2010年09月の記事


天声人語の9月の言葉より
コーラン焼却で宗教間の緊張が高まる中、国連の潘事務総長が「自分と異なる人を悪くいう人に立ち向かおう。本を燃やした炎で未来は照らせない」。多様性の内にこそ、私たちの明日は宿る。
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早急にチャンネル確立を
船長釈放後の中国の態度を見ていると、日中関係運営の難しさを今更ながら
感じる。尖閣は日本が実効支配しており、日本に譲歩の余地はない。船長釈
放も国内的には「弱腰」と言う批判がなされているが、尖閣に対する日本の
国際法上の立場が傷ついているわけではない。しかしながら今回の事件は、
相互依存関係がかくも深化しているのに、危機を回避する協議が出来なかっ
たことを露呈した。
今後、日中間でなされなければいけないのは、早急にハイレベルでのコミュ
ニケーションのチャンネルを確立することだ。両国が一方的措置をエスカレ
ートさせる事態だけは回避しなければならない。
東アジアは世界の成長センターであり、その安定は世界全体の繁栄につなが
る。日中関係が不安定であることは地域の発展を大きく阻害する。
両国が国内だけを見るのではなく、日中関係の危機回避は、東アジア地域に
対する日中の共同責任だという共通の意識で問題に取り組まねばならない。
双方が感情に走らないで大国の責任を果たすことを切に願いたい。

 元外務審議官--田中均
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日本の農業
日本の農業
日本のコメ価格が下がれば、コメ輸出も展望しやすくなる。安全性と食味で
定評のある日本のコメは、中国をはじめとするアジアのコメ消費地向けの有
望な輸出品になりうる。
現在の戸別補償制度には、重大な欠陥がある。いまだに米価維持を前提とす
る減反政策を続けていることだ。また、所得補償の対象を零細農家も含む全
販売農家に広げたことが、大規模生産者への農地集約の生涯となっている。
これらの課題を克服し、「安いコメ」でも発展できる農業への扉を開くべき
ときが訪れている。

 社説より
私見--農地の集約は零細農家の考えが誰も評論家には理解できていない。ま
た戸別補償制度にも零細農家のほとんどは加入していないのではないか。
制度そのものに零細農家は賛成していないのである。
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日本は遅れているのか、それとも進んでいるのか
冷戦時代の残滓があり、隣国は帝国主義のような領土欲をむき出しに。さらには近世の絶対君主制のように権力を息子に譲り渡そうととする指導者までも。
民主国家としてやっと政権交代を実現した一方で、少子高齢化や経済の低迷では世界の先頭に。

 素粒子より
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天声人語より
政治経済ばかりか、この国は司法までが外圧で動く。尖閣諸島沖の衝突事件
で、中国人船長が処分保留のまま釈放された。
日本に行くな、日本製品は買うなとの呼びかけもあった。河北省では邦人4
人が軍事施設を撮影したとして連行され、両国のいさかいは経済や生身の人
間を巻き込み始めていた。合理性で動く経済を、資源や「13億人市場」を頼
んでねじ曲げ、恫喝に用いる発想は怖い。法治ならぬ人治の国、しかも一党
独裁で思うがままだから始末が悪い。下手に譲れば増長する。国際社会の常
識が通じにくい「見習い大国」に経済の多くを頼り、国の生命線を握られる
危うさを思う。
中国は早速、謝罪と賠償を求めてきた。困ったものだが、一緒に熱くなって
もいいことはない。了解の平穏に体を張る海保職員の苦渋を分かち合い、外
交の甘さを検証したい。船長のVサインをこらえ、度し難い画竜、いや巨竜
とのつき合い方を皆で考える時だ。
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円買い優勢84円前半
米国の追加金融緩和観測を背景に円買いドル売りが優勢となり、対ドルで94円前半まで上昇した。
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甘い外交、民主党政権のパイプのなさ露呈
このタイミングで釈放を発表した判断には疑問が残る。圧力をかければ日本
は折れるという印象を中国側に与えた可能性がある。
判断するならもっと前に同じ判断をして影響を小さくできたはずだとの思い
は強い。民主党政権は、ちゅうごくへの根回しやパイプの乏しさを露呈した
と言わざるを得ない。政治主導を掲げているが、外務省など関係省庁との連
携が十分行なわれていたのかどうか。検証する必要がある。
そもそも菅政権は最初に船長逮捕に踏み切った時、その後の中国側の出方や
最終的な着地点を描けていたのか。
船長の拘留を延長した判断も含め、民主党外交の甘さがでた。
何より民主党政権に欠けているのは事態がこじれる前に率直な意思疎通がで
きるような政治家同士のパイプた゜。急いで構築しなければならない。
今回の問題で国際社会は結果として「領土問題」と認知し、同時に中国はこ
れを大きくアピールした。
昨年の政権交代は本当によかったのだろうか。最近の政府の対応を見ている
と日本の将来を託せないのではないかと思われてしまう。

