2009年06月の記事


民、信なくんば立たず。
人民に信頼されなければ国家は成り立たない。

子貢が政治のポイントをたずねると、孔子は答えた。
食料の確保、軍備の充実、人民の信頼。この三つがなければならぬ。

 論語一日一言より--村山孚
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日韓首脳「6者再建」で一致
北朝鮮への直接の影響力がある米中両国と異なり、日韓が発言力を発揮でき
るのは6者協議だからだ。
ただ、実現は容易ではない。「北朝鮮を孤立させる可能性がある」として5
者協議に慎重な中国の協力を取り付けるのが難しいからだ。

 紙面より
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死生、命あり。富貴、天にあり。
人の生死は、人間の意思ではどうにもならない運命であり、富や地位を得る
得ないというのも、同様に天の定めによるものだ。

---だから、そんなことで悩んだり、あせったりしても仕方がない。

 論語一日一言より--村山孚
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民主党の総選挙マニフェストをめぐり、鳩山代表と岡田幹事長の食い違いが目立つ。
不況による税収減も考え、公約の一部先送りを求める岡田氏に対し、鳩山氏
は今さら変えられないとの立場。
考え方の差が象徴的に表れているのが、ガソリン税などの暫定税率の撤廃。
政権交代後の初年度から実施し、2.6兆円の減税を掲げていたが、マニフェ
スト見直しで先送りが固まった。他にも鳩山氏は「政権300日プランの作成」
では、300日とすると、301日たってできないと揚げ足を取られるとマニフェ
ストに記さない姿勢を明確にした。

 紙面より
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敬して失なく、人と恭しくして礼あらば、四海の内みな兄弟たり。
つねに相手の立場を尊重し、けじめをきちんとして交際していくなら、人間
はすべて同胞だということになる。

このことばの由来は「みな同胞」ということを強調したものだ。兄の非道の
ために悩んでいた司馬牛に、同門の子夏がこういってなぐさめたのだ。

 論語一日一言より--村山孚
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鳩山代表の政治資金管理団体への献金問題、証人喚問必要
亡くなった人からの「故人献金」だけでなく、存命中の人も献金を否定した
。「相続税の脱税にまで発展しかねないという意見もある。偽装献金の実態
を解明すべきだ」。証人喚問でしか実態が解明できないようであれば、ぜひ
やるべきだ。
民主党も「代表の問題」にどう対処するのか。小沢氏の時と同様、危機管理
のジレンマに陥りつつある。

 紙面より
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大豆は乳がんのリスクを下げる
大豆には女性ホルモンのエストロゲンと似た構造を持つ植物性エストロゲン
の「大豆イソフラボン」が含まれることはよく知られている。乳がんの発症
には体内のエストロゲンが関係していると言われ、イソフラボンはこのエス
トロゲンが作用するのを抑えると期待されている。
厚労省の研究班によると40~59歳の女性2万1852人を対象に、大豆製品を食
べる量と乳がんの発生率を追跡調査した。みそ汁を飲む量が1日1杯以下の人
が乳がんになるリスクを1とすると、3杯以上飲む人の危険性は4割低かった。
大豆製品から換算した大豆イソフラボンの摂取量を比べても、摂取量が多い
人ほど乳がんの発生率は低かった。
一方、食品安全委員会が06年、大豆イソフラボンの過剰摂取はホルモンバラ
ンスを崩す恐れがあるとして、特定保健用食品として1日に取る量を「30㍉
グラムまで」とした。
栄養補助食品でイソフラボンだけを大量に取るのは勧められないが、大豆製
品を日常的に食べることは問題ない。

 食の健康学より----宮島裕美
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5月の消費者物価指数は、過去最大の下落幅
総合指数が前年同月比1.1%低い100.5だった。前年同月比マイナスは3カ月
連続で、下落幅は比較できる71年以降で最大。景気悪化による日用品の値下
がりも影響している。再び「デフレ」が懸念されて始めている。
景気悪化が価格競争を引き起こし、企業収益や所得環境を悪化させるデフレ
の悪循環に陥る懸念が徐々に高まっている。

 紙面より
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室内の熱中症---クーラーで上手に温度管理
毎年夏に問題になるのが熱中症。皮膚血管の拡張でめまいが起きたり、脱水
で頭痛がしたり。あるいは、血管の塩分濃度が下がって筋肉がけいれんした
り、意識障害が起きたり。炎天下でスポーツをする若者や作業をする労働者
が発症しやすいことは知られている。ところが、高齢者では自宅にいながら
熱中症で倒れる人が少なくない。名古屋のある病院で救急センターを受診し
た熱中症患者は104人。そのうち屋内発症者が16人いた。全員が65歳以上の
高齢者で、屋外も含めて熱中症を発症した高齢者全体の6割を占めた。
屋内発症者のうち11人は、クーラーなど空調設備が自宅になかったという。
残りの5人は自宅にはあったが、適切に使っていなかった。高齢者はクーラ
ーが嫌いな人が少なくない。だがクーラーはぜいたく品でもないし、健康に
悪いわけでもない。室内を適切な温度、湿度に保つため使ってほしい。
高齢者は温度の変化を感じにくくなっている。室内発症者のうち認知症を指
摘された人が12人いた。部屋が暑くなっているのに気づかなかったり、クー
ラーの使い方を忘れたりしたことも原因のようだ。
16人の室内発症者のうち、10人は介助の必要のない人だった。寝たきりの人
はいなかった。「元気だから、一人で過ごせるからと、周囲から見守られて
いない高齢者が危ない」
熱中症はちょっとしたことで予防可能。1日1回は高温環境に身を置いて暑さ
に慣れ、その後は必ずクーラーなどで体を冷やすことが大切だ。
早期発見も重要。近所付き合いが少ない人は発見が遅れがちだ。「地元のネ
ットワークが大切」熱帯夜が続く日に町内会などが高齢者世帯を見回れば、
予防につながる。高齢の親と離れて暮らす人は、猛暑の日に電話して親の健
康を気遣うのもいい。

