐる政府の混乱について「政府統一見解を発表せざる
を得ないなんて、ばかな話は考えられない」と批判。
統一見解が「保安院の安全確認に疑問を呈する声も多い」としたことに対し、「
自分たちがつくった状況であり、国民が安心できるよう説明責任を果たすのが政
府」と憤った。先週の欧州訪問でも、震災後の政府の混乱について、「各国首脳
から、日本は大丈夫かという声が寄せられた」という。
こうした状況を危惧し経済連は「産業が空洞化し、雇用機会が失われかねない」
と、日本経済再生の緊急アピールを発表し、税と社会保障の一体改革や経済貿易
協定、エネルギー政策などについて迅速な対策を求めた。

 紙面より
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魁皇
ようやく歴代最多勝に並ぶ。
この取り組みも八百長臭い。素人の目にはそう映る。
豊ノ島の倒れ方が不自然。
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民主はもっと熱意を
税と社会保障の一体改革で、政府・与党は先月末、「2010年代半ばまでに消費税
率を10%に引き上げる」と決めた。増税の時期に幅を持たせ、かつ「経済状況の
好転」を条件にしたのは、民主党の調査会の意向が色濃く反映されたからだ。
増税をできるだけ先送りしたいという「熱意」こそ目立ったが、社会保障改革に
ついての議論はまだ十分とはいえない。
これまでの負担増や給付削減の論議を避けがちだった姿勢では、とても前進でき
ない。
社会保険としての年金は、負担と給付がおおむね連動するのが原則である。負担
に関係なく、高所得者の年金を削り、低所得者に回すことは、約束違反であり、
「正直者がばかを見る」ことにならないか。
生活保護との整合性も考える必要がある。高所得者に対しては、年金を削るより
課税を強化する方が約束違反にならない、との考え方もある。
民主党の金看板である「税を財源とした最低保障年金」は今回も棚上げにされた
。本当に実現可能なのか。徹底的に検討しておくことが与野党協議への準備とし
て不可欠だ。
税と社会保障で、民主党の調査会は政府案を承認する機能を持ちつつある。論議
を深めることは与党としての責務である。

 社説より
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天空に描く平和の円
私にはまだまだやりたいことがたくさんあります。今の私にとっての「人生
百年の計」とは、私が抱いているビジョンを、次の時代、または次の次の世
代、つまり孫やひ孫たちにバトンタッチしていくことです。
保田氏は、戦争の惨めさ、誤った戦争から学んだ教訓を、戦争を知らない次
世代の子どもたちに伝えたいと思っています。今日の大人が作り上げられな
かった平和を、何とか次世代が実現できることを願っています。現在10歳の
子どもが60歳になった頃、世界に平和がもたらされるよう、今のうちに戦争
を知る私たちのビジョンを伝えなければならないのです。
私の父の好きだった英国のビクトリア朝のロバート・ブラウニングの作品に
次のような詩句があります。
 「地上ではかけた弧、
      天上では全き円」
私の今のビジョンは「天空に描く大きな平和の円」です。平和の実現は非常
に時間がかかる壮大な目標です。私の存命中には難しいのです。しかし、そ
の円の中の一つの弧でも実現させるために、私は今後も勇気ある行動を起こ
していきたいと思っています。
私のビジョンを果たすために、まずは100歳のバーを越えたい、というのが
今の私の希望です。

 私の証 あるがまま行く---日野原先生
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辞任時期明確に60%、世論調査
辞任表明したのになかなかやめない菅首相。
こうした姿勢に対する批判は、世論調査で浮き彫りになった。
菅首相が辞任の時期を明確にしていないことについては「明確にすべきだ」が60
%に達し、「その必要はない」の35%を上回った。
首相のあげた辞任3条件には58%が「納得できない」と回答。「納得できる」25
%の倍以上に上る。
民主党支持層の内閣支持率は、支持率が過去最低の20%のときでも62%あったが
、今回は47%に落ち込んだ。全体では15%の最低に。
8月末の今国会の会期内にやめるべきだという意見は7割に達した。