 紙面より
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外からも敬意を持って「魅力ある国だ」と素直に思われるような日本創りを志向する]
ことは、目先の打開策を講ずる以上に重要な課題である
「魅力ある日本」を考えるとき、三つのポイントがあるように思う。
一つ目は、
長きにわたって日本人自身が培ってきた「日本の良さ」を再確認し、より
確かなものにすることである。世界に秀でた豊かな自然と調和した社会、
人々が法と制度を順守し秩序が維持された安定した社会、充実した社会保
障制度、不条理な格差の少ない社会などが挙げられよう。
二つ目は、
急激なグローバル化、情報化、市場化の波に適切に対応し、「安心、安全
、充実」した社会のシステムを構築していくことだ。急激な波は社会を合
理的で利便性の高いものに変えた。ITを使えばたいていの情報は即座に
入手でき、地道な苦労をすることなく欲しいものを手に入れるチャンスが
増大した。しかし、他方ではむきだしの成果主義、拝金主義、競争社会、
格差社会を生み出した。合理性や利便性を保ちつつ、1点目に挙げたよう
な社会をどう構築するか、これからの課題だと思う。
そのためにこそ、
三つ目に
「魅力ある日本人」をどう育て、日本に住む外国籍の人々とともに「魅力
ある地域社会」をどう創っていくのかという点が課題となる。
そこで最も大切にしたいのは「人間性」の育成だ。金があれば何でもでき
るといった風潮の「ホリエモン現象」、欲望むき出しの「メル友ネット」
の広がり、電車の優先席さえ老人に譲ろうとしない思いやりのなさ。
人間の「品格」が改めて問われる時代である。「国や郷土を愛する心」を
育てることはもちろん大切だが、それはまず「人を愛する心」があって初
めて成り立つ。そうした心を持っていれば、戦争被害の傷を今も感じてい
る相手国への「配慮」も自ずとなされていくだろう。

 早稲田大学教授・天児 慧
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長妻さんの「年金問題」攻め一転、守りで立ち往生
攻めやすく、守りにくい。そんな課題の最たるものが年金問題だと、「ミス
ター年金」こと長妻氏が厚生労働相を務めた1年を見てきて、つくづく思っ
た。
「宙に浮いた年金記録」や保険料納付率の低下など、給付に直結する年金問
題は国民感情に訴えやすく、政府・与党を追及する旗印にもってこいだ。
民主党が政権交代を実現した原動力にもなった。
だが、いざ守りにつくと、これほど難しい問題もない。記録問題の被害者を
幅広く救おうとすれば、不正な請求の排除が難しい。納付率を急上昇させる
妙薬はなく、新年金制度の協議も野党にそっぽを向かれたら立ち往生だ。
新たな記録回復基準を設けるなどの実績は残した。だが、宙に浮いた記録だ
けで5千万件あった実情では地道に対策を進めるしかなく、長妻氏が精彩を
欠く一因にもなった。これも、「記録被害者の一括補償」など選挙向けに派
手で安易な政策をアピールしたツケだ。
民主党のマニフェストはすべてこの調子で、選挙民を愚弄した。

 紙面より
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船長釈放
なせ、この時期なのか。政府の対応がおかしいのではないか?
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追い出し3点セット
民主党の政策に「日本企業追い出し3点セット」というのがあるそうだ。「高い法人税」「厳しい労働規制」「CO2 25%削減目標」だ。
最近これに「円高を許す為替政策」を加え、4点セットともいわれる。

 紙面より
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我慢するより需要をつくれ
日本は深刻な不況に直面し、財政赤字と円高に悩んでいる。赤字拡大で国債
不安が広がる。企業が頑張ろうにも物が売れないから、雇用も減って若者も
中年も就職難である。雇用不安は人々の消費をさらに抑える。
仕方がないから企業は海外に販路を求め、輸出攻勢をかけて経済収支は黒字
だ。だが、それで対外資産が積み上がるから、円高を招いて苦しんでいる。
考えてみれば皮肉な状況である。一方で貧困層が膨らみ必需品すら満足に買
えず、保育も介護も救急医療も不足しているのに、他方で人が余っている。
問題はせっかくある労働力を使い切れていないことにある。
日本は高い技術と十分な資本を蓄え巨大な供給力を持っているから、党動力
をすべて使えば、十分に豊かで安心な生活を送ることができる。それなのに
お金の倹約ばかりを考え、労働力を生かせていない。
縮小均衡の呪縛を解くのに何から始めるべきか。国民の喜ぶ分野で雇用を拡
大すればよい。
雇用創出の効果は、その分野で新たな商品やサービスを提供できることにと
どまらない。需給ギャップの縮小でデフレが止まるから、買い控えが収まっ
て消費が増える。雇用不安の解消も消費を刺激する。お金への執着で止まっ
ていた経済活動を普通の動きに戻すのである。
需要と雇用が増えれば税収も増え、財政健全化につながる。こうして、国民
の生活の質の向上、経済の拡大、財政の改善が一体的に実現する。輸入も増
えるから円高も収まる。

 ザ・コラムより---大阪大教授 小野善康
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天声人語より
人間というものは、善良さの水準を保つことはできるが、悪の水準を一定に保つことはできない。悪の道はただ下る一方だ。
----ブラウン神父
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強い菅政治へ進化の時
菅氏の「弱さ」が見えた。菅氏は公約で国家公務員の給与について「人事院
勧告を上回る削減をめざす」と明記した。ところが、テレビ討論などではこ
の問題に触れることを避けた。大幅削減に反対する労組に気兼ねしたからだ
。消費税率についても、菅氏は「引き上げ」を口にしながら、批判が出ると
あっさり引っ込めてしまった。
方針を打ち出した以上は徹底して主張し、実現する。市民運動出身の菅氏に
とって政権という大組織を切り盛りすることは難しい作業かもしれないが、
民主党が真の政権政党に脱皮するために越えなくてはならない第1ハードル
である。菅氏の奮起が求められるだけでなく、政権を支える人材を育てるこ
とも急務だ。
民主党内では、小沢氏に投票した200人という「巨大な反主流派」を抱える
。ねじれ国会では、野党が攻勢を強める。
予算案や法案の審議で、自民党とはいずれ交渉の場を持たなければならない
。ならばいっそのこと、自民党と一緒に景気対策の補正予算案作りを進めて
はどうか。それがまさに政治主導の政策決定だ。