 体とこころの通信簿より---由利英明
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民主党の衆院選マニフェストの見直し
財源論が与党の追求の的となっている。政策の優先順位を見直して財源を圧
縮することで、批判をかわす狙いがある。
政策経費を切りつめるため、初年度に実施する月2万6千円の子ども手当は
、高額所得者の減額などの所得制限を検討し、高速道路無料化も初年度は一
部実施となりそうだ。4年目に実施する予定だった年金一元化は4年目に制
度設計した後、2年間の周知機関を設定。即時実施予定だった暫定税率撤廃
は2年目以降に先送り。
しかし、政権を取ったとしても、公約実現に向けた「いばらの道」が待ち受
けている。党内には最終的に実現できない政策が出てきてもやむ得ないと、
早くも予防線を張る声が出ており、改革の本気度が問われる。

 紙面より
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すし、カロリーと塩分意識して
回転ずしで、ビールでのどを潤し、さあ食べるぞと3皿6個をぱくぱく。
これから本番? いや、すでに茶わん軽く1杯のごはんがおなかのなかに収
まっている。大瓶ビール1本と合わせて約600㌔カロリーは成人女性の1食分
。あと2皿で800㌔カロリーと男性でも十分な量になる。
楽しい外食とはいえ、働き盛り世代の食べ過ぎ、しょうゆの付けすぎが、気
になる。早食いではどのくらい食べたか把握しにくい上、低カロリーだろう
という安心感が落とし穴になっている。
しょうゆ、甘酢ショウガを加えた塩分は相当量だ。つけるしょうゆはタネ側
に少々の場合と、飯側にたっぷりとでは7~8倍の差だ。みそ汁も飲めば---。
塩分の多さは意識した方がいい。
また、野菜不足は当日は無理でも週末に家で帳尻合わせを。トマトや蒸し野
菜は調味料なしでも十分おいしい。
欧米ですしが注目されたのは、魚油の健康効果が知られ、動物性脂肪を減ら
したい動きに連動したからだ。

 食の健康学より---長沢美津子
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社会参加が「公」を豊かに
「経済大国」「1億総中流」といわれた日本。だが、成長が頭打ちになり、
高齢化が世界最速で進むいま、財政や社会保障は制度疲労を起こし、手厚い
福利厚生を競ったカイシヤも「公」を削り身軽になることで競争を生き残ろ
うとしている。国や自治体だけで「公」を担う構造にも限界がある。
石油危機などを機にいち早く福祉国家の見直しに取り組んだ欧州では、90年
代半ば以降、手当などによる「所得保障」から、職に就けない若者や女性、
移民が技能訓練や保育支援によって労働市場や社会に参加できるようにする
「参加保障」に重点を転換。こうした公助の担い手としてNPOなどの非営
利組織や協同組合など、「民」との協働を広げてきた。
英国のように公益追及の社会的企業を「政策実施のパートナー」と位置づけ
、事業資金調達などを支援し積極的に育成してきた国もある。
「民」が積極的に参加することが「公」を豊かにする道だ。

 紙面より
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原爆症の認定基準、2疾病追加へ
一定の条件でほぼ自動的に認められる「積極認定」の対象疾病に、新たに慢
性肝炎や肝硬変の肝機能障害と甲状腺機能低下症を追加することを決めた。
全国で認定を求める集団訴訟で、国側敗訴の司法判断が相次いだため、国は
08年4月から新基準を導入。それでも甲状腺機能低下症、慢性肝炎や肝硬変
などの肝機能障害は現行の基準では、認められていなかった。
これまでに、国の新基準でも認定されない被爆者を救済する司法判断が相次
いていた。
原告側からは、この2疾病以外にも多くの被爆者がいることから、「全員救
済」を求めている。

 紙面より
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ショウガ、冷え対策で
冷えにはショウガ、と思う人は多いようだ。ショウガには代謝を活発にし、
エネルギー消費量を増やす効果もある。

