2011年03月の記事


東北
大津波と放射線が古里を無人の荒野にした。
六つ目の避難所という人がいる。
役場や住民ごと疎開した町がある。

 素粒子より
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暮らしの復興
政治の場で「復興」を巡る議論が始まった。港湾や道路といったインフラや
公共施設の修復、日本経済を再び浮揚させることだけが、復興ではない。何
よりも被災者の生活の再建が、その柱でなければならない。
日本では長らく、災害に遭った人の生活、特に壊れた住宅の復旧は「自力で
」という考えが支配的だった。
津波被災地では家々が並ぶ街ごとそっくり流された。人々の喪失感は大きい
。地震保険の加入率も1~3割と高くない。被災者が将来への一歩を踏み出せ
るよう、早い段階でのまとまった現金の支援は必須だ。
ではどこに住むのか---。被災者はもう一つの重い現実に突き当たる。
高齢化が進む地域でもある。再建の余力のない世帯は、復興公営住宅に入っ
てもらう形になるかもしれない。孤立する人が出ないよう、住民のきずなを
維持する工夫も必要だ。
市外、県外を含む避難生活から、仮設住宅を経て、自立まで。将来を見通せ
なければ、ふるさとに見切りをつける人、集落ごと転出を選ぶ例も出てこよ
う。長い、険しい道のりが続
政府がすべきことは何か。
自治体と知恵を絞り、生活や住環境の再建を支援する財源をきちんと用意す
る。前例にとらわれず、被災地・被災者の事情にあった制度を整える。その
上でどんな街に再生し、暮らしを落ち着かせるか。被災者自身が復興の道筋
を話し合い、絵を描き、選択できるよう、明かりをともし続けることだ。

 社説より
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やっと現れた東電会長
本日やっと東電会長が現れたが、言ってることが的を外れているのではないか。処理後の話は今ではない。いま語ってほしいのは第一原発をどう納めるのか。それを語ってほしかった。
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譲り合えば余る
水道水から基準値を超す放射性ヨウ素が出た
東京では店からペットボトルの水が消えた。その後基準を下回ったため、都
はいったん乳児の摂取制限を解除した。だが福島原発の事故は予断を許さな
い。幼子がいる親は気が休まるまい。
「ただちに影響はない」が政府の常套句だが、人生は長い。「のちのちの影
響」を誰もが心配する。影響を受けやすいのは乳児である。品薄は関東の他
県でも著しい。ここは大人は「汝の必要の方が大きい」とフイリップ・シド
ニー卿のように譲る度量を見せたいものだ。
奪い合えば無くなるものも、分け合えば足り、譲り合えば余る。この夏の関
東圏は電力が大きく不足するという。冷房は熱中症が心配なお年寄りが優先
となろう。それぞれの便利や快適を、少しずつ削って差し出し合う意識が、
いよいよ大事になる。被災地の辛抱強さ、規律正しさは世界を驚かしている
。異国の故事に求めなくとも、胸を打つ話しを日々伝え聞く。助け励ますべ
き後方が取り乱していては申し訳がないと、わが肝に銘じる。

 天声人語より
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桜開花
東京でさくら開花。前線はやがて北へ。
吠える原発のそば、がれきを見下ろす丘にも花は咲く。
落花の風に向かう人々がいる。

 素粒子より
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東京の発展は東北が支えてきた
東北は自給的生活を捨て、首都圏と社会的な分業関係に入ることで成長を裏
から担ったのです。分岐点になったのは1960年ごろです。
まず成長の原資となる大量の労働力を提供しました。中卒の「金の卵」や職
にあぶれた農家の20~30代が労働力として吸い上げられました。出稼ぎも青
森、秋田、山形わ中心にピーク時で全国の半分強を東北が占めました。いず
れも稲作単作地帯で農家の稼ぎ手は都市にとって冬季に臨時で雇える便利な
存在でした。
若者が都市に吸収されたことで、農村に深刻な高齢化、後継者不足という事
態を招きました。エネルギー転換で木材が燃料に使われなくなり、建築用材
もより安い製品を求める都市の大資本、消費者の論理で輸入材に切り替わり
ます。中山間地の山林は無価値になり、過疎化します。
70年代に入ると交通網の発達もあり企業が地方に移転します。米価は政治的
な力に支えられて安定し、企業移転によって地元での兼業も加納になった。
私は、米と工場の日本柱が次世代もしっかり回るなら農村は安定的に発展す
るだろうと考えていました。
しかしグローバル化が進み、企業は海外へ出ていきます。残ったのは、兼業
で生活が安定していた零細農家。結果、農地の集積による大規模化、効率化
への転換が遅れました。国内の均衡ある発展の維持よりも、国境を越えてよ
り安い労働力を求めて動いた資本の倫理によるものです。
近年は公共事業や農業政策を、都市住民はバラマキだと批判します。しかし
安定した米価や公共事業が、農村への所得再配分の役割を果たし、大市場を
提供したことを見逃してはなりません。国全体の安定を考えると。無駄だと
批判されるものも社会保障的な意味で、特に中山間地域で、今も必要だと考
えます。
さらに今回の震災は、年の電力すら東北に依存している現実を改めて見せつ
けました。避難指示を受けて避難所で片寄せ合う人たちは、金を出せば利便
性を買える大都市生活の犠牲者と見ることも可能ではないでしょうか。
戦後、人と食料、電力まで供給し、都市生活を裏で支えた一方で、山林や工
場立地を切り捨てられた東北に対し、都市住民は何をしているのでしょうか
。計画停電に不満を漏らし、日用品の買いだめに走る。福島県南相馬市長の
悲痛な叫びを聞きましたか。なぜ大都市の住民や自治体は、東北支援の声を
もっと大きく上げないのですか。
都市と農村は対等関係にも上下関係にもないのだから。

 山形大名誉教授・大川健つぐ
東北の一大事に岩手4区の大先生はどこにこもっていねのか。陣頭指揮が当
然ではないのか。
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円内に戻れる日はいつ
周りを海に囲まれたこの国。私たちに境界から出る選択はない。
世界からの善意も届く。ここで事態を鎮め再建するのみ。

