2009年08月の記事


己を行なうに恥あり。四方に使いして君命を辱しめざる、士というべし。
自分の行動について何が恥になるかをわきまえているような人物。そして君
主の命を受けて他国に派遣された場合、りっぱに使命を果たして国の名誉を
高めるような人物。このような人物こそ「士」と言える。

「恥」を知るというのが士の骨格をなしているのだ。自分のなかに何かの歯
止めをもち、それによって自分の行動を制御する、こうした歯止めは時代や
体制の違いをこえて、必要なことではなかろうか。

 論語一日一言より--村山孚
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失業率最悪の5.7%
今回の雇用不安は失業率悪化のペースが速いのが特徴だ。
日本経済の主力である輸出産業の生産落ち込みが急激だったのが最大の要因
で、非正規社員が働き手の3分の1まで拡大していたことも雇用悪化に拍車を
かけた。
加えて、前回の不況時に希望退職などの仕組みを整えた企業が多く、正社員
も以前より減らされやすくなった実態がある。1~6月に早期・希望退職を募
ると発表した上場企業は140社を超え、前年同期の4倍に迫る。
休業手当の一部を国が負担する雇用調整助成金で40万~50万人規模の失業を
食い止めているとの指摘もあるが、収益が回復しなければいずれ限界が来る
。多くの企業が決算をまとめる年度末にかけ、失業率はもう一段の悪化が避
けられそうにない。

 紙面より
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新型インフル、対策は十分か
メディアに煽られ、国民すべてが政権交代に浮かれているが、9月下旬から
10月が発症のピークだという。
新型対応のワクチンはこの流行には間に合わない。
ワクチンの効果があるかは完全に確かめられているわけではない。欧米のワ
クチンメーカーは現在、安全性や有効性を調べる臨床試験を進めているとこ
ろ。治療に必要な抗インフルエンザ薬は約4587万人分あり、総人口の約4割
の治療が可能な数だ。
流行予測だけでなく、具体的な対策を早急に示すべきだ。
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福祉社会の姿
これから働く世代が減り、お年寄りがさらに増える時代を迎えるなかで、ど
うやって必要な社会保障の給付を守りながら制度を維持していくのかという
肝心の疑問に、政治が答えていない。
むしろ、聞こえてくるのはお年よりも若者も負担を軽くします。サービスは
厚くしますという、手品のような話ばかりだ。
日本の社会保障の支出は、先進諸国の中でも低い。不十分な制度を補ってき
たのは、家族や地域の支え合い、会社の福利厚生などだったが、時代ととも
にその支えも細ってきた。
社会保障の立て直しが必要なことは間違いないが、制度を支えるための費用
をどう分かち合うのか。そもそも、貧富の差を小さくする再配分重視の社会
を目指すのか、それとも経済成長を重視し、税金や社会保険料の負担はでき
るだけ小さくする社会なのか。知りたいのはそうした基本の考え方、将来の
姿だ。
社会保障のありようがようやく真正面のテーマになってきた。「中福祉」と
か「友愛」とか言うだけでなく、もっと中身を語ってほしい。

 紙面より---板垣哲也
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中行を得てこれと与にせずんば、必ずや狂けんか。
友人を選ぶなら、穏健で調和のとれた人が望ましい。さもなければ、つまら
ぬ俗物よりはむしろ、「狂」とか「けん」とか言われる人物と交わりたい。

熱狂的な人は何がなんでもやろうとするし、頑固な人はやるべきでないこと
は絶対にやらない。

 論語一日一言より--村山孚
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消費税の増税論議をすみやかに
両党とも総選挙の争点から外してしまった。これは国民にとって不幸なこと
だ。
いま年間90兆円の社会保障給付費が2025年には140兆円に膨らむ。
年金や医療・介護の水準を下げる選択肢がないとすれば、財源を税や保険料
で確保していくことが政治のつとめである。

紙面より
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速かならんと欲することなかれ。小利を見ることなかれ。
早く成果をあげようとしてあせってはならない。目先の小さな利益に惑わさ
れてはいけない。

あせる心。目先の利益にとびつく気持ち。この二つは結びつきやすい。仕事
をするうえで、だれもが心がけねばならない心得である。

 論語一日一言より--村山孚
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農業の争点
日本の農家の平均耕作面積は1.8㌶。米国の100分の1だ。農作物がどんどん
輸入されるようになると、とても太刀打ちできない。一方、「貿易立国」の
日本が、世界の自由貿易拡大の流れに背を向けるわけにもいかない。
国内の農業を保護しつつ、農業政策は、二つともに目を配らなくてはならな
い。いま各党が競うのは農家保護ばかり。意欲ある農家に農地を集めるには
どうするのか。競争力を高める政策も競ってもらいたい。

 紙面より
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般若心経とは
般若とはすばらしい知恵のこと。そして波羅密多とは六波羅密多、すなわち
自分よりも他人の救いを先にする「大乗の菩薩」という考え方による実践の
徳目です。
人間は生前の行いによって、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天という6つ
の世界に生まれ変わります。人間よりも下に落ちるのを救うためには、布施
、持戒、忍辱(にんにく)、精進、禅定、智慧という6つの修行をして、成
仏しなければなりません。
布施とは、僧にお経をあげてもらったときや寄付をする際に差し上げるお金
などの財物のことです。布施はお金に限りません。相手の不安をなくす、や
さしいまなざしや言葉などもあります。
持戒とは、戒を持つこと。これを十戒といい、具体的には十戒善を差します。
不殺生、不偸盗、不邪淫、不妄語、不綺語、不悪口、不両舌、不慳貪、不瞋
恚、不邪見。
忍辱とは、辛抱すること。
精進とは、一生懸命努力すること。
禅定とは、坐禅を組んでこころを落ち着けることです。
6つの修行をすると、智慧が出てきます。これが"般若"です。
仏様の場合、「智慧」と書きます。"知"の下の"日"は、宇宙の真理を指しま
す。
この6つのことを修行することを「六波羅密多行」といいます。こうするこ
とで自身が成仏する助けになります。
お仏壇に水、塗香(ずこう)=塗香(ずこう)は非常に細かい粒子のお香で、
塗香入(ずこうい)れに入れて用います。小麦粉にも似た触感があり、少量を
手に塗り、その香りを吸い、仏前で自らの心身を清めるために使用します。
花、線香、飯、ローソクの6品をお供えするのは、六波羅密多行を知らずに
亡くなったご先祖様に、6つの修行をすることで成仏できることを知らせる
ためです。
水は布施(感謝する気持ち)、塗香は持戒(よいことに励む)、花は忍辱
(怒りやすいこころを鎮める)、線香は精進(怠けごころをなくす)、飯は
禅定(こころを落ち着かせる)、ローソクは智慧(人間の悩めるこころを智
慧の光で明るくする)を表しています。これら6つをお供えすることを六種
供養といいます。お仏壇にお供えをして、お仏前でお経を唱えます。こうす
るこによってご先祖様が成仏できるのです。
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脱温暖化、「痛み」をどう説得するか
高速道路の無料化やガソリン税などの暫定税率の廃止のように、低炭素化と
逆行する政策がマニフェストに並ぶ。どう整合性をとるのか。きちんと説明
してもらいたい。
忘れてならないのは、低炭素化の変革には「痛み」が伴うことだ。自然エネ
ルギーの買い取り制度では、電気料金の値上げが避けられまい。排出量取引
のせいで企業の経営が圧迫される恐れもある。
だが、この痛みは気候変動で人類が被る損失を回避するために必要なコスト
であり、新たな成長の糧をつかむチャンスでもある。産業界や国民を説得す
る力が政治に問われている。