 食の健康学より---荒香帆里
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景況感、マイナス幅縮小
4~6月期の法人企業景気予測調査によると、企業の景況感を示す指数は大企
業でマイナス22.4と、04年の調査開始以降で最悪だった前回のマイナス51.3
から大幅に改善した。大企業の指数は6四半期続いてマイナスだが、3四半
期ぶりに改善に転じた。ただ、中小企業はマイナス49.6、中堅企業はマイナ
ス37.0と、改善の遅れがみられる。
また、従業員数について「不足気味」から「過剰気味」を差し引いた値で示
す指数は、大企業がマイナス11.7となるなど、すべての企業規模で前期より
悪化。09年度の設備投資の見通しについても、前年度比19.5%減と、大幅な
減少を見込んでいる。

 紙面より
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天空に描く平和の円
私にはまだまだやりたいことがたくさんあります。今の私にとっての「人生
百年の計」とは、私が抱いているビジョンを、次の時代、または次の次の世
代、つまり孫やひ孫たちにバトンタッチしていくことです。
保田氏は、戦争の惨めさ、誤った戦争から学んだ教訓を、戦争を知らない次
世代の子どもたちに伝えたいと思っています。今日の大人が作り上げられな
かった平和を、何とか次世代が実現できることを願っています。現在10歳の
子どもが60歳になった頃、世界に平和がもたらされるよう、今のうちに戦争
を知る私たちのビジョンを伝えなければならないのです。
私の父の好きだった英国のビクトリア朝のロバート・ブラウニングの作品に
次のような詩句があります。
 「地上ではかけた弧、
      天上では全き円」
私の今のビジョンは「天空に描く大きな平和の円」です。平和の実現は非常
に時間がかかる壮大な目標です。私の存命中には難しいのです。しかし、そ
の円の中の一つの弧でも実現させるために、私は今後も勇気ある行動を起こ
していきたいと思っています。
私のビジョンを果たすために、まずは100歳のバーを越えたい、というのが
95歳の今の私の希望です。

 95歳・私の証 あるがまま行く---日野原先生
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景気アンケートで景気が「足踏み状態にある」との回答が半数以上に
景気後退の判断を示した前回調査に比べて改善したものの、低迷する個人消
費など先行きへの懸念もあり、楽観する見方は少ない。昨秋からの世界同時
不況で急速に悪化した景気は一部で持ち直しの兆しがみられ、政府は事実上
の景気底打ちを宣言したが、経営者の景況感には厳しさが残っている。
解散総選挙が迫るなかで今後の政治動向についても尋ねたところ、政権交代
が「ある」との回答が「ない」を大きく上回った。ただ、民主党の政策の問
題点を指摘、政権交代への期待と不安が交錯している。

 紙面より
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般若心経とは
般若とはすばらしい知恵のこと。そして波羅密多とは六波羅密多、すなわち
自分よりも他人の救いを先にする「大乗の菩薩」という考え方による実践の
徳目です。
人間は生前の行いによって、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天という6つ
の世界に生まれ変わります。人間よりも下に落ちるのを救うためには、布施
、持戒、忍辱(にんにく)、精進、禅定、智慧という6つの修行をして、成
仏しなければなりません。
布施とは、僧にお経をあげてもらったときや寄付をする際に差し上げるお金
などの財物のことです。布施はお金に限りません。相手の不安をなくす、や
さしいまなざしや言葉などもあります。
持戒とは、戒を持つこと。これを十戒といい、具体的には十戒善を差します。
不殺生、不偸盗、不邪淫、不妄語、不綺語、不悪口、不両舌、不慳貪、不瞋
恚、不邪見。
忍辱とは、辛抱すること。
精進とは、一生懸命努力すること。
禅定とは、坐禅を組んでこころを落ち着けることです。
6つの修行をすると、智慧が出てきます。これが"般若"です。
仏様の場合、「智慧」と書きます。"知"の下の"日"は、宇宙の真理を指しま
す。
この6つのことを修行することを「六波羅密多行」といいます。こうするこ
とで自身が成仏する助けになります。
お仏壇に水、塗香(ずこう)=塗香(ずこう)は非常に細かい粒子のお香で、
塗香入(ずこうい)れに入れて用います。小麦粉にも似た触感があり、少量を
手に塗り、その香りを吸い、仏前で自らの心身を清めるために使用します。
花、線香、飯、ローソクの6品をお供えするのは、六波羅密多行を知らずに
亡くなったご先祖様に、6つの修行をすることで成仏できることを知らせる
ためです。
水は布施(感謝する気持ち)、塗香は持戒(よいことに励む)、花は忍辱
(怒りやすいこころを鎮める)、線香は精進(怠けごころをなくす)、飯は
禅定(こころを落ち着かせる)、ローソクは智慧(人間の悩めるこころを智
慧の光で明るくする)を表しています。これら6つをお供えすることを六種
供養といいます。お仏壇にお供えをして、お仏前でお経を唱えます。こうす
るこによってご先祖様が成仏できるのです。
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安心の実現
社会保障の充実にどれだけの費用が必要なのか、国民にお願いする負担増は
いくらで、何に使うのか、道筋を正直に示すことが不可欠だ。
総選挙で政権選択を国民に問おうとしている民主党は、政権をとっても4年
間は消費税を増税せず、無駄の削減など歳出の改革で20兆円を生み出して福
祉や教育を充実するための財源に充てるとしている。
本当にそれが可能なのか。説得力のある説明を求めたい。(党首討論でも削
減するというだけで、具体的な話はなにもなし。選挙目当ての増税なしだけ
を強調していた。)
安心して暮らせるために必要な負担と給付の姿をどう描いているのか。
与野党がマニフェストにそれを明示して競い合ってこそ、信頼できる政府を
つくるための政権選択の選挙になる。