 素粒子より
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予防原則の議論を重ねよう
エネルギー環境政策の大転換が必要だ。私たちはより根本的な考え方の枠組
みの転換点にある。
今回の経験や現実から、人間がいかに非力で、いかに簡単に命の火が消える
かを、リアリティーをもって知ったことだ。ただし、世界では、風津波や洪
水によって途上国を中心に毎年2万人以上が日常飯事のように亡くなっている
。つまり台風でも津波は発生し、バングラデシュでは1970年に30万人が命を
失い、昨年もパキスタンだけで約1500人の命が消えた。
国連大学の研究機関は、進行中の温暖化による海水温上昇が台風や風津波の
被害を拡大し、2050年には年間20億人の洪水被災者が生まれると予測する。
今回の経験は結果的に私たちに気候変動や温暖化による被害の悲惨さを実感
させ、より大きな被害を受ける次世代や国々への責任転嫁の理不尽さを認識
させたと信じる。
エネルギーも環境も地震も、結局は事態が深刻化する前に措置をとるという
予防原則を、だけがどう適用するかという問題である。しかし、これに対し
て私たちは深い議論を避けてきた。いま求められているのは新しい考え方の
枠組みのもと、このような原則論的な問題について議論を重ね、それを出発
点にして全ての仕組みを新たに作り直すことだ。残された私たちの責任は重
い。

 東北大教授・明日香壽川
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譲る度量を
奪い合えば無くなるものも、分け合えば足り、譲り合えば余る。
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職業や地位も関係なく、万の命が失われた
福島県三春町で住職を務める作家、玄侑さんが桜について記した一文が忘れ
がたい。
「非日常の時間が、束の間の開花に伴って訪れる。それは死にも似て、職業
や地位も年齢もいっさい関係ない世界である。日本人は、ときおりそうして
非日常の祭りをすることで日常をほぐし、エネルギーを充填して日常に戻っ
てくる」。
職業や地位に関係なく、万の命が奪われた。かほどの非日常の下では、束の
間の桜さえ、間のびした日常に思える。観桜で満ちゆくはずの生を、作家は
「死をはらんでいっそう充実する」と表現したけれど、花時を前に老若の生
が断ち切られた。助かると疑わぬまま、黒い波にのまれた人も多い。重ね着
し、貴重品や非常食、アルバムなどを携えた亡きがらは、それぞれの生きる
意志を無言で訴える。もう1秒、あと1㍍がそれを拒んだ。
夏目漱石に、この季節に早世した友に問うた句がある。
    <君帰らず何処の花を見にいたか>。
みちのく路が桜に染まる4月半ば、海に空に、悲傷の問いかけが万と舞うだ
ろう。私たち、生かされた者すべてに、忘れられない春になる。

 天声人語より
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大豆は乳がんのリスクを下げる
大豆には女性ホルモンのエストロゲンと似た構造を持つ植物性エストロゲン
の「大豆イソフラボン」が含まれることはよく知られている。乳がんの発症
には体内のエストロゲンが関係していると言われ、イソフラボンはこのエス
トロゲンが作用するのを抑えると期待されている。
厚労省の研究班によると40~59歳の女性2万1852人を対象に、大豆製品を食
べる量と乳がんの発生率を追跡調査した。みそ汁を飲む量が1日1杯以下の人
が乳がんになるリスクを1とすると、3杯以上飲む人の危険性は4割低かった。
大豆製品から換算した大豆イソフラボンの摂取量を比べても、摂取量が多い
人ほど乳がんの発生率は低かった。
一方、食品安全委員会が06年、大豆イソフラボンの過剰摂取はホルモンバラ
ンスを崩す恐れがあるとして、特定保健用食品として1日に取る量を「30㍉
グラムまで」とした。
栄養補助食品でイソフラボンだけを大量に取るのは勧められないが、大豆製
品を日常的に食べることは問題ない。

 食の健康学より----宮島裕美
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この国は自らの手で立て直すしかない
大震災の被害はいまだ全容を見せず、避難所や病院で力尽きるお年寄りが後
を絶たない。福島の原発では、四つの原子炉が悪さを競うように日替わりで
暴れている。津波と原発事故。二つの怪物を伴うこの災いは、10日目を迎
えてなお「発炎中」の異様である。
3月11日をもって、大小の非常が始まった。関東では輪番停電が常となり、ス
ーパーの空き棚も目につく。ガソリンや電池の買いだめは関西でもというか
ら、国中がすくんでいるのだろう。
がれきの街には、愛する人の記憶をまさぐり、泥まみれの面影を抱きしめる
姿がある。「泣きたいけれど、泣けません」。被災者ながら、現地で体を張
る看護師長の言葉である。戻らぬ時を一緒に恨み、足元の、そして来るべき
苦難に立ち向かいたい。
地震の1週間後、東京スカイツリーが完成時の高さ634㍍に届いた。再起のス
タートラインは、はるか後方に引き直されるだろう。それでも、神がかりの
力は追い込まれてこそ宿る。危機が深いほど反発力も大きいと信じ、被災者
も肩を組もう。大戦の焼け野原から立ち上げたこの国をおいて、私たちに帰
るべき場所はない。