 紙面より---星 浩
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NYダウ続伸
今後の金融緩和拡大の用意が示されたひとを受けて、ダウ工業株は前日比7.41㌦高の1万0761.03㌦で取引を終えた。日本の東証はもみ合い。
ドルが売られ、安全資産とされる金に投資資金が流れ、ニューヨークの金相場は市場最高値を更新。
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副大臣・政務官に小沢氏側も登用
菅首相は改造内閣の副大臣・政務官人事を内定。閣僚人事では、代表選で対
立した小沢氏の議員グループからの起用はゼロだったが、副大臣・政務官に
は小沢氏側近らを相次いで登用し、「挙党態勢」への配慮をにじませた。
首相に批判的な議員からは「小沢系を副大臣、政務官に取り込んで身動きで
きなくする作戦ではないか」などの声も出ている。

 紙面より
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大阪地検が押収資料改ざん
郵便割引制度を悪用した偽の証明書発行事件で、大阪地検特捜部の主任検事が、押収したフロッピーディスクのデーター改ざんした疑いがあるという。
市民は何を信用したらよいのか、ますます分らない世の中になってきた思いだ。
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菅改造内閣
「手堅さ」優先の布陣といえる。
この判断の背景には、政権交代後の迷走に次ぐ迷走がある。
第一に、首相も政務三役も政権運営に不慣れだった。
第二に、独断専行を政治主導だと誤解した政治家が少なからずいた。
第三に、各省庁間の利害を調整し、決定する仕組みが機能しなかった。
そんな未熟さゆえに、昨年暮れの予算編成では小沢元幹事長の腕力に頼らざ
るを得なくなった。過ちを繰り返すわけにはいかない。少なからぬ閣僚の留
任や持ち上がりは、現実的な選択だったかもしれない。
予算編成をこなし、ねじれ国会をどう乗り切るか。最も急ぐべきなのは、政
治主導の立て直しである。
政治主導とは官僚を遠ざけることではない。各省の官僚の意見に耳を傾けた
上で、民間からも広く意見を聞き、政策提案の回路を開く。様々な選択肢の
中から、首相や閣僚が責任を持って決定する。独断ではなく、あらゆる力を
活用することが要諦である。
政権内の総合調整機能を強めつつ、意思決定の二元化と透明化を急ぎ整え直
さなければならない。この不備が鳩山前政権の失敗をもたらした。
最後は首相が決断するにせよ、あれもこれも抱え込めはしない。
人事の成否は、固めた陣容をどう運用するかにかかっている。

 社説より
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老いを遅らせるには--心がけが大切
「アンチエイジング」という言葉が注目を集めている。アンチエイジングと
は、できる限り老いを遅らせて若さを保とうという試みだ。
若さ、アンチエイジングというと、スキンケアやサプリメントなどを思い浮
かべる人は多いが、一番大切なのは「気持ち」だ。やりたいことをやること
。無理をし過ぎないことを心掛けると良い。自分を責めないで、いい加減に
、気ままに生活することがお薦めだという。
また、適度な緊張感、ストレスも刺激につながる。ある程度の年齢を過ぎた
ら仕事をしないで家の中で閉じこもっている人は少なくない。だが、ボラン
ティアでも良いので「誰かの役に立っている」という実感を感じられること
を意識的に行うことが大切だ。
そして「きれいになりたい」と願い、行動を起こすことは、世界を広げ自分
を内面からも輝かせる。
たばこと紫外線はなるべく避けよう。特にたばこは肌に悪く、体の循環に悪
影響を与える。
アンチエイジング5カ条
◆いくつになっても男と女
  「美しさ」に磨きをかけよう
◆肌の若返りは心の若返り
   メークアップは外見、心も若返らせる
◆バランスの良い食事と適度な運動
   アンチエイジングの効果は食事と運動が9割
◆よく笑い、よく話し、よくかむ
   笑いは免疫力を高め、かむことは脳の活性化になる
◆長生きこそ最大の誇り
   いくつになっても積極的に社会貢献を
 
 北里大名誉教授・塩谷信幸
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見習い期間はもう過ぎた
民主党は準備不足からのスタートだった。鳩山政権で日米安保の現実を、菅
政権で消費税の重みを、党代表選で政権運営の難しさを、それぞれに知ると
いうふうに学習しながら、この1年を進んできた。
この寛大な1年を与えられたのは、国民がよりまともな政治を切実に求めた
故だ。
しかし昨今の世界情勢、経済情勢を考えれば、これ以上の見習いは長すぎる
。一日も早く挙党態勢を築くことこそ、政権党の責務だ。
泥仕合の権力闘争をした後だけに融和は容易ではない。しかし、党内対立が
もとで菅政権も行き詰まれば、政権交代を選んだ昨年夏の民意は無駄遣いに
終わってしまう。

 紙面より
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人生の目的意識と死亡率
人生に対する目的意識の高い高齢者の方が長生きするという研究が報告され
ている。
人生の目的意識に関するテストは
1、私は人生に方向性と目的の感覚を持っている。
2、私は将来の計画を立て、それを実現させるために働くことを楽しむ。
3、人生を目的なしにさまよう人もいるが、私はそうした人々の1人ではな
い。
4、私は人生でなすべきことをすべて行なったように感じることがある。
など10項目からなる。
各質問への回答を5段階の選択肢から選び、合計点を質問数で割って一人ず
つ平均点を出した。平均点は3.7点だった。
その結果、人生の目的意識に関する5点満点の点数が下位10%の人と比べ、上
位10%の人では、死亡率が43%も低かった。
人生の目的意識に関するテストは、ナチの収容所を生き延びた精神科医ヴィ
クトール・フランクルの思想などに由来する。彼の思想とは、極度の逆境下
でも人生を意味あるものとするのは可能であり、人生に対する目的意識を持
つことが、心理的健康を維持する上で本質的である、とするものだという。

