2010年02月の記事


現実と幻想との境界で--千の風に、千の風になって 
私のお墓の前で
 泣かないでください
 そこに私はいません
 眠ってなんかいません
 千の風に
 千の風になって
 あの大きな空を
 吹きわたっています

幼友だちの妻ががんで死去、その追悼文集に掲載された詩だったという。
元は英語の詩だった。アイルランド共和軍のテロで死んだ青年が遺書のよ
うに両親に託していたことをBBCが放送した。
9.11テロの翌年の追悼集会で、11歳の少女が朗読した。
映画監督H・ホークスの葬儀で俳優のJ・ウェインが朗読した。
だが、いつ、誰がつくった詩かがわからない。

これらの出来事の少し前、がんで闘病生活をしていた先輩記者を励ます会
を催した。そこでこんな話をした記憶がある。
「死んだらとりあえず、僕たちは煙や灰、骨になる。僕を形づくっていた
素粒子たちにとっても別離のときです。しかし、素粒子たちがいつか再会
を図ることがあっても、ふしぎではないでしょう。はるか遠い、永遠に近
い未来のことかもしれません。『僕』が再結集する日を夢想したりします

いま思えば、「煙になる」のは「風になる」のとほぼ同じことだろう。現
実と幻想とをつなぐのが「風」である。
そして死は現実と幻想との境界に起きる「何か」だ。

 コラムニスト・小池民男
コメント (0)

民心が離れつつある現実を見据えよ。
まずは政治とカネの問題である。小沢氏はいまだ、国会の場での説明に応じ
ていない。石川衆院議員の辞職勧告決議案もたなざらしのままだ。
小沢氏は国会の参考人招致などに応じる。決議案は粛々と採決する。それが
最低限のけじめであろう。
当事者が十分な説明を怠ったままなのに、党内から批判の声が聞こえてこな
い不思議に、無党派層の離反は加速する。改革を見守りたい層の我慢も限界
に近い。
政治家本人の監督責任の強化や企業・団体献金の禁止など、政治資金規正法
の抜本改正の議論も、予算審議と平行して進めてほしい。
もうひとつは、いま地方が何を求めているのか、その切実な声に真摯に傾け
ることだ。
政権交代から5カ月、生活向上の実感があれば、選挙結果はまた違ったもの
になっていたかもしれない。
ところが、民主党が見せたものは、政権党の強みをちらつかせて、自民党を
支援してきた業界団体を引きはがそうという利益誘導まがいの姿だった。
これで、地域に生きる人たちの共感が得られるとは思えない。
自民はイヤ、民主もダメの政治不信。そのうち選挙も納税もばからしくなっ
て、日本社会から活力がますます失われていく。そんな展開である。

 紙面より
コメント (0)

天何をか言うや。四時行なわれ、百物生ず。天何をか言うや。
天は何も語りはしない。それでも、四季はきっちりと運行し、万物を育んで
いる。天は何も語りはしない。

師の教えを頼りにしすぎる門人たちにたいし、自分の頭で考えるように諭し
た。現実世界のむなしさを感じたとき、人は大自然や運命の力に思いを馳せ
るのである。

 論語一日一言より--村山孚
コメント (0)

11カ月連続で消費者物価下落
1月の消費者物価が前年同月より1.3%低い99.2%だった。09年3月から11カ
月連続の下落。下落幅は前月と同じで、価格競争で物価が押し下げられるデ
フレ傾向が続いている。
指数の水準は1993年3月以来、約17年ぶりの低さだ。
消費者物価の対象品目の価格動向をみると、下落品目は増加が続いている。

しかし、1月の鉱工業生産指数は91.9で、前月より2.5%上昇している。前月
を上回るのは11カ月連続。事前の市場予測の1.0%増を上回ったが、2月の予
測は12カ月ぶりに前月比マイナスとなっており、今後の減速が懸念される。

 紙面より
コメント (0)

『覚醒 観世音菩薩 慈悲の心』
ご開帳は、観世音菩薩様に皆様方の目の前に御出ましいただき、一人ひとり
と『縁』を結んでいただくというものであります。
私たち日本人が古来より大切にしてきた『謙虚な心』『慈しみの心』はどこ
へ消えてしまったのでしょうか。今一度、「命の尊さ」、「人を思いやる心
」というものを考えなければならない時なのです。まさに此処に、観音様の
大きな慈悲の心に触れていただきたいと願っているのであります。
観音様は最も慈悲が深い仏であり、様々な人の姿を借りて困っている人を助
けると説かれています。実は慈悲の心というものは、観音様ほど大きくなく
ても、自分の心の中にもちゃんと存在しているものでもあります。悲しいか
な、便利さやわがままの実現ばかりを追求している現代の風潮の中で、だん
だん気が付かなくなっているのであります。
結縁開帳を通じて、観世音菩薩様のご宝前に立ち、静かに自分の心を見つめ
る時、一人はひとりの自分の心の中のこの存在に気が付く事が出来るはずな
のです。
そうなのです。観音様は実は普くおわします。あなたのすぐ横にいる人が
観音様であるということに気付く、そうすればあなた自身もそうであること
に気付くはずなのです。仏像だけが教えてくれるのではありません。いつで
もどこでも、誰からでも学べるものなのです。そうすればおのずと謙虚さが
生まれてくるものです。ですから仏様の前だけで謙虚であってはなりません
。すべての人に尊敬と感謝の気持ちを貫かねばならないのです。つまり、私
たちの心が観音様の心とひとつに繋がるとき、本来あるべき人間の心を取り
戻し得るのです。このことが、この乱れた世相を正す事に不可欠なのであり
ます。

                   西国三十三所札所会
コメント (0)

ユーロが生んだ危機の種
欧州の危機は、対岸の火事ではない。世界の金融市場が混乱すれば、リーマ
ン・ショック後のような景気対策が再び必要になる。また、見方を変えれば
、米国の住宅バブル崩壊や欧州の財政危機が、日本やアジアの株価や金融の
状態を決定的に左右するような現在の世界の金融構造こそ問題だ、とも言え
る。アジアの新興国は製造業など産業活動では欧米に追いつきつつあるのに
、金融市場、特に国債や通貨の市場は発展していない。金融活動では、欧米
の存在感が圧倒的である。単純化すると、アジアが製造業で巨額の資金を稼
いでも、その資金を投資するにはアジアの金融市場が貧弱すぎるために、欧
米の金融資産に投資せざるを得なかった。そのために、欧州の財政問題がア
ジアや世界の金融を直撃することになった。
米住宅バブル崩壊からの一連の危機は、欧米に偏った世界の金融構造の危険
性を端的に示している。高成長が続くアジアなどの新興国に、多様で活発な
金融・通貨市場を発展させることが世界経済のバランスと安定を達成するた
めに重要だ。日本も、今回の危機を教訓に、アジアの金融市場の発展を一つ
の目標として経済政策を進める必要がある。

 ザ・コラムより--小林慶一郎
コメント (0)

