2009年04月の記事


老いを遅らせるには--心がけが大切
「アンチエイジング」という言葉が注目を集めている。アンチエイジングと
は、できる限り老いを遅らせて若さを保とうという試みだ。
若さ、アンチエイジングというと、スキンケアやサプリメントなどを思い浮
かべる人は多いが、一番大切なのは「気持ち」だ。やりたいことをやること
。無理をし過ぎないことを心掛けると良い。自分を責めないで、いい加減に
、気ままに生活することがお薦めだという。
また、適度な緊張感、ストレスも刺激につながる。ある程度の年齢を過ぎた
ら仕事をしないで家の中で閉じこもっている人は少なくない。だが、ボラン
ティアでも良いので「誰かの役に立っている」という実感を感じられること
を意識的に行うことが大切だ。
そして「きれいになりたい」と願い、行動を起こすことは、世界を広げ自分
を内面からも輝かせる。
たばこと紫外線はなるべく避けよう。特にたばこは肌に悪く、体の循環に悪
影響を与える。
アンチエイジング5カ条
◆いくつになっても男と女
  「美しさ」に磨きをかけよう
◆肌の若返りは心の若返り
   メークアップは外見、心も若返らせる
◆バランスの良い食事と適度な運動
   アンチエイジングの効果は食事と運動が9割
◆よく笑い、よく話し、よくかむ
   笑いは免疫力を高め、かむことは脳の活性化になる
◆長生きこそ最大の誇り
   いくつになっても積極的に社会貢献を
 
 北里大名誉教授・塩谷信幸
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世界的大流行を抑え込む、という未知の挑戦だ。
WHOは「フェーズ4」宣言を出した。
これまでWHOは、新型ウイルス発生を警戒してきた。だがメキシコでの発
見が遅れ、北米、欧州などへ急速に感染が広がりつつある。
流行は一度広がりだすと流れを止めるのは難しい。感染が世界に及べば水際
対策をしても、日本だけが感染を免れるとは考えにくい。そうなれば対策は
長期にわたる。
今回の周多段感染で、メキシコで死者が多い点は心配だが、それ以外では比
較的軽症なのが、安心できる情報だ。これまで、死亡率が高い鳥インフルエ
ンザH5N1が大流行するという見方があった。今回の症状の悪性度を見極
めた上で、むやみに恐れず、冷静に備えを進めたい。

 紙面より---浅井文和
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いまだこれを思わざるなり。それなんぞ遠きことかこれあらん
まだ本気で恋していないのだ。本当に恋していれば遠い道だって苦にならな
い。

何ごとであれ、真剣に思いつめたとき、障害は苦にならない。

 論語一日一言より--村山孚
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揺れる貿易日本
戦後の日本経済を支えた貿易立国の成長モデルは変化するのだろうか。
28年ぶりに貿易赤字に転じたことについて「我々の経済対策で外需が落ち
込んだ分をどこまで埋めることができるかが大事だ」と与謝野氏は述べた。
内需拡大の必要性を示したが、日本社会は人口減少に直面しており、政府が
景気後退のたびに唱える「内需拡大による自律的な回復」は、かけ声倒れが
続いている。「景気回復には、政府の途上国援助を始めとする新興国の外需
刺激策が有効」という提言もある。
問題はこうした変化に、官民がどう対応するかだ。

 紙面より
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歳寒くして、然る後に松柏の彫むに後るるを知る。
寒い季節になってはじめて、松やヒノキが常緑樹だということが分かる。

人間の真価も、困難な状況におかれてはじめて分るというのである。
人間関係も、困ったときにこそ本当のことが分る。

 論語一日一言より--村山孚
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豚インフルエンザ--米政府が緊急事態宣言
全米に公衆衛生上の緊急事態宣言を出し、5千万人分備蓄している抗ウイル
ス薬のタフミルとリレンザの4分の1を配ることを決めた。
感染はカナダでも6人が確認され、感染国が広がっている。その他、ニュージーランド、スペイン、フランス、イスラエルなどにも感染が疑われる。
日本も渡航禁止など早く出すべきではないのか。

 紙面より
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そこなわず求めず、何をもってかよからざらん。
人を傷つけることはせず、人に求めることもない。なんとりっぱな方ではな
いか。

傷つけたり傷つけられたりすることをおそれず、他人ともっと積極的にかか
わることにより、ともに前進していこうというのだ。

 論語一日一言より--村山孚
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豚インフルエンザ
本来なら人にはうつらないはずの豚のインフルエンザが、人に感染するタイ
プに変わったらしい。
まだ不明な点が多い。広がりやすさや毒性の強さをはじめ、どんな性質を持
つウイルスなのか。感染がさらにひろがるおそれはあるのか---。
ただ、すでに気がかりなことが幾つもある。人には免疫がない動物のウイル
スが変異したものであること。老人や幼児ではなく若者が多く感染するとい
う、ふつうのインフルエンザとは違う特徴があること、またメキシコ国内の
数カ所や米国に流行が広がっていることなどだ。
豚インフルエンザと聞いて意外に思った人も多いのではないか。これまでは
もっぱら鳥のインフルエンザの怖さに関心が集まっていたからだ。
このウイルスが、もし人から人にうつるタイプに変わると、人には免疫がな
いために、大流行するおそれがある。
豚のウイルスはこれまで、米国などでまれに人に感染した例が報告されてい
るが、大流行の可能性はあまり予想されていなかった。
だが今回、人から人に感染する性質が見られることや短期間に多くの死者が
出ていることからすれば、すでに鳥のウイルスよりはるかに大きな脅威にな
っているのかもしれない。
政府が事前接種を計画しているワクチンは豚のウイルスには効かない。

