2009年05月の記事


老いを遅らせるには--心がけが大切
「アンチエイジング」という言葉が注目を集めている。アンチエイジングと
は、できる限り老いを遅らせて若さを保とうという試みだ。
若さ、アンチエイジングというと、スキンケアやサプリメントなどを思い浮
かべる人は多いが、一番大切なのは「気持ち」だ。やりたいことをやること
。無理をし過ぎないことを心掛けると良い。自分を責めないで、いい加減に
、気ままに生活することがお薦めだという。
また、適度な緊張感、ストレスも刺激につながる。ある程度の年齢を過ぎた
ら仕事をしないで家の中で閉じこもっている人は少なくない。だが、ボラン
ティアでも良いので「誰かの役に立っている」という実感を感じられること
を意識的に行うことが大切だ。
そして「きれいになりたい」と願い、行動を起こすことは、世界を広げ自分
を内面からも輝かせる。
たばこと紫外線はなるべく避けよう。特にたばこは肌に悪く、体の循環に悪
影響を与える。
アンチエイジング5カ条
◆いくつになっても男と女
  「美しさ」に磨きをかけよう
◆肌の若返りは心の若返り
   メークアップは外見、心も若返らせる
◆バランスの良い食事と適度な運動
   アンチエイジングの効果は食事と運動が9割
◆よく笑い、よく話し、よくかむ
   笑いは免疫力を高め、かむことは脳の活性化になる
◆長生きこそ最大の誇り
   いくつになっても積極的に社会貢献を
 
 北里大名誉教授・塩谷信幸
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未来づくりの主導権の回復
日本では今後、欧米と協調した財政の大幅出動の効果が出てくる。不況はま
だ続こうが、最悪の局面は脱却しつつあるのではないか。むしろ日本の企業
にとっての課題は、世界経済のパワーバランスや需要の構造が大きく変わる
のに対して、何に経営資源を集中し、何を開発してゆくかがまだ見えないと
ころにある。そのために必要な転換の第一は、短期的な市場の評価で経営の
かじ取りをする米国型の発想からの脱却である。ここ数年、中・長期的の視
野で人を育み、本当に必要な製品やサービスを生み出すという本来業務は弱
まっていた。しかし、顧客や社会の本当の痛みや必要に応えてこそ企業は発
展する。またその基礎は現場の社員の士気やお互いを生かし支える連帯感に
ある。日本の企業経営にはそこを立て直すための素地がまだ残っていること
が重要である。
当面は財政面、金融面での支援がより確実に実行される必要があるが、企業
経営の側でも新たな発想をもって未来づくりの主導権を回復することが急務
だと思われる。

 経済気象台より---瞬
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民主党よ、政策を磨くことが先だ
「国民の生活が一番」民主党は鳩山新体制でも、このスローガンを引き続き
使うことになりそうだ。新しい言葉が浸透するらは時間がない、との判断に
落ち着きつつある。
ただ、「友愛」を掲げる鳩山代表と、世論調査では鳩山氏より人気のあった
岡田幹事長の登場を機に、新たなスローガンを求める動きもある。小沢一郎
代表当時の言葉を変えることで、小沢氏による「院政」イメージを薄めたい
との思惑がにじむ。
スローガンは党の政策を貫く屋台骨だ。小沢氏の代表辞任は「政治とカネ」
をめぐる事件摘発が発端で、政策が原因ではない。民主党の07年参院選での
大勝も、「国民の生活が第一」への思いが政治に託されたからではないのか
。経済危機で、財政も国民の懐も2年前より痛んだ。民主党の政策の現実味
に疑問が残る中で衆院選が迫り、「政権交代」への残り時間は刻々と減る。
今やるべきはスローガンで悩むより、マニフェストの説得力と実行力に磨き
をかけることだろう。

 政策ウオッチより--松田京平
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安静が骨を弱くする
65歳以上の老人では日中も運動不足になりがちなため、短期間のうちに骨
粗鬆症が進行することが最近分ってきました。老人が骨折などをきっかけに
寝たきりになったという話を聞きます。安静にしているうちに骨が弱ってし
まうからです。
昔は患者さんには安静第一を義務づけたものですが、最近は手術後もどんど
ん運動させるようになっています。無駄で有害な安静をとらないように気を
つけるべきです。「廃用症候群」という言葉があります。私たちの体は、使
わないと、骨も筋肉も内臓の働きも悪くなるのです。安静は骨折を引き起こ
すだけでなく、時には認知症をも進行させます。
50歳を過ぎたら、総カロリーは制限しても、骨粗しょう症予防に、牛乳やヨ
ーグルトなど、カルシウムやたんぱく質が豊富な食品を十分にとって骨を強
くしてください。

 97歳・私の証あるがまゝ行く----日野原先生
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なぜすれ違う経済政策論議
民主党は、旧来の箱物、公共事業型が多く、むだな支出ばかりでないかと問
う。何をもって、有効あるいは無駄と判断するのか基準がないからである。
ケインズは「砂漠に金を埋め、それを掘り出すことを繰り返しても有効需要
を生む」と言った。政府の財政支出の中身が何であれ、それが需要と雇用を
生むのは当たり前で、最大の浪費である戦争への支出でも有効需要を生む。
雇用・経済効果があるというだけでは、無駄かどうかの判断にはならない。
赤字国債による巨額の補正予算は将来の増税などの負担増とセットである以
上、将来の財産かどうかこそ判断の基準になるべきである。
だからこそグリーン・ニューディールのように地球温暖化を抑止するための
施策への支出が優先するという考え方が正当性を持つのである。

 経済気象台より---龍
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塩、減らして高血圧予防
日本人の食塩の摂取量は、世界的に見ても多い方だ。90年代後半の調査によ
ると、日本人の50代男性の1日の塩分摂取量は12.2㌘。対してイギリスは9.1
㌘、米国10.3㌘。塩で食品を保存・加工する食文化が、摂取量の多さと関係
があるようだ。
昔はもっと高かった。1950年代、東北地方の男性の尿から採った塩分をもと
に、摂取量を推計した調査がある。結果は1日約25㌘。現在の2倍以上とって
いた。
50年で半分以上減ったのは、経済成長のたまものだ。高速道路で日本中に新
鮮な魚や野菜が運ばれ、冷蔵庫で日持ちするようになった。昔ほど、塩で食
べ物を保存・加工する必要がなくなったのだ。
急速な減塩と比例して、日本の10万人当たりの脳卒中死亡率は、65年から90
年にかけて8割以上も減った。日本人の血圧水準も同じ時期、大きく下がっ
た。
日本人の食塩摂取量はここ数年、11㌘前後で推移。10㌘未満に、下がりそう
で下がらない。

