2008年06月の記事


いま、なんじは画れり
おまえは、自分からダメだと思いこんでいるのだ。

人は自信をもつと、もっている力以上の力をも発揮する。逆に、自信を失うと、で
きることまでできなくなってしまう。まして、自分で自分の限界まで設定してしま
ったら、そこから出ることができないのである。「画る」とは限界を設定すること
だ。

 論語一日一言より--村山孚
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食料価格は、なぜ急騰しているのか
この一年の異常な価格高騰は、懲りない投機ではないか。食料需要増大というトレ
ンド、需要増に追いつかない生産、天候不順や洪水による不作、新興国の輸出禁止
・入促進策によって醸成された価格上昇期待をみて、サブプライム危機によって行
き場を失った投機資金が食料品市場になだれ込み、価格を大きく押し上げ、さらな
る上昇期待を生む、というスパイラルが生じているのではないか。その結果、食料
価格は、世界需要の基調的増大というファンダメンタルズを大きく超えて上昇して
いるのではないか。
バブルが起きるときには、もっともらしい理由が指摘された。今回も、もっともら
しい理屈をまとった懲りない投機家が引き起こしているバブルだとしたら、その反
動がいずれ起きることを、われわれは念頭に置くべきだろう。

 経済気象台より---山人
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人はその憂いに堪えず、回やその楽しみを改めず。
ほかの人は顔回のような貧しい暮らしには耐えられない。だが、顔回はそんな暮ら
しをしていても、自分の信条に従うという楽しみを変えない。

顔回は、ただ貧乏暮らしを我慢し、無理に耐え忍んでいたのではない。かれには、
住まいや衣食よりも、もっと関心の強いことがあったのだ。だから、貧乏暮らしが
気にならなかっただけである。いまや物は満ち溢れ、しかも、欲求は果てしない。
顔回のような堅苦しい「信条」でなくてもいい。せめて自分の主体的、精神的な楽
しみを見いだそう。さもないと、ぜいたく病にふりまわされるだけである。

 論語一日一言より--村山孚
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米、北朝鮮テロ指定解除
武器や関連品目の輸出・販売の禁止、経済援助の禁止、国債金融機関の融資に米政
府が反対する、などの制裁が科せられていた。北朝鮮のほかには、キューバ、イラ
ン、スーダン、シリアが指定されている。
今回北朝鮮が核計画を申告したことにより「核廃絶という目標に向けて一歩近づい
た」として、解除を発表した。

 紙面より
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天空に描く平和の円
私にはまだまだやりたいことがたくさんあります。今の私にとっての「人生
百年の計」とは、私が抱いているビジョンを、次の時代、または次の次の世
代、つまり孫やひ孫たちにバトンタッチしていくことです。
保田氏は、戦争の惨めさ、誤った戦争から学んだ教訓を、戦争を知らない次
世代の子どもたちに伝えたいと思っています。今日の大人が作り上げられな
かった平和を、何とか次世代が実現できることを願っています。現在10歳の
子どもが60歳になった頃、世界に平和がもたらされるよう、今のうちに戦争
を知る私たちのビジョンを伝えなければならないのです。
私の父の好きだった英国のビクトリア朝のロバート・ブラウニングの作品に
次のような詩句があります。
 「地上ではかけた弧、
      天上では全き円」
私の今のビジョンは「天空に描く大きな平和の円」です。平和の実現は非常
に時間がかかる壮大な目標です。私の存命中には難しいのです。しかし、そ
の円の中の一つの弧でも実現させるために、私は今後も勇気ある行動を起こ
していきたいと思っています。
私のビジョンを果たすために、まずは100歳のバーを越えたい、というのが
95歳の今の私の希望です。

 95歳・私の証 あるがまま行く---日野原先生
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社会保障財源、国会議員の交付金を減らしては
昨年の参院選で、民主党が行政の無駄排除で15兆円余の財源をつくると主張して
いたが、国会議員の襟を正す意味でも、年間300億円を超える政党交付金の減額だ。
国会議員の歳費とは別に月額100万円ずつ渡されている文書通信交通滞在費も、今の
ままでいいのか。主張だけでなく参院に減額の議員立法でも提出したら、国民も本
気だと思う。

 紙面より
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外からも敬意を持って「魅力ある国だ」と素直に思われるような日本創りを志向する]
ことは、目先の打開策を講ずる以上に重要な課題である
「魅力ある日本」を考えるとき、三つのポイントがあるように思う。
一つ目は、
長きにわたって日本人自身が培ってきた「日本の良さ」を再確認し、より
確かなものにすることである。世界に秀でた豊かな自然と調和した社会、
人々が法と制度を順守し秩序が維持された安定した社会、充実した社会保
障制度、不条理な格差の少ない社会などが挙げられよう。
二つ目は、
急激なグローバル化、情報化、市場化の波に適切に対応し、「安心、安全
、充実」した社会のシステムを構築していくことだ。急激な波は社会を合
理的で利便性の高いものに変えた。ITを使えばたいていの情報は即座に
入手でき、地道な苦労をすることなく欲しいものを手に入れるチャンスが
増大した。しかし、他方ではむきだしの成果主義、拝金主義、競争社会、
格差社会を生み出した。合理性や利便性を保ちつつ、1点目に挙げたよう
な社会をどう構築するか、これからの課題だと思う。
そのためにこそ、
三つ目に
「魅力ある日本人」をどう育て、日本に住む外国籍の人々とともに「魅力
ある地域社会」をどう創っていくのかという点が課題となる。
そこで最も大切にしたいのは「人間性」の育成だ。金があれば何でもでき
るといった風潮の「ホリエモン現象」、欲望むき出しの「メル友ネット」
の広がり、電車の優先席さえ老人に譲ろうとしない思いやりのなさ。
人間の「品格」が改めて問われる時代である。「国や郷土を愛する心」を
育てることはもちろん大切だが、それはまず「人を愛する心」があって初
めて成り立つ。そうした心を持っていれば、戦争被害の傷を今も感じてい
る相手国への「配慮」も自ずとなされていくだろう。

 早稲田大学教授・天児 慧
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グローバル化と民主政治の関係は
民主政治は国家の枠を超えられないが、経済のグローバル化ははるかに広大な規模
で展開している。国家は国民に公的なサービスを提供することはできるが、グロー
バル企業やグローバルな空間を統治する手段を持っていない。国家は適正な規模と
は言えなくなってしまった。だがそれに代わるものがない。現時点では民主政治は
グローバル化のスピードに追いついていない、という事実を受け入れなければなら
ない。
グローバル化とは否定的な変化と肯定的な進化が入り組んだ巨大な混合物だ。