 社説より
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己に如かざる者を友とするなかれ。
自分より劣っている者を友としてはならない。

自分が優越感にひたれることができる相手とだけつきあい、自分が一目おく
ような相手とはつきあわない傾向があった。これでは進歩がない。そこで孔
子がこう言ってたしなめた。

 論語一日一言より--村山孚
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世論調査の質が問われる--多数派に再考を促す調査こそ大事
世論調査は、「みんなの意見」という建前から、その結果が政局を動かすこ
とになっても責任を取る者はいない。この構造に強い危惧を感じる。
誤差が大きいことや質問の仕方などが回答をゆがめる可能性が指摘されてい
ても、一度数字が出ると、客観性のオーラを帯びて広く流通し、人々の思考
や行動を変えてしまう。世論調査を何か決定的なものとして取り扱うべきで
はない。「正しさ」はほぼ検証不能だし、「誤り」が証明されることもない

一層の制度の追求は当然だが、各メディアは当面、世論調査の過大評価を見
直し、参考データー程度の扱いにとどめるべきだ。少数意見の内容、割合に
も注意を促し、多数派に再考の景気をもたらすことも重要だ。それによって
世論調査が、熱議に基づく民主主義の形成に寄与する経路が開ける。

 紙面より---宮崎哲弥
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敝れたるうん袍を衣、孤貉を衣たる者と立ちて恥じず。
粗末なかっこうをしている身で、豪華なみなりをしている人と並んでいても
、ひけめなど感じない。

ひけめを感じて気後れがするものだ。考えてみると、それは劣等感、見栄な
どの産物である。どうしてもわたしたちは、必要以上に他人と自分をひきく
らべてみたり、世間体を気にしたりしすぎるようだ。
そうしたものから開放されていれば、平気でいられるはずである。

 論語一日一言より--村山孚
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遺伝子使わず万能細胞
遺伝子を使わずマウスの新しい万能細胞をつくることに米独チームが成功し
た。遺伝子を使うと細胞ががん化する恐れがあり、使う遺伝子を減らす世界
的か開発競争が続いていた。再生医療の実現につながる安全性の高いIPS
細胞の開発に向けた大きな成果だ。

 紙面より
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三軍も帥を奪うべきなり。匹夫も志を奪うべからざるなり。
相手がどんな大軍でもその大将を力づくで捕虜にできる。だが、ひとりの凡
人でも力づくでその意志をまげさせることはできない。

人は利害だけで動くとは限らないのだ。明らかに損をすると分かっていても
、進んでやることだってある。動機はさまざまだ。愛情、信念、意地、名誉
心、見栄、こういったものは、ときとして、損得を超越して人を行動にかり
たてるのである。
人を動かそうとする場合、あるいはリーダーたるものは、心の不思議な力を
よく理解しておかなければならない。いつも利益だけで人を動かせると思う
なかれ。

 論語一日一言より--村山孚
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オバマが解き放つ歴史感覚
オバマ大統領を際立たせているのは、その優れた歴史感覚なのではないか。
「核兵器のない世界」を謳ったプラハでの演説を聞いて、そう感じた。
心に響いたのは、演説に織り込まれた二つの歴史と、新たに導かれた歴史認
識の可能性だった。
その歴史の一つは、チェコを舞台とするもので、冷戦の終焉を平和裏に演出
したプラハは、融和を象徴すると同時に、独立と自由に向けての長い歴史が
刻まれた地でもある。オバマ大統領は、自由な社会は、人々の弛まぬ意思と
不屈の精神があってこそ実現すると語りかけた。
もう一つは、核時代の歴史に他ならない。オバマは、核兵器を使用した唯一
の国である米国が、核軍縮を率先する道義的責任を持つと明言した。最大の
脅威は核拡散であるとしながらも、核保有を認められる国とそうでない国が
あるという論理を拒むことで、オバマは敵と見方を峻別する冷戦的思考を後
にし、「核兵器のない世界」への第一歩を踏み出したと言えよう。
冷戦終焉後20年、オバマが示しているのは、核廃絶の「第2の機会」である
。オバマ大統領が人々を奮い立たせるのは、自分たちが歴史の主体であると
の実感を与えてくれるからだ。

 紙面より---西崎文子
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コーヒー、依存招く過剰摂取
コーヒーに含まれているカフェインは、アルコールや、たばこのニコチンの
ように依存性がある。
アルコールやニコチンに比べ依存性は低い。コーヒーを習慣的に大量摂取し
ている人では、「カフェイン依存に伴う強迫的な摂取欲求、やめたときのイ
ライラなど離脱症状が問題になる」という。
日常的にコーヒーを飲んでいる人が1週間ほどやめたときの様子を調べたら
、4割近くが疲労感や眠気を訴えた。頭の重さを訴えた人は3割近くいた。
カフェイン摂取をやめて数時間たってから、心臓の拍動と一緒にこめかみ付
近がズキズキするような頭痛が出た場合はカフェイン依存が疑われるという
。ひどい場合はコーヒー摂取を控えよう。
「缶コーヒー症候群」という言葉もある。はっきりした定義があるわけでは
ないが、1日に5本以上飲む場合は、明らかにカフェインとエネルギーの過
剰摂取で、肥満や睡眠時無呼吸症候群との関連を指摘する報告もあるという
。コーヒーは長い間、日常生活のなかで楽しまれてきた嗜好品。過剰摂取に
気をつけ、楽しい気分で、のむべきだ。

 食の健康学より--武田耕太
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企業の法令順守体制
コンプライアンス担当の役員を置く企業は9割を超えるが、正直に自首した
社員の処分軽減を定めているのは15%未満---。
窓口は設置されても、必ずしも利用しやすい状況ではないことも判明した。
正直に話せば内部処分を軽くするといった、自首を促す仕組みを定めている
のは14.1%にとどまり、「考慮の一要素になっている」が6割以上あった。