 社説より
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父は子のために隠し、子は父のために隠す。直はその中にあり。
法を至上とする法家思想であり、考を政治・道徳の基礎におく孔子の思想と
真っ向から対立する。
前者が過ぎると「公」のために情が無視され、後者が過ぎると「私」のため
に公正さが損なわれる。簡単に結論づけられない。

 論語一日一言より--村山孚
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民主党の高速無料化は合点がいかぬ
うまい話には落とし穴がある。実現には巨額の財源が必要だし、公共交通や
環境に与える影響もある。それらを考えると、優先的に進めるべき政策では
ない。
首都、阪神の両高速を除く高速道路の無料化により、年2兆円の料金収入が
途絶え、高速道路会社の借金約30兆円を税金で肩代わりする必要が出てく
る。国民一人当たり約24万円の負担だ。深刻な財政危機下、その財源をど
う工面するというのだろう。
この夏、地震による路盤崩落で緊急の修復工事を迫られた東名高速が象徴し
たように、高速道路の維持・管理には、半永久的に金がかかる。
無料が多かった米国や欧州では、最近こうした理由から有料化が広がり始め
ている。日本では利用者負担の原則を引き続き維持するべきではないか。

 社説より
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葉公、政を問う。子曰く、「近き者説び、遠き者来たる」
身近にいる領民に慕われるような政治をすることです。そうすれば、評判を
聞いた他国の人民もはるばるとやってくるでしょう。

当時の領主たちにとって、兵力源でもあり経済力の基盤でもある領民を増や
すことが大きな関心だった。力づくで奪うことはない。よい政治をすれば自
然に人々が集まってくる。

 論語一日一言より--村山孚
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マスコミの扇動により、民主党の圧勝か
圧勝を予測する報道機関の情勢調査が相次いでいる。
こうなったのもすべてのマスコミの「政権選択」と誘導の結果である。
この調査結果について、マスコミは満足であろう。代わった政権が果たして
我々の生活を良くしてくれるのか。マスコミは十分禁止すべき責任があると
思う。
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われ君たるを楽しむなし。ただその言いてわれに違うなきを楽しむ。
国を治めるのは楽しくない。ただ、自分の言うことにだれも反対しないのが
楽しい。

どんなに心の練れている人でも、自分の言ったことに反対されるのは気持ち
よいものではない。とくに上に立つ者が下から反対されたら不快になるのが
本音だろう。

 論語一日一言より--村山孚
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ダブルディップ
理由の第一は、大幅な需給ギャップの中で雇用の悪化が続き、それによる個
人消費の減退が企業業績の低迷と悪循環している。
第二は、大手銀行などは危機を回避したが、地方金融機関の過剰債務や資産
の劣化の改善は遅れ、貸し出しが全体として消極化している。
当面の景気は異例な財政・金融措置で下支えされるが、その限界が見えてき
た時は要警戒である。その場合、輸出依存度の高い日本への影響は大きく、
雇用問題も一段と厳しさを増すと思われる。
見通しでは世界の生産が07年水準に戻るのは11年ごろという。
日本としては、その間持ちこたえて次の飛躍に備えるために二つのことが重
要だろう。一つは失業手当など、セーフティーネットの更なる強化のための
国の施策である。いま一つは何のための経営か、という元々の志に立ち返り
、働く人々との関係を思い切って見直すことだろう。ただならぬ試練こそ改
革の好機ととらえ、乏しさを分かち合いながら、顧客の必要と社会の痛みに
共にこたえるという、企業の本源的な力の育みである。さういう根本からの
変革が広がれば日本だからこそできる突破口につながる可能性がある。

 経済気象台より---瞬
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君たること難し。臣たること易からず。
人の上に立つのは難しいことだ。だが、人に仕えるのも容易なことではない

トップの座右におくべきことば。
まずトップの座は安楽椅子ではないという自覚が大事だ。
同時に、部下たちも決して楽なものではない、という思いやりをもたねばな
らぬ。この心がけがあってこそ、その組織は成長する。

 論語一日一言より--村山孚
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民主は受益・負担をセットで示せ
少子高齢化で急増する社会保障費をどうまかなうのか。格差や貧困の拡大、
国際的な企業間競争の激化といった課題を税制見直しで同解決するかだ。
前者は、野党が消費税論議を封印したために具体的な議論ができない。与党
も「景気回復後の抜本改革」というだけだ。
後者は、課税対象や配分の見直しにより、増税なしでも是正できる課題なの
に話題にもならない。
税や財政の話は、候補者が議論を避けたがり、問題は先送りされる。その繰
り返しが、いまの危機的な国家財政を招いてきた。
野党は「高福祉」を叫ぶなら、それに伴う改革の中身を示し、負担の中身も
明らかにすべきだ。「受益」と「負担」のパッケージを示し信任を得る努力
が必要だ。

 中央大・森信茂樹
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いやしくもわれを用うる者あらば、期月のみにて可ならん。三年にして成すことあらん。
もしわたしに政治をまかせてくれる国があれば、一年で基礎をかため、三年
でりっぱに成果を上げてみせるのだが。