 社説より
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内に省みて疚しからずんば、それ何をか憂え何をか懼れん。
自分の心をふりかえり疚しいことがなければ、心配することも恐れることも
ない。

兄のおかげで、肩身の狭い思いをしていた。そこで、孔子は、司馬牛に自信
をもたせるため、とくにこう説いたのである。

 論語一日一言より--村山孚
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小沢氏事務所が天の声
違法献金問題で、政治資金規正法違反などの罪に問われた西松建設の前社長
の初公判が開かれた。小沢事務所が東北地方でゼネコン談合組織の本命業者
の選定に影響力を持ち、西松建設が工事受注のため、小沢氏側の要求に応じ
て献金していた、と指摘した。
公設秘書の大窪被告の供述調書を証拠採用し、西松建設からの献金と知って
いた。などとした。

 紙面より
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子どもにとって本当に大切なことは、人として抱きしめられる心地よさだ
こどもにとって本当に大切なことは、十分に愛される経験です。愛された経
験があれば、外でつらい思いをしても、耐えていける力となります。あるい
は相手につらい思いをさせるような、ひどいこともしないものです。かけが
えのない自分であることをしっかりと実感して育った子は、他の人のことも
尊重できる心を育んでいきます。
こともを愛するためには、お母さんにだけ努力を求めるのは酷だと思います
。例えば子どもを抱けないお母さんは、夫から抱かれていない場合が多いの
です。夫から心も体も優しく抱きとめてもらえない、話も聞いてもらえずに
苦しんでいる母親が少なくありません。夫婦関係もある種バーチャルになっ
てきているのでしょうか。素直に触れ合うことを避けている。子育て中の母
親は家の中へ閉じこめられて、夫との会話もままならない。自分が自分であ
ることを証明するのは、この子が立派に育ってくれることだけと思いつめ、
育児書と首っ引きになるような育児をしていたら、やはり楽しくなくなって
しまうのも、無理がないように思います。
お母さんの中には、子どもを抱くことは、甘えさせて、自立をさせなくする
と思っている人もいます。また、子どもは抱いてもらえないことについて「
私はもう大きいから」と我慢してしまいます。やっぱり、気持ちでなく頭で
考えてしまうんです。もっと自然になって----と思います。

 同朋新聞より
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民主党の自浄力が問われ続ける
西松建設による違法献金事件の検証を外部の識者に委ねた「第三者委員会」
が報告書をまとめた。
その大半が、検察の捜査や報道のあり方に対する批判で占められている。
小沢氏の、あるいは民主党の事件への対応ぶりを検討した部分は後半のわず
かなページにしかすぎない。
小沢氏や党の執行部に最も欠けているのは、なぜ特定のゼネコンから巨額の
カネをもらい続けたのか、仮に違法でないとしても民主党代表にふさわしい
ことだったのかという疑問への素直な答えである。
これで幕というのでは、有権者の多くは納得できまい。
小沢氏が代表代行として選挙を仕切る以上、説明責任から逃れることは難し
い。民主党自身の自浄力も問われ続けていく。

 社説より
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仁をなすは己による。而して人によらんや。
人間が人間らしい行動をするのは、自分自身の心の問題であって、他人を意
識してすることではない。

仁は人間を人間らしくさせている心であって、状況によってさまざまな形を
とって現れる。

 論語一日一言より--村山孚
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米金融規制改革骨子を発表
●消費者保護庁を創設
●大手金融機関は、米連邦準備制度理事会が一元的に監督。
●ヘッジファンドなども監督対象
●証券化商品を発行した金融機関に一定額の保有を義務付け
●金融機関の自己資本規制強化

改革の詳細はオバマ大統領が正式に発表する。

 紙面より
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己の欲せざるところは、人に施すことなかれ。
自分がいやだと思うことを他人にしてはならない。

おきかえの論理である。とくに人間関係では必要である。相手の立場に立っ
てみることだ。

 論語一日一言より--村山孚
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G8財務相会合、景気最悪期は脱出
共同声明で世界経済が最悪期を脱しつつあるとの認識を共有し、大規模な
財政出動など経済危機対応からの「出口戦略」を議論。各国は景気回復に
向け政策協調を進めていくことになる。
巨額の財政出動が影響し、長期金利が上昇している。財政悪化は長期金利の
上昇につながり、景気回復の足を引っ張る要因になりかねない。ただ、財政
再建のために増税などを急げば、景気の腰折れを招くことにもなる。各国と
もかじ取りは難しい。

 紙面より
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己に克ちて礼に復るを仁となす。
自己の欲望を制御して心をみがき、社会的には、たえず礼を実践して身につ
ける。それが人間を人間らしくする道なのだ。