 紙面より
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四十、五十にして聞こゆることなくんば、これまた畏るるに足らざるのみ
40歳、50歳にもなって、これはという特徴がないような者は、恐れるに足
らない。

凡人なら凡人なりに磨きがかかる年代、それが四十、五十代である。自分自
身にたいしても、社会にたいしても、責任を感じなければならないのがこの
年代だ。

 論語一日一言より--村山孚
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米政府は核燃料再処理を断念
日本はGNEPを打ち出す以前から独自に核燃料サイクル政策を進めてきた
ので、影響はそれほどない。しかし、世界的には核燃料サイクルの推進に水
をかけられることになる。オバマ政権は核不拡散に対して厳しく臨むとみら
れ、10年ごろから検討が予定される日本の第2再処理工場への影響を見守っ
ていく必要がある。

 紙面より
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苗にして秀でざる者あり。秀でて実らざる者あり。
苗のままで穂を出さないものがある。また、穂を出してもそのままで実にな
らないものがある。

人の成長過程はいろいろである。「十で神童、十五で才子、二十すぎれば只
の人」ということばもある。残念ながら、いくら努力しても越えられない限
界があることは確かだ。そこで、あきらめてしまうか、だからこそコツコツ
と努力するか、教育する側も、される側もそこのところが重大な分岐点なの
である。

 論語一日一言より--村山孚
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第2の安全網も1~3年限り
創設される「緊急人材育成・就職支援基金」も、政府は雇用保険と生活保護
のすき間を埋める新たな安全網と位置づけるが1~3年の時限的な措置だ。
安全網を厚くするうえで財源の問題は避けて通れない。失業手当は、年間約
1600億円の国庫負担を除き、労使が折半する保険料が原資になっているが、
生活保護は税収で賄われている。
生活保護世帯は、1月に過去最多の116万8354世帯を記録した。失業手当が受
け取れず、生活保護にしか頼れない人は今後も増えるおそれがある。安全網
の費用は誰がどう負担していくのか。
消費税の問題は、避けては通れないのに、選挙目当てで自民党も、民主党も
だんまりである。真剣な論議が必要なのである。

 紙面より
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後生畏るべし。いずくんぞ来者の今に如かざるを知らんや。
若者を侮ってはならない。自分たちより後の世代の者が自分たちより劣って
いるなどと言えるだろうか。

経験を積んだ者の目から見ると、若者たちの考えは青臭く頼りない。だから
といって、かれらを軽蔑してはならない。未経験者の者が危なかしく見える
のは当然だが、かれらのなかに潜んでいる芽にこそ注目する必要がある。後
継者育成、抜擢人事などについて、このことばは重要なキーワードとなる。

 論語一日一言より--村山孚
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幸運の上にふんぞりかえるより
世には運・不運があります。それは人間世界が始まった時からのことです。
不運な人は、不運なりに生きていけばよいのです。私はそう覚悟して、不運
を生きてきました。
私も弟も、自分の不運を嘆いたことは一度もありません。嘆くというのは、
虫のいい考えです。考えが甘いのです。覚悟がないのです。この世の苦みを
知ったところから真の人生は始まるのです。
真の人生を知らずに生を終えてしまう人は、醜い人です。己れの不運を知っ
た人だけが、美しく生きています。
私は己れの幸運の上にふんぞり返って生きている人を、たくさん知っていま
す。そういう人を羨ましいと思ったことは一度もありません。己れの不運を
知ることは、ありがたいことです。

 悩みのるつぼより---作家・車谷長吉
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老いを遅らせるには--心がけが大切
「アンチエイジング」という言葉が注目を集めている。アンチエイジングと
は、できる限り老いを遅らせて若さを保とうという試みだ。
若さ、アンチエイジングというと、スキンケアやサプリメントなどを思い浮
かべる人は多いが、一番大切なのは「気持ち」だ。やりたいことをやること
。無理をし過ぎないことを心掛けると良い。自分を責めないで、いい加減に
、気ままに生活することがお薦めだという。
また、適度な緊張感、ストレスも刺激につながる。ある程度の年齢を過ぎた
ら仕事をしないで家の中で閉じこもっている人は少なくない。だが、ボラン
ティアでも良いので「誰かの役に立っている」という実感を感じられること
を意識的に行うことが大切だ。
そして「きれいになりたい」と願い、行動を起こすことは、世界を広げ自分
を内面からも輝かせる。
たばこと紫外線はなるべく避けよう。特にたばこは肌に悪く、体の循環に悪
影響を与える。
アンチエイジング5カ条
◆いくつになっても男と女
  「美しさ」に磨きをかけよう
◆肌の若返りは心の若返り
   メークアップは外見、心も若返らせる
◆バランスの良い食事と適度な運動
   アンチエイジングの効果は食事と運動が9割
◆よく笑い、よく話し、よくかむ
   笑いは免疫力を高め、かむことは脳の活性化になる
◆長生きこそ最大の誇り
   いくつになっても積極的に社会貢献を
 