紙面より
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子どもにとって本当に大切なことは、人として抱きしめられる心地よさだ
こどもにとって本当に大切なことは、十分に愛される経験です。愛された経
験があれば、外でつらい思いをしても、耐えていける力となります。あるい
は相手につらい思いをさせるような、ひどいこともしないものです。かけが
えのない自分であることをしっかりと実感して育った子は、他の人のことも
尊重できる心を育んでいきます。
こともを愛するためには、お母さんにだけ努力を求めるのは酷だと思います
。例えば子どもを抱けないお母さんは、夫から抱かれていない場合が多いの
です。夫から心も体も優しく抱きとめてもらえない、話も聞いてもらえずに
苦しんでいる母親が少なくありません。夫婦関係もある種バーチャルになっ
てきているのでしょうか。素直に触れ合うことを避けている。子育て中の母
親は家の中へ閉じこめられて、夫との会話もままならない。自分が自分であ
ることを証明するのは、この子が立派に育ってくれることだけと思いつめ、
育児書と首っ引きになるような育児をしていたら、やはり楽しくなくなって
しまうのも、無理がないように思います。
お母さんの中には、子どもを抱くことは、甘えさせて、自立をさせなくする
と思っている人もいます。また、子どもは抱いてもらえないことについて「
私はもう大きいから」と我慢してしまいます。やっぱり、気持ちでなく頭で
考えてしまうんです。もっと自然になって----と思います。

 同朋新聞より
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民主党の目線、地域主権と逆行
閣僚が失言で辞任に追い込まれる場面を、何度も見てきた。辞めれば一件落着で
、すっきりするケースが多かったが、今回の松本氏の復興担当相辞任劇は、後味
が悪い。
「知恵を出さないやつは助けない」「県でコンセンサス取れよ。そうしないと、
我々は何もしないぞ」といった発言が引っかかるのだ。
民主党は「国と地方は対等の関係」とマニフェストで主張してきた。
地方分権をさらに進めて「地域主権」という看板も掲げてきた。「助けない」発
言は、その精神と真逆ではないか。
歴史的な政権交代を果たした民主党は、こうした改革に果敢に挑むべきではなか
ったか。しかし、実際には、担当大臣が「愚民観」と批判する法律の改正が進ま
ない。なぜか。民主党内には熱気がないからだ。閣僚だけでなく国会議員、とり
わけ与党議員にとっては、地方分権より中央集権の方が心地よい。中央に強い権
限があれば、地方の首長や業界団体が続々と陳情にやって来るし、それは選挙で
の支援を頼むにも好都合だ。そう考えれば、民主党が地域主権を唱えてきたのに
、必要な法改正には熱心に取り組んでこなかった謎が解ける。
松本氏の「上から目線」の発言は、被災地の人々をひどく傷つけた。そして、発
足から2年になる民主党政権が、多くの美しい看板を掲げながら、大事な仕事に
は必死で取り組まなかったという現実を見せ付けた。

 政治考より-----星 浩
政権交代に国民を扇動したマスコミの反省の弁を聞きたい。
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みんな10歳だった。
99歳の私と10歳の子どもとは90年近い年の差があります。しかし私はいつも
、この10歳のころの自分を思い出しながら、子どもたちにいのちの大切さに
ついて話しかけようと努力しています。すると、子どもたちは私と対等にな
って話し合っている気分になってくれるようなのです。
人は大人になると、あたかも自分が昔からすべてを知っていたかのように高
慢になりがちです。そうやって子どもより優位に立った目線で、彼らにとっ
て敷居の高い説教をするのでは、本当のコミュニケーションはとれません。
人生はひと続きです。誰もみな昔は子どもでした。どんな大人も子ども時代
の自分と分断されるものではなく、一人の人間として、めいめいの人生が続
くのです。そして年齢を重ね、時には私のようにいつまでも人生が続く人も
いるのです。そう考えてこそ初めて、子どもと真のコミュニケーションがと
れるのだと私は信じています。