「克己心」ということばの出典。欲望は経済発展の原動力であるが、増殖し
すぎると恐るべき破壊力をもつようになって、すべてのものを食いつくす。

 論語一日一言より--村山孚
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厚労省局長を逮捕
郵便割引制度の適用団体と認めた証明書を不正に発行したとして、大阪地検
特捜部は14日、村本局長を逮捕した。

 紙面より
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きに浴し、舞うに風して、詠じて帰らん。
き水で水浴びをし、舞うで風に吹かれて、歌でもうたいながら帰ってくる。

孔子が弟子たちに自分は何をしたいのか、聞かせてくれぬかと言った。曽せ
きが言った言葉である。「春もたけなわのころ、仕立てあがりの着物を着こ
み、気のあった仲間たちとき水で水浴びをし、舞うで風に吹かれて、歌でも
うたいながら帰ってくる。そんなことをしてみたいものです」
孔子は深くうなずき、「同感だなあ」と言った。

 論語一日一言より--村山孚
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北朝鮮、安保理制裁決議に反発
2度目の核実験に対する国連安全保障理事会の新たな制裁決議採択を受けて
北朝鮮は、核放棄を改めて拒否したうえで、核爆弾の原料ともなるウランの
濃縮作業に着手し、新たに抽出するプルトニウムの全量を兵器化するなどと
する外務省声明を発表した。

 紙面より
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いわゆる大臣なる者は、道をもって君に従え、不可なれば止む。
大臣というものは、正しい信念をもって君に仕え、それが容れられなかった
ならば、職をなげうつ。それくらいでなければならない。

たとえ主君の命令であっても、非道なことは拒否せよということなのである
。主君のために仕えるのではなく、あくまで道を実現するための方便として
の勤めであるべきだ。だから、道の実現が不可能になったら、いさぎよく辞
職せよというみとになる。それくらいでなければ「大臣」とは言えず、員数
合わせの臣下にすぎない。と孔子は言う。

 論語一日一言より--村山孚
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介護保険、給付と負担を明確に
経済協力開発機構加盟国では介護サービスと現金給付の併用が一般的で、家
族を含む私的介護が主な役割を担っている。家族による介護を労働として評
価し、保険財政を維持するためにも、現金給付について冷静に議論すべき時
期ではないか。
少子高齢化の中、消費税や保険料のアップによる負担の拡大は避けて通れな
い。総選挙に向け、各政党は給付と負担の関係や財源を明確にするなど、そ
の場しのぎではない社会保障政策を示し、国民が考える機会にすべきだ。

 紙面より--増田上智大教授
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求や退く。故にこれを進む。由や人を兼ぬ。故にこれを退く。
求は引っこみ思案だから、積極的になるように勧めた。由は人の分まで手を
出そうとする。だから慎重にするように促した。

教育、部下指導の基本にかかわる名言。人の性格の違いまで気を配ることが
大切なのだ。

 論語一日一言より--村山孚
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増税の必要は
基礎的財政収支を19年度に黒字化するには、消費税を軸とする増税しかない
と、麻生首相はじめ政府・与党幹部らは認識しているはずだ。だが、総選挙
を前に、それを国民にはっきり告げることを避けているように見える。
経済政策を巡っては、このところ自民党と民主党が大盤振る舞いを競う場面
が多い。だがこれが国民が望む2大政党制なのだろうか。
社会保障や若者たちの負担をはじめ日本の将来をどうするのか。そのための
財政再建と消費税こそ両党がこんどの総選挙で競うべきテーマである。

 社説より
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子在す。回、なんぞ敢えて死せん。
先生がおられるのに、このわたしがどうして死ねましょう。

人違いから拘留され、一命を奪われそうになった。騒ぎのなかで、最愛の弟
子である顔淵とはぐれてしまい、お互いに生死が分らなかった。ようやく再
会できたとき、孔子は思わず叫んだ。「おお、生きていてくれたか」
すると、顔淵はこう答えたのである。

 論語一日一言より--村山孚
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11日の東京株式市場は、一時1万円台を回復した
景気底打ちへの期待が高まっていることを背景に、日経平均株価が昨年10月
8日以来約8カ月ぶりとなる1万円台を一時回復した。米国で自動車大手の再
建に道筋が見え始め、日本の一部の経済統計にも景気回復の兆しが見えつつ
あるため、先行きの不透明感が和らいだためとみられる。
外為市場は円安傾向で推移しており、輸出関連株が買われ、株価上昇の追い
風となった。

 紙面より
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論の篤きにこれ与すれば、君子たる者か、色荘なる者か。
議論がりっぱだということだけに感心していると、本当の君子なのか、みせ
かけだけの人物なのかわからない。

学者はその専門分野の知識は豊富だとしても、それと人格とは関係ない。無
学でも人格者はいる。有名人は何かで有名になったというだけで、すぐれて
いるかどうかは関係ない。