 やさしい医学リポートより---東北大教授・坪野吉孝
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政府・日銀をただす
円高対策に政府・日銀がようやく重い腰をあげた。しかし遅きに失し、工夫
にかける。この間の優柔不断、無能無策ぶりは目に余るものがある。民間で
はあり得ないことだ。
業績が悪化した時、迅速有効な対策の打てない経営者は退陣あるのみだ。「
打つ手が限られている」などと口走ろうものなら物笑いの種になることは間
違いない。国の経営も同じことだ。「効果ある対策がうてない」政府・日銀
は何らかの責任を取るべきである。
政府・日銀が自らの無能失政の責任を取ったことは、寡聞にして聞いたこと
がない。彼らの長きにわたる「無為」の根拠は企業業績は悪くない、という
ところにあったようだ。言語道断である。
敢て言う。目標は1㌦=100円。
この目標に向け早急に施策がうてないのなら何のための存在か。政府・日銀
の責任が問われても仕方がないであろう。日銀や官僚の独立性が保障されて
いるのは政策実行のためだ。自らの無策無能を覆い隠すためではない。

 経済気象台より---可軒
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お布施の目安のHP削除
仏教会の反発で削除された。
お布施は僧侶への『ギャラ」のように表示されたとか、戒名を売買している印象を与えている』と申し入れ。
私見、お布施は本来家庭の経済力、家柄で決まるものだと思うが、昨今の僧侶は一律いくらだといって要求する。また戒名(禅宗)は家柄、経済力に関係なく、上位の戒名をつけたがる。本願寺系では、院号を付けたらと勧める。これも収めるお金の何割かが手元にのこるからだ。
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北朝鮮の問題
カーター氏訪朝でいろんなことが、明らかに。
ションウン氏への権力継承が西側のうわさだとか。総書記の招待だったとか。米朝枠組み合意を復活させる手助けを依頼したとか。
何がなんだか分らない国だ。
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民主党の沖縄対策
普天間の危険除去のためにも、日本の抑止力維持のためにも、どうしても辺
野古移設が必要だというなら、そのことを正面から沖縄に問いかけ、少しで
も理解を広げる努力をしなければならないが、そうした汗をかいているよう
には見えない。ただ知事選の結果待ちというのでは、無責任すぎる。
日米合意の実現が難しい。政府与党あげて知恵を絞り、取り組む必要がある
。政府と沖縄県の公式の対話の場である沖縄政策協議会がようやく再開され
た。政府にとっては沖縄との信頼関係を築き直す重要な舞台だ。
2011年度末に期限が切れる焼き縄振興特別措置法に代わる新法も協議の対象
となる。基地の負担軽減はもちろんだが、基地に依存しない自立した経済を
どうつくるか、雪縄の将来ビジョンを描いてほしい。
信頼回復は言葉だけではできない。

 紙面より
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民主党に望むこと
政権交代1年。高度成長のような豊漁の秋を望んでいるわけではない。ささやかでも日本に住む幸せが感じられる政治を期待する。
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ゴルディアスの結び目
民主党の代表選で、小沢氏への支持の裏には、英雄待望論があったとされる
。閉塞感を突き破る腕っ節への期待である。
菅首相の勝利は、カリスマを頼むより、民意をふまえた、良識的な選択だろ
う。国会議員の票でも菅さんが競い勝った。党員・サポーター票の差は歴然
だった。ものごとの道理を筋目と言い、文目とも言う。わずか3カ月前に選
んだ首相を、党の事情だけで代える理非への、しがらみのない判断が示され
たといえる。
戦い終えて、首相は「ノーサイド」を宣言した。だが英国の文人ブレイクに
「敵は許す方が、友を許すより簡単である」の箴言がある。内輪のガチンコ
勝負、しこりは消えにくかろう。小沢さんの「壊し屋」の横顔が気になると
ころだ。
当面の注目は人事となろうが、ひとつの時代が終わり、新しい時代を作りあ
ぐねる日本である。問題の結び目は固く、複雑だ。1人の剛腕ではなく、首
相の言う全議員による「412人内閣」に、希望をつなぎとめてみる。

 天声人語より
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代表選が終わってやっと為替介入
82円台まで急騰した円。代表選にあけくれて、政策をしなかった民主党やっと為替介入に踏み切った。円は84円半ばまで急落。
政治空白の責任はどうとるのだ。
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内需基盤の拡大
中期的な内需基盤の拡大には、国内雇用の安定的拡大や国民所得水準の上昇
が不可欠。補助金の一時的効果が持つ意義は大きいが、内需基盤拡大につな
がる効果的経済政策が打たれなかったのは、政治の責任である。かくして、
内需基盤の拡大は先送りされ、産業界の外需依存は続くが、いつまで許され
るかは疑問だ。

 経済気象台より---窯
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民主党代表選菅氏に決まる。
党員、サポーターの民意で菅氏が選ばれた。議員は何を考えいるのか。民意を代表しているのではないのか。
口先の話が多すぎる。
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追加経済対策
それにしても、なぜ景気対策が必要になったのか。菅政権は参院選の敗北で
政策の推進力を低下させ、民主党代表選への対応に追われている。円高は、
そういう政治の弱みが市場からつけこまれたという側面もある。
首相が次々と代わる日本の政治は、海外から奇異に見られている。そのこと
をかんがえれば、代表選が終わりしだい、すみやかに政策の方向性を定めて
実行する姿を内外に見せることこそ最大の景気対策といえる。