 99歳・私の証 あるがまゝ行くより---日野原重明
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河村名古屋市長投げ出しか
国政復帰に意欲を示しているという。任期を2年弱残して、道半ばでの国政復帰
なら「市政投げ出し」である。
東日本大震災を境に党勢は衰え、伸び悩んでいる。連携する民主党の小沢氏の影
響力も党員資格停止後に低下、戦略は描けなくなっている。
3大公約の実現もめど立たず。減税日本市議団は不祥事や混乱が絶えない。戦略
を継承してくれる後継市長候補がすんなり見つかるかどうかも課題だ。

紙面より
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少人数家庭程が増えた
昨秋の国勢調査の抽出速報によると、家族構成では1人暮らしが31%に達し、
とうとう首位になった。典型だった「夫婦と子ども」は29%、「夫婦のみ」は
20%だ。独居の高齢者や未婚者が増えた結果、世帯数は5千万を超え、家族の
人数は平均2.46人と最小を更新した。「2人前」には道理がある。
65歳以上の人口比は23%で世界一、15歳未満の割合は13%で主要国の最低だ。
人類未体験の少子高齢化に伴い、社会保障の破綻、老老介護、孤独死と、不安
の種は尽きない。
片や、未婚が増える背景には厳しい懐事情がある。政府の「子ども・子育て白
書」によれば、20~39歳の未婚者のうち男性の83%、女性は90%が結婚を望み
ながら、経済的な不安からためらう人が多い。男性には「年収300万円の壁」
があった。一人暮らしの気楽は、加齢とともに心細さにすり替わる。震災に教
わるまでもなく、近所での支え合いに救われることもあろう。独居1600万人の
時代、頼りは血縁より地縁かもしれない。たまにはお隣と囲む食卓もいい。

 天声人語より
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首相・経産相不信ドミノ
菅政権が最重要課題とする原子力政策のリード役を務める海江田経済産業相が、
辞意を表明した。背景には、原発を再稼動をめぐる菅首相の言動へのぬぐいがた
い不信感がある。
首相が原子力政策をテコに政権維持を図ろうと自ら旗を振れば振るほど、政権内
の混乱が深まるという構図だ。
一定のめどと表明する一方、原子力政策や電力会社の経営形態にもメスを入れ、
改革の道筋をつけようと執念を燃やす。世論の支持が得られれば、あわよくば続
投の追い風にならないか、とも期待している。
首相がいくら続投に意欲を燃やし、肝いりの政策にめどをつけたくても、閣僚や
党役員にそっぽを向かれては、それも非常に難しくなる。

 紙面より
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熱中症の予防のために
人間は安静にしていても、尿を排出する上、皮膚からの発汗や呼吸でも水分
を喪失します。それらも考慮すると、通常でも1日1.5㍑の水分を取ること
が必要です。
運動をして汗をかくと、暑い夏には平素より1㍑くらい多めの水分と、適度
な塩分を摂取する必要があります。
尿や汗利中には塩分の成分であるナトリウムがかなり含まれています。特に
内分泌系の以上がある人の場合は、腎臓から尿中に過剰なナトリウムが排出
されて虚脱状態となり、血圧低下や生命の危険が生じますので注意が必要で
す。
日本の夏は気温が高い上に、湿度が高く、汗をかいても蒸発しにくくスチー
ムサウナに入っているような状態です。外出時は体温調節機能の弱くなった
高齢者や乳幼児は特に気をつけなければなりません。乳児を乳母車に長時間
乗せて買い物したり、わずかな時間でも駐車した車中に置いたままにしたり
しないようにすべきです。
就寝前には、38~39℃のぬるま湯でゆっくり入浴することが安眠を促します
。都市部では夜も気温や湿度はあまり下がらず、冷房や扇風機をつけたまま
眠る人がいます。ですが、体温が下がって風邪をひくおそれがありますから
、夜間は除湿機能のみにしたり、就寝1時間後ぐらいで切れる設定にしたり
する方がいいでしょう。旅先でも室温の下がり過ぎには注意して下さい。
なお、酒やビールは、たくさん飲むと、アルコールによる利尿作用で多尿と
なるので効果的な水分補給にはなりません。水を十分取ることが必要です。

