2008年01月の記事


悪玉は必ずしも悪ならず
コレステロールは生活習慣病の元凶のように言われます。高齢者の心身の健
康と大いに関係があるのは事実です。でも、「世評」とは異なる面もあるの
です。
総コレステロール値は、血清100㍉リットルあたり220㍉グラムが基準とされ
ています。
うつ状態を調べても、総コレステロール値が低い人より、高い人の方が改善
ぶりが顕著でした。特に「悪玉」とされるものが大きく影響していました。
コレステロールは細胞膜や血管壁、ホルモンの材料になるなど重要な役割を
果たしています。「悪玉」は損傷した血管壁などを修復するのに欠かせませ
ん。「悪玉」が少ないと、こうした活動を満足にできないのです。確かに過
剰だとよくないでしょう。でも、ものごとの一面だけをとらえて判断するの
も考えものです。

 老いより----柴田博
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利便と環境、どう両立させるか
深刻化する地球の温暖化は、どこかの時点で便利さの追求に待ったをかける
にちがいない。世論調査では、地球温暖化を防ぐためならコンビニの深夜営
業を我慢できると83%の人が答えた。しかし我慢しなければならないのは利
便さだけではない。全国4万店のコンビにだけでも約100万人が働いている。
24時間営業の見直しは雇用機会を失う厳しい現実も伴う。
便利さの追求と経済成長。それを環境保全。どこでバランスをとるのか、答
えを出すのは難しい。環境技術の革新が解決の糸口になるのか、社会が「清
貧の思想」へとかじを切るのか。企業も、消費者や労働者としての個人も、
直面する痛みへの想像力と覚悟を持ち、冷静に考えねばならない時期を迎え
ている。

 補助線より---安井孝之
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礼の用は和を貴しとなす
礼は人の和をもたらす。それが貴重なのだ。

この言葉に続けて「和を知りて和すれども礼をもってこれを節せざれば、ま
た行われず」と、つまり、「和」するだけで、「礼」という折り目のない人
間関係はうまくいかないと言う。礼は人の和をもたらすが、一方、和は礼に
よって保たれる。「礼」と「和」とは、どちらも欠かせない車の両輪なので
ある。

 論語一日一言より--村山孚
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しぶとい自民党、選挙・国会戦術、民主に壁
自民党は、3月末に期限切れとになるガソリンの暫定税率などを定めた租税
特別措置を延長する議員立法も準備。一方で、局面打開のための与野党の党
首会談という提案もしている。自民党からは硬軟取り混ぜ、くせ球が投げか
けられている。
選挙、国会としぶとさを見せる自民党に、民主党はどう挑むのか。
大阪府知事選で、熊谷氏の集会では「タレントに府政は任せられない」とい
う発言が続いた。そうしたネガティブキャンペーンでは、有権者の指示は広
がらない。相手候補をしのぐ発信力が必要だったのだが、果たせなかった。
国会で自民党の揺さぶり作戦に対抗するには、基本姿勢を崩さず、ぶれずに
立ち向かっていくしかない。局地戦で敗れても、大局では勝つという戦略眼
も欠かせない。
自民党の壁は厚いが、民主党がこれを打ち破らなければ、政権交代は望めな
い。自民、民主両党の「08政治決戦」は始まったばかりである。

 政態拝見より---星 浩
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ハクサイはキャベツと比べ、たんぱく質や糖質が少なく、低エネルギーの野菜だ。
体内の余分な塩分を排出するカリウムを多く含んでいる。カリウムは高血圧
を予防するほか、腎臓の機能を高めて老廃物の排出を進める。筋肉の強化す
る働きもある。葉と芯にビタミンCが多いので、外側の葉も捨てずに利用し
よう。
ハクサイは味が淡泊なので、豚肉などと一緒に料理すると、おいしく食べら
れる。また、水分も多いことから、油や塩を少し加えて調理することが持ち
味を生かすこつだ。

 料理より
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リカップリング
多くの新興国は大人口国であり、外需も無視できないが、莫大な内需がその
成長要因になっている。例えば、中国での固定資本投資の強烈な拡大は国内
要因で生じている。生活水準の向上を目指し、消費の勢いも強い。それが都
市から地方へ波及している。つまり外需に依存しない部分が拡大している。
にもかかわらず、サブプライムという言葉が登場してから、アメリカの不調
がこれらの国の経済を不況に引きずり込むという観念が生まれている。
これをリカップリングへの転換と見てよいのだろう。
じつは、実物経済の論理と株式市場の論理のずれが顕在化したということだ
ろう。実物経済ではデカップリングが着実に進んでいるのだが、株式市場は
それと違う論理、ケインズも言った「他の皆がどう評価するか」という「美
人投票」の論理が支配しているのである。多極化している世界経済の中でさ
え、多くの投資家たちは米国経済が世界経済の牽引役という旧来の観念を持
っていると考えられる。
日本経済も相変わらず外需依存から抜け出せないのは事実だが、さらにアメ
リカ経済低迷の影響を受けやすいと思われている。
しかしこの間の日本の景気回復を引っ張っているのは中国などのアジア経済
の拡大で、日本はデカップリングの最大の享受者である。この点は当面大き
な変化はないだろう。これに内需回復が加われば日本経済の新たな成長ステ
ージが始まると言ってよい。

 経済気象台より----龍
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過てばすなわち改むるに憚ることなかれ。
過ちに気づいたら、ためらわずに改めることだ。

自尊心のためか、あるいは防衛本能のためか、さまざまな要因から、だれし
も自分のミスは認めたくないという心理がはたらく。だか、それでは信頼を
失うだけでなく、ミスはますます拡大されてしまう。過ちは早く是正したほ
うが、マイナスは少ないのである。

 論語一日一言より--村山孚
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政府はまったくの無策で政権不信に
日本経済の停滞ぶり、先行きをもっと深刻にとらえる必要がある。こんな無
策が続けば、福田首相は3月に来年度予算案の成立と引き換えに退陣を余儀
なくされかねない。
福田首相、国民の鬱屈した気持ちをどうくみ取っていくのか。
くみとれないようでは、次の総選挙は自民党に相当の手厳しい結果が待って
いるような気がするのである。

 ズバリ核心より---小林吉弥
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体の負担になる生活習慣を続けることによって引き起こされる病気のことを生活習慣病という
高血圧症、脳卒中、心臓病、糖尿病など、かって成人病と呼ばれた病気のほ
か、がん、肝臓病、腎臓病、骨粗しょう症なども生活習慣病とされている。
生活習慣病は、若いときから正しい生活習慣を身に付けることで、かなり予
防できる。正しい生活習慣とは、
①バランスの良い食事
②適度な運動
③十分な睡眠
そして、喫煙しないこと、アルコール類は自分のペースで、ほどほどに飲む
ことが加わる。
さらに、病気にかかってしまった人でも、生活習慣を改めれば、病気の進行
を遅くしたり、症状を軽くしたりすることができる。中でも、食生活でのカ
ロリーや脂肪、塩分などの取り過ぎを改めることは重要であり、すぐにでも
取り組むべきことだ。