 食の健康学より---錦光山雅子
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北朝鮮が2度目の核実験を強行、核の「不平等」を狙い撃ち
核実験と弾道ミサイル発射実験は、米国などの軍事的脅威に対し、朝鮮半島
の平和を守るための当然の選択だ。と北は言う。
北朝鮮にとって核保有は、金日成主席時代からの悲願だ。小国に重くのしか
かる苦難を取り除くため、最も急ぐべきは核開発だと信じ、歩み続けている
。古くから核保有を目指してきた。朝鮮戦争を経て、60年代前半には研究に
着手したとされ、80年代から開発を加速させた。
06年の初の核実験後、北朝鮮外務省は「我々はNPTから脱退しており、国
際法上、何の拘束も受けない」と訴えた。
核開発にあたって、NPTに加盟せずに核実験したインドやパキスタンにつ
いては事実上核保有を認めた米国の二重基準を理由に挙げる。北にすれば、
イラクが倒れたのは核を持っていなかったためとの思いがある。核開発はい
まや体制の安全を保証する最大のカードと信じている。
不拡散体制の崩壊の危機だ。

 紙面より
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コーヒーががんを抑えるは、まだ謎
肝臓がんのリスクを下げる可能性について、複数の調査結果からほぼ確実だ
ろう。厚生労働省研究班の調査では、日本人約9万人に食習慣を尋ねたうえ
で、その後の10年間を追跡すると、ほぼ毎日飲む人は、ほとんど飲まない人
に比べ、発生リスクは半分程度だった。
また、女性5万4千人を対象にした15年にわたる追跡調査では、コーヒーを毎
日3杯以上飲む人の子宮体がんの発生率は、週2日以下の人の3割ほどだった。
やはり同様の報告が日本や欧米からある。
結腸がんについても、日本や欧米の複数の調査で、コーヒーをよく飲むグル
ープほど、リスクが低くなる傾向が見られている。膵がんでも、男性でよく
飲むグループのリスクが低下していたという。
理由は明らかではない。肝臓がん、子宮体がん、結腸がん、膵がんなどは糖
尿病の人がなりやすいとの指摘も、コーヒーには糖尿病の発生リスクも下げ
る、との報告もあることを考えると、何らかの関連があるのかもしれない。
これらはあくまでコーヒーを飲んでいた人に発生が少なかったという話。
コーヒーを飲めば、こうしたがんになりにくいことを示しているわけではな
い。

 食の健康学より---武田耕太
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いい赤字か悪い赤字か
深刻な赤字決算には、成長の芽さえも見当たらないのだろうか。環境、エネ
ルギー事業の強化が命題なのは相違ない。それ以外にも、経営者の言葉から
事業構造を変えようという幾つかのアイデアを拾うことはできた。
一つはパナソニックの「家ごと、ビルごと提案」。省エネ住宅、ビルのセキ
ュリティーなど、システムをまるごと請け負うというビジネスだ。
世界経済が再び成長軌道に入る際、これまでのビジネスモデルでは通用しな
い。決算発表時、業界業種を問わず、多くの経営者が同じように語った。
今回の赤字を成長の糧にできるかどうか。決算短信上では、同じ赤字でも、
中身は各社ごとに異なる。将来を見据えて、今から新たな態勢を整えようと
するための赤字。バブル後からの改革が進まず、急激な需要減に対応できず
に生じた赤字。将来、今を振り返って、「いい赤字」だったのか、「悪い赤
字」だったのか。答えが出るのは、そんなに先のことではないように思う。

 補助線より---多賀谷克彦
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ああ、天われを喪ぼせり。天われを喪ばせり。
ああ、わたしは天に見捨てられた。天に見捨てられた。

ああ、もうおしくいだ。おしまいだというこの嘆きは、門弟の顔淵が死んだ
とき、孔子が思わず叫んだものである。

 論語一日一言より--村山孚
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今回のデフレは前回に比べ、しつこいものになる。その2
第三に、消費者行動の変化が、デフレの背中を押す。前回のデフレの時、消
費者はパニック的に下値を追った。だから不況が終わると、節約疲れの消費
者は、安値品から離れていった。しかし現在の消費者は、合理的節約志向を
強め、ネットで価格の比較情報を仕入れて、シビアな購買姿勢を貫くように
なった。
一方で、救いもある。間違った認識が政策をゆがめるリスクが、小さくなっ
ていることだ。前回は、政府や一部研究者の間に、金融を徹底的に緩めれば
デフレは止まる、との認識が広がり、日銀は量的緩和政策を余儀なくされた
。しかし、その効果は実証されていない。今回は、内需主導経済を実現し将
来不安を取り除くことこそが、デフレを止めるという認識に基づき、正しい
政策が取られることだろう。

 経済気象台より---山人
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顔淵死す。門人厚くこれを葬らんと欲す。子曰く、不可なり。
顔淵が死んだとき、門人たちは盛大な葬儀を行おうとしたが、孔子は「それ
はよくない」と言った。

葬儀は簡素にせよと言った。葬礼は形よりも悼む心が大切だ。という孔子の
気持ちである。

 論語一日一言より--村山孚
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今回のデフレは前回に比べ、しつこいものになる
第一に、経済の悪化が激しい。回復に向かうとしても、そのテンポはきわめ
て緩慢なものとなろう。前回のように、海外に救いを求めることも出来ない
。米国も半世紀ぶりのデフレに直面している。
第二に、賃金の下落が顕著である。1~3月の1人当たり賃金は、前年比3
%も下がった。今夏ボーナスが2ケタ減になるとの予想もあり、賃金の落ち
込みはさらに大きなものとなるだろう。賃金が下がれば、家計は消費を減ら
し企業は価格をさらに下げる。そして、デフレスパイラルが始まる。

 経済気象台より---山人
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コーヒーががんを抑えるは、まだ謎
肝臓がんのリスクを下げる可能性について、複数の調査結果からほぼ確実だ
ろう。厚生労働省研究班の調査では、日本人約9万人に食習慣を尋ねたうえ
で、その後の10年間を追跡すると、ほぼ毎日飲む人は、ほとんど飲まない人
に比べ、発生リスクは半分程度だった。
また、女性5万4千人を対象にした15年にわたる追跡調査では、コーヒーを毎
日3杯以上飲む人の子宮体がんの発生率は、週2日以下の人の3割ほどだった。
やはり同様の報告が日本や欧米からある。
結腸がんについても、日本や欧米の複数の調査で、コーヒーをよく飲むグル
ープほど、リスクが低くなる傾向が見られている。膵がんでも、男性でよく
飲むグループのリスクが低下していたという。
理由は明らかではない。肝臓がん、子宮体がん、結腸がん、膵がんなどは糖
尿病の人がなりやすいとの指摘も、コーヒーには糖尿病の発生リスクも下げ
る、との報告もあることを考えると、何らかの関連があるのかもしれない。
これらはあくまでコーヒーを飲んでいた人に発生が少なかったという話。
コーヒーを飲めば、こうしたがんになりにくいことを示しているわけではな
い。