 あるがまま行くより--日野原先生
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熱情なき復興構想
復興構想会議の提言が菅首相に答申それた。提言は7原則を掲げている。
これらの原則に照らして経済社会の部分があまりにも小さい構想となっている
。読んでも熱い思いが沸き上がってこない。もちろん構想は経済社会だけが対
象ではないのだが、最重要の事柄のはずである。衆議を尽くした結果、当たり
障りのないものになってしまったのか。
被災地域が農林水産業地帯であることを考えるならば、これらの産業の理想像
が構想の中で述べられてしかるべきだろう。国際競争力を備え、将来の成長性
もあり、若い世代が夢を持つことができる、農林水産業の姿とはどうあるべき
か、との主張である。
会議の構成メンバーである村井宮城県知事はこれまでにも水産業への民間資本
導入などで踏み込んだ発言をしてきている。この意見は取り込まれているよう
にも読めるが、強く主張されてはいない。
これは提言に過ぎず、具体策が講じられ、目指すべき方向が明確になっていく
との意見もあろう。しかし、この種の論議では提言を凌駕し目の覚めるような
具体策が出ることはまれである。
熟議は必要だが、意見を並べるだけでは不十分だ。真の構想とは、納得しない
メンバーが出ることも承知の上で、最終的には強い思いを持つリーダーの個性
でまとめ上げるものである。今回の復興構想でその役割を担うのは、菅首相そ
の人である。

 経済気象台より---龍
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勇み足だ
ストレステストも再生エネルギーも発送電分離も大事なことはわかっている。何でも専売特許にしたがる菅首相。
閣僚も官僚も振り切って単騎で野原を駆けるのは快感か。ただ走り方がジグザグなのには気づいていない様子。

素粒子より
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「急な話」政権ちぐはぐ
政権のちぐはぐぶりを象徴するように急浮上したのがストレステストだ。
菅首相が主導し、海江田、枝野両氏と検討を開始。政府高官はテストのことは急
に話しが出てきた」と認める。経産省幹部は「首相はその時の雰囲気や世論によ
って態度がぶれる」と批判。
菅政権は、「脱原発」色を演出しようとしている。首相が再生可能エネルギー特
措法案の成立を辞任条件の一つに掲げる最中に、再稼動を即座に認めるようでは
説得力を疑われかねない。
ストレステストは時間がかかり、その間は「脱原発」を争点にした衆院解散カー
ドも色あせないで済む。
首相は辞める、あるいは退陣という言葉を使ったことはないと明言。
また、私が『一定のめど』と言ったことについて、重要性でいえばまだまだたく
さんあると、被害救済への取り組みにも意欲を示し、当面の続投に改めて意欲を
表明した。