 食育のことばより
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米経済に広がる暗雲
日本の物価上昇率がマイナスになったことが長期不況につながったとみたF
RBは、少しでもデフレになってはいけないと、超低金利を長期間続けた。
それが住宅バブルを大きく膨らませた。
住宅価格の上昇は、景気の牽引車である個人消費を活発にさせる。米国経済
は再び力強く成長し続けるかにみえたが、それは幻想だったのだ。
今回の事態は、経済の「ゆがみ」を別の「ゆがみ」で打ち消すことの不健全
さを示している。当時FRB議長だったグリーンスパン氏というカリスマに
経済運営を頼る風潮もバブル的だった。
しかし、それを「対岸の火事」と笑うわけにはいかない。米国のバブルは米
国向け輸出を活発にさせ、近年の世界的な高成長を先導してきた。日本もそ
の受益者だ。米国の暗雲は世界へ及ぶと覚悟する必要があるだろう。
金融危機を避けつつ、ゆがみの小さい経済にどう軟着陸させるのか。世界中
の金融当局者が直面している難題である。
米国によるイラク戦争の失敗と、米国を中心とするマネー経済の変調。覇権
国の揺らぎに備えなければならない。

 社説より
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君子重かざれば威あらず
上に立つ者はあまり軽々しいと威厳がなくなる。

世間には、中身はないかわりに重々しい格好だけつける「長」がいる。だが
、それでは、滑稽なだけであって、部下の心服は得られない。
重々しいというのは、表面的な態度のことではなく、人間としての中身のこ
とをさしているのだ。人間としての中身が充実していれば、それが自然にに
じみだす威厳になるのである。

 論語一日一言より--村山孚
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株安頼みの新興国にも波及
新興国にも広く波及した世界株安はいつ収束するのか。そのカギは、やはり
サブプライム問題の震源となった米国が握る。
まず、決算のたびに拡大が続く米金融大手の損失に出口が見えるのか。
次の四半期決算は3~4月に発表される。そこで損失処理のメドが立たないよ
うだと、株価回復のシナリオは見えてこない。
米国の景気回復策が効果が出せるかどうかもポイントだ。22日に0.75%幅の
緊急利下げに踏み切ったFRBは、今後も追加利下げをすると予想される。
ブッシュ米大統領が先週末発表した。16兆円規模の財政出動による景気対策
は、物足らないとの失望感から株安をよんだが、こうした刺激策の効果が見
えるまでには時間がかかる。
「景気対策が効けば、今年後半に米国の景気回復が見えてくる」との期待も
ある。

 紙面より
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巧言令色、鮮なし仁
賢を賢として色に易う
賢者を尊敬して、恋するような熱心さで教えを受けよ。

恋は人を熱中させる。熱心さを計る尺度として素直に解釈すべきだろう。

 論語一日一言より--村山孚
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川下へ次第に波及
ついこの間までデフレから脱却なるか、が話題になっていたかと思うと、こ
のところインフレ懸念が台頭している。こうした現状は、「川上インフレ、
川下デフレ」と表現されてきた。
日本経済を振り返ってみると、実はこれは1990年代以降の特徴だ。それ以前
、とりわけ高度成長期には常に消費者物価の伸びが卸売物価を上回っていた
。それが逆転したのには、2つの理由がある。
第一に、消費者物価は財とサービスの価格双方をカバーしているが、企業物
価には財価格しか含まない。高度成長期には、規制を受けていたサービス価
格の上昇率が財価格よりも高かったから、消費者物価上昇率は非常に高かっ
た。ところが、規制緩和を経て、昨今はサービス価格の上昇率が低下した。
第二の理由は、今回のインフレが、エネルギーや食品の値上がりからくる、
コスト・プッシュ型のインフレだからで、川上から先に高くなるのは当然だ
。高度成長期には、需要が供給を上回ることから来る、デマンド・プル型の
インフレだった。
とみあれ、ここへきて川上のインフレは次第に川下にも波及しつつある。そ
して、消費者物価のうち、ガソリンや食品価格の上昇が、消費者心理の悪化
を招いているともいわれる。しかし、サブプライム問題などの影響で、日本
経済の先行きが危ぶまれ株価が大きく下落している。日銀は、インフレに対
して利上げで対抗できず、頭の痛いところだ。

 風を読むより---田中隆之
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ミカンの健康効果に高い期待
ミカンの健康面での期待が年々高まっている。注目されているのは、抗酸化
作用を持つカロテノイドの一種で、ミカンに特徴的な橙色のもとになってい
る色素成分、βクリプトキサンチンだ。
ミカンを多く食べている人ほど血中のβクリプトキサンチン濃度が高く、肝
機能の数値が良好だった。動脈硬化のリスクも低い、との調査結果もある。
閉経後の女性でβクリプトキサンチンの血中濃度が高いグループほど、骨密
度が高いことも判明。
ミカンの摂取が、骨粗しょう症の予防につながる可能性がある。

 食の健康学より---武田耕太
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正念場
サブプライム問題を抱えた米大手金融機関が巨額損失を出している。住宅
価格上昇を当て込み、信用力の低い顧客にも多額の住宅ローンを貸し込んだ
。その後の始末だ。では、貸したお金はどこへ行ったのか。
高値で住宅を売ってもうけた人がいて、金は消費に回り、好景気を演出して
きたのではないか。恩恵は日本も受けたが、バブルは終わった。日本はそれ
に引っ張られるのか、景気回復を持続できるか。米国依存から抜け出せるか
の正念場が、まさに今なのだろう。

 紙面より
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われ日に三たびわが身を省みる
わたしは毎日、三つのことを反省する。

反省の内容は次の三点である。
人のためにつくすと言いながら、いいかげんにやらなかっただろうか。
友人にたいして誠実さを欠くようなことをしなかっただろうか。
自分が確かめもしないことを人に吹聴しなかっただろうか。

 論語一日一言より--村山孚
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日米両国とEU、中国との金利差が開けば、EUはその影響で続騰するユーロ高にいつまで耐えられるのか。
中国は厳しい。米中金利水準が逆転するのは時間の問題とされ、政策金利を
米金利より低めに設定してきた政策は転換を強いられる。そうなるとさらに
外資流入が増え、過剰流動性、インフレ懸念が高まる。また、人為的に抑え
気味にしてきた人民元の対ドル相場も高くせざるを得なくなれば、輸出減に
つながり、インフレ下の景気後退と、軟着陸どころか一気にハードランディ
ングのバブル崩壊につながる危険も出てくる。北京五輪開幕のファンファー
レは、対中投資ブームの終わりを告げるフィナーレ、手じまいにかかろう。
こうして経済パワー同士がそれぞれ相反する方向にかじを取っているうちに
、逆に世界的なインフレ、あるいは景気後退に収斂させられてしまう危険性
も高い。

