2008年05月の記事


基礎年金の全額税方式にともなう試算。全員が得する方式はない。
税方式と保険方式のどちらをとっても、国民の負担は合計すれば同じで、全員が「
得をする」ことはない。企業負担が減る分は、家計の負担が増える。要は、負担の
内訳が変わるということで、どこにそれを求めるかが選択の基準になる。
税方式では、保険料が軽減され、消費税が増税になる。それが、家計に与える効果
をどう考えるかだ。
まず、年金をすでに受け取り、保険料を払っていない高齢者の負担は増加する。
一方、賃金比例で保険料を負担しているサラリーマン世帯は、所得階層によって影
響が異なる。収入のうち消費にあてる割合が大きい低中所得世帯は負担が大きくな
る。また、かりに税方式で消滅する企業負担部分が賃上げなどで戻ってくれば、高
所得のサラリーマンにはメリットがある。もしそれがなければサラリーマン全員「
増税」と同じ結果となる。

 慶応大教授--駒村康平
コメント (0)

外からも敬意を持って「魅力ある国だ」と素直に思われるような日本創りを志向
することは、目先の打開策を講ずる以上に重要な課題である
「魅力ある日本」を考えるとき、三つのポイントがあるように思う。
一つ目は、
長きにわたって日本人自身が培ってきた「日本の良さ」を再確認し、より
確かなものにすることである。世界に秀でた豊かな自然と調和した社会、
人々が法と制度を順守し秩序が維持された安定した社会、充実した社会保
障制度、不条理な格差の少ない社会などが挙げられよう。
二つ目は、
急激なグローバル化、情報化、市場化の波に適切に対応し、「安心、安全
、充実」した社会のシステムを構築していくことだ。急激な波は社会を合
理的で利便性の高いものに変えた。ITを使えばたいていの情報は即座に
入手でき、地道な苦労をすることなく欲しいものを手に入れるチャンスが
増大した。しかし、他方ではむきだしの成果主義、拝金主義、競争社会、
格差社会を生み出した。合理性や利便性を保ちつつ、1点目に挙げたよう
な社会をどう構築するか、これからの課題だと思う。
そのためにこそ、
三つ目に
「魅力ある日本人」をどう育て、日本に住む外国籍の人々とともに「魅力
ある地域社会」をどう創っていくのかという点が課題となる。
そこで最も大切にしたいのは「人間性」の育成だ。金があれば何でもでき
るといった風潮の「ホリエモン現象」、欲望むき出しの「メル友ネット」
の広がり、電車の優先席さえ老人に譲ろうとしない思いやりのなさ。
人間の「品格」が改めて問われる時代である。「国や郷土を愛する心」を
育てることはもちろん大切だが、それはまず「人を愛する心」があって初
めて成り立つ。そうした心を持っていれば、戦争被害の傷を今も感じてい
る相手国への「配慮」も自ずとなされていくだろう。

 早稲田大学教授・天児 慧
コメント (0)

民主党の案でも、プライマリーバランスを黒字化する目標年度を先送り。
見直しにあたって
①談合・天下りの根絶
②地方分権の推進
③国家公務員の総人件費削減
④特殊法人・独立行政法人の原則廃止
などによる歳出削減額と、黒字化に必要な期間を改めて算定。
公約実現に必要な政策経費は参院選で示した15.3兆円よりも大幅に増える見込みだ。
財源確保のめどは立つていない。歳出削減路線を緩めても、生活再建につながると
は考えにくい。国債残高は税収の約10年分に当たる約550兆円までふくらんでいるの
だ。今は低金利で借金の利払いも低く抑えられているが、それでも国の一般会計予
算の4分の1を借金返済が占める。今後金利が上昇すると利払いが膨らみ、行政サー
ビスに振り向ける予算の削減や増税を招く恐れもある。
民主党の今回の見直しは、政権獲得後に黒字化断念に追い込まれ批判を浴びないよ
うに逃げの口実を作っているのだ。

 紙面より
コメント (0)

たれか微生高を直なりと謂う。
だれか微生高のことを素直な人物だと言ったのか。

隣から借りてきて、とりつくろうとするのは不自然な行為だ。こういうことは人間
関係のうえでよくある。動機は善意であるにしても、無理や作為は長続きしない。
やはり、あるがままにふるまうのがよさそうである。

 論語一日一言より--村山孚
コメント (0)

世界インフレの懸念
世界の物価は、中国などの生産する低価格品の恩恵を受けて過去20年にわたり下
がり続けてきたが、石油や穀物といった原材料価格の高騰をきっかけに転換点を迎
えた。
消費者物価の上昇率は米国で年4%、欧州のユーロ圏でも年3%を超え、中央銀行
が望ましいとする水準を超えた。欧州中央銀行は「物価は昨秋から大幅に上がった
が、さらに上ぶれするリスクが高い」と、インフレへの警戒感を吐露した。
資源国や新興国では物価の上げ足がさらに速く、消費者物価の上昇率は中国で8%
台半ば、ロシアでは約14%「世界の中央銀行の最大の関心事は、サブプライム問
題よりもインフレ動向だ」と言われる。
ただ、金融引き締めには困難がつきまとう。原油収入の増加で経済が好調な中東諸
国は、自国通貨をドルに連動させているため単独では利上げが難しい。中国やブラ
ジルも利上げで米国との金利差が拡大すると、通貨高になって輸出が打撃を受ける
恐れがあるため、消極的だ。

 紙面より
コメント (0)

現実と幻想との境界で--千の風に、千の風になって
私のお墓の前で
 泣かないでください
 そこに私はいません
 眠ってなんかいません
 千の風に
 千の風になって
 あの大きな空を
 吹きわたっています

幼友だちの妻ががんで死去、その追悼文集に掲載された詩だったという。
元は英語の詩だった。アイルランド共和軍のテロで死んだ青年が遺書のよ
うに両親に託していたことをBBCが放送した。
9.11テロの翌年の追悼集会で、11歳の少女が朗読した。
映画監督H・ホークスの葬儀で俳優のJ・ウェインが朗読した。
だが、いつ、誰がつくった詩かがわからない。

これらの出来事の少し前、がんで闘病生活をしていた先輩記者を励ます会
を催した。そこでこんな話をした記憶がある。
「死んだらとりあえず、僕たちは煙や灰、骨になる。僕を形づくっていた
素粒子たちにとっても別離のときです。しかし、素粒子たちがいつか再会
を図ることがあっても、ふしぎではないでしょう。はるか遠い、永遠に近
い未来のことかもしれません。『僕』が再結集する日を夢想したりします

いま思えば、「煙になる」のは「風になる」のとほぼ同じことだろう。現
実と幻想とをつなぐのが「風」である。
そして死は現実と幻想との境界に起きる「何か」だ。

 コラムニスト・小池民男
コメント (0)

高齢者医療制度の見直しは財源が壁だ。
見直しが進む見直し案は、高齢者の負担を軽減すれば、その分新たな財源が必要で
、現役時代へのつけ回しとなりなねない。
サラリーマンに扶養されていた人が、保険料の減免を受けていることについて「家
計面では国民健康保険に加入している人より恵まれている、減免の必要があるのか
」という指摘もある。
単に高齢者の反発を和らげるための見直しは、ともすれば理屈のないばらまきにな
りなねない。現役を含めた支持を得るには、本当に配慮が必要な低所得者らに対象
を絞る必要がある。