 論語一日一言より--村山孚
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農政改革、先送りする余裕はない
07年参院選で全農家への戸別所得補償を打ち出して支持を集めた民主党は、
こんどの総選挙でも戸別所得補償を前面に掲げる。所得補償は欧米でも広く
採用されており検討すべきだが、全戸に年間1兆円の予算をつぎこむ民主党
案ではバラマキの要素が強すぎる。与野党がここでバラマキ策を競う余裕は
あるのか。日本の農業の弱体ぶりを考えれば、抜本的な農業改革の先送りは
とても許されない。
処方箋ははっきりしている。減反政策をやめることだ。コメの生産量が増え
て米価が下がれば、需要を上向かせる機会となろう。農家所得は減るが、減
反につぎこんできた予算を所得補償制度に回せば解決の道は開ける。
与野党は、真の農業再生の制度設計を総選挙で競うべきだ。

 社説より
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あとをふまず、また室に入らず。
先人の足跡をたどっていかないと、奥座敷に入ることはできない。

どんな新しいものでも、無から生まれるのではなく、延長線上にある。否定
すべき過去であっても、なぜ否定すべきなのかを学びとらなかったら、真の
前進はない。

 論語一日一言より--村山孚
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4月の国際収支の経常黒字、54%減
海外とのモノやサービスの取引、投資収益の状況を示す経常収支の黒字額は
、前年同月比54.5%減の6305億円だった。経常黒字の縮小は、13年ぶりに赤
字転落した今年1月を含め14カ月連続。2月以降は黒字基調で推移しているも
のの、自動車などの輸出不振により、黒字半減のペースが続いている。
国際収支のうち、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は1843億円の黒字
。3カ月連続で黒字を確保したが、前年同月比で69.2%減った。
輸送や金融などのサービス収支は赤字で、赤字額は前年同月より19.9%膨ら
んだ。世界同時不況や円高を背景に、観光やビジネスで日本を訪れる外国人
が約2割減ったことなどが要因とみられる。

 紙面より
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ショウガ、かぜにも効果あり
ショウガは中国で古くから、薬として使われていた。
辛み成分のジンゲロンは、体を温めて血行をよくし、新陳代謝を活発にする
。温かい飲み物でとると発汗作用があり、かぜのひき始めにいい。殺菌効果
もあって、刺し身やカツオのたたきに添える。
香り成分のショウガオールには、抗酸化作用がある。
健康にいいイメージから、最近はチューブ入りショウガを持ち歩く人もいる
とか。
刻むか、おろすか、薄切りにし、小分けにしてストック用の袋へ。解凍せず
にそのまま使うのがポイントだ。

 食の健康学より---荒香帆里
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危機の連鎖防ぐ外交を
北朝鮮の核実験は日本の安全にも、世界の安全にもゆゆしき事態であり、国
際社会への背信行為だ。強い意志のこもった国連安保決議で、それを北朝鮮
に実感させなければならない。
ただ、北朝鮮への対応ばかりで世界が抱かえる核のリスクを収めることはで
きないことも事実なのだ。第2、第3の北朝鮮が出ないよう、穴だらけと揶
揄されて久しい核不拡散条約体制をねばり強く立て直していかなければなら
ない。
オバマ氏の思いはここにある。
核兵器国は軍縮を進め、核を持たない国は非核を貫く。そして、将来の核廃
絶をめざす。これがNPTの基本原則だ。NPTが崩壊すれば、世界のあち
こちで核開発競争が始まり、核テロの危険も高まるだろう。カットオフ条約
は、そんなリスクを回避し、不拡散体制を補強するためのものである。

 社説より
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過ぎたるはなお及ばざるがごとし。
過剰なのは不足なのと同じことである。
積極的なのはよいが、あまりにも出すぎると、なすべきことをしないのと同
様、マイナスの結果を生ずる。孔子は過不足のないのを理想とした。

 論語一日一言より--村山孚
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味方を増やす防衛論議を
日本の安全をどう守るか。政治が担う最大の責任はここにある。米国との同
盟を基軸にして、中国や韓国、ロシアなど近隣諸国との関係を安定させ、共
存共栄の結びつきを深めていく。これが日本の安全保障の基本である。
日本国内の突出した議論は、北朝鮮の脅威だけにあまりに目を奪われ、結果
としてこの大事な連携を乱しかねないことが見えていないのではないか。
北朝鮮の脅威が深刻であればあるほど、米国との信頼、近隣国との結果を固
めるべきだ。視野の狭い、軽率な議論はいい結果を生まない。

 社説より
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わが徒にあらず。少子、鼓を鳴らしてこれを攻めて可なり。
あんな男はもはやわれわれの仲間ではない。諸君、かれに宣戦布告をしてや
っつけてしまいなさい。

いかに親しい人間関係でも許せないことは許せない。

 論語一日一言より--村山孚
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財政再建策、民主党は選挙控え増税論封印
麻生内閣の経済対策を「ばらまき」と批判する民主党も展望は開けていない
。マニフェストには月2万6千円の子ども手当や農業者戸別所得補償など出
費のかさむ政策がずらりと並ぶ。だが、消費税増税は議論になりそうにもな
い。増税論を封じた小沢前代表の路線を、継承したためだ。
増税に頼らず、どう政策実現と財政再建を両立させるのか。同等が前面に出
すのは、「ムダ遣い排除」だ。ムダの具体例は示すが、総額を示すには至ら
ない。民主党の公約の必要財源全体の裏付けを明快に示すのは難しそうだ。
「財源なくして政策なし」と訴えたように、説得力ある財源論が必要だ。