 経済気象台より--昴
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巧言令色、鮮なし仁
巧みな言い回し、美しい表現、こうしたものには真実味が少ない。

どんなに価値のあるものでも、宣伝しなければ広く知られることは難しい。
というわけで、宣伝やPRが必要だ。黙っていたのでは、なかなか人に理解
してもらえない。
だが、宣伝が実体から遊離し、ことばやイメージだけが独り歩きするのは危
険である。

 論語一日一言より--村山孚
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ガソリン値下げ国会、福田政権の炎上の危機
暫定税率問題も含め、3月には"消えた年金"記録の名寄せ完了という公約違
反、防衛汚職の政界波及、景気後退などが重なり、福田内閣にとっては最悪
の事態も予想される。また、このピンチに民主党など野党が"切り札"の参院
で首相問責決議案も可決してきそうだ。
まさに、ガソリン国会大炎上の展開になる。こうなれば、予算成立後の解散
・総選挙などはできるわけがない。すでに、自民党内でも福田首相では総選
挙は戦えないというムードが出始めている。予算案本体と関連法の成立と引
き換えに、退陣という空気が高まりかねないところにある。
すなわち、福田内閣「4月総辞職」説ということである。

 ズバリ核心より---小林吉弥
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シュンギクはβカロテンが、とても豊富で、ホウレンソウや小松菜を上回るほどだ。
小松菜と同様、カルシウムも多く含んでいる。ビタミンCと合わせ、免疫機
能を強化する働きがあるほか、ポリフェノールの一種であるイソクロロゲン
酸を含んでいるので、強い抗酸化作用によって、老化やがんの予防が期待さ
れている。
シュンギクは関西ではキクナとも呼ばれている。冬の鍋料理には欠かせない
尊大だ。緑黄色野菜に多く含まれているβカロテンが豊富なことが大きな特
徴だ。また、カルシウムの含有量も多いが、シュウ酸は多くないので、カル
シウムの供給源として注目されている。
シュンギク独特の香りは、αピネン、ペリルアルデヒトなど、10種類ほどの
香り成分によるものだ。自律神経に作用して、胃腸の働きを活発にするほか
、胃もたれや消化不良の解消、食欲の増進に役立つ。さらに、痰を切ったり
、咳を鎮めたりもする。
濃い緑色の色素成分であるクロロフィルは、コレステロールを減らし、貧血
を予防するだけでなく、血液の流れをさらさらにし、整腸作用もある。

 料理より
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人知らずして愠みず、また君子ならずや
人に認められようが認められまいが、気にしない。それが君子というものだ。

認められなくてもいいじゃないか。自分を信じ、努力を続けよう。人に認め
られるためにやるのではない。自分は自分なのだ。自分自身のためにやって
いるのだざ、と。


 論語一日一言より--村山孚
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日本の改革
資金の流れを見ても、現状の金利水準が続く中、個人の投資資金は為替規制
のない高金利通貨やアジアなどの高成長国への投資に継続して向かうと考え
られる。これは国内資金が国内投資に回らないことを意味する。万が一、日
本の株価が続落すれば、海外の投資資金が日本の技術力のある企業の買収に
回り、日本の空洞化減少を助長することにもなろう。
日本はこのままでいいのか。日本の経済的地位を回復させ豊かな社会を維持
するためにはどうすればいいのか。それは海外進出と、海外からの受け入れ
を再考することだと思う。
具体的には、
①サブプライムのダメージが少ない日本のメガバンクなどの金融機関による
欧米の先進的な銀行や投資銀行への投資・買収を通じた経営参加
②積極的に海外進出や買収を図り、海外市場を更に開拓
③一方で国内市場の規制緩和や税制改革により、海外企業や金融機関を積極
的に誘致
④国内、特に地方の観光時宜有を進め、積極的に海外からの観光客を受け入
れる。
他にも移民受け入れ問題など色々あろう。これらを実行することは簡単では
ないが、日本も「改革なくして成長なし」をもう一度思い出して、真剣に改
革を考えるべきだと思う。

 経済気象台より--QJ
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気持ちが沈む時、心が弾まない時、心配事で憂うつな時の対処法は
手足を動かしながら、音楽を聴きます。自分の好きな音楽でなければなりま
せん。そして、その音楽の中に入り込むのです。
歌詞を知っているならば、声を出して歌うことです。歌うことで、その歌の
情景に入り込むことができます。入り込むことで、脳の大部分を占領してし
まっている不安なこと、心配なこと、憂うつなことを外に追い出してしまう
のです。
人は悲しいから泣く場合と、泣くから悲しくなる場合の両方があります。歌
うことで、暗い気持ちを脳から一掃することができます。

 脳によい生活より--赤堀侃司
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金融危機、重み増す政府系ファンド
今回のグローバルな金融危機の解決はどのような道をたどるのだろうか。
当初、金融機関などが共同出資してサブプライム商品を買い入れる基金設立
などの案も出されたが、実現していない。そうした中で存在感を示している
のが、国富ファンドと呼ばれる産油国、新興国の外貨準備などを元にした政
府系ファンドである。
先進国は、政府系ファンドは情報開示が十分ではなく、企業買収などに規制
が必要としていたが、背に腹は代えられず、政府系ファンドの資本注入を黙
認するもようだ。欧米の大手金融機関が相次いで巨額の資本受け入れを表明
している。

 風を読むより---松尾 隆
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朋あり、遠方より来たる、また楽しからずや。
親しい友がはるばる訪ねてくる。なんと楽しいことではないか。

人は独りでは生きられない。個人の暮らしでも、仕事でも、人間にとって「
人好き」ということは基本である。
人との出合いを大切にしよう。いやいや会うのと、気持ちよく会うのとでは
、相手の反応が違うだけではない。あなたの人柄がそこに映しだされるので
ある。

 論語一日一言より--村山孚
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総選挙にらみ激突か
大連立問題なども含め、今年は戦後の五指に入る大政局になると読んでいる。
民主党も、態勢を立て直してくるはずである。解散・総選挙をはらみ、政策
が何も語られぬままの政権公約なは福田首相VSいささか求心力に陰りも語ら
れだしている民主党の小沢代表の激突が本格化、白鵬VS朝青龍の覇権争いよ
り過激になる可能性が高いのである。

 ズバリ核心より--小林吉弥
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学びて時にこれを習う、また説ばしからずや
学ぶ。そして折りにふれ実践してみる。こんな楽しいことがあろうか。

学習はこの句を縮めたものだ。学んだことを実践する。それによって学んだ
ことを身につける。それが「学習」のあるべき姿である。

 論語一日一言より--村山孚
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サプライム問題は、大陸を越えた金融再編も
欧米の金融機関は、米国のサプライム住宅ローン問題関連の損失計上を急ぐ
と同時に、その結果不足する自己資本を海外の国家ファンドの力を借りて増
強している。
一方、FRBやECBは大規模な資金供給を通じて、金融機関の損失処理の
取り組みを支援している。このように、矢継ぎ早に
①金融機関の損失計上・資本増強
②中央銀行による流動性の供給、
といった手が打たれたため、金融システム不安はとりあえず後退している。
しかしながら、サブプライム関連の損失はあくまで会計上の処理であって、
バランスシートから不良債権を切り離したわけではない。
もし、今後サブプライム関連試算の価格がさらに下落するようなことがあ
れば、今は十分だと思われている金融機関の資本が再び不足する可能性が
ある。
2008年は大陸を越えた大型の金融再編の動きがみられるかもしれない。