理想と現実との厳しい落差を示すことばである。

 論語一日一言より--村山孚
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財源は二分し、議論せよ
制度的に具体的な措置を伴わずに経済が成長すれば税収増が得られるとか、
予算の効率化や税金の無駄を根絶すれば○○兆円出てくるといった極めて
安易な発想に基づくもの。
確かにこの種の財源も、可能性として存在しえよう。しかし予想、願望にす
ぎず、いつどの程度確保できるのか財源としては非常に不安定で、毎年着実
に手に入るものではない。したがって仮にこの種の不安定な財源は、たまた
ま恵まれたときに財政赤字削減に充当するべきである。
国民迎合的な財源のみでは、政権党の政策論としては評価に値しない。国民
に無用な混乱を与えるのみである。

 経済気象台より---安曇野
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近年乳がんになる女性が増えた。
食生活や生活習慣の欧米化により、エストロゲンという女性ホルモンの分泌
が増加したことが原因という説が有力です。
乳がんになる人は30代から40代にかけて急増し、最もなりやすいのは40代後
半の女性といわれています。壮年期の女性ががんで亡くなる場合、一番多い
のが乳がんです。「閉経後は大丈夫」「50歳すぎたら乳がんにならない」と
いう説はあてになりません。一方、まだ20代の若い女性も安心は出来ません
。各自が早期発見法を身につけるべきです。月に1回は自分で乳房に指をあ
てて、しこりがあるかないかを調べる自己チェックをぜひともやってほしい
のです。
鏡の前で裸になって立ち、左右の乳房の位置や形に違いはないかを見たあと、
指先でしこりの有無をチェックするのです。生理が始まって1週間後の頃が最
適です。
病院など専門機関での定期検診は20代から受けても早すぎることはありませ
ん。超音波検査(エコー)か乳房のレントゲン撮影(マンモグラフィー)の
いずれかをできれば年に1回、少なくとも2年に1回はぜひ受けることを勧め
ます。
今のところ、よい予防法はないので、早期に発見することが最善の方法なの
です。
指ではしこりがわからないごく初期のものでも、X線や超音波の検査で発見
されることがあります。こうした初期乳がんは、早く治療すれば90%以上の
人が治癒しています。
昔の治療法では、乳房全体を切り取り、傷が残ることが多かったのですが、
今では乳房を保存する技術も進んでいます。
乳がんは早期発見が何より大切だということから、「乳房健康研究会」が結
成され、乳がんのことを知ってもらう活動をしています。
http://www.breastcare.jpです。

 95歳・私の証あるがまゝ行く----日野原先生
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産業政策論議
いま米国は産業政策を導入すべきだとする意見は、GM救済が政府出資によ
る金融支援だけでは、単なる失業対策に過ぎず、日本車に後れをとったGM
の旧態を温存するだけで、真のGM再生にはつながらないという危機感を強
調する。税金を注入した事実上のGM国有化の下で次世代のエコ車社会を見
据えた積極的な政府指導を進めるべきだという。
もちろん疑念を抱く自由経済信奉論も根強い。政府依存による独創性の低下
、特定産業の保護、政治介入による経済効率の阻害など産業政策には落とし
穴が多く、なによりも軍需産業・軍・政府の連合体が強大な影響力を行使し
てきた、いわゆる「軍産複合体」を複製することになると懸念する。
日本の産業政策は経済大国への離陸を加速させたが、経済全体がそのシステ
ムに安んじ、必要な構造改革を遅らせた。

 経済気象台より--昴
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外からも敬意を持って「魅力ある国だ」と素直に思われるような日本創りを志向する]
ことは、目先の打開策を講ずる以上に重要な課題である
「魅力ある日本」を考えるとき、三つのポイントがあるように思う。
一つ目は、
長きにわたって日本人自身が培ってきた「日本の良さ」を再確認し、より
確かなものにすることである。世界に秀でた豊かな自然と調和した社会、
人々が法と制度を順守し秩序が維持された安定した社会、充実した社会保
障制度、不条理な格差の少ない社会などが挙げられよう。
二つ目は、
急激なグローバル化、情報化、市場化の波に適切に対応し、「安心、安全
、充実」した社会のシステムを構築していくことだ。急激な波は社会を合
理的で利便性の高いものに変えた。ITを使えばたいていの情報は即座に
入手でき、地道な苦労をすることなく欲しいものを手に入れるチャンスが
増大した。しかし、他方ではむきだしの成果主義、拝金主義、競争社会、
格差社会を生み出した。合理性や利便性を保ちつつ、1点目に挙げたよう
な社会をどう構築するか、これからの課題だと思う。
そのためにこそ、
三つ目に
「魅力ある日本人」をどう育て、日本に住む外国籍の人々とともに「魅力
ある地域社会」をどう創っていくのかという点が課題となる。
そこで最も大切にしたいのは「人間性」の育成だ。金があれば何でもでき
るといった風潮の「ホリエモン現象」、欲望むき出しの「メル友ネット」
の広がり、電車の優先席さえ老人に譲ろうとしない思いやりのなさ。
人間の「品格」が改めて問われる時代である。「国や郷土を愛する心」を
育てることはもちろん大切だが、それはまず「人を愛する心」があって初
めて成り立つ。そうした心を持っていれば、戦争被害の傷を今も感じてい
る相手国への「配慮」も自ずとなされていくだろう。

 早稲田大学教授・天児 慧
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最低賃金の大幅な引き上げを宣言した民主党だが?
最低賃金をどうするかは、低賃金労働者と中小企業例映写だけの問題ではな
い。
好景気での引き上げなら副作用は小さいが、不況下の急激な引き上げは失業
を増やす恐れがあり、生活保護や失業給付の増加につながりかねない。失業
を防ぐため企業に人件費を補助しても、財政負担が必要だ。下請企業の人件
費が増えた分を取引先の大企業に転嫁できるよう、企業取引を公正にする政
策も必要だが、その場合も企業努力で吸収できないと最終価格に転嫁される
。最低賃金の大幅引き上げ論は、納税者や消費者に負担を引き受ける覚悟が
あるのかどうかも、突きつけているのだ。冷静な判断が必要だ。

 紙面より
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その身正しければ令せずして行なわる。その身正しからざれば令すといえども従わず。
上に立つ者の姿勢が正しければ、下位の者は命令されるまでもなく励行する
。だが、上に立つ者の姿勢が正しくなければ、下位の者はいくら命令されて
も動こうとはしない。

トップの人格や言動は社員の士気に大きな影響を与える。個々の職場では、
リーダーの個人的な影響力は大きい。リーダーは、いつも「その身を正し」
でいなければならない。

 論語一日一言より--村山孚
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財源は二分し、議論せよ
財源を所要の額だけ確実に得るためには、いうまでもなく制度変更に立脚し
たものでなければならない。
安定した財源の確保のためには不可欠な条件である。具体的には、時期を決
め税率を引き上げるとか、特定の歳出を削減するなどにより調達する必要が
ある。毎年着実に支出が増大する社会保障費などは、このような安定財源で
賄われねばならない。