 紙面より
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いまだ人に事うること能わず、いずくんぞ能く鬼に事えん。
霊魂に仕えることを考えるよりも、まず人に仕えることを心配したほうがよ
い。

霊魂の重みは今日とは比べものにならないほどだった当時のことだ。「霊魂
よりも人間のことを考えよ」というのは、普通では思いも及ばなかったこと
であったに違いない。

 論語一日一言より--村山孚
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100兆円の授業料
日本経済は輸出依存の成長を求め、輸出競争力をそがないように、官民そろ
って円高阻止の行動をとってきた。貿易取引で、海外から受け取り超となる
ドルなどの外貨を円と交換せず、再び海外に還流したのである。その結果、
対外資産の累増となった。
昨年秋以降、ドルを支えきれなくなって市場が動き、巨額の損失を負ったと
いうわけだ。政府の外貨準備だけでも25兆円の為替損失を計上している。
予期せぬ為替損失で日本経済は元気を失いかねない。しかも、ドル買い支え
の損失という高い授業料の支払いをこれ以上続けようにも、米びつの底が見
え始めている。

 経済気象台より---岳
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塩、ほかの味使い徐々に減らす
南米アマゾンの奥地に住むヤノマモインディオの人たちは、動物や植物に自
然に含まれる塩分しかとらないことで知られる。年を取っても高血圧とは無
縁の生活だ。
食塩摂取量が少ない集団は、年を取っても血圧の上昇度が小さい。逆に多い
集団は上昇度が大きい。「加齢で血圧が上がる現象は、それまで取っていた
食塩の影響とも言える」。
減塩を始めるのは早ければ早いほど良さそうだ。何から始めたらいいか。
まず自分がどの位の塩分を取っているか把握しよう。病院などでは、24時間
分の尿を集め、そこに含まれる塩分から摂取量を推測するが、素人では無理
。最近は、朝一番にとった尿だけで、1日の食塩摂取量を推計する簡易測定
器が一般向けに売られている。
減塩に挑戦する場合、方法は色々。考え方の転換も必要だ。
日本人はしょうゆや干物、みそなど加工食品からの塩分摂取が9割を占める
。つまり、食べる時に塩を加えるというより、食材本来の塩分が多いのだ。
そこを減らせばいいのだが、急に薄味に変えても挫折しやすい。量に注意し
ながら、だしや香辛料などほかの味覚を積極的に使う方法に切り替えるのが
近道だ。舌が慣れれば、味気なさも感じなくなる。

 食の健康学より---錦光山雅子
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日本経済が過去最悪の需要不足に
日本全体の需要と供給の差を示す「需給ギャップ」は09年1~3月期にマイナ
ス8.5%となり、08年10~12月期のマイナス4.5%から大幅に悪化。過去最悪
だった99年1~3月期のマイナス5.0%を下回った。金額では45兆円もの需要
不足てなり、08年10~12月期の20兆円の倍以上だ。
需給ギャップとは、GDPギャップとも言う。需給ギャップがマイナスの場
合は、需要が減って供給が過剰な状態を示す。その解消には需要が回復する
か、設備や労働力を削減するしかない。

 紙面より
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顔淵死す。顔路、子の車をもってこれがかくを為らんことを請う。
顔淵が死んだ。親の顔路が、孔子に「先生の車をいただいて外棺をつくって
やりたいのですが---」と願い出た。

顔路は孔子の若い頃からの弟子である。かれらは二代続けて孔子に師事した
。「かく」というのは、棺をおさめる箱。つまり外棺。当時、身分の高い者
は二重の棺を用いた。わが子のために、貴人の扱いをしてやろうとした。

 論語一日一言より--村山孚
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金総書記の後継者は三男、正雲氏
朝鮮労働党幹部が中国共産党幹部に伝達していたことがわかった。
正雲氏は今年初め、党や軍の人事権を握る党組織指導部長に就任したとの情
報も伝えられた。
ただ、北朝鮮がこの先も独裁体制を維持するのか、集団指導のような体制に
移るのかははっきりしないうえ、最高指導者である金総書記のどんな権限が
どういう形で継承されるかは不透明である。
後継者もんだいでは、金総書記の義弟、張成沢氏が深く関与したという。

 紙面より
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先進の礼楽におけるや野人なり。後進の礼楽におけるや君子なり。われは先進に従わん。
先輩弟子の儀礼や雅楽は素朴なものであった。後輩たちになるほど洗練され
てきた。どちらをとるかということになれば、わたしは前者のほうを選ぶで
あろう。

何ごとも、当初は活力に満ちている代わりに、ととのってはおらず、ぶつか
りながら発展していく。そして、次第に洗練され整備されてくる。だが、反
面、それにつれて活力は次第に失われていく。
成長したのちの戦略は、創業期よりも難しい。