トレッキングの注意点
山歩きをしていて、ひざの痛みを訴える人が少なくありません。
たびたび痛くなったり、痛みが取れないようなら、医師の診断を受けること。
そのうえで、山歩きをしても支障がないということなら、
ひざへの負担を軽くするために普段から足を鍛え、筋力を高めておくことも
大切です。太ももの筋肉を鍛えることです。真っすぐ立ち、ひざを直角にな
るまでももを上げる足踏みをします。左右で1回として50~60回繰替えしま
しよう。いすに座ったままでもできます。その場合は両手でひざを軽く押さ
えつけて負荷をかけ左右20回ずつ。
寝ころんでは、仰向けになり、ひざを伸ばして10~20cmほど上げます。
これも左右交互に20回。回数はあくまで目安。
無理せず、続けることが肝心です。除々に回数を増やしたり、足首に軽い重
しをつけたりしてもよい。縄跳びや階段上がりも効果があります。
山歩きでは、とりわけ下山時にひざに負担がかかります。
体重の2~3倍ともいわれます。このうえ、ザックの重みも加わりますから、
荷物をなるべく少なくする工夫をします。
傾斜の緩やかなコースやストック(つえ)を使うのも効果があります。
歩幅は小さくするのことも心がけましよう。
これから時期は足を冷やさないことも大切です。サポーターも有効ですが、
締め付けていると、血行が悪くなりますから、休憩時には外したり、ずらし
たりしましよう。
コメント (0)

政治主導、問題点は
政治主導を意識するあまり、政務三役が電卓をたたいたり、官僚の領分にま
で手を出す現実が散見される。官僚が意欲をそがれ、「指示待ち」に陥る弊
害が指摘される。宮内庁長官に対する小沢幹事長の言動のような、いたずら
に威圧的なふるまいが官僚を萎縮させてしまう光景も見られる。
不慣れな面もあろうが、現状を見ると、政治家は官僚を使いこなしているの
か、政治家の資質はどうなのかといった疑問がぬぐえない。
政治主導の仕組みができたとしても、それが実効をあげるかどうかは首相以
下の「運用」にかかる。問われるのは制度を使う政治家の力量である。
異論封じや情実人事は論外だ。適格性審査や任免の基準を明確に定めておく
。格下げする時には理由を明示する。公正を保つ工夫が不可欠だ。
「官治」を脱するのはいいが、ルールなき「人治」はいけない。必要なのは
、民意を踏まえた「法治」である。

 紙面より
コメント (0)

利口の邦家を覆すを悪む。
口先だけ達者な連中が、国家の前途を危なくしているのは、まったく腹立た
しい。

もともとは「よく回る口」ということだ。口先だけで実行を伴わないことや
、耳障りが゛いいだけの言葉は困る。その反面、きちんと意思を伝えるため
のことばは必要だ。黙っていては分らない。わたしたち日本人の先人は、孔
子の教えを一面だけから吸収して、無口を美徳としてしまった。これからは
、よい意味での「よく回る口」が必要だ。

 論語一日一言より--村山孚
コメント (0)

郵政民営化見直し「亀井ゲバラ」の熱唱
3月に法案提出をめざす「民から官へ」の郵政見直しは一見そんな趣だ。
郵便局を郵便や貯金、保険の全国一律サービスのほか、住民票やパスポート
発給、福祉など「地域の支え合いの拠点」に。ゆうちょ銀行も地元銀行と提
携して地域金融の核にするという。
見直しの素案は、持ち株会社、郵便局、郵便の3社が一緒になる政府出資の
新会社が「公益」を担い、その子会社となるゆうちょ銀行とかんぽ生命の2
社が「収益」を稼いで郵便局網を支える。新会社がどんぶり勘定で肥大化す
る恐れはないのか。ゆうちょ銀は融資のノウハウが身に付かず巨大な国債引
受機関にとどまることはないのか。そもそも古い時代の既得権益を残したま
まで、財政の赤字垂れ流しを止められるのか。
見直しを新たな公の再設計の一歩にできるのか。小泉政治への意趣返しの挽
歌を歌うだけでは意味がない。

 経済コラムより---西井泰之
コメント (0)

ひ夫は与に君に事うべけんや。
根性の悪いやつといっしょに君主に仕えるのは難しい。

望みのポストを手に入れるまでは、何とかして手に入れようとガツガツし、
手に入れたら入れたで、今度は必死にしがみつく。そのためには、どんなこ
とでもやりかねない。

 論語一日一言より--村山孚
コメント (0)

内閣支持率37%に
内閣発足後初めて4割を下回った。不支持率は46%。政治とカネの問題につ
いて小沢氏は「不正なお金は一切もらっていないことが明らかになった」と
答え、全国行脚して疑問があればそれに答え、国民の支持が得られると確信
している」問題は決着済みとの姿勢だが、国民は国会で「説明するべきだ」
という声が81%に上り、問題の解明を求める声は依然根強い。
鳩山首相の政治資金問題についても、首相のこれまでの対応に「納得できな
い」が75%で、「納得できる」は16%にとどまった。

 紙面より
コメント (0)

外からも敬意を持って「魅力ある国だ」と素直に思われるような日本創りを志向する]
ことは、目先の打開策を講ずる以上に重要な課題である
「魅力ある日本」を考えるとき、三つのポイントがあるように思う。
一つ目は、
長きにわたって日本人自身が培ってきた「日本の良さ」を再確認し、より
確かなものにすることである。世界に秀でた豊かな自然と調和した社会、
人々が法と制度を順守し秩序が維持された安定した社会、充実した社会保
障制度、不条理な格差の少ない社会などが挙げられよう。
二つ目は、
急激なグローバル化、情報化、市場化の波に適切に対応し、「安心、安全
、充実」した社会のシステムを構築していくことだ。急激な波は社会を合
理的で利便性の高いものに変えた。ITを使えばたいていの情報は即座に
入手でき、地道な苦労をすることなく欲しいものを手に入れるチャンスが
増大した。しかし、他方ではむきだしの成果主義、拝金主義、競争社会、
格差社会を生み出した。合理性や利便性を保ちつつ、1点目に挙げたよう
な社会をどう構築するか、これからの課題だと思う。
そのためにこそ、
三つ目に
「魅力ある日本人」をどう育て、日本に住む外国籍の人々とともに「魅力
ある地域社会」をどう創っていくのかという点が課題となる。
そこで最も大切にしたいのは「人間性」の育成だ。金があれば何でもでき
るといった風潮の「ホリエモン現象」、欲望むき出しの「メル友ネット」
の広がり、電車の優先席さえ老人に譲ろうとしない思いやりのなさ。
人間の「品格」が改めて問われる時代である。「国や郷土を愛する心」を
育てることはもちろん大切だが、それはまず「人を愛する心」があって初
めて成り立つ。そうした心を持っていれば、戦争被害の傷を今も感じてい
る相手国への「配慮」も自ずとなされていくだろう。

 早稲田大学教授・天児 慧
コメント (0)