 社説より
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名護市議選は当然の結果に
移設反対派が過半数14を2議席上回る16人が当選した。稲嶺氏側が過半数を占めたことで移設は一層困難に。原因を作った当人はロシアへ。のんきなことである。
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大阪地検の問題
検察捜査のゆがんだ姿が、大阪地裁の判決に映し出された。郵便割引制度を
めぐって偽りの証明書発行を指示した、というのが厚労省の元局長、村木厚
子さんの罪状だった。判決はそれを明快に退け、無罪を告げた。検察は、事
件が「創作」だったと言われたに等しい。村木さんの部下だった被告らから
供述をしぼり出し、自作の筋書きに都合よく添い寝させる。あきれたプロの
技である。その果ての、まれにみる完敗は、検察史の大きな汚点として刻印
されよう。密室で虚構を繰り返す検事に、「魔術をかけられそうな怖さがあ
った」と、否認を貫いた村木さんは振り返る。力関係は絶対だ。並の人だっ
たら検事の描くストーリーに身を沈めていたかも知れない。文字どおりのキ
ャリアウーマンで、逮捕された去年6月、舛添厚労相は「働く女性にとって
希望の星だった」と語っていた。ひとりの人間が人生をかけて得た輝きを、
理不尽に射落としたのである。鏡の中の曲がったつらを深く恥じて、検察は
もう手を引くべきだ。

 天声人語より
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外からも敬意を持って「魅力ある国だ」と素直に思われるような日本創りを志向する]
ことは、目先の打開策を講ずる以上に重要な課題である
「魅力ある日本」を考えるとき、三つのポイントがあるように思う。
一つ目は、
長きにわたって日本人自身が培ってきた「日本の良さ」を再確認し、より
確かなものにすることである。世界に秀でた豊かな自然と調和した社会、
人々が法と制度を順守し秩序が維持された安定した社会、充実した社会保
障制度、不条理な格差の少ない社会などが挙げられよう。
二つ目は、
急激なグローバル化、情報化、市場化の波に適切に対応し、「安心、安全
、充実」した社会のシステムを構築していくことだ。急激な波は社会を合
理的で利便性の高いものに変えた。ITを使えばたいていの情報は即座に
入手でき、地道な苦労をすることなく欲しいものを手に入れるチャンスが
増大した。しかし、他方ではむきだしの成果主義、拝金主義、競争社会、
格差社会を生み出した。合理性や利便性を保ちつつ、1点目に挙げたよう
な社会をどう構築するか、これからの課題だと思う。
そのためにこそ、
三つ目に
「魅力ある日本人」をどう育て、日本に住む外国籍の人々とともに「魅力
ある地域社会」をどう創っていくのかという点が課題となる。
そこで最も大切にしたいのは「人間性」の育成だ。金があれば何でもでき
るといった風潮の「ホリエモン現象」、欲望むき出しの「メル友ネット」
の広がり、電車の優先席さえ老人に譲ろうとしない思いやりのなさ。
人間の「品格」が改めて問われる時代である。「国や郷土を愛する心」を
育てることはもちろん大切だが、それはまず「人を愛する心」があって初
めて成り立つ。そうした心を持っていれば、戦争被害の傷を今も感じてい
る相手国への「配慮」も自ずとなされていくだろう。

 早稲田大学教授・天児 慧
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抗生物質が効かない「多剤耐性菌」をめぐるニュースが続いている。
帝京大病院で大人数の院内感染が起きたと思ったら、独協医大病院では患者
から新型の大腸菌が検出された。後者は近年インドで見つかった菌の初上陸
だという。
ペニシリンに始まる抗生物質は「20世紀の奇跡の薬」といわれる。多くの
命を救ってきた。しかし細菌も、たまたま耐性を得たものは生き残り増殖す
る。その進化と新薬開発のいたちごっこが延々と続いている。
切り札といわれる薬さえ効かない「スーパー耐性菌」も見つかっている。つ
まりは人と細菌の、生物間の生存競争なのだという。あなどれぬ敵と果てし
ない競争である。
要は予防だが、医療従事者は手洗いが大切だそうだ。これは暮らしの中でも
、もっと広まらないだろうか。素朴ながら効果は大きい。暑さで忘れている
が、遠からずインフルエンザウイルスの季節も来る。お互いに、知らず知ら
ず感染源にならない用心を、まず心がけたいものだ。