 風を読むより--脇田英太
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心構えは
心構えとして大切なことは急に完全に良くなろうとしないことである。
目標は、毎日少しずつ良くなること。たとえ今日少し悪くなっても、明日少
し良くなればいいという心構えである。
そして心の歪みによって引き起こされる、さまざまな症状から完全に解き放
たれなくてもがっかりしてはいけない。いくらかでも良くなることを心がけ
ることである。
人間誰でも完全に心理的に健康な人などいないのだから。

 今日という日の使い方---加藤諦三
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民主党の不安
共産、社民両党への寝まわし不足もあつたが、結局、法案に対する姿勢があ
いまい、ブレていたということ。世論の風向きを気にして、当初の反対姿勢
を貫けず継続審議として、必ずしも反対ではないことをアピールしようとし
たというわけ。挙げ句は、総選挙での選挙協力や今後の国会での野党共闘を
にらんで、共産、社民両党に妥協したということだ。執行部に腰が据わって
いないことからの失態です。民主党はまだまだ世論の風向きを優先する政党
で、一本筋が通っている政党には未だしを明らかにしてしまった。こんなこ
とでは、総選挙はまだまだふあんということでしょう。

 ズバリ核心より--小林吉弥
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頭でっかちにならないこと
頭でっかちになると人を羨んで妬んだり、理由もなく悲観主義になったりす
る。しつかりと現実の中で生きる習慣を身につける。
ひところよく言われた青い鳥症候群というのがある。自分に合った職業を求
めて次から次へと職業を替えていく人たちである。それらの人はやはり、心
の中で描いたイメージだけで職業を考え、かつ就職しようとする人たちであ
る。だからこそ実際に仕事をするに際してさまざまな悲劇が起きるのである
。心の中で描いたイメージだけで物事を考え、かつ実行しようとする人はや
はりどこか神経症的なところがある。現実との接触を絶っている。

 今日という日の使い方---加藤諦三
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国会の課題「ねじれ」で露呈―その2
また、混乱を招く制度的問題のせいばかりではない。
「ねじれ」に至る前も、国会が本来の機能、つまり与野党が国会審議の中で
、よりよい法案を作り上げるという当たり前のことが、長年にわたって軽視
されてきた。この問題は根深い。「ねじれ現象」はむしろ、それをはっきり
認識させた機会であったと考えなければならない。
では、なぜ日本の国会に徹底審議の文化が育たなかったか。それは、与党が
国会上程の前に官僚に頼って法案をほぼ完成させてしまい、後は与野党とも
安易に党議拘束をかけ、修正を嫌う慣行が関係している。長年、内閣提出法
案に関しては、自民党の事前審査を通じて、議会外で事実上の立法作業を完
成させてしまい、完了した立法作業が議会で蒸し返されるのは好ましくない
と考える本末転倒した状況があった。
賛否についての態度を固定したまま、同じような議論が繰り返され、法案の
中身と関係のない議論に時間が費やされた印象がある。こうした国会のあり
方は、世界的にみて普通のことではない。
また、野党側は、内閣提出法案の大幅な修正を目指すのではなく、審議未了
で廃案に追い込むために採決をさせないために力を尽くす。数では劣る。
つまり選挙で負けた野党の抵抗の手段として法案成立を阻止できたのは、
「会期不継続の原則」という原則がいまだに残っているからだ。
そこで、「成立か廃案か」の二者択一状況のために、法案の中身に関する審
議が二の次にされてきたのである。今回の補給支援特措法案についてもまっ
たく同じことがいえる。福田首相も、野党側に妥協的な姿勢は見せているが
、国会審議のなかでさまざまな修正の可能性が具体的に検討されたわけでは
なかった。民主党も「対案」を出しているものの、どこで歩み寄る可能性が
あるのかを本気で検討したようには見えない。
議論を尽くすといつても、法案の実質的な審議をする流れが出てきてほしい。
妥協できる法案については政策決定の成果を出し、妥協できないものは次の
総選挙の審判を待つという仕分けが必要となる。国会審議を通じて問題点や
考え方の違いが明確になった政策課題が総選挙のマニフェストに反映され、
有権者の選択肢となるのがあるべき姿であろう。

 政策研究大学院大・飯尾潤
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国会の課題「ねじれ」で露呈―その2
また、混乱を招く制度的問題のせいばかりではない。
「ねじれ」に至る前も、国会が本来の機能、つまり与野党が国会審議の中で
、よりよい法案を作り上げるという当たり前のことが、長年にわたって軽視
されてきた。この問題は根深い。「ねじれ現象」はむしろ、それをはっきり
認識させた機会であったと考えなければならない。
では、なぜ日本の国会に徹底審議の文化が育たなかったか。それは、与党が
国会上程の前に官僚に頼って法案をほぼ完成させてしまい、後は与野党とも
安易に党議拘束をかけ、修正を嫌う慣行が関係している。長年、内閣提出法
案に関しては、自民党の事前審査を通じて、議会外で事実上の立法作業を完
成させてしまい、完了した立法作業が議会で蒸し返されるのは好ましくない
と考える本末転倒した状況があった。
賛否についての態度を固定したまま、同じような議論が繰り返され、法案の
中身と関係のない議論に時間が費やされた印象がある。こうした国会のあり
方は、世界的にみて普通のことではない。
また、野党側は、内閣提出法案の大幅な修正を目指すのではなく、審議未了
で廃案に追い込むために採決をさせないために力を尽くす。数では劣る。
つまり選挙で負けた野党の抵抗の手段として法案成立を阻止できたのは、
「会期不継続の原則」という原則がいまだに残っているからだ。
そこで、「成立か廃案か」の二者択一状況のために、法案の中身に関する審
議が二の次にされてきたのである。今回の補給支援特措法案についてもまっ
たく同じことがいえる。福田首相も、野党側に妥協的な姿勢は見せているが
、国会審議のなかでさまざまな修正の可能性が具体的に検討されたわけでは
なかった。民主党も「対案」を出しているものの、どこで歩み寄る可能性が
あるのかを本気で検討したようには見えない。
議論を尽くすといつても、法案の実質的な審議をする流れが出てきてほしい。
妥協できる法案については政策決定の成果を出し、妥協できないものは次の
総選挙の審判を待つという仕分けが必要となる。国会審議を通じて問題点や
考え方の違いが明確になった政策課題が総選挙のマニフェストに反映され、
有権者の選択肢となるのがあるべき姿であろう。