 紙面より
コメント (0)

般若心経とは
般若とはすばらしい知恵のこと。そして波羅密多とは六波羅密多、すなわち
自分よりも他人の救いを先にする「大乗の菩薩」という考え方による実践の
徳目です。
人間は生前の行いによって、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天という6つ
の世界に生まれ変わります。人間よりも下に落ちるのを救うためには、布施
、持戒、忍辱(にんにく)、精進、禅定、智慧という6つの修行をして、成
仏しなければなりません。
布施とは、僧にお経をあげてもらったときや寄付をする際に差し上げるお金
などの財物のことです。布施はお金に限りません。相手の不安をなくす、や
さしいまなざしや言葉などもあります。
持戒とは、戒を持つこと。これを十戒といい、具体的には十戒善を差します。
不殺生、不偸盗、不邪淫、不妄語、不綺語、不悪口、不両舌、不慳貪、不瞋
恚、不邪見。
忍辱とは、辛抱すること。
精進とは、一生懸命努力すること。
禅定とは、坐禅を組んでこころを落ち着けることです。
6つの修行をすると、智慧が出てきます。これが"般若"です。
仏様の場合、「智慧」と書きます。"知"の下の"日"は、宇宙の真理を指しま
す。
この6つのことを修行することを「六波羅密多行」といいます。こうするこ
とで自身が成仏する助けになります。
お仏壇に水、塗香(ずこう)=塗香(ずこう)は非常に細かい粒子のお香で、
塗香入(ずこうい)れに入れて用います。小麦粉にも似た触感があり、少量を
手に塗り、その香りを吸い、仏前で自らの心身を清めるために使用します。
花、線香、飯、ローソクの6品をお供えするのは、六波羅密多行を知らずに
亡くなったご先祖様に、6つの修行をすることで成仏できることを知らせる
ためです。
水は布施(感謝する気持ち)、塗香は持戒(よいことに励む)、花は忍辱
(怒りやすいこころを鎮める)、線香は精進(怠けごころをなくす)、飯は
禅定(こころを落ち着かせる)、ローソクは智慧(人間の悩めるこころを智
慧の光で明るくする)を表しています。これら6つをお供えすることを六種
供養といいます。お仏壇にお供えをして、お仏前でお経を唱えます。こうす
るこによってご先祖様が成仏できるのです。
コメント (0)

社会保障費年2200億円抑制いつまで続くのか
介護や医療、福祉の現場が毎年一律の社会保障費抑制できしんでいる。このまま圧
縮を続けるのか、負担増にかじを切るのか、それとも抜本的な制度の見直しを打ち
出すのか。問われているのは、社会保障の「給付と負担」のあり方だ。
財政再建を進めるため、07年度からの5年間で国の社会保障費の伸びを1.1兆円縮小
することは財政運営の基本方針である「骨太の方針06」に盛り込まれ、閣議決定さ
れている。これまで政府は雇用保険の国庫負担削減や薬価引き下げなどで、なんと
か毎年2200億円規模を削ってきた。ここに来て政府・与党内からも社会保障の抑制
路線に対し方向転換を迫る声が勢いを増している。日本の医療は医療者の自己犠牲
で成り立っている。
たとえ当面の伸びの抑制に成功したとしても、厚労省の試算では、高齢化に伴い医
療給付は年平均2.9%、介護給付は5.1%ずつ伸びてゆく。社会保障給付全体では、
25年度に06年度の1.6倍に膨らむ。
「給付の抑制」にも限界がある。とすれば、次の焦点は「負担増」が可能なのかど
うかだ。今後、給付をまかなうための消費税を増税する検討が必要ではないか。
野党の民主党は保険制度の一元化を主張しているが、年金でできないのに、保険制
度はできる保証は無い。どうやって自営業者らの所得をつかむのかという大問題が
あるのである。それを言わないで国民受けするところだけ声を大にして叫ぶのは卑
怯だ。増税も含めた高福祉・高負担か、低福祉・低負担か、国のあり方を決めるべ
きである。

 紙面より
コメント (0)

老いを遅らせるには--心がけが大切
「アンチエイジング」という言葉が注目を集めている。アンチエイジングと
は、できる限り老いを遅らせて若さを保とうという試みだ。
若さ、アンチエイジングというと、スキンケアやサプリメントなどを思い浮
かべる人は多いが、一番大切なのは「気持ち」だ。やりたいことをやること
。無理をし過ぎないことを心掛けると良い。自分を責めないで、いい加減に
、気ままに生活することがお薦めだという。
また、適度な緊張感、ストレスも刺激につながる。ある程度の年齢を過ぎた
ら仕事をしないで家の中で閉じこもっている人は少なくない。だが、ボラン
ティアでも良いので「誰かの役に立っている」という実感を感じられること
を意識的に行うことが大切だ。
そして「きれいになりたい」と願い、行動を起こすことは、世界を広げ自分
を内面からも輝かせる。
たばこと紫外線はなるべく避けよう。特にたばこは肌に悪く、体の循環に悪
影響を与える。
アンチエイジング5カ条
◆いくつになっても男と女
  「美しさ」に磨きをかけよう
◆肌の若返りは心の若返り
   メークアップは外見、心も若返らせる
◆バランスの良い食事と適度な運動
   アンチエイジングの効果は食事と運動が9割
◆よく笑い、よく話し、よくかむ
   笑いは免疫力を高め、かむことは脳の活性化になる
◆長生きこそ最大の誇り
   いくつになっても積極的に社会貢献を
 
 北里大名誉教授・塩谷信幸
コメント (0)

後期高齢者医療制度の本来の目的とは、増大する医療費を抑制し、またその一方で、医療費のための保険料収入を増やすことだ。
その目的のためには、無駄な医療や投薬を、患者や現場の医師が自発的に抑制した
くなるようなインセンティブを制度に埋め込むことだ。
また、高齢者医療の財源が増えるのであれば、その負担が一部の世代にかたよらな
いように全世代で満遍なく負担することが社会厚生を高める上で望ましい。
医療費の無駄を少なくするための最も簡単で効果的な方法は、患者の自己負担を増
やすことだ。自分が医者に行けば、その分だけ損をするという制度なら、無駄な医
療を受ける高齢者は減り、医療費の総額も抑制される。
保険料天引きなどで、高齢者に集団として医療費の負担を感じてもらえば、無駄な
医療費を使わないようになるだろう、という考えは間違っている。
高齢者が、集団としてではなく自分個人の医療費を負担するなら、損をしないため
に、無駄な医療を受けないように行動する。体調維持にもっとお金を使うかもしれ
ない。その結果、国全体の医療費も抑制されることになる。
保険の理論からも、全世代で高齢者医療を広く負担することが社会厚生を高めるこ
とは明らかである。
増え続ける医療費の財源は、消費税や所得税の増税などで、国民全体から徴収する
のが望ましいだろう。
医療制度の個別の改正ではどうにもならない時期に来ているのではないか。

 けいざいノートより---小林慶一郎
コメント (0)