 紙面より---コリン・クラウチ氏
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老いを遅らせるには--心がけが大切
「アンチエイジング」という言葉が注目を集めている。アンチエイジングと
は、できる限り老いを遅らせて若さを保とうという試みだ。
若さ、アンチエイジングというと、スキンケアやサプリメントなどを思い浮
かべる人は多いが、一番大切なのは「気持ち」だ。やりたいことをやること
。無理をし過ぎないことを心掛けると良い。自分を責めないで、いい加減に
、気ままに生活することがお薦めだという。
また、適度な緊張感、ストレスも刺激につながる。ある程度の年齢を過ぎた
ら仕事をしないで家の中で閉じこもっている人は少なくない。だが、ボラン
ティアでも良いので「誰かの役に立っている」という実感を感じられること
を意識的に行うことが大切だ。
そして「きれいになりたい」と願い、行動を起こすことは、世界を広げ自分
を内面からも輝かせる。
たばこと紫外線はなるべく避けよう。特にたばこは肌に悪く、体の循環に悪
影響を与える。
アンチエイジング5カ条
◆いくつになっても男と女
  「美しさ」に磨きをかけよう
◆肌の若返りは心の若返り
   メークアップは外見、心も若返らせる
◆バランスの良い食事と適度な運動
   アンチエイジングの効果は食事と運動が9割
◆よく笑い、よく話し、よくかむ
   笑いは免疫力を高め、かむことは脳の活性化になる
◆長生きこそ最大の誇り
   いくつになっても積極的に社会貢献を
 
 北里大名誉教授・塩谷信幸
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消費税の増税は、早くも迷走
安定した社会保障財源として想定される消費税増税について、首相を含め、政府・
与党の議論は早くも迷走している。
自民党では、次の総選挙を控え、国民に負担増を求める増税は難しいとの指摘も強
まっている。
参院で野党が過半数を占める「ねじれ国会」も高い壁になる。
民主党も「次の総選挙では消費税の引き上げは掲げない。ただし、政権奪取後、医
療制度の抜本改革を実現する際に消費増税が必要となれば、引き上げをお願いする
。としており、民主党の考えは選挙目当ての先延ばしそのものである。

 紙面より
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脳卒中の判断
脳卒中は、大きく「脳梗塞」と「脳出血」に分かれる。多くは脳梗塞で、脳の血管
が動脈硬化で細くなり、そこに血栓ができて詰まる。日本人には、高血圧が主因と
なつて脳内の太い血管から枝分かれした細い血管が詰まる「ラクナ型」が多かった
。しかし、最近は、高血圧や脂質異常症、糖尿病など生活習慣病が引き金になって
太い血管が詰まる「アテローム型」が増えている。心臓の病気で心臓内にできた血
栓が能に飛んで詰まらせるケースもある。
05年に血栓を溶かす薬「tPA」が保険適用された。発症から3時間以内の患者に有
効性が認められているので、時間との闘いになる。脳卒中が疑われるなら、真っ先
に救急車を呼ぶ。判断は次の3点だ。
まず、顔の様子を見る。
口元などが左右非対称なら1点。
次に、手のひらを上にして腕を肩の高さまであげたうえで、両腕とも同じように動
かせるかどうかみる。片腕がふるえるか、もしくは下向きに回転するなら1点。片腕
が落ちるか、または上がらないなら2点。
そして、話し方が正常かどうかをみる。
不明確か、もしくは意味不明なら1点、発語がないなら2点。
合計し、2点以上なら脳卒中の疑いがある。

 体とこころの通信簿より---服部尚
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民主政治のありがたみ
歴史的には民主政治の下で福祉が進み、労働者や消費者の権利が守られてきた。
民主政治は我々に希望を抱かせる。民主政治のない社会ではその日暮らしを受け入
れるしかない。先進国の人々にとって民主政治は「そこにある」ものだ。「勝ち取
るもの」ではなくなった。民主政治は水と似ている。「あるのが当たり前」と思い
込むのは危険なことだ。
人々が能動的に参加できる小さな単位で民主政治を実現させることが、ポスト・デ
モクラシーの流れを止める一つの方策となるのではないか。

 紙面より---コリン・クラウチ氏
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食物繊維、穀物でとって効果増大
食物繊維は、どんな食べ物からとったかで効果が違う。
たとえば、糖尿病。穀物からとる食物繊維が多い人は、少ない人より発症リスクが
33%低かったが、果物や野菜からたくさんとっても効果はなかった。
心臓病についても同じような結果だった。穀物由来のものを多くとる人は心筋梗塞
で亡くなるリスクが25%も低く、果物でも30%低かったが、野菜では下がらなかっ
た。野菜の利点はいろいろとあるのだろうが、繊維パワーに限っては、「穀物繊維
」が肝心なのかもしれない。
日本人が穀物からとる食物繊維は1日3㌘ほど。この量は、欧米の複数の調査で「最
も少ない」とされるグループの摂取量より、さらに少ない。
欧米は、小麦やトウモロコシといった穀類を「精製しないで食べよう」という呼び
かけが盛んだ。日本では精米したご飯を食べるのがふつう。
穀物の価格が高騰し、食物繊維は摂取不足。そんな中、繊維が豊富なコメの胚芽や
ぬかを、どんどんはがして捨てているとしたら、何とももったいない気がしてきた


 食の健康学より---田村建二
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9カ月ぶりに金利据え置きか
急失速が懸念された米景気もマイナス成長に転じておらず、個人消費の下支えを狙
った大型減税の効果が出始めていることなども、利下げ休止に傾く要因となってい
る。
原油や食糧などの高騰によって、昨年末から消費者物価指数の上昇率は前年同月比
で4%台が続いている。これはほぼ17年ぶりの高水準だ。
ドル安傾向で輸入物価も上昇中。追加利下げはドル安や原油高にも拍車をかけかね
ず、インフレ心理の高揚にによる価格転嫁の悪循環を最も警戒している。