 天声人語より
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般若心経とは
般若とはすばらしい知恵のこと。そして波羅密多とは六波羅密多、すなわち
自分よりも他人の救いを先にする「大乗の菩薩」という考え方による実践の
徳目です。
人間は生前の行いによって、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天という6つ
の世界に生まれ変わります。人間よりも下に落ちるのを救うためには、布施
、持戒、忍辱(にんにく)、精進、禅定、智慧という6つの修行をして、成
仏しなければなりません。
布施とは、僧にお経をあげてもらったときや寄付をする際に差し上げるお金
などの財物のことです。布施はお金に限りません。相手の不安をなくす、や
さしいまなざしや言葉などもあります。
持戒とは、戒を持つこと。これを十戒といい、具体的には十戒善を差します。
不殺生、不偸盗、不邪淫、不妄語、不綺語、不悪口、不両舌、不慳貪、不瞋
恚、不邪見。
忍辱とは、辛抱すること。
精進とは、一生懸命努力すること。
禅定とは、坐禅を組んでこころを落ち着けることです。
6つの修行をすると、智慧が出てきます。これが"般若"です。
仏様の場合、「智慧」と書きます。"知"の下の"日"は、宇宙の真理を指しま
す。
この6つのことを修行することを「六波羅密多行」といいます。こうするこ
とで自身が成仏する助けになります。
お仏壇に水、塗香(ずこう)=塗香(ずこう)は非常に細かい粒子のお香で、
塗香入(ずこうい)れに入れて用います。小麦粉にも似た触感があり、少量を
手に塗り、その香りを吸い、仏前で自らの心身を清めるために使用します。
花、線香、飯、ローソクの6品をお供えするのは、六波羅密多行を知らずに
亡くなったご先祖様に、6つの修行をすることで成仏できることを知らせる
ためです。
水は布施(感謝する気持ち)、塗香は持戒(よいことに励む)、花は忍辱
(怒りやすいこころを鎮める)、線香は精進(怠けごころをなくす)、飯は
禅定(こころを落ち着かせる)、ローソクは智慧(人間の悩めるこころを智
慧の光で明るくする)を表しています。これら6つをお供えすることを六種
供養といいます。お仏壇にお供えをして、お仏前でお経を唱えます。こうす
るこによってご先祖様が成仏できるのです。
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政権交代1年、代表選で見える総括を
菅、小沢両氏の発言には隔靴掻痒の感が強い。党中枢を占めてきた2人が、
政権交代から1年をどう総括するのかの議論が貧弱だからだ。
「相手は古い」と言い募る2人の姿は、政権交代前後の自民党への批判さな
がらだ。与党の中でそんな議論をされると、政権が迷走する責任のなすり合
いに見えてしまう。
民主党政権の目的はマニフェストの実現であり、その手段が政治主導だった
。ところが公約は財源探しで立ち往生し、政治主導を支える法整備は野党の
理解を得られず停滞。一方、米軍普天間飛行場の沖縄県外移設や消費増税な
ど、時の首相がマニフェストにない重いテーマに準備不足で挑み、政策遂行
の混乱に拍車をかけた。
こうした課題への処方箋なしに政権が回るだろうか。相手の批判よりも、こ
の1年への自省を踏まえた議論を望む。

 政策ウオッチより---藤田直央
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ペイオフ発動
経営再建中の日本振興銀行は金融庁に経営破たんを申し出た。
貯金者は1人につき元本1千万円とその利息まで保護。それを超える金額は一定額までしか保護されない。私のような年金生活者には考えられないような金額の話である。
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選挙のことを「デモクラシーの祭り」という。
「祭り」が残暑の日本で佳境に入ってきた。しかし一般の国民は踊りの輪に
は入れない。この「首相選び」は政治史に残るだろう。だが、祭りばやしが
高鳴るほど隔靴掻痒の思いは募る。
さて、どちらが首相にふさわしいか。民意という川は、菅さんを浮かべ、小
沢さんを沈めたがっている。民主的なコントロールとは、素人である大衆の
方が、結局は、しがらみに巻かれた玄人より賢い結論を出す、という考え方
で成り立っている。バッジ組は、新人議員とて利害損得の渦中にあろう。
民意が遠吠えにすぎないとなれば、むなしさはいや増す。
もとより政治は対立を前提とする。そして政治家とは対立の中で勝者をめざ
す人たちだ。だが、小沢さんの出馬には、どこか「私闘」の影がさしていな
いか。権力ゲームでジリ貧になる焦りから勝負に出たような----。
このあたりの陰影に人は鈍くはない。昨年の祭りでの熱を帯びた参加は、た
った1年で村祭りの傍観に変わってしまった。頼りなげな清廉にせよ不人気
の剛腕にせよ、選ばれるのは村の顔役ではなく、国の顔である。

 天声人語より
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景況感2期連続改善
7~9月期の大企業の景況感を示す指数は7.1となり、2期連続のプラス。
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地域主権論争
首相を争う2人がこの国の閉塞感をうちやぶる方策として、そろって分権、
地域主権改革を唱えている。
前途の険しさは、言わずとしれたことだ。民主党は政権交代を機に、分権を
地域主権と言い換えたものの成果は乏しい。「政権の1丁目1番地」のはず
が、関連法案は一つも成立していない。権限や財源を守りたい霞ヶ関の各省
の消極姿勢が最大のブレーキだが、これからはねじれ国会という壁も立ちは
だかる。
こんな現実を踏まえて、両氏の見解をつぶさに見れば、またも「かけ声倒れ
」に終りかねない危うさも目についてしまう。
たとえば、菅首相の場合は改革への本気度が問われかねない。公約に、改革
の司令塔の地域主権戦略会議を「新設する地域主権推進会議」と誤って書い
てある。この粗雑さはひどい。単純ミスの誤植が図らずも首相の改革への関
心の薄さを象徴したようにも見えてしまう。
小沢氏の場合は主張が乱暴すぎる。「ひも付き補助金を廃止して一括交付金
化する」という政府方針を、新たな財源をつくる手立てとして語り、「首長
たちは自由に使えるお金をもらえるなら、現在の補助金の7割でいま以上の
仕事を十分やれるといっている」と繰り返している。
一括交付金化をすすめ、その使い方を自治体の判断に委ねる大胆な改革を、
各省を説き伏せてぜひ実現すべきと考える。
だが、そこから数兆円規模の財源を生みだすのは難しいだろう。
削減は可能だろうが財源をひねりだす打ち出の小づちにはならない。
そもそも一括交付金化は自治体の裁量枠を広げる一案で、財源を工面する策
の柱にすえる発想に無理がある。