 食の健康学より---武田耕太
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鬼の居ぬ間に洗濯
ドルの凋落論も性急過ぎる。米国がドルの世界的地位を簡単に明け渡すとも
思えない。基幹産業、金融機関の救済に必死なのもドルの威信回復のためだ
。また、10年前の金融危機でIMFの救済融資を受けたアジア諸国はIMF
の厳しい内政干渉に苦しみ、その不信感が逆にドル信仰を強め、いまだにド
ル蓄積をはかっている。途上国にとつてはドルはまだまだ救世主なのだ。
ドルの力が揺らぎ、ユーロも精彩を欠くなかでは円、元とも「鬼の居ぬ間に
洗濯」の感もあるが、脇見をせずに日本経済を早く盛り返すことが円国際化
の近道だろう。

 経済気象台より---昴
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回や、われを助くる者にあらざるなり。わが言において説ばざるところなし。
回はどうも、私の進歩に手を貸してくれない。わたしの言うことに、感心ば
かりしている。

顔淵(回)は孔子門下ではもっとも人格者と言われ、孔子も一番信頼していた
。それでもなおかつ、こうした不満をもらしている。
人間はだれでも、自分に同調してくれる相手を好み、逆らう者を敬遠する傾
向がある。心すべきことだが、とくに「長」と名がつく者にとっては、この
傾向は命とりになる危険がある。

 論語一日一言より--村山孚
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各党は選挙前に青写真を示せ
実質国内総生産は「日本がどれだけカネを稼いだか」も示す。気ががりなの
は、その力が急速に衰えていることだ。1~3月期の実質GDPの規模は年
換算で516兆円で、03年7~07年の「戦後最長の景気回復」が幻のようだ。
最悪期を過ぎ、内閣府幹部は「日本経済は再びスタートラインに立っている
」という。輸出の急増は見込めず、人口は減り、社会保障負担は増す。高成
長は難しく、税負担の増加も避けられない。その現実をどう国民に伝え、将
来像を描くか。総選挙を前に、各政党のビジョンが今こそ求められている。

 政策ウオッチより--橋本幸雄
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われに陳・蔡に従いし者は、みな門に及ばざるなり。
陳・蔡でわたしと苦労をともにした者たちは、今ではもう、だれもいなくな
ってしまった。

この嘆きのことばは、孔子の最晩年のもの。老人にとって孤独感というもの
は逃れられない心の生理だが、孔子にとってもそれは例外ではあり得なかっ
たのである。

 論語一日一言より--村山孚
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守りは最強の攻め
好況時、企業は販路を広げ、設備を増強するなどして攻め、規模拡大を目指
す。実はこのとき、守りの態勢を構築することが、何より重要だ。経営にお
ける守りとは、自己資本を充実させ、損益分岐点を引き下げるといったこと
だ。
企業の体力増強は好況時にしか行えない、というのが持論。不況になってか
ら経費節減を急いでも、体力消耗を防ぐ程度のことで、増強にはならない。
体力に余裕のある好況時にこそ思い切った攻撃的な経営がひつようだ。
企業破綻の原因が、金融機関の貸し渋りや貸しはがしにあると語られる。
そうだろうか。最大の原因は企業自身にあるのではないか。好況時に守りを
忘れ、勇ましい経営に終始すると、不況に弱い体質になってしまう。好況時
にどれだけ守りを固めたか。このことが不況時に力となる。

 経済気象台より---樹
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子、斉衰の者を見ては、狎れたりといえども必ず変ず。
孔子は喪服を着ている者に会うと、それが親しい相手であっても必ずいずま
いを正した。

喪に服している相手の前でいずまいを正すということは、相手への思いやり
であるだけでなく、孔子自身にとって一種の生活美学であった。

 論語一日一言より--村山孚
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1~3月期年率GDP15.2%減、内需が急減速
国内総生産速報によると、物価変動の影響を除く実質GDPが前期比4.0%
減、年率換算では15.2%減と戦後最悪の落ち込みだった。
戦後最大の減少幅を記録した。世界的な不況が日本経済を支える輸出産業を
直撃し、所得・雇用環境の悪化で消費も低迷。歴史的なマイナス成長となっ
た。
輸出急減とともに鮮明なのは、内需の急減速だ。企業の設備投資は10.4%減
と4期連続のマイナスで、マイナス幅は戦後最大。輸出減で企業の生産縮小
が加速し、設備投資の削減が止まらない。

 紙面より
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『覚醒 観世音菩薩 慈悲の心』
ご開帳は、観世音菩薩様に皆様方の目の前に御出ましいただき、一人ひとり
と『縁』を結んでいただくというものであります。
私たち日本人が古来より大切にしてきた『謙虚な心』『慈しみの心』はどこ
へ消えてしまったのでしょうか。今一度、「命の尊さ」、「人を思いやる心
」というものを考えなければならない時なのです。まさに此処に、観音様の
大きな慈悲の心に触れていただきたいと願っているのであります。
観音様は最も慈悲が深い仏であり、様々な人の姿を借りて困っている人を助
けると説かれています。実は慈悲の心というものは、観音様ほど大きくなく
ても、自分の心の中にもちゃんと存在しているものでもあります。悲しいか
な、便利さやわがままの実現ばかりを追求している現代の風潮の中で、だん
だん気が付かなくなっているのであります。
結縁開帳を通じて、観世音菩薩様のご宝前に立ち、静かに自分の心を見つめ
る時、一人はひとりの自分の心の中のこの存在に気が付く事が出来るはずな
のです。
そうなのです。観音様は実は普くおわします。あなたのすぐ横にいる人が
観音様であるということに気付く、そうすればあなた自身もそうであること
に気付くはずなのです。仏像だけが教えてくれるのではありません。いつで
もどこでも、誰からでも学べるものなのです。そうすればおのずと謙虚さが
生まれてくるものです。ですから仏様の前だけで謙虚であってはなりません
。すべての人に尊敬と感謝の気持ちを貫かねばならないのです。つまり、私
たちの心が観音様の心とひとつに繋がるとき、本来あるべき人間の心を取り
戻し得るのです。このことが、この乱れた世相を正す事に不可欠なのであり
ます。

