2008年07月の記事


衆これを悪むも必ず察し、衆これを好むも必ず察す。
みんなが悪く言う人間でも、逆に、みんながよく言う人間でも、そうした評判にま
どわされず、本当のすがたを見極めなければならない。

情報が氾濫している現代では大事なことだ。広く流布しているイメージが真実であ
る場合はもちろんあるが、実態とはまるで違うこともきわめて多いのである。
孔子は人の見抜き方について「そのもってするところ(行動)を視---外見を見ること
、その由るところ(動機)を観---調べて見ること、その安んずるところ(願望)を察す
れば、人いずくんぞ隠さんや」

 論語一日一言より--村山孚
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健康に気を使う人が多くなった
ストレス過多で、不規則な生活が慢性化している現状にあって、特に大事なのは食
事と運動と睡眠だ。ストレス解消の有効策に、休息や睡眠を一番にあげるなど、医
学的にも効果が高いものが優先されている。世にあふれる健康情報から、自分の体
と心の健康のために何が必要かを把握できている人も多いのだろう。
この春始まったメタボ健診の関心や効果への期待が7割と大きい。健康に関心が向
き、知識もあるのだから、メタボ健診の医師らの指導のような具体的なきっかけが
あれば、もっと自分の健康対策についてアクションを起こしやすくなるだろう。健
康診断や人間ドックをより積極的に受診してみるべきだ。

 紙面より--松井宏夫
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父母在らば遠く遊ばず、遊べば必ず方あり
父母の存在中は、遠くには旅に出るべきでない。どうしても出かけなければならな
い場合は、必ず行く先を明らかにすることだ。

遠くへ旅行する・しない、ということではなく、親に心配をかけないという意味で
は、今日に通じる心がけであろう。
旅に出るときは、行く先と日程を明らかにしていきたいものである。言うまでもな
く、最低限、やるべきことだ。

 論語一日一言より--村山孚
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原油高対策のバラマキのツケは、いずれ国民に回ってくる。
近づく解散・総選挙を意識して、与党も民主党も大盤振る舞いをする。一部にあっ
た慎重論は完全に封じ込まれた。
直接補償も急場しのぎにはいいかもしれない。しかし、世界の投機資金の原油市場
への集中に歯止めをかけるなど、根本的な解決に必要なことはたくさんある。
対策が「バラマキ」ばかりに偏れば、財政悪化のツケはいずれ国民に回される。
政府・与党の政策ばかりではない、野党も含めて、その主張の行く末を冷静に見つ
めたい。

 紙面より
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父母の年は、知らざるべからず。
せめて父母の年ぐらいは知っておきたいものだ。

父母の年を知らなければならない理由は、ひとつには長寿をことはぎ、ひとつには
健康を案ずるためだというのである。

 論語一日一言より--村山孚
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成長へ「公の再生」急げ
社会資本整備や教育の機会確保で誰もが公正な競争に参加できるようにし、失業や
病気は支え合う「公」経済の土台の上で市場経済が機能する。公と市場はコインの
裏表の関係だ。「最底辺の10億人」の国々が陥る「開発の罠」の一つが、政府が
機能しない「悪い統治」だという。「公」が貧弱だと経済の離陸はおぼつかない。
翻って日本。農地改革や義務教育に始まり、公が機能したことが成功の一因だった
。だが今、最低賃金以下で働く若者が急増。世界最速で高齢化が進む中で年金、医
療の「国民皆保険」が揺らぐ。雇用や老後の不安が解消されず、消費は伸びない。
「共通のスタートライン」だった公教育までが新たな格差を生み出す。技能や知識
の底上げを怠り、「安上がりの労働力」頼みでは壁にぶつかる。少子化対策の貧弱
は将来の成長の担い手を少なくするだけだ。一方で公を支える財源は保険料の未納
が広がり、国の税収も歳出の半分しかない。成長減速で財政再建もさらに遠のく悪
循環だ。
公の役割は経済の発展段階で違う。だが「公貧」が成長を抑える構図はアフリカと
同じだ。福田首相が、公務員改革や「五つの安心プラン」で「静かなる革命」を口
にするのも、「公貧」への危機感からだろう。成長のためにも「公の再生」が急務
だ。

 補助線より---西井泰之
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父在らばその志を観、父没すればその行ないを観る。
父親が元気なときはその気持ちを理解するようにし、没後は在世中の行動をしのぶ
ようにすることだ。

老父の気持ちを理解し、没後はその歩んだ道をありかえる。現代でも子としての道
である。

 論語一日一言より--村山孚
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無差別殺傷、この連鎖を断ち切るには
まず考えたいのは、人間関係が希薄になっている世の中で、孤立感を深める人が増
えているということだ。
仕事や生活でうまくいかないことがあっても、だれもが犯罪に走るわけではない。
相談する人さえいれば救われることも多い。家庭や学校、職場で、人とのつながり
が持てれば、犯行を思いとどまることもあるだろう。
二つ目は、人々が少しでも安定した暮らしを送れるような社会にできないかという
ことだ。日本では高度成長期のような明るい未来像を描きにくい。不安定な仕事だ
ったり、極端に給料が安かったりすれば、なおさらだ。そんな状況が、自暴自棄に
なる人を生む一因になっているのかもしれない。
教育の取り組みも必要だ。どの事件の容疑者も、刃物を向ける相手への想像力に欠
け、痛みに思いが至っていない。そんな人間をこれ以上生み出さないためには、命
の大切さを幼いころから時間をかけて学ばせるしかない。
親も子どもの成績ばかりでなく、人間としての心が育っているかどうかに目を向け
ることが大切だ。

 社説より
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老いを遅らせるには--心がけが大切
「アンチエイジング」という言葉が注目を集めている。アンチエイジングと
は、できる限り老いを遅らせて若さを保とうという試みだ。
若さ、アンチエイジングというと、スキンケアやサプリメントなどを思い浮
かべる人は多いが、一番大切なのは「気持ち」だ。やりたいことをやること
。無理をし過ぎないことを心掛けると良い。自分を責めないで、いい加減に
、気ままに生活することがお薦めだという。
また、適度な緊張感、ストレスも刺激につながる。ある程度の年齢を過ぎた
ら仕事をしないで家の中で閉じこもっている人は少なくない。だが、ボラン
ティアでも良いので「誰かの役に立っている」という実感を感じられること
を意識的に行うことが大切だ。
そして「きれいになりたい」と願い、行動を起こすことは、世界を広げ自分
を内面からも輝かせる。
たばこと紫外線はなるべく避けよう。特にたばこは肌に悪く、体の循環に悪
影響を与える。
アンチエイジング5カ条
◆いくつになっても男と女
  「美しさ」に磨きをかけよう
◆肌の若返りは心の若返り
   メークアップは外見、心も若返らせる
◆バランスの良い食事と適度な運動
   アンチエイジングの効果は食事と運動が9割
◆よく笑い、よく話し、よくかむ
   笑いは免疫力を高め、かむことは脳の活性化になる
◆長生きこそ最大の誇り
   いくつになっても積極的に社会貢献を
 