高速無料化の是非が問われているが、民主党は根強い反対を押し切った。
何より問題なのは、この無料化に対し、国民のあいだで当初から根強い反対
があることだ。直近の調査でも、賛成は33%に過ぎず、反対が60%と圧倒的
に多い。こんなにこんみんが欲していない政策を、マニフェストに書いたか
らといって強行する神経がわからない。公約を実行するそ、というアリバイ
作りのような気もする。
今回の実験だけでも1千億円必要だが、仮に全国の高速道路を原則無料化す
ると1.3兆円用意しなければならない。子ども手当の満額支給ですら危ぶま
れている財政難の折、こんな不人気かつ不必要な政策に、無駄なカネを充当
する余裕はないはずだ。
また全国の交通網の整備との関連で、なぜ高速道路のみが鉄道やフェリーな
どより、優遇されなければならないのか。関連業界から疑問が相次いで出さ
れているが、合理的な説明はできないだろう。更に対象区間が広がるほ道路
混雑が予想されるし、地球温暖化を一層加速させることになる。
以上のような状況のもとでは、高速道路無料化は今回の社会実験も含め全体
の構想を廃止するべきである。国民の多くも、廃止を歓迎するであろう。

 経済気象台より--安曇野
コメント (0)

古は民に三疾あり。今やあるいはこれなし。
昔の人間には三つの癖があった。だが、今どきの人間は、同じ癖でも、質が
悪くなっている。

この癖とは
1、狂--夢中になって前後の見境がなくなること。
2、衿--融通がきかず、いばって頑固なこと。
3、愚---頭の働きがにぶいこと。

 論語一日一言より--村山孚
コメント (0)

党首討論のあり方を検討すべきだ。
党首討論が充実しない大きな原因は、そり時々の政治状況への思惑が優先さ
れるあまり、開かれる機会が極めて少ないこと、時間も短いことにある。
もともしは原則週一回開くのがルールだったではないか。5カ月で初めてと
いうのはひどい。
民主党は今国会に、政治家同士の議論を活性化するため、官僚答弁を禁止す
る法案を提出する予定だが、これでは言うこととやることが違う。
可能な限り、毎週開く。時間を延ばす。なにより、毎回事前にテーマを決め
ておく。そうした工夫や改善を真剣に考えるべきである。でなければ、自民
党長期政権時代の与野党対決の姿とどこが違うのかということになる。

 紙面より
コメント (0)

生涯現役社会
米国は、日本の経済攻勢に苦しんだ80年代に社会人教育の充実に取り組み、
経済活力の再生に成功した。35歳以上の世代を高等教育機関で受け入れ、青
年期以上の教育を受けさせることだった。
形式的な能力開発訓練とは異なる、実効ある社会人教育の制度を整備するこ
とによって、多くの個人が充実した人生を送れるようになるうえ、現在、30
代から40代に集中している就労の負荷が軽減する。経済活力の増大、出生率
向上にも効果が期待できるだろう。また、老後のために貯蓄に回しているお
金を、楽しみのために使う人が増え、消費の拡大にもつながる。
昨年の政権交代は、成熟した日本にふさわしい、社会システムの転換を期待
してのものだと思う。社会環境の変化を見据え、「らせん階段型社会」を目
指す施策と取り組むことで、目下の閉塞状態を打ち破る道が見えてくると、
私は考えている。

 私の視点より---五十嵐健
コメント (0)

民主党の小林衆院議員に教職員組合から違法な選挙費用が提供されていた。
今回の問題が民主党に深刻なのは事件の主役が、民主党を支援する労働組合
という点だ。多くの議員は労働組合から支援を受けており、党の体質が問わ
れる事態だ。
これまでも、労働組合の違法行為が繰り返されてきた。2003年には、宮
城1、2区、2004年には山梨で輿石氏、である。

 紙面より
コメント (0)

色厲しくして内、荏なるは、これを小人に譬うれば、それなお穿ゆの盗のごときか。
見かけはいかめしいが、中身は頼りない人物がいる。そういう人物は、俗な
たとえ方をすれば、人にみつけられることを恐れるコソ泥棒のようなものだ


中身がないほど、いばりくさっているのは滑稽だ。肩書きや椅子をもってい
る力を、自分個人の力と考え違いをしてはならない。本当の威厳は、意識的
に作り出せるものではなく、地位におんぶして備わるものでもない。人の中
身が充実している結果として、自然ににじみ出すものなのである。

 論語一日一言より--村山孚
コメント (0)

グローバル化を背景に広がる「ポピュリズム」を理解していない。
日本では自民党の拙攻が災いしている。真っ向から景気政策論議をせず「母
親のカネが」とか「小沢幹事長は黒に近い灰色だ」とか、国民が何を切実に
求めているか全く理解していない。だから鳩山政権の支持率が下がっても自
民党の支持率は伸びないのだ。
ポピュリズムは大衆迎合主義と訳され、政治家の人気取り政策の代名詞だが
、民主主義が深化している現在「人間本意の政治」と定義を改め「民を貴し
となす」に戻って考える必要がある。

 経済気象台より---昴
コメント (0)

天空に描く平和の円
私にはまだまだやりたいことがたくさんあります。今の私にとっての「人生
百年の計」とは、私が抱いているビジョンを、次の時代、または次の次の世
代、つまり孫やひ孫たちにバトンタッチしていくことです。
保田氏は、戦争の惨めさ、誤った戦争から学んだ教訓を、戦争を知らない次
世代の子どもたちに伝えたいと思っています。今日の大人が作り上げられな
かった平和を、何とか次世代が実現できることを願っています。現在10歳の
子どもが60歳になった頃、世界に平和がもたらされるよう、今のうちに戦争
を知る私たちのビジョンを伝えなければならないのです。
私の父の好きだった英国のビクトリア朝のロバート・ブラウニングの作品に
次のような詩句があります。
 「地上ではかけた弧、
      天上では全き円」
私の今のビジョンは「天空に描く大きな平和の円」です。平和の実現は非常
に時間がかかる壮大な目標です。私の存命中には難しいのです。しかし、そ
の円の中の一つの弧でも実現させるために、私は今後も勇気ある行動を起こ
していきたいと思っています。
私のビジョンを果たすために、まずは100歳のバーを越えたい、というのが
今の私の希望です。

 私の証 あるがまま行く---日野原先生
コメント (0)

市場競争促進と企業の活力を支える供給重視の考えではだめだ。
企業の生産性を上げれば競争力もつき、国内総生産も増える。それが賃金な
どの所得増につながり消費などの需要を拡大する。そんな成長シナリオのも
とで投資減税や法人税率引き下げ、雇用削減や事業再編をしやすくする規制
撤廃などの旗が振られてきた。
実際に輸出企業を牽引役に景気が回復したこともあった。だがモノも資本も
国境を越える時代に企業は海外生産を加速させ、企業を支援しても国民の雇
用や所得増にはつながりにくくなった。「生産性向上」も、次の成長産業や
雇用の受け皿の準備がないままリストラや非正規雇用を急増させて実現させ
て実現された。グローバル競争の激化で余裕を失った企業は労働分配率を下
げ続けたから、消費は盛り上がらない。気がつけば低成長が20年続く。
この国の成長物語の曲がり角を感じている。