 北里大名誉教授・塩谷信幸
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日本経済の源泉となつてきた「中間層」が危ない。
過去25年間で役員を除く雇用者は約1200万人増えたが、その内訳は正社員
がわずか50万人。残りは非正規社員だ。
25年前、正社員は雇用者の約85%を占めたが、いまは約65%である。厚生労
働省の資料では、正社員のほぼ半数が年収400万円未満で、派遣社員の約半
数が200万円未満となっている。
日本の強みは正社員を中心にした中間層が厚く、他国に比べ貧富の差が少な
いことだった。雇用が保障され、相応の給料をもらうなかで会社への忠誠心
も生まれ、落ち着いて研究開発やものづくりに取り組む環境があった。それ
が日本の製品の高い品質や技術力を維持してきた。
「働く意欲」は単に給料の多寡だけでなく、会社やチームへの忠誠心からも
生まれる。私には、非正規社員が増えたことで労働の質が変化し、技術継承
にも問題が生じていると思えて仕方がない。
ワークシェアリングが注目されているが、熟練した技能者でなければできな
い仕事、チームが一つになって行う仕事には向いていない。仕事の中にはそ
のつど他者に置き換えられないものも数多い。
日本が苦戦しているのは、金融危機だけが理由でなく、非正社員を増やした
ために起きた「雇用の融解」や賃金格差にも原因があるんじゃないか。長い
目で日本の将来を考えると、中間層を増やすために非正規社員を減らすべき
だ。賃金格差の適正化も必要になるかもしれない。日本再生のため、経営者
はいまこそ非正規社員の正社員化に着手すべきだ。

 負けてたまるかより---丹羽宇一労
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惜しいかな。われその進むを見るも、いまだその止まるを見ず。
惜しい人物を死なせてしまった。進歩し続け、なまけるということを知らな
かった男だった。

弟子の顔淵の死を悼んだことば。「進む」の意味は、学ぶこと、さらにはま
た人格を磨くことについての進歩をさすが、それだけでなく、もっと広い意
味で受けとることができる。それは、マンネリズムにおちいらず、過去にし
がみつかず、前向きに生きるということだ。

 論語一日一言より--村山孚
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財政出動への過大な期待
なぜ今、財政出動が重視されるのか。
通常、財政政策が有効とされる価格の下方硬直性の問題は、今回の金融危機
と無関係だ。
現在、米欧の経済学者が主張しているのは、大規模な財政出動によって、市
場に蔓延している悲観論を吹き飛ばして楽観的な期待を広めることができ、
その結果、資産価格も上昇させられるという考え方だ。30年代の大恐慌の時
代に財政出動の有効性を主張したケインズの本来の考え方に近い。
だが、現代の経済学では「楽観的期待が広がれば景気は回復する」とは言え
るが、「大規模な財政政策を実施すれば楽観的期待が広がる」という部分は
、理論的にまったく確立されていない。
実はグルーグマン氏に限らず、この理論的弱点については熟知しているはず
の多くの世界的な経済学者が、「財政出動で期待が変えられる」と主張して
いる。
日本でも追加景気対策として15兆円規模の財政出動が議論されているが、米
国の不良債権処理が進展しなければ、世界経済の根本的な回復は見込めない
。米追随で財政出動するだけでは、米国が不良債権処理を先送りするコスト
を押しつけられ、先進国中最悪の日本の財政赤字がさらに増えるだけかもし
れない。日本は自らの失敗を踏まえ、抜本的処理の実施を、強く米国に求め
続けるべきである。

 ザ・コラムより---小林慶一郎
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近年乳がんになる女性が増えた。
食生活や生活習慣の欧米化により、エストロゲンという女性ホルモンの分泌
が増加したことが原因という説が有力です。
乳がんになる人は30代から40代にかけて急増し、最もなりやすいのは40代後
半の女性といわれています。壮年期の女性ががんで亡くなる場合、一番多い
のが乳がんです。「閉経後は大丈夫」「50歳すぎたら乳がんにならない」と
いう説はあてになりません。一方、まだ20代の若い女性も安心は出来ません
。各自が早期発見法を身につけるべきです。月に1回は自分で乳房に指をあ
てて、しこりがあるかないかを調べる自己チェックをぜひともやってほしい
のです。
鏡の前で裸になって立ち、左右の乳房の位置や形に違いはないかを見たあと、
指先でしこりの有無をチェックするのです。生理が始まって1週間後の頃が最
適です。
病院など専門機関での定期検診は20代から受けても早すぎることはありませ
ん。超音波検査(エコー)か乳房のレントゲン撮影(マンモグラフィー)の
いずれかをできれば年に1回、少なくとも2年に1回はぜひ受けることを勧め
ます。
今のところ、よい予防法はないので、早期に発見することが最善の方法なの
です。
指ではしこりがわからないごく初期のものでも、X線や超音波の検査で発見
されることがあります。こうした初期乳がんは、早く治療すれば90%以上の
人が治癒しています。
昔の治療法では、乳房全体を切り取り、傷が残ることが多かったのですが、
今では乳房を保存する技術も進んでいます。
乳がんは早期発見が何より大切だということから、「乳房健康研究会」が結
成され、乳がんのことを知ってもらう活動をしています。
http://www.breastcare.jpです。

 95歳・私の証あるがまゝ行く----日野原先生
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北朝鮮の瀬戸際戦術、日韓米は冷静に
6者協議からの離脱や核開発再開を表明した。北朝鮮が使用済み燃料を再処
理したとしても、核兵器用のプルトニウムが少し増えるだけ。状況を根本的
に変えるわけではない。
北朝鮮は瀬戸際戦術で自らのチャンスを逃し、大きな代償を払っている。こ
ちらがかっとして行動すれば北朝鮮の望み通りになるだけだ。日米韓は、北
朝鮮が振る舞いを変えさえすれば関係改善できるという未来像を示すべきだ
。6者協議再開までに何ヵ月もかかるかもしれないが、北朝鮮が復帰する可
能性はかなりあると思っている。オバマ政権は日韓を無視して2国間協議を
進めることはない。
 