 天声人語より
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般若心経とは
般若とはすばらしい知恵のこと。そして波羅密多とは六波羅密多、すなわち
自分よりも他人の救いを先にする「大乗の菩薩」という考え方による実践の
徳目です。
人間は生前の行いによって、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天という6つ
の世界に生まれ変わります。人間よりも下に落ちるのを救うためには、布施
、持戒、忍辱(にんにく)、精進、禅定、智慧という6つの修行をして、成
仏しなければなりません。
布施とは、僧にお経をあげてもらったときや寄付をする際に差し上げるお金
などの財物のことです。布施はお金に限りません。相手の不安をなくす、や
さしいまなざしや言葉などもあります。
持戒とは、戒を持つこと。これを十戒といい、具体的には十戒善を差します。
不殺生、不偸盗、不邪淫、不妄語、不綺語、不悪口、不両舌、不慳貪、不瞋
恚、不邪見。
忍辱とは、辛抱すること。
精進とは、一生懸命努力すること。
禅定とは、坐禅を組んでこころを落ち着けることです。
6つの修行をすると、智慧が出てきます。これが"般若"です。
仏様の場合、「智慧」と書きます。"知"の下の"日"は、宇宙の真理を指しま
す。
この6つのことを修行することを「六波羅密多行」といいます。こうするこ
とで自身が成仏する助けになります。
お仏壇に水、塗香(ずこう)=塗香(ずこう)は非常に細かい粒子のお香で、
塗香入(ずこうい)れに入れて用います。小麦粉にも似た触感があり、少量を
手に塗り、その香りを吸い、仏前で自らの心身を清めるために使用します。
花、線香、飯、ローソクの6品をお供えするのは、六波羅密多行を知らずに
亡くなったご先祖様に、6つの修行をすることで成仏できることを知らせる
ためです。
水は布施(感謝する気持ち)、塗香は持戒(よいことに励む)、花は忍辱
(怒りやすいこころを鎮める)、線香は精進(怠けごころをなくす)、飯は
禅定(こころを落ち着かせる)、ローソクは智慧(人間の悩めるこころを智
慧の光で明るくする)を表しています。これら6つをお供えすることを六種
供養といいます。お仏壇にお供えをして、お仏前でお経を唱えます。こうす
るこによってご先祖様が成仏できるのです。
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安政江戸地震を思い起こす
今度の地震で東京タワーの先端部が曲がったと聞き、浅草寺の五重塔の先が
同様に傾いたとされる安政江戸地震を思い起こした。
都のシンボルの不祥は、当時の沈滞ムードを映していた。
その前々年、ペリーの黒船が浦賀沖に現れ、前年には東海、南海と大地震が
続いた。世情騒然とした折に、数千人が亡くなる首都直下型である。街はす
さみ、けんかが多発したという。それでも、お救い米が配られ、家の立て直
しから経済が動き出す。大工や左官の手間賃は高騰し、色町が潤った。
「世直り」をはやす瓦版や浮世絵も盛んになった。一方で、幕府は内憂外患
を持て余し、瓦解へと向かう。
昨今の「騒然たる消沈」が幕末に重なる。節電で薄暗い店、歯抜けの商品棚
。これも有事かと思う。昭和の終幕にも自粛の機運が広まったが、今回は工
場や発電所、物流網がやられ、停電や放射能の風評被害もある。空気ではな
く実を伴う消沈だ。
日本全土が現場、全国民が当事者であろう。だが、皆が沈み込んではお金が
回らず、再生はおぼつかない。国費を被災地に集め、懐に余裕のある向きは
「救国の散財」をしてほしい。義捐金、外食、買いだめ以外の衝動買い、何
でもいい。
十数兆円もの復興費用は、今の政権がどうなろうと私たちが背負うほかない
。将来に備えた蓄えもあろうが、国難を皆で乗り越えてこそ将来、ここは東
北のために放出しよう。世界の終りではない。安政の驚天動地の13年先には
、明治という別の地平が待っていた。

 天声人語より
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選挙の気分にならないのに
庁舎を流され、首長が亡くなり、また住民の名簿を一から作っている自治体があるのに。
自治とは何か、自治体の役割は何か。根本を問う光景が広がる。

素粒子より
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『アラブの格言』
「判事の下男が死ねば皆が弔いに行くが、判事の葬式には誰も行かない」。
なるほど、権力者とは悲しいものだ。
権力者に従う者はもっとつらい。とりわけ権勢の末期である。リビアでも今
ごろ、カダフィ大佐の側近らが右往左往しながら、身の振り方を案じていよ
うか。反体制派を追い詰めるリビア政府軍に対し、英仏米などが空海から一
斉攻撃に出た。反政府の動きは東部ベンガジから広がったものの、武力に勝
る政府軍がたちまち盛り返し、蜂起の市民がひどい目に遭う矢先だった。そ
こに、多国籍軍の「人道的介入」を認める国連決議である。
「アラブ民主革命」はチュニジアに始まり、エジプトの長期政権を倒し、ア
ラビア半島に飛び火した。磐石にも見えたリビア独裁体制の行く末は、北ア
フリカと中東の明日を占う。欧米も勝負どころと踏んだようだ。
40年におよぶ己への畏敬と服従。その源泉が人徳なのか強権なのか、葬列の
長さを思うまでもなく、カダフィ氏にも見当はつこう。大佐だからといって
、多くの国民を道連れに戦死を選ぶことはない。白旗の用意をお勧めする。

 天声人語より
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プロ野球
東京ドームとナイターにこだわるセ・リーグ。選手会の心情や計画停電の苦労を意に介さぬ興行優先は、夢を壊すばかり。

 素粒子より
観客である我々が試合をボイコットしよう。
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武力介入、リビア転機
米英仏などの多国籍軍が、カダフィ政権への武力行使に踏み切った。政権側
が反政府勢力を押し返していたリビア情勢は大きな転換点を迎えたが、政権
側は徹底抗戦の構えだ。
反米感情が根強いアラブ地域での国際社会による軍事介入は、泥沼化する危
険を食い止めることができるのか。
飛行禁止空域の履行をめざす軍事行動がカダフィ政権の武力弾圧阻止に効果
があるか。「手ぬるい介入は、内戦の長期化を助け、犠牲者や破壊を増すだ
けだ」という批判もある。

 紙面より
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無念の魂たちに、もう一度生まれたい、住みたいと思わせる国をめざし
阪神大震災でま街が残ったけれど、今度は津波が全部さらっていった。戦場よりひどい。
みんなが大好きな日本、きっと立ち直り、もっといい国に---。
暴動も略奪もなく、避難所には列ができる。日本の美徳に、海外は驚嘆の声を上げた。逆境に張り詰めた心は、折れも緩みもしよう。震えるその肩を抱こう、手足になろうと、手弁当で集る若者に救われる。
この世代を希望に、海辺の廃墟から日本の再建が始まる。

 天声人語より
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入閣要請自民一蹴。与党内には独断専行だと不満が
谷垣氏への入閣要請、岡田幹事長が首相から告げられたのは、首相が谷垣氏
に電話を入れる直前だった。
震災発生前、首相は支持率低迷にあえぎ、野党からそっぽを向かれ、民主党
内からも倒閣の動きが出ていた。震災対策を契機に自民党を閣内に引き込ん
で政権を安定させなければ、原発事故対応と震災復興という長く困難な仕事
を乗り切ることはできない。そんな危機意識が「独走」へと向かわせたよう
だ。
しかし、民主党議員の多くは、首相の言動を「政権の延命策」と感じてい
。震災対策の責任を自民党にも負わせることで長期政権への展望を開きたい
、と思い描いているのではないかという不信感が足元に広がっている。