 経済コラムより---西井泰之
コメント (0)

道に聴きて塗に説くは、徳をこれ棄つるなり。
今そこで聞いてきた教えを、すぐ他人に向かって受け売りする。これでは、
せっかく教えられた徳をすぐ捨ててしまうようなもので、自分の身につかな
いのである。

情報、とくに知識は、ジックリと自分の頭にインプットし、自分のものにし
てからアウトプットするようにしたいものだ。世の中のテンポが早いため、
そんなことをしていると間に合わない場合もあるが、「道聴塗説」に慣れて
しまい、そればかりやっていると、思いがけず足をすくわれて失敗する。

 論語一日一言より--村山孚
コメント (0)

長崎知事選、業界票狙いで民主党は補助金を約束している。
「政治とカネ」の問題がくすぶる中、長崎知事選が注目を集めているが、政
権党の強みを発揮したい民主党は業界団体の取り込みに農水相は必要物は私
の判断で予算をつけると胸を張っている。どこかやっていることがおかしい
のではないか。事業仕分けは何だったのか。国民への宣伝のみだったのか。
民主党のなりふり構わぬことと、やっていることに疑問を感じているのはわたしだけではない。

 紙面より
コメント (0)

大豆は乳がんのリスクを下げる
大豆には女性ホルモンのエストロゲンと似た構造を持つ植物性エストロゲン
の「大豆イソフラボン」が含まれることはよく知られている。乳がんの発症
には体内のエストロゲンが関係していると言われ、イソフラボンはこのエス
トロゲンが作用するのを抑えると期待されている。
厚労省の研究班によると40~59歳の女性2万1852人を対象に、大豆製品を食
べる量と乳がんの発生率を追跡調査した。みそ汁を飲む量が1日1杯以下の人
が乳がんになるリスクを1とすると、3杯以上飲む人の危険性は4割低かった。
大豆製品から換算した大豆イソフラボンの摂取量を比べても、摂取量が多い
人ほど乳がんの発生率は低かった。
一方、食品安全委員会が06年、大豆イソフラボンの過剰摂取はホルモンバラ
ンスを崩す恐れがあるとして、特定保健用食品として1日に取る量を「30㍉
グラムまで」とした。
栄養補助食品でイソフラボンだけを大量に取るのは勧められないが、大豆製
品を日常的に食べることは問題ない。

 食の健康学より----宮島裕美
コメント (0)

09年10~12月期年換算で4.6%増
全体の5割超を占める個人消費は前期比0.7%増で、3期連続のプラス。
景気対策の効果でハイブリッド車や薄型テレビの販売が増えた。輸出は5.0
%増と3期連続のプラス。いち早く景気回復した中国向けに加え、欧米向も
増えた。
だが、政府の経済対策頼みの側面が強く、回復の実感は広がっていない。

 紙面より
コメント (0)

近年乳がんになる女性が増えた。
食生活や生活習慣の欧米化により、エストロゲンという女性ホルモンの分泌
が増加したことが原因という説が有力です。
乳がんになる人は30代から40代にかけて急増し、最もなりやすいのは40代後
半の女性といわれています。壮年期の女性ががんで亡くなる場合、一番多い
のが乳がんです。「閉経後は大丈夫」「50歳すぎたら乳がんにならない」と
いう説はあてになりません。一方、まだ20代の若い女性も安心は出来ません
。各自が早期発見法を身につけるべきです。月に1回は自分で乳房に指をあ
てて、しこりがあるかないかを調べる自己チェックをぜひともやってほしい
のです。
鏡の前で裸になって立ち、左右の乳房の位置や形に違いはないかを見たあと、
指先でしこりの有無をチェックするのです。生理が始まって1週間後の頃が最
適です。
病院など専門機関での定期検診は20代から受けても早すぎることはありませ
ん。超音波検査(エコー)か乳房のレントゲン撮影(マンモグラフィー)の
いずれかをできれば年に1回、少なくとも2年に1回はぜひ受けることを勧め
ます。
今のところ、よい予防法はないので、早期に発見することが最善の方法なの
です。
指ではしこりがわからないごく初期のものでも、X線や超音波の検査で発見
されることがあります。こうした初期乳がんは、早く治療すれば90%以上の
人が治癒しています。
昔の治療法では、乳房全体を切り取り、傷が残ることが多かったのですが、
今では乳房を保存する技術も進んでいます。
乳がんは早期発見が何より大切だということから、「乳房健康研究会」が結
成され、乳がんのことを知ってもらう活動をしています。
http://www.breastcare.jpです。

 私の証あるがまゝ行く----日野原先生
コメント (0)

財政泥沼、財政再建の道筋は示されていない。
日本の個人金融資産が横ばいだとすると、2019年には日本の債務残高が個人
金融資産を上回るとの試算もあり、徐々に国内で国債を消化することが難し
くなる。
高齢化で貯蓄率も低下傾向が続く。貯蓄率がさらに下がり、国内だけで国債
が消化できなくなれば、バブルがはじけ、金利上昇が始まる。
鳩山政権が中期財政フレームや財政運営戦略をつくるのも、財政再建の道筋
を示し、市場の信頼を得る狙いがあるが、今夏に参院選をひかえ、大胆な歳
出削減には踏み出しにくい。鳩山首相は今後4年間消費税を上げないことを
明言しており、大幅な歳入増も期待できない。
このままでは、どうやっても財政再建目標の数値を決められない。
財政再建の中身が厳しく問われている。

 紙面より
コメント (0)

天空に描く平和の円
私にはまだまだやりたいことがたくさんあります。今の私にとっての「人生
百年の計」とは、私が抱いているビジョンを、次の時代、または次の次の世
代、つまり孫やひ孫たちにバトンタッチしていくことです。
保田氏は、戦争の惨めさ、誤った戦争から学んだ教訓を、戦争を知らない次
世代の子どもたちに伝えたいと思っています。今日の大人が作り上げられな
かった平和を、何とか次世代が実現できることを願っています。現在10歳の
子どもが60歳になった頃、世界に平和がもたらされるよう、今のうちに戦争
を知る私たちのビジョンを伝えなければならないのです。
私の父の好きだった英国のビクトリア朝のロバート・ブラウニングの作品に
次のような詩句があります。
 「地上ではかけた弧、
      天上では全き円」
私の今のビジョンは「天空に描く大きな平和の円」です。平和の実現は非常
に時間がかかる壮大な目標です。私の存命中には難しいのです。しかし、そ
の円の中の一つの弧でも実現させるために、私は今後も勇気ある行動を起こ
していきたいと思っています。
私のビジョンを果たすために、まずは100歳のバーを越えたい、というのが
今の私の希望です。