 経済気象台より---安曇野
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有効成分のクルクミン含量が多い秋ウコンを開発
世界中にさまざまな系統がある。同じ系統のウコンでも栽培環境が異なると
成分量に大きな違いが出るという。植え付けと収穫の時期をいつにするか。
どんな土壌でどんな肥料を使うか。根茎を植え付ける深さや間隔は。
こうして絞り込んだ品種を「琉大ゴールド」と名づけた。
沖縄の在来種のクルクミン含量が乾燥状態の0.06~0.41%であるのに対し、
琉大ゴールドは1.29~2.99%と差は明らか。このほか、収量が多い。根数が
少なく収穫しやすい。葉丈が低く台風に強い。色合いや香がよい。といった
特徴があるという。

  食の健康学より---和田公一
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実質GDPは前期比0.9%増。
09年4~6月期の国内総生産は年率換算で3.7%増だ。GDPがプラス成長と
なるのは08年1~3月期以来、5期ぶり。
19年1~3月期と2期続けて、年率換算で2ケタのマイナス成長だったが、最悪
期は脱しつつある。4~6月期と同程度の成長が続けば、09年度の実質成長率
はマイナス2.0%となる見通し。

 紙面より
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曰く、「すでに富めり。また何をか加えん」。曰く、「これを教えん」
日本では教育がときには生活より重視されるが、中国では生活安定が先決と
されている。

 論語一日一言より--村山孚
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民主党のマニフェスト
国家公務員人件費の2割カット、公共事業費の大幅削減などで歳出を切ると
いう。これは景気下押し圧力になりかねない。ばらまき批判を受けるほど国
債発行を抑制しようとし、その分、無理な歳出削減をするという自縄自縛に
陥らないか。
仮に総選挙後に民主党政権が誕生すれば、来年の参院選前に歳出削減ができ
るのか。有無を言わさぬほどの強力な政治的リーダーシップが必要だが、し
ばらく財政の拡張を続けて赤字国債発行でつなごうとするなら、市場は民主
党に対して疑心暗鬼になるだろう。

 紙面より
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老いを遅らせるには--心がけが大切
「アンチエイジング」という言葉が注目を集めている。アンチエイジングと
は、できる限り老いを遅らせて若さを保とうという試みだ。
若さ、アンチエイジングというと、スキンケアやサプリメントなどを思い浮
かべる人は多いが、一番大切なのは「気持ち」だ。やりたいことをやること
。無理をし過ぎないことを心掛けると良い。自分を責めないで、いい加減に
、気ままに生活することがお薦めだという。
また、適度な緊張感、ストレスも刺激につながる。ある程度の年齢を過ぎた
ら仕事をしないで家の中で閉じこもっている人は少なくない。だが、ボラン
ティアでも良いので「誰かの役に立っている」という実感を感じられること
を意識的に行うことが大切だ。
そして「きれいになりたい」と願い、行動を起こすことは、世界を広げ自分
を内面からも輝かせる。
たばこと紫外線はなるべく避けよう。特にたばこは肌に悪く、体の循環に悪
影響を与える。
アンチエイジング5カ条
◆いくつになっても男と女
  「美しさ」に磨きをかけよう
◆肌の若返りは心の若返り
   メークアップは外見、心も若返らせる
◆バランスの良い食事と適度な運動
   アンチエイジングの効果は食事と運動が9割
◆よく笑い、よく話し、よくかむ
   笑いは免疫力を高め、かむことは脳の活性化になる
◆長生きこそ最大の誇り
   いくつになっても積極的に社会貢献を
 
 北里大名誉教授・塩谷信幸
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平和を祈る思いと政治の論理を同じ地平に上げる時だ。
道は決して平坦ではないし、確かなゴールも見えない。朝鮮半島には冷戦の
残滓があり、北の核開発という現実の脅威が迫る。だからといって、「核の
傘」の強化に力を注いだり、ましてや核武装論を叫んだりするようなことは
、「核には核を」という負の連鎖を自ら作り上げることにほかならない。
平和を求める理念を鍛え、ねばり強い外交交渉で現実を切り開き、一歩ずつ
、まずは自国周辺に前向きの潮流を生み出す。決して不可能なことではない
はずだ。それには、広島、長崎、沖縄の地から発した日本人の自然な民意が
、最大の支えとなる。
平和を希求する市民の心性と、国際社会の現実を見据えた外交の知恵が結び
ついた時、被爆国日本の本当の力が生まれる。

 社説より
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はん遅、稼を学ばんことを請う。子曰く、われ老農にしかず。
門人のはん遅が農事をたずねると、孔子は言った。そのことなら、わたしは
篤農家に及ばない。

上に立つ者は民を導くのが務めでうり、農作業に精通する必要はない。

 論語一日一言より--村山孚
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鳩山氏は4年間は消費税を上げる必要がないと言うが?
だが、人口の高齢化で社会保障費は猛烈なスピードで膨らむ。
さらに、民主党政権ができたとしても、膨大な財政赤字の借金は返さなけれ
ばいけない。景気対策も手は抜けない。
歳出のムダを排除するだけではとても賄い切れないことは明白だ。鳩山氏は
将来の消費税上げはありうると語ったが、モット素直に負担増しを語る勇気
が必要だった。
安全保障でも、たとえばインド洋での給油やソマリア沖の海賊対策をめぐっ
て、国際貢献と自衛隊の派遣についてどう考えているのか。鮮明な主張を聞
きたかった。
有権者は、こうした大きな視野から真剣に切り結ぶことを期待している。

 社説より
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上、礼を好めば、民、敢えて敬せざることなし。
上に立つ者が礼を重んずれば、下位の者はおのずとかれを敬うようになる。
上下の関係は、下位の者は上に立つ者を見つめている。そして、その言動に
敏感に反応するのである。

 論語一日一言より--村山孚
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未来への投資を競え
子育て対策が、やっと政治の最重要課題に躍り出た。
少子化に歯止めをかける環境を整えることは、明日の日本にとって待ったな
しだ。未来を担う世代への投資に本腰を入れる姿勢を各党が明確にしたこと
を評価したい。
日本の社会保障給付は、高齢者対策に偏ってきた。いまも7割はお年寄りの
年金や医療・介護に使われ、子どもに対してはわずか4%だ。
支援策の充実で日本の出生率を回復に向かわせることが期待される。
それには、現金給付に加え、子育てしやすい社会環境を整えることも重要だ
。とくに保育施設の充実を急がなければならない。
いずれにせよ、子育て支援には大幅な財政支出の増加が伴う。財政難の中で
も、最優先に取り組まなければいけない課題である。自民にせよ民主にせよ
、やがて本格化する財政論議への備えが問われる。
少子化対策には政府や自治体の措置だけでなく、民間企業で働きながら子育
てしやすい職場環境をつくっていくことも大切だ。
そうした方向へ社会を導くために、政治が何をしなければならないか。広い
視野から「子育て支援」にどう取り組むのか、選挙戦を通じてとくと聞いて
みたい。