 社説より
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鈴木宗議員、有罪に
最高裁、再審請求は却下。有罪確定。
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沖縄と代表選、外交の全体像は?
小沢氏は「第7艦隊だけで米国の軍事的プレゼンスは十分」「自衛隊が役割
を果たせば、在日米軍の役割は軽減する」といった発言を繰り返している。
日本の安全をどう守り、その中で日米同盟をどう位置づけるのか、小沢氏に
は全体像を示す責任がある。
どんな打開策を探るにしても、沖縄との信頼関係が土台となる。沖縄の負担
軽減に先行して取り組むという菅首相の姿勢は正しいが、具体策がなければ
説得力を持たない。
民主党は、とりわけ外交・安保政策について党内に亀裂が入ることを恐れ、
議論を避けてきた。代表選は政策路線を固め直す好機でもある。
普天間の移設先をどうするかだけでなく、日本外交の針路、日本の安全保障
と日米同盟のあり方について、首相選びにふさわしい骨太の議論を深めてほ
しい。

 社説より
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小沢氏強制起訴でも---。
検察審査会の捜査で強制起訴となった場合でも、離党したり、議員辞職したりする必要はない」と明言し、政治責任を問われないとの認識を示した。
そんなばかなことがあるか。こんな人を首相にしようとしてい民主党にはあきれてしまう。
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中国は日本経済にとって、新たな飛躍・再生への市場
飽和した国内から活路を求める地方の中小企業、日本に物足りなさを感じる
人々が中国に渡り、中国人観光客が北海道や銀座に来る。今加速している中
国へのモノの流れは、1%成長がやっとになった日本と、毎年2けた成長を
続ける中国との落差を映している。
人口が減り、国内市場が先細りの日本にとって、中国の巨大市場は新たな飛
躍や再生の舞台だ。販路と技術力を補い合って日中企業が合弁事業を加速さ
せる。省エネや安全社会に変わろうとする中国に日本の技術が役立ち、円切
り上げ、内需拡大の過程でバブルを生んだ政策の失敗を中国は参考にしよう
としている。
だが、拡大する所得格差などへの不満が社会不安につながるなどの中国リス
クが顕在化した時、最も影響を受けるのは日本だろう。

 紙面より---西井泰之
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熱中症の予防のために
人間は安静にしていても、尿を排出する上、皮膚からの発汗や呼吸でも水分
を喪失します。それらも考慮すると、通常でも1日1.5㍑の水分を取ること
が必要です。
運動をして汗をかくと、暑い夏には平素より1㍑くらい多めの水分と、適度
な塩分を摂取する必要があります。
尿や汗利中には塩分の成分であるナトリウムがかなり含まれています。特に
内分泌系の以上がある人の場合は、腎臓から尿中に過剰なナトリウムが排出
されて虚脱状態となり、血圧低下や生命の危険が生じますので注意が必要で
す。
日本の夏は気温が高い上に、湿度が高く、汗をかいても蒸発しにくくスチー
ムサウナに入っているような状態です。外出時は体温調節機能の弱くなった
高齢者や乳幼児は特に気をつけなければなりません。乳児を乳母車に長時間
乗せて買い物したり、わずかな時間でも駐車した車中に置いたままにしたり
しないようにすべきです。
就寝前には、38~39℃のぬるま湯でゆっくり入浴することが安眠を促します
。都市部では夜も気温や湿度はあまり下がらず、冷房や扇風機をつけたまま
眠る人がいます。ですが、体温が下がって風邪をひくおそれがありますから
、夜間は除湿機能のみにしたり、就寝1時間後ぐらいで切れる設定にしたり
する方がいいでしょう。旅先でも室温の下がり過ぎには注意して下さい。
なお、酒やビールは、たくさん飲むと、アルコールによる利尿作用で多尿と
なるので効果的な水分補給にはなりません。水を十分取ることが必要です。

 あるがまま行くより--日野原先生
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円高と政治家
足元の円高傾向を終息させるには、欧米経済が安定すること、米国の過度な
悲観が修正されることが不可欠だ。そうした円高の根本要因を無視して、日
本が為替介入や金融緩和を行なっても効果は期待できない。介入には欧米の
協力は得られないだろうし、金融緩和といっても、金利はすでに限界まで下
がっている。
ここで日本のリーダーが取り組むべきは、為替レートなどという「部分」で
はない。政治家はこれからの日本経済のデザインを早期に示して、企業や家
計の前向きな活動を促すことが必要だ。法人税・消費税や年金制度から、技
術革新を実現する人材の育成方法まで、問題は山積みしている。それらの問
題に答えを出しつつ、今後の日本経済のビジョンを描くことが政治家の仕事
だ。円ドル相場に一喜一憂している余裕はないはずだ。