 紙面より
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生死の一線
過酷な環境はお年寄りや体の弱い人たちの命をたやすく奪う。
この生死の一線は、人の力で消し去ることができるはずだ。地震と津波を生き抜いた人々の命を、もうこれ以上、失わないために、私たちのできることを考えたい。

紙面より
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88年前の関東大震災は「火」、今回は「水」
時は流れても科学も技術も進歩した。だが、自然の猛威を前にした人間の小
ささは変わらない。愛しい人を亡くした人の悲しみにも、変わりのあろうは
ずがない。
亡くなった人は宮城県だけで「万」にのぼる見通しだという。市街地ばかり
でなく、各所で小集落が根こそぎ消えた。「全滅」という言葉を今回の取材
で何回聞いたことか、と被災地に入った記者が書いている。おののくような
数字の一つ一つに、空穂の歌の悲嘆があろう。記事は伝える。病気の息子を
連れ出せなかった老親。仕事から戻る夫のために、むいたリンゴを残して濁
流に消えた妻----。数字は、ただの数字ではない。
気象情報によれば、被災地は今日からいっそうの寒さに見舞われるという。
三寒四温の「三寒」がこれほど恨めしい春はない。日本全体の試練である。
物心の苦難を分かち持つ決意が私たちに要る。
紙の墓碑を思わせる東京の紙面にきのう、被災地で生まれた赤ちゃんの記事
があった。
<子どもはなおもひとつの喜び/あらゆる恐怖のただなかにさえ>
谷川俊太郎さんの詩の一節を思い浮かべた。命の微笑を、力に変えたい。

 天声人語より
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円高阻止に、日米欧介入
G7は緊急の電話会議が開かれ。東日本大震災と福島原発事故の影響による
急激な円高を阻止するため、日米欧などの通貨当局が協調して為替市場に介
入することで合意した。
昨年9月に日本が単独で円売りドル買い介入をした場合よりも、市場を動か
す効果は大きい。
協調介入は日米欧当局が協力してユーロ買いをした2000年9月以来。円高阻止
では、日米独の通貨当局が協調介入した1995年8月以来となる。

 紙面より
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救援物資どう届ける。隅々への輸送網作り
東北地方を中心に40万人以上が避難所に身を寄せるが、物資は決定的に不
足している。道路が寸断され、救援がまったく届いていない地域もある。
急がねばならないのは、かろうじて難を逃れた人々が命をつなげるよう、必
要な物資を手元に届けることだ。
戦後最悪の自然災害と言われた阪神大地震に比べても、支援の届き方は少な
く、遅い。
その規模さえいまだにはっきりしない被害の大きさに加え、原発事故も救援
の行く手に立ちはだかっている。
集落ごと津波にさらわれたという情報もあり、壊滅の言葉が誇張ではなく使
われる。街ごと消えるという事態をどう受け止めるのか。被災地のために何
ができるのか。手をつくしたい。

 社説より
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16年前の3月20日
地下鉄サリン事件。私たちは阪神大震災と毒ガステロの二つの危機を抱えた。
巨大地震・大津波と放射線。被災地は広大無辺で、原発事故は切迫した事態が続く。
今回は危機の規模は何倍も大きい。だがそれを乗り越えた経験は生きる。何倍かの努力と何倍かの知恵、そして何倍かの連帯を。

 素粒子より
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野球開催はのばすべきだ
プロ野球、甲子園の高校野球、皆さんはどう思われますか。
先送りするのが当然と思っていたのが、両方とも開催という。甲子園は今年はやめればいい。
プロ野球は1ヶ月は先送りするべきだ。
やって勇気を与えたいというのは、やりたい人の思いあがりだ。
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原発
安全なら東京に造ればいい、という議論があった。だが東京に原発はできず、そのリスクは遠い地域に委ねてきた。
いま暴れる原発から逃げる人々がいる。利便を享受してきた地域が進んで受け入れよう。

 素粒子より
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原発危機、「最悪」の回避に全力を
危機にあたって陣頭指揮をとるべきは、菅首相をおいて他にいない。
国民の生命を守ることを最優先に、東電と一体となって難局に臨んでほしい

首相は東電本店に乗り込み「あなたたちしかいない。覚悟を決めてください
」と叱咤した。国民から見れば、その言葉はそのまま政府、そして首相自身
にも当てはまる。
情報伝達の遅れなど、これまでの東電や政府の対応に不信感を募らせる国民
は多い。ここは、あらゆる当事者が心をひとつにして、危機を乗り切ること
が肝心だ。
まずは政府と東電が密接に情報を共有し、指揮命令系統を一本化する必要が
ある。すでに協力を表明しているIAEAや米国など、海外の専門家の知見
も広く求めたらどうだろう。
いま重要なことは、迅速で十分な情報の開示だ。
政府や東電はこれまで、ことあるごとに大丈夫だ、と強調してきた。国民が
パニックに陥らないよう細心の注意を払う必要はよくわかる。
しかし、「政府が何かを隠しているのでは」との疑念を招けば、かえって国
民の不安をあおりかねない。危機管理がうまくいくかどうかは、政府に対す
る国民の信頼にかかっている。
何が起きているのか、これからどんなことが想定されるるのか、備えはどう
なっているか、どう行動すべきか。
政府は事態の収拾に最善を尽くしつつ、さらに悪化した時をも想定して、対
応策の準備を同時に進める責任がある。状況の変化に応じ、さらなる避難な
どが必要であれば、的確な指示を出すことだ。
私たちの忍耐力、問題解決能力、復元力が試されている。冷静に行動しよう
。世界もそれを見守っている。

 社説より
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原発
ヘリでの水投下始まる。1台だけの高圧放水車も動け早く。
果敢な作業を世界が見ている。
水よ、怒れる核燃料を冷ませ。