                   西国三十三所札所会
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新型インフル国内感染
知識はワクチンに勝るとも劣らない武器になる。
感染力は1人の感染者が平均1~3人ほどに広げる程度で、15~20人にうつす
とされる麻疹よりずっと弱い。患者のせきやくしゃみの「しぶき」に含まれ
るウイルスに備えてマスクや手洗いを徹底し、発熱やせき、関節痛などのあ
る間は外出を控えれば、感染拡大はかなり抑えられる。うつらないようにす
ることと同じくらい、うつさないようにすることも考えなければいけない。
正しい知識と思いやりに基づく、私たちの社会の「抵抗力」が試されている

 紙面より
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天空に描く平和の円
私にはまだまだやりたいことがたくさんあります。今の私にとっての「人生
百年の計」とは、私が抱いているビジョンを、次の時代、または次の次の世
代、つまり孫やひ孫たちにバトンタッチしていくことです。
保田氏は、戦争の惨めさ、誤った戦争から学んだ教訓を、戦争を知らない次
世代の子どもたちに伝えたいと思っています。今日の大人が作り上げられな
かった平和を、何とか次世代が実現できることを願っています。現在10歳の
子どもが60歳になった頃、世界に平和がもたらされるよう、今のうちに戦争
を知る私たちのビジョンを伝えなければならないのです。
私の父の好きだった英国のビクトリア朝のロバート・ブラウニングの作品に
次のような詩句があります。
 「地上ではかけた弧、
      天上では全き円」
私の今のビジョンは「天空に描く大きな平和の円」です。平和の実現は非常
に時間がかかる壮大な目標です。私の存命中には難しいのです。しかし、そ
の円の中の一つの弧でも実現させるために、私は今後も勇気ある行動を起こ
していきたいと思っています。
私のビジョンを果たすために、まずは100歳のバーを越えたい、というのが
95歳の今の私の希望です。

 95歳・私の証 あるがまま行く---日野原先生
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逸脱する政府の範囲
短期間で景気対策を実施しようとすると、必然的に何でもありの大盤振る舞
いになる。いくら景気刺激のためといえ、こんな一部の人々の個人便益のみ
を増やすために国民の税金を充当するのは、疑いもなく政府のやるべき本来
的な仕事でない。同じ財源を使用するなら、個人的な救済にはなるがその恩
恵が国民全体に広がる医療・介護やあるいは喫緊の課題である失業対策にあ
てるべきだろう。
今回の施策全般の内容は、明らかに政府の範囲を逸脱している。政府の本来
の仕事は、市場で供給されない公共的な財・サービスを税金でそのコストを
まかない広く国民に提供することにある。
それが国民から徴収する税金の使い方というべきものだ。個人的な便益のみ
を提供する私的財・サービスなら、自分のカネをだして市場から購入すれば
いい。

 経済気象台より--安曇野
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般若心経とは
般若とはすばらしい知恵のこと。そして波羅密多とは六波羅密多、すなわち
自分よりも他人の救いを先にする「大乗の菩薩」という考え方による実践の
徳目です。
人間は生前の行いによって、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天という6つ
の世界に生まれ変わります。人間よりも下に落ちるのを救うためには、布施
、持戒、忍辱(にんにく)、精進、禅定、智慧という6つの修行をして、成
仏しなければなりません。
布施とは、僧にお経をあげてもらったときや寄付をする際に差し上げるお金
などの財物のことです。布施はお金に限りません。相手の不安をなくす、や
さしいまなざしや言葉などもあります。
持戒とは、戒を持つこと。これを十戒といい、具体的には十戒善を差します。
不殺生、不偸盗、不邪淫、不妄語、不綺語、不悪口、不両舌、不慳貪、不瞋
恚、不邪見。
忍辱とは、辛抱すること。
精進とは、一生懸命努力すること。
禅定とは、坐禅を組んでこころを落ち着けることです。
6つの修行をすると、智慧が出てきます。これが"般若"です。
仏様の場合、「智慧」と書きます。"知"の下の"日"は、宇宙の真理を指しま
す。
この6つのことを修行することを「六波羅密多行」といいます。こうするこ
とで自身が成仏する助けになります。
お仏壇に水、塗香(ずこう)=塗香(ずこう)は非常に細かい粒子のお香で、
塗香入(ずこうい)れに入れて用います。小麦粉にも似た触感があり、少量を
手に塗り、その香りを吸い、仏前で自らの心身を清めるために使用します。
花、線香、飯、ローソクの6品をお供えするのは、六波羅密多行を知らずに
亡くなったご先祖様に、6つの修行をすることで成仏できることを知らせる
ためです。
水は布施(感謝する気持ち)、塗香は持戒(よいことに励む)、花は忍辱
(怒りやすいこころを鎮める)、線香は精進(怠けごころをなくす)、飯は
禅定(こころを落ち着かせる)、ローソクは智慧(人間の悩めるこころを智
慧の光で明るくする)を表しています。これら6つをお供えすることを六種
供養といいます。お仏壇にお供えをして、お仏前でお経を唱えます。こうす
るこによってご先祖様が成仏できるのです。
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小沢氏が影響力保ち荒業も
小沢一郎の力は衰えていない。それが民主党代表の交代劇をみての素直な印
象だ。
小沢氏秘書の逮捕からこの方、民主党が統治力を発揮したかというとそうで
はない。誰も火中の栗を拾わなかった。重大な決断をする際に、この党は大
丈夫かという不安は残る。
「小沢路線」を継承する鳩山氏が新代表になったことで、小沢氏の影響力は
温存された。役職につくか無役になるかは定かではないが、引き続き選挙を
差配するのは間違いない。自由な立場から癖球を繰り出すだろう。隠密裏に
他党と接触し、自民党に揺さぶりをかけるなど、小沢政局が展開される公算
は大きい。
民主党がぶっちぎりで勝つことはもはやない。それでも比較第一党には民主
がなると思う。第二党との差があまりなく、小党をいかに取り込むかが政権
獲得のカキとなる。そのとき小沢氏は、自民党から誰かを連れてきて首相に
据えるという荒業をみせるかもしれない。
そうなったとき、鳩山氏が「小沢さん、それは違う」と拒絶できるかどうか
。できなければ民主党は終わる。できれば、初めて小沢氏から自立できる。