 紙面より
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トレッキングの注意点
山歩きをしていて、ひざの痛みを訴える人が少なくありません。
たびたび痛くなったり、痛みが取れないようなら、医師の診断を受けること。
そのうえで、山歩きをしても支障がないということなら、
ひざへの負担を軽くするために普段から足を鍛え、筋力を高めておくことも
大切です。太ももの筋肉を鍛えることです。真っすぐ立ち、ひざを直角にな
るまでももを上げる足踏みをします。左右で1回として50~60回繰替えしま
しよう。いすに座ったままでもできます。その場合は両手でひざを軽く押さ
えつけて負荷をかけ左右20回ずつ。
寝ころんでは、仰向けになり、ひざを伸ばして10~20cmほど上げます。
これも左右交互に20回。回数はあくまで目安。
無理せず、続けることが肝心です。除々に回数を増やしたり、足首に軽い重
しをつけたりしてもよい。縄跳びや階段上がりも効果があります。
山歩きでは、とりわけ下山時にひざに負担がかかります。
体重の2~3倍ともいわれます。このうえ、ザックの重みも加わりますから、
荷物をなるべく少なくする工夫をします。
傾斜の緩やかなコースやストック(つえ)を使うのも効果があります。
歩幅は小さくするのことも心がけましよう。
これから時期は足を冷やさないことも大切です。サポーターも有効ですが、
締め付けていると、血行が悪くなりますから、休憩時には外したり、ずらし
たりしましよう。
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社会保障改革
必要な医療・介護を支えるには増税論議を避けて通れないのか。しかし、増税は与
野党が激しく対立し、内閣の命運がかかる大問題だ。
医療や介護を充実させ高齢化が進んでいけば、政府の支出も増える、一方でいくら
予算の無駄を削っていっても、いずれ社会保障を支えるために増税が必要になるだ
ろう。そうした考えは理解できる。
地方分権を進め、公務員制度を改革する。無駄遣いをなくし、政策に優先順位をつ
けて予算全体の配分を変える。それでも足りない分は増税を考える。それらをセッ
トにして目標を明示し、政府・与党のかじ取りを定めないことには、迷走するばか
りだ。
メディアも民社党はじめの野党の肩を持つ評論ばかりでなく真剣に議論すべきだ。

 紙面より
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その心、三月仁に違わざれば、その余はすなわち日月に至らんのみ。
三ヶ月間、仁にそむいたことを考えないようにしていれば、それが習慣化し、いつ
までも仁が心から離れないようになるだろう。

何ごとも、続けることが肝心だ。続けることによって習慣化し、「習い、性となる
」のである。習慣が第二の天性になるというわけである。それは、よいことであれ
、悪いことであれ、同様なのだ。

 論語一日一言より--村山孚
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参院では与野党が対立を繰り返し、不信が増している。
与野党は論戦の中身の勝負よりも、細かな日程闘争に明け暮れた。
次の国会でも参院は「日程闘争の府」に甘んずるのか。
実りある議論が聞ける「言論の府」を期待したい。
 
 紙面より
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近年乳がんになる女性が増えた。
食生活や生活習慣の欧米化により、エストロゲンという女性ホルモンの分泌
が増加したことが原因という説が有力です。
乳がんになる人は30代から40代にかけて急増し、最もなりやすいのは40代後
半の女性といわれています。壮年期の女性ががんで亡くなる場合、一番多い
のが乳がんです。「閉経後は大丈夫」「50歳すぎたら乳がんにならない」と
いう説はあてになりません。一方、まだ20代の若い女性も安心は出来ません
。各自が早期発見法を身につけるべきです。月に1回は自分で乳房に指をあ
てて、しこりがあるかないかを調べる自己チェックをぜひともやってほしい
のです。
鏡の前で裸になって立ち、左右の乳房の位置や形に違いはないかを見たあと、
指先でしこりの有無をチェックするのです。生理が始まって1週間後の頃が最
適です。
病院など専門機関での定期検診は20代から受けても早すぎることはありませ
ん。超音波検査(エコー)か乳房のレントゲン撮影(マンモグラフィー)の
いずれかをできれば年に1回、少なくとも2年に1回はぜひ受けることを勧め
ます。
今のところ、よい予防法はないので、早期に発見することが最善の方法なの
です。
指ではしこりがわからないごく初期のものでも、X線や超音波の検査で発見
されることがあります。こうした初期乳がんは、早く治療すれば90%以上の
人が治癒しています。
昔の治療法では、乳房全体を切り取り、傷が残ることが多かったのですが、
今では乳房を保存する技術も進んでいます。
乳がんは早期発見が何より大切だということから、「乳房健康研究会」が結
成され、乳がんのことを知ってもらう活動をしています。
http://www.breastcare.jpです。

 95歳・私の証あるがまゝ行く----日野原先生
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警戒、世界インフレ
安い製品の売り手として台頭した中国などの新興国が、食糧やエネルギーの買い手
としても力をつけたことが現在の世界的なインフレの背景にある。しかし、油を注
いだのは米国だ。
市場に流れ出た大量の資金はサブプライム危機で行き場が乏しく、一部が原油や穀
物の市場に殺到。ドル安も進み、ドル建ての原油価格を押し上げた。
世界経済はここ数年、高成長と低インフレを楽しんできたが、その基盤は崩れてい
る。新興国の金融当局はインフレ抑制に動き出したが、後手に回っている。

 紙面より
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外からも敬意を持って「魅力ある国だ」と素直に思われるような日本創りを志向する]
ことは、目先の打開策を講ずる以上に重要な課題である
「魅力ある日本」を考えるとき、三つのポイントがあるように思う。
一つ目は、
長きにわたって日本人自身が培ってきた「日本の良さ」を再確認し、より
確かなものにすることである。世界に秀でた豊かな自然と調和した社会、
人々が法と制度を順守し秩序が維持された安定した社会、充実した社会保
障制度、不条理な格差の少ない社会などが挙げられよう。
二つ目は、
急激なグローバル化、情報化、市場化の波に適切に対応し、「安心、安全
、充実」した社会のシステムを構築していくことだ。急激な波は社会を合
理的で利便性の高いものに変えた。ITを使えばたいていの情報は即座に
入手でき、地道な苦労をすることなく欲しいものを手に入れるチャンスが
増大した。しかし、他方ではむきだしの成果主義、拝金主義、競争社会、
格差社会を生み出した。合理性や利便性を保ちつつ、1点目に挙げたよう
な社会をどう構築するか、これからの課題だと思う。
そのためにこそ、
三つ目に
「魅力ある日本人」をどう育て、日本に住む外国籍の人々とともに「魅力
ある地域社会」をどう創っていくのかという点が課題となる。
そこで最も大切にしたいのは「人間性」の育成だ。金があれば何でもでき
るといった風潮の「ホリエモン現象」、欲望むき出しの「メル友ネット」
の広がり、電車の優先席さえ老人に譲ろうとしない思いやりのなさ。
人間の「品格」が改めて問われる時代である。「国や郷土を愛する心」を
育てることはもちろん大切だが、それはまず「人を愛する心」があって初
めて成り立つ。そうした心を持っていれば、戦争被害の傷を今も感じてい
る相手国への「配慮」も自ずとなされていくだろう。