怨みを匿してその人を友とするは、左丘明これを恥ず。丘もまたこれを恥ず。
本心は憎んでいるのに、そしらぬ顔で友だちづきあいをする。こういう態度を左丘
明は恥ずべきこととした。わたしも同感である。

現実の人間関係では、うわべと本心の違うことがよくあるものだ。本心をそのまま
表情に出していたら、社会生活は成り立たない。うわべをとりつくろうことを慣れ
すぎると、心が麻痺してしまう。現代生活では難しい問題だ。社会生活が複雑にな
ればなるほど、心の素直さ、率直さを失わないように努力することが必要だ。

 論語一日一言より--村山孚
コメント (0)

スタグフレーション再考
景気と物価はトレードオフ関係のはずなのに、景気後退と、物価上昇の同時進行は
、経済学的常識に矛盾しているといわれた。景気が減速しそうなのに原油や穀物価
格が高騰を続けている今日、この現象への危惧が増大している。これにとらわれる
と、財政・金融政策が有効でなくなるからだ。
これは実体の構造を考えれば矛盾でも何でもない。時間軸で因果関係をどう見るか
ということだろう。原油が値上がりしたからといつて、必需的であるのですぐに需
要が減るものではないし、埋蔵量の制約の下で短期的に供給拡大する動機は生産者
にはない。そうなると、これらの価格は下方硬直・上方弾力的となる。景気後退の
初期の原因が何であれ、ある時点からはこの基礎的資源の価格上昇が景気後退の原
因、あるいは景気の足かせになるということだ。
これを避けるための対策は、基礎的資源の価格上昇を抑えるということしかない。
価格統制のことを言っているわけではない。将来、価格上昇は継続しないというメ
ッセージを為政者が明確に示すことである。
これまでこのメッセージは決して強くはなかった。原油価格の高騰を利益と考える
人々がアメリカを支配しているからだ。
そうなると、サミットの歴史的役割はきわめて大きい。

 経済気象台より---龍
コメント (0)

近年乳がんになる女性が増えた。
食生活や生活習慣の欧米化により、エストロゲンという女性ホルモンの分泌
が増加したことが原因という説が有力です。
乳がんになる人は30代から40代にかけて急増し、最もなりやすいのは40代後
半の女性といわれています。壮年期の女性ががんで亡くなる場合、一番多い
のが乳がんです。「閉経後は大丈夫」「50歳すぎたら乳がんにならない」と
いう説はあてになりません。一方、まだ20代の若い女性も安心は出来ません
。各自が早期発見法を身につけるべきです。月に1回は自分で乳房に指をあ
てて、しこりがあるかないかを調べる自己チェックをぜひともやってほしい
のです。
鏡の前で裸になって立ち、左右の乳房の位置や形に違いはないかを見たあと、
指先でしこりの有無をチェックするのです。生理が始まって1週間後の頃が最
適です。
病院など専門機関での定期検診は20代から受けても早すぎることはありませ
ん。超音波検査(エコー)か乳房のレントゲン撮影(マンモグラフィー)の
いずれかをできれば年に1回、少なくとも2年に1回はぜひ受けることを勧め
ます。
今のところ、よい予防法はないので、早期に発見することが最善の方法なの
です。
指ではしこりがわからないごく初期のものでも、X線や超音波の検査で発見
されることがあります。こうした初期乳がんは、早く治療すれば90%以上の
人が治癒しています。
昔の治療法では、乳房全体を切り取り、傷が残ることが多かったのですが、
今では乳房を保存する技術も進んでいます。
乳がんは早期発見が何より大切だということから、「乳房健康研究会」が結
成され、乳がんのことを知ってもらう活動をしています。
http://www.breastcare.jpです。
コメント (0)

日本モデルは成功のモデルだったが?
時代はかわりバブル崩壊後、いつまでたっても往時の面影を見せない日本経済は、
世界からいまや無視されるか見放されている。
先日もある国際会議での報告を聞いていたとき、国際比較の図から日本のデーター
が抜け落ちているのを見て愕然とした。今日、世界の関心は中国に向いていること
は間違いない。2月末に出た「エコノミスト」誌で、"Japain"と揶揄されたが、バブ
ル崩壊以降の低迷ぶりから学べるものは何かということである。日本モデルはいま
や「失敗のモデル」になってしまったのだ。この苦境から抜け出すのは、容易では
あるまい。

 経済気象台より---安曇野
コメント (0)

子どもにとって本当に大切なことは、人として抱きしめられる心地よさだ
こどもにとって本当に大切なことは、十分に愛される経験です。愛された経
験があれば、外でつらい思いをしても、耐えていける力となります。あるい
は相手につらい思いをさせるような、ひどいこともしないものです。かけが
えのない自分であることをしっかりと実感して育った子は、他の人のことも
尊重できる心を育んでいきます。
こともを愛するためには、お母さんにだけ努力を求めるのは酷だと思います
。例えば子どもを抱けないお母さんは、夫から抱かれていない場合が多いの
です。夫から心も体も優しく抱きとめてもらえない、話も聞いてもらえずに
苦しんでいる母親が少なくありません。夫婦関係もある種バーチャルになっ
てきているのでしょうか。素直に触れ合うことを避けている。子育て中の母
親は家の中へ閉じこめられて、夫との会話もままならない。自分が自分であ
ることを証明するのは、この子が立派に育ってくれることだけと思いつめ、
育児書と首っ引きになるような育児をしていたら、やはり楽しくなくなって
しまうのも、無理がないように思います。
お母さんの中には、子どもを抱くことは、甘えさせて、自立をさせなくする
と思っている人もいます。また、子どもは抱いてもらえないことについて「
私はもう大きいから」と我慢してしまいます。やっぱり、気持ちでなく頭で
考えてしまうんです。もっと自然になって----と思います。

 同朋新聞より
コメント (0)

統一せず、独立せず、武力を用いず。台湾の基本路線は現状維持
馬政権は、この「三つのノー」は、中台関係の基本路線。政治的な問題は前面に掲
げず、対中投資の規制緩和など経済の面で結びつきを強めていこうという政策だ。
一方で、米国との緊密な関係を強化していくとし、国防力整備の必要も指摘した。
交流は広げるが、中国による武力統一への警戒は緩めないということだ。
台湾海峡が安定することは、日米や周辺国にとってプラスだ。今後の中台対話を通
じて、軍事的な緊張緩和にも一歩を踏み出してもらいたい。
外交面でも、安定した中台関係に向けて工夫の余地がある。
中台の結びつきが強まれば、投資や物流などこの地域の経済にも大きな変化をもた
らすかもしれない。日本企業も目を離せまい。
日本も、中台関係の安定を支えていけるような外交を強めたい。

 社説より
コメント (0)

早食い、細身でも生活習慣病に
食べる量が同じでも、早食いはそれだけで肥満を招きやすい。では、早食いだけど
、太っていない人なら大丈夫なのか。そう単純なものではない。早食いの人ほど、
糖を細胞に取り込むホルモンのインスリンと、空腹時血糖の値がいずれも高い傾向
だった。インスリンには血糖値を下げる働きがある。両方の値が同時に高いなら、
体の糖をうまく使っていない可能性がある。この状態は、「インスリン抵抗性」と
呼ばれる。
この状態が続くと、糖尿病だけでなく、高血圧や脂質異常のリスクが高まる。肥満
がもとで生じやすいのだが、早食いの男性は、体格とは無関係にこの状態になりや
すかった。
太っていなくても、早食いをすると、インスリン抵抗性を通して生活習慣病を招き
やすくなる。