 政策研究大学院大・飯尾潤
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子どもにとって本当に大切なことは、人として抱きしめられる心地よさだ
こどもにとって本当に大切なことは、十分に愛される経験です。愛された経
験があれば、外でつらい思いをしても、耐えていける力となります。あるい
は相手につらい思いをさせるような、ひどいこともしないものです。かけが
えのない自分であることをしっかりと実感して育った子は、他の人のことも
尊重できる心を育んでいきます。
こともを愛するためには、お母さんにだけ努力を求めるのは酷だと思います
。例えば子どもを抱けないお母さんは、夫から抱かれていない場合が多いの
です。夫から心も体も優しく抱きとめてもらえない、話も聞いてもらえずに
苦しんでいる母親が少なくありません。夫婦関係もある種バーチャルになっ
てきているのでしょうか。素直に触れ合うことを避けている。子育て中の母
親は家の中へ閉じこめられて、夫との会話もままならない。自分が自分であ
ることを証明するのは、この子が立派に育ってくれることだけと思いつめ、
育児書と首っ引きになるような育児をしていたら、やはり楽しくなくなって
しまうのも、無理がないように思います。
お母さんの中には、子どもを抱くことは、甘えさせて、自立をさせなくする
と思っている人もいます。また、子どもは抱いてもらえないことについて「
私はもう大きいから」と我慢してしまいます。やっぱり、気持ちでなく頭で
考えてしまうんです。もっと自然になって----と思います。

 同朋新聞より
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国会の課題「ねじれ」で露呈
「ねじれ国会」だから国会が動かないと嘆くばかりでは建設的でない。議院
内閣制と二院制の矛盾は、日本国憲法のなかに内在している問題でもある。
今回たまたま、与党側が3分の2以上の議席があるので、再議決が可能な状
況にあるといえるが、衆議院で与野党の議席差が少なければ、予算案が通っ
たのに、予算関連法案は通らないといった状況が十分考えられる。もともと
あった憲法に起因する制度的な課題がはからずも露呈したのが、今回の事態
とはいえないか。
参議院の存在意義が問われてきたが、現実的には一院制に移行するのは日本
では困難だろう。合併も現状では、憲法の条文を改正せずに実際の運用を変
える道が真剣に検討されるべきだ。参議院が衆議院の動静に引きずられ、対
立型に陥らないための制度を考える時期に来ている。

 政策研究大学院大・飯尾潤
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チンゲンサイは、活性酸素を消去し、体の中の酸化を抑制するβカロテンが特に豊富だ
細胞の老化防止や、がんの予防などが期待されている。コーラゲンの生成を
助けるビタミンCも多く、美しい肌を保ったり、肌荒れの改善や免疫力を強
化したりする働きもある。
チンゲンサイは中国から導入された野菜で、結球しないハクサイの仲間だ。
寒さ、暑さに強く、生育が早いので、日本各地だ盛んに栽培され、一年中出
回っている。
茎は肉厚で、葉も茎も柔らかい。あくが少なく、煮崩れがしにくく、加熱し
ても、かさがあまり減らない。しゃきしゃきと歯応えが良く、あくや癖がな
いので、いため物や煮物、スープ、あんかけなど用途が広く、利用しやすい
野菜として人気が高い。
豊富に含まれているβカロテンを活用するためには、油と一緒にとることが
お勧めだ。ゆでるときには、サラダ油と塩を、それぞれ少しずつ加えた湯に
入れると、つやつや風味が増し、こくがでる。
食物繊維が多いので、便秘の改善にも役立つ。

 料理より
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衆院再議決で、野党各党は民主を批判
補給支援特措法の衆院再議決を受け、共産、社民、国民新の各党幹部は11日
、政府・与党の対応を批判しつつ、民主党の迷走ぶりにも疑問の声を投げか
けた。
共産党の志位委員長は「法案には反対の立場を取ったが、最終盤になって政
府・与党の暴挙に二つの助け舟を出した」と民主党を批判。
①憲法を踏みにじって海外派兵を進める政府案以上に危険な対案を出した。
②態度を百八十度転換し、政府案の廃案を求めず継続審議を主張した。
と批判している。

 紙面より
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老いを遅らせるには--心がけが大切
「アンチエイジング」という言葉が注目を集めている。アンチエイジングと
は、できる限り老いを遅らせて若さを保とうという試みだ。
若さ、アンチエイジングというと、スキンケアやサプリメントなどを思い浮
かべる人は多いが、一番大切なのは「気持ち」だ。やりたいことをやること
。無理をし過ぎないことを心掛けると良い。自分を責めないで、いい加減に
、気ままに生活することがお薦めだという。
また、適度な緊張感、ストレスも刺激につながる。ある程度の年齢を過ぎた
ら仕事をしないで家の中で閉じこもっている人は少なくない。だが、ボラン
ティアでも良いので「誰かの役に立っている」という実感を感じられること
を意識的に行うことが大切だ。
そして「きれいになりたい」と願い、行動を起こすことは、世界を広げ自分
を内面からも輝かせる。
たばこと紫外線はなるべく避けよう。特にたばこは肌に悪く、体の循環に悪
影響を与える。
アンチエイジング5カ条
◆いくつになっても男と女
  「美しさ」に磨きをかけよう
◆肌の若返りは心の若返り
   メークアップは外見、心も若返らせる
◆バランスの良い食事と適度な運動
   アンチエイジングの効果は食事と運動が9割
◆よく笑い、よく話し、よくかむ
   笑いは免疫力を高め、かむことは脳の活性化になる
◆長生きこそ最大の誇り
   いくつになっても積極的に社会貢献を
 
 北里大名誉教授・塩谷信幸
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企業評価の尺度
日本株の評価の尺度は、目前の利益を上げやすいかどうか、資本としての増
殖を最優先する尺度に過ぎないからである。中・長期的に見れば、企業価値
の決め手は企業が奉仕対象である顧客の必要や痛みにどれほど誠実に応えら
れる力をもっているかにかかる。
しかし、今では株主たちの関心はそうした企業の実体づくりへの参加という
よりも、結果としての利益参加に大きくシフトしている。経営者の志や人間
的資質、また社内の信頼関係や人の育みの風土など、企業活動を支える「人
間」という大切な要素がもつ可能性を発掘し、育むことには関心が薄い。そ
うした株主たちの利害を最優先する評価の尺度に一喜一憂するならば、会社
における人間自体の位置づけは経営者も社員も利益獲得のための手段としか
見えなくなる。
企業価値を支える人間の成長が生む力を軽んじ、資本の増殖だけを重視する
経済や経営の発想は程なく壁に突き当たる。それは企業とは何かの問い直し
を促し、仕事を通じての人間としての深化や成長、また、その個性の協同に
よって人々の必要に応える「場」としての力を高めることを大切にするパラ
ダイムへの変化につながろう。
その目で見れば、世界でも飛び切りのエクセレントカンパニーや日本でとり
わけパフォーマンスを高めた企業にはそうした下地があることに気づく。こ
の大きな変革への兆候は既にある。
日本の企業も改めて「人間の可能性を信じる」長所を生かした立て直しを図
る必要があろう。