 紙面より
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トレッキングの注意点
山歩きをしていて、ひざの痛みを訴える人が少なくありません。
たびたび痛くなったり、痛みが取れないようなら、医師の診断を受けること。
そのうえで、山歩きをしても支障がないということなら、
ひざへの負担を軽くするために普段から足を鍛え、筋力を高めておくことも
大切です。太ももの筋肉を鍛えることです。真っすぐ立ち、ひざを直角にな
るまでももを上げる足踏みをします。左右で1回として50~60回繰替えしま
しよう。いすに座ったままでもできます。その場合は両手でひざを軽く押さ
えつけて負荷をかけ左右20回ずつ。
寝ころんでは、仰向けになり、ひざを伸ばして10~20cmほど上げます。
これも左右交互に20回。回数はあくまで目安。
無理せず、続けることが肝心です。除々に回数を増やしたり、足首に軽い重
しをつけたりしてもよい。縄跳びや階段上がりも効果があります。
山歩きでは、とりわけ下山時にひざに負担がかかります。
体重の2~3倍ともいわれます。このうえ、ザックの重みも加わりますから、
荷物をなるべく少なくする工夫をします。
傾斜の緩やかなコースやストック(つえ)を使うのも効果があります。
歩幅は小さくするのことも心がけましよう。
これから時期は足を冷やさないことも大切です。サポーターも有効ですが、
締め付けていると、血行が悪くなりますから、休憩時には外したり、ずらし
たりしましよう。
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スーパーサブとは控えの切り札のはずだが
局面打開を狙って試合途中に投入されたが、即座にレッドカードを食らっては指
揮官は青ざめ、観衆は興ざめだ。目玉人事で就任した松本復興担当相が、わずか
9日で退場となった。今の最重要課題を担う閣僚である。本人は就任を渋り、首
相が三顧の礼で頼み込んだそうだが、関係はない。「大臣風」を吹かせ、「なっ
てやった」と言わんばかりの居丈高を被災地に向けては人心は離れる。
帰京後も自覚はなかったようだ。宮城県知事が不快感を示したと報道陣から聞く
と、「うわー、すごい知事だな」。旗色が悪くなると「九州の人間だから語気が
荒い」「B型で短絡的」など、男の甘えと少女趣味をこき混ぜたような弁解をし
た。スピード感は辞任ではなく復興にこそ欲しいのに、発揮場所が違う。それに
、これほど誰もが当然視し、身内でも庇いようのない放言辞任も少ないだろう。
<ひよっとして政権つぶしの刺客かな>。
「信なくば立たず」と孔子は言う。ずばり突くだけに座右の銘にする政治家は多
い。この騒動で、被災地の「信」はさらに細っていよう。菅政権にまだ立つ瀬が
あるかどうかは、心もとない。
野党の追及がわりと静かだったのは、あまりの体たらくに政敵まで悄気てしまっ
たからか。鏡に映る政治の姿の不器量に、与党も野党もたらーり脂汗を流す。
このガマの油、何の傷にも効きそうにない。

 天声人語より
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交代浴、温浴と冷水でスッキリ
うだるような暑さが続き、夏バテに苦しんだ人も多いでしょう。
そこでおすすめなのが、お湯と水を交互に浴びる「交代浴」。血行促進や疲
労回復に効果がある。
熱い湯に入ると毛細血管が拡張し血流が増加する。汗腺も開いて汗が出る。
体温上昇を防ぐため体熱を外に逃そうとするためだ。
逆に、冷たい水風呂に入ると毛細血管は急激に収縮し、体熱を閉じ込めよう
とする。交代浴はこの繰り返し。血流量が増えて乳酸など疲労物質の除去が
促進されるといった効果があるとされる。
交代浴の代表格はサウナだ。90~100度のサウナの後、15~20度ぐらいの水風
呂へ。これを3回繰り返すとよい。また、、温水と冷水の二つの浴槽に交互に
入る入浴法が最近注目それ、プロスポーツの現場などで広がっている。
とはいえ、普通の家には浴槽は一つしかない。本格的な交代浴をするのは難
しいが、「水風呂ではなく冷たいシャワーで代用しても効果は得られる」。
交代浴についてはお湯ともずの温度差は大きい方がいいが、20度くらいの差
でも疲労回復のある。