 社説より
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現実と幻想との境界で--千の風に、千の風になって
私のお墓の前で
 泣かないでください
 そこに私はいません
 眠ってなんかいません
 千の風に
 千の風になって
 あの大きな空を
 吹きわたっています

幼友だちの妻ががんで死去、その追悼文集に掲載された詩だったという。
元は英語の詩だった。アイルランド共和軍のテロで死んだ青年が遺書のよ
うに両親に託していたことをBBCが放送した。
9.11テロの翌年の追悼集会で、11歳の少女が朗読した。
映画監督H・ホークスの葬儀で俳優のJ・ウェインが朗読した。
だが、いつ、誰がつくった詩かがわからない。

これらの出来事の少し前、がんで闘病生活をしていた先輩記者を励ます会
を催した。そこでこんな話をした記憶がある。
「死んだらとりあえず、僕たちは煙や灰、骨になる。僕を形づくっていた
素粒子たちにとっても別離のときです。しかし、素粒子たちがいつか再会
を図ることがあっても、ふしぎではないでしょう。はるか遠い、永遠に近
い未来のことかもしれません。『僕』が再結集する日を夢想したりします

いま思えば、「煙になる」のは「風になる」のとほぼ同じことだろう。現
実と幻想とをつなぐのが「風」である。
そして死は現実と幻想との境界に起きる「何か」だ。

 コラムニスト・小池民男
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ウコン、有用性の研究盛ん
ウコンに含まれているクルクミンという成分に抗酸化作用があるなど、医学
的有用性に関する研究が盛んに行なわれている。しかし、人を対象とした研
究で効果が実証された例はごくわずかだ。
しかもウコンに含まれるクルクミンの量は、乾燥状態のウコンの数%に過ぎ
ない。
ウコンにはいくつもの種類があるが、日本で知られているのは3種類。この
うちクルクミンの含有量が多いのが秋ウコンだ。カレーの香辛料のターメ
リックがこれだ。日本ではタクアンの着色剤にも使われた。

 食の健康学より---和田公一
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子育て支援、長期戦略見えぬ
「幼児教育の無償化」や「月2万6千円の子供手当」などが「ばらまき」に映
るのは、財源の不透明さとともに、子育て支援が政策体系の中でどう位置付
けられているのかが大きな構図が見えないからだ。
欧州では「子供や若者への投資は、将来の国のための投資」との位置付けが
明確だ。その代表が育児や保育、職業訓練、教育など、「人」への投資を重
視した高福祉高負担路線で成長を維持する北欧諸国だ。実質GDPの伸び率
は、北欧4カ国平均でも「低負担」の米国2.5%を上回る。一人当たりのG
DPでも米国をしのぎ、財政や経常収支も黒字。「双子の赤字」の米国とは
好対照だ。
日本では社会保障は歳出を膨らませ経済の足を引っ張るという議論が支配的
だった。だが、生活や老後の安心は消費増につながるし、介護の雇用創出効
果は公共事業の約2倍との分析もある。社会保障が成長を引っ張るといえ発
想に切り替え、欧州のように、高齢者だけでなく、広く現役や将来世代も見
据えた普遍的な制度に抜本改革する時だ。

 紙面より
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トウガラシ辛くない品種も
トウガラシの辛み成分・カプサイシンが体に及ぼす作用はいろいろある。そ
の中でも、関心の高いのは、脂肪燃焼作用だろう。
トウガラシを食べると、カプサイシンが交感神経を刺激。怒ったり緊張した
りする時に分泌されるホルモン「アドレナリン」の量が増える。脂肪を分解
する酵素の働きも活発になり、分解されてできた脂肪酸が燃焼する。
食事にトウガラシとマスタードを3㌘ずつ加えて食べた場合、加えかなった
時より、食後の消化の際などに生じるエネルギーが25%増えるという。
とはいえ、毎食トウガラシなんて、現実的でない。辛くない品種「CH-19
甘」を開発。この品種は、カプサイシンと似た構造を持つ成分「カプシエイ
ト」を含んでいる。脂肪の蓄積を抑制する作用はカプサイシンと同じ程度。
一方、辛さはカプサイシンの千分の一でほとんど辛さは感じない。いまでは
、この品種を原料にした健康サプリメントも発売されている。

  食の健康学より---錦光山雅子
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経常黒字幅拡大
6月の国際収支によると、海外とのモノやサービスの取引、投資収益の状況
を示す経常収支の黒字額は、前年同月比144.4%増。前年同月より黒字幅が
増えたのは昨年2月以来16カ月ぶり。ただ、原油価格の下落による輸入の大
幅減が主な要因で、輸出は依然として低水準が続いている。
一方、09年上半期の経常黒字額は前年同期より46.0%少ない。経常黒字の縮
小は半期ベースで3期連続だが、08年7月~12月より改善した。

 紙面より
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近年乳がんになる女性が増えた。
食生活や生活習慣の欧米化により、エストロゲンという女性ホルモンの分泌
が増加したことが原因という説が有力です。
乳がんになる人は30代から40代にかけて急増し、最もなりやすいのは40代後
半の女性といわれています。壮年期の女性ががんで亡くなる場合、一番多い
のが乳がんです。「閉経後は大丈夫」「50歳すぎたら乳がんにならない」と
いう説はあてになりません。一方、まだ20代の若い女性も安心は出来ません
。各自が早期発見法を身につけるべきです。月に1回は自分で乳房に指をあ
てて、しこりがあるかないかを調べる自己チェックをぜひともやってほしい
のです。
鏡の前で裸になって立ち、左右の乳房の位置や形に違いはないかを見たあと、
指先でしこりの有無をチェックするのです。生理が始まって1週間後の頃が最
適です。
病院など専門機関での定期検診は20代から受けても早すぎることはありませ
ん。超音波検査(エコー)か乳房のレントゲン撮影(マンモグラフィー)の
いずれかをできれば年に1回、少なくとも2年に1回はぜひ受けることを勧め
ます。
今のところ、よい予防法はないので、早期に発見することが最善の方法なの
です。
指ではしこりがわからないごく初期のものでも、X線や超音波の検査で発見
されることがあります。こうした初期乳がんは、早く治療すれば90%以上の
人が治癒しています。
昔の治療法では、乳房全体を切り取り、傷が残ることが多かったのですが、
今では乳房を保存する技術も進んでいます。
乳がんは早期発見が何より大切だということから、「乳房健康研究会」が結
成され、乳がんのことを知ってもらう活動をしています。
http://www.breastcare.jpです。