 早稲田大学教授・天児 慧
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中長期的にもまだ成長力を残している日本の企業力を世界のためにどう役立てるのか
また、その成果をどう国民に還元させるのかについて、国としての定見や政策が乏
しいことである。すぐれた要素やエネルギーも、それを収斂してゆく目標のある無
しで具現力はまるで違う。
日本が得手とする環境保全技術や自然環境を大切にする精神風土を生かして、世界
に役立つビジョンを立て、一貫した政策に結びつけることが今ほど必要な時はない
。それが政・財界を通じて共通の認識になることが切に待たれている。

 経済気象台より---瞬
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中国経済は崩壊するのか
党と行政が一体化した中国の経済運営には機動力と一貫性があり、民主主義国家の
尺度では測れない、したたかさがある。
中国の経済運営体制は、我々に無い利点を持っていると言え、日本が経験し、多く
の開発途上国が直面しているのと同様の問題をはらみつつ、中国経済は成長を続け
る。

 経済気象台より--皓
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現実と幻想との境界で--千の風に、千の風になって 
私のお墓の前で
 泣かないでください
 そこに私はいません
 眠ってなんかいません
 千の風に
 千の風になって
 あの大きな空を
 吹きわたっています

幼友だちの妻ががんで死去、その追悼文集に掲載された詩だったという。
元は英語の詩だった。アイルランド共和軍のテロで死んだ青年が遺書のよ
うに両親に託していたことをBBCが放送した。
9.11テロの翌年の追悼集会で、11歳の少女が朗読した。
映画監督H・ホークスの葬儀で俳優のJ・ウェインが朗読した。
だが、いつ、誰がつくった詩かがわからない。

これらの出来事の少し前、がんで闘病生活をしていた先輩記者を励ます会
を催した。そこでこんな話をした記憶がある。
「死んだらとりあえず、僕たちは煙や灰、骨になる。僕を形づくっていた
素粒子たちにとっても別離のときです。しかし、素粒子たちがいつか再会
を図ることがあっても、ふしぎではないでしょう。はるか遠い、永遠に近
い未来のことかもしれません。『僕』が再結集する日を夢想したりします

いま思えば、「煙になる」のは「風になる」のとほぼ同じことだろう。現
実と幻想とをつなぐのが「風」である。
そして死は現実と幻想との境界に起きる「何か」だ。

 コラムニスト・小池民男
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医療の将来は負担増、「自助」か社会全体か
保険という「共助」か。税金の「公助」か。窓口負担に代表される「自助」か。
一つの案は「自助」拡大。たとえば混合診療の解禁だ。
もう一つは、「公助」「共助」を増やすべきだという考え。
いったん混合診療を認めるとどんどん「自助」部分が広がり、所得の低い人が医療
を利用しにくくなると見る。貧しい人も豊かな人も、必要に応じて平等に医療を受
けられるよう、税や保険料を増やすべきだと主張。医療サービスが小さすぎる弊害
をなくしていくため、負担増に向けて国民を説得すべきだ、という。
どちらに踏み出すか、世代や所得の多少によって影響は異なる。「自助」強化なら
、税や保険料の負担増は避けれらルが、低所得者層がはじきだされかねない。「公
助」「共助」の充実だと、総じて現役世代の負担は重くなりがちだ。それを避ける
ため、「公助」充実の際の財源は各世代が応分に負担する消費税の増税が有力だが
、低所得者の負担は大きくなる。
どの財布を選び、どう制度を作り直していくのか。
民意だ民意だと、選挙目当ての声ばかりでは何も良くならない。民主党にも一考を
おねがいしたい。

 紙面より
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役人と政治家の無駄遣いと失政のおかげで借金大国となってしまった。
この国に、他国を援助する余裕などはもはやない。
ODAが5位に転落したといって嘆くメディアや外務官僚に乗せられて、首相や外
相が太っ腹な援助を約束するパターンを繰り返すことは、我が国のみならず、発展
途上国のためにもならない。
アフリカ援助は日米欧を問わず失敗を重ねてきた。巨額の援助資金の多くは、先進
国の大企業が回収し、残りの大部分も独裁者の懐に消える。
残ったものは、巨額の債務負担と、開発に取り残され、飢餓と環境悪化とエイズや
疫病に苦しむ極貧の住民である。
元々アフリカには、旧宗主国が様々な既得権益と人脈を有している。また、中国や
インドは華僑や印僑が現地に根づいている。出稼ぎの商社マンとメーカーの販売社
員ではアフリカに食い込むことはできない。金に困らなかった時代のODAですら、
中国などでは感謝もされず、利権政治家と業界を喜ばしただけで、外交能力は全く
向上しなかった。
ODA5位転落に歯止めをかける必要は、この国が経済・社会危機を乗り越えるま
ではない。

 経済気象台より----四知
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子どもにとって本当に大切なことは、人として抱きしめられる心地よさだ
こどもにとって本当に大切なことは、十分に愛される経験です。愛された経
験があれば、外でつらい思いをしても、耐えていける力となります。あるい
は相手につらい思いをさせるような、ひどいこともしないものです。かけが
えのない自分であることをしっかりと実感して育った子は、他の人のことも
尊重できる心を育んでいきます。
こともを愛するためには、お母さんにだけ努力を求めるのは酷だと思います
。例えば子どもを抱けないお母さんは、夫から抱かれていない場合が多いの
です。夫から心も体も優しく抱きとめてもらえない、話も聞いてもらえずに
苦しんでいる母親が少なくありません。夫婦関係もある種バーチャルになっ
てきているのでしょうか。素直に触れ合うことを避けている。子育て中の母
親は家の中へ閉じこめられて、夫との会話もままならない。自分が自分であ
ることを証明するのは、この子が立派に育ってくれることだけと思いつめ、
育児書と首っ引きになるような育児をしていたら、やはり楽しくなくなって
しまうのも、無理がないように思います。
お母さんの中には、子どもを抱くことは、甘えさせて、自立をさせなくする
と思っている人もいます。また、子どもは抱いてもらえないことについて「
私はもう大きいから」と我慢してしまいます。やっぱり、気持ちでなく頭で
考えてしまうんです。もっと自然になって----と思います。