 私の証 あるがまま行く---日野原先生
コメント (0)

今の政府は独善的利権政治を利用して、官僚制に代わる独裁制を築こうとしている。
今年は国の富を増やす戦略の年になりそうである。国家戦略の基本は世界に
通用する技術を持つ強力な企業を幾つ持つかに尽きる。
政治家が共同体だとか、口ざわりのよい話を持って走り回ってみても欲しい
ものを持たない国を誰が相手にするものか。この意味において、産業は一流
、政治は三流というこの国のテーゼは依然として生き続けているのである。
相手の政治家が喜んで会ってくれるのは、この国の技術と産業のノウハウが
ほしいからであり、舌足らずな政策論を聞くためではない。この意味で最近
気になるのは、強者を否定する論説がこの国の一部に見られることである。
否定しないまでも強者を矯めて弱者を育てよう、とする空気がある。あえて
いうが、こくなことをすれば両者共倒れは必至である。
企業が育つということはそんなに甘いものではない。
確かに、この国の世界に通用する大企業は既成階級に属し改革の妨げとなる
点はあるかもしれぬ。しかし改革の名のもとに自らに票を投じない者すべて
を差別化するのは、独善的利権政治そのものではないのか。
今の日本の混迷と不安はこの点にある。言いたいことはこうだ。
「政府は邪魔をするな。いろいろ施策を行なうことによって官僚制に代わる
独裁制を築きつつあることに気付くべきだ。弱者救済を実現する道はただ一
つ、強い処をさらに強くすることによって国富を増すしかない」

 経済気象台より---可軒
コメント (0)

民主党、小沢氏の子分には甘い対応
民主党は刑事処分を受けた議員に対し、厳しい対応をとってきた。2000年に
詐欺容疑で逮捕された山本譲司氏を除籍処分とし、山本氏は議員辞職。05年
に弁護士法違反容疑で逮捕された西村真悟氏には議員辞職を勧告した。
今回も党としてけじめをつけるなら、石川議員の離党届を受理するのではな
く、何らかの処分をする選択肢もあったはずだ。
ところが、小沢氏は党の処分を見送った。

 紙面より
コメント (0)

政府の郵政改革「民から官へ」の逆流だ。
事業の公益性をたてに見直しを正当化しているが、そこから浮かんでくるの
は、巨大な郵貯をさらに肥大化させても国民が認めてくれるだろうという、
甘い認識だ。
これまで郵便事業に限られていた全国一律サービスを貯金や保険など金融業
務にも広げるとしている。利用者の利便性が増すが、それで済む話ではない。
大きすぎると批判されてきた郵貯や簡保の金融部門をさらに大きくして、収
益を上乗せしようという戦略そのものに危惧を抱かざるをえないからだ。
そもそも郵政改革で求めたいのは、郵便事業の立て直し、将来の国民負担を
回避するための経営再建策だ。
郵便局の公益性が高まるというなら、社員には政治的な中立性が求められる
べきだ。現状のように政治活動が放任されるなら、融資はじめさまざまな業
務で情実が絡んだり、政治利用と結びついたりしかねない。それでは公益性
に背いてしまう。
国営時代のような選挙運動や政治家の口利きを禁じるための万全の手立てが
必要だ。

 紙面より
コメント (0)

刷新するべきは違うのではないか
「非小沢」の枝野氏を起用することで、「小沢離れ」を示したいのではない
か。しかし、世論の多くは今、「小沢氏は幹事長を辞任すべし」としている
。首相は続投を支持している。枝野氏の起用も、小沢氏の了解を得たうえで
のことだ。
小沢氏が受け入れられる範囲内で、なんとか政権の再浮揚を探っているだけ
では、と見られてもしかたがない。
いま首相がなすべきなのは、小沢氏に国会の場で大方の納得のいく説明をす
るよう強く促すことである。不起訴は嫌疑が不十分だったからに過ぎず、潔
白の証明ではない。説明責任を逃れる免罪符にはならない。
それができないのであれば、首相はいずれ幹事長更迭の決断に追い込まれる
ことも覚悟しなければなるまい。
「刷新」するべきなのは、よどみつつある政権と民主党内の空気である。
その一役を枝野氏に期待したい。

 紙面より
コメント (0)

求められる輸出促進
日本のGDPは昨年4~6月期から前年比プラスに転じたがそれを支えたのが
輸出回復であった。輸出の19%強を占める自動車や18%強の一般機械がどこ
まで回復するかが、輸出回復の鍵となる。
一方、世界一の輸出大国中国の12月の輸出は18%増、韓国は34パーセント増
、台湾は46%増と日本の輸出の伸びを大幅に上回っている。
政府は内需の拡大を志向しているが、わが国の景気回復を支えているのは輸
出であり、アジアなど世界経済の成長を取り込まなければ日本経済の持続的
な発展はあり得ない。政府による経済連携協定の締結促進、為替の安定化、
海外利益回収の確保、大型プロジェクトへの支援、貿易投資環境の改善など
で輸出への強力なバックアップが求められる。

 経済気象台より---創
コメント (0)

資産公開、小鳩と七奉行格差
七奉行の資産を合計しても小沢氏1人に太刀打ちできない。資産家の鳩山首
相や二世議員の小沢氏とは異なり、たたき上げた議員も多く、出自の違いが
如実に表れた。
無借金の小鳩とは対照的に、七奉行の多くは借金も抱え、資産額の数倍に及
ぶ人もいる。
こうした資産の非核について民主党の枝野政調会長は「個人資産と政治は関
係ない。金を配って子分をつくる従来の政治を国民は嫌悪している」と反論
しているが、小沢幹事長のやっていることそのものではないのか。
また、政治家はお金もうけに国会へ出ているのではないので、資産は必要で
あると私は思う。だから、税金で賄われた政党助成金がいるのだ。昔は、議
員は公僕だったはずだ。

 紙面より
コメント (0)

民主党の対応
予算委員会での審議が始まったが、新しい時代の論戦を期待したが残念なが
ら裏切られた。
政治とカネの問題の追及に、鳩山首相の答弁は、政権が置かれた状況への危
機感がおよそ希薄だった。
小沢氏の不起訴をとらえて首相は言った。「あたかもグレーのような話をさ
れていたが、検察の捜査で、事実として認定されなかった」「いま、政治倫
理審査会に小沢幹事長に臨んでもらいたいと申し上げる必要はない」
国会での説明も促さず、党として調査もしない。これが自民党長期政権の政
治腐敗、金権体質を批判し続けてきた政党の代表の言葉だろうか。
小沢氏の資金問題だけではない。
予算委では、道路予算などの「個所付け」に関する情報を、本来なら国土交
通省の政務三役が自治体に示すはずだが、党の方から早々と伝えた。
国民の税金を参院選に利用する。なりふり構わぬ利益誘導政治だ。
陳情の窓口を幹事長室に一元化し、それがどれだけ予算に反映したかを党か
ら伝える、陳情改革の仕上げだ。
力を誇示し、予算と引き換えに自治体や団体を引き寄せるねらいだ。それが
「政治主導」なのかと、強い幻滅を覚える。
数は力。選挙で勝つことが最優先。勝つためにはなりふりかまわず。国家予
算を利用する。古い田中派の政治のにおいがする。
そんな光景にも党内から異論は聞こえてこない。新しい政治はどこへいった
のか。