 95歳・私の証あるがまゝ行く----日野原先生
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100日作戦
政権交代が実現した場合、ぜひ「100日作戦」をお勧めしたい。
選挙後の100日程度は、新政権への国民の期待も高く、寛容でもあろう。こ
の間に成功事例を積み上げなければならない。そのためには、直ちに実行す
る対策と先送りする政策を仕分けするべきである。
「100日作戦」は既得権益との「100日作戦」であり、これに失敗すれば「10
0日天下」に終わり、民主党の再チャレンジはないだろう。

 経済気象台より---十菊
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小さな政治でいいのか
どうも政治が縮小してきているように見える。選挙を意識するあまり、自民
党も民主党も夢やビジョンを語るのではなく、目前の課題への対処療法を競
い合っている。子ども手当をいくら出す、高校の授業料はタダに、農家には
所得補償を、と。さらに、その財源をどこからもってくるのかと批判し合っ
ている。生活重視、安心確保の具体的な施策は大切だ。だがそれだけで足り
るか。国際的な金融危機への対応や北東アジアの安全保障など、選挙戦で議
論されるべきことは山ほどある。
リーダーの不在も気掛かりだ。リーダーを育てたり、資質をチェックしたり
するメカニズムを欠いたまま政権交代の時代に突入しようとしている。政治
参加のすそ野を広げ、民主主義を次のステージに進める可能性をもつネット
空間も、十分活用できていない。
小さな政治は過渡的な現象と考えたい。選挙を経て国家像や国家戦略という
大きな絵も競う政治へ成長することが可能なはずだ。

 紙面より---薬師寺克行
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大豆は乳がんのリスクを下げる
大豆には女性ホルモンのエストロゲンと似た構造を持つ植物性エストロゲン
の「大豆イソフラボン」が含まれることはよく知られている。乳がんの発症
には体内のエストロゲンが関係していると言われ、イソフラボンはこのエス
トロゲンが作用するのを抑えると期待されている。
厚労省の研究班によると40~59歳の女性2万1852人を対象に、大豆製品を食
べる量と乳がんの発生率を追跡調査した。みそ汁を飲む量が1日1杯以下の人
が乳がんになるリスクを1とすると、3杯以上飲む人の危険性は4割低かった。
大豆製品から換算した大豆イソフラボンの摂取量を比べても、摂取量が多い
人ほど乳がんの発生率は低かった。
一方、食品安全委員会が06年、大豆イソフラボンの過剰摂取はホルモンバラ
ンスを崩す恐れがあるとして、特定保健用食品として1日に取る量を「30㍉
グラムまで」とした。
栄養補助食品でイソフラボンだけを大量に取るのは勧められないが、大豆製
品を日常的に食べることは問題ない。

 食の健康学より----宮島裕美
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「国のかたち」の骨格となる財政の大きな絵姿を示さない限り、安心社会を気づく裏付けは得られない。
わかりやすい指標としては、政府の一般会計予算がある。国民負担と行政サ
ービス水準が凝縮されている数字だ。あえて単純化すると、毎年度の支出(
歳出)が80兆円、収入(税収)が50兆円というのが平時の姿である。差額の30
兆円は赤字で、新たな借金でまかなわねばならない。
この不健全な状態が続いてきたため、積み上がった国と地方の借金は800兆
円。財政状態は主要国で最悪だ。早期に立て直さなければ、将来世代に重い
国民負担がのしかかる。
問題は歳出と税収をどの水準で均衡させるのかだ。歳出を削るか、増税する
か。あるいは両方の合わせ技か。
民主党も「80兆円と50兆円」の構造問題を避けている。予算の無駄の削減を
大胆に進めるというが、それで生みだす財源を別の政策に使う「組み替え」
路線だ。基本的に80兆円は減らない。消費税を4年間上げない方針なので、
税収を大きく増やす方策もない。国内総生産に占める歳出、歳入の比率を比
べると、日本は最も低いグループに属する。実は世界では米国に近い「小さ
な政府」なのだ。中くらいの水準の欧州主要国を参考にすれば、公共サービ
スの水準をもっと引き上げるという選択肢も今後は大いにありうる。
だがそうするにもまず、「80兆円と50兆円」の構造問題を解く道筋を描くこ
とが前提だ。仮に歳出の無駄を10兆円削って70兆円まで圧縮しても、均衡さ
せるには20兆円の税収増が必要だ。これは消費税7~8%分に当たる。
増税か、公共サービス削減か、合わせ技か。自民党も民主党も、「示したく
ない」ではすまされない。

 社説より
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有司を先にし、少過を赦し、賢才を挙げよ。
任務の分担を明確にすること、小さな過去は大目にみること、有能な者を抜
擢すること、これが管理の基本である。

今で言えば、管理の基本的な心得だ。
●メンバーの任務分担があいまいになっていないか
●重箱の隅をつつくようなことをしていないか
●才能のある者がくすぶってはいないか

 論語一日一言より--村山孚
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アフガンの平和のために何ができる
仕事を与え、幸せな家庭を持つ夢を持たせれば、金のためにテロリストにな
ることはなくなる。
それには、アフガンの主産業である農業分野の発展が欠かせない。日本が最
も貢献できるのもこの分野だ。農業や牧畜に加え、農業用水や電力の確保に
必要なダム、用水路の建設は、非常に有益なものになるだろう。
米オバマ政権がアフガン政府軍の整備に取り組んでくれることはありがたい
。だが一方で、アフガンへの介入を続けて不安定化させてきたイランとパキ
スタンをどう抑えるかがはっきり見えない。
核兵器を持つパキスタン、また持とうとしているイランに挟まれたアフガン
の安定には、この2国への米国の正しい影響力の発揮が不可欠だ。