 素粒子より
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リビア内戦、人道監視で流血を防げ
民間人への危害を防ぎ、戦闘から保護することが急務だ。民衆への攻撃の有
無や、数十万人ともいわれる国内避難民の居場所を確認する必要がある。
そのためには国連安保理はまず、軍事的な攻撃を伴わない人道目的の監視飛
行を受け入れさせる決議をしてはどうか。政権側も従うべきである。
これならば、安保理も一致できるのではないか。監視の結果を公開すること
は、虐殺など戦争犯罪の防止にもなる。人道監視の必要性は、湾岸戦争の後
から論じられてきた。今回はその新しいルールを作る機会になる。
カダフィ政権も国連の人道調査チームは受け入れると解党している。さらに
人道監視の飛行受け入れを要求する意味はある。国連事務総長特使に任命さ
れたハティーブ元ヨルダン外相は、政権の説得に努力してほしい。

社説より
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巨大な試練
二つの試練が眼の前にある。
狭い列島に高度な社会を築いてきた人々は、天地と折り合い生き抜く術を必ず見つける。

 素粒子より
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千年に一度は明日かもしれない
日本に住む限り、誰もが被災者になり得る。
原子力発電へのまなざしはかわりそうだ。「想定外」は言い訳になるまい。
日本の電力は3割近くを原発に頼る。福島を欠く東京電力は、きょうから地
域ごとの「輪番停電」を始めるという。悲しみの中で避難生活を強いられる
数十万の方々を思い、回り持ちの不便ぐらい喜んで引き受けたい。
(しかし、公共交通機関まで運休にさせる施策は政府もおかしいのではないか
、再検討をおねがいしたいものだ。)
あの金曜日の前後には、まさに断層のごとく、異なる日常が横たわる。震災
が分かつのは、吉凶、安否、そして生と死。所在不明者の数は千の単位で増
え、この地異がいかなる数字で歴史に刻まれるのか、見当もつかない。
いまだ事後ではなく、最中である。役場や警察、消防などの行政が丸ごと津
波にのまれ、不気味に沈黙する町が残る。
自衛隊や外国の救難チームが続々と現地入りしている。連帯に頼り、善意と
使命感にすがる日々がしばらく続く。
地震の規模はマグニチュード9.0に上方修正された。現代文明が経験した
地殻変動では、五指に入る破壊力である。来るべき東海や首都直下の大地震
では、あえて想定外を想定したい。眼前の現実に学ばねば、平穏を断たれた
人が浮かばれない。

 天声人語より
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暴れ馬
福島原発。
暴れ馬を抑えられるのかどうか。
言いたいことはしばし胸に納め、今は原発関係者の必死の努力が奏功することを祈る。

 素粒子より
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原発情報、的確に早く
原子力発電所の危機が続いている。緊急炉心冷却システムの不全、放射性物
質を含む蒸気の外部への放出、炉心溶融、建屋の爆発、海水注入、周辺の住
民の被爆。いずれも、単独でも極めて深刻な事態である。
このような非常時に、政府の最重要の使命は住民の安全確保だ。そのために
は、国民や自治体が惑わぬように、的確で素早い情報提供が必須だ。
国民に理解と協力を求めるには、正確な情報をわかりやすく、時機良く説明
することが欠かせない。フランスでは、原子力の規制当局の幹部が一貫して
、テレビで国民に対する説明役を務めるという。
福島原発では、1号機、3号機に続いて2号機も炉心溶融の危機が続いて起
きてきている。
こういう非常時にこそ、国民の信頼を集めることができる専門知識のある説
明者が必要だ。専門家による言葉で、政治の呼びかけを補強できる。
具体的な情報なしに「問題ない」「念のため」を繰り返す官房長官の談話で
は、不安が増すことを考え、受け手の側に立った説明をしてほしい。

 社説より
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想定外
想定外まで想定した多重の安全装置ではなかったか。
地震列島の沿岸に原発を並べて築いた社会の危険と脆さを痛感する。

 素粒子より
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歴史は動き始めた
本来なら「人間のための経済」であるのに、現実は「経済のための人間」と
、主客逆転している不条理。また、そのような流れの中で、利己主義、唯物
主義、刹那主義のはびこり、自然に対する畏敬の念や他に尽くす喜び、事態
に誠実に応える素直さなど、人間として最も大切な心は衰弱している。
食糧や資源エネルギー価格の高騰も市場原理とは言え、「マネー」の徹底し
た利己主義で増幅されている。地球環境の保全では、新興国も含め全体の足
並みがそろわないことは危機的である。
この転換には人間と経済の関係を元ら戻すという根本からの意識変革が必要
となるが、それなくしては21世紀の希望は開けない。動き始めた歴史の力学
を読み、先手を打つ必要がある。

 経済気象台より---瞬
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福島第一原発
3号機も冷却不全。水素爆発の危険があるという。
なぜ福島だけなのか。
疑問だ。
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つなぎ法案一部成立へ
今月末で期限が切れる税の軽減措置などを当面続けるための「つなぎ法案」
が成立する見通しになった。
国会の対立が国民の負担増を引き起こさないように、与野党が歩み寄った。
税制改正法案はこれまで、100以上の改正項目をまとめて採決することが
多かった。だが、ねじれ国会では野党が反対する項目が一つでもあれば全体
が成立しない。
そこで菅政権は野党が賛成しそうな項目だけ分離して成立させる工夫をした

ただ、菅政権が掲げた法人税の実効税率5%引き下げや、子ども手当の一部
増額の財源と見込む所得税の控除見直しなど、野党の反対が強い項目は棚上
げされ、成立のめどは立たないままだ。

 紙面より
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津波も
町が村が津波で消えた。以前、スマトラで見た同じ光景が日本に広がる。
原発では大変なことになっているようだ。
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菅首相にも違法献金
菅首相の資金管理団体が、2006年と09年に、在日韓国人系金融機関の元理事
から計104万円の献金を受けていたことが、朝日新聞の調べでわかった。
旧横浜商銀信用組合の元理事からの献金というが、我々庶民でも商銀は在日
だとわかっている。知らなかったと政治家は言うがおかしい。また、返せば
無罪だというのもうなづけない。犯罪行為をしたのだから議員辞職まで必要
なのではないか。
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週替わりの政局話し
とうとう菅首相にも違法献金問題。
16人が会派離脱。
農水政務官は辞める。
献金問題で外相が辞任。
竹島問題で衆院政倫審会長も。
続いて首相もか。