 論語一日一言より--村山孚
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GM破産請求
GMは30日、米連邦破産法11条の適用申請を前提とした債権者との債務削
減交渉を終えた。
1日に会見を開く予定のオバマ大統領は、「GMに過半を出資する。本当は
関与したくなかったが、関与しなければ米経済に著しい影響を及ぼす企業を
清算することになってしまう」と述べた。
破綻後の新生GMは米政府が72.5%の株式を保有する見通し。実質国有化の
もとで再建を目指すことになった。

 紙面より
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天空に描く平和の円
私にはまだまだやりたいことがたくさんあります。今の私にとっての「人生
百年の計」とは、私が抱いているビジョンを、次の時代、または次の次の世
代、つまり孫やひ孫たちにバトンタッチしていくことです。
保田氏は、戦争の惨めさ、誤った戦争から学んだ教訓を、戦争を知らない次
世代の子どもたちに伝えたいと思っています。今日の大人が作り上げられな
かった平和を、何とか次世代が実現できることを願っています。現在10歳の
子どもが60歳になった頃、世界に平和がもたらされるよう、今のうちに戦争
を知る私たちのビジョンを伝えなければならないのです。
私の父の好きだった英国のビクトリア朝のロバート・ブラウニングの作品に
次のような詩句があります。
 「地上ではかけた弧、
      天上では全き円」
私の今のビジョンは「天空に描く大きな平和の円」です。平和の実現は非常
に時間がかかる壮大な目標です。私の存命中には難しいのです。しかし、そ
の円の中の一つの弧でも実現させるために、私は今後も勇気ある行動を起こ
していきたいと思っています。
私のビジョンを果たすために、まずは100歳のバーを越えたい、というのが
95歳の今の私の希望です。

 95歳・私の証 あるがまま行く---日野原先生
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覇者の驕りの末に
90年代の後半以降、落ち着いたガソリン価格と拡大した米国経済のお陰で、
ビッグ3は再びガソリンをがぶ飲みする大型ピックアップトラックを収益の
大きな柱とした。儲けが優先され、燃費向上のためのエンジン開発やハイブ
リッド車などのエコカーへの投資意欲は薄れていった。
この10年余りの間に加速したグローバルな金融取引を中心とした経済活動
の中で、短期的な利益を求め、「原罪」を克服するための地道な努力を再び
怠ってしまったのだ。世界的な経済危機がGMの経営を直撃したが、今回の
破綻は「覇者の驕り」を繰り返した当然の帰結だった。

 紙面より--安井孝之
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葉酸のこと知っていますか?
葉酸は水溶性のビタミンB群の一種で、最近はサプリメントなどでも売られて
います。ホウレンソウブロッコリーなどの緑黄色野菜に含まれており、英語
では「folicaid}と表記します。
妊娠初期に葉酸を摂取することが、胎児の中枢神経組織の正常な発達を促す
ことが、70年代に知られるようになりました。また、脳梗塞の発生を減らす
作用のあることも発見されています。98年から、パンなどの穀類に微量の葉
酸を添加することを米政府は義務付けています。3億人を対象にした米国民
の死亡統計によると、98年以降の4年間、白人女性の脳卒中死亡率は人口10
万あたり175人から、同155人にまで減少しているのです。米国民の脳梗塞死
亡率が減少したのを見て、英国やニュージーランド、オーストラリアでも葉
酸の重要性が叫ばれるようになりました。
また、米国で長年にわたって行われた研究によると、葉酸り長期欠乏は心筋
梗塞の発生率を高めることもわかっています。
さらに特記すべきことは、葉酸は認知症の予防にも効果があると報告されて
います。脳梗塞が引き起こす認知症の予防や進行を阻止するには、葉酸を十
分に摂取するとよいとされています。
日本では後期高齢者といわれる75歳以上の老人の認知症が急速に増えつつあ
り、2030年には350万人に達すると予測されています。脳卒中で長い間病床
につき、介護を受けることになる患者や、高度の認知症の患者を減らすため
には、葉酸はもっと重視されるべき栄養素です。みなさんも自発的に食品や
サプリメントなどで、葉酸をとることをお勧めします。

 97歳・私の証、あるがまゝ行くより---日野原先生
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技術開発の意義
21世紀に入り、アジア諸国が急速に経済成長するなか、工業生産は規模でも
技術でも絶対的な優位性を失いつつある。しかし、それも歴史の必然。「技
術立国」の日本が、人類社会に大きな貢献を果たしたことは、疑いようがな
い。ただ、このまま技術の発展を泊めるわれにはいかない。
次なる社会を具体的にイメージし、そこに向かって早くアクセルを踏まない
と、日本は世界の人々から忘れ去られる。希望にあふれる未来社会の構築は
、夢あふれる新技術の開発にかかっている。そのために民間の努力はもちろ
んだが、オバマ政権が「グリーン・ニューディール」を掲げたように、日本
も政府の明確なビジョンが必要だ。政治家は、党利党略に明け暮れている暇
はない。

 経済気象台より---樹
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