 同朋新聞より
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税か保険料か、国のありよう
現行の保険料方式は「自らが払った保険料に応じて年金を受け取り、老後に備える
」という自助の精神が根っこにある。ただ、定まった収入がない人も加入している
国民年金では、未納問題は避けて通れない。未納による低年金・無年金問題を完全
に解決するのは難しい制度だ。
「皆年金」を完全に実現しようと、税方式を導入した場合、公的年金の性格は「国
家が責任をもってすべての高齢者に生活の基礎部分を保障する」という生活保護に
近いものに変わる。
税方式では、保険料方式と比べて税負担が大幅に増える。現役世代の税負担を抑え
るため、受給者のうち所得や資産の多い人への給付制限を求める動きが出てくる可
能性が高い。サラリーマンだけにある上乗せ部分の不要論も高まるだろう。
「保険料か税か」という選択は、単なる財源の問題ではない。高齢者の生活保障を
「自助努力を前提としつつ、国民相互の助け合いで、ある程度の水準を維持する」
という考え方でいくのか。「国家が自らの財源により、国の責任で基礎的な部分に
限定した保障を行なう」という考え方でいくのか。国のありようの基本に関わる問
題であることを自覚する必要がある。

 堤 修三・大阪大教授
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犂牛の子、?くしてかつ角あらば、山川それこそを舎てんや。
つまらない役牛の子でも、美しい赤毛と立派な角があれば、山川の神々がそのまま
にはしておかず、みいだされて祭祀の役にたてられるだろう。

だれでも、能力さえあれば、チャンスは必ずやってくると信じて、努力したいもの
だ。

 論語一日一言より--村山孚
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国民会議の中間報告は、社会保障の抑制を修正するように提言
社会保障費の伸びを抑えようとした小泉政権の一連の改革を「一定の成果を達成」
と評価しながらも、改革に伴う弊害に言及。今後はサービスの維持・向上に重点を
置くべきだとして、給付抑制路線の修正と負担増を含む必要な財源確保を求めた。
制度の効率化に努めつつ、「速やかに負担についての国民合意を形成し、国・地方
を通じた必要な財源の確保を図る」よう求め、増税の必要性を示唆。

 紙面より
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般若心経とは
般若とはすばらしい知恵のこと。そして波羅密多とは六波羅密多、すなわち
自分よりも他人の救いを先にする「大乗の菩薩」という考え方による実践の
徳目です。
人間は生前の行いによって、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天という6つ
の世界に生まれ変わります。人間よりも下に落ちるのを救うためには、布施
、持戒、忍辱(にんにく)、精進、禅定、智慧という6つの修行をして、成
仏しなければなりません。
布施とは、僧にお経をあげてもらったときや寄付をする際に差し上げるお金
などの財物のことです。布施はお金に限りません。相手の不安をなくす、や
さしいまなざしや言葉などもあります。
持戒とは、戒を持つこと。これを十戒といい、具体的には十戒善を差します。
不殺生、不偸盗、不邪淫、不妄語、不綺語、不悪口、不両舌、不慳貪、不瞋
恚、不邪見。
忍辱とは、辛抱すること。
精進とは、一生懸命努力すること。
禅定とは、坐禅を組んでこころを落ち着けることです。
6つの修行をすると、智慧が出てきます。これが"般若"です。
仏様の場合、「智慧」と書きます。"知"の下の"日"は、宇宙の真理を指しま
す。
この6つのことを修行することを「六波羅密多行」といいます。こうするこ
とで自身が成仏する助けになります。
お仏壇に水、塗香(ずこう)=塗香(ずこう)は非常に細かい粒子のお香で、
塗香入(ずこうい)れに入れて用います。小麦粉にも似た触感があり、少量を
手に塗り、その香りを吸い、仏前で自らの心身を清めるために使用します。
花、線香、飯、ローソクの6品をお供えするのは、六波羅密多行を知らずに
亡くなったご先祖様に、6つの修行をすることで成仏できることを知らせる
ためです。
水は布施(感謝する気持ち)、塗香は持戒(よいことに励む)、花は忍辱
(怒りやすいこころを鎮める)、線香は精進(怠けごころをなくす)、飯は
禅定(こころを落ち着かせる)、ローソクは智慧(人間の悩めるこころを智
慧の光で明るくする)を表しています。これら6つをお供えすることを六種
供養といいます。お仏壇にお供えをして、お仏前でお経を唱えます。こうす
るこによってご先祖様が成仏できるのです。
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財源手当ての論議は
消費税などの増税をどうするのか。負担の問題に結論を出さねばならない。それを
先送りしてきたツケが、高齢者医療をはじめ社会保障の制度論議がどれも袋小路に
入ってしまうゆがみに表れている。
野党特に民主党は、税制のあり方や社会保障などについて、政策の枠組みをきちん
と有権者に示すべきだ。人気取りの言葉の羅列では何も進まない。
与野党の対立軸がはっきりするし、逆に協調すべき政策も整理されてくる。
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簡にいて簡を行なうは、すなわち大簡なることなからんや。
上に立つ者はゆったりした態度が必要である。しかし、することまでゆったりして
いるのでは、ゆったりしすぎるというものだ。

古来、中国では、ゆったりした指導者が信頼される。いわゆる「大人」である。
日本でもその影響からか、「大もの」といわれるひとつのタイプができている。
確かに、上に立つ者がコセコセしていたのでは、安心してついていけない。場合に
よれば、指導者は表立っては何もしないほうがいい。
だが、指導者として当然なすべきこともせずに、ただ「ゆったり」しているだけで
は困る。こういう「大もの」のことを「見掛け倒し」と言う。

 論語一日一言より--村山孚
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問責、参院決議も会期末を締めくくるセレモニーと課した。
政権を追い詰める「伝家の宝刀」とされた首相問責が不発に終わった。提出の時期
が「ねじれ国会」の最大の焦点だった。会期中、道路、年金、後期高齢者医療に対
する国民の怒りは広がった。
絶好の機会を逸し、政権を追い込む力はそがれた。その結果、首相に開き直る余地
を与えてしまった。緊張感に欠ける決議がもたらすものは、首相問責の形骸化と、
参院決議の軽量化だ。
野党は12日には衆院で内閣信任決議案を可決させた。こちらは法的拘束力がある。
このまま、審議拒否では野党も給料を返還すべきだ。
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怒りを遷さず。
怒りを他へ転嫁してはならない。

怒りを直接ぶつけることができない場合、怒りのもっていきようがないとき、人は
形を変えて爆発させるか、違う相手に転嫁するか、とにかく、何とかして腹の虫を
おさめようとするものだ。

 論語一日一言より--村山孚
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景気後退か
4月の景気動向指数は現状を示す「一致指数」が101.7と前月より0.7ポイント低下し
た。内閣府は指数による基調判断を「局面が変化している可能性もある」に変えた。
02年2月に始まった戦後最長の景気拡大が終わり、後退局面に入った可能性がある
ことを示す。
景気拡大局面を牽引してきたのは企業の輸出や設備投資だ。企業経営者の景況感は
悪化を続け、業績も厳しさを増している。背景にあるのは、「第3次石油危機」と
の声も出始めている。