 素粒子より
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上海は雨がいい
古い街をぶち壊し、筍のようにビルが建つ。粉じんはずっと空を包んでいた
。とはいえ、まだまだ東京に及ばなかった。今は摩天楼で鳴る浦東もテレビ
塔がぽつんと工事中だった。そして16年の後、猛烈な不動産バブルに中国
は踊る。
お金は寂しがり屋だ、と言う。だから仲間の多い所へ集っていく。よって富
者はますます栄え、庶民、貧者はいっそうあえぐ。時代時代に様々な新語を
創り出す中国人だが、最近は「房奴」というのがあるそうだ。女房の奴隷で
はない。「房」とは居宅の意味で、住宅ローンで四苦八苦の人を言う。住宅
難の中で「蝸居」に暮らす人も多い。ウサギ小屋より狭いカタツムリの家も
、悲哀漂う流行語なのだという。
5日からの全国人民代表大会で、中国は第12次の「5カ年計画」を採択するそ
うだ。かって社会主義を象徴したその用語に、あらためて共産党独裁の政治
を思う。欲望全開の資本主義との「二心同体」は、この先どこへ行き着くの
か。
格差に加えて、激しいインフレも庶民を苦しめる。国を包む不安の粉じんは
、慈雨が降らねば静まるまい。民主化、富の再配分----。降らすべき雨の名
前は、はっきりしているが。

 天声人語より
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挑戦する限り老いない。
やったことがないから、なんて言わずに、とにかくやってみようとポジティ
ブに生きる。哲学者のマルチン・ブーバーは「人は創めることを忘れない限
り、いつまでも老いない」と言っています。いくつになっても前向きな気持
ちで、新しいことに取り組めば、できるんです。
常々三つのVを唱えています。
まずビジョン(vision)をしっかり持つ。そして勇気ある行動に挑戦(venture
)する。そうすると人生の勝利(victoty)が実現される。

日野原先生
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減税公約、相次いでいるが?
減税は選挙目当ての公約には都合が良い。減税に反対する市民、国民は一人
もいない。
しかし、本当に出来るのか。また、地方交付税を受けていながら、その市の
市民だけが減税されるのは国民感情から受け入れない。
他の地域で取った税金は交付税のかたちで受け取りますとは、虫のいい話し
ではないのか。
自治体間の助け合いである地方交付税制度の根幹を揺るがすことである。
減税で行政改革につなげるという主張には、住民に必要な行政サービスを先
に決め、どういう社会をつくっていくのか、借金はどう返すのか、全体のデ
ザインを示さないまま進むのは選挙目当てと言われてもしかたがない。

 紙面より
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怒るべきこと
沖縄県民だけではない。「和を持って貴しとなす」日本文化が馬鹿にされたのだ。
ただしメア氏は日本政治の負の文化を良く学んだようだ。
日本への裏切り方を教えたのは日本政治。怒りの矛先を向けるのはメア氏だけではない。

 素粒子より
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前原氏の辞任
参院予算委員会で言い訳を続け、疑惑を背負い続けることを避けたかったの
ではないか。強さ、正しさ、清新さ、潔さ、理想----。前原氏が表の場で強
調するのは、こういった「清」の価値観だ。いつも格好いい政治家でいたい
のかもしれない。
だが、そんな言葉はすっかり色あせた。脱税事件に関与した人物の関係会社
から献金を受けていた問題もある。
「ボスト菅」の有力候補でありながら、言動の危うさ、軽さは、これまでも
指摘されてきた。自民党攻撃から一転して民主党代表辞任に追い込まれた偽
メール事件、建設中止を打ち上げながら軌道修正を迫られている八ツ場ダム
への対応、迷走を重ねた尖閣沖の中国漁船衝突事件でのかじ取り----。
後先考えず突っ走り、収拾がつかないまま終わる「癖」がある。
それは、派手な政策を打ち上げても実現にこぎつけられない民主党政権のあ
りようと重なる。
経済外交の推進や日米同盟の立て直しなど、「戦略的な外交」を目指す姿勢
には期待もしていた。
だが、理想を掲げるたびに途中で倒れてしまうようでは、国のかじ取りなど
とても任せられない。
前原氏には、これまでの数々の発言を実現に近づける責任がある。

 紙面より
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永田町に生息
永田町に生息するキリギリスたちは、春からの暮らしの算段もなく政局の歌ばかりうたっている。働きアリの苦労も知らず。

 素粒子より
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首相任期についての憲法論、とってつけた理屈
枝野官房長官の記者会見を聞いていて、最近気になる発言がある。予算関連
法案の年度内成立が困難となり、与党内からも菅首相の退陣と引き換えに成
立を探る声が出ていることに、枝野氏は「首相は憲法に基づき、残りの2年
半あまりの任期を与えられている」とかわしている点だ。退陣論を否定する
たびに、「憲法上の首相の任期」を持ち出している。
弁護士出身の枝野氏らしい理屈だ。しかし、憲法は衆院議員の任期を4年、
参議院議員の任期を6年と定めているが、首相の任期までは定めてはいない

ある憲法学者が解説してくれた。首相は国会の議決で国会議員が指名し、衆
参で議決が異なった場合は衆院の議決が優先される。このため、「『国会議
員の信任がある限り首相でいられる』が正確な表現」という。
仮に解散・総選挙になっても、再び国会議員の信任を得れば首相が交代する
必要はない。枝野氏の発言は、信を得る自信のない首相を守るため、とって
つけたような理屈に聞こえる。

 政策ウオッチより---倉重奈苗
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中国問題
報道官のきつい顔が印象的。菜莉花革命封じ込めには外国人記者の連行も辞さず。
11%の成長でも幸福感は6%。
いくつもの顔を持つ隣国。

 素粒子より
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菅首相なぜか元気
厳しい政権運営を迫られているのに、元気だ。2011年度予算関連法案は成立
の見通しが立たず、支持率低迷で民主党内からも退陣要求が相次ぐ。それで
も、本人の政権維持への意欲は強く、高揚感すら漂わせている。
首相が自信を見せる理由について、周辺は「首相は、民主党内に『ポスト菅
』がいないのが強みだと思っている」と語る。予算関連法案の審議が停滞し
たままなら、国民の批判は野党に向くはずだという思いもある。
首相のこれまでの政治生活は、策略を練るよりその場をしのいで成功してき
た。今回も『なんとかなる』と思っているのでは」
こんな状況に、政務三役の一人は「この先、民主党政権はどうなってしまう
のだろうか」