 北里大名誉教授・塩谷信幸
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宗教者の役割
紛争の犠牲者の多くは罪の無い庶民や弱い者です。敵味方というとらわれを離れ、
悲惨な現実を目の当たりにした時、心の痛みを感じないはずはありません。事件や
紛争、飢饉や飢餓という現実を偏見少なく見つめるところから出発したいものです
。弱い立場の人々はしばしば極端な方法で抗議し、かえって解決を遅らせます。動
植物は被害を訴えることもできません。宗教者には率先して悲惨な現実を知ること
を、政治経済の指導者にはたとえ自分に不都合でも現実を認めることを期待します
。相互関係、相互依存で成り立つ世の中で、自分たちだけが安全であればよいとす
る態度は、周囲に不安を与え、かえって全体の安全を危うくすることにつながりま
す。
仏教の立場から世の中の悲惨な出来事を見ます時、多くの場合、人間の欲望と深い
関係が感じられます。人間は欲望なしには生きられませんし、世の中の発展もあり
ませんが、一部の人々が節度なく、欲望をひろげる時に対立が生じ、動植物を含む
環境の汚染破壊が進みます、
人間は地球上の複雑な繋がりの一部分を担っているのです。

 私の視点より--大谷門主
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社会保険庁の後継組織、処分者全員採用せずのはずだが?
年金記録ののぞき見や年金保険料の不正免除などで懲戒処分を受けた社保庁職員全
員を採用しないことで政府と自民党が決着する見通しとのことだが、官房長官談話
では、厚労省で採用することもあると言っている。
本来、採用しされない人は民間企業への再就職をあっせん。みつからない場合は、
解雇にあたる「分限免職」処分となるのが当然ではないのか。民間と比べて処分の
甘さが気にかかる。

 紙面より
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外からも敬意を持って「魅力ある国だ」と素直に思われるような日本創りを志向する]
ことは、目先の打開策を講ずる以上に重要な課題である
「魅力ある日本」を考えるとき、三つのポイントがあるように思う。
一つ目は、
長きにわたって日本人自身が培ってきた「日本の良さ」を再確認し、より
確かなものにすることである。世界に秀でた豊かな自然と調和した社会、
人々が法と制度を順守し秩序が維持された安定した社会、充実した社会保
障制度、不条理な格差の少ない社会などが挙げられよう。
二つ目は、
急激なグローバル化、情報化、市場化の波に適切に対応し、「安心、安全
、充実」した社会のシステムを構築していくことだ。急激な波は社会を合
理的で利便性の高いものに変えた。ITを使えばたいていの情報は即座に
入手でき、地道な苦労をすることなく欲しいものを手に入れるチャンスが
増大した。しかし、他方ではむきだしの成果主義、拝金主義、競争社会、
格差社会を生み出した。合理性や利便性を保ちつつ、1点目に挙げたよう
な社会をどう構築するか、これからの課題だと思う。
そのためにこそ、
三つ目に
「魅力ある日本人」をどう育て、日本に住む外国籍の人々とともに「魅力
ある地域社会」をどう創っていくのかという点が課題となる。
そこで最も大切にしたいのは「人間性」の育成だ。金があれば何でもでき
るといった風潮の「ホリエモン現象」、欲望むき出しの「メル友ネット」
の広がり、電車の優先席さえ老人に譲ろうとしない思いやりのなさ。
人間の「品格」が改めて問われる時代である。「国や郷土を愛する心」を
育てることはもちろん大切だが、それはまず「人を愛する心」があって初
めて成り立つ。そうした心を持っていれば、戦争被害の傷を今も感じてい
る相手国への「配慮」も自ずとなされていくだろう。

 早稲田大学教授・天児 慧
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繰り返される災害から学ぶ
災害が起こると、私はいつも自衛隊の存在について考えられます。自衛隊は、国内
だけでなく、世界のどこで災害が発生しても即時に救助活動をする国際災害救助隊
として、一刻も早く生まれ変わるべきだと思うのです。
自衛隊を軍隊として再編しようとする考えは、歴史の繰り返しから私たちが何も学
んでこなかったことを証明するようなものです。
戦争は人間の過ちによる最大の人災であり、それを繰り返さないためには、憲法9
条を死守し、自衛隊も国際救助に特化した存在に変えるべきなのです。
テロや戦争は、国家間や民族間の争いからだけでなく、富裕層と貧困層、あるいは
肉親同士の争いからも発生します。地上の人間はすべて兄弟姉妹であると、他者に
配慮するように一人ひとりが心がける社会が実現すれば、戦争を避けることも可能
なのです。私たち日本人こそ、そうした努力を率先して行なうべきではないでしょ
うか。

 96歳・私の証 あるがままに行くより----日野原先生
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現実と幻想との境界で--千の風に、千の風になって 
私のお墓の前で
 泣かないでください
 そこに私はいません
 眠ってなんかいません
 千の風に
 千の風になって
 あの大きな空を
 吹きわたっています

幼友だちの妻ががんで死去、その追悼文集に掲載された詩だったという。
元は英語の詩だった。アイルランド共和軍のテロで死んだ青年が遺書のよ
うに両親に託していたことをBBCが放送した。
9.11テロの翌年の追悼集会で、11歳の少女が朗読した。
映画監督H・ホークスの葬儀で俳優のJ・ウェインが朗読した。
だが、いつ、誰がつくった詩かがわからない。

これらの出来事の少し前、がんで闘病生活をしていた先輩記者を励ます会
を催した。そこでこんな話をした記憶がある。
「死んだらとりあえず、僕たちは煙や灰、骨になる。僕を形づくっていた
素粒子たちにとっても別離のときです。しかし、素粒子たちがいつか再会
を図ることがあっても、ふしぎではないでしょう。はるか遠い、永遠に近
い未来のことかもしれません。『僕』が再結集する日を夢想したりします

いま思えば、「煙になる」のは「風になる」のとほぼ同じことだろう。現
実と幻想とをつなぐのが「風」である。
そして死は現実と幻想との境界に起きる「何か」だ。

 コラムニスト・小池民男
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人材育成に力を入れ、一人が生み出す付加価値を高めることが、人口減少社会を発展させるカギだ。
戦後最長となった今の景気拡大が、米国経済の減速や原油・原材料価格の高騰とい
った逆風に直面し、黄信号がともっている。海外発のリスクに弱い日本経済の体質
を改善することが必要だ、と提言している。
国内総生産の成長のうち、6割超が輸出増加によるものだと分析。この割合は、戦
後の景気回復局面の中で最も高い。
中国などの新興国で低賃金の労働力が増えて、世界的な企業間競争が激化したため
、国内でも賃金が伸び悩んだ。パートなど非正規雇用の労働者の比率が高まったこ
とも、理由の一つだ。白書は、新興国と競合しにくい、専門性の高い「高度人材」
を育てるべきだと提言。