 紙面より
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現実と幻想との境界で--千の風に、千の風になって 
私のお墓の前で
 泣かないでください
 そこに私はいません
 眠ってなんかいません
 千の風に
 千の風になって
 あの大きな空を
 吹きわたっています

幼友だちの妻ががんで死去、その追悼文集に掲載された詩だったという。
元は英語の詩だった。アイルランド共和軍のテロで死んだ青年が遺書のよ
うに両親に託していたことをBBCが放送した。
9.11テロの翌年の追悼集会で、11歳の少女が朗読した。
映画監督H・ホークスの葬儀で俳優のJ・ウェインが朗読した。
だが、いつ、誰がつくった詩かがわからない。

これらの出来事の少し前、がんで闘病生活をしていた先輩記者を励ます会
を催した。そこでこんな話をした記憶がある。
「死んだらとりあえず、僕たちは煙や灰、骨になる。僕を形づくっていた
素粒子たちにとっても別離のときです。しかし、素粒子たちがいつか再会
を図ることがあっても、ふしぎではないでしょう。はるか遠い、永遠に近
い未来のことかもしれません。『僕』が再結集する日を夢想したりします

いま思えば、「煙になる」のは「風になる」のとほぼ同じことだろう。現
実と幻想とをつなぐのが「風」である。
そして死は現実と幻想との境界に起きる「何か」だ。

 コラムニスト・小池民男
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あきれた役人の実態が、またしても明らかに
財政の番人である財務省や国税庁の役人たちが、深夜の帰宅用タクシーから様々な
金品を得ていたのだ。財務省以外でも12の省庁などで金品をもらっていたという。
調査の途中なのでもっと増えるだろう。これは、民主党の衆院議員が調査を求めて
発覚した。
調査を依頼した国会議員には、それに似た行為はないのだろうか。それをメディア
に調査を依頼したのが国民の民意だ。
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已んぬるかな。われいまだよくその過ちを見て内に自ら訟むる者を見ざるなり。
やれやれ、嘆かわしいことだ。自分で自分の過ちに気づき、自分を責めることので
きる者を、わたしは見たことがない。

自分の過ちは認めにくいものだ。自尊心、うぬぼれ、あるいは自己防衛本能が妨げ
となって、過ちを認めようとする心に蓋をしてしまうのである。
この蓋を外すには相当な勇気がいる。勇気を出して心の蓋を外すことで、本当の自
信がつちかわれるのである。

 論語一日一言より--村山孚
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円高活用論
原油など資源価格の上昇を円高で吸収したい。原油価格が1割上昇しても、円が1
割上昇すれば円での輸入価格は上がらない。昨今の原油高でガソリン税復活の影響
が目立つようになっている。その不満をかわすためにも原油価格の上昇を水際で抑
えたい。
日本経済の地位低下。かっては日本の1人当たりGDPは世界一であったが、一昨
年は18位まで低下した。バブル崩壊で長期間経済が低迷したこともあるが、円安が
よけいドル表示の金額を小さくしている面が加わっている。
お家の事情とはいえ結果的に輸出企業より個人の利益を重視することになる。

 経済気象台より---千
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雍や南面せしむべし。
冉雍ほどの者なら、天子や諸侯になってもおかしくない。

現代で言うなら、「序列や資格にこだわらない抜擢をせよ」という主張に通じる。

 論語一日一言より--村山孚
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終身刑の創設の是非
無期懲役の受刑者は、死刑判決を免れ、ホッとした表情で拘置所から移ってくる。
仮釈放者の平均収監期間はおよそ30年だが、法的には最短10年で出られる可能性が
あり、多くは「10年後」を信じてまじめに過ごす。
希望の存在は人を前向きにするし、立ち直るきっかけにもなる。終身刑ができると
、受刑者は何を支えに生きて行くのだろう。
隔離されて死を待つだけの存在。彼らの処遇は死刑囚並に難しく、向き合う刑務官
は相当の労力を要求される。
しかも、人数は死刑囚よりはるかに多くなるはずだ。費用面も無視できない。受刑
者一人当たりで、食費や光熱水費など年間50万円ほどの予算が使われている。
高齢になれば医療費はかさむし、死後も引き取り手がなければ国費で火葬して刑務
所の墓地に埋葬することになる。
そこまでの労力や税金を投じて新たな刑を作るべきか。現実を踏まえた議論が必要
だ。

 耕論より---坂本敏夫
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近年乳がんになる女性が増えた。
食生活や生活習慣の欧米化により、エストロゲンという女性ホルモンの分泌
が増加したことが原因という説が有力です。
乳がんになる人は30代から40代にかけて急増し、最もなりやすいのは40代後
半の女性といわれています。壮年期の女性ががんで亡くなる場合、一番多い
のが乳がんです。「閉経後は大丈夫」「50歳すぎたら乳がんにならない」と
いう説はあてになりません。一方、まだ20代の若い女性も安心は出来ません
。各自が早期発見法を身につけるべきです。月に1回は自分で乳房に指をあ
てて、しこりがあるかないかを調べる自己チェックをぜひともやってほしい
のです。
鏡の前で裸になって立ち、左右の乳房の位置や形に違いはないかを見たあと、
指先でしこりの有無をチェックするのです。生理が始まって1週間後の頃が最
適です。
病院など専門機関での定期検診は20代から受けても早すぎることはありませ
ん。超音波検査(エコー)か乳房のレントゲン撮影(マンモグラフィー)の
いずれかをできれば年に1回、少なくとも2年に1回はぜひ受けることを勧め
ます。
今のところ、よい予防法はないので、早期に発見することが最善の方法なの
です。
指ではしこりがわからないごく初期のものでも、X線や超音波の検査で発見
されることがあります。こうした初期乳がんは、早く治療すれば90%以上の
人が治癒しています。
昔の治療法では、乳房全体を切り取り、傷が残ることが多かったのですが、
今では乳房を保存する技術も進んでいます。
乳がんは早期発見が何より大切だということから、「乳房健康研究会」が結
成され、乳がんのことを知ってもらう活動をしています。
http://www.breastcare.jpです。