 食の健康学より
コメント (0)

経済成長の「2千ドルの壁と1万ドルの罠」
一人当たりのGNPが2千ドルに達しないと民主主義が定着せず、それを超えると
民主化が進む、70年代の日本やスペイン、80年代の東欧革命、南米や韓国の民
主化加速がそうだった。経済成長で中流層が分厚くなり、所得や教育水準の高まり
が背景にあった。民主主義は経済成長で得られる大きな「果実」というわけだ。
一方で、同1万ドルを超えると、成長すればより幸福度が強まる関係が逆転し始め
るという。
活況の世界経済の中で停滞する日本。どう経済構造を変えればいいのか。福田首相
の支持で進む約20年ぶりという「平成版前川リポート」作りにこの仮説を思い出
した。
成長の果実が実感できた「2千ドル」の時代、成長の飽食感とともに方向を見失っ
た「1万ドル」の時代。今は成長から取り残される「不安」の一方で、「格差社会
」を生んだことによる成長への「懐疑」が強まる。「かつての大疑」が強まる。非
正規雇用の急増に象徴されるように国民各層、地域の間でもグローバル競争による
21世紀型二重構造が生まれた。多くの人は賃金が上がらず、不安から消費を控え閉
塞感が漂う社会になった。
成長を求めるほど、格差が拡大しかねないジレンマだ。
競争に勝ち残る国になるのか、格差のない穏やかな社会を求めるのか。金融やIT
などの成長分野に産業構造を移し日本を追い抜いた国の中にも、自由化で外資や人
材を取り込んだ国もあれば、教育や格差を大きくしない政策に力を入れた国など様
々だ。日本は「3万㌦の岐路」をどう抜けるのか。経済成長でどんな果実、社会を目
指すのかという「成長の意味」を掘り下げないことには前に進めない。

 補助線より---西井泰之
コメント (0)

伯夷・叔斉は旧悪を念わず。怨みここをもって希なり。
伯夷と叔斉は人の不正を見逃すことのできない非妥協的な性格だが、過去の過ちは
気にかけなかった。人の恨みをあまり受けなかったのは、このためである。

人の過去をいつまでも追及したり、根に持ったりすることをたしなめたのである。

 論語一日一言より--村山孚
コメント (0)

基礎年金の全額税方式にともなう試算。全員が得する方式はない。
税方式と保険方式のどちらをとっても、国民の負担は合計すれば同じで、全員が「
得をする」ことはない。企業負担が減る分は、家計の負担が増える。要は、負担の
内訳が変わるということで、どこにそれを求めるかが選択の基準になる。
税方式では、保険料が軽減され、消費税が増税になる。それが、家計に与える効果
をどう考えるかだ。
まず、年金をすでに受け取り、保険料を払っていない高齢者の負担は増加する。
一方、賃金比例で保険料を負担しているサラリーマン世帯は、所得階層によって影
響が異なる。収入のうち消費にあてる割合が大きい低中所得世帯は負担が大きくな
る。また、かりに税方式で消滅する企業負担部分が賃上げなどで戻ってくれば、高
所得のサラリーマンにはメリットがある。もしそれがなければサラリーマン全員「
増税」と同じ結果となる。

 慶応大教授--駒村康平

民主党もここまで説明すべきだ。税負担でいかにも負担が軽くなるような宣伝は困
る。こんみんもここまで、考え判断すべきだ。
コメント (0)

帰らんか、帰らんか
帰ろう、さあ帰ろう。

故郷を想う気持ちがにじみでており、また独特な調子をもっている。

 論語一日一言より--村山孚
コメント (0)

仕組みの経済学
我が国は拡大する税収で、国土改変に財政資金をバラマキながらも、福祉国家の体
裁は保ってきたが、その果てに世界有数の借金国家となった。不祥事著しい行政組
織の退廃や「後期高齢者医療制度」のように仕組みづくり能力の欠陥も顕著となっ
ている。
美食大国フランスを上回るスター料理店のあふれる飽食の国で、餓死者が生まれ、
妊婦受け入れ拒否の病院が増大し、介護疲れの果てに老々殺人が繰り返されるなど
、福祉劣化が著しい国に成り果ててしまった。この国をさまよえる福祉国家にした
直接の責任は政・官にあるが、最終的な責任は、強欲で無責任な行政機構の中間搾
取を許してきた国民が負うしかない。

 経済気象台より--四知
コメント (0)

般若心経とは
般若とはすばらしい知恵のこと。そして波羅密多とは六波羅密多、すなわち
自分よりも他人の救いを先にする「大乗の菩薩」という考え方による実践の
徳目です。
人間は生前の行いによって、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天という6つ
の世界に生まれ変わります。人間よりも下に落ちるのを救うためには、布施
、持戒、忍辱(にんにく)、精進、禅定、智慧という6つの修行をして、成
仏しなければなりません。
布施とは、僧にお経をあげてもらったときや寄付をする際に差し上げるお金
などの財物のことです。布施はお金に限りません。相手の不安をなくす、や
さしいまなざしや言葉などもあります。
持戒とは、戒を持つこと。これを十戒といい、具体的には十戒善を差します。
不殺生、不偸盗、不邪淫、不妄語、不綺語、不悪口、不両舌、不慳貪、不瞋
恚、不邪見。
忍辱とは、辛抱すること。
精進とは、一生懸命努力すること。
禅定とは、坐禅を組んでこころを落ち着けることです。
6つの修行をすると、智慧が出てきます。これが"般若"です。
仏様の場合、「智慧」と書きます。"知"の下の"日"は、宇宙の真理を指しま
す。
この6つのことを修行することを「六波羅密多行」といいます。こうするこ
とで自身が成仏する助けになります。
お仏壇に水、塗香(ずこう)=塗香(ずこう)は非常に細かい粒子のお香で、
塗香入(ずこうい)れに入れて用います。小麦粉にも似た触感があり、少量を
手に塗り、その香りを吸い、仏前で自らの心身を清めるために使用します。
花、線香、飯、ローソクの6品をお供えするのは、六波羅密多行を知らずに
亡くなったご先祖様に、6つの修行をすることで成仏できることを知らせる
ためです。
水は布施(感謝する気持ち)、塗香は持戒(よいことに励む)、花は忍辱
(怒りやすいこころを鎮める)、線香は精進(怠けごころをなくす)、飯は
禅定(こころを落ち着かせる)、ローソクは智慧(人間の悩めるこころを智
慧の光で明るくする)を表しています。これら6つをお供えすることを六種
供養といいます。お仏壇にお供えをして、お仏前でお経を唱えます。こうす
るこによってご先祖様が成仏できるのです。
コメント (0)