 労働白書より
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天空に描く平和の円
私にはまだまだやりたいことがたくさんあります。今の私にとっての「人生
百年の計」とは、私が抱いているビジョンを、次の時代、または次の次の世
代、つまり孫やひ孫たちにバトンタッチしていくことです。
保田氏は、戦争の惨めさ、誤った戦争から学んだ教訓を、戦争を知らない次
世代の子どもたちに伝えたいと思っています。今日の大人が作り上げられな
かった平和を、何とか次世代が実現できることを願っています。現在10歳の
子どもが60歳になった頃、世界に平和がもたらされるよう、今のうちに戦争
を知る私たちのビジョンを伝えなければならないのです。
私の父の好きだった英国のビクトリア朝のロバート・ブラウニングの作品に
次のような詩句があります。
 「地上ではかけた弧、
      天上では全き円」
私の今のビジョンは「天空に描く大きな平和の円」です。平和の実現は非常
に時間がかかる壮大な目標です。私の存命中には難しいのです。しかし、そ
の円の中の一つの弧でも実現させるために、私は今後も勇気ある行動を起こ
していきたいと思っています。
私のビジョンを果たすために、まずは100歳のバーを越えたい、というのが
95歳の今の私の希望です。

 95歳・私の証 あるがまま行く---日野原先生
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食糧増産の圧力が続くが、肝心の地球に増産余力はあるのか?
土壌は肥料の窒素だらけ。海は過剰漁業が続き、川の流れは細くなった。
地域の生態系と地球の再生能力が劣化している。グローバル化の中で、さらに悪化
しかねない。今は食糧も日用品のように取引され、価格の安い先進国の穀物がアフ
リカ諸国にも輸出される。国際市場ばかりに目が向き、地域に合ったバランスのと
れた農業が衰退している。
世界はどこに向かうのか。本来、食糧は地域の生態系を使って作られ、そこで消費
され、人々の生活を保ってきた。その土地と食糧と人との関係が切り離されつつあ
る。
この関係を取り戻し、環境を大事にしながら世界を養えるのか。

 紙面より
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老いを遅らせるには--心がけが大切
「アンチエイジング」という言葉が注目を集めている。アンチエイジングと
は、できる限り老いを遅らせて若さを保とうという試みだ。
若さ、アンチエイジングというと、スキンケアやサプリメントなどを思い浮
かべる人は多いが、一番大切なのは「気持ち」だ。やりたいことをやること
。無理をし過ぎないことを心掛けると良い。自分を責めないで、いい加減に
、気ままに生活することがお薦めだという。
また、適度な緊張感、ストレスも刺激につながる。ある程度の年齢を過ぎた
ら仕事をしないで家の中で閉じこもっている人は少なくない。だが、ボラン
ティアでも良いので「誰かの役に立っている」という実感を感じられること
を意識的に行うことが大切だ。
そして「きれいになりたい」と願い、行動を起こすことは、世界を広げ自分
を内面からも輝かせる。
たばこと紫外線はなるべく避けよう。特にたばこは肌に悪く、体の循環に悪
影響を与える。
アンチエイジング5カ条
◆いくつになっても男と女
  「美しさ」に磨きをかけよう
◆肌の若返りは心の若返り
   メークアップは外見、心も若返らせる
◆バランスの良い食事と適度な運動
   アンチエイジングの効果は食事と運動が9割
◆よく笑い、よく話し、よくかむ
   笑いは免疫力を高め、かむことは脳の活性化になる
◆長生きこそ最大の誇り
   いくつになっても積極的に社会貢献を
 
 北里大名誉教授・塩谷信幸
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政府が社会保障で緊急に取り組む対策の「五つの安心プラン」の中身は
①高齢者政策---知恵と経験豊かな意欲のある高齢者が働ける社会の実現
②医療---救急医療の充実
③子育て支援
④非正規雇用---フリーター等の若者が早急に就職できるようにし、将来にわたる安
定した生活を実現する。
⑤厚生労働行政の信頼回復
ので、今回まとめたのは3点のみである。

 紙面より
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コレステロールを多く含む食べ物は?
身近な食品では鶏卵だ。生卵で420㍉グラムある。含まれるコレステロールが多いの
なら、その分だけ血中の値も高くなりそうな気がする。
血中総コレステロールの値は、卵をよく食べる人たちの方がむしろ、低い傾向だ。
心筋梗塞のリスクとも関係がなかった。
血中の値は肉や乳製品に含まれる飽和脂肪酸の影響も大きい。卵を全く口にしなく
ても、肉を大量に食べれば、やはり値は上がるのだ。卵を過剰に恐れる必要はない
。でも、食べすぎにはやはり要注意だ。
健康な人で卵は1~2日に1個くらいが適当だ。

 食の健康学より---田村建二
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不況時こそチャンス
不況こそ、経営の質や「真贋」を問われる絶好の機会であり、これまでのやり方を
反省し、高めるヒントを与えてくれるもの、ということだ。
不景気は極めて循環的なもので、本質的には政府や政治の責任ではない。こういう
時であるからこそ、自らの経営力を高める工夫に時間を使うべきであろう。
不況となると、人を減らすことしか思いつかないような経営者は、人を減らす前に
、自らを減らすことを考えるべきである。
いたずらに非を他に求めることなかれ、古人も言った。「天は、自ら助くるものを
助く」と。

 経済気象台より---可軒
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今の考は、これよく養うことをいうも、犬馬に至るまでみなよく養うことあり。
近ごろは親を扶養することを考というようだが、養うということだけなら家畜だっ
てそうではないか。

老人問題の急所をついている卓見だ。どんなに物質的な保障をしようとも、老人へ
の尊敬を欠き、その自尊心を傷つけるようなことがあっては、考とも言えないし、
社会福祉とも言えない。

 論語一日一言より--村山孚
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これからは増税は避けては通れない
景気が良くなれば、税収増は期待しうる。しかしこの税収は不安定でいつ減少に転
じるか分からない。社会保障のように毎年確実に支出される経費の財源としては、
制度的に税率引き上げあるいは控除引き下げのような増税措置によるものでなけれ
ばならない。
国民に甘い選択肢のみ提示するのではなく、これからの少子高齢化のもとで財政再
建を進めるためには、国民がおのおの広く税を負担するしかないのだ。
民社党の皆さんもはっきり国民に言うべきだ。

 経済気象台より--安曇野
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父母はただその疾をこれ憂う。
親というものは子どもの健康だけが気がかりなものです。