 耕論より---アフガン・ジャーナリスト連盟会長
:アブドル・ハミド・モバレズさん
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熱中症を防ぐには
熱中症は高温環境で、激しく汗をかきながら筋肉を使う作業やスポーツをし
たときに起こる症状です。
ふつう、体内の水分が汗となって蒸発する際には、気化熱と共に体温が外気
に放散されます。体温調節機能が働いて、体温の急上昇が抑制されるのです
。ですが、高温下ではこの機構がうまく働きません。体がまだ高温に慣れき
らない今ごろの時期が最も危険なようです。運動中は。まめに汗をあいて皮
膚からの放熱を助けるべきです。高温下で激しい活動が続くと、血液や組織
液中にある塩分が汗と一緒に失われ、筋肉の興奮が高まって筋肉痛を伴うけ
いれんが起きます。さらに、腹痛が起こり、胃液を吐くこともあります。ま
た、口の渇きがひどくなり、めまいや頭痛も起こります。手当が遅れると、
体温は40度を超え、手足の末梢血管が拡張して血管内膜に障害がおき、体の
各所に出血が起こります。意識を失い、瞳孔が開いてショック状態となり、
命にかかわることもあります。
少しでも症状を感じたら、風の当たる涼しい所で休養し、適量の塩分が入っ
たスポーツドリンクをたっぷり飲んで、水と塩分を補給すべきです。またぬ
れタオルを体に当てて、意識的に体温を下げるのもよい方法です。意識がな
い人は、病院に急送して処置を受けさせなければなりません。
糖尿病や心臓病、高血圧、肝臓病を持つ人は熱中症にかかりやすく、高温の
室内で生活する老人は特に用心すべきです。かまんせず冷房を使うべきです

 
 97歳・私の証あるがまゝ行く---日野原重明
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クリントン氏訪朝へ
クリントン元大統領は金総書記と会談。米人女性記者2名の恩赦を金総書記
が発表した。
協働の関心事となる諸問題について幅広く意見交換した。ともされている。
この訪朝がどんな成果を生み出すのか、米朝の本格交渉につながるのかはま
だ不明だ。しかし、核をめぐる6者協議が動かないまま、仕切り直しの契機
をまず米朝間で見いだせないか。

 紙面より
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子路、政を問う。子曰く、これに先んじ、これを労す。
子路が政治の基本をたずねると、孔子はこう言った。「人民の先頭に立つこ
と、そして人民の労苦をねぎらうことだ」

「先之労之」、これは古代中国と言わず、時代を超えて、およそ「長」のポ
ストにある者が心がけなければならないことだ。
「先之」は、人々に先立って何をするのかである。命令するだけでなく、自
分がまず実践してみせることが必要な場合もある。
「労之」は、部下の労をねぎらうこと、ただ口で「ごくろう」と言うだけの
意味ではなく、部下への配慮、思いやりを怠るなということだ。

 論語一日一言より--村山孚
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鼎の軽重を問う
アジア経済圏は、金融危機で説得力を欠いた「デカップリング論」つまり、
欧米景気が低迷してもアジア諸国は相対的に高成長を続けるという説が息を
吹き返している。
金融危機の被害が比較的少なかったので、財政出動もネガティブな銀行救済
より景気浮揚策に直接振り向けられたので、欧米諸国より早く経済見通しに
明るさが出てきたからだ。
欧米向け輸出に頼ってきたアジア諸国の早い立ち直りはアジア圏に世界経済
の一極を担う自信を与えるかも知れない。ならばEUのような同質性に欠け
る日本、中国、インドはじめアジア諸国が、域内で覇権を争う愚蒙は避けな
ければならない。その指導力発揮に先進国日本の役割がある。

 経済気象台より----昴
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天空に描く平和の円
私にはまだまだやりたいことがたくさんあります。今の私にとっての「人生
百年の計」とは、私が抱いているビジョンを、次の時代、または次の次の世
代、つまり孫やひ孫たちにバトンタッチしていくことです。
保田氏は、戦争の惨めさ、誤った戦争から学んだ教訓を、戦争を知らない次
世代の子どもたちに伝えたいと思っています。今日の大人が作り上げられな
かった平和を、何とか次世代が実現できることを願っています。現在10歳の
子どもが60歳になった頃、世界に平和がもたらされるよう、今のうちに戦争
を知る私たちのビジョンを伝えなければならないのです。
私の父の好きだった英国のビクトリア朝のロバート・ブラウニングの作品に
次のような詩句があります。
 「地上ではかけた弧、
      天上では全き円」
私の今のビジョンは「天空に描く大きな平和の円」です。平和の実現は非常
に時間がかかる壮大な目標です。私の存命中には難しいのです。しかし、そ
の円の中の一つの弧でも実現させるために、私は今後も勇気ある行動を起こ
していきたいと思っています。
私のビジョンを果たすために、まずは100歳のバーを越えたい、というのが
95歳の今の私の希望です。

 95歳・私の証 あるがまま行く---日野原先生
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官僚改革、官僚主導から政治主導へ
「政治機能の強化」の要諦は
①首相の周辺を同志で固める
②官僚幹部の人事権を掌握する
   ---に尽きる。
この二つを政治が取り戻せばマニフェストの実現が担保され、そこからすべ
てが大きく変わる。天下り問題はいうに及ばず、地方分権であれ、税制問題
であれ、官僚からは出てこない自由な発想で、新たな進展が見られるに違い
ない。
日本の二大政党はいまだ発展途上の段階にある。なかでも寄り合い所帯であ
る民主党は重要な課題で一枚岩になりにくい。言うまでもなく、「政治機能
の強化」は政治家にも一段と高い志と見識を要求する。官僚に依存してきた
政治の劣化は、官僚のそれを上回るものがある。

 私の視点より----田中秀征
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外からも敬意を持って「魅力ある国だ」と素直に思われるような日本創りを志向する]
ことは、目先の打開策を講ずる以上に重要な課題である
「魅力ある日本」を考えるとき、三つのポイントがあるように思う。
一つ目は、
長きにわたって日本人自身が培ってきた「日本の良さ」を再確認し、より
確かなものにすることである。世界に秀でた豊かな自然と調和した社会、
人々が法と制度を順守し秩序が維持された安定した社会、充実した社会保
障制度、不条理な格差の少ない社会などが挙げられよう。
二つ目は、
急激なグローバル化、情報化、市場化の波に適切に対応し、「安心、安全
、充実」した社会のシステムを構築していくことだ。急激な波は社会を合
理的で利便性の高いものに変えた。ITを使えばたいていの情報は即座に
入手でき、地道な苦労をすることなく欲しいものを手に入れるチャンスが
増大した。しかし、他方ではむきだしの成果主義、拝金主義、競争社会、
格差社会を生み出した。合理性や利便性を保ちつつ、1点目に挙げたよう
な社会をどう構築するか、これからの課題だと思う。
そのためにこそ、
三つ目に
「魅力ある日本人」をどう育て、日本に住む外国籍の人々とともに「魅力
ある地域社会」をどう創っていくのかという点が課題となる。
そこで最も大切にしたいのは「人間性」の育成だ。金があれば何でもでき
るといった風潮の「ホリエモン現象」、欲望むき出しの「メル友ネット」
の広がり、電車の優先席さえ老人に譲ろうとしない思いやりのなさ。
人間の「品格」が改めて問われる時代である。「国や郷土を愛する心」を
育てることはもちろん大切だが、それはまず「人を愛する心」があって初
めて成り立つ。そうした心を持っていれば、戦争被害の傷を今も感じてい
る相手国への「配慮」も自ずとなされていくだろう。