収益構造を見直す好機だ。
大半の日本企業は、米国の住宅バブルに引っ張られた世界的な好況のなか、受け身
で業績を伸ばしてきた。6期連続の増収増益は、自力で切り開いたものとは言いが
たい。
逆風が吹き始めた今こそ、企業の実力が問われる。収益構造を中長期的に見直して
いくべき部分はまだまだあるはずだ。人件費などのコスト切り詰めで利益を出して
いるだけでは、次の発展への素地はつくれない。
北米に依存しすぎている企業は、新興経済圏へシフトするなど、戦略の転換が必要
になるだろう。研究開発や設備投資への資源配分は怠れない。
独自性のある商品やサービスが決め手になる時代なので、とくに人材育成など「人
への投資」が、これまで以上に大切になってくる。
経済環境が変化する時は、いままでの経営の課題を洗い直す好機だ。足元を見つめ
、中長期的な成長戦略を練り直す。聖域なき発想転換こそが、企業に求められてい
る。

 社説より
コメント (0)

三たび思いて而る後に行なう
三度考えてみる。その上で初めて失効する。

孔子はこの話を聞いて、「再びせば可なり」二度考えれば十分だろう。
孔子は慎重な人であったが、慎重すぎることの弊害を知っていた。考えすぎると実
行できなくなってしまう。「下手な考え、休むに似たり」という日本のことわざも
ある。

 論語一日一言より--村山孚
コメント (0)

ドル相場の行方は
信用収縮危機処理には効果的でも米金利の低下は、ドル安の流れを加速する。ドル
安は高騰している原油や輸入品価格をさらに押し上げ、インフレ圧力となって米経
済を直撃する。
さらに、ドル安は輸出国にデフレ効果をもたらすだけではない。日、中、原油国な
どに蓄積された膨大な公的資産や世界にだぶつくドル建て投資資産は目減りする。
早めにドルを使い穀物や原油などの投機に走れば、世界の商品相場を一段と押し上
げ、インフレを世界に蔓延させる。ドルからユーロへの乗り換えも進み、国際通貨
としてのドルの信認を揺るがす。
「逃げくる者道を選ばす」のような、世界的なドル離れに歯止めをかける方策を早
急に立てるのがサミットを控えた主要国の急務だ。

 経済気象台より---昴
コメント (0)

三たび仕えて令尹となるも喜色なく、三たびこれを已めらるとも慍色なし。
三度、宰相に任ぜられても得意な顔はせず、三度、失脚してもいやな顔はしない。

ちょつと調子がいいと有頂天になり、逆に少しでも落ち目になるとガッカリする、
こういう態度では身も心ももたないばかりか、人々の侮蔑を招くのである。感情を
内に秘めるのは、長いあいだ漢字圏のモラルであった。西欧化が進むとともに、感
情をはっきり出す気風も生じつつあるが、その可否はどうあれ、状況に流されない
平常心の必要なことに変わりはない。


 論語一日一言より--村山孚
コメント (0)

農業改革のあり方
世界的な食糧価格の高騰は新興国の需要急増している新興国が自国分の確保のため
に相次いで輸出を規制。地球温暖化対策でトウモロコシなどのバイオ燃料への転用
も進み、食糧価格の高騰は構造的との見方が強まっている。日本の「輸入頼み」の
危うさは高まる一方だ。国内農業の担い手の減少を食い止め、生産性を向上させて
「自給力」を高めることが急務との考えから、規制緩和による農地の大規模化や企
業経営の導入などが必要。
日本の農業の最大の問題は小規模な家族経営が多く、生産性が低いことだ。一戸あ
たりの経営耕地面積は英国の約30分の1、米国の100分の1.戦後の農地改革で
600万戸の小規模農家に農地がわけられた名残りだ。土地の値上がり期待から農業を
やめても農家も土地を手放さず、集約化も進まない。一方で後継者難のため、耕作
放棄地は85年の13.5万㌶から05年には埼玉県の面積に匹敵する38.6万㌶に増えてい
る。
 紙面より
コメント (0)

食糧輸出規制に歯止めはいるのか
輸出規制には、穀物を輸出に取られ国民生活に大きな支障が出ているという自己防
衛の側面がある。自由貿易を維持し発展させていくため、輸出規制に一定の歯止め
を設けることが必要だろう。
食糧は国民生活に不可欠だ。輸入せざるを得ない国にとっては、輸出する側の都合
で食糧が入ってこなくなる恐れがあるのでは、外国産に頼れなくなる。「世界最大
の食糧輸入国」日本にとっては、とくにそうだ。
多角的貿易交渉では輸入規制の廃止が優先課題となってきた。輸出規制にはそれほ
ど関心が払われてこなかった。
いまの相場高騰は、供給不足への時代の転換を先取りしているかもしれない。世界
の人口が増え続け、発展する中国とインドでは飼料需要が急増中、加えて、バイオ
燃料が大量の穀物をのみ込む勢いだ。
だとすれば、日本でも農業の生産力を高めなければならない。コメの生産抑制をや
めるような抜本策を考え始める時期だ。輸出規制に歯止めをかけつつ、国内の農業
を鍛える。この両方に力を入れていくべきだ。

 社説より
コメント (0)

晏平仲よく人と交わる。久しくして、しかもこれを敬せり。
晏平仲は人間関係の達人であった。かれはどんなに長いつきあいで親しくなっても
、相手にたいする敬意は失わなかった。

このことばは人間関係のかんどころを衝いている。
長いつきあいで親しくなると、人はついつい狎れを生じ、その結果、仲がまずくな
るようなことがよくあるものだ。親しければ親しいほど、接触事故を起こさない注
意がいるのである。

 論語一日一言より--村山孚
コメント (0)

自民回生への最後の猶予
未来をどうするか、国のビジョンが示せていない。抜本的な税制改革もさけてきた。
おカネの入りをたださぬままプライマリー・バランスだけにとらわれ、社会保障を
切った結果、ゆがみと格差が広がった。
自民党の政治はプラスにならないと国民に受け止められている、と民意に背かれ始
めた。かっての自民党には、民意に沿って政策を修正しトップを代える柔軟性があ
った。だが民意の視線の厳しさはその先をゆく。
小泉政権は業界団体はじめ自民党の支持基盤をぶっ壊したが、それに代わる新たな
基盤づくりを怠ってきた。古い客を自ら捨て、新たな客の開拓も進まないのが今の
自民党だ。
小泉政権の負の遺産の説明とおわびに終始する政治から、新しいビジョンを示す前
向きな政治に局面転換すべきだ。大連立構想から全面対決まで振幅の激しい屈曲を
経てきた日本政治だが、この凪は---福田政権ではなく---自民党にとってラストチ
ャンスである。

 政態拝見より----曾我 豪
コメント (0)

下問を恥じず。
臣下に教わることを恥としない。

「下問」はきわめて高度な管理技法なのだ。知らないことは、相手がだれであろう
と、どしどし聞くほうがよい。聞き方によっては、聞かれた部下は、長の素直な人
柄に好感と親しみをもつ。また、自分の知識が役立ったことに喜びを感じ、やる気
をおこすであろう。「下問」は一挙両得どころか、三得にも四得にもなるのである
。知っていることでも知らないふりをして聞いたほうがいい。

 論語一日一言より--村山孚
コメント (0)