 紙面より---御厨 貴
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朋友のおくりものは、車馬といえども、祭肉にあらざれば拝せず。
友人からの贈り物は、たとえ車や馬のような高価なものであっても、祭祀用
の肉でないかぎりは、拝礼などしなかった。

われわれが無意識に行っているプレゼントの習慣や交友関係について改めて
考えるヒントを含んでいる。

 論語一日一言より--村山孚
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子孫に残すもの
1929年、当時は財政の積極派と健全派が対立して、政策は「ストップ&ゴー
」を繰り返した。その結果、世界不況は長引き、ひいては大戦の原因をつく
った。
現在、宗教や貧富の問題を軸に、世界は一触即発の危機に見舞われている。
不況の克服は一刻を争う。
かつての悲惨を二度と繰り返さないようにすることこそ、「子孫に負債を残
さない」最大のものだと心得るべきだ。再び言う。「木を見て森を思わない
愚に陥ることなかれ」

 経済気象台より---可軒
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大廟に入りて事ごとに問う。
大廟に入ったとき事ごとに質問した。

魯国の大廟の儀式に初めて参加する機会があった。そのさい、かれは何から
何もで係りの者にたずねて行動した。
聞くところは恥どころではない。相手を立てることにもなる、人間関係のコ
ツなのである。知ったかぶりをして失敗し、恥をかくより、このほうがはる
かにりっぱではないか。

 論語一日一言より--村山孚
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民主の代表選--鳩山・岡田氏出馬
非小沢系議員らの多くがかぎとるのは、小沢氏から鳩山氏への「禅譲狙い」
の思惑だ。小沢氏支持派議員の多くが鳩山氏への待望論を唱え始めた。鳩山
氏なら小沢氏の意をくみ、影響力を保てる---。
有権者の反応が議員に伝わる土日をはさんだ代表選を嫌って16日にしたの
も、そんな思惑が透けてみえるのだ。

 紙面より
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康子、薬を饋る。拝してこれを受け曰く、「丘いまだ達せず」敢えて嘗めず。
の最高実力者である季康子が孔子に薬を贈った。孔子はうやうやしく拝礼
して受け取ったが、「わたしはまだこの薬のことをよく知らない」と言って
服用しなかった。

厚意であったが、孔子は感謝しつつも飲もうとはしなかった。孔子、晩年の
ことである。感謝は感謝、飲む飲まないは別だとするケジメか。

 論語一日一言より--村山孚
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コーヒー、糖尿病予防に期待
コーヒーに糖尿病を予防する効果がある。そんな期待が高まっている。
きっかけはオランダから。平均約7年間追跡調査したら、1日に7杯以上
む人では、生活習慣が主な原因とされる2型糖尿病を発病するリスクが、
1日2杯以下の人の50%程度だった。
コーヒーをよく飲む人では血糖値が高いケースが少ない。カフェイン入りの
コーヒーをまったく飲まない人に比べ、1日6杯以上飲む人では、2型糖尿
病の発症率が男性で5割、女性で3割低下していた。2型糖尿病の予防には
食生活の改善や運動が効果があるとされるが、なぜコーヒーも効果があるの
だろう。コーヒーに含まれる成分は、カフェインのほかにも、ポリフェノー
ルの一種のクロロゲン酸、マグネシウムなどがある。
クロロゲン酸には、血糖値を下げるインスリンの分泌を促す物質の血中濃度
を高めたり、肝臓での糖の生産を抑えたりする効果が報告されている。カフ
ェインには脂肪の分解を高めるなどの作用があるとされる。
九州大学では、コーヒーを飲む習慣のない糖尿病予備軍の男性を3グループ
に分け、カフェイン入りコーヒー、カフェイン抜きのコーヒー、水を、1日
5杯、4カ月飲み続けてもらい、血液中の血糖値の変化を調べるユニークな
研究が進む。よりはっきりしたコーヒーの効果を検証する目的だ。

 食の健康学より---武田耕太
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08年度国際収支、経常黒字が50%減
08年度の国際収支によると、海外とのモノやサービスの取引、投資収益の状
況を示す経常収支の黒字額は、前年度より50.2%少ない12兆2291億円だった
。黒字額の減少は7年ぶりで、減少幅は比較可能な85年度以降で最大。世界
的な経済危機で、貿易黒字が9割減と大幅に落ち込んだことが主因だ。
国際収支のうち、モノの動きを示す貿易収支の黒字額は前年度より90.0%減
の1兆1704億円。かろうじて黒字を確保したが、黒字額は85年度以降で最も
少ない。経済危機が本格化した昨秋以降に輸出が急減したうえ、年度前半に
原油高などで輸入額がふくらんだことも響いた。

 紙面より
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厩焚けたり。子、朝より退きて曰く「人を傷えるか」。馬を問わず。
孔子邸の厩舎が火災に遭った。孔子は朝廷から退出してくると、まず「だれ
も怪我はしなかったか」とたずねた。馬のことは聞かなかった。

人を率いる者は、ふだんから部下の面倒をよくみていないと、こんな場合に
「人気とり」と勘ぐられる。第一、とっさのときに、こんなことばは出てこ
ない。

 論語一日一言より--村山孚
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エコカー、低価格で普及に弾み
エコカーによる脱ガソリン、すなわち低炭素社会への転換の先頭を日本車に
は走ってもらいたい。
日本では、家庭で出す二酸化炭素のうちマイカーが約3分の一を占める。06
年度は約8千万㌧で、90年より50%近くも増えている。途上国で車の普及が
進んでいるだけに、先進国は脱ガソリンを急がないといけない。
その点で、新経済対策のエコカー購入補助が対象となる車の燃費基準を緩く
したのは残念だ。雇用への影響が大きい自動車産業を一時的に支援するため
に基準を緩くしたのだが、その結果、脱ガソリンを進める政策効果が甘くな
ってしまった。政府は支援のハードルを上げていくべきではないか。
自動車の脱ガソリンは、高性能電池の開発といった新たな産業の拡大にもつ
ながる。低炭素社会の実現には、こういう形でさまざまなビジネスチャンス
が出てくるはずだ。
低炭素化の取り組みは、自動車産業界だけでなく、産業界全体にとっても新
しい時代を開くに違いない。