 95歳・私の証あるがまゝ行く----日野原先生
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NY原油、一時139ドル台
失業率が大幅に上昇したのを受けて米景気の先行き不安が再燃し、ドルと株が急落
した。
ドル安が進んだため、ドル建てで投資する原油相場に割安感が出て買いが急増した
。証券大手が「7月初めまでに150㌦」との予想を出したことや、イスラエルがイラ
ン攻撃の可能性を示唆したと伝えられたことも急騰に拍車をかけた。
米国で景気悪化への懸念が強まったため、欧米の金利差拡大を見込んだドル売りが
先行した。
インフレ懸念が強まり、ドルと株がさらに売られる悪循環になっている。

 紙面より
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外からも敬意を持って「魅力ある国だ」と素直に思われるような日本創りを志向する
ことは、目先の打開策を講ずる以上に重要な課題である
「魅力ある日本」を考えるとき、三つのポイントがあるように思う。
一つ目は、
長きにわたって日本人自身が培ってきた「日本の良さ」を再確認し、より
確かなものにすることである。世界に秀でた豊かな自然と調和した社会、
人々が法と制度を順守し秩序が維持された安定した社会、充実した社会保
障制度、不条理な格差の少ない社会などが挙げられよう。
二つ目は、
急激なグローバル化、情報化、市場化の波に適切に対応し、「安心、安全
、充実」した社会のシステムを構築していくことだ。急激な波は社会を合
理的で利便性の高いものに変えた。ITを使えばたいていの情報は即座に
入手でき、地道な苦労をすることなく欲しいものを手に入れるチャンスが
増大した。しかし、他方ではむきだしの成果主義、拝金主義、競争社会、
格差社会を生み出した。合理性や利便性を保ちつつ、1点目に挙げたよう
な社会をどう構築するか、これからの課題だと思う。
そのためにこそ、
三つ目に
「魅力ある日本人」をどう育て、日本に住む外国籍の人々とともに「魅力
ある地域社会」をどう創っていくのかという点が課題となる。
そこで最も大切にしたいのは「人間性」の育成だ。金があれば何でもでき
るといった風潮の「ホリエモン現象」、欲望むき出しの「メル友ネット」
の広がり、電車の優先席さえ老人に譲ろうとしない思いやりのなさ。
人間の「品格」が改めて問われる時代である。「国や郷土を愛する心」を
育てることはもちろん大切だが、それはまず「人を愛する心」があって初
めて成り立つ。そうした心を持っていれば、戦争被害の傷を今も感じてい
る相手国への「配慮」も自ずとなされていくだろう。

 早稲田大学教授・天児 慧
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信頼の立て直し
このような大問題の原因へのメスの一つとしてコネティカット州の司法当局は格付
けの老舗ムーディーズ社に対して、コンピューターのシステム障害で、本来は低い
はずのデリバティブをAAAと格付けしていた件で調査を始めたという。本当だと
すれば格付けの信頼性という市場機能の要での失態である。また原油価格の暴騰は
ファンドによる投機が加速しているのだが、市場の行き過ぎを抑制する意志もメカ
ニズムもない状態は黙視できない。
大反落のリスクもあり、本当はファンドに対する規制も含め新たな国際協調が必要
な緊迫した状態ではないか。
これほどの不具合は欲得によって信頼の絆を断ち切る流れが、閾を越えて次なる秩
序を模索するカオスの過程に入ったしるしとも見える。経済も企業経営もあらゆる
面で信頼の立て直しをしてゆくことこそが、激動の時代への対応の柱になるのでは
ないか。

 経済気象台より---瞬
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老者はこれを安んぜしめ、朋友はこれを信ぜしめ、少者はこれを懐かしめん。
老人は安心され、友人には信頼され、若者には慕われる。そんな人間でありたい。

自分のめざすところは人によって異なるのが当然。あなたもめざす自画像をえがい
てみてはどうだろう。

 論語一日一言より--村山孚
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元利を支払う所得がなく、頭金を入れる現金がなくともお金を借りられた。
そのうえ、住宅ローンには求償権がない。すなわち、住宅が値下がりして損を被る
となったときには、取得した住宅を貸手に引き渡せば、借金の元利支払いから開放
される。だから、損をするのはもっぱら貸手である。
逆に、住宅価格が上がり続けていれば、借り手は元本を借り換え、金利を借り増し
ながら、時機を待つ。そして、ここぞと狙い住宅を売却すると、利益だけを手に入
れられる。寛大な金融機関が貸してさえくれれば、サブプライムローンを使って際
限なく住宅取得が行なわれる。
米国の住宅ブームは消費を増やし、輸入を拡大し、世界同時好況をもたらした。

 経済気象台より---岳
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願わくば善に伐ることなく、労を施すことなからん。
善行をひけらかさず、労苦を人に押し付けない。そのような人間でありたいもので
す。

現代は宣伝と省力の時代である。それ自体は悪いことではないが、度が過ぎてひず
みを生じている。やたらに自分をひけらかす「自己宣伝」、いやなこと、面倒なこ
とは他人におしつける「自己省力」。実は根はひとつのものであり、やがては自分
をだめにする。謙虚さと思いやり、それが自分を育ててくれる。

 論語一日一言より--村山孚
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サミット、歴史の節目、大きな視点で
地球温暖化対策など環境問題が大きなテーマだ。同時に、福田首相は世界経済や食
糧、エネルギー問題でも明確なメッセージを出そうと思い描いているという。米国
のサブプライムローン問題に端を発した世界経済の混迷は深刻だ。ヘッジファンド
などの投機マネーが金融市場から穀物や原油に流れ、価格が高騰。開発途上国では
食糧が不足し、飢餓が広がっている。日本でも、ガソリンや日用品の値上げが続く
。こうした危機に対して「資本主義の限界」説も出始めている。「貧困と格差、投
機マネーの暴走、環境破壊などは、かつてマルクスが指摘した利潤第一の資本主義
の限界を物語っている。
洞爺湖サミットは資本主義が限界を乗り越える一歩を踏み出せるのか、それとも処
方箋を見いだせないまま混乱が深まるのか--の分岐点になる。

 政態拝見より---星 浩
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願わくば車馬衣裘、朋友と共にし、これを敝るとも憾みなからん。
乗り物や着物も一緒に使い、破れようが壊れようが気にならない。そんな友人関係
を結びたいものです。

どんな友人関係でも、物や利害がからんでくるとおかしくなりがちだ。欲の力は強
い。そうした欲に左右されない友人関係ができたら、さぞいいだろう。

 論語一日一言より--村山孚
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「ボランティア」は、自分に、他人に、そして社会に関心を持つことにある。
それが時間とカネに余裕のある人たちの「施しごと」では無理がある。やや堅苦し
い表現だけれど、それぞれが提供する役務には市場価値の見返りを求めないが、活
動資金は社会が分かち合って支えていく。それがあるべき姿だ。
まずは自分に、他人に、そして社会に「関心」を向けてほしい。世の中には損得だ
けで考えてはいけないこともある。