 元気のひけつより---金子智彦
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福島の切迫感
福島から聞こえてくる声は、とても切迫している。これに比べて、永田町の緊
張感のなさには暗然たる思いを抱く。
震災への対応が鈍かった。
菅首相をはじめ今の政権が、行政組織をうまく回せていないことが一因だ。
国策として進められてきた原発の事故が多くの悲劇を生んだ。菅氏はそれらの
責任を逃れることはできないと覚悟はしている。だが、退陣時期を明言せず、
それが「延命」と受け止められている。菅氏の器量不足のためだろう。
自民党は「菅氏が辞めなければ話し合いに応じない」と突っ張ってきた。加え
て、菅氏が自民党の浜田参院議員を総務政務官に一本釣りしたことに態度を硬
化させている。こうして政治全体がすくみ合い、閉塞感が深まっている。
衆参両院がねじれている以上、大連立か政策ごとの協議は別として、民主、自
民両党が合意を探らなければ、法律や予算をスムースに通すことはできない。
菅氏は最近、揮毫を求められると「決然と生きる」と書く。政権を担って1年
余。これと言った成果が出せなかったことには、悔しい思いを抱いているとい
う。ならば、ここは「決然たる退陣」によって各党に協力を呼びかけ、次の政
権で政策が実現できる機運を生み出すことが最後の務めだろう。

 政治考より---星 浩
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原発再開
周辺の心配をよそに原発の再開認めた玄海町。税収増をもくろむ福井県。金のなる木が枯れぬように祈るだけでは。
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辞任時期をあいまいにしたまま、燃やす執念
政権幹部がそろって早期辞任を促す状況に首相はいらだっているようだ。
人の話に耳を傾けずにまくしたてる『イラ菅』に戻った。
首相はもともと市民運動家なので、対立構造がはっきりし、目の前に困難があ
る方が元気がでてくるのだろう。目先の課題に取り組むことは得意のようだが
、ものごとを大局的にとらえるのは苦手のようにみえる。震災直後は日本をど
う立て直すのかが問われたが、長期的ビジョンを打ち出すことはできなかった
。今はがれきの処理といった具体的な課題が目の前にあり、それはツボにはま
っている。問題は、首相という立場でやる必要があるかどうかだ。

 紙面より
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チーム・ドラゴンは
被災者に寄り添うはずだったが、現地訪問で放言連発。
復興担当の松本氏
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チーム・ドラゴンは
被災者に寄り添うはずだったが、現地訪問で放言連発。
復興担当の松本氏
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菅さん悲しい
悲しい。
ここにきて菅首相が自分のクビをかけてもやり遂げたい、と挙げる政策課題の
なかに、「社会保障」の文字が見当たらないからだ。
首相の座についたとき、口角泡を飛ばさんばかりに唱えていたのは「強い経済
、強い財政、強い社会保障」だった。
あれから1年。もちろん、東日本大震災と原発事故は予期せぬ大惨事だ。いま
、何よりも優先すべき課題なのはわかる。でも、少なくとも3・11まで社会保障
と税の一体改革は、菅さんの一丁目一番地だったはずなのに。改革案はかろう
じてまとまったが、菅さんの強い意思は見えず、閣議決定も見送られた。
政治家は社会保障を「安心」というキーワードで語りたがる。だけど日本の場
合、そうはいかない。給付を維持するのなら負担増を。それが嫌なら、あちこ
ちで我慢を。微調整では済まないほどに拡大した不均衡をどう解消するか。
いずれにせよ、厳しさを伴う「覚悟」の話だ。先送りすれば次世代に大きな迷
惑をかける。だからこそ、腰を据えてやり遂げるという菅さんの覚悟に期待し
た。なのに、まさに大事な節目に、関心はすっかり遠のいてしまったかのよう
だ。
憤りを通り越して、とても悲しい。権力の座に執着するだけの菅さんは不要だ