 社説より
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食生活の乱れでイライラ
朝は体がだるくて起きられず、夕方になると、イライラして攻撃的になる。
抑うつ感や倦怠感があり、動悸や頭痛がひどい---。
甘いものを多く取る食生活や、不規則でストレスの多い生活を送る人で、同
じような症状を感じたら、「低血糖症」をうたがってみてもよい。
低血糖症は血糖値が急に下がったり、低いままでとどまったりするために起
こる。
糖尿病など副腎やすい臓機能の弱い家系に遺伝しやすいほか、食生活の乱れ
やストレスなどによっても発症する可能性がある。
血糖値が上がれば上がるほど、それを下げようとしてインスリンが大量に分
泌される。過剰に分泌されたインスリンにより、今度は血糖値が急降下する
。人間の脳は基本的にブドウ糖をエネルギー源としているため、低血糖は脳
のエネルギー不足を招く。さらに急降下した血糖値を上げようと、アドレナ
リンなどのホルモンが分泌される。
アドレナリンやノルアドレナリンなど血糖値を上げるホルモンは別名攻撃ホ
ルモンとも呼ばれ、過剰に分泌されるとキレやすく攻撃的になったり、不安
感や恐怖感を強く抱いたりする要因になることもある。
治療は食事療法が基本になる。主食となる白米や白パン、それに甘いものは
、血糖値が上がりやすいので避け、肉や魚介類、卵、大豆製品などから、体
の調子を整えるたんぱく質やビタミンを豊富に取るようにする。
低血糖症は食事にかかわる病気だという認識が必要だ。食生活を整え、適度
に運動することで心身の悪循環を未然に防ぐことが大切だ。

 体とこころの通信簿より----高山敦子
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安心社会への道--生活安全保障を選挙で競え
セーフティーネットのほころびからくるさまざまな不安は、経済危機やグロ
ーバリゼーションのばかりではなく、これまでの政治にも大いに責任がある
。そうした要因分析や反省も含めて改革の道を探ることが、幅広い国民の声
に耳を傾け、何よりも政党間の論争が活発になされなければならないのでは
ないか。
日本も、政権選択がテーマとなる次期総選挙で「100年に一度の危機」の克
服策とともに、セーフティーネットの張り替えを主要テーマとして競うべき
である。対立軸を明確化につながり、有権者の判断材料となるはずだ。

 経済コラムより--小此木 潔
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コーヒー、母乳介し赤ちゃんへ
妊娠中や授乳中のたばこやアルコールの摂取は、赤ちゃんに悪影響があると
される。では、コーヒーに多いカフェインではどうか。
カフェインは胎盤を通過する性質を持つので、胎児に移行しやすい。
海外では、カフェインのとりすぎは自然流産や低出生体重のリスクを高める
との報告もある。ただ、そのなかにはカフェインというよりも、喫煙や飲酒
などの影響を否定しきれないものもある。
しかし、胎児はカフェインを代謝する能力が低く、蓄積されやすいという。
とりすぎは避けたほうがよい。
1日10杯か、それ以上のコーヒーに相当するカフェインをとっていた授乳
中の母親では、赤ちゃんが興奮状態になるなどの可能性も指摘されている。
ただ、コーヒーはリラックス作用があり、子育てにストレスを感じている母
親が飲むことの意義も。あまり神経質になるのも考えものだ。

 食の健康学より---武田耕太
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オバマ大統領のイスラム政策--理念だけで融和可能か
トルコ国会でイスラムとの融和を訴える歴史的な演説をおこなった。
イスラムとは戦争をしない。たとえ合意ができないことがあつても、互いを
尊重し敬意を払う。
一度、この種の発言をしてしまうと後に引き返せないことを理解しているの
だろうか。ブッシュ政権は、9・11をきっかけにアフガン侵攻、イラク戦争
を軸に「テロとの戦争」を展開したが、世界中のイスラム教徒からは、「対
イスラム戦争」とみなされ激しい反発を招いた。ブッシュ政権は、キリスト
教保守派の強い支持を受けていたので、戦争に「十字軍」や「正義」という
言葉をちりばめ、一種の聖戦意識を高揚させた。オバマ政権が、これを百八
十度回転させたのは良いが、イスラム世界の現状が変わらなければ、なまじ
期待を与えた分、反発も激しくなる。
その意味で、テロとの戦いの主戦場はアフガニスタンだとうオバマの主張に
は、同じ過ちを繰り返す危険が潜んでいる。イスラム急進派タリバンが勢力
をのばしているところに軍事力と資金をつぎこんで治安を回復できるだろう
か。大規模な軍事力の行使は女性や子どもの殺傷を伴うから、イスラム世界
の反発を引き起こす。資金の投入は、複雑にいりくんだ部族間の利害関係に
吸い込まれ、結果として、生産的投資には向かわず、武器の供給を増やす危
険がある。
パキスタン側からのイスラム武装勢力の流入をおさえるには、パキスタンの
統治能力を高めなければならない。政府の統治が及ばず、イスラム勢力が強
大化するアフガニスタンとの国境地帯やカシミール地方を、どう管理するの
か。現実に、これらの地域をコントロールできるのは軍であって、政府にで
きることは限られている。米軍が軍事圧力をかければ、イスラム武装勢力は
さらに勢いづく。
オバマ大統領は、「ことば」での民心把握が巧みだが、懸念は、実際に「テ
ロとの戦い」を実施する軍や援助関係者の現地での「やり方」にある。欧米
諸国や日本は、援助でも治安回復でもスキームを重視するが、重要なことは
現場で民衆の心をつかめるかどうかにある。イスラム社会、部族社会の組織
を知り抜き、女性や子どもを傷つけずに、現地の人々に安心と安定を与える
以外に治安回復の道はない。武器で威嚇し、支配者に資金を提供するのでは
、オバマ大統領の掛け声は偽りとみなされ、米国主導の安定化は失敗する。

 紙面より--内藤正典
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近年乳がんになる女性が増えた。
食生活や生活習慣の欧米化により、エストロゲンという女性ホルモンの分泌
が増加したことが原因という説が有力です。
乳がんになる人は30代から40代にかけて急増し、最もなりやすいのは40代後
半の女性といわれています。壮年期の女性ががんで亡くなる場合、一番多い
のが乳がんです。「閉経後は大丈夫」「50歳すぎたら乳がんにならない」と
いう説はあてになりません。一方、まだ20代の若い女性も安心は出来ません
。各自が早期発見法を身につけるべきです。月に1回は自分で乳房に指をあ
てて、しこりがあるかないかを調べる自己チェックをぜひともやってほしい
のです。
鏡の前で裸になって立ち、左右の乳房の位置や形に違いはないかを見たあと、
指先でしこりの有無をチェックするのです。生理が始まって1週間後の頃が最
適です。
病院など専門機関での定期検診は20代から受けても早すぎることはありませ
ん。超音波検査(エコー)か乳房のレントゲン撮影(マンモグラフィー)の
いずれかをできれば年に1回、少なくとも2年に1回はぜひ受けることを勧め
ます。
今のところ、よい予防法はないので、早期に発見することが最善の方法なの
です。
指ではしこりがわからないごく初期のものでも、X線や超音波の検査で発見
されることがあります。こうした初期乳がんは、早く治療すれば90%以上の
人が治癒しています。
昔の治療法では、乳房全体を切り取り、傷が残ることが多かったのですが、
今では乳房を保存する技術も進んでいます。
乳がんは早期発見が何より大切だということから、「乳房健康研究会」が結
成され、乳がんのことを知ってもらう活動をしています。
http://www.breastcare.jpです。