 私の視点より----中田武仁
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食物繊維の摂取、戦前は倍以上だった。
日本人が1日にとる平均的な食物繊維の量は14.2㌘。若い世代は高齢者よりも少な
く、20~40代は12~13㌘ほど。
これは、米国人の平均よりも少ない。成人の女性17㌘、男性は20㌘ほどの摂取をす
すめているが、実情はだいぶ不足している。
昔の人は、どれくらい食物繊維をとっていたのか。はっきりした統計はあまりない
が、推測した数値は、1917年から37年ごろにかけては、ほぼ1日に30㌘ぐらいとっ
ていたらしい。今の2倍以上になる。
主な供給源はムギやイモ、豆などだった。これらは戦後、食べる量が減った。
19世紀後半から、ちゃんとした白米ができる精米機が一般に普及した。これも繊維
量の減少と関係が深いといわれる。精白前の玄米には繊維が多い。
食べものの栽培や精製、調理の技術が進むにつれて、食物繊維の量はどんどん減っ
てきた。あまり少なくなりすぎて、サプリで補わないと、と考える人も出てきた。

 食の健康学より
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新しい為替レート
なぜ、円は評価されないのか。国内政治の混乱、外交問題に対する哲学の欠如や官
僚組織の堕落といった我が国の状況を海外から見れば「低迷する三流国家」としか
見えないからだ。
いま世界で起きている原油、穀物などの価格上昇は、投機マネーの流入による資源
バブルとして分析も可能である。だが、こういった価格高騰も円高になれば多少は
緩和される。
このまま「円安」が続けば日本国民は過去からの蓄えを失い、消費生活は貧弱にな
ってしまう。まもなく中国の人民元もレートを上げるだろう。
そうなれば家電製品や繊維、食料品などの中国製品も、これまでのような低価格で
は手に入りにくくなる。
今日の世界経済は、円とドルだけではなく、他の通貨との関係も見ておかないと判
断を誤ってしまう。
「強い円」の実現には、足腰の強い経済の実力こそ必要だ。政府・日銀は、日本経
済の道筋を今こそ具体的に、しっかりと示すべきだ。

 経済気象台より---樹
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目と紫外線、様々な目の病気の原因になる。
紫外線が目に悪影響を与えることを知っている人は増えたが、目を守るための対策
を何もしていない。強い紫外線を浴びると、目は充血や角膜炎など、急性障害を起
こす。スキー場での「雪目」が代表的だ。さらに長年、紫外線にさらされることで
、白内障や結膜が異常繁殖する翼状片が引き起こされる。こうした慢性障害は発症
まで20、30年かかることが多く、ダメージの実感がないため要注意だ。紫外線は薄
曇りでも晴天の約8割が地上に達している。反射・散乱するので、木陰や日陰にいて
も浴びる。
有効な対策としては、つばの広い帽子と、UVカット機能付きの眼鏡またはサング
ラスの併用だ。日傘や帽子は直射をカットするが、散乱には効果が少ない。帽子の
方が目に近い分いいが、単独ではだめ。眼鏡やサングラスは、スポーツグラスのよ
うに顔にひったり合うものを。小さなファショングラスは、すきまから紫外線が入
り込む。色はやや薄いものがいい。濃いと、暗さで瞳孔が大きく開き、かえって紫
外線が入ってしまう。角膜全体をカバーするUVカットのコンタクトレンズも有効
だ。海や山に出かける時だけでなく、日常から心がけよう。

 体とこころの通信簿より---五十嵐道子
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第2次大戦後、再建を遂げた日本は15年でその発展モデルをアジア諸国に輸出した
アジアは貧困から抜け出した。アフリカはこの道をたどり始めているが、それには
励ましと手助けが必要だ。
貧困は解消できる。戦後の日本がその証明だ。競争ではなく、協力が21世紀の政治
的パラダイムであるべきだ。
強者は責任と費用を担うものだが、その負担は世界や貧しき人々、アフリカが得る
多大な利益に比べれば小さい。日本はアフリカにかってのように手を差し伸べなけ
ればならない。

 紙面より---ボブ・ゲルドフ氏
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近年乳がんになる女性が増えた。
食生活や生活習慣の欧米化により、エストロゲンという女性ホルモンの分泌
が増加したことが原因という説が有力です。
乳がんになる人は30代から40代にかけて急増し、最もなりやすいのは40代後
半の女性といわれています。壮年期の女性ががんで亡くなる場合、一番多い
のが乳がんです。「閉経後は大丈夫」「50歳すぎたら乳がんにならない」と
いう説はあてになりません。一方、まだ20代の若い女性も安心は出来ません
。各自が早期発見法を身につけるべきです。月に1回は自分で乳房に指をあ
てて、しこりがあるかないかを調べる自己チェックをぜひともやってほしい
のです。
鏡の前で裸になって立ち、左右の乳房の位置や形に違いはないかを見たあと、
指先でしこりの有無をチェックするのです。生理が始まって1週間後の頃が最
適です。
病院など専門機関での定期検診は20代から受けても早すぎることはありませ
ん。超音波検査(エコー)か乳房のレントゲン撮影(マンモグラフィー)の
いずれかをできれば年に1回、少なくとも2年に1回はぜひ受けることを勧め
ます。
今のところ、よい予防法はないので、早期に発見することが最善の方法なの
です。
指ではしこりがわからないごく初期のものでも、X線や超音波の検査で発見
されることがあります。こうした初期乳がんは、早く治療すれば90%以上の
人が治癒しています。
昔の治療法では、乳房全体を切り取り、傷が残ることが多かったのですが、
今では乳房を保存する技術も進んでいます。
乳がんは早期発見が何より大切だということから、「乳房健康研究会」が結
成され、乳がんのことを知ってもらう活動をしています。
http://www.breastcare.jpです。

 95歳・私の証あるがまゝ行く----日野原先生
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わが国企業の国際競争力の強化と海外市場の拡大。
わが国製造業の海外比重の高まりが、国民生活にもその影響が出ている。それはな
かなか上がらない賃金である。企業は国際競争力を強化するために、利益は内外で
の研究開発と設備投資に投下せざるを得ないのである。一方、企業の国際競争力強
化にも限界が見え始めている。それは世界市場を見据えた戦略や世界の人材、資本
を活用したグローバル戦略を展開できる人材の不足である。今後は海外の人材をい
かに活用するか、また、国際的に活躍できる自立的かつ創造的な人材をいかに育成
するかが鍵となる。
 
 経済気象台より-----創
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