子として、こうした「親心」に思いを馳せること、それこそが「考」の基本だ。

 論語一日一言より--村山孚
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負担増になっても受益増をという志向が強いというが?
かつては家族・会社などの一定の支えがあったが、そうしたものがもはや頼れなく
なっている。およそ社会保障とは「古い共同体が弱体化していく、その度合いに応
じて公的な保障を再構築する」制度である。
問題は、現在の日本には、高福祉・高負担を正面から掲げる政党がほぼ存在しない
ことだ。
今の日本では、生まれた時点で「共通のスタートライン」に立てない。戦後日本が
まず行なった改革--農地改革と中等教育の義務化---は、土地の再配分と公教育を通
じて、人々に「共通のスタートライン」を保障する政策だった。この点が根底から
揺らいでいる。社会保障や税制による再配分を考える場合、保育、若者を含めた「
人生前半の社会保障」や土地・住宅などストック面までも視野に入れる必要がある。
格差や分配の問題を「成長」によって解決しようという議論は相変わらず根強い。
民意は「成長より安全・安心」志向だ。

 紙面より---広い良典・千葉大教授
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近年乳がんになる女性が増えた
食生活や生活習慣の欧米化により、エストロゲンという女性ホルモンの分泌
が増加したことが原因という説が有力です。
乳がんになる人は30代から40代にかけて急増し、最もなりやすいのは40代後
半の女性といわれています。壮年期の女性ががんで亡くなる場合、一番多い
のが乳がんです。「閉経後は大丈夫」「50歳すぎたら乳がんにならない」と
いう説はあてになりません。一方、まだ20代の若い女性も安心は出来ません
。各自が早期発見法を身につけるべきです。月に1回は自分で乳房に指をあ
てて、しこりがあるかないかを調べる自己チェックをぜひともやってほしい
のです。
鏡の前で裸になって立ち、左右の乳房の位置や形に違いはないかを見たあと、
指先でしこりの有無をチェックするのです。生理が始まって1週間後の頃が最
適です。
病院など専門機関での定期検診は20代から受けても早すぎることはありませ
ん。超音波検査(エコー)か乳房のレントゲン撮影(マンモグラフィー)の
いずれかをできれば年に1回、少なくとも2年に1回はぜひ受けることを勧め
ます。
今のところ、よい予防法はないので、早期に発見することが最善の方法なの
です。
指ではしこりがわからないごく初期のものでも、X線や超音波の検査で発見
されることがあります。こうした初期乳がんは、早く治療すれば90%以上の
人が治癒しています。
昔の治療法では、乳房全体を切り取り、傷が残ることが多かったのですが、
今では乳房を保存する技術も進んでいます。
乳がんは早期発見が何より大切だということから、「乳房健康研究会」が結
成され、乳がんのことを知ってもらう活動をしています。
http://www.breastcare.jpです。

 95歳・私の証あるがまゝ行く----日野原先生
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中国成長率減速前年同期比10.1%、2年半ぶりの低い伸びに
対米輸出減速などで貿易黒字の縮小が続いている。5月に起きた四川大地震なども成
長率を押し下げる方向に働いたとみられるが、影響は軽微。
内需は堅調。消費動向を示す小売総額も今年上半期に21.4%増と賃金上昇などで前
年同期より加速した。
景気過熱とインフレの二つを防ぐ「双防」を最重要課題に掲げてきた中国政府にと
って、経済成長率の10%程度への減速はシナリオ通りともいえる。だが、サブプラ
イム危機を発端とした世界経済の変調が深刻化すれば、中国の経済成長も想定を超
えて下押しされる恐れがある。

 紙面より
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般若心経とは
般若とはすばらしい知恵のこと。そして波羅密多とは六波羅密多、すなわち
自分よりも他人の救いを先にする「大乗の菩薩」という考え方による実践の
徳目です。
人間は生前の行いによって、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天という6つ
の世界に生まれ変わります。人間よりも下に落ちるのを救うためには、布施
、持戒、忍辱(にんにく)、精進、禅定、智慧という6つの修行をして、成
仏しなければなりません。
布施とは、僧にお経をあげてもらったときや寄付をする際に差し上げるお金
などの財物のことです。布施はお金に限りません。相手の不安をなくす、や
さしいまなざしや言葉などもあります。
持戒とは、戒を持つこと。これを十戒といい、具体的には十戒善を差します。
不殺生、不偸盗、不邪淫、不妄語、不綺語、不悪口、不両舌、不慳貪、不瞋
恚、不邪見。
忍辱とは、辛抱すること。
精進とは、一生懸命努力すること。
禅定とは、坐禅を組んでこころを落ち着けることです。
6つの修行をすると、智慧が出てきます。これが"般若"です。
仏様の場合、「智慧」と書きます。"知"の下の"日"は、宇宙の真理を指しま
す。
この6つのことを修行することを「六波羅密多行」といいます。こうするこ
とで自身が成仏する助けになります。
お仏壇に水、塗香(ずこう)=塗香(ずこう)は非常に細かい粒子のお香で、
塗香入(ずこうい)れに入れて用います。小麦粉にも似た触感があり、少量を
手に塗り、その香りを吸い、仏前で自らの心身を清めるために使用します。
花、線香、飯、ローソクの6品をお供えするのは、六波羅密多行を知らずに
亡くなったご先祖様に、6つの修行をすることで成仏できることを知らせる
ためです。
水は布施(感謝する気持ち)、塗香は持戒(よいことに励む)、花は忍辱
(怒りやすいこころを鎮める)、線香は精進(怠けごころをなくす)、飯は
禅定(こころを落ち着かせる)、ローソクは智慧(人間の悩めるこころを智
慧の光で明るくする)を表しています。これら6つをお供えすることを六種
供養といいます。お仏壇にお供えをして、お仏前でお経を唱えます。こうす
るこによってご先祖様が成仏できるのです。
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年金国庫負担割合の先送り
国庫負担割合の引き上げには2.3兆円が必要だ。総選挙が近いだけに、財源とあてこ
む消費税の引き上げは先延ばししたい、という事情が背景にある。
民主党の反対で道路特定財源暫定「失効」で、税収の落ち込みは、国・地方合わせ
て約2千億円にのぼることが分かっている。
政治家がいったん引き上げをきめた以上、消費税率を上げたくないから先延ばしに
する、というのは本末転倒だが、野党特に民主党の現在の対応では先送りも仕方が
無いのかもしれない。
政治家は国会内で議論を進めるべきだ。民意と言って人気取りでは、いつまでたっ
ても日本は良くならない。

 紙面より
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六十にして耳に順い、七十にして心の欲する所に従って矩を踰えず。
60歳になって、他人の意見に素直に耳を傾けられるようになった。そして、70
歳になると、とくに自制しないでも、自然とそれほど行き過ぎた言動はしないよう
になった。