国内生産の基盤を守れ
食料は「戦略物質」というのが世界の常識だ。自国の食糧確保を優先しコメや小麦
の輸出を規制する国が出てきており、日本のように経済力があればいつでも好きな
だけ買えると考えるのは楽観的すぎる。
穀物高騰でパン、めんなどは国内でも小売価格が上がったが、精肉や卵、牛乳など
生鮮食料はコスト上昇ほどには値上がりしてしていない。
値上がりが小幅なのはありがたいようだが、実は飼料や燃料費などの高騰をかぶっ
て国内農家が深刻な危機に直面している。このままでは穀物市況が落ち着く前に酪
農、畜産、野菜などの農家で廃業が増え、生産基盤が崩壊しかねない。バター不足
の次は牛乳も足りなくなる、といった具合だ。一度崩壊すると生産力の回復には大
変な時間と労力がかかる。
国内生産者が疲弊すれば、いずれ消費者も困る。消費者は価格転嫁が避けられない
ことを理解する必要がある。
国内生産が確保できるように買い支える利点が消費者に還元されるような、生産者
と消費者の提供システムを広げることも大切だ。

 東京大・鈴木宣弘
コメント (0)

子どもにとって本当に大切なことは、人として抱きしめられる心地よさだ
こどもにとって本当に大切なことは、十分に愛される経験です。愛された経
験があれば、外でつらい思いをしても、耐えていける力となります。あるい
は相手につらい思いをさせるような、ひどいこともしないものです。かけが
えのない自分であることをしっかりと実感して育った子は、他の人のことも
尊重できる心を育んでいきます。
こともを愛するためには、お母さんにだけ努力を求めるのは酷だと思います
。例えば子どもを抱けないお母さんは、夫から抱かれていない場合が多いの
です。夫から心も体も優しく抱きとめてもらえない、話も聞いてもらえずに
苦しんでいる母親が少なくありません。夫婦関係もある種バーチャルになっ
てきているのでしょうか。素直に触れ合うことを避けている。子育て中の母
親は家の中へ閉じこめられて、夫との会話もままならない。自分が自分であ
ることを証明するのは、この子が立派に育ってくれることだけと思いつめ、
育児書と首っ引きになるような育児をしていたら、やはり楽しくなくなって
しまうのも、無理がないように思います。
お母さんの中には、子どもを抱くことは、甘えさせて、自立をさせなくする
と思っている人もいます。また、子どもは抱いてもらえないことについて「
私はもう大きいから」と我慢してしまいます。やっぱり、気持ちでなく頭で
考えてしまうんです。もっと自然になって----と思います。

 同朋新聞より
コメント (0)

労働市場を巡る定説は、その正しさが疑われている
日本経済が「失われた10年」で呻吟していた時、終身雇用や年功賃金により硬直化
していた労働市場を流動化、柔軟化することが、生産性や競争力を強化するために
不可欠だとする議論が広がった。実際、日本企業は規制緩和の後押しを受けて、成
果主義の導入や賃金の抑制、正社員の削減、パート・派遣社員の拡大などによって
、収益力を高めた。低賃金新興国が台頭する中で、雇用の効率化=労働分配率の引
き下げがなければ、厳しいグローバル競争に勝ち抜けないという恐怖感があったの
だろう。しかし中長期的視点でみると、それこそが経済の持続的成長力をそいでき
たのではないか。
労働市場は、高賃金・正規労働者と低賃金・非正規労働者に階層化され、所得格差
が拡大した。全体として賃金の伸びは抑制され、雇用確保への不安も高まった。名
ばかり管理職など、労働市場の公正さをゆがめ、労働意欲をそぐ行為も出てきた。
スペインやイタリアなど、規制緩和によって柔軟度を高めた国で、生産性の低下が
観察される。その背景には短期雇用者のスキルアップが進まないといった事情があ
るようだ。経済成長の最大の原動力は、ヒトである。にもかかわらず、ヒトを資源
ではなくコストとして扱ってきたことのツケが、今になって回ってきたということ
だ。

 経済気象台より---山人
コメント (0)

朽木は雕るべからず糞土の牆は?るべからず。
腐った木には彫刻できない。腐った土の壁は上塗りしても仕方がない。

救いようのない、下劣さをたとえた痛烈なことばである。

 論語一日一言より--村山孚
コメント (0)

洞爺湖サミットを読み解く
地球環境を守るにも、市場任せでは無理だ。温暖化という「市場の失敗」に、政策
だ対応しなければならないことは有名なスターン報告でも明らかだ。さまざまな危
機を克服するために、知恵を絞ることが求められている。
こうした歴史的局面で開くサミットについて、「食糧以外の生物資源からバイオ燃
料をつくる技術を世界に広めるなど、気候変動対策と同時に食糧危機対策につなが
る大規模プロジェクトを推進すべきだ。
世界不況に立ち向かう手段として政府や国際機関の役割を強調したケインズなら、
今の危機を前に何を説くだろう。燃料電池や、太陽光・風力発電など新エネルギー
開発と食糧増産を大胆に進めよ。環境と経済の複合危機から人々を救うサミットで
なければ意味がない---。そんなことを言うのではないか。

 補助線より---小此木 潔
コメント (0)

言葉は正直である。「静かなる革命」はどこへ。
福田首相の、惨敗に終わった衆院補選の応援演説も、今から振り返ると味わい深い。
「わたしのやっていることはね、あんまり派手に外から見えない。だけどとっても
大事なこと。内側のことをしっかり組み立てていくのが、私の政治でございます」
「私は皆さんの安心・安全を中心に考えていきたい----いま静かに革命は進行して
いるんだと思っていてください」
そこからは小泉純一郎、安倍晋三両氏と明らかに違う権力者像が浮かぶ。以前、両
氏の選挙演説での話法を比べこう書いた。
「自民党がやれないことをやるのがコイズミだ」と三人称単数形を多用した小泉氏
には、改革者を演出する劇場型政治の主役たる思いがあった。他方、「私たち自民
党に大いなる力をお与えいただきますよう」と複数形一人称だった安倍氏は、社会
保険庁など問題ある組織や政治家を冷徹に切って捨てられず、古い自民党の幻影を
呼び起こしてしまうのだ、と。
一人称単数形の福田氏はそのどちらでもない。「静かなる革命」という言葉が何よ
り象徴的だ。小泉氏であれば「革命」であっても「静か」では決してなく、抵抗勢
力との戦いが外から派手に見えなければ意味がなかった。その小泉政治に対して「
私は漢方薬」と言った安倍氏は「静か」は許容できても「革命」という言葉には眉
をひそめたのではなかったのか。
「私」の「静かなる革命」は福田政治の神髄である。自民党の大勢に敵対せずおも
ねらず、情報を自らに集め虎視眈々と打って出る日を待つ。8派連合集結の流れをみ
て自民党総裁選に出たのもそうだし、小沢民主党代表との大連立構想に踏み込んだ
のも、道路特定財源問題で来年度からの一般財源化に踏み込んだのも同じスタイル
である。あるいはこれは想像だが、政権の最大成果になりうる対北朝鮮外交でも来
る日に向け静かに準備しているのかもしれない。
だが、その一人称単数形には含羞とともに、どこか評論家的な、冷たい印象がつき
まとう。格差感や不安感が社会に蔓延し、後期高齢者医療制度でお年寄りの自民党
離れが表面化した補選でそれは致命的だったろう。