 経済気象台より---瞬
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風邪の予防法
インフルエンザや風邪のウイルスのまん延する季節となった。
この時期、晴天となりやすい太平洋側は、湿度が低くなることが多く、ウイ
ルスにとって活動のしやすい環境となる。また、暖房器具を用いると室内の
湿度はさらに低くなりがちで、人間の口や鼻の粘膜が乾き、ウイルスに対す
る抵抗力が弱くなってしまう。
風邪を防止するためには、バランスの良い食事や十分な睡眠を取り、健康を
保つことが重要であるが、加湿器などを用いて環境を整えることも有効であ
る。例えば、室内の湿度を50%以上に保てば、ウイルスの活動はだいぶ弱め
ることができる。
なお、最近はアロマオイルを用いて、加湿と同時にアロマテラピーのできる
加湿器がある。
抗菌作用のあるラベンダーオイルを試してみるのもお薦めである。

 天気ノートより
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インフレ圧力は、新興市場の急成長による需要拡大が原因だ。
新興市場の急成長にはそこでの低賃金を積極的に利用し、グローバル化を進
めてきた先進国にも責任の一端がある。そして資源や穀物相場の上昇は、グ
ローバル化を通じて南北格差が是正されるプロセスでもあり、先進国の中央
銀行だけで対処できる問題ではない。主要国が経済金融の不安定を見て一段
の金融緩和に出れば、世界の流動性がそれだけ高まり、これがまた新興市場
に流入して、そこでの需要を高め、一段の資源価格高をもたらす面もある。
サブ布ライム問題も、いわば行き過ぎた金融緩和の産物でもある。カネのか
からぬ景気対策といわれた金融政策に偏重したつけが、最後に回ってきたと
も言える。

 経済気象台より---千
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甘言は見透かされる
今の民意は生活の改善に結びつく要求が非常に大きい。次の衆院選でも、年
金など生活感のある課題が争点として浮かんでくると思う。
でも、民意を満足させることばかり言うのが政治家として必ずしも正しいか
というと違う。「国民に嫌がられることだって自分はやる」という強いメッ
セージを打ち出すことは大事だ。
必要なら国民の考え方を変えることも政治家の役割。人間には案外、論され
る快感というのもある。選挙向けに甘いことばかり言っていると、国民に見
透かされとしまうだろう。

 紙面より--矢島尚
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人間の限界寿命は110~120歳
いったい人間は何歳ぐらいまで生きることができるのでしょうか。これを「
限界寿命」と言いますが、生物学的に決まっています。
たぶん、110歳とか、120歳あたりが限界ではないかとみられています。
おおまかには哺乳類は体重が重くなるほど、限界寿命が長くなります。ネズ
ミは3年ほど、ゾウは60年くらい。人間は例外です。理由ははっきりしません
が。
20世紀。私たちの平均寿命はぐんと伸びました。戦後まもなくは男女とも50
代でした。それが女性は60年に古希を超え、いま85.81歳に。男性も10年ほ
ど遅れて古希を迎え、79.00歳。実に30年も伸びたのです。
様々な要因があるでしょうが、栄養の改善が最も大きいのではないでしょう
か。20世紀は栄養の時代とも言えるでしょう。
では21世紀は---。生涯体育の時代だと考えています。生活習慣の改善です。
同じ60歳でも半世紀前と今では受けるイメージが随分違うでしょう。健康状
態も、例えば収縮期血圧もざっと10㍉水銀柱下がっています。
寿命が延びても、その分を寝たままで過ごすか、元気で過ごすか。一つのか
ぎは若いころからの生涯体育です。

 老いより--柴田博・桜美林大学院教授
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希望社会への提言--正解を急がず、競わせず、考える心を育てよう
この国の望ましい未来図を描いてみよう。そう考えて、昨秋からこの社説
シリーズを続けてきた。新年は、教育から考えてみたい。
社会の豊かさは、何によって決まるのか。その土台となるのは、私たち一人
ひとりが持つ力、知力だろう。日本は大丈夫か、と考えたとき、まず頭をよ
ぎるのが子どもたちの学力危機である。
日本が低迷を続ける国際学習到達度調査は「未来型学力」のテストと呼ばれ
る。いま何を知っているかではなく将来何ができるかを測る。
調査をしている経済協力開発機構の事務総長は、日本にこんな警告を発した
。「知識を再現する学習ばかりつづけていると、労働市場に出た時に必要と
される力が身につかない」
予期せぬ事態がおきた時、多くの情報から何を選び取り、どう生かすのか。
フィンランドの教育の真髄は
第一に、
正解を先回りして教えない。
次に、
他人と競わせないことだ。
社会に出たら、教室で習った公式では解けない問題ばかりである。正解が
わからない問いと向き合う力をつけることこそが、未来を拓く教育の役割
だろう。

 社説より
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ナガイモなどヤマノイモの仲間は、昔から滋養強壮に優れているとされ、「山うなぎ」と呼ばれてきた
アミラーゼや、ジアスターゼなどの消化酵素がダイコンの3倍も含まれており
、でんぷんの消化吸収を助け、胃腸の働きを活発にする。ぬるぬるする粘り
の成分のムチンは、胃の粘膜を保護して、たんぱく質を体内で効率よく活用
する働きがある。
ナガイモのほか、イチョウイモ、ヤマトイモ、ジネンジョなどいくつもの種
類があり、粘り気が強いか、少ないかの違いがある。しかし、成分には大き
な違いは見られない。
でんぷん分解酵素のアミラーゼは、でんぷんの消化吸収を助ける強い力を持
っている。そのため、芋の仲間では、ナガイモだけが生で食べられる。
加熱すると、消化酵素の働きを弱めてしまうので、とろろ汁を作るときは、
だし汁の温度を、40~50度まで冷ましてから混ぜるようにする。皮をむいた
り、おろしたりした後、時間がたつと、酸化して褐色になる。褐変を防ぐた
めには、おろす前に、酢を入れた水に漬けるか、さらすといい。