 紙面より
コメント (0)

小沢氏潔白強調
説明不足については強制捜査を受け、2度の事情の説明をした、その結果、
これ以上の説明はないと思う。不起訴処分になった以上、もう説明は不要と
いうわけだ。会見では検察批判は控えたが、事実上、検察当局に対する勝利
宣言だ。
強気の裏側には鳩山首相の小沢氏擁護がある。小沢氏は夏の参院選に向け、
党務にまい進することで世論の厳しい批判をかわす構えだ。

 紙面より
コメント (0)

この機に政権刷新を
深刻なのは民主党が政権交代に対する国民の期待感をあっという間につぶし
たことだ。鳩山首相と小沢幹事長が金銭スキャンダルにまみれた。政権中枢
は不祥事への対応に追われ、内外の重要課題への取り組みが停滞している。
国会では政策論議が脇に追いやられてしまった。相も変らぬ不毛な政治風景
だ。期待感はすでにやりきれなさや憂いに変わった。このままでは反発や不
信、無関心に転じかねない。
首相は「小沢氏に参院選を仕切ってもらいたい」と述べた。自浄能力のない
、もの言わぬ政党のままでいるつもりなのだろうか。今、すべきは政権のリ
セットだ。
民主党は小沢氏の剛腕によって政権交代を実現した。しかし、国民が期待し
ていたのは透明で公正な政治であり、小沢氏が支配する政治ではない。

 紙面より
コメント (0)

郷原は徳の賊なり。
道徳家ぶっている者は道徳泥棒である。

外見と内容にズレは古くて新しい問題である。外見には立派な看板をかかげ
ながら、内容がそれに伴わないというのは、一時うまくいっても、いつかは
人々に見破られ非難される。

 論語一日一言より--村山孚
コメント (0)

小沢氏不起訴--処分ざわつく民主党
表だった検察批判は見当たらないが、党内では小沢氏の進退に触れた面々に
風当たりが強まっている。矛先は党内で「七奉行」と呼ばれる非小沢氏系議
員たちに向かっている。
起訴される小沢氏の元秘書、石川衆院議員の処分についても、自民、公明両
党は即座に衆院へ議員辞職勧告決議案を提出する構えだが、民主党では離党
させない。当然、辞職勧告なんて採決にもかけないと数の力で押し切るつも
りで強気だ。
小沢氏の不起訴処分には、告発人の市民団体が検察審議会に不服を申し立て
る可能性がある。今後の動向が注目される。国民は何か不自然さを感じてい
る。

 紙面より
コメント (0)

健康な老化と肥満度の関係は
11の主な病気(がん、心筋梗塞、脳卒中、糖尿病、腎不全など)身体機能低下
、物忘れなどの認知機能低下、精神的健康問題のいずれもない「健康な老化
」を迎えたのが9.9%、それ以外の「通常の老化」を迎えたのが90.1%だっ
た。調査開始時の肥満度が高くなるほど、「健康な老化」を迎える確率が段
階的に低くなった。例えば、体格指数18.5~22.9の場合と比べて、25.0~26
.9の過体重では、確率が42%に下がり、30以上の肥満では79%下がった。
また、18歳からの体重変化が4㌔未満の場合と比べて、4.0~9.9㌔増えた場
合は、「健康な老化」を迎える確率が34%、10.0~14.9㌔増だと47%下がっ
た。
中年期の過体重と肥満を避け、青年期から中年期の体重増加を4㌔未満に抑
えることが「健康な老化」に結びつく可能性を、示している。
一方で、病気や障害と付き合いながら暮らすことが精神的に豊かな生活につ
ながったり、病気がきっかけで人生の新しい方向性を見いだしたりする場合
があることにも、目を向ける必要があるだろう。

 やさしい医学リポートより---東北大教授・坪野吉孝
コメント (0)

鳩山内閣の支持率低下
不支持率が支持率を上回った。発足時から大幅に下落。政権批判の矛先は
鳩山首相に向かっている。自らの「政治とカネ」の問題に加え、小沢幹事長
の土地取引問題でも指導力を発揮できない姿に、国民の期待感は薄れつつあ
る。
政権の腐敗、政治の私物化が急速に進んでいるように国民の目からは見える
。参院選で民主党を負けさせないことには小沢氏はやめないのだろう。

 紙面より
コメント (0)

般若心経とは
般若とはすばらしい知恵のこと。そして波羅密多とは六波羅密多、すなわち
自分よりも他人の救いを先にする「大乗の菩薩」という考え方による実践の
徳目です。
人間は生前の行いによって、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天という6つ
の世界に生まれ変わります。人間よりも下に落ちるのを救うためには、布施
、持戒、忍辱(にんにく)、精進、禅定、智慧という6つの修行をして、成
仏しなければなりません。
布施とは、僧にお経をあげてもらったときや寄付をする際に差し上げるお金
などの財物のことです。布施はお金に限りません。相手の不安をなくす、や
さしいまなざしや言葉などもあります。
持戒とは、戒を持つこと。これを十戒といい、具体的には十戒善を差します。
不殺生、不偸盗、不邪淫、不妄語、不綺語、不悪口、不両舌、不慳貪、不瞋
恚、不邪見。
忍辱とは、辛抱すること。
精進とは、一生懸命努力すること。
禅定とは、坐禅を組んでこころを落ち着けることです。
6つの修行をすると、智慧が出てきます。これが"般若"です。
仏様の場合、「智慧」と書きます。"知"の下の"日"は、宇宙の真理を指しま
す。
この6つのことを修行することを「六波羅密多行」といいます。こうするこ
とで自身が成仏する助けになります。
お仏壇に水、塗香(ずこう)=塗香(ずこう)は非常に細かい粒子のお香で、
塗香入(ずこうい)れに入れて用います。小麦粉にも似た触感があり、少量を
手に塗り、その香りを吸い、仏前で自らの心身を清めるために使用します。
花、線香、飯、ローソクの6品をお供えするのは、六波羅密多行を知らずに
亡くなったご先祖様に、6つの修行をすることで成仏できることを知らせる
ためです。
水は布施(感謝する気持ち)、塗香は持戒(よいことに励む)、花は忍辱
(怒りやすいこころを鎮める)、線香は精進(怠けごころをなくす)、飯は
禅定(こころを落ち着かせる)、ローソクは智慧(人間の悩めるこころを智
慧の光で明るくする)を表しています。これら6つをお供えすることを六種
供養といいます。お仏壇にお供えをして、お仏前でお経を唱えます。こうす
るこによってご先祖様が成仏できるのです。
コメント (0)