60歳ぐらいになると、どうも、人は二つのタイプに分かれるようだ。一つは頑固
になる。人それぞれだが、「耳順」になったほうが心身の健康にはよさそうだ。
70歳は自然体で晩年をおくることができれば、それにこしたことはない。

 論語一日一言より--村山孚
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サミットの変容は、グローバル化の進展を反映している。
サミットはもともと、石油危機への対処と、ドル基軸体制を維持する目的で75年に
始まった。サミットが推進した自由な貿易・投資の拡大の結果、グローバル化が進
展。生産拠点の米国離れや、欧州と新興経済国の発展によって、米経済とドルの地
盤沈下を招いた。同時に、温暖化という地球規模の環境破壊や食糧、エネルギー危
機への対処を迫られることになった。
「巨大企業本位のグローバル化の推進者」という批判も浴びてきたサミットを、人
類の福祉と環境を重視する「緑のグローバル化」の推進者に改革できるか----。

 補助線より---小此木 潔
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四十にして惑わず、五十にして天命を知る。
孔子は40歳になって迷いを捨て、50歳になって天命を悟った。

40歳を「不惑」、50歳を「知命」というのは、これが出所である。

 論語一日一言より--村山孚
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米、金融危機回避狙いか、住宅2社救済へ
米政府は政府系住宅金融2機関への異例の救済策を打ち出したのは、両者が発行す
る大量の債券などは日本などの投資家も買い込んでおり、対応を誤れば、世界的な
金融不安の連鎖を招く恐れがあるからだ。
異例の対応は、サブプライムローン危機に伴う金融不安がそれだけ深刻であること
を浮き彫りにする。3月の大手証券ベアー破綻に次ぐ「第2の金融危機」が始まっ
たとの見方も出ており、当分は混乱が続きそうだ。

 紙面より
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十有五にして学に志し、三十にして立つ。
孔子は、十五歳で学問に志し、三十歳で自分なりの立場が定まった。

15歳のことを「志学」、30歳のことを「而立」というのはここから出ている。
「志学」とは、自分の意志で、学ぼうと決心したことを意味する。30歳は、青年
期から壮年期に向かう関門である。家庭的にも社会的にも一本立ちとなり、一生の
進路が定まるときだ。
あわただしい環境に流されず、節目には来し方、行く末を考えなおしてみたい。

 論語一日一言より--村山孚
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広がる世界遺産、数年内に千件を超える
数が多すぎては適切な保護・管理ができない。遺産ゼロの国や、登録予備軍を多く
抱かえる国も多い。
世界遺産の本来の理念は、放っておけば失われかねない人類共通の財産を次代に伝
えること。中国やアフリカなどでは、世界遺産になることで開発を免れた文化財も
少なくない。国も地域も、目先の利益にとらわれず、原点に立ち返る時機に来てい
るのではないだろうか。

 紙面より
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繰り返される災害から学ぶ
災害が起こると、私はいつも自衛隊の存在について考えられます。自衛隊は、国内
だけでなく、世界のどこで災害が発生しても即時に救助活動をする国際災害救助隊
として、一刻も早く生まれ変わるべきだと思うのです。
自衛隊を軍隊として再編しようとする考えは、歴史の繰り返しから私たちが何も学
んでこなかったことを証明するようなものです。
戦争は人間の過ちによる最大の人災であり、それを繰り返さないためには、憲法9
条を死守し、自衛隊も国際救助に特化した存在に変えるべきなのです。
テロや戦争は、国家間や民族間の争いからだけでなく、富裕層と貧困層、あるいは
肉親同士の争いからも発生します。地上の人間はすべて兄弟姉妹であると、他者に
配慮するように一人ひとりが心がける社会が実現すれば、戦争を避けることも可能
なのです。私たち日本人こそ、そうした努力を率先して行なうべきではないでしょ
うか。

 96歳・私の証 あるがままに行くより----日野原先生
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食糧増産に資金誘導を
原油や穀物の相場高騰を招いている「世界的なカネ余り」も、途上国の備蓄増加な
どグローバル化の産物という面がある。
しかもそれが生産的な投資に向かうよりも石油や穀物などの先物取引に流れ込むと
いう、ゆがんだマネー循環が起きていることが、危機を深刻化させている。
投機の監視強化や省エネなども大切だが、生活に役立つ生産の分野にマネーが流れ
込むようにしないと、ゆがんだ構造は改革されない。特に、貧困と飢餓から人々を
救うための食糧増産や、再生可能エネルギーをはじめ環境と調和した経済成長につ
ながる分野に、巨額の資金を誘導する税財政や規制の改革、国際協力などが求めら
る。
あり余る世界のマネーの流れを低炭素化に向けて本格活用すれば、温暖化対策と同
時に食糧・石油の高騰対策の面でも効果は計り知れない。

 紙面より--小此木潔
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食飽かんことを求むるなく、居安からんことを求むるなし。
贅沢な飲食、安楽な住まい、こういうものを追い求めてはならない。

人間の欲望は無限に増殖する。生活を向上させようという欲望は、人間として当然
のことであり健全なものだが、適当な自己制御を加えないと、身を滅ぼすことにな
るのだ。過食が健康をそこね、収入に見合わない住宅ローンが生活を破滅させると
いった個々の問題もさることながら、飽くことを知らない欲望追求は、有限な資源
を食いつくし、地球を破壊させるということに思いをいたそう。

 論語一日一言より--村山孚
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G8限界論も?
インフレ、食糧危機、エネルギー高騰、ドル安---。問題が複雑であればあるほど、
関係国は増える。今回のサミットをもともと覆っていたのは「G8限界論」だった
。1975年、パリ郊外ランブイエで始まったサミット。参加した日米英仏独伊の6カ
国の国内総生産は世界全体の約半分を占めた。それが07年はG8で40%前後にすぎ
ない。しかも「食糧や原燃料の価格が高騰し、先進国から新興国への『富の移転』
が劇的に進んでいる。世界経済の構造的なバランス変化は勢いを増している。