 料理より
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選挙後をにらみ策動
越年国会は15日の会期末を前に、いよいよ新テロ対策法案の行方がどうなる
かのヤマ場を迎えることになる。参院で野党が否決した後、与党が衆院での
「3分の2再可決」の強行に出るのか、通常国会への「継続審議」とするのか。
自民党の空気では、再可決に傾いているようにみえるが、予断は許さない。
強行した場合、世論の判断によっては福田政権の命運が決まりかねず、福田
康夫首相としてもギリギリまで世論の風向きを読み切る構えでいる。
今のままではいつ解散、総選挙をやっても民主党の後じんを拝することが必
至。
そうした政局をにらみ、最近、蠢動が激しいのが、「総選挙後の政界再編の
起爆剤になる」ともっぱらな「平沼新党」である。平沼新党とは前回総選挙
で郵政民営化に反対して自民党を離党、現在は無所属の平沼赳夫氏が旗揚げ
をもくろんでいる新党だ。平沼氏は「健全な保守の必要性」を強調、「ねじ
れ国会」解消のためには政界再編が不可避の考え方である。ために、「第3
極づくり」が使命だとしている。
ところで、この平沼新党、イマイチ正体がハッキリしない。
いずれにせよ「平沼新党」ができれば、総選挙での台風の目になる可能性が
十分だ。その成否の行方を見守りたい。
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毎日笑って笑顔美人に
大笑いすると、顔全体の表情筋を使い、大きな呼吸をするために横隔膜を上
下させて腹筋も使います。声を出して思い切り呼吸をするので、新しい空気
が体を巡ります。大笑いは運動の一種と言っても過言ではありません。
筋肉は使わないと固くなったり衰えてしまうので、笑うだけで顔の筋肉を鍛
えることができるのです。柔らかい筋肉は美しい表情を作ります。こうして
みると、笑いは人の健康と見た目に、重要な影響を与えることが分かります。
笑い一つで、周りの環境や人の人格、姿までもが良い方向に向かいます。こ
れはもう、笑わずにはいられません。
ただし、笑いのツボは人それぞれ。自分の好きな笑いを選択すれば良いので
「この話では全然笑えない」と悲観的にならなくても良いのです。幸いなこ
とに、世の中にはアメリカンジョークや一発ギャグまでいろいろあります。
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米国大統領選とWTO
今のところ大統領選挙は民主党の優勢が伝えられているが、最終的にどちら
に転ぶか分からない状況だ。
ただ仮に次期大統領の座を民主党候補が取れば国内の雇用を守ろうとする性
格が強まる。その結果、WTO交渉では、不当に安い輸入品に対して関税を
上乗せする反ダンピング措置などを扱うルール交渉を重視することになるだ
ろう。
反ダンピング措置についてルール交渉の議長は米国寄りの合意案を提示し、
各国から批判されている。民主党政権になれば、国内産業保護の姿勢がより
強まり交渉が長引くことも否定できない。
一方、共和党政権が続いても、議会は民主党なので反ダンピング措置につい
てこれまでの主張にこだわるだろう。ただ反ダンピング措置の考え方が民主
党とは違い、妥協もするだろう。

 東洋大・服部信司
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楽しい人間になる、もっと人の話を楽しむためのユーモア3ヶ条
*物知りになる
ずれに気づくことができなければ笑うことはできません。また笑わせる側も
いろいろなことを知っていないと、笑いがワンパターン化してしまいます。
*ずれよりずらし
自分で笑わせるサービス精神を備えましょう。シャレの分かる人として、コ
ミュニケーションを円滑にすることができます。
*心しなやかに
思い込みが激しいと笑えません。人のユーモアを受け入れることができず、
怒りが湧き上がったり損をしたりしてします。柔軟性のある心で、人生を楽
しく過ごしましょう。
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ブッシュの失敗--底深い悲観論
米国は4年に一度の大統領選挙の年を迎えた。11月にはブッシュ大統領に
代わる新しいリーダーが選ばれる。しかし、国内に漂うのは希望や期待感と
いうより、むしろ底深い悲観論だ。
イラク戦争の失敗に加えて、景気後退の不安も拍車をかける。国民の約7割
が米国は誤った方向に進んでいると考え、同じく約7割が経済は悪化してい
ると見ている。
何よりも米国民が悲観を象徴しているのが、子供の時代は自分たちより貧し
くなるとみる人が6割に達していることだ。親よりも自分、自分より子供が
より豊かになると信じて働く。そんな「アメリカンドリーム」の根本が揺ら
いでいる。
今回の選挙で問われているのは、米国の繁栄と国際的名声をいかに取り戻す
かだ。
しかし、悲観論の根底にあるはずのイラク問題は「パンチ力を失い、二の次
の問題になっている」。代わって政策論議の前面に出ているのが、医療保険
、経済などの国内問題だ。
「ブッシュの失敗」を乗り越えて米国はどこに向かおうとしているのか。そ
の行き先はまだ混沌としていて見通せない。

 風より--加藤洋一
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「ずれ」の楽しさ「ユーモア」
ユーモアの生まれをたどっていくと、精神的サバイバルの中で生まれた、楽
しさを求める人間の知恵だという。
単にふざけるわけではなく、ユーモアには知恵が働き、社交性、瞬発的な判
断力など、生きていくために必要なパワーが備わっていることが分かります。
ユーモアの笑いは図式のズレから来ます。もともとセンスのある人もいます
が、ユーモアは鍛えれば身につけられるとのこと。また、ユーモアを理解す
ることも人生を楽しくするのです。
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米大統領選--世界を変える論戦を
振り返ればこの7年間、米社会は深い分裂をあじわってきた。
テロの恐怖を背景に、宗教心があつく米国の正義と力を信奉する人たちが、
ブッシュ氏の支持層の中核だった。一方でネオコン主導の強硬路線に激しく
反発する人も多かった。イラク戦争では、世界にも大きな亀裂をもたらした。
選挙戦では、雇用や医療保険など身近な争点が中心になる。だが、論戦を通
じて、こうした分裂や亀裂を乗り越える新たな流れが生まれることを期待し
たい。
アル・ゴア氏が前々回の選挙でブッシュ氏に破れたのは、一つの州でのわず
かな票差によるものだった。それが、その後の米国、そして世界のありよう
に大きな違いをもたらした。米国の有権者の一票で、文字通り歴史が変わる。
核軍縮から地球環境まで、世界が抱かえる懸案の打開には米国の力が必要だ
。私たちも一票がほしいところだが、ここは米国民の選択を見守りたい。

 社説より
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先に笑って、笑える暮らしを手に入れる
哲学者アランは「幸福論」で「笑うのは幸福だからではない。むしろ、笑う
から幸福なのだと言いたい」と書いています。「病は気から」「笑う門には
福来る」「笑うが勝ち」という言葉もあります。
これらはすべて、先に笑ってしまえば、後から良いことがついてくるという
こと。
笑えば病気が治る。笑えば福が来る。お笑いブームが長く続いているのは、
私たちがもっと笑いを求めているからかもしれません。
今年一年を平和に、幸せに暮らせるよう、一年の始まりは笑うことから始め
てみませんか。
大人になっても、ニコニコ笑っている人をいい人、好意を持てる人と思うよ
うに、笑いには奥深い力が備わっているのです。
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規制緩和と間合い難問--経済政策の振り子は大きく振れ、格差是正に焦点があたった。
福田政権が初めて手がけた税制改正や予算編成は「都市と地方の格差是正」
が合言葉になった。東京から年3千億円を税収の乏しい地方に移転すること
を決定。予算では補正と合わせ農家への助成に1100億円を積んだ。
ただ、振れが大きいほど、反動も出そうだ。
各県から最低一人は選出される参院選は地方の意向が出やすい。しかし、来
年にも予想される衆院選では都市部の票がカギを握る。「本来は都市部の活
性化も訴えないといけない。戦術が、参院選とあべこべになっている」。い
ま、自民党幹部の頭をよぎるのは、「都市の反乱」だ。