 紙面より
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近年乳がんになる女性が増えた。
食生活や生活習慣の欧米化により、エストロゲンという女性ホルモンの分泌
が増加したことが原因という説が有力です。
乳がんになる人は30代から40代にかけて急増し、最もなりやすいのは40代後
半の女性といわれています。壮年期の女性ががんで亡くなる場合、一番多い
のが乳がんです。「閉経後は大丈夫」「50歳すぎたら乳がんにならない」と
いう説はあてになりません。一方、まだ20代の若い女性も安心は出来ません
。各自が早期発見法を身につけるべきです。月に1回は自分で乳房に指をあ
てて、しこりがあるかないかを調べる自己チェックをぜひともやってほしい
のです。
鏡の前で裸になって立ち、左右の乳房の位置や形に違いはないかを見たあと、
指先でしこりの有無をチェックするのです。生理が始まって1週間後の頃が最
適です。
病院など専門機関での定期検診は20代から受けても早すぎることはありませ
ん。超音波検査(エコー)か乳房のレントゲン撮影(マンモグラフィー)の
いずれかをできれば年に1回、少なくとも2年に1回はぜひ受けることを勧め
ます。
今のところ、よい予防法はないので、早期に発見することが最善の方法なの
です。
指ではしこりがわからないごく初期のものでも、X線や超音波の検査で発見
されることがあります。こうした初期乳がんは、早く治療すれば90%以上の
人が治癒しています。
昔の治療法では、乳房全体を切り取り、傷が残ることが多かったのですが、
今では乳房を保存する技術も進んでいます。
乳がんは早期発見が何より大切だということから、「乳房健康研究会」が結
成され、乳がんのことを知ってもらう活動をしています。
http://www.breastcare.jpです。

 私の証あるがまゝ行く----日野原先生
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いまこそ「正義」の話をしよう
「富」を増やすことが人々の福祉の増大につながると楽観的に考えられてい
た時代があった。その教訓から、失業や貧困、格差拡大で社会の底が抜けな
てための工夫として、富を公正に再配分する税や社会保障の制度が整えられ
てきた。
だが、人々が「公正」と考える中身はそれぞれだ。自由などの個人の権利の
尊重を求める人もいれば、平等や、地域などの共同体で受け継がれてきた美
徳、「善き生活」を実現することと考える人もいる。
こうした様々な価値観や社会観を包み込んだ制度を作ることが必要だったの
に、日本は経済成長頼みや当面当座の帳尻合わせでやってきた。
その結果、自営業者らの年金や医療を支えることが目的になった「基礎年金
」や「後期高齢者医療制度」のように、原点がよくわからない制度が乱立す
る。
ここらで、社会保障や税の「正義」を議論し、改革の方向を決める時ではな
いか。「ハーバード白熱教室」のマイケル・サンデル教授なら政治家にどう
問いかけるだろう。
「ナオト、君がいう『最小不幸社会』は、最も貧しい層や弱者を優先して考
えるのが公正だと思うからだろう。それなら他人の考えを丸のみしようなど
と思わないで堂々と最低保障年金を主張すべきじゃないか」
「サダカズも『絆』と言っていたのじゃなかったかい。地域や社会での支え
合いは薄れている。それに代わる絆を実現するのは何だろう」
「シンジロウ、君のお父さんは働いていない会社が保険料を払っていたのが
ばれても『人生いろいろ』と言っていたし、君のような若い世代の中には公
的年金はいらないという人もいる。けれど、考えてみてほしい。我々は地域
や国家などの共同体からさまざまな遺産や伝統を受け継いでいる存在だ。
個人の自由も大事だが、家族や仲間に特別の責務を持つと考えるべきじゃな
いだろうか」
社会保障や税の正義が合意されてこそ、多くの人が負担増もいとわなくなる
。現実利害の調整だけじゃなく、正義を論じることは古来から政治家の重要
な役割だったはずだ。

 記者有論より----西井泰之
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この春は
値上げの季節。コーヒー、小麦、食用油-----。
異常気象と需要と投機。
世界の食料価格は08年の最高値を超えた。

 素粒子より
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高橋是清に何を学ぶか
身の回りを見渡せば、あのころと似た情景が広がる。自らの負担以上の財政
支出を享受し、社会保障や教育、道や橋などの社会資本の整備に費やしてき
た。軍事費と民生費とを同列にはできないが、財源の裏打ちなき出費は無責
任のそしりを免れない。
国の借金は名目国内総生産の2倍近い900兆円まで積み上がった。将来の
インフレや増税の種をまいたに等しい。さらに深刻なのは、財政の惨状を全
身全霊で改めていこうという為政者の長い長い不在である。権力をめぐる争
いこそが政治家たちの主戦場との観すら呈している。
与野党の隔てを超えて「国民の暮らしを守る」と言う。では問いたい。これ
だけ借金を積み上げて守れるのか。とりわけ子や孫の未来を、と。
守るためにはどうすべきか。国の財力の範囲に歳出を抑え、どうしても必要
な歳出があるなら、国民を説得し、それに見合う負担を求めることだ。
世界に例のない速さで高齢化が進む日本で、社会保障は最重要課題である。
その財源を優先しつつ、負担を国民に求め、他のムダや我慢すべき政策は徹
底してそぎ落とす。
そうやって国民のいまと未来を命がけで守る。いまも昔も、責任ある為政者
の使命というものだ。
庶民たちは、だれが自分たちの味方か、よく分っていた。