 視点より--デビッド・ストラウブ氏
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コーヒー飲んで昼寝、効果的
コーヒーに含まれるカフェインは、大脳などの神経に対して刺激を与え、眠
気を覚ます作用がある。
そんなコーヒーの作用を生かし、昼寝の直前に一杯のコーヒーを飲むこと。
カフェインの目覚まし効果は、体内に入ってからゆっくりと高まり、30分後
にピークを迎えるという。つまり、どうしても眠気に耐えられないとき、コ
ーヒーを飲んですぐに昼寝に入って30分後に目覚めれば、すっきり目覚めら
れる可能性があるのだ。
カフェインと交感神経活動の活性度との関連を調べた。コーヒーを飲んだ直
後は、飲む前と比べて大きな変化はなく、30分後には2倍に上がり、60分後
にはさらに上がったうえで、90分後に下がり始めていた。
飲んだ直後では、まだ腸官からカフェインが吸収されず、効果が出るまでの
時間には遅れが出る。眠気を我慢するよりも、短く昼寝をとることで、「午
後の眠気が解消され、仕事もはかどるかもしれません」。
食後にコーヒーを飲むことには、合理的な理由もある。
カフェインには胃液の分泌を促し、胃の働きを促進させて、消化を助ける効
果がある。「だから食後の1杯にコーヒーはうってつけ」ただし、飲みすぎ
と、胃液を分泌させる働きは、胃炎や胃潰瘍の原因になりうる。

 食の健康学より---権敬淑
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減反の攻防、改革議論バラバラ
減反による価格維持をあきらめ、農家への所得補償に切り替える場合、どの
程度の財政支出が必要なのか、現段階では不透明だ。金額が少なければ農家
にインセンティブは働かない一方、手厚くすればきりがない。
民主党が今国会に提出した法案では、コメ農家のほか、酪農、水産、林業な
どあらゆる一次産業従事者に所得補償を打ち出した。予算総額は1兆4千億円
で、現在の減反予算の7倍だ。
誰もが、農業はがけっぷちにあると認めながら、各自の思惑から見直しの内
容はバラバラだ。減反見直しが単なるかけ声倒れに終わり、選挙向けの金額
ばかりを強調する「バラマキ合戦」になる恐れもある。

 紙面より---小山田研慈
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与に立つべくも、いまだ権を与にすべからず。
立場を同じくすることはできるが、権力を共有することは難しい。

創業期は苦労をともにしながら、成功したあと仲間割れするという例は少な
くない。人間の共同行動は利益がからむとこわれやすいことを承知しておこ
う。

 論語一日一言より--村山孚
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はじこ外された日本
日本政府は「名より実」を取って強いメッセージの発信に成功したとしてい
る。だが、交渉の過程で頼みの米国の態度は揺れ、最後は中国と結託。日本
に新たな安保理決議を断念するよう迫る流れになり、米国に土壇場ではしご
を外された形だ。
オバマ政権は対話による北朝鮮問題の解決を重視しており、その点で中国と
思惑が一致する。今後、米中が協調姿勢を強めれば、日本としては「後ろ盾
」の米国という、北朝鮮への圧力のカードを一枚失うことになりかねない。

 紙面より
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譬えば山をつくるがごとし。いまだ一きを成さざるも、止むはわれが止むるなり。
たとえば土を積み上げて山にする場合、あとわずかモッコひとつ分というと
ころでも止めてしまえば山は完成しない。完成しないのは自分のせいである


クイナスにしろ、プラスにしろ、それは自分のせいだという責任と誇りをも
つべきだというのである。集団のなかで仕事をする組織人にとって大事な心
がけではなかろうか。良くも悪くも「自分ひとりぐらい」という考えは禁物
だ。

 論語一日一言より--村山孚
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島津斉彬の人材登用
君主は愛憎で人を判断してはならなぬ。十人が十人とも好む人物は非常の時
勢に対処できぬから登用せぬ。人も馬も同じで一癖ある者でなければ用に立
たない。一芸一能のある者を登用する。この方針で斉彬は「非常の人物」を
登用した。結果、明治維新の人材が出た。その代表格が西郷隆盛。西郷もま
た斉彬の教えに従い、個性的な人物を政府に次々登用した。
職場は生活空間でもあるから、たいていは好人物が登用される。だが斉彬は
その快適さをあえて切り捨て、癖のある、あつかいにくい男を選んでことを
なした。

 この人、その言葉より---磯田道史
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逝くものはかくのごときか、昼夜を舎かず。
川の水は流れ去っていく、夜も昼も休むことなく。

孔子は川面を見つめて時の流れを感じた。岸辺に立つ者に歳月と人生の歩み
を感じさせてくれる。あわただしい日常だ。時には、急ごうとする足を止め
、来し方行く末を考えてみるのもよいではないか。

 論語一日一言より--村山孚
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安心して働ける環境、再構築するには
「懸命に働いても暮らせない」「働きたいのに働く場かせない」---。
こんな悲鳴が日本のあちこちで聞こえます。私たちの働く環境が大きく劣化
しています。理由は世界不況だけではありません。内外の競争に直面する企
業は賃金コスト削減に走り、労働分野の規制緩和も進められました。その一
方で各種の安全網は穴が開いたまま。雇用のミスマッチも放置されました。
みんなが安心して働き、社会や経済の活力を高めるには、雇用システムをど
う再構築すべきなのか。

 紙面より---鈴木直哉
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君子これに居らば、なんのいやしき、ことかこれあらん。
君子が住めば、むさくるしさなど問題ではない。

「お恥ずかしい、ちっぽけな会社でして」とか、「こんな家では客も呼べな
い」とかを「いやしきこと」として恥じる人がいるが、なんのいやしきこと
かこれあらん、である。自分は世界に二人としていない自分なのだ。
自分の存在に誇りと自信をもとう。