小沢氏、不起訴
小沢幹事長の不起訴は意外だ。
嫌疑不十分というのが不起訴の理由だ。法的には決着したのだろうが、なん
ともすっきりしない印象がある。
小沢氏の3人の元秘書らの起訴は異常なことだ。小沢氏の事務所の体質を物
語っており、「秘書に任せていた」では済まない。
他にも腑に落ちない事実がある。小沢氏の資金管理団体がなぜ10件余りも
の不動産を所有しているのか。小沢氏が党首だった自由党などの資金は解党
後どこへ行ったのか。ゼネコンからの資金が小沢氏側に流れているのは水谷
建設の元役員らの供述で明らかだ。もらっても役職についていないので、貰
い徳とは、世間のルールからはおかしい。
巨額の資金が絡む「闇」を持つ政治家が、政権党の幹事長として国政を左右
するのでは、まともな民主主義国家とは言えない。

 紙面より
コメント (0)

政治とカネの問題、真相解明と改革、国会の出番だ
今回の疑惑は不起訴、幹事長続投となったが、政治活動に億単位の金をつぎ
込むやり方には「いつか見た光景」との思いを抱く。
自民党時代には田中派、竹下派に所属していた鳩山首相の巨額税逃れも深刻
だ。7年で12億円にも上る母親からの贈与を「全く知らなかった」という鳩
山氏の金銭感覚にはあきれるし、この資金の多くが、民主党内の「鳩山グル
ープ」の活動に充てられたことは間違いない。鳩山氏は、その「数」に乗っ
て首相の座を手にしたのである。
政権党のトップ2人が、収支報告書に記載されていない不明朗な億単位の金
を政治力の源泉にしていた。民主党は、その事実を重く受け止めて、一連の
疑惑の真相解明や企業・団体献金の全面禁止に取り組むべきだ。
もし、鳩山首相が真相解明などに向けて指導力を発揮できず、民主党にも自
浄能力がないなら、国権の最高機関としての国会が乗り出すしかないだろう
。証人喚問などを通じて真相を明らかにし、政治資金の制度改革も進める必
要がある。

政態拝見より----星 浩
コメント (0)

『覚醒 観世音菩薩 慈悲の心』
ご開帳は、観世音菩薩様に皆様方の目の前に御出ましいただき、一人ひとり
と『縁』を結んでいただくというものであります。
私たち日本人が古来より大切にしてきた『謙虚な心』『慈しみの心』はどこ
へ消えてしまったのでしょうか。今一度、「命の尊さ」、「人を思いやる心
」というものを考えなければならない時なのです。まさに此処に、観音様の
大きな慈悲の心に触れていただきたいと願っているのであります。
観音様は最も慈悲が深い仏であり、様々な人の姿を借りて困っている人を助
けると説かれています。実は慈悲の心というものは、観音様ほど大きくなく
ても、自分の心の中にもちゃんと存在しているものでもあります。悲しいか
な、便利さやわがままの実現ばかりを追求している現代の風潮の中で、だん
だん気が付かなくなっているのであります。
結縁開帳を通じて、観世音菩薩様のご宝前に立ち、静かに自分の心を見つめ
る時、一人はひとりの自分の心の中のこの存在に気が付く事が出来るはずな
のです。
そうなのです。観音様は実は普くおわします。あなたのすぐ横にいる人が
観音様であるということに気付く、そうすればあなた自身もそうであること
に気付くはずなのです。仏像だけが教えてくれるのではありません。いつで
もどこでも、誰からでも学べるものなのです。そうすればおのずと謙虚さが
生まれてくるものです。ですから仏様の前だけで謙虚であってはなりません
。すべての人に尊敬と感謝の気持ちを貫かねばならないのです。つまり、私
たちの心が観音様の心とひとつに繋がるとき、本来あるべき人間の心を取り
戻し得るのです。このことが、この乱れた世相を正す事に不可欠なのであり
ます。

                   西国三十三所札所会
コメント (0)

消費増税議論、鼻血も出なくなるまで待てぬ。
ムダがなくなるまで増税しないという考えには一理ある。だが、市場は納得
していない。
米国の大手格付け会社は、日本国債の格付け見通しを引き下げた。日本の信
用力に疑問を呈したのだ。
すでに日本の財政は火の車。2010年度予算案は92兆円の歳出に対し、税収は
37兆円。残りの多くを借金で賄う。経済成長や無駄削減だけでは、歳出と税
収の差は埋めきれないのは明らかだ。「景気が悪いから」と減税し、選挙目
当てに増税論を避けてきた結果、借金残高は600兆円にのぼる。
財政再建には、「将来の負担増への不安をやわらげ、消費回復のきっかけに
なる成長戦略」というプラス面もある。「鼻血も出なくなる」まで待たず、
参院選前にも議論を始めるべきだ。

 紙面より
コメント (0)

非喫煙者、大豆とると肺がんリスク減
たばこを吸った経験が無く、豆腐や納豆など大豆製品を多く食べる男性は、あまり食べない男性に比べ、肺がんになるリスクが57%も低くなる可能性があるという。大豆に多く含まれる「イソフラボン」が関係しているらしい。肺がんの最大リスクは喫煙だが、大豆製品でより高い肺がん予防効果を期待できるかもしれない。
喫煙しているか、過去にたばこをやめた男性では、大豆製品の消費量による差はなかった。イソフラボンは女性ホルモンと似た働きをし、乳がんや前立腺がんを予防する効果があるとされる。肺がんについては、どのように予防に関係するかよくわかっていない。

 紙面より
コメント (0)

待機児童解消--実効性ある緊急対策を急げ
政府は今年度補正予算案で、待機児童解消のための「安心こども基金」を
200億円増額。総額2700億円にして保育所の分園設置を促す。だが、保育所
の半数を占める公立保育所は使うことができない。そのため、定員超過とい
う一時しのぎで対応している。期間限定でも、公立の保育所整備に助成すべ
きではないか。
予算委員会で長妻厚生労働相は優先順位を聞かれ「必要性が高い順番に入れ
ると同時に根本問題として保育所の拡充が必要」と答えた。
その「根本問題」は緊急でもある。今すぐ見直して欲しい。

 政策ウオッチより--杉原里美
コメント (0)

礼といい礼というも、玉帛をいわんや。楽といい楽というも、鐘鼓をいわんや
礼、礼と人はよく口にするが、礼とは、ただ玉だり絹だのという儀式道具の
ことをさしているわけではないだろう。また、音楽、音楽と人はよく口にす
るが、音楽とは、ただ楽器を鳴らすことをさしているわけではないだろう。

私的な生活でも、ビジネスのうえでも、習慣上、もしくは他との対抗上、派
手にエスカレートしていっていることがあまりに多い。原点にもどって考え
直してみる必要がある。

 論語一日一言より--村山孚
コメント (0)