 社説より
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近年乳がんになる女性が増えた。
食生活や生活習慣の欧米化により、エストロゲンという女性ホルモンの分泌
が増加したことが原因という説が有力です。
乳がんになる人は30代から40代にかけて急増し、最もなりやすいのは40代後
半の女性といわれています。壮年期の女性ががんで亡くなる場合、一番多い
のが乳がんです。「閉経後は大丈夫」「50歳すぎたら乳がんにならない」と
いう説はあてになりません。一方、まだ20代の若い女性も安心は出来ません
。各自が早期発見法を身につけるべきです。月に1回は自分で乳房に指をあ
てて、しこりがあるかないかを調べる自己チェックをぜひともやってほしい
のです。
鏡の前で裸になって立ち、左右の乳房の位置や形に違いはないかを見たあと、
指先でしこりの有無をチェックするのです。生理が始まって1週間後の頃が最
適です。
病院など専門機関での定期検診は20代から受けても早すぎることはありませ
ん。超音波検査(エコー)か乳房のレントゲン撮影(マンモグラフィー)の
いずれかをできれば年に1回、少なくとも2年に1回はぜひ受けることを勧め
ます。
今のところ、よい予防法はないので、早期に発見することが最善の方法なの
です。
指ではしこりがわからないごく初期のものでも、X線や超音波の検査で発見
されることがあります。こうした初期乳がんは、早く治療すれば90%以上の
人が治癒しています。
昔の治療法では、乳房全体を切り取り、傷が残ることが多かったのですが、
今では乳房を保存する技術も進んでいます。
乳がんは早期発見が何より大切だということから、「乳房健康研究会」が結
成され、乳がんのことを知ってもらう活動をしています。
http://www.breastcare.jpです。

 私の証あるがまゝ行く----日野原先生
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糸口探れ
4月の統一地方選では、減税を掲げる政党が躍進しそうな勢いだ。衆院選で
無党派層の受け皿となり、国会でキャスチングボードを握れば、消費増税ど
ころではなく、財政悪化に拍車をかける。
まず、マニフェストの全面的な見直しを早急に進め、自民・公明両党との話
し合いの糸口を探るべきだ。問題は、それを成し遂げる力が首相にどこまで
残っているかだ。力が尽きた場合は衆院を解散して国民に真を問うか、退陣
するしかない。
菅氏と小沢氏が戦った昨秋の民主党代表選後、私は「党内対立がもとで菅政
権も行き詰まれば、政権交代を選んだ昨年夏の民意は無駄遣いに終わってし
まう」と書いた。
その感は深まるばかりだ。

 紙面より---渡辺 勉
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救助活動打ち切り
NZ政府が捜索打ち切り。日本の援助隊もつらい日々だったろう。遅々として進まぬ身元確認。日本流との違いを感じる。

素粒子より
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中国労働事情の様変わり
沿岸部の工場や建設現場などで働く労働者が、休み中に故郷で新しい仕事を
みつけ、旧正月が明けても帰ってこないという現象が拡大している。
多少の待遇格差であれば親元を遠く離れた都会ではなく地元で働きたいとい
う心情に、内陸部の経済発展により比較的待遇の良い仕事が内陸部でも増え
てきたことが重なったことが要因である。
こうした事態に企業側も手をこまぬいているわけではない。
規定を超える賃上げや宿舎と食事の無償提供といった待遇面での改善をはじ
め、帰郷先まで送迎バスを運行したり、旧正月明けに豪華な景品が当たる福
引大会を催したりしてUターンを促す企業もあるという。
GDPで日本を抜き世界第2位の経済大国になった中国だが、その強みであ
る豊富で比較的安価な労働力に黄信号がともっている。
今後中国がどう対処していくのか、衣料品や電気製品をはじめ中国生産に大
きく依存する日本企業にとっても無視できない問題である。

 経済気象台より---H
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サクラ
小さな公園に1本だけある河津桜が満開。
他に先駆けて独り咲き、春が来るころには散っている。
孤高の人を見るようだ。

 素粒子より
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入試問題投稿
京大での入試問題の一部が試験中にインターネット上の掲示板に投稿されて
いた問題で、府警に被害届を提出。府警は不正な行為によって、入試業務を
妨害した偽計業務妨害の疑いもあるとみて、投稿者の特定を進める。
文部大臣は「入試の公平性、信頼性を著しく損なうもので、誠に遺憾。許さ
れるものではない」と話した。
また、「携帯電話を試験会場に持ち込む是非も含めて考えていかないといけ
ない」とも言及。

 紙面より
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ネットの向こう
「いいね!」の集中が何かを生むのか。どこかの誰かのベストアンサーは真偽も問われず独り歩きする。どうも危うい光景。

 素粒子より
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減税=経済拡大は錯覚だ
減税を実施すれば、不足する財源は議員報酬の削減だけでは到底足りず、公
共サービスを減らすかない。したがって、この政策の是非は、サービス減を
補うだけの経済拡大があるかどうかにかかっている。
しかし、減税では経済は拡大しない。理由は次の通りだ。
これまで1億円だった税負担を7千万円に減らすとしよう。
人々は3千万円助かるが、公共支出も3千万円減らさざるを得ない。公共支
出の削減が、介護や教育などの公共サービスで行われるなら、そこで働く人
たちへの給与支払いも減る。つまり3千万円は、公共サービスで働く人から
納税者への再配分である。これでは、市民全体が使えるお金の総計は変わら
ないから需要も増えず、経済は拡大しない。介護や教育のサービスが減るだ
けである。
支出削減が社会保障費などの各種補助金を対象にするなら、補助金を受けて
いた人から納税者への単なる再配分であり、これでも経済は拡大しない。
公共事業削減なら、コンクリート代が減るだけで、人への支払いは減らない
と思うかもしれない。しかし、コンクリート代とは砂利や石灰石を掘った人
への給与である。つまり、人件費でも材料費でも、削減すればすべてが誰か
が受け取る金額の減少をもたらす。
このように、減税すればその分財政支出が減って、人々の収入が減る。反対
に公共サービスを増やして給与を払えば、それに充てる増税で納税者の負担
を増やす。いずれにしてもお金は増えず、再配分だけである。
それなら、公共サービスが滞京された方がよい。
公共サービスの効果はこれだけではない。雇用の拡大でデフレと雇用不安が
軽減され、消費が刺激される。その結果、所得も増え、経済が拡大して新た
な税収も生まれる。このとき、経済拡大の要因は人々にお金を渡すからでは
ない。雇用拡大で消費を刺激するからであり、所得が増えるのはその結果だ
。減税なら、サービスも雇用も何も生まないから、所得も増えない。

 ザ・コラムより----小野善康
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