 読み解くより---曾我豪
コメント (0)

天空に描く平和の円
私にはまだまだやりたいことがたくさんあります。今の私にとっての「人生
百年の計」とは、私が抱いているビジョンを、次の時代、または次の次の世
代、つまり孫やひ孫たちにバトンタッチしていくことです。
保田氏は、戦争の惨めさ、誤った戦争から学んだ教訓を、戦争を知らない次
世代の子どもたちに伝えたいと思っています。今日の大人が作り上げられな
かった平和を、何とか次世代が実現できることを願っています。現在10歳の
子どもが60歳になった頃、世界に平和がもたらされるよう、今のうちに戦争
を知る私たちのビジョンを伝えなければならないのです。
私の父の好きだった英国のビクトリア朝のロバート・ブラウニングの作品に
次のような詩句があります。
 「地上ではかけた弧、
      天上では全き円」
私の今のビジョンは「天空に描く大きな平和の円」です。平和の実現は非常
に時間がかかる壮大な目標です。私の存命中には難しいのです。しかし、そ
の円の中の一つの弧でも実現させるために、私は今後も勇気ある行動を起こ
していきたいと思っています。
私のビジョンを果たすために、まずは100歳のバーを越えたい、というのが
95歳の今の私の希望です。

 95歳・私の証 あるがまま行く---日野原先生
コメント (0)

食料が手に入らなくなる「食断」の懸念が広がる。
日本でも既に小麦や大豆の高騰を受けて、外食レストランも含め、食品全般に値上
げの波が押し寄せている。値上がりしても手に入るうちはよいが、バターなど乳製
品の一部には市場から姿を消したものもある。世界的な食料不足を見込んで、海外
では住宅が値下がりするそばで農地の買いあさりも報じられるようになった。
日本では幸いコメの生産に余裕があり、遊休農地も少なくない。米作農家の所得や
資産の増加期待がもたれる。それでも必要なカロリー量の4割しか自給できていな
い日本で食料輸入が途絶えると、致命的な打撃となる。その時になって慌てても、
食料供給がたちどころに増えるわけではない。
地方を中心に景気の先行き不安が広がる中でも、政府は無策を決め込む。今こそ景
気対策、食料安全保障の観点から、ハイテクを生かした農業生産の高度化、自給率
上昇をいそぐべきではないか。


 経済気象台より--千
民主党も、世間受けする問題ばかり取り上げずに、地道なこんな努力も大切だ。
コメント (0)

一を聞きてもって十を知る。
一を聞いて十を知る。

現在の「一を聞いて十を知る」は頭の回転が速いことを言うが、『論語』のこれは
、積極的に学ぶ熱意をこめた聡明さを形容している。熱心に求めるからこそ多くの
ものを得るのだというわけである。

 論語一日一言より--村山孚
コメント (0)

日中首脳会談、新たな協調を現実に
2国間の友好や関係調整に心を砕いていた時代から、国際的な課題での協力に視野
を広げようという変化は、経済、政治両面での中国の台頭が背景にある。
日本にとっては安定した日中関係の必要性は明白だ。中国としても、日本と反目し
た形では責任ある大国として立ち行かないとの判断がある。
清明の中で、平和友好が「唯一の選択」とし、「お互いに脅威とならない」と言い
切ったのは、両国が直面する現実を踏まえてのことだろう。
そうした現実主義が福田、胡両首脳によって前面に出たことが、今回の会談の何よ
りの意義である。
だが、いくら美しい表現が並ぼうとも、大事なのは現実の政策に反映できるかどう
かだ。両国間に横たわる問題を見れば、容易なことではない。
共同声明はしょせん出発点にすぎない。新しい日中協調の現実が試されるのはこれ
からだ。

 社説より
コメント (0)

いずくんぞ佞を用いん。人に禦るに口給をもってすれば、しばしば人に憎まる。
なんで口達者を登用する必要があるのでしょうか。口達者は往々にして、口先だけ
で人を言いくるめようとするため、憎まれることがあるのです。

「佞」は当時は口達者という意味で使われ、後に「悪いやつ」を意味するようにな
る。現代は、口達者がむしろ出世の条件にさえなっているが、「佞」にならなけれ
ば幸いである。

 論語一日一言より--村山孚
コメント (0)

日中首脳会談、10年ぶりの共同文書
未来志向の「戦略的互恵関係」を進める指針。
1、歴史を直視し、未来に向かう
1、中国側は、日本の国連での地位と役割重視、日本の国際社会での一層大きな建設
的役割を望む
1、台湾問題で、日本側は72年の日中共同声明の立場を堅持を表明
1、原則として毎年、一方の首脳が他方を訪問
1、国際社会が認める普遍的価値の理解と追求のために緊密に協力
1、東シナ海を平和・協力・友好の海とする
1、気候変動の国際枠組みの構築に積極参加
そのほか、「双方はお互いに脅威とならない」ことも確認。

 紙面より
コメント (0)

道行なわれず、桴に乗りて海に浮かばん。
世の中は悪くなるばかりだ。いっそのこと、筏に乗って海外でもいくとしようか。

どんな人だって、弱気になることはあるはずだ。それを乗り越えて進む。そこに
価値があるのである。孔子はこの嘆きを乗り越え、理想の追求を続ける。

 論語一日一言より--村山孚
コメント (0)

G7共同声明
●世界経済は引き続き困難な時期に直面
●国際金融市場の混乱は我々の想定よりも長引いている
●持続的な成長の回復や金融システムの機能確保で緊密に協働
●主要通貨の急激な変動が経済と金融の安定に与える影響を懸念
●金融安定化フォーラム報告を強く支持。その迅速な実行は国際金融システムの信
認の維持と市場機能の向上に役立つ。
ドル安に懸念を表明した。
コメント (0)

君に事えて数すれば斯に恥ず辱しむとされ、朋友に数すれば斯に疏んぜらる。
主君への諫言はいいが、あまりうるさすぎると主君を侮辱しているように思われる。
友人への忠告はいいが、あまりうるさくすると煙たがられる。

これは人にものを言う場合の大事な心がけである。社会的にはもちろんだが、家庭
でも、親、とくに母親の場合、近年では「子を育ててやたらに口うるさくすれば嫌
われる」ことは間違いない。

 論語一日一言より--村山孚
コメント (0)

高齢者医療、試算見直しへ
国民健康保険の保険料の算定方式は三つり、運営主体の市区町村が、どれを使うか
を決める。
75歳以上の国保加入者は890万人で、うち半数以上の490万人が課税所得ゼロだ。
厚労省試算とは別の二つの方式に加入していた人は相当数いると見られる。
国保の保険料は、所得や世帯人数に応じて算出され、課税所得がゼロの世帯は所得
分はゼロとなる。方式によって加入世帯ごとに負担する定額分や、持ち家などの所
有資産に応じた分が加算される。厚労省が試算に使った方式は、他の2方式と比べ
て、低所得世帯の保険料がたかくなる傾向があり、この方式の試算結果を示して「
低所得者は負担が軽くなる」と広報してきた。
各方式の保険料額は全体的な傾向を示すもので、実際にどれだけの低所得者が負担
増になったかを把握するには各市区町村ごとの実態調査が必要。