 論語一日一言より--村山孚
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税金つぎこみ、得するのは誰か
政府・与党がまとめる新経済対策に、省エネ自動車・家電に買い替えると国
から「補助金」が受け取れる普及支援策が盛り込まれることになった。
消費喚起の効果はあるだろう。ただ、広く集めた税金を、むしろ余裕のある
限られた個人につぎ込むことに、経済産業省内でも慎重論があった。
高速道路の値下げがETC搭載車に限られたのと同じ構図だ。不公平感はぬ
ぐえない。
そもそも買い替え促進策は、世界的な景気後退の影響を受けて低迷する日本
の主力産業を支援する意味合いが強い。実際、市場は敏感に反応し、自動車
・電機各社の株価は軒並み上昇した。
政府は過去最大規模となる15兆円超の補正予算を組む方針だ。だが、日本は
先進国で最悪の財政状況であることを忘れてはならない。つぎ込んだ税金を
支払うのは、これからの国民だ。
経済対策という名で、誰が得をしているのか。冷静に考える必要がある。

 政策ウオッチより---星野眞三雄
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これを沽らんかな、これを沽らんかな、われは買を待つものなり。
売る、もちろん売るそ。わたしはよい買い手を待っているのだ。

孔子は自分の理想を堅持していたが、決して孤高をよしとしていたわけでは
なく、それを実践する場を求めていたのだ。

 論語一日一言より--村山孚
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コメ作り、緩和か価格か
減反を緩めると、米価は下がる可能性が強い。そこで、参加する農家には税
金で所得の一部を補償する。「減反選択」と「所得補償」はセットで考えら
れている。
減反への参加者も不参加者も米価は同じだから(これは減反に参加者でないと
、JAは買い上げてくれない。ペナルティーがあるのだ)、まじめに生産を抑
えた農家が損をする。減反の目標達成を巡り、地域での対立は深刻だ。
目的とするコメの価格維持効果も疑問視されている。93年の米価は60キロ当
たり2万3千円超だつたのに、最近は1万5千円前後と、3割強下落している。
米価が大幅に下がれば、コメ作りをやめる兼業農家も出て、肥料や機械の販
売減少につながる。「負のスパイラルに陥る可能性が高い」
将来のための改革が、足元の混乱を招く「二律背反」に陥る危険性もある。

 紙面より
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われその臣の手に死なんよりは、むしろ二三子の手に死せんか。
わたしは、形式的にととのえたにせの家来の手で葬られるよりも、気心の知
れた諸君の手に抱かれて死にたいのだ。

万一に備えて葬儀の手はずをととのえた。そして重臣の格式で葬儀を行うべ
く、弟子たちを家来に仕立てた。小康を得たときに、このことを知った孔子
が言った言葉である。

 論語一日一言より--村山孚
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子育て世帯、心もとない安全網
所得から税金などを引き、児童手当などの社会保障給付を足してみると、24
の主要国中、日本だけが「子どもの貧困率」が上昇していた。
貧困率とは、全国民の中央値の半分に満たない手取り所得しかない国民の割
合を示す。日本では、子育て世帯にセーフティーネットが何も機能していな
い、という信じられないような結果だ。
解決のため①就学援助や児童扶養手当、生活保護など家庭そのものへの援助
を拡大する。
②フランスやスウェーデンのように高校、大学の教育費の無料化を目指す。
と2段階の提言をする。
不況は、派遣義理にあった母子家庭など経済的な弱者を追いつめている。将
来を担う子どもを守ることこそ、最優先の経済対策ではないのか。

 政策ウオッチより---佐藤 章
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夫子、循循然としてよく人を誘う。
先生の指導はむりやりに詰め込むのではなく、順序だてて自然に理解させる
ようなやり方であった。

孔子は弟子の性格に応じた導き方をする。一律の定義を下すのではなく、相
手によって違う説明をしている。

 論語一日一言より--村山孚
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核武装認めぬ結束を
「100年に一度」の経済危機は、安全保障上の危機に姿を変えつつある。雇
用が悪化した先進国では政治不信や不寛容が広がり、平和維持活動や途上国
支援に回す資金が細る。格差と貧困が深まる国では再びテロと暴力が燃え上
がる。北朝鮮やイランの核・ミサイル技術が、「闇市場」を介して他の独裁
国や核抑止の利かないテロ組織の手に渡る脅威も高まっている。
だが、危機を脱する道筋が途切れたわけではない。このほどロンドンに集ま
った20カ国。地域の首脳は、自国優先の保護主義を封印し、世界経済の立て
直しに協調する決意を表明した。これと同じ国際社会の決意と結束が、北朝
鮮に対しても求められよう。
日米韓と中ロに溝が広がれば北朝鮮の思うツボだ。中国と歴史やガス田など
の懸案を抱かえていても、核問題では結束して交渉に関与する。そんな日本
外交の「基礎体力」が試される。

 紙面より---沢村亙
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近年乳がんになる女性が増えた。
食生活や生活習慣の欧米化により、エストロゲンという女性ホルモンの分泌
が増加したことが原因という説が有力です。
乳がんになる人は30代から40代にかけて急増し、最もなりやすいのは40代後
半の女性といわれています。壮年期の女性ががんで亡くなる場合、一番多い
のが乳がんです。「閉経後は大丈夫」「50歳すぎたら乳がんにならない」と
いう説はあてになりません。一方、まだ20代の若い女性も安心は出来ません
。各自が早期発見法を身につけるべきです。月に1回は自分で乳房に指をあ
てて、しこりがあるかないかを調べる自己チェックをぜひともやってほしい
のです。
鏡の前で裸になって立ち、左右の乳房の位置や形に違いはないかを見たあと、
指先でしこりの有無をチェックするのです。生理が始まって1週間後の頃が最
適です。
病院など専門機関での定期検診は20代から受けても早すぎることはありませ
ん。超音波検査(エコー)か乳房のレントゲン撮影(マンモグラフィー)の
いずれかをできれば年に1回、少なくとも2年に1回はぜひ受けることを勧め
ます。
今のところ、よい予防法はないので、早期に発見することが最善の方法なの
です。
指ではしこりがわからないごく初期のものでも、X線や超音波の検査で発見
されることがあります。こうした初期乳がんは、早く治療すれば90%以上の
人が治癒しています。
昔の治療法では、乳房全体を切り取り、傷が残ることが多かったのですが、
今では乳房を保存する技術も進んでいます。
乳がんは早期発見が何より大切だということから、「乳房健康研究会」が結
成され、乳がんのことを知ってもらう活動をしています。
http://www.breastcare.jpです。