 乱気流より--有田哲文
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心の中で描いたイメージの間違いについて
1.青年期は、一般に思われているほど幸福ではない。その一方で、老年期は
一般に思われているほど不幸でないことが多い。
2、青年期が不幸だとすれば、老年期が不幸である理由とよく似た理由による
ことが非常に多い。
3、青年期は、実際よりも幸福であるように見える。なぜなら、大人の苦労を
まだ味わっていないからだ。老年期は、実際よりも不幸に見える。
青年期は幸福であるという意見は、自分自身の求めるものだけしか考慮して
いない大人のもので、青年期には青年期の不安があり、老年期には老年期の
埋め合わせとなるものがあることを忘れている。

 今日という日の使い方---加藤諦三
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二大政党決戦後--妥協の道も探れ
政治家の思考の改革が必要だ。民主政治には妥協と対決の両方があって当然。
妥協を探る方法をどうするかが問題だ。基本的な政策決定や国会運営、与党
と野党のかかわり方など新しく考えないといけない。
次の衆院選では結局、民主党も自民党も自由に政策を決められる安定多数の
議席を持つことはないだろう。政府がつくった法案を国会でそのまま通すと
いう考え方から離れて、国会を政策をつくる場にしないと、全くの機能停止
が続く。
二大政党制のもとで少数意見は出しにくい。現実には選挙制度を変えられな
いが「白か黒」だけでなく、グレーゾーンを選択できる方がよい。
与党と組んだり野党と組んだりする「中間党」があれば、日本の政治を良い
方向に持っていくことができると思う。

 あしたを考えるより---米コロンビア大-ジェラルド・カーティス教授
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老いを遅らせるには--心がけが大切
「アンチエイジング」という言葉が注目を集めている。アンチエイジングと
は、できる限り老いを遅らせて若さを保とうという試みだ。
若さ、アンチエイジングというと、スキンケアやサプリメントなどを思い浮
かべる人は多いが、一番大切なのは「気持ち」だ。やりたいことをやること
。無理をし過ぎないことを心掛けると良い。自分を責めないで、いい加減に
、気ままに生活することがお薦めだという。
また、適度な緊張感、ストレスも刺激につながる。ある程度の年齢を過ぎた
ら仕事をしないで家の中で閉じこもっている人は少なくない。だが、ボラン
ティアでも良いので「誰かの役に立っている」という実感を感じられること
を意識的に行うことが大切だ。
そして「きれいになりたい」と願い、行動を起こすことは、世界を広げ自分
を内面からも輝かせる。
たばこと紫外線はなるべく避けよう。特にたばこは肌に悪く、体の循環に悪
影響を与える。
アンチエイジング5カ条
◆いくつになっても男と女
  「美しさ」に磨きをかけよう
◆肌の若返りは心の若返り
   メークアップは外見、心も若返らせる
◆バランスの良い食事と適度な運動
   アンチエイジングの効果は食事と運動が9割
◆よく笑い、よく話し、よくかむ
   笑いは免疫力を高め、かむことは脳の活性化になる
◆長生きこそ最大の誇り
   いくつになっても積極的に社会貢献を
 
 北里大名誉教授・塩谷信幸
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今年は民主党も正念場だ
新テロ対策法案は現行では強行が五分、継続審議として成立を見送る可能性
が五分といったところだ。
それにしても、一日国会を開けば一億円以上の税金が羽が生えて飛んでいく
。再延長での30億円超の"無駄遣い"。増税に苦しむ国民を思えば政治家は
もっと実感する必要がある。
 さて、苦境に立つ福田政権、ともなって解散-総選挙に逃げ腰となってい
る自民党に対し、一方の小沢民主党も来年の前半政局で正念場を迎えそうだ
。参院選を制し次の総選挙で政権交代と叫ぶが、衆参「ねじれ国会」の中で
自縄自縛、むしろ身動きができなくなってきているのである。

 ズバリ核心より---小林吉弥
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天空に描く平和の円
私にはまだまだやりたいことがたくさんあります。今の私にとっての「人生
百年の計」とは、私が抱いているビジョンを、次の時代、または次の次の世
代、つまり孫やひ孫たちにバトンタッチしていくことです。
保田氏は、戦争の惨めさ、誤った戦争から学んだ教訓を、戦争を知らない次
世代の子どもたちに伝えたいと思っています。今日の大人が作り上げられな
かった平和を、何とか次世代が実現できることを願っています。現在10歳の
子どもが60歳になった頃、世界に平和がもたらされるよう、今のうちに戦争
を知る私たちのビジョンを伝えなければならないのです。
私の父の好きだった英国のビクトリア朝のロバート・ブラウニングの作品に
次のような詩句があります。
 「地上ではかけた弧、
      天上では全き円」
私の今のビジョンは「天空に描く大きな平和の円」です。平和の実現は非常
に時間がかかる壮大な目標です。私の存命中には難しいのです。しかし、そ
の円の中の一つの弧でも実現させるために、私は今後も勇気ある行動を起こ
していきたいと思っています。
私のビジョンを果たすために、まずは100歳のバーを越えたい、というのが
95歳の今の私の希望です。

 95歳・私の証 あるがまま行く---日野原先生
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新年に当たり--競争から協調の社会へ
私たちが感じるのは閉塞感である。それを打破し、新たな道を歩まなければ
ならない。それには、社会や経済への向き合い方を思い切って変えることだ
。行き詰まってはいても、どこかに道はあるはず。それには、政治とどう向
き合い、いかに変えていくかということも重要だ。また、自らの足元もしっ
かり見つめ、多様な内なる力を探り、発展させることも必要だ。知恵を絞り
、新たな実りある社会を築きたい。
小泉政権下で構造改革が一気に進んだ。国際化(グローバリゼーション)の
名の下に米国の市場原理主義が経済政策の理念に据えられた。強いものが生
き残る世界である。
国民が勤勉に働き、普通の生活をしていれば、誰でも幸せを享受できるよう
にするのが政治の役割だったはずなのに、格差が、社会のすみずみまで広が
っている。格差社会はいったんてせきてしまえば、階層間の移動を固定しよ
うと自己運動を始める。
人々は本来、多様な世界に生き、お互いの長所を認め、尊重して生きてきた
。そこに格差という考え方もなかった。なぜなら多様であることは比較でき
ないからだ。市場原理は、こうした多様性を否定し、一つの物差しを押し付
けてきた。すべて市場原理で優劣を決めるというやりかただ。負けたものは
、すごすごと土俵から去るしかない。
だが、よく考えれば、強いものが作ったルールの下での勝負である。グロー
バリゼーションの本質は、強い国の基準(スタンダード)を世界のスタンダ
ードにしようというものだ。

 論説より
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