 紙面より
コメント (0)

徳は弧ならず。必ず隣あり。
徳行を貫き通している人は決して孤立しない。いつかは理解者や仲間が現れる。

しかし、現実は必ずしもこのことばどおりにはいかない。現実は冷たく厳しい。
りっぱな人物なのにさっぱり"うだつ"があがらなかったり、逆に世間の非難を浴び
ながら栄華をきわめていたり、こんな例はわたしたちのまわりにいくらでもある。
それは昔も今も変わらない。

 論語一日一言より--村山孚
コメント (0)

民主党、首相問責見送りか
福田首相に対する問責決議案の今国会提出は見送る方針を固めた。後期高齢者医療
制度などの政策論争で追及した方が得策と判断した。
報道機関の世論調査で内閣支持率が2割程度に落ち込んでいる状況を踏まえ、後期
高齢者医療制度の廃止や道路行政の抜本的改革を国会審議で訴え、首相に解散総選
挙か総辞職を迫る方針に転換した。

 紙面より
コメント (0)

改正地方交付税法が30日、衆院再可決で成立したが、地方再生対策費を地域おこしに使えない。
ガソリンの税率が元に戻り、対策費が設けられても、数多くの自治体が以前、がけ
っぷちに立たされている。その大きな理由は、豊かな自治体と貧しい自治体の「貧
富の差」をならす仕組みが損なわれてしまったことにある。
「貧富の差」は、拡大する一方だ。行政に必要な経費をどれだけ自力で調達できる
かを示す財政力指数をもとに都道府県を3分類して比べると、豊かな都道府県は99
年度から05年度の間に一般歳出を平均11.1%減らしたが、貧しい県は24.3%も減ら
しており、削減幅がはるかに大きい、市町村も、10万人規模の市は7%減だが、5千
人規模の町村は24.9%減らした。貧しく小さな自治体ほど、歳入が減ったからだ。
自治体財政は、標準的な行政サービスに必要な額を国が算出し、自治体の税収では
足りない部分を交付税で補う仕組みだ。
東京など大都市の税収は、02年2月から続く戦後最長の景気回復を受けて伸びた。
だが、大企業や成長産業が立地していない地方は、その恩恵にあずかることができ
なかった。
一方、国は財政再建のため交付税を減らした。交付税は貧しい自治体に手厚く配分
されるため、格差をならす効果があり、これを「財政調整機能」と呼ぶ。だが、国
が交付税を減らしたため、調整機能も弱まった。調整機能を強めるための仕掛けが
、対策費だ。しかし、これはあくまで一時しのぎに過ぎない。
広がった「貧富の差」をどう埋めるのか。企業の立地などに応じて偏在している法
人事業税などに変えて、偏在の小さい消費税について、地方の取り分を増やす案な
どが浮上している。そうした案の中から有効な方策を検討し、早急に実現に移すこ
とが欠かせない。

 紙面より
コメント (0)

オリンピックの行方
長年にわたるチベットに対する中国の対応がここにきて国際世論の反発を生んでい
る。一方、愛国心を燃やす各地の中国人が聖火リレーに集まった。スポーツの世界
に政治が介入する光景は気持ちのいいものではない。
オリンピックが先進国に持ち回りで経済効果をもたらす構造にピリオドを打ち、も
う少し地球的な視野に立った開催地決定はできないものだろうか。政治・経済的な
側面をあえて受け入れるならば、世界中の国から資金を出し合い、貧困な地域で開
催する「コントリビューションオリンピック」への転換だ。競技場だけでなく、環
境に負担の少ないことを条件に、開催地の各種インフラを整備し、雇用をつくり、
産業や福祉の土台構築に世界中の知恵と資本を結集する。
従来のオリンピックの意味や手法も考え直す時期が訪れているのは確かだ。

 経済気象台より----深呼吸
コメント (0)

君子は言に訥にして、行に敏ならんと欲す。
君子は、話し方はあまり滑らかでないほうがよく、行動はもたもたしていないほう
がよい。

訥は訥弁のことだが、これは、口数が少ない、口が重いなどとは、ややニュアンス
が違い、つっかえながら話すとか、口ごもるといった意味である。実は、ペラペラ
話すよりもこのほうが説得力がある。
昔と違って、現代は「無口が美徳」ではない。だが、多くしゃべればいいというも
のでもない。

 論語一日一言より--村山孚
コメント (0)

すべり台社会、穴多い医療・年金・住宅の保障
90年代の不況期以来、正社員の職場はパートや派遣労働者に置き換えられ、いまや
、労働者の3人に1人が低賃金で働く非正社員に。非正社員は、正社員を前提にした
社会保険からもこぼれ落ちてしまうことが多い。
たとえば、雇用保険は原則、週20時間以上働き、1年以上の雇用見込みがなければ
入れない。加入できても、失業手当をもらうには原則、直近2年間のうち1年以上
保険料を納めていることが条件だ。短期契約を繰り返す非正規社員が、失業手当を
得ながら再就職先を探すのは難しい。
 健康保険や厚生年金に入るのも、雇用期間が2カ月以内だと原則として対象外で
、労働時間が正社員の「おおむね4分の3以上」が条件だ。社会保険料負担を避け
るために、わざわざ適用外になるように非正規社員の労働時間を設定している企業
も珍しくない。
さらに、最後のセーフティーネットである生活保護制度は、自治体の財政難を背景
に窓口で違法な請求拒否が横行。生活保護費以下の収入しかない人でも、請求さえ
受け付けない例が後を絶たない。
正社員であれば企業が職業訓練をし、医療、年金、住宅保障の機能も担ってきた。
「非正社員にとって、日本の福祉は『底抜け』状態にある。自己責任を問うだけの
時期はもう過ぎており、具体的な対策を議論すべきだ。

 紙面より
コメント (0)

賢を見ては斉しからんことを思い、不賢を見ては内に自ら省みる。
すぐれた人物に出会ったら、自分もおなじようになろうという努力目標にし、すぐ
れぬ人物に出会ったら、果たして自分はどうだろうかという反省材料にするみとだ。

競争社会では、「比較」は大きなテーマである。個人も組織も、意識する・しない
にかかわらず、いやおうなしに他の個人や組織と比較することになる。
問題は、どのような動機で比較するかということであり、さらに、この比較をどの
ように受け止めるかということだ。
この場合、どうしてもつきまとうのは、優越感、劣等感、そしてジェラシーなどの
非生産的な感情である。

 論語一日一言より--村山孚
コメント (0)

高齢者医療、補選の衝撃
医療費は誰かがどうにかして賄わなければならない。後期高齢者医療制度では、こ
れまでの複雑な制度に比べ、高齢者だけ独立させたことで「老人の医療費をだれが
どう賄うか」という仕組みが見えやすくなった。それが、この制度をめぐり疑問や
批判が起きる一因にもなっている。
このエネルギーが、「国民が安心して老後を過ごすことができる医療に必要な財源
を保険料や租税によっていかに調達するか」という本質的で建設的な議論に向かう
きっかけになれば、日本社会にとって有益になる。

 紙面より---権丈善一
コメント (0)