 95歳・私の証あるがまゝ行く----日野原先生
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政権交代は善なのか
暗雲垂れ込めるなかで選挙をするのと、どちらかに勢いがあって選挙するの
とでは、結果が全然違う。このまま選挙に突入したら、仮に民主党が第1党
になったとしても、議席数が中途半端で、その後の国会運営で身動きがとれ
ない。それぐらいなら自民党政権のままでもよかったとなるだろう。
民主党は勝つなら、ブレア政権のような地滑り勝利を目指せ。でなければ破
綻する。自民党も勝つなら300議席を目指せ。でなければ少数参議院を抱
えて何もできない。民主党も自民党ももっと元気を出してほしい。

 紙面より
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大豆は乳がんのリスクを下げる
大豆には女性ホルモンのエストロゲンと似た構造を持つ植物性エストロゲン
の「大豆イソフラボン」が含まれることはよく知られている。乳がんの発症
には体内のエストロゲンが関係していると言われ、イソフラボンはこのエス
トロゲンが作用するのを抑えると期待されている。
厚労省の研究班によると40~59歳の女性2万1852人を対象に、大豆製品を食
べる量と乳がんの発生率を追跡調査した。みそ汁を飲む量が1日1杯以下の人
が乳がんになるリスクを1とすると、3杯以上飲む人の危険性は4割低かった。
大豆製品から換算した大豆イソフラボンの摂取量を比べても、摂取量が多い
人ほど乳がんの発生率は低かった。
一方、食品安全委員会が06年、大豆イソフラボンの過剰摂取はホルモンバラ
ンスを崩す恐れがあるとして、特定保健用食品として1日に取る量を「30㍉
グラムまで」とした。
栄養補助食品でイソフラボンだけを大量に取るのは勧められないが、大豆製
品を日常的に食べることは問題ない。

 食の健康学より----宮島裕美
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米の増資要請---市場不安の一掃狙う。
米金融当局が7日、米金融大手10社に計7.4兆円の増資を求めた。金融機
関の「備え」を積み増すことで、金融システムにくすぶる不透明感をぬぐ
うのが狙いだ。
米金融界は昨秋の危機的な状況は脱したが「どこに巨額損失が隠れているか
分らない」という疑心暗鬼が続く。オバマ政権は「時間をかけて回復を待っ
手もあるが、銀行の貸し渋りで経済全体がより損害を受ける危険がある」と
判断。各社ごとの潜在的な損失額や、資本不足を明示するという異例の措置
で、不信感の一掃を狙った。
ただ、金融システムの機能が本格的に回復するかは、見通しにくい。今後、
再び金融不安が高まることがあれば、今度は米当局への信頼感が傷つく危険
もはらんでいる。

 紙面より--尾形聡彦
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人を他邦に問わしむれば、再拝してこれを送る。
他国の知人に使いを出すとき、知人がそこにいるかのように丁重に挨拶して
送り出した。

よく、電話口でしきりにお辞儀している人がいる。孔子のこの行為は、これ
と同じ種類のものである。

 論語一日一言より--村山孚
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貿易赤字を歓迎する
貿易収支の赤字化、黒字縮小の悪影響を心配する向きは多い。たしかに、外
需という成長エンジンが衰えれば、経済成長率がさらに低下する懸念がある
。しかし、悪いことばかりではない。
第二に、日本経済が円高のメリットを受けられるようになる。貿易黒字の下
では、円高は輸出サイドにより大きな悪影響をもたらし、経済や収益を悪化
させる要因だった。しかし貿易赤字・黒字縮小の下では、輸入額削減という
円高メリットが、より大きく顕現するようになる。それは輸入企業の収益拡
大や物価安定、多様な輸入品の流通拡大を通じて、内需を刺激する。
貿易赤字は、日本経済が変わるきっかけになるかもしれない。

 経済気象台より---山人
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郷人の飲酒には、杖者出ずればここに出ず。
村の宴会に参加したときは、老人たちが退席するのを待って自分も退席した

たとえ相手の地位が低くても、そんなことを基準にせず、老人を敬った。

 論語一日一言より--村山孚
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貿易赤字を歓迎する
貿易収支の赤字化、黒字縮小の悪影響を心配する向きは多い。たしかに、外
需という成長エンジンが衰えれば、経済成長率がさらに低下する懸念がある
。しかし、悪いことばかりではない。
第一に、これまで輸出拡大に振り向けられていた経済資源が、内需に向かう
ようになる。振り返れば、02年~07年の輸出依存型景気回復は、雇用・賃金
の削減によって企業の競争力・収益力を強めたこと、換言すれば内需を犠牲
にすることによって、可能となった。そり帰結が、巨額の貿易赤字だった。
今後は、これまでのように輸出に頼ることが困難になる。だとすれば、経済
政策や企業戦略の焦点は内需に向かうだろうし、内需の中核である個人消費
活性化のために、雇用や所得にも配慮がなされるだろう。その結果、長く渇
望されてきた内需中心の持続成長が、実現する可能性がある。

 経済気象台より---山人
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酒は量なきも、乱に及ばず。
酒量は決まっていなかったが、いくら飲んでも乱れなかった。

酒量は主として体質的なものだから、自信のない人は座右の銘にしたほうが
いい。どうも、日本のビジネス社会では「酒の飲み方」がものをいう。問題
があるところだ。

 論語一日一言より--村山孚
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会期延長に含み
麻生首相は、連休明けの国会について予算並びに関連法案の成立が優先順位
の一番と重ねて強調。民主党が参院で採決を引き延ばした場合は「いろいろ
なことを考えないといけない」と延べ、会期延長する可能性も示唆した。
回帰を延長する場合、延長幅が衆院解散時期も絡んで焦点となる。首相は一
生懸命にやっている人なら来月でも8月でもいいと指摘。総選挙を夏以降に
行うことにも含みを持たせた。