 窓より---高橋万見子
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『覚醒 観世音菩薩 慈悲の心』
ご開帳は、観世音菩薩様に皆様方の目の前に御出ましいただき、一人ひとり
と『縁』を結んでいただくというものであります。
私たち日本人が古来より大切にしてきた『謙虚な心』『慈しみの心』はどこ
へ消えてしまったのでしょうか。今一度、「命の尊さ」、「人を思いやる心
」というものを考えなければならない時なのです。まさに此処に、観音様の
大きな慈悲の心に触れていただきたいと願っているのであります。
観音様は最も慈悲が深い仏であり、様々な人の姿を借りて困っている人を助
けると説かれています。実は慈悲の心というものは、観音様ほど大きくなく
ても、自分の心の中にもちゃんと存在しているものでもあります。悲しいか
な、便利さやわがままの実現ばかりを追求している現代の風潮の中で、だん
だん気が付かなくなっているのであります。
結縁開帳を通じて、観世音菩薩様のご宝前に立ち、静かに自分の心を見つめ
る時、一人はひとりの自分の心の中のこの存在に気が付く事が出来るはずな
のです。
そうなのです。観音様は実は普くおわします。あなたのすぐ横にいる人が
観音様であるということに気付く、そうすればあなた自身もそうであること
に気付くはずなのです。仏像だけが教えてくれるのではありません。いつで
もどこでも、誰からでも学べるものなのです。そうすればおのずと謙虚さが
生まれてくるものです。ですから仏様の前だけで謙虚であってはなりません
。すべての人に尊敬と感謝の気持ちを貫かねばならないのです。つまり、私
たちの心が観音様の心とひとつに繋がるとき、本来あるべき人間の心を取り
戻し得るのです。このことが、この乱れた世相を正す事に不可欠なのであり
ます。

                   西国三十三所札所会
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脱原発解散は
菅首相は再生可能エネルギー特別措置法案が今国会で成立しない場合、「脱原
発」を争点に衆院解散・総選挙に踏み切ることも考えているようだ。
6月27日の記者会見でも可能性を否定しなかった。
首相の憧憬は、小泉元首相が2005年に郵政民営化の是非を問うた「郵政解散」
にあると想像する。東京電力福島第一原発事故で原発への不信感が増幅し、脱
原発への共感は広がっている。再生エネ法案を脱原発の象徴として、不成立な
ら小泉氏ばりに「脱原発について国民に聞いてみたい」と訴え、一発逆転を狙
う----。こんな誘惑に駆られても不思議はない。
エネルギー政策をどう見直すかは重要なテーマだ。だが、首相が脱原発解散を
志向しても郵政解散とは似て非なり、だ。何より違うのは法案成立にかける執
念だろう。
仮に与野党対立で法案が成立しない可能性を首相が見越し、国会の議論も十分
尽くさず脱原発解散のみを自己目的化するなら、「脱原発」を延命の方便に使
っているとのそしりは免れない。「居座り」と批判され法案の審議が深まらな
いなら、「熟議」を唱える首相として法案を継続審議にして、その成否ごと若
い世代に引き継げばいい。
最後に、もし首相が会期末までに解散すれば、夏の総選挙になる。東日本大震
災で被災し、避難所で酷暑を過ごさざるを得ない人もいる。電力不足で日本中
が混乱に陥る恐れもある。首相の解散はこれらの対策を後回しにし、新たな人
災を生むかもしれないとの批判も覚悟すべきだろう。

 記者有論より---津川章久
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外からも敬意を持って「魅力ある国だ」と素直に思われるような日本創りを志向する]
ことは、目先の打開策を講ずる以上に重要な課題である
「魅力ある日本」を考えるとき、三つのポイントがあるように思う。
一つ目は、
長きにわたって日本人自身が培ってきた「日本の良さ」を再確認し、より
確かなものにすることである。世界に秀でた豊かな自然と調和した社会、
人々が法と制度を順守し秩序が維持された安定した社会、充実した社会保
障制度、不条理な格差の少ない社会などが挙げられよう。
二つ目は、
急激なグローバル化、情報化、市場化の波に適切に対応し、「安心、安全
、充実」した社会のシステムを構築していくことだ。急激な波は社会を合
理的で利便性の高いものに変えた。ITを使えばたいていの情報は即座に
入手でき、地道な苦労をすることなく欲しいものを手に入れるチャンスが
増大した。しかし、他方ではむきだしの成果主義、拝金主義、競争社会、
格差社会を生み出した。合理性や利便性を保ちつつ、1点目に挙げたよう
な社会をどう構築するか、これからの課題だと思う。
そのためにこそ、
三つ目に
「魅力ある日本人」をどう育て、日本に住む外国籍の人々とともに「魅力
ある地域社会」をどう創っていくのかという点が課題となる。
そこで最も大切にしたいのは「人間性」の育成だ。金があれば何でもでき
るといった風潮の「ホリエモン現象」、欲望むき出しの「メル友ネット」
の広がり、電車の優先席さえ老人に譲ろうとしない思いやりのなさ。
人間の「品格」が改めて問われる時代である。「国や郷土を愛する心」を
育てることはもちろん大切だが、それはまず「人を愛する心」があって初
めて成り立つ。そうした心を持っていれば、戦争被害の傷を今も感じてい
る相手国への「配慮」も自ずとなされていくだろう。