 95歳・私の証あるがまゝ行く----日野原先生
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環境と安全と家族の時間
世界各地で森林が伐採され、熱帯雨林気候地域のジャングルもあって当たり
前のものではなくなっている。
かっては世界一安全な国だと思われていたこの国の治安も、今では残酷なニ
ュースを耳にしない日がないほど状況を変えている。
また、世の中が豊かになり、個人化が進み、家族それぞれが思い思いに生き
た結果、家族が一緒に過ごす時間も減っている。家庭から家族だんらんが消
え始めている。しかし、その反動からか、命や愛より家族を一番大切なもの
としてあげる日本人は増えている。
あつて当たり前、できて当たり前のものが失われはじめて、私たちは、その
価値を再認識し、反省し、注目し始める。一方で資本主義社会は、たりない
ものを見いだし、そこに利益を追求し、発展してきた。今後、景気回復の活
路を見いだすためにも、行政も企業もかってあって当たり前だったものにも
目を向けることが必要になろう。

 経済気象台より---深呼吸
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大豆は乳がんのリスクを下げる
大豆には女性ホルモンのエストロゲンと似た構造を持つ植物性エストロゲン
の「大豆イソフラボン」が含まれることはよく知られている。乳がんの発症
には体内のエストロゲンが関係していると言われ、イソフラボンはこのエス
トロゲンが作用するのを抑えると期待されている。
厚労省の研究班によると40~59歳の女性2万1852人を対象に、大豆製品を食
べる量と乳がんの発生率を追跡調査した。みそ汁を飲む量が1日1杯以下の人
が乳がんになるリスクを1とすると、3杯以上飲む人の危険性は4割低かった。
大豆製品から換算した大豆イソフラボンの摂取量を比べても、摂取量が多い
人ほど乳がんの発生率は低かった。
一方、食品安全委員会が06年、大豆イソフラボンの過剰摂取はホルモンバラ
ンスを崩す恐れがあるとして、特定保健用食品として1日に取る量を「30㍉
グラムまで」とした。
栄養補助食品でイソフラボンだけを大量に取るのは勧められないが、大豆製
品を日常的に食べることは問題ない。

 食の健康学より----宮島裕美
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新経済対策、財政出動、納税者の顔忘れずに
政府の借金を増やしかねない公共事業、税金を使った株の買い支え、エコカ
ーの普及---。検討対象になっている経済対策のひとつひとつには、それぞれ
の理由がついている。ただし財源は、すべて国民がこれまで負担し、今後負
担することになる税金だ。
「異常事態」だからとカンフル剤を用意するにしても、その効用と、先々ま
で続く負担のバランスをどう考えるか。高齢者の医療費軽減や子育て支援で
も同じことだ。政治かも官僚も、納税者の顔を思い浮かべながら考えてほし
い。

 政策ウオッチより---青田秀樹
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これを見れば少しといえども必ず作ち、これを過ぐれば必ずはしる。
孔子は、喪服を着た人、礼服をつけた人、また盲目の人に会うと、どんなに
若い人であっても立ち上がり、また、そのそばを通るとはは足運びに注意し
た。

マナーは形式よりも心である。どんなにていねいにしたところで、心がこも
っていなければ無意味である。その心とは、他者にたいする思いやりではあ
るまいか。思いやりが自然に何らかの形をとって現れる。それが本当の礼で
あろう。

 論語一日一言より--村山孚
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まっとうな米国にチェンジ
世界一の経済大国が健全な経済活動に戻ることは喜ばしい限りである。
しかしながら、米国の消費者が借金して、世界中から買い物をするからこそ
、成長してきた多くの輸出国は、腹の底では戸惑っている。米国に代わり、
「最後の買い手」の役割を果たす国が見当たらないからだ。まっとうな米国
への移行が、肝心の市場を蒸発させてしまう。

 経済気象台より---岳
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われ少くして賤し。故にひ事に多能なり。君子、多ならんや、多ならざるなり。
わたしは若い頃、身分が低かった。だから、多芸になったのだ。君子として
多芸だというのはほめたことではない。

現代の感覚では分かりにくいが、背景に、大人物はこまごましたことはやら
ないとする当時の価値観がある。多芸なのは、才子にすぎないというのだ。

 論語一日一言より--村山孚
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民主党の政権担当能力が問われている。
冷たい風には、二つの原因がある。
まず、小沢氏自身の説明に説得力が欠けることだ。何の見返りもなしに、あ
れだけ巨額の献金をしてくれる企業があるものだろうか。出所の怪しいカネ
まで受け取って、どんな政治活動をしようというのか。
小沢氏の言葉をいくら聞いても、こうした基本的な疑問は消えない。
もうひとつは、民主党の議員たちの対応があまりに鈍いことだ。
多くの国民が民主党に期待しているのは、その先にあるはずの政権交代であ
り、日本の政治を変えるという、民主党の約束なのではないか。
そのためにも、政官業の癒着構造にどっぷり漬かった古い体質をあらわにし
た小沢氏を、このまま党首にかつぎ続けていいとは思えない。
そろそろショックから覚め、党の立て直しを真剣に論議しなければならない
。このままでは、党の統治能力そのものに深刻な疑問符がつく。