 紙面より
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近年乳がんになる女性が増えた。
食生活や生活習慣の欧米化により、エストロゲンという女性ホルモンの分泌
が増加したことが原因という説が有力です。
乳がんになる人は30代から40代にかけて急増し、最もなりやすいのは40代後
半の女性といわれています。壮年期の女性ががんで亡くなる場合、一番多い
のが乳がんです。「閉経後は大丈夫」「50歳すぎたら乳がんにならない」と
いう説はあてになりません。一方、まだ20代の若い女性も安心は出来ません
。各自が早期発見法を身につけるべきです。月に1回は自分で乳房に指をあ
てて、しこりがあるかないかを調べる自己チェックをぜひともやってほしい
のです。
鏡の前で裸になって立ち、左右の乳房の位置や形に違いはないかを見たあと、
指先でしこりの有無をチェックするのです。生理が始まって1週間後の頃が最
適です。
病院など専門機関での定期検診は20代から受けても早すぎることはありませ
ん。超音波検査(エコー)か乳房のレントゲン撮影(マンモグラフィー)の
いずれかをできれば年に1回、少なくとも2年に1回はぜひ受けることを勧め
ます。
今のところ、よい予防法はないので、早期に発見することが最善の方法なの
です。
指ではしこりがわからないごく初期のものでも、X線や超音波の検査で発見
されることがあります。こうした初期乳がんは、早く治療すれば90%以上の
人が治癒しています。
昔の治療法では、乳房全体を切り取り、傷が残ることが多かったのですが、
今では乳房を保存する技術も進んでいます。
乳がんは早期発見が何より大切だということから、「乳房健康研究会」が結
成され、乳がんのことを知ってもらう活動をしています。
http://www.breastcare.jpです。

 95歳・私の証あるがまゝ行く----日野原先生
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温室ガス削減について
危機の解決が難しい一因は、何をするにも「地球の限界」に突き当たることだ。
根本的な解決に、今ほど国際協調が必要な時代はない。負担の押し付け合いではな
く、分かち合う関係をつくる。それには温暖化への行動が試金石になる。
「50年半減」という考えが広がり、途上国も削減を迫られることに警戒感を強めて
いる。産業革命後、CO2を多く出してきた先進国が削減を率先すれば、事態は前に
進む。他の地球規模の課題解決への規範にもなる。

 紙面より
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外からも敬意を持って「魅力ある国だ」と素直に思われるような日本創りを志向する]
ことは、目先の打開策を講ずる以上に重要な課題である
「魅力ある日本」を考えるとき、三つのポイントがあるように思う。
一つ目は、
長きにわたって日本人自身が培ってきた「日本の良さ」を再確認し、より
確かなものにすることである。世界に秀でた豊かな自然と調和した社会、
人々が法と制度を順守し秩序が維持された安定した社会、充実した社会保
障制度、不条理な格差の少ない社会などが挙げられよう。
二つ目は、
急激なグローバル化、情報化、市場化の波に適切に対応し、「安心、安全
、充実」した社会のシステムを構築していくことだ。急激な波は社会を合
理的で利便性の高いものに変えた。ITを使えばたいていの情報は即座に
入手でき、地道な苦労をすることなく欲しいものを手に入れるチャンスが
増大した。しかし、他方ではむきだしの成果主義、拝金主義、競争社会、
格差社会を生み出した。合理性や利便性を保ちつつ、1点目に挙げたよう
な社会をどう構築するか、これからの課題だと思う。
そのためにこそ、
三つ目に
「魅力ある日本人」をどう育て、日本に住む外国籍の人々とともに「魅力
ある地域社会」をどう創っていくのかという点が課題となる。
そこで最も大切にしたいのは「人間性」の育成だ。金があれば何でもでき
るといった風潮の「ホリエモン現象」、欲望むき出しの「メル友ネット」
の広がり、電車の優先席さえ老人に譲ろうとしない思いやりのなさ。
人間の「品格」が改めて問われる時代である。「国や郷土を愛する心」を
育てることはもちろん大切だが、それはまず「人を愛する心」があって初
めて成り立つ。そうした心を持っていれば、戦争被害の傷を今も感じてい
る相手国への「配慮」も自ずとなされていくだろう。

 早稲田大学教授・天児 慧
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世界は高インフレ下の低成長の状態が予想され、スタグフレーションのリスクが高まっている。
日米欧の中央銀行の金融政策はまちまちであるが、欧州連合は政策金利を引き上げ
、米国もFF金利の引き下げをやめ様子見となり、日本も景気スローフェーズとの
認識からインフレに対して警戒的だ。
大きな懸念は、バブル的な物価高騰が続き、最終的には世界経済を大不況に陥れる
か、あるいは各国中央銀行がインフレを早期に抑えこむために金融引き締めを実施
し、各国の金利が急上昇した影響でブラックマンデーのような株の暴落を引き起こ
して世界的な恐慌に見舞われてしまうなどの世界経済のハードラィデングである。
こうなれば当然エネルギーをはじめ、原材料や食料価格も急落することになろう。
誰もハードランディングは望まない。

 経済気象台より---QJ
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貧しくして道を楽しみ、富みて礼を好む。
貧しくても人生を楽しみ、金持ちであっても進んで人に礼をつくす。

どんな境遇にいようと、それに左右されずにわが道を行く。

 論語一日一言より--村山孚
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繰り返される災害から学ぶ
災害が起こると、私はいつも自衛隊の存在について考えられます。自衛隊は、国内
だけでなく、世界のどこで災害が発生しても即時に救助活動をする国際災害救助隊
として、一刻も早く生まれ変わるべきだと思うのです。
自衛隊を軍隊として再編しようとする考えは、歴史の繰り返しから私たちが何も学
んでこなかったことを証明するようなものです。
戦争は人間の過ちによる最大の人災であり、それを繰り返さないためには、憲法9
条を死守し、自衛隊も国際救助に特化した存在に変えるべきなのです。
テロや戦争は、国家間や民族間の争いからだけでなく、富裕層と貧困層、あるいは
肉親同士の争いからも発生します。地上の人間はすべて兄弟姉妹であると、他者に
配慮するように一人ひとりが心がける社会が実現すれば、戦争を避けることも可能
なのです。私たち日本人こそ、そうした努力を率先して行なうべきではないでしょ
うか。

 96歳・私の証 あるがままに行くより----日野原先生
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油=悪ではない
食事で血中総コレステロール値がどうなるかは、食品の中にどんなあぶらがどの程
度含まれているかが分かれば、だいたいよそくできる。
摂取エネルギーが同じ場合、魚に多いことで知られる多価不飽和脂肪酸を、肉類に
多い飽和脂肪酸の2倍以上含む食用油は基本的に、総コレステロールを下げる。
典型的なサラダ油の調合油や、お店でよく目につく「なたね油」がそうだ。
油が直ちに「悪」とは限らない。
 
 食の健康学より---田村建二
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アジア通貨安、「静かな津波」
つい1年ほど前までは押し寄せる投資が通貨高をもたらし、タイは外貨の流入規制
を打ち出したほどだった。しかし、今年2~3月ごろ潮目が変わった。原油高による
貿易収支の悪化とインフレを背景に通貨が売られ、それがさらに輸入物価を押し上
げる。金利を上げても売り圧力は収まらない。
日本政府や国際機関は今のところ「通貨危機の再来はない」と静観。各国はここ数
年の輸出拡大で外貨準備が積み上がり、いざとなれば自国通貨を買い支えられる、
とみるからだ。
だが、油断は禁物だ。危機はいつも同じ顔をしてやつてくるとは限らない。資源イ
ンフレの「静かな津波」が、通貨の足元を洗い始めてはいないか。注意が必要だ。