 経済気象台より----柴犬
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代表選、国民に実像をみせる戦い
今回の民主党代表選は、紆余曲折の末に小沢氏と菅首相の「ガチンコ」対決
になった。
小沢氏は、一言でいえば買いかぶられた政治家だ。政治家の息子に生まれ、
一度も他人のメシを食った経験がない。かっての自民党の政治家たち、田中
角栄や福田赳夫、大平正芳のような他人をひきつける「底光り感」がない。
閣僚経験も自治相ぐらいしかない。たとえ総理になっても、毎日毎日メディ
アの視線にさらされることには耐えられないと思う。普天間の問題でも、小
沢氏がアメリカに行って、オバマ大統領と対等にやりあえるとは、誰も思っ
ていないのではないか。
彼は実体よりも自分を大きく見せることにたけている。極論すればそれだけ
の政治家ではなかったか。メディアも彼を過大評価し、小沢が好きか嫌いか
、親小沢か反小沢かという二項対立軸にもっていきがちだった。その小沢氏
が20年近く、日本の政治の主役であり続けたことに日本の不幸がある。
私から言わせれば、小沢氏は、カネと権力を握らないと、自分の政治生命を
絶たれるという強迫観念を持っている。そのために、最終的に出馬せざるを
えなくなったのだろう。
今回の騒動の3人の主役のうち、鳩山氏には「民主党は自分のカネでつくった
」という強烈なオーナー意識が感じられた。大事なカネでつくった党をこん
な連中に分裂させられてたまるかという気持ちで、トロイカ体制という古証
文を行李の中から引っ張り出してきた。
菅氏は、出自からいえば小沢氏や鳩山氏とは対照的な政治家だ。だが、小沢
・鳩山という自民党を出発点とする政治家のつくった芝居小屋に入れられて
、自民党的な動きをせざるをえなくなってしまった。つまり菅氏も親小沢・
反小沢という二項対立の古いしがらみから逃げられなくなってしまった。
今の民主党は、政党の体をなしていない。今後、民主党がまともな政党とな
るためには、菅氏と小沢氏がガチンコで戦うことになったのは、むしろよか
った。
ガチンコの戦いになったことで、醜悪な権力闘争が繰り広げられるかもしれ
ない。ただ、権力闘争そのものが悪いわけではない。小沢氏が負ければ、お
そらく民主党を出ていくだろう。だが、その場合、小沢グループがどれくら
いついて行くのかは疑問だ。小沢氏はこれといった人物を育ててこなかった
。大連立をめざしたとしても、自民党を取り込めるようなパワーが残ってい
るか。小沢マジックはもう発揮できないのではないか。
自民党は自民党で、こういうビックチャンスに打って出ることができないの
はどうかしている。千載一隅の機会が到来しているのに、谷垣総裁は何もし
ていない。与謝野氏や舛添氏が次々と逃げ出していく自民党の体たらくを見
ると、政党全体への不信感が出てきてしまうのではないか。
だが、今の民主党では、「親小沢」も「反小沢」も、まだ小沢氏に幻想を抱
いている。今回の代表選が生々しい権力闘争になり、小沢氏の力がどれだけ
のものかが明確になれば、民主党もようやく小沢氏の実像を把握し、小沢幻
想から解き放たれるかもしれない。

 耕論より---佐野眞一
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米北朝鮮へ人道支援
北朝鮮で起きた水害に対して、NGOを通じて75万ドルの緊急人道援助を決めた。
日本は対決だけでいいのか。
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これでいいのか、代表選。
小沢氏は権力への執着は強いが、権力を握ってなにをやりたいのかが明確に
は見えてこない。菅氏との会談後の記者会見でも、この国をどうしたいとい
う発言が全くなかった。代表戦に出るのか出ないのかさえ最後になるまでわ
からず、嫌々立候補するようにすら感じられた。ファイテングポーズも見せ
ない小沢氏が国会議員票を集めて当選すれば、民主党への失望はさらに強ま
るだろう。
昨年の総選挙の夜、大勢が判明すると、メディアは政権交代の話題で沸騰し
た。だがその翌日、近所のスーパーに行ってみると、新聞やテレビのような
熱気はまったく感じなかった。メディアの熱気と現実の空気はまったく違う
のだと実感した。
今回の代表騒動でも、メディアの過熱ぶりとは裏腹に国民は冷めている。小
沢氏、菅氏、鳩山氏の「軽さ」と同時に、国民の空気をとらえることのでき
ないメディアの幼さが露呈してしまったようにも思える。

 耕論より---佐野眞一
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名古屋もおかしなことに
河村市長の扇動で、議会のリコール運動中に議会を開き、6月に可決された案件を再議にかける。市民税の半減、議員の報酬半減と市民受けの良い言葉ばかり並べて、民主党のマニフェストと同じだ。当人は民主党だから同じなのだ。
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金総書記の訪中
今回の訪中は異例ずくめだ。父の故金日成主席と会談して核危機を一時しの
いだ元米大統領のカーター氏が16年ぶりに訪朝しているというのに、会い
もせず、平壌に氏を残したまま中国へ向かった。
ふつうは首都。北京で外国首脳と会談する胡国家主席がわざわざ地方に出向
いて金総書記に応対した。しかも、前回の訪中と会談からわずか3カ月余り
しかたっていない。
よほどの事情があるのだろう。
いま北朝鮮は分水嶺に差しかかっている。金総書記の健康不安は、後継体制
構築が急務であることを示す。
核を開発し、危機的な経済にあえぐ北朝鮮はどう進むのか。それは北東アジ
アの平和と安全に直接かかわる。日本はいかに対応すべきかを探るためにも
、北朝鮮の動向にさらに目を凝らしていかねばならない。

 社説より
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東証年初来安値
日本銀行が追加の金融緩和をしてもドル安円高の流れが収まらないことを受け、日経平均株価が今年最安値となる8796円45銭まで下げた。
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円高・景気対策
政府・日銀の対策が出そろう過程では、気がかりな点もある。菅首相は日銀
の追加緩和策や白川総裁との会談を求め、日銀を臨時会合へ追い込んだ。
これは民主党代表選に向けた実績作りの色彩も帯びた。
両者の協調は大切だが、首相はあくまで日銀の独立性に配慮した物言いや行
動に徹してほしい。
日銀の独立性を守ることがきわめて重要だ。将来、日銀が国債の引受機関と
化すとの疑いを生み、日本経済に対する世界の信頼が崩壊するような事態を
防ぐためにも、首相は適切な距離を保たねばならない。
日銀も反省すべき点がある。特に市場との対話のまずさが円高を助長したの
ではないか。総裁の会見などでは行過ぎた円買いの芽を摘むような情報発信
が重要である。

 社説より
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