 社説より
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悩ましい花粉症の季節
花粉症に対して、すぐに効く特効薬は残念ながら今のところありません。
花粉症体質の人は、シーズン前から、抗ヒスタミン薬というアレルギー反応
を抑える薬を内服し始めることが大切です。鼻や目の症状がある場合は、ス
テロイドを鼻孔から吹き込ませたり、点眼用の抗ヒスタミン剤を用いたりし
ます。
この服薬も長い期間が必要で、症状の軽重によって服用量を加減する必要が
あります。注意して欲しいのは、抗ヒスタミン薬は眠気や口の渇きなど、副
作用が表れるおそれがあることです。
最近は食事療法として、ポリフェノールの一種であるフラボノイドが、アレ
ルギー症状の予防や軽減に期待されているようです。セロリやパセリ、リン
ゴ、タマネギ、ブロッコリー、お茶などに含まれています。いずれも身近な
食材なので、日常の食生活に採り入れて、症状を抑えられたら何よりです。
これらの成分に関しては、まだまだ研究の途上とのことです。

 97歳・私の証あるがまゝ行く----日野原先生
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G20首脳宣言の骨子
2010年末までに計5兆㌦の財政出動で世界の成長率を4%分押し上げる意思を
表明。
●10年末までに5兆㌦の財政出動で、世界経済の成長率を4%分拡大。
●中央銀行はあらゆる手法で金融緩和を維持
●金融安定化フォーラムを拡充し、金融機関を監督する金融安定化理事会を
創設
●ヘッジファンドや格付け会社の規制・監督強化
●タックスヘイブンへの制裁を用意
●国際通貨基金の資金基盤を3倍増の7500億㌦とし、途上国支援を拡充
●新たな貿易障壁を設けない措置を10年末まで延長。
成長を確保するためにあらゆる行動をとると強調。
合意内容の進展を見極め、連携を続けるために、第3回金融サミットを年末
までに開くことでも合意した。

 紙面より
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朝食、心身の目覚まし効果
毎日、規則正しく朝食をとる習慣は、長い目でみれば、生活習慣にかかわる
病気や肥満の予防に役立つと言われている。それ以上に、日々の生活の中で
期待されるのが「目覚まし効果」だ。
一つは、脳の目覚まし。脳に、唯一のエネルギー源となるブドウ糖を速やか
に届ければ、思考力、集中力が高まる。もう一つが、体の目覚まし。食べ物
の消化活動で内臓が活発に動いて、体温が上がり、心身の活動を高める交感
神経のスイッチも入る。

 食の健康学より---権敬淑
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GM、破綻も視野に
オバマ米政権は、GMとクライスラーに支援の条件として経営再建計画の抜
本的な見直しを求めたことに対し、GMは「法的措置なしにリストラを完遂
するのが最優先だが、リストラを成功させるには破綻申請も含めどんな手段
でもとる」との声明を出した。
政府の「最終通告」を受けて、抜本リストラの達成にこだわる姿勢へと修正
した。

 紙面より
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天のいまだこの文を喪ぼさざるや、匡人それわれをいかんせん。
天が伝統文化を滅ぼすまいとしているなら、わたしがここで匡人に殺される
はずがない。

困難にぶつかったとき、支えがなければ押し倒されてしまう。支えにはいろ
いろあるが、使命感もその一つだ。

 論語一日一言より--村山孚
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底入れ、兆しは見えず
日銀が発表した短観によると、日本経済が、この半世紀で最も激しい景気後
退に襲われていることを裏付けた。
底入れのカギを握る設備投資に明るい兆しはうかがえず、政府・日銀が描く
「09年度後半からの景気回復」というシナリオは厳しさを増している。
今回の不況の特徴は、落ち込みのスピードが驚くほど速く、そして深いこと
だ。世界同時不況が、輸出に牽引されてきた日本経済を直撃。製造業の生産
は、一気に四半世紀前の水準にまで落ち込んだ。
失われた10年の間に解消されたはずの設備や雇用の過剰感が再び増し、経営
者は設備投資にも急ブレーキをかけている。
日銀が描く景気回復シナリオは、外需の復活をエンジンに想定している。だ
が、欧米の実体経済の底入れのめどは立っていない。需要不足で物価が下が
り、経済がますます縮んでいく「デフレ」再来の可能性も高まっている。

 紙面より
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子、四つを絶つ。意なく、必なく、固なく、我なし。
独断的な思い込みをすること、無理押しをすること、一つの立場・意見など
に固執すること、我を張ること、孔子はこの四つのことは決してしなかった

孔子の人間像をまざまざと描き出しているが、はからずもこれは、組織人と
して避けるべきことがらになっている。どんなに有能であっても、組織人と
しての条件を欠いていれば、組織のなかでその能力を発揮できない。そうい
う人は、組織の制約がないところに活躍の場を見つけるより仕方がない。
組織のなかで浮いている者、嫌われている者、リーダーになれない者、こう
いう人びとはよく観察すると、四項目の該当者である。こころしたいものだ

 論語一日一言より--村山孚
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GM、破綻も視野に
オバマ米政権は、GMとクライスラーに支援の条件として経営再建計画の抜
本的な見直しを求めたことに対し、GMは「法的措置なしにリストラを完遂
するのが最優先だが、リストラを成功させるには破綻申請も含めどんな手段
でもとる」との声明を出した。
政府の「最終通告」を受けて、抜本リストラの達成にこだわる姿勢へと修正
した。

 紙面より
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