 紙面より
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信、義に近づけば、言復むべし。
約束は、道筋を通したものであるほど守りやすく、言ったことを違えずに、信義を
貫くことができる。

約束したことが実行できずに困ったり、信用を失ってしまったりすることはよくあ
る。その原因は、約束の内容にある。約束の内容をよく考えず、道筋の通らないこ
とをうっかり約束してしまうから、その結果として、守ることが難しくなるのであ
る。
約束は、道筋にかなったものでなければならない。できないことは「できない」と
言って断る。それが、本当の信義というものだ。

 論語一日一言より--村山孚
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情を分かち合う人とのつながりは社会に出てからもある。
終身雇用、年功序列という日本型の企業形態がアメリカ型の成果主義に変わり、正
社員でさえ就労環境が非常に冷たいものになってきている。
同じそのアメリカが日本に企業進出する際に、若者の労働を「資源」と見なし、圧
力をかけ、派遣社員制度の端緒をつくったわけだ。人をモノのように扱う戦前の「
人買い」のような制度がのうのうとこの民主主義の時代に闊歩している不思議を、
僕は何年も前から言及してきた。
派遣社員制度は派遣会社のマージン率を法制化して残し、利用した方がよい。一気
に廃止という短絡論はさらなる失業を生む。
若者の犠牲と不幸の上に立って国内総生産を維持する国というのは一体何か。
アメリカモデルからの脱却という根本的な指針を、行政にあずかるものはそろそろ
持つべき時代に来ている。

 藤原新也
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トレッキングの注意点
山歩きをしていて、ひざの痛みを訴える人が少なくありません。
たびたび痛くなったり、痛みが取れないようなら、医師の診断を受けること。
そのうえで、山歩きをしても支障がないということなら、
ひざへの負担を軽くするために普段から足を鍛え、筋力を高めておくことも
大切です。太ももの筋肉を鍛えることです。真っすぐ立ち、ひざを直角にな
るまでももを上げる足踏みをします。左右で1回として50~60回繰替えしま
しよう。いすに座ったままでもできます。その場合は両手でひざを軽く押さ
えつけて負荷をかけ左右20回ずつ。
寝ころんでは、仰向けになり、ひざを伸ばして10~20cmほど上げます。
これも左右交互に20回。回数はあくまで目安。
無理せず、続けることが肝心です。除々に回数を増やしたり、足首に軽い重
しをつけたりしてもよい。縄跳びや階段上がりも効果があります。
山歩きでは、とりわけ下山時にひざに負担がかかります。
体重の2~3倍ともいわれます。このうえ、ザックの重みも加わりますから、
荷物をなるべく少なくする工夫をします。
傾斜の緩やかなコースやストック(つえ)を使うのも効果があります。
歩幅は小さくするのことも心がけましよう。
これから時期は足を冷やさないことも大切です。サポーターも有効ですが、
締め付けていると、血行が悪くなりますから、休憩時には外したり、ずらし
たりしましよう。
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民主政治が変質し「ポスト・デモクラシー」に向かっている
多国籍企業やビジネスエリート層が重みを増し、彼らの意向が政策に反映されるよ
うになる一方、貧しい人々の声が政治に届きにくくなる。政党は弱者の声を聞くの
ではなく、大衆に政策を支持するよう求める存在になる。
経済のグローバル化が進み、多国籍企業は巨大化した。売上高や雇用、税収は各国
にとって重要であり、政府や政党は彼らの主張に耳を傾けざるを得ない。多国籍企
業は国や社会に深く関係しているわけではない。選挙権もない。その企業が現実の
政治に影響力を及ぼす。それがポスト・デモクラシーの特徴だ。グローバルな競争
をくぐり抜けた企業の力はさらに強まり、各国でより大きな影響力を持つようにな
る。

 コリン・クラウチ氏
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行くに径に由らず
堂々と表通りを行くがよい。抜け道などさがさないことだ。

礼の作用はいろいろあるが、もっとも大事なのは「和」である。
早い話が、朝、顔を合わせて「おはよう」と挨拶する。それによって和が生まれる。
簡単なことだが、これが人間関係を円滑にする第一歩なのである。
礼は人の和をもたらすが、和は礼によって保たれる。「礼」と「和」とは、どちら
も欠かせない車の両輪なのである。

 論語一日一言より--村山孚
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欧州中央銀行は0.25%利上げへ
インフレ警戒から、先陣を切って金融引き締めに転じた。ECBが利上げに踏み切
ったことで、米国、日本の政策金利との差が拡大した。すでにユーロは米ドルや円
に対し、史上最高値に近い状態が続いており、今後、ドル安や円安がさらに進む可
能性もある。
サブプライム問題の影響から脱しきれない米国では、早期の利上げは難しいと見ら
れる。ドル安はさらなる原油価格の上昇につながりかねず、インフレへの懸念が強
まりそうだ。日本でも物価は上昇基調にある一方、景気の先行き不安から利上げは
難しい。原油高騰など共通する課題に向き合いながらも、日米欧の金融当局の足並
みは乱れた。

 紙面より
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子どもにとって本当に大切なことは、人として抱きしめられる心地よさだ
こどもにとって本当に大切なことは、十分に愛される経験です。愛された経
験があれば、外でつらい思いをしても、耐えていける力となります。あるい
は相手につらい思いをさせるような、ひどいこともしないものです。かけが
えのない自分であることをしっかりと実感して育った子は、他の人のことも
尊重できる心を育んでいきます。
こともを愛するためには、お母さんにだけ努力を求めるのは酷だと思います
。例えば子どもを抱けないお母さんは、夫から抱かれていない場合が多いの
です。夫から心も体も優しく抱きとめてもらえない、話も聞いてもらえずに
苦しんでいる母親が少なくありません。夫婦関係もある種バーチャルになっ
てきているのでしょうか。素直に触れ合うことを避けている。子育て中の母
親は家の中へ閉じこめられて、夫との会話もままならない。自分が自分であ
ることを証明するのは、この子が立派に育ってくれることだけと思いつめ、
育児書と首っ引きになるような育児をしていたら、やはり楽しくなくなって
しまうのも、無理がないように思います。
お母さんの中には、子どもを抱くことは、甘えさせて、自立をさせなくする
と思っている人もいます。また、子どもは抱いてもらえないことについて「
私はもう大きいから」と我慢してしまいます。やっぱり、気持ちでなく頭で
考えてしまうんです。もっと自然になって----と思います。