 早稲田大学教授・天児 慧
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自衛隊は震災の教訓を公に
行方不明者の捜索をほぼおえてた。今はピーク時の半分以下の約4万人で、被
災者支援と原発対処にあたっている。
この3カ月半、隊員の迅速かつ献身的な対応が世論から評価されてきた。初動
の遅れなどが厳しく批判された阪神大震災とは大違いだ。
阪神大震災の苦い経験を踏まえ、災害時の自衛隊のあり方を政府や自治体、民
間と自衛隊が一緒に見直してきた成果といえる。
その「論功行賞」でもなかろうが、政府は国家公務員の給与引き下げ法案で、
自衛官だけ実施を範年猶予する優遇ぶりまで示している。
だが、実はあまり知られていない問題も山積みだ。
例えば全国から部隊を集める輸送手段だ。被害が大きい宮城県の石巻市から女
川町にかけては、米軍の揚陸艦や民間のフェリー、オーストラリア軍の輸送機
の助けを借りた。
東北3県の広域被災情報や福島第一原発による放射能汚染の把握も、米軍の無
人偵察機や情報収集機に頼らざるを得なかった。
政府は自前の無人機導入の調査を進めているが、まだ実現していない。今回の
事態を見て、改めて導入を急ぐべきだと思う。
防衛省は、来年度予算の概算要求に反映させるため、この夏をメドに震災対応
の検証や教訓を取りまとめる。しかし、その中身を具体的に公表する予定はな
いという。
これでは困る。教訓は公にし、政府や自治体、民間など関係者と一緒に見直し
てこそ意味があることを阪神大震災で学んだはずではなかったか。

 社説余滴より---谷田邦一
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景況感大幅悪化
6月の短観は東日本大震災の影響で大企業・製造業の景況感が5四半期ぶりマイナスになった。
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復興関連人事、被災者を忘れてないか
今回の人事では、首相が政治力を発揮できそうにない現実を改めて示してしま
った。
いったん辞意を表明した首相にすれば、求心力回復のきっかけにしたい人事だ
ったろうが、その効果は期待できない。
その象徴が、国民新党の亀井代表への副総理での入閣打診と、復興対策本部員
となる総務大臣政務官への浜田自民党参院議員の一本釣りだ。党幹部と十分な
すりあわせはなく、首相の独走に近かったという。
党執行部からも8月末までの退陣を迫られている首相には、続投を後押しして
くれる亀井氏が、最後の頼りなのだろう。与党が過半数割れしている参院での
自民党の切り崩し工作も、亀井氏の助言によるものだった。
だが、その結果の人事で、首相は民主党執行部との隙間を広げ、協力を仰ぐべ
き野党第一党自民党の反発も招いた。
首相はきのうの記者会見で初めて、退陣の条件としていた「一定のめど」につ
いて、第2次補正予算、特例公債法、再生可能エネルギー特別措置法の成立を
挙げた。けれども、この人事が与野党の協調をかえって難しくし、この3条件
の達成も遠のけたのは明らかだ。
首相が真剣に被災者の身の上を案じているなら、こんな対応ができただろうか

ここに及んでさらに孤立していく首相に、震災復興への展望は開けそうにない


 社説より
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