 早稲田大学教授・天児 慧
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政権選択の夏--変えてはいれないものもある。
敗戦から65年目、日本は「政権選択」をかけた天下分け目の夏である。政権
政党である自民党に、かくしも逆風が吹いている選挙はかってなかった。
統治能力も落ちた自民党にあって、誇るべきはともかく「平和」を維持して
きたということかもしれない。
心配なのは、民主党である。あんなに反対したインド洋への給油の自衛隊派
遣を、「政権を取った翌日に、帰ってこいなんてできるわけがない」と、つ
まりは容認とのことである。福田康夫首相は民主党の抵抗でいったん自衛隊
を撤収する羽目になって、もうあんな「ねじれ」の苦労はしたくないと辞任
した。野党だったら反対、政権を取ったら容認という態度は信用できようか
。「現実路線」などと言いくるめないでほしい。
この「現実論」というやつが曲者だ。目の前の現実に対応しているうちに戦
争に突っ込んでしまったのが大日本帝国の歴史である。
またそれを繰り返すとまでは言わないが、社民党党首が「自民はだめ、民主
は危ない」と心配するのもわかる。
1993年の総選挙で、自民党政権は過半数割れ、下野して、細川首相の「非自
民」連立政権ができた。あのときの外交安保政策はどうだったろう。自衛隊
違憲、日米安保反対の社会党も「政策の継承」の言葉をのんで政権に加わっ
た。政権交代の波に乗って、自らのアイデンティティーをないがしろにした
ところから、社会党は壊れたのだった。
政権交代はあっていいが、だが、変えてはいけないものがある。「平和」と
いう原理は壊さないでほしい。

 ザ・コラムより----早野 透
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君子は文をもって友と会し、友をもって仁を軸く。
教養を通じて友人と結ばれ、交友を通じて人間性を高めていく。君子の交友
はこうありたいものだ。

現代社会の交友はとてもこうはいかない。交友の由来を考えてみると、同級
、同窓、同僚、などスタートはいろいろだ。そして「なんとなくウマがあう
」などさまざまな要因で交友が継続しているりだが、実は、悪友のほうがお
もしろい。

 論語一日一言より--村山孚
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民主党は4年間の消費増税封印を宣言
予算組み替えや、国の特別会計に積み上がった準備金、余剰金などの「埋蔵
金」を使い、13年度には16.8兆円を捻出するという。だが予算組み替えや無
駄遣い見直しで9兆円も生み出せるのか。埋蔵金も無尽蔵ではない。
何より、すでに800兆円にまで膨らんだ国や地方の借金をどう返していくの
か。その道筋が、政権公約からはうかがうことができない。
財源問題に限らない。
「普通の国」「質実国家」「小さくともキラリと光る国」---。自民党が分
裂し、細川連立政権が誕生した03年当時は、政党や国会議員が望ましい国の
姿を言葉に託そうと競った。その頃も「改革」が叫ばれていたが、その改革
の末にどんな国を目指すのかも盛んに語られた。
経済的にすっかり余裕をなくした今、政党は「その先の日本」を描くより、
目前の課題をどう処理できるかに追われている。具体的な個別政策を政権公
約で競うようになったのは大きな前進には違いないが、政権選択の歴史的総
選挙であれば、やはりそれだけでは足りない。
総選挙は政権公約のみによって有権者の判断を仰ぐものではない。政権公約
で示した内政、そして外交の政策を実現させて、では日本はどんな国であろ
うとするのか。
そこも知りたい。

 紙面より
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老いを遅らせるには--心がけが大切
「アンチエイジング」という言葉が注目を集めている。アンチエイジングと
は、できる限り老いを遅らせて若さを保とうという試みだ。
若さ、アンチエイジングというと、スキンケアやサプリメントなどを思い浮
かべる人は多いが、一番大切なのは「気持ち」だ。やりたいことをやること
。無理をし過ぎないことを心掛けると良い。自分を責めないで、いい加減に
、気ままに生活することがお薦めだという。
また、適度な緊張感、ストレスも刺激につながる。ある程度の年齢を過ぎた
ら仕事をしないで家の中で閉じこもっている人は少なくない。だが、ボラン
ティアでも良いので「誰かの役に立っている」という実感を感じられること
を意識的に行うことが大切だ。
そして「きれいになりたい」と願い、行動を起こすことは、世界を広げ自分
を内面からも輝かせる。
たばこと紫外線はなるべく避けよう。特にたばこは肌に悪く、体の循環に悪
影響を与える。
アンチエイジング5カ条
◆いくつになっても男と女
  「美しさ」に磨きをかけよう
◆肌の若返りは心の若返り
   メークアップは外見、心も若返らせる
◆バランスの良い食事と適度な運動
   アンチエイジングの効果は食事と運動が9割
◆よく笑い、よく話し、よくかむ
   笑いは免疫力を高め、かむことは脳の活性化になる
◆長生きこそ最大の誇り
   いくつになっても積極的に社会貢献を
 
 北里大名誉教授・塩谷信幸
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民主党のマニフェスト、選挙優先の人気取りのバラマキでいいのか?
選挙優先しすぎた印象が残る。子ども手当全額支給と農家への戸別所得補償
の開始が11年度に前倒しになっている。1年後の参院選も勝ち抜こうという
狙いがある。「政策より政局」という思惑が含んだ分、約束の実現をより強
く迫られる。
実際、疑問は尽きない。社会保障費が増大するなか、いつまで財源がもつの
か。天下り根絶や公務員人件費削減に大なたを振るえるのか。
「消費税増税やむなし」という意見は、民主党内でもやむなし」という意見
は、民主党内でも根強い。「追い風」頼りで政権についても、国民の期待を
裏切り、一層の政治不信を招くだけだ。

 紙面より
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