 紙面より
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子どもにとって本当に大切なことは、人として抱きしめられる心地よさだ
こどもにとって本当に大切なことは、十分に愛される経験です。愛された経
験があれば、外でつらい思いをしても、耐えていける力となります。あるい
は相手につらい思いをさせるような、ひどいこともしないものです。かけが
えのない自分であることをしっかりと実感して育った子は、他の人のことも
尊重できる心を育んでいきます。
こともを愛するためには、お母さんにだけ努力を求めるのは酷だと思います
。例えば子どもを抱けないお母さんは、夫から抱かれていない場合が多いの
です。夫から心も体も優しく抱きとめてもらえない、話も聞いてもらえずに
苦しんでいる母親が少なくありません。夫婦関係もある種バーチャルになっ
てきているのでしょうか。素直に触れ合うことを避けている。子育て中の母
親は家の中へ閉じこめられて、夫との会話もままならない。自分が自分であ
ることを証明するのは、この子が立派に育ってくれることだけと思いつめ、
育児書と首っ引きになるような育児をしていたら、やはり楽しくなくなって
しまうのも、無理がないように思います。
お母さんの中には、子どもを抱くことは、甘えさせて、自立をさせなくする
と思っている人もいます。また、子どもは抱いてもらえないことについて「
私はもう大きいから」と我慢してしまいます。やっぱり、気持ちでなく頭で
考えてしまうんです。もっと自然になって----と思います。

 同朋新聞より
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景気対策と環境対策
政府は続々と大型景気対策を発表している。その第3弾が実現すれば、消費
電力の少ない家電製品に買い換える場合、政府の補助でエコポイントとして
5%が還元される。また、低燃費車、エコカーへの買い替えの場合、補助が
受けられる。
景気対策と環境対策を両立したと見る向きもあるが、景気次第、補助も打ち
切られるとすれば、景気対策のために環境対策がうまく利用されたというこ
とであろう。不況がなければ、ここまでの省エネ製品への補助政策も生まれ
なかったという見方もある。また、環境保護のためにガソリン税の暫定税率
を据え置いた政府は、1年後に高速道路の料金を値下げした。景気回復とい
うテークに比べ、この国の地球環境対策はあまりにも軽い。

 経済気象台より---深呼吸
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迫るデフレ悪循環
物価下落の波が日本経済に迫っている。3月の全国消費者物価指数は、生鮮
食料品を除く総合指数が前年同月から0.1%低下し、1年6ヵ月ぶりに下落に
転じた。これまでは原油価格の乱高下が物価を動かしてきたが、昨秋からの
景気悪化で雇用、賃金が削減されて消費意欲は一気に後退。景気回復しない
まま物価下落が長引けば、企業業績の悪化と物価下落が繰り返される「デフ
レ」の悪循環に陥りかねない。

 紙面より
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食らうに語らず。寝ぬるに言わず。
食事のときは話をせず、床についたらしゃべらなかった。

これは孔子の生活を記録したものだが、このおかげで、戦前は、しかつめら
しい父親の前で食事中におしゃべりしてはならないというシツケが、かなり
の過程で行われていた。

 論語一日一言より--村山孚
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オバマ人気、カギ握る自動車救済
オバマ政権の今後の命脈を握るのは、深刻な景気後退に陥っている経済の行
方だ。ただ、根っこにある住宅相場の下落は続いたまま。個人消費は増加に
転じたが、企業の設備投資は過去最低の落ち込みを記録。経済指標は一進一
退の状況だ。
そうした中、特に試金石となりそうなのが、自動車大手の救済策の行方だ。
米政府は自動車大手クライスラーとゼネラル・モーターズに運転資金を支援
し、実質的に公的管理状態に陥っている。保守派からはすでに「税金をつぎ
込んだ救済ばかりだ」と批判があがっている。
それでも自動車大手を簡単に見捨てられないのは、雇用面での影響が大きい
からだ。
株価が大幅に下落し、失業率が2ケタに乗るようなことがあれば、オバマ氏
と民主党は深刻な影響を受ける。

 紙面より
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色の悪しきは食わず、臭いの悪しきは食わず。
変色しているものは食わず、悪臭のするものは口に入れなかった。

得体の知れないものは勧められても絶対に手を出さず、まことに用心深く、
つつましく、キチンとしている。

 論語一日一言より--村山孚
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少子化の背景と経済対策
いつの世も30歳前後の人の収入は結婚するのに十分なものではない。だか
ら家賃の安い社宅や会社の借りたアパートに入る。そんな安月給だから子育
て費用を考えるとなかなか子どもは作れない。でも一昔前はそんな中でも子
どもを作った。しかもある程度の年齢になるとこぞって長期の住宅ローンを
組んで家を持った。それらはどれも右肩上がりの経済と、終身雇用、年功序
列という安心感の中にいればこそだった。
そして時代は変わった。今の若い人たちは収入の低さに加え、先に対する強
い不安感を持っている。だから結婚できない。この問題は恐らく非正規雇用
の問題とも一部背中合わせだろう。
この事態はどうしても放置できない。目下過去最大の経済対策が政府与党で
検討されている。そこでは何としても、少子化の背景となっているこれらの
難題や教育問題など、わが国の将来を左右する基本課題の解決策に重点をお
くべきだ。経済対策に必要な財源負担だけを将来世代に頼むというわけには
いかない。

 経済気象台より---啄木鳥
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朝にして下大夫と言えば侃侃如たり。上大夫と言えばぎんぎん如たり。
朝廷に出仕して下級の大夫にはなごやかな態度で接し、上級の大夫にはつつ
ましやかな態度をくずさなかった。

マナーの原点である。
日本人が相手の地位や立場によって、態度からことばづかいまで、ガラリと
変えるということがある。下位の者にはいばり、上位の者にはへつらうよう
な人が少なくない。また、「おれは客だ」と言って高圧的になる人も見かけ
る。

 論語一日一言より--村山孚
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米、34年ぶりの3四半期連続のマイナス
09年1~3月期の実質国内総生産は年率換算で前期比6.1%減となり、3四半期
連続のマイナス成長を記録した。事前の市場予測を大きく超えるマイナス幅
で、米国の深刻な景気後退が浮き彫りになった。
企業の設備投資が過去最大の下落幅である37.9%減となり、輸出も30.0%減
と40年ぶりの低水準に落ち込んだ。
世界的な景気後退や、金融危機に伴う貸し渋りで企業の生産活動が、大きく
落ち込んでいるためと見られる。

 紙面より
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