地殻変動--土地改良に民主追い打ち
全国土地改良政治連盟の参院選比例区の組織内候補が、政権交代後の11月に
自民党公認を得たことが小沢幹事長の逆鱗に触れた。小沢氏が出した党の「
重点要望」で、土地改良予算は概算要求段階から「半減」とされた。
次のターゲットは「組織」そのものだ。「政治的中立と兼職禁止の件、検討
してくれ」幹事長を囲む会で、小沢氏は指示した。土地改良区や農協、漁協
などの役員に現職議員が就くことを禁じる法案を作れというのだ。
土地改良団体の幹部には自民党の実力者が並ぶ。土地改良と自民党の結びつ
きの象徴的な存在だ。
そこを断ち切ろうという法案はほぼできあがった。参院選を控え、国会に法
案を提出するのか。小沢氏は新たな攻撃の道具を手に入れた。
しかし、土地改良は農家のためのものだ。政争の具にしてはならない。

 紙面より
コメント (0)

子どもにとって本当に大切なことは、人として抱きしめられる心地よさだ
こどもにとって本当に大切なことは、十分に愛される経験です。愛された経
験があれば、外でつらい思いをしても、耐えていける力となります。あるい
は相手につらい思いをさせるような、ひどいこともしないものです。かけが
えのない自分であることをしっかりと実感して育った子は、他の人のことも
尊重できる心を育んでいきます。
こともを愛するためには、お母さんにだけ努力を求めるのは酷だと思います
。例えば子どもを抱けないお母さんは、夫から抱かれていない場合が多いの
です。夫から心も体も優しく抱きとめてもらえない、話も聞いてもらえずに
苦しんでいる母親が少なくありません。夫婦関係もある種バーチャルになっ
てきているのでしょうか。素直に触れ合うことを避けている。子育て中の母
親は家の中へ閉じこめられて、夫との会話もままならない。自分が自分であ
ることを証明するのは、この子が立派に育ってくれることだけと思いつめ、
育児書と首っ引きになるような育児をしていたら、やはり楽しくなくなって
しまうのも、無理がないように思います。
お母さんの中には、子どもを抱くことは、甘えさせて、自立をさせなくする
と思っている人もいます。また、子どもは抱いてもらえないことについて「
私はもう大きいから」と我慢してしまいます。やっぱり、気持ちでなく頭で
考えてしまうんです。もっと自然になって----と思います。

 同朋新聞より
コメント (0)

オバマでも、チェンジは難しくなった
いくら大胆な成長戦略を描いてみせても、雇用や景気への成果が生まれてく
るまでには時間がかかる。
オバマ政権の誤算は、経済危機対策で巨大金融機関を救済しながら、日々の
暮らしにあえぐ勤労世帯への手当が後手に回ってしまったことだ。
社会的弱者へのセーフティーネットを完備しないままでは「米国の再生」は
ない。医療保険改革も議会でもみくちゃにされ、めどが立たない状態だ。
残念だったのは、対外交政策で新基軸がほとんどなかったことだ。テロ対策
の強化や核軍縮への努力は強調した。経済の苦境で内政重視は理解できるこ
とだが、米国が内向き一辺倒になっては困る。
 
 紙面より
コメント (0)

詩はもって興こすべく、もって観るべく、もって群むべく、もって怨むべし。
詩は感性を高めることもできるし、客観的な観察力を養うこともできる。ま
た、詩は人間同士を結びつけもするし、仲違いさせるような力も持つ。

孔子の言う「詩」は『詩経』のことである。

 論語一日一言より--村山孚
コメント (0)

政治とカネ
政治的には小沢氏の説明責任は果たされていないという世論だ。鳩山首相の
問題も、政治的に決着したとはとても思えない面がある。民主党の山岡国対
委員長が、参考人招致に一切応じないと言っているが、それで通るかどうか
。世論の変化によっては、いつまでも沈黙というわけにはいかない。
失政や不正があれば政権交代できるシステムに変えようと言ってきた。この
ままでは、政権交代で良い政治を選ぼうとしたのに、結局土台は変わってい
ないのではないかという政治全体への失望になりかねない。期待したいのは
、説明責任を首相も小沢氏もしっかり果たす。企業・団体献金の禁止をはじ
め、浄化への姿勢をはっきり示すことです。そうしないと、政権交代の意義
が損なわれる。
民主党の中では、両首脳の資金の問題について、表立ってはなかなか言えな
い雰囲気がある。異常なものを感じる。政権与党対検察という対立の構図か
ら早く脱し、事実解明に専念すべきだ。
また、経済政策については、
政策の極めて多くが選挙戦略というか、参院選に向けたばらまきをやってい
るという印象が非常に強い。
農家戸別補償は参院選対策としてはすばらしいと思うが、将来の農業展望は
何一つ示されていない。むしろ古い農業の温存につながるのではないか。
成長戦略の肉付け、財源の裏づけを出すのが6月というのも、参院選対策見
え見えだ。国際競争の観点にはほとんど触れない。これは企業競争力、企業
の設備投資、技術開発という部分が極めて大きいが、事業仕分けでもトータ
ルの科学技術予算は削減されてしまった。国家戦略、一体この国をどうした
いのか、全くわからない。

 紙面より
コメント (0)

天空に描く平和の円
私にはまだまだやりたいことがたくさんあります。今の私にとっての「人生
百年の計」とは、私が抱いているビジョンを、次の時代、または次の次の世
代、つまり孫やひ孫たちにバトンタッチしていくことです。
保田氏は、戦争の惨めさ、誤った戦争から学んだ教訓を、戦争を知らない次
世代の子どもたちに伝えたいと思っています。今日の大人が作り上げられな
かった平和を、何とか次世代が実現できることを願っています。現在10歳の
子どもが60歳になった頃、世界に平和がもたらされるよう、今のうちに戦争
を知る私たちのビジョンを伝えなければならないのです。
私の父の好きだった英国のビクトリア朝のロバート・ブラウニングの作品に
次のような詩句があります。
 「地上ではかけた弧、
      天上では全き円」
私の今のビジョンは「天空に描く大きな平和の円」です。平和の実現は非常
に時間がかかる壮大な目標です。私の存命中には難しいのです。しかし、そ
の円の中の一つの弧でも実現させるために、私は今後も勇気ある行動を起こ
していきたいと思っています。
私のビジョンを果たすために、まずは100歳のバーを越えたい、というのが
95歳の今の私の希望です。

 95歳・私の証 あるがまま行く---日野原先生
コメント (0)

参院選挙目当てでも企業献金全廃の法案を、民主党は議員立法で提出か
「政治とカネ」の問題で党の信頼回復を急ぎ、夏の参院選前に党の立て直し
をめざす。しかし、導入時期や収入源が細る労組出身議員に配慮もあり、党
内議論が難航しそうだ。
マニフェストに盛り込まれた政治資金規正法改正の優先度は低かった。事件
が表面化して以降、民主党支持率は下降線を描く。参院選を控え、改革に取
り組む姿勢と自浄能力を示さねばいけないとの危機感が党をお通しした。
事件対策で法案提出だけが決まった印象がある。

 紙面より
コメント (0)