 同朋新聞より
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米大統領会見、拉致問題は6者協議で
テロ支援国家指定解除の議会通告に対する日本の批判や反発に配慮。
動き出した指定解除の流れを変えれば北朝鮮の猛反発は必至だ。ブッシュ氏が「北
朝鮮の体制に変化を促す最良の方法」と位置づける6者協議自体が立ち行かなくな
るだけに、解除の方向性に変化はない。多国間の枠組みでの制裁の可能性にも触れ
たものの、制裁の具体的な内容にはふれなかった。
一方、非核化の流れに肯定的な手応えを感じていることも隠さなかった。「北朝鮮
の指導者は孤立に疲れ、国民が良い生活をしやすくなるように動こうとしているの
かもしれない」と評価。来年1月の政権交代までに非核化を前進させる決意をのぞ
かせた。

 紙面より
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現実と幻想との境界で--千の風に、千の風になって 
私のお墓の前で
 泣かないでください
 そこに私はいません
 眠ってなんかいません
 千の風に
 千の風になって
 あの大きな空を
 吹きわたっています

幼友だちの妻ががんで死去、その追悼文集に掲載された詩だったという。
元は英語の詩だった。アイルランド共和軍のテロで死んだ青年が遺書のよ
うに両親に託していたことをBBCが放送した。
9.11テロの翌年の追悼集会で、11歳の少女が朗読した。
映画監督H・ホークスの葬儀で俳優のJ・ウェインが朗読した。
だが、いつ、誰がつくった詩かがわからない。

これらの出来事の少し前、がんで闘病生活をしていた先輩記者を励ます会
を催した。そこでこんな話をした記憶がある。
「死んだらとりあえず、僕たちは煙や灰、骨になる。僕を形づくっていた
素粒子たちにとっても別離のときです。しかし、素粒子たちがいつか再会
を図ることがあっても、ふしぎではないでしょう。はるか遠い、永遠に近
い未来のことかもしれません。『僕』が再結集する日を夢想したりします

いま思えば、「煙になる」のは「風になる」のとほぼ同じことだろう。現
実と幻想とをつなぐのが「風」である。
そして死は現実と幻想との境界に起きる「何か」だ。

 コラムニスト・小池民男
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FFインフレ
「FFインフレ」が欧米や、中国、インドなど新興国・途上国の経済を脅かしてい
る。燃料(fuel)と食糧(food)の高騰によるインフレだ。傷が比較的小さかった
日本へもこの波が及んできた。
昨年までは物価の下落が続き、政府はデフレからの脱却宣言をめざしていた。がら
りと局面が変わった。
モノが売れ、企業業績が伸びる成長経済にともなって1.5%ぐらいの物価が上がるの
なら、むしろ望ましい。政府がめざしていたのはそういう経済環境だ。ところが、
いまの物価上昇はもっぱら輸入資源の高騰によるもので、資源国に富を吸い取られ
ている。
資源高騰は続いている。国内物価の上昇は今後さらに進む可能性が大きい。
ただし、日本で警戒すべきなのはインフレの高進より、むしろ景気後退の方だろう
。まだデフレの後遺症が残っており、国内で物価上昇の連鎖を引き起こす恐れは少
ない。
逆に、賃金が伸び悩み、消費者の買い控えが強いので、食料品や日用品はコスト高
を転嫁しにくい環境にある。物価の上昇は消費を冷やし、企業収益を悪化させてい
く。景気回復はすでに終わっているのかもしれない。
与野党はいつまでも対立しているのではなく、対策を議論すべきだ。

 紙面より
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老いを遅らせるには--心がけが大切
「アンチエイジング」という言葉が注目を集めている。アンチエイジングと
は、できる限り老いを遅らせて若さを保とうという試みだ。
若さ、アンチエイジングというと、スキンケアやサプリメントなどを思い浮
かべる人は多いが、一番大切なのは「気持ち」だ。やりたいことをやること
。無理をし過ぎないことを心掛けると良い。自分を責めないで、いい加減に
、気ままに生活することがお薦めだという。
また、適度な緊張感、ストレスも刺激につながる。ある程度の年齢を過ぎた
ら仕事をしないで家の中で閉じこもっている人は少なくない。だが、ボラン
ティアでも良いので「誰かの役に立っている」という実感を感じられること
を意識的に行うことが大切だ。
そして「きれいになりたい」と願い、行動を起こすことは、世界を広げ自分
を内面からも輝かせる。
たばこと紫外線はなるべく避けよう。特にたばこは肌に悪く、体の循環に悪
影響を与える。
アンチエイジング5カ条
◆いくつになっても男と女
  「美しさ」に磨きをかけよう
◆肌の若返りは心の若返り
   メークアップは外見、心も若返らせる
◆バランスの良い食事と適度な運動
   アンチエイジングの効果は食事と運動が9割
◆よく笑い、よく話し、よくかむ
   笑いは免疫力を高め、かむことは脳の活性化になる
◆長生きこそ最大の誇り
   いくつになっても積極的に社会貢献を
 
 北里大名誉教授・塩谷信幸
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景況感 3期連続悪化
原燃料価格の高騰で企業収益や個人消費に陰りが出ているうえ、米サブプライム住
宅ローン問題をきっかけとした米国経済の低迷の長期化もあって、景気の現状に慎
重な見方が一段と広がっている。
3カ月後の業況判断DIの見通しは大企業・製造業が1ポイント下落したほか、大
企業・非製造業は2ポイント下がってプラス8。中小企業は製造業が6ポイント減
のマイナス15、非製造業が7ポイント減のマイナス27.

 紙面より
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君子の儒となれ。小人の儒となるなかれ。
君子らしい見識をもった学者になることだ。売名を考える小賢しい学者にはなるな。
このことばは、学者の心得をさとしたものだが、学者だけではなく、社会人一般に
ついてもあてはまる。目立ちたがるよりも、自分自身を充実させよう。

 論語一日一言より--村山孚
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繰り返される災害から学ぶ
災害が起こると、私はいつも自衛隊の存在について考えられます。自衛隊は、国内
だけでなく、世界のどこで災害が発生しても即時に救助活動をする国際災害救助隊
として、一刻も早く生まれ変わるべきだと思うのです。
自衛隊を軍隊として再編しようとする考えは、歴史の繰り返しから私たちが何も学
んでこなかったことを証明するようなものです。
戦争は人間の過ちによる最大の人災であり、それを繰り返さないためには、憲法9
条を死守し、自衛隊も国際救助に特化した存在に変えるべきなのです。
テロや戦争は、国家間や民族間の争いからだけでなく、富裕層と貧困層、あるいは
肉親同士の争いからも発生します。地上の人間はすべて兄弟姉妹であると、他者に
配慮するように一人ひとりが心がける社会が実現すれば、戦争を避けることも可能
なのです。私たち日本人こそ、そうした努力を率先して行なうべきではないでしょ
うか。

 96歳・私の証 あるがままに